LifeKeeper for Linux in Sphere VM 構成ガイドライン Nov 2014 SteelEye and LifeKeeper are registered trademarks. VMware is a registered trademark of VMware, Inc. Other brand and product names used herein are for identification purposes only and may be trademarks of their respective companies. This document is for informational purposes and is believed to be correct at the time of publication. However, SIOS Technology Corp. (previously known as Steeleye Technology, Inc.) does not guarantee the accuracy of the information and reserves the right to change the document at any time. SIOS Technology Corp. makes no warranties, expressed or implied, in this document. Copyright © 2013 SIOS Technology Corp. San Mateo, CA U.S.A. All Rights Reserved SIOS Technology Corp. 1 VMware は、完全にソフトウェアとして実装された仮想マシンテクノロジであり、最小限のハードウェア 要件を満たす、ほぼ全ての Intel または AMD プロセッサを搭載したシステムにインストールして使用す ることができます。SIOS Protection Suite for Linux は、VMware vSphere バージョン 4、4.1、5、5.1、 5.5 を サ ポ ー ト し て い ま す 。 VMware 製 品 の 詳 細 に つ き ま し て は 、 VMware の ウ ェ ブ サ イ ト http://www.vmware.com/products をご覧ください。 SIOS Protection Suite for Linux は、vSphere 仮想マシン上で稼働する場合においても、共有ストレージ (SAN)、NAS、データレプリケーションを含む、通常の SIOS Protection Suite クラスタストレージで 使用可能な全てのオプションをサポートしています。上記の全てのストレージオプションは、V2V、 V2P、P2V のフェイルオーバー構成で使用することができます。 vSphere 仮想マシン環境上の NAS 構成とデータレプリケーション構成は、物理マシン環境と全く同じで あり、SIOS Protection Suite for Linux は、VMware vMotion、VMware HA 、VMware DRS 上の、NAS 構成とデータレプリケーション構成をサポートしています。単一障害点を防ぐため、上記の機能を用い た構成においては、複数の SIOS Protection Suite ノードを同一の VMware vSphere サーバーに設定しな いよう注意してください。 しかしながら、SIOS Protection Suite クラスタ環境内の共有ストレージ(SAN)構成については、 vSphere が仮想マシンに対しストレージコントーラーとデバイスを管理・表示する方法により、特に注 意が必要です。 SIOS Protection Suite for Linux が、 ゲスト VM の共有ストレージデバイスに対するアクセスレベルと 制御レベルを有するように、SIOS Protection Suite の制御下に置かれる全ての SAN ストレージを、 VMware で Raw デバイスマッピングと呼ばれている技術を用いて構成してください。マルチパス (注: Linux ゲスト VM のマルチパス構成はサポートしていません)を用いた vSphere サーバーの構 成につきましても同様です。また、共有デバイスを含む V2V 構成においては、SIOS Protection Suite クラスタ内の各 VM を、別々の vSphere Server に配置してください。SAN ストレージ環境内の Raw デバイスマッピングを用いる場合、SIOS Protection Suite の要件により、スナップショット機能や、 VM マイグレーションを実施する VMware Vmotion を使用することはできません。このような構成では、 VMware Vmotion は、Raw デバイスマッピングを使用した VM マイグレーションはサポートしていま せん。また、VMware DRS の機能は VMware VMotion に依存しているため、VMware DRS につきまし てもサポートしていません。SAN ストレージ設定における VMware HA は、Raw デバイスマッピング でサポートしています。 VMware がサポートしているクラスタ環境内の共有ストレージにアクセスする唯一の方法であるため、 vSphere 4.x および 5.x では、必ず Raw デバイスマッピングを使用してください。 物理マシンの場合と同様に、共有ストレージデバイスに直接アクセスする仮想マシンで SIOS Protection Suite を使用する場合、以下の手順に従ってください。これにより、SIOS Protection Suite は、クラスタ 環境において、必要となるデバイスの識別処理および管理処理を行なうことができます。 共有ディスクまたは LUN の Raw デバイスマッピングを構成するため、以下の手順に従ってください。 1. 仮想マシンを停止します。 2. 仮想インフラストラクチャの VMware vSphere client で、仮想マシンを右クリックし、メニュー から [Edit Settings…] を選択します。 SIOS Technology Corp. 2 3. [Hardware] タブで、[Add…] ボタンをクリックします。 4. [Hard Disk] を選択し、[Next >] ボタンをクリックします。 5. [Raw Device Mappings] を選択し、[Next >] ボタンをクリックします。 6. [Adapter:Target:LUN] リストから適切な共有ストレージデバイスを選択し、[Next >] ボタンを クリックします。 7. データを保存するロケーションにつきましては、[Store with Virtual Machine] を推奨いたしま す。しかしながら、[Specify datastore] を選択する場合は、適切なデータストアロケーショ ンを選択してください。[Next >] ボタンをクリックします。 8. [Physical compatibility mode] を選択し、[Next >] ボタンをクリックします。 9. Node リストから SCSI 仮想デバイスノードリストを選択し、[Next >] ボタンをクリックします。 注:VM のルートディスクとは異なるバスにあるデバイスノードを選択してください。 10. [Finish] をクリックします。 11. [OK] をクリックします。 12. メニューから、再度[ Edit Settings...] を選択します。 13. 手順 9 で選択した仮想デバイスノード [SCSI Controller] を選択し、構成に応じて、Virtual また は Physical SCSI バス共有ポリシーを設定します(仮想的とは、バスが仮想マシン間で共有され ている場合であり、物理的とは、バスが V2P で共有されている場合を意味します)。 14. [OK] をクリックします。 VM への OS のインストールを開始するために 1 時間以上要した、RDM を含む VM のケースが報告されて います。このケースの詳細につきましては、以下のウェブサイトをご覧ください。 http://kb.vmware.com/kb/2075680 SIOS Technology Corp. 3
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