SMV03-OP72BA-01(M090630) 会計 V03L10 基本 財務会計帳表オプション オペレーションガイド まえがき ◆本マニュアルの目的 GLOVIA smart 会計 BPは、一般の営利企業に共通する会計業務を、総合的な情報システムとして構 築することを目的とした汎用業務パッケージです。 本マニュアルは、財務会計帳表オプションのインストール及び運用するにあたっての基本的なことがらを 記述してあります。このマニュアルをよくお読みになりシステムを御使用ください。 なお、本マニュアルは、次の製品を対象としています。 ■ GLOVIA smart 会計 BP 基本 V03L10 ◆本マニュアルの一覧 本システムは以下のマニュアルを提供しています。 マニュアル名 導入マニュアル)解説書 導入マニュアル)登録票 運用マニュアル 資金管理システムガイド 財務会計帳表オプション) オペレーションガイド (本書) インパクトプリンタ 設定ガイド 電子帳簿保存 設定ガイド 記載内容 本システムをご購入いただいてから実施に業務を行う までの導入作業の手順を説明しています。 本システムを導入いただく上で必要な登録票の説明を しています。導入マニュアル)解説書と一緒にお使いくだ さい。 本システムを使って業務を進める上での手順や注意点 を説明しています。 本システムを使って業務を進める上での手順や注意点 を説明しています。 財務会計帳表オプションの導入手順を説明しています。 本システムで使用する専用帳表をインパクトプリンタに 印刷するために必要な、プリンタとシステムの設定を説明 しています。 電子伝票保存を行う際の設定手順について説明していま す。 使用タイミング 本システム導入時 本システム導入時 本システム運用時 本システム運用時 本システム運用時 該当オプション 導入時 インパクトプリンタ 使用時 電子帳簿システム 導入時 ◆本マニュアルの読者 本マニュアルは、会計システムの導入・運用を担当される方を対象としています。本マニュアルを参照す ることによって、財務会計帳表オプションの導入・運用手順に関する知識を習得することができます。 ◆本マニュアルの構成 本マニュアルは、次の構成になっています。 ◆第1 章 インストール この章では、財務会計帳表オプションの導入手順について説明します。 ◆第2 章 運用 この章では、財務会計帳表オプションの運用手順について説明します。 All Rights Reserved, Copyright © FUJITSU KYUSHU SYSTEMS LIMITED 2009- ◆表記上の約束 本マニュアルでは、説明上、次に示すマニュアル名称、略称および記号を使用しています。 マニュアル名称 ● マニュアル中で、自身を参照する場合は、『本マニュアル』と記述します。 略称 ソフトウェアの略称について ●GLOVIA smart 会計 BP 財務会計帳表オプションを「財務会計帳表オプション」と表記していま す。 ● Microsoft® Excel® を「Excel」と表記しています。 オペレーティングシステムの略称について ● 次に示すオペレーティングシステムを総称して「Windows Server 2003」と記述しています。 ― Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition ― Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition ● 次に示すオペレーティングシステムを総称して「Windows Server 2008」と記述しています。 ― Microsoft(R) Windows Server(R) 2008, Standard Edition ― Microsoft(R) Windows Server(R) 2008, Enterprise Edition ● 次に示すオペレーティングシステムを総称して 「Windows XP」 と記述しています。 ― Microsoft(R) Windows(R) XP Professional operating system ― Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition operating system ● 次に示すオペレーティングシステムを総称して 「Windows Vista」 と記述しています。 ― Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate ― Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise ― Microsoft(R) Windows Vista(R) Business ― Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Premium ― Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Basic ● Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows XP、およびWindows Vistaを総称して、 「Windows」と表記しています。 All Rights Reserved, Copyright © FUJITSU KYUSHU SYSTEMS LIMITED 2009- 記号 本マニュアルでは、次に示す記号を使用しています。 記 号 用 途 特に注意が必要とすること、または、必ず行 わなければならないことを記述します。 本文の理解を深めるために、参考となる ことがらを記述しています。 本文の詳細説明が記述されている、別の章 ・節を示します。 知っておくと便利なことを記述します。 「基本」→「終了」 操作メニューのタイトルを示します。 部門別照会 選択ボタンの名称を示します。 [適用] 操作ボタンの名称を示します。 【実行】 キーボードの名称を示します。 ◆輸出管理規制について 本ドキュメントを輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等 の規制をご確認の上、必要な手続きをおとり下さい。 ◆改版履歴 2009 年 2 月 初版 ◆登録商標 GLOVIAは日本およびその他の国における富士通株式会社の登録商標または商標です。 Business Professionalは、株式会社 富士通南九州システムエンジニアリングの日本国内における登録商 標です。 Microsoft、Windows、Windows NT およびWindows Server またはその他のマイクロソフト製品の名称およ び製品名は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。 Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています。 その他、会社名、製品名、名称等の固有名詞は各社の登録商標または商標です。 本資料に記載されているシステム名、製品名称等には、必ずしも商標表示を付記していません。 お願い ● 本書を無断で他に転載しないようお願いします。 ● 本書は予告なしに変更されることがあります。 All Rights Reserved, Copyright © FUJITSU KYUSHU SYSTEMS LIMITED 2009- 目 第1章 1.1 1.2 1.3 次 インストール 動作条件について ……………………………………………………………………… 財務会計帳表オプションのインストール ……………………………………………… アンインストールについて …………………………………………………………… 第2章 運用 2.1 2.2 運用環境 運用方法 1 1 2 5 7 ………………………………………………………………………………… ………………………………………………………………………………… 7 11 第1章 インストール 1−1 動作条件について 本製品を動作させる上で必要となる条件を以下に説明します。 1. 「GLOVIA smart 会計 BP 基本 」 がインストール済で動作可能な状態になっていること。 2. ソフトウェア条件(サーバ) 項番 1 バージョン 備考 バージョン 備考 容量 備考 特になし 3. ソフトウェア条件(クライアント) 項番 1 Microsoft) Excel2000 4. ディスク所要量(サーバ) 項番 1 パッケージ容量 2 データファイル容量 5MB 20MB 当製品を運用するクライアント分 必要です。 5. ディスク所要量(クライアント) 項番 1 容量 不要 パッケージ容量 1 備考 1−2 財務会計帳表オプションのインストール インストールは「GLOVIA smart 会計 BP 基本/T」がインストールされている サーバに行ってください。 なお、サーバへは管理者ユーザ(Administrator)でログオンして行ってください。 1. 現在起動しているすべてのプログラムを終了させます。 2. CD-ROMドライブに「GLOVIA smart 会計 BP 基本/T」のCD−ROMを セットします。 3. 「スタート」メニューの「ファイル名を指定して実行」を選択し、 「GLOVIA smart 会計 BP 基本/T」CD−ROMの「Zaimu」のフォルダ の「Setup.exe」を指定してセットアップを起動します。 4. 「OK」をクリックします。 セットアップの準備が行われます。 2 5. セットアップするフォルダを選択します。 フォルダを変更する場合は、「ディレクトリ変更」をクリックしてセットアップするフォルダ を選択してください。 −注意− 変更できるのは、ドライブのみです。 C:¥BPro¥JOYZ¥ ↑ 「GLOVIA smart 会計 BP 基本」がインストールされている ドライブに変更 3 6. セットアップのアイコンをクリックします。 セットアップが行われます。 7. 「セットアップ完了」のウィンドが表示されたら、「OK」をクリックします。 セットアップが完了します。 4 1−3 アンインストールについて 財務会計帳表オプションのアンインストールは、以下の手順で行って下さい。 1. 「スタート」メニューから 「設定」→「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」を起動します。 「GLOVIA−BP 財務会計帳表オプション」を選択します。 2. 「追加と削除」をクリックします。 「アプリケーションの削除」の確認ウィンドウが表示されます。 5 3. 「はい」をクリックします。 「GLOVIA−BP 財務会計帳表オプション」の削除が行われます。 4. 「削除されました。」のウィンドが表示されたら、「OK」をクリックします。 6 第2章 運用 2−1 運用環境 1. 財務会計帳表オプション(Excel帳表)の出力制御 帳表出力区分(科目体系に保持)は、下記の標準帳表と同一項目を使用して いますので、新たに登録をする必要はありません。 Excel帳表 合計残高試算表 貸借対照表 損益計算書 販売費及び一般管理費明細表 製造原価報告書 部門別損益計算書 貸借勘定残高表 損益科目発生表 使用する標準帳表 試算表 貸借対照表 損益計算書 販売費及び一般管理費明細表 製造原価報告書 収支実績表(部門別) 未使用 未使用 2. 財務会計帳表オプション(Excel帳表)の改頁行数等の変更方法 各帳表における改頁行数や出力制御を行う勘定科目コードは、ジョブコントロール (ASP)に保持しています。改頁する行数を変更したい場合や、標準提供の科目 体系を変更されている場合は、下記の値を変更してください。 ジョブコントロールは、サーバの「C:¥BPRO¥Joyz¥Scp」配下に存在します。 −注意− 「C:」は、「GLOVIA smart 会計 BP 基本」が インストールされているドライブです。 ・ 合計残高試算表 363行 文書名:Cew0101.scp sRC = Exec(idEXL3010, sClientName, sLinkID, "N", "99999", "070", "Y", sCBREX); ↑ 改頁行数 ・ 貸借対照表 537行 sRC = Exec(idEXL3020, sClientName, sLinkID, "10003", "40004", ↑ ↑ 「資産の部」の科目 「負債の部」の科目 7 537行 "69999", "70005", "79986", sCBREX); ↑ ↑ ↑ 「負債の部計」 「資本の部」 「資本の部計」 の科目 -注意− の科目 の科目 貸借対照表は、1頁帳表として設計されています。 Excelの自動改頁が発生した場合、2頁目以降の 見出しは出力されません。 ・ 損益計算書 711行 sRC = Exec(idEXL3030, sClientName, sLinkID, "060", ↑ "82994", ↑ 改頁行数 アンダーライン科目(売上総利益) 711行 "89996", "98009 ", "99902", ↑ ↑ ↑ アンダーライン科目(経常利益、税引前当期利益、当期未処分利益) 711行 "99999", sCBREX); ↑ アンダーライン科目(未使用) ・ 販売費/一般管理費明細表 867行 sRC = Exec(idEXL3030, sClientName, sLinkID, "060", ↑ "85981", ↑ 改頁行数 アンダーライン科目(販売費管理費計) 867行 "99999", "99999", "99999", ↑ ↑ ↑ アンダーライン科目(未使用) 867行 "99999", sCBREX); ↑ アンダーライン科目(未使用) 8 ・ 製造原価報告書 1023行 sRC = Exec(idEXL3030, sClientName, sLinkID, "060", ↑ "82913", ↑ 改頁行数 アンダーライン科目(当期製品製造原価) 1023行 "99999", "99999", "99999", ↑ ↑ ↑ アンダーライン科目(未使用) 1023行 "99999", sCBREX); ↑ アンダーライン科目(未使用) ・ 部門別損益計算書 1276行 sRC = Exec(idEXL3110, sClientName, sLinkID, "047", sCBREX); ↑ 改頁行数 ・ 貸借勘定残高表 1440行 sRC = Exec(idEXL3210, sClientName, sLinkID, "047", sCBREX); ↑ 改頁行数 ・ 損益科目発生表 1562行 -注意− sRC = Exec(idEXL3220, sClientName, sLinkID, "047", sCBREX); ↑ 改頁行数 改頁行数を初期値より大きくする場合は、Excelシートのページ設定 (拡大/縮小など)の変更が必要になります。 又、使用するプリンタ装置により、正しく改頁されない場合があります ので、Excelシートのページ設定で調整してください。 9 3. 財務会計帳表オプション(Excel帳表)の制限事項 Excel帳表 最大行数/帳表 最大部門数 合計残高試算表 500行 全社のみ 貸借対照表 300行 全社のみ 損益計算書 300行 全社のみ 販売費/一般管理費明細表 300行 全社のみ 製造原価報告書 300行 全社のみ 部門別損益計算書 300行 120部門 貸借勘定残高表 3,000行 無制限 損益科目発生表 3,000行 無制限 その他の制限事項は、「GLOVIA smart 会計 BP 基本」に準拠します。 10 2−2 運用方法 1. メニュー「通常業務」→「月次業務」→「Excel帳表」をクリックします。 2. 作表条件入力画面が表示されます。 11 3. 作表する帳表の「処理選択」を行い、日付範囲を入力して下さい。 「確認」「作表」で作表を開始します。 4. 下記の「個別条件」が設定できます。必要に応じて「変更」をクリックして設定して ください。 Excel帳表 出力条件区分 精算仕訳金額 合計残高試算表 通常/全件 含める/含めない 貸借対照表 通常/全件 含める/含めない 損益計算書 通常/全件 含める/含めない 販売費及び一般管理費明細表 通常/全件 含める/含めない 製造原価報告書 通常/全件 含める/含めない 部門別損益計算書 通常/全件 −−− 貸借勘定残高表 通常/全件 −−− 損益科目発生表 通常/全件 −−− 金額単位区分 構成比の端数 比率分母科目 貸借対照表 円/千円/∼ 上/捨/四捨五入 変更可 損益計算書 円/千円/∼ 上/捨/四捨五入 変更可 販売費及び一般管理費明細表 円/千円/∼ 上/捨/四捨五入 変更可 製造原価報告書 円/千円/∼ 上/捨/四捨五入 変更可 部門別損益計算書 円/千円/∼ 上/捨/四捨五入 −−− 貸借勘定残高表 円/千円/∼ 上/捨/四捨五入 −−− 損益科目発生表 円/千円/∼ 上/捨/四捨五入 −−− Excel帳表 組織図 組織レベル 中間計区分 部門別損益計算書 変更可 変更可 とる/とらない 貸借勘定残高表 変更可 変更可 −−− 損益科目発生表 変更可 変更可 −−− Excel帳表 Excel帳表 出力順 部門別損益計算書 −−− 貸借勘定残高表 科目内訳順/科目部門順/部門科目順 損益科目発生表 科目内訳順/科目部門順/部門科目順 12
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