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デメ研AWARD 2014
2014年度、デメ研関係者の中から、素晴らしい活動をされた方を、橘川の独断で選んで顕彰いたします。
最優秀賞
谷川 洋さん
今年で設立10年目のAEFA(アジア教育友好協会)を運営する谷川さんたちは、
この10年間でアジア各地に、なんと191の学校を建設しました。
箱を作っただけではなく、きめ細かな運営サポートを行い、今年はその学校の卒業生10人を、師範学校に送り見事に
先生として、自分たちの学校に赴任させました。191の学校は、すべて日本各地の小中学校と姉妹校の関係を結び、
子どもたち同士の交流も促進しています。
デメ研は、今後、10年間の計画で、AEFAの活動を出来る限り支援していきます。現在、活動記録と、世の中に対す
るアピールを書籍化するためのクラウドファンディングを実施しています。ラオスから京都動物園に贈られてきた象
さんのお礼に、京都の子どもたちの力によってラオスに学校を作る活動も開始しました。それぞれの地域、それぞれ
の人が出来ることを探りながら、大きな流れにつなげたいと思います。
優秀賞 浅田一憲さん
浅田さんは、アスキーからスタートし、ISDN ターミナルアダプタ「MN128」やISDN
ルータ「MN128-SOHO」の開発を行い、35歳の時に企業したオープンループは数年で
上場しました。その後、経営から退き、北大の医学部でバイオテクノロジーを研究
し、慶応大学で奥出直人さんからメディアデザインを学びます。その時の卒業制作が
「色のめがね」です。
色覚異常などが原因で、色が見えにくい、色を見分けにくい人のための色覚補助ツールとなるアプリで、無料で公開
しました。「色のめがね」は、スマートデバイスのカメラとスクリーンを使用し、科学的な理論に基づいた手法によ
り、見えにくい色の一部をリアルタイムに見えやすい色に変更した上で、オリジナル画像と交互に表示することによっ
て、色を分かりやすくします。全世界の色覚異常で悩む人達の圧倒的な支持を得ています(2014/10/09 ver2.13リリー
ス。iPhone 6, iPhone 6 Plus対応)。
なお、浅田さんは、高校生時代にロッキングオンの読者で、現在、橘川が主宰している「深呼吸歌人」としても、
日々、深呼吸する言葉を綴っています。来年の更なる発展と深化を期待します。
優秀賞 鴨志田由貴さん
今春にスタートした阿佐ヶ谷アニメストリート。阿佐ヶ谷と高円寺を結ぶJR高架下の突
然できた、アニメの商店街。このプロジェクトを中心的に活動してきたのは、鴨志田くん
です。彼とは、アニメストリートの立ち上げまでの1年間ぐらい、いろいろと相談し、何
度もプロジェクト立ち消えの危機があったけど、頑張って実現できたのは彼の力です。
立ち上げ時、とりあえず僕がアニメストリート商店会の会長になって、ご近所の商店会や役所との会合に出ていまし
たが、夏にはバロックカフェの森山くんに会長職をバトンタッチしました。まだ1年経ってないというのが信じられ
ませんが、スタートしたばかり。鴨志田くんには今後も頑張って発展させてほしい。
ちなみに、最初にJR都市開発で鴨志田くんと会った時に、気がついたのですが、彼は、昔、デメ研に来たことがあ
る。10年以上前、彼は、マインドシェアの社員でして、最初の師匠が高橋朗くんで、高橋は僕の弟子だから、鴨志田
くんは孫弟子になるわけです(笑)。鴨志田くんのプレゼンの仕方が高橋にそっくりなので、笑ってしまいました。
優秀賞 桃原祥文さん
本年、長崎県大村市が運営するbjリーグ(プロ・バスケットボールリーグ)の長崎スポー
ツタウンマネジメント株式会社の代表取締役に就任しました。チーム名はアストライズ長
崎。桃原さんとは彼が10数年前に、福岡の麻生グループに所属していた時からの仲間であ
り、子どもスポーツ教室のリーフラスの活動を一緒に支えてきました。
地域型のプロスポーツクラブは、有名クラブでない限り、少ない予算の中で細々と活動を続けています。桃原さんの
開発したモデルは、地域のプロスポーツクラブの選手が、地域の子どもたちのスポーツ教室を開設し、その収益で、
選手の生活経費を確保しようとするものです。更に、地域の子どもたちが生徒になれば、先生である選手が試合に出
れば、家族総出で応援に来るという集客効果も期待出来ます。
桃原さんは、障害者スポーツの安定化を人生のテーマにしています。「アストライズ長崎」のGMも、車椅子バスケ
で、スペイン、ドイツでのプロリーグで実績をあげてきた堀江航くんが就任し、車椅子バスケのリーグも模索してい
ます。健常者の参加を含めた車椅子バスケの模索です。リーフラスとも連携していく予定で、リーフラスは現在、全国
で3万8000人の子どもたちの会員がスポーツを楽しんでいます。「スポーツタウンマネージメント」という、桃原さん
のコンセプトが、来年からは、大きく広がっていくと思います。
優秀賞 和気 優さん
和気さんは、学芸大学の駅前で眼光するどく「農民カフェ」のビラをまいていて、それを
僕が受け取って知り合いました。ロックンロールバンド、ジャックナイフのボーカルだっ
たり、千葉で農業をやりながら、下北沢でカフェをやったり、全国の少年院にギターか
ついでバイクで巡りながら、少年院の子どもたちに魂のメッセージを伝えてきました。少
年院から、和気さんのところに届いた手紙は、10年間で3000通になります。
その和気さんが、いよいよ本格的に、農と魂のネットワーク事業「AOZORA PROJECT」を推進します。これは、ひ
と駅にひとつのフェアトレードマーケットを作ろうという動きです。和気さんは長年、下北沢マルシェを運営してい
て、来年の4月26日(日)には、目黒区碑文谷の円融寺境内で、「オーガニックマーケット AOZORA in 碑文谷」を
実施します。碑文谷はデメ研の地元でもあり、参加します。京都や高島平で実施した「未来フェス」は、AOZORA
PROJECTの動きと合流していきます。和気さんの来年の飛躍に期待します。