GL100-UM-801 GL100 Series GL100-N/GL100-WL クイックスタートガイド 604309001 MANUAL-GL100 本器のご使用に際しましては、本書をよくお読みいただき、正しくご利用いただ けますようお願い申し上げます。 商品の保証 5. 機能・性能上の諸注意 (1)単三アルカリ乾電池をご使用ください。定格外の電池で動作させると、故障 の原因となります。 (2)モジュールやセンサ等の通風口をふさいだ状態で使用すると、正常な測定 ができない場合があります。 (3)本器を下記のような場所ではご使用にならないでください。動作異常や損 傷の原因となることがあります。 ・ 直射日光や暖房器具など、高温または多湿になる場所 使用可能温度範囲−10 ∼ 50℃、使用可能湿度範囲:0 ∼ 80%RH、結 露なきこと 結露が生じた場合 結露とは、本器を寒い場所から急に暖かい場所に持ち込んだ場合などに、本器の表面 や内部に水滴が着く現象です。結露が起きた状態でご使用になると故障の原因となり ます。そのような場合には、電池を外し、結露が解消するまで放置してください。 注意 (1)ご購入いただきました日より 3 ヶ月を保証期間とさせていただきます。 ご購入より 3 ヶ月以内にお客様登録をしていただいた場合は 1 年を保証 期間とし、保証期間内に万一故障が発生した場合は無償で修理させていた だきます。 (ただし、発生した故障が弊社の責務の場合に限ります。 また、 お客 様が弊社に関係なく修理・改造された場合は、責務を負いかねます。) (2)商品の保守作業は、 日本国内に限定させていただきます。国外における保 守作業は、遺憾ながらご遠慮させていただきます。 また、保守作業は引き取 り対応とさせていただきます。 (3)開梱後は、付属品を確認してください。万一、欠品がございましたら、 ご購入 先または弊社営業所にご連絡ください。 (4)本体が汚れたときは、乾いた柔らかい布で汚れをふきとってください。有機 溶剤(シンナー、ベンジンなど) を使用すると、変質変色を起こすことがあり ますので使用しないでください。 (4)本体内のデータは保証いたしかねますので、必ずバックアップをお取りくだ さい。 (5)外部電磁波の影響を受けやすい機器の近くでは、本器を使用しないでくだ さい。 輸出に関するお願い 本器は、現在外国為替および外国貿易管理法による戦略物資等の輸出規制品 には該当しませんが、 日本国外に持ち出す際には、弊社の該非判定書発行等の 必要な手続きをお取りください。 使用上の注意 ご使用前に下記の注意事項を必ずお読みください。 1. CE マーク取得機器の注意事項(Note on the CE Marking) 本器は、以下の基準規格に適合いています。 ・EMC 指令(2004/108/EC) に基づく EN 61326-1 Class A ・LVD 指令(2006/95/EC) に基づく EN 61010-1:2010 3rd ・R&TTE 指令(1999/5/EC) に基づく EN 301 489-17/-1、EN 300 328 本器は、上記のような基準規格に準じていますが、 ご使用になる場合は、本 取扱説明書や注意事項に準じて正しくお使いください。 また、本器を誤った使用方法でお使いになった場合は、装置の故障や安全面 での保証が無効となる場合がありますので、使用上の注意他をご確認の上、 正しくお使いください。 2. 警告 本器は、EMC 指令・クラス A に準じていますが、本器を家庭内環境で使用 する場合には、本器が電磁波の発生原因になったり、電磁波の影響を受け十 分な測定ができない場合があります。 3. 電波法に関するご注意 本器の GL100-WL は、電波法認証済みの無線モジュールが内蔵されてお りますので、必ず次の点を守ってお使いください。 ■ 技術基準適合ラベルは、 はがさないでください。 ラベルのないものの使 用は禁止されています。 ■ 2.4GHz 帯域の電波を使用しています。 次の機器や無線局と同じ周波数帯を使用しています。 この近くで使用し ないでください。 ・ 電子レンジ ・ ペースメーカー等の産業・科学・医療用機器等 ・ 工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の構内無線局(免 許を要する無線局) ・ 特定小電力無線局(免許を要しない無線局) 電波の干渉により、通信速度が遅くなったり、通信できなくなる可能性が あります。 ■ ご使用になる場所によっては、電波の状況が悪くなったり、通信速度が遅 くなったり、通信ができなることがあります。 特に、鉄筋、金属、 コンクリートなどは、電波を通さないため、 ご利用の際は、 ご注意ください。 ■ 本器が使用できるのは、 日本・米国・欧州となります。その他の地域では、 電波法の認証が取得されていません。 下図は各地域表記内容です。 日本国内表示 R 201-135002 カナダ表示 Contains IC ID:9154A-GS1011MIPS 米国表示 Contains FCC ID:YOPGS1011MIPS 欧州表示 CE マーク 4. 安全上の諸注意 (1)4ch 電圧/温度端子(GS-4VT)のアナログ信号入力端子に高電圧の信 号線を接続した場合は、入力端子の信号線の芯線には触れないようにしてく ださい。電圧の大きさによって感電する危険があります。 温湿度センサ (GS-TH) と GL100-N/GL100-WL を同時に使用する場合は、 GL100-N/GL100-WL の使用環境になります。 ・ 潮風のあたる場所や腐食ガスなどの多い場所、および有機溶剤雰囲気の場所 ・ ほこりの多い場所 ・ 振動や衝撃の多い場所 ・ 雷・電気炉など、 サージ電圧や妨害電波などの入りやすい場所 (6)強電界環境条件下で使用すると、測定結果が仕様を満足しない場合があり ます。 (7)信号入力ケーブルは、電気的磁界を発生するような電力ケーブル等からは、 できるだけ離して配置してください。 (8)GS-TH の温湿度センサについて ・ 湿度センサは、水分吸着による誘電率の容量変化を測定します。そのため、 粉塵や排気ガスなどの有機化合物質の蒸気は影響を受ける場合がありま す。 これらが大量に浮遊している環境下でのご使用は測定誤差が大きくな る場合があります。 (9)GS-CO2 の CO2 センサについて ・ 呼気が CO2 濃度に影響を及ぼす場合がありますので、 センサに顔など近 づけて測定しないでください。 また、 センサへの空気の流れが遮断されると正確な測定が出来ませんので、 開口部を塞がないでください。 (10)GS-LXUV の照度/紫外線センサ ・ 目や肌に影響を及ぼすような光や紫外線を測定する場合は、保護メガネ着 用や遮光等を施してください。 ・ センサ部分が汚れたら測定に影響がありますので、柔らかい布で拭いてく ださい。 ・ センサ部分は割れないよう取り扱いには注意してください。 センサ部が破 損や割れた場合は測定に影響がありますのでセンサは交換してください。 ③ 設置カテゴリー(過電圧カテゴリー) ・ 本器は IEC 60664-1 に定義されている設置カテゴリーのⅡとなります。 ・ 設置カテゴリーⅢ、 Ⅳでは絶対に使用しないでください。 ④ 過電圧カテゴリーについて ・ IEC 61010 に定義されている過電圧カテゴリは下記のようになっていま す。 GL100-N/GL100-WL 本体は、過電圧カテゴリーⅠです。 PCおよびACアダプタ接続して使用する場合は、過電圧カテゴリーⅡとなり ます。 ※市販の AC アダプタやPC (Limited Power Source に適合する USB 出力を持っている IEC 60950-1 認定品のもの) と本器を接続してくだ さい。 ※本器は IEC 61010 に定義されている過電圧カテゴリⅢ、 Ⅳでは使用で きません。 ⑤ 高度 ・ 本器が使用できる高度は 2000m までとなります。 ⑥ 電源 ・ アルカリ乾電池(2 本) または USB ケーブル接続電源(5V、200mA 以上) ⑦ 汚染度 ・ 本器が使用できる汚染度は、IEC 60664-1 に定義されている汚染度 2 までとなります。 ⑧ 用途 ・ 本器は、産業機器用途の使用を意図しております。 本書に関する注意 (1)本書の内容の一部、 または全部を複写・転写することを禁止します。 (2)本書の内容および製品の仕様は、将来予告なしに変更することがあります。 (3)本書および製品につきましては万全を期しておりますが、万一ご不明な点 や誤り等にお気づきの点がございましたら、弊社までご連絡ください。 (4)本書および製品を運用した結果の影響につきましては、 (3)の項に関わら ず責任を負いかねますのでご了承ください。 登録商標について MicrosoftおよびWindowsは、米国およびその他の国における 米国Microsoft Corporationの登録商標または商標です。 記載された会社名・ロゴ・製品名などは、該当する各社の商標または登録商標で す。 著作権について 本取扱説明書は、 グラフテック株式会社が全ての著作権を保有しています。 絵表示について 製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害 を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしています。その表示と意味は次 のようになっています。内容をよく理解してから本文をお読みください。 (11)その他 ・ GS-TH の温湿度センサ、GS-CO2 の CO2 センサ、GS-LXUV の照度/ 紫外線センサは、使用状況や使用環境にもよりますがセンサ性能が劣化す る場合がありますので、定期的な交換をおすすめします。 (推奨目安1年) ・ GL100-N/GL100-WL 本体は、 センサまたはセンサモジュールを接続し、 コネクタカバーや電池カバーが閉まっている場合は、IP54 の規格適合し ます。 センサやセンサモジュールが同じ環境にある場合は、IP54 規格になっていないもの(3 軸加速度以外) はこの環境では使用できませ んので注意してください。 また、GL100-N/GL100-WL 本体のコネクタカバーおよび電池カバー とセンサモジュールのパッキンが劣化や損傷がある場合は、IP54 規格に 適合しなくなりますので、定期交換または修理交換依頼等をしてください。 ・ GL100-N/GL100-WL 本体のモジュール接続端子、 および GS-DPA 分岐アダプタの接続コネクタには、 オプション品以外の機器を接続すると 本体やアダプタが破損の要因になりますので、接続しないでください。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が 死亡、 または重傷を負う危険が切迫して生じる場合が想 定される内容を示しています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が 死亡、 または重傷を負う可能性が想定される内容を示し ています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が 傷害を負う可能性が想定される場合、および物的損害の 発生が想定される内容を示しています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が やけど等を負う可能性が想定される内容を示していま す。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が 感電する可能性が想定される内容を示しています。 6. 使用環境について 本器をご使用になる際の使用環境について説明します。 ① 周囲の温度と湿度(下記の範囲内で使用してください。) ・ 温度範囲:−10 ∼ 50℃ ・ 湿度範囲:20 ∼ 80% RH (結露なきこと) ② 環境(本器は屋内・軒下等での使用を想定しています。下記の環境下では使 用しないでください。) ・ 本体は、簡易防水・防塵 IP54 ですが、 センサおよびモジュールが対応して いない場合はこの環境では使用しないでください。 ・「5. 機能・性能上の諸注意」の(3) をお読みください。 絵表示の例 安全上のご注意 万一異常が発生したときは、電池を抜き使用 しないでください。 目的外の使用をしないでください。 ● 測定以外の用途では使用しないでください。 ● 異常状態のまま使用すると、火災や感電の 原因になります。 すぐに、電池を本体から抜 き、修理をご依頼ください。 異物を入れないでください。 ● 内部に金属類や燃えやすいものなどが入 ると、火災や感電の原因となります。 煙が出ている、異常に熱い、変な臭いがする とき等は使用しないでください。 ● 異常状態のまま使用すると、火災や感電の 原因となります。 すぐに、周りに 燃え移らない場所へ移動させ、 安全を確認した後、電池を本体 から抜き、修理をご依頼くださ 禁止 い。 水でぬらさないでください。 ● 火災や感電の原因となります。 雨天、降雪中、海岸、水辺などの 屋外や、窓辺での使用は、特に ご注意ください。 子供の手の届くところに置かないでください。 ● 測定場所などで子供の手の届く所へは設 置しないでください。飲み込んだり、 けがの 原因となります。 破損した場合は使用しないでくだ さい。 ● 火災や感電の原因となります。 禁止 分解や改造をしないでください。 ● 改造すると、 ショートや発熱によ り、火災や感電の原因となりま す。 水ぬれ禁止 分解禁止 本機の内部に水や異物が入ったときは、電源 スイッチを切り電源コードをコンセントから抜 いてください。 ● そのまま使用すると、感電や漏 電による火災の原因となります。 本器で指定されている許容入力電圧を越え る電圧を入力しないでください。 ● 修理は、販売店にご依頼くださ い。 ● そのまま使用すると、感電や火 災の原因となります。 禁止 禁止 安全上のご注意 設置時は、次のような場所には置かないでく ださい。 • 油煙や湯気の直接当たる場所 • 直接日光の当たる場所 • 仕様外温度となるところ ● このような場所に置くと、 ショートや発熱、 ケースの変形などを起こして、火災や感電、 故障の原因となることがあります。 機械振動の激しい場所や、電気的 な雑音の多い場所でのご使用は 避けてください。 ● 本器の性能を害することがあり ます。 禁止 コネクタや隙間に指や異物を入れないでくだ さい。 ● けがや故障の原因となります。 シンナーやベンジン等の揮発油で、本器を清 掃しないでください。 指定の電池を使用してください。 ● 正しい電池を使用しない場合、火災や感電 の原因となります。 経年劣化に注意してくだい。 ● 電池端子は振動や経年劣化により接触不 良になる場合があります。 ● 乾電池および機器外装が高温になること があります。 静電気に注意してください。 ● 静電気による破壊を起こす可能性があり ます。防止するため、本機に触 れる前、金属等に触れ静電気を 逃がしてください。 高温注意 本体の上に重いものを置いたり、上にのらな いでください。 ● バランスがくずれて倒れたり、 けがや故障 の原因となることがあります。 ● 本器の性能を害することがあり ます。汚れた場合には、乾いた 柔らかい布でふき取ってくださ い。 厳守 ぬれた手で触らないでください。 ● 感電、故障の原因となることが あります。 禁止 注意 長期間使用しない場合は、電池を抜いてくだ さい。 ● 電池の液漏れにより、故障の原 因となる場合があります。 厳守 ぬれ手禁止 GL100-WL を使用する場合、以下に注意し てください。 GL100-WL を使用する場合、医療施設の屋 内では次のことを守ってださい。 ● 植込み型ペースメーカおよび植込み型除 細動器を装着されている場合は、電波によ り植込み型ペースメーカおよび 植込み型除細動器の動作に影 響を与える場合があります。 ● 病棟内では本製品の電源を切ってくださ い。 厳守 ● 医療機関が個々に使用禁止場 所や持ち込み禁止場所を定め ている場合は、指示に従ってく ださい。 厳守 GL100-WL を使用する場合、以下に注意し てください。 GL100-WL を使用する場合、以下に注意し てください。 ● 航空機内や病院内など無線機器の使用が 制限されている場所では、本製品の電源を 切ってください。 電子機器や医療機器に影響を 与え、事故の原因となります。 ● 自動車やエレベータ等の自動制御電子機 器に影響が出る場合は、 すぐに本製品の電 源を切ってください。 禁止 本取扱説明書で指定していない方法で機器 を使用しないでください。機器が 備えている保護が損なわれる恐れ があります。 禁止 禁止 モジュール接続端子は、別売のセンサやモジ ュール専用です。 これ以外の機器 は接続しないでください。本器が 破損する要因になります。 禁止 記号は、注意(警告を含む) をうながす内容があることを示します。 具体的な注意喚起内容を の中や近くに絵や文章で示します。 記号は、禁止(してはいけないこと)の行為であることを示します。 具体的な禁止内容を の中や近くに絵や文章で示します。 記号は、強制(必ずすること)の行為であることを示します。 具体的な強制内容を の中や近くに絵や文章で示します。 本製品は、人命に関わる設備や機器、 および高い信頼性や安全性を必要とする設備や機器 (医療関係、航空宇宙関係、輸送関係、原子力関係等) への組み込み等は考慮されておりませ ん。 これらの設備や機器で本製品を使用したことにより人身事故や財産損害が発生しても、当社 は一切の責任を負いません。 〒244-8503 横浜市戸塚区品濃町503-10 2014年 8月 1日 発行 GL100 Series GL100-N/GL100-WL 2 測定前の準備 3 操作手順 本器の電源には、 アルカリ乾電池、 ACアダプタ (USB ケーブル接続)、 PC(USB ケーブル接続) があります。 ※電源を供給し、 [MENU] キーを長押しすると、操作可能になります。 本説明書は、測定前の準備と注意について記載したものです。 各モジュールの接続と操作方法は、それぞれの説明書をご参照ください。 安全にお使いいただくために操作方法など必ずお読みください。 本体の注意事項や取り扱い方法など詳細については、CD-ROM(GL100本体 同梱) に収録されている取扱説明書もお読みください。 ※最新のファームウェア、 ソフトウェアは下記のホームページでダウンロードできます。 ■ 外観の確認 開梱後、 ご使用になる前に外観に問題(キズや汚れ)がないか確認してください。 ■ 付属品の確認 ● クイックスタートガイド(本書):1部 ● ご使用にあたって:1部 ● CD-ROM:1枚 ● 保証書:1部 ● USBケーブル(MicroB-A 約0.5m):1本 万一、不足な点がございましたら、お手数ですが当社のお問い合わせ窓口またはお買い求め の販売店までご連絡ください。 ■ お問い合わせ窓口 ホームページURL http://www.graphtec.co.jp グラフテック株式会社 コールセンター TEL(ナビダイヤル): 0570-016262 E-mail: [email protected] ● 本書の記載事項は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。 604309001 MANUAL-GL100 1 各部の名称 各部の名称と機能について説明します。 9. フック金具 1. モニタ 2. 操作キー 3. モジュール接続端子 コネクタカバー内 GL100-** タイキチュウテ゛ス!! ENTERキーテ゛ カイシシマス QUITキーヲオスト ハ゜ワーOFFシマス BAT LAN (2)裏蓋を外して ください (1)裏蓋のネジを 緩めてください (4)裏蓋を付けてネジ を締めてください 注 意 電池は単三アルカリ乾電池2本をご使用ください。 マンガン電池、およびニッケル水素(充電式)電池は使用できません。 2.電源の接続方法(USB ケーブル接続) (1)AC アダプタの接続方法 ● スマートフォーン充電器は、一般的に過充電保護回路が搭載され ており、本器に接続しても満充電として認識し出力が停止する場 合があるため使用できません。 (2)PC との接続方法 ● USB HUB 経由で接続しないでください。 参考 モジュールの組み合わせによる電源の推奨は下記の通りです。 設定項目 接続センサモジュール 本体組み込み 乾電池 USB ケーブル 接続 ○ ○ △ ○ ○ × ○ × ○ × ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 温湿度測定 GS-TH 3 軸加速度/温度測定 GS-3AT 4ch 電圧/温度測定 GS-4VT 4ch サーミスタ温度測定 GS-4TSR 照度/紫外線測定 GS-LXUV CO2 測定 GS-CO2 AC 電流/電力測定 GS-DPA-AC 温湿度+CO2 測定 GS-DPA+GS-TH+GS-CO2 温湿度+照度/紫外線測定 GS-DPA+GS-TH+GS-LXUV CO2+照度/紫外線測定 GS-DPA+GS-CO2+GS-LXUV ※:表中のGS-DPAは、GS用分岐アダプタを使用した測定です。 ◎: 使用可能 ○:アルカリ乾電池で動作可能 △:アルカリ乾電池で動作しますが、消費電流が大きいため、動作時間は短くなります。 ×: 電源として使用不可 3.モジュールの接続方法 4. microSD スロット 本器は、電源投入後各種センサと接続するとセンサの種類を自動認識します。 画面のメッセージに従ってモジュールを接続してください。 5. USB I/F 端子 本器とモジュールを 直接接続できます。 7. 電池カバー 1. モニタ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 設定内容、測定値等の表示をします。 2. 操作キー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 画面の操作を行うキーです。 ・MENU キー : 測定条件設定、および本器の情報を表示します。 ・ キー :MENU 操作時の選択に使用します。 QUIT MENU ・ENTER キー :MENU 操作時の確定に使用します。 ENTER ・QUIT キー :MENU 設定時の前画面戻り、およびフリーラン ニング画面表示に使用します。 STATUS START STOP POWER ・START/STOP キー:測定開始 / 停止に使用します。 ・STATUS ランプ:本器の測定情報をオレンジ色で表示 します。 ・POWER ランプ:電源供給状態を緑色で表示します。 3. モジュール接続端子 ・ ・ ・ ・ 各種測定モジュールを接続する端子です。 4. microSD スロット・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ microSD カード装着用スロットです。 5. USB I/F 端子・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ USB ケーブルを使用して通信、 および電源供給用 に使用します。 6. アラーム出力端子・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ アラーム信号を出力する端子です。 7. 電池カバー ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 単三アルカリ乾電池2本収納用の電池カバーです。 8. 取り付けネジ穴 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ M4×L5 のネジ穴です。 9. フック金具 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 本器を吊り下げて固定する金具です。 10. コネクタカバー ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 各コネクタのカバーです。 3. 現在時刻 REC ALM. 1:28 +0.01V L:OFF +0.10V L:OFF +0.50V L:OFF +1.00V L:OFF 9. ロジック等設定状態表示 3. 設定内容表示 操作キーの △▽ キーを 押すと、カーソルが移動します。 カーソルの場所にある項目が変更 できます。 2. 設定モードページ(項) 表示 (例 1/10:全 10 ページの 1 ページ目) ページは、[MENU]キー を押すか、 キーでも 切り替わります。 4. 設定項目 (例 オント゛▽)の ▽ 表示部は [ENTER]キーを押すと設定画面を 表示します。 参考2 下記は4ch電圧/温度端子モジュールの設定項目例 項 設定モード AMP LOGIC DATA TRIGGER ALARM I/F MAIL OTHER-1 OTHER-2 INFORMATION 設定項目例 ニュウリョク (4ch) ニュウリョクモード (4ch) サンプリング トリガ セッテイ アラーム WLAN(GL100-WL のみ有効) ツウチ セッテイ(GL100-WL のみ有効) ヒヅケ/ジコク オンド タンイ ホンタイ・センサ 1・センサ 2 <操作例> 4ch電圧/温度端子の温度設定手順例を説明します。 1. [MENU] キー押して、設定モード表示画面にします。 2. ▽ キーを押して、設定したい CH のニュウリョクに移動します。 3. [ENTER] キーを押します。△▽ キーでオンドに移動して [ENTER] キー で選択します。 4.次に キーでレンジ側に移動して [ENTER] キーを押します。△▽ キ ーで TC-K に移動し [ENTER] キーで選択します。 5. [QUIT] キーを押すと、設定画面からフリーランニング画面に戻ります。 (4)停止する場合は、再度[START/STOP]キーを押すと停止します。 注 意 停止操作後はデータを microSD カードに書き込みします。 本体の STATUS ランプが消えるまでカードを取り出さないでください。 データが正常に書き込み終了できない場合があります。 5 無線LAN接続(GL100-WLのみ) 1.無線 LAN 接続(GL100-WL のみ) 無線 LAN 接続で使用する場合は、受信する PCや携帯電話接続等の設定が必要です。 (詳細は本体付属 CD-ROM 内の取扱説明書 (PDF) を参照してください。) (2)分岐アダプタを使用してモジュールを接続する方法 別売のGS用分岐アダプタ (GS-DPA) を使用すると、2 種類のモジュール を使用することができます。 GS 用分岐アダプタ 温湿度センサ CO2 センサ ※組み合わせで使用できるモジュールは 以下になります。 ・温湿度センサ+CO2 センサ ・温湿度センサ+照度/紫外線センサ ・CO2 センサ+照度/紫外線センサ (3)延長ケーブルを使用して接続する方法 別売の GS 用延長ケーブル (GS-EXC) を本器とセンサ間、および分岐アダ プタに接続使用すると、 モジュールを 1.5m 程長くして使用することができ ます。 注 意 ● 分岐アダプタを使用する場合、分岐アダプタにモジュールを取 り付けてから本体に接続してください。 ● 分岐アダプタを本体に接続後にモジュールを取り付けると、 モ ジュールの認識ができません。認識しない場合は、接続し直し てください。 2.初期設定(OTHER-1 設定画面) [OTHER-1] 8/10 ヒツ゛ケ/シ゛コク: ▽ スクリーン セーハ゛:Off▽ LCDノアカルサ: Off▽ Language: Japanese▽ セッテイ ショキカ: ▽ 1.ヒヅケ/ジコク設定 ・ヒヅケ/ジコクを選択([ENTER] キー) します。 ・ホウシキ:表示方式の変更ができます。 ・ヒヅケ/ジコク:ヒヅケの変更が △▽ キーでできます。 2.スクリーンセーバ設定 設定した時間になると、 自動的に画面表示が消えます。 再表示は、 キー操作すると画面表示します。 3.LCD ノアカルサ設定 LCD の明るさを4段階から設定ができます。 4.Language 設定(出荷時は英語表示です。) 画面の表示内容を Japanese か English のいずれかの切り替えができます。 5.セッテイショキカ設定 各種設定条件を工場出荷条件にします。 言語、I/F 等の一部機能以外の内容が初期化されますので、注意して操作して ください。 [I/F] */* ムセンLANモート゛:アクセスホ゜イント▽ DHCP:Off▽ TCP/IP: ▽ SSID:GL100_a1beee▽ セキュリティ:WPA2▽ Key:************▽ (1) I/F設定画面にします。 (2)WLAN MODE で無線の条件を設定します。 アクセスポイント (親機)・ステーション (子機) (3)その他各種設定を行います。 DHCP・TCP/IP・SS ID・セキュリティ・Key 注 意 通信距離は、障害物や周辺の構造物の状況により変わります。 また、 リアルタイム転送速度は、500ms が最速です。測定条件は確 認して使用してください。 6 仕様 GL100-N/GL100-WL 仕様 項 目 記憶装置 バックアップ機能 表示器 表示内容 無線 LAN (GL100-WL モデルのみ) 機能 内 容 ご使用になるモジュールの種類によって変わります。 入力 ch 数 入力端子形状 入力方式 外部入出力 PC I/F その他の項目も同じ操作方法で設定します。 各モジュールの取扱説明書を参照してください。 照度/紫外線センサ 装着するとデータ空き容量を計算するため、STATUSランプが点滅します。消灯す るまでお待ちください。 7. サンプリング間隔 6. SD カードにアクセス時のみ表示 [AMP] 1/10 CH ニュウリョク レンシ゛ ALL: オント゛▽ TC-K▽ 1: オント゛▽ TC-K▽ 2: オント゛▽ TC-K▽ 3: オント゛▽ TC-K▽ 4: オント゛▽ TC-K▽ microSD カードを取り出す場合は、 カードを軽く押し込んでから カードを取り外します。 (3)設定が完了し、 [START/STOP] キーを押すと測定を開始します。 2. アラーム表示 注 意 設定項目は、接続するモジュールにより内容が異なります。 10. コネクタカバー 8. 取り付けネジ穴 モジュールの交換を行わ ないでください。 (4) [MENU] キーを押すと設定メニューモードになります。 1/10 2/10 3/10 4/10 5/10 6/10 7/10 8/10 9/10 10/10 microSD カードをロックする までゆっくりと押し込んで ください。 ※カードの向きに注意 microSD スロット △ ▽ (1)直接モジュールを接続する方法 6. アラーム出力端子 注 意 このメッセージ表示中は、 BAT LAN SD S:30.0s 1. 設定モード 表示 (2)データ収録は以下の設定を行ってください。 ・DATA 設定画面でサンプリングを設定します。 ・TRIGGER 設定画面でデータ収録条件を設定します。 ・microSD カードにデータを収録する場合、microSD スロットに microSD カードを装着してください。 microSD 4. 電池交換表示 5. 無線 LAN 接続が使用可能なときに表示 付属の USB ケーブルを使用して、USB I/F 端子と PC を接続してください。 注 意 ● USB ケーブル接続は、5V(200mA 以上)でご使用ください。 GL100-XXX Initializing!! (3)処理後、 フリーランニング画面が表示されます。 8. 測定値表示 注 意 ● AC アダプタは、5V(1A 以上)の仕様をご使用ください。 ●このメッセージ表示中はモジュールの 交換可能 ●このメッセージ表示中に[QUIT]キーを 押すと、パワー OFF モードになります。 [MENU]キーを長押しすると、操作可能 になります。 1. データ収録 状態表示 STOP :収録停止中 ARMED :収録開始待ち REC :収録中 USB I/F 端子 に接続 市販の AC アダプタと 本器を USB ケーブル で接続してください。 1.測定開始・停止 (1)各種モジュールに合わせた測定条件を設定してください。 (1)モジュール接続後、 [ENTER]キー (2)本器がモジュール条件を読込み を押してください。 中の表示をします。 (3)単三アルカリ乾電池 2 本 をセットしてください ※電池の向きに注意 このたびは、 グラフテック製品をお買上げいただき誠にありがとうございます。 本商品は、GL100-N/GL100-WLに別売の各種測定センサ・端子・アダプタ (以下モジュールと表記) を接続することで用途に応じた測定ができます。 1.測定条件設定 モジュール接続後、各種測定条件設定が行えます。 1.電池の取り付け方法 クイックスタートガイド 4 測定手順 △ ▽ GL100-UM-801 USB I/F 無線 LAN アラーム出力形式 記憶内容 本体簡易防水 耐震性 定格電力 電源 使用環境 外形寸法 [W×D×H] (約) 重量(約) アラーム出力 1ch USB(Micro-B コネクタ) 無線 LAN(GL100-WL モデルのみ) ※ON/OFF 設定可能(工場出荷時は ON となります。 ) 本体メモリ:約 4.9M Byte 外部メモリ:microSD カード (市販品をご使用ください) ※1 ファイルは約 1.9GB まで ※スリープモードをサポートした microSD カードを推奨 TS4GUSDHC4(Transcend)等 設定条件:EEPROM 時計:バックアップコンデンサ 電池交換時バックアップ時間:約 10 時間(温度 23℃) バックライト付きグラフィックモノクロディスプレイ (128×64ドット) 測定値、設定等 ※収録データは本体では再生できません。 付属のアプリケーションソフトを使用してください。 規格:IEEE 802.11b 通信距離:約 40m ※障害物や周辺の環境状況により異なります。 リアルタイム転送速度:500ms 最速 リアルタイム表示、測定データ読み出し、本体設定(PC アプリケー ション使用) リアルタイム表示、測定データ読み出し、本体設定(Android、iOS 対応端末アプリケーション使用)、 メール受信機能 ※GL100-WL モデルのみ フォトカプラによる絶縁スイッチング形式 定格:30V、50mA(許容損失 150mW) 収録データ IP54 ※1 自動車部品第一種 A 種 相当 GL100-N:最大 3.0VA、GL100-WL:最大 3.5VA ※ご使用になるモジュールの種類によって異なります。 単 3 アルカリ乾電池 2 本、USB バスパワー(5V 200mA 以上) ※Micro B-A の USB ケーブル付属 乾電池および USB AC アダプタ(5V 1A 以上)は付属しておりません。 −10 ∼ 50℃、80% RH 以下(結露しないこと) 66mm×100mm×27mm(突起物を含まず) GL100-N:125g、GL100-WL:130g ※1:IP54は、本体とモジュールが接続されて、 コネクタカバー、電池カバーが閉まっている場合 のみ有効です。また、パッキンは定期的に交換することをお勧めします。 〒244-8503 横浜市戸塚区品濃町503-10 2014年 8月 1日 発行
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