PDF:765KB - DIAMアセットマネジメント

月次運用レポート
2015年12月30日基準
販売用資料
DIAM新興資源国債券ファンド
愛称:ラッキークローバー
追加型投信/海外/債券
運用実績
運用実績の推移
基準価額(円)
19,000
基準価額・純資産総額
純資産総額(百万円)
35,000
純資産総額
基準価額[分配金再投資]
基準価額
16,000
純資産総額
基 準 価 額
解 約 価 額
28,000
13,000
21,000
10,000
14,000
7,000
7,000
実質組入比率
現物組入比率
先物組入比率
現金等比率
組入銘柄数
設定来高値
設定来安値
11,158 円
7,085 円
2010/4/6
2015/12/14
※ 設定来高値・設定来安値は、同一の基準価額が複数ある場合、
直近の日付を表示しています。
ポートフォリオの状況
91.0
91.0
0.0
9.0
15
%
%
%
%
直接利回り
最終利回り
平均残存期間(年)
修正デュレーション(年)
平均格付
6.90%
6.96%
3.86
2.92
AA
※比率は純資産総額に対する割合です。
騰落率(税引前分配金再投資)
1ヵ月
-2.09%
前月末
21,218 百万円
7,330 円
※基準価額および解約価額は1万口当たり
4,000
0
2009/12/10
2011/5/23
2012/10/18
2014/3/28
2015/8/31
(設定日:2009年12月11日)
基準価額[分配金再投資]は、税引前の分配金を再投資したものとして計算していますので、実
際の基準価額とは異なります。
基準価額[分配金再投資]=前日基準価額[分配金再投資]×(当日基準価額÷前日基準価額)
(※決算日の当日基準価額は税引前分配金込み)
基準価額は設定日前日を10,000として計算しています。
基準価額は信託報酬控除後です。なお、信託報酬率は「お客様にご負担いただく費用につい
て」をご覧ください。
上記は過去の実績であり、将来の運用成果等をお約束するものではありません。
ポートフォリオ構成
当月末
19,741 百万円
7,127 円
7,106 円
3ヵ月
2.11%
6ヵ月
-6.07%
1年
-9.38%
2年
3年
2.19%
6.31%
※1 左記(平均格付を除く)は、組入債券の各
データを純資産総額に対する割合で加重平均
しています。
※2 平均格付については、原則として各債券
の個別銘柄格付を組入債券評価額に対する
割合で加重平均したものであり、当ファンドの
信用格付ではありません。なお、格付は格付
機関(S&PおよびMoody's)による上位のものを
採用しています。また、+・-等の符号は省略
し、S&Pの表示方法にあわせて表記していま
す。
5年
14.34%
設定来
24.83%
※1 騰落率は、税引前の分配金を再投資したものとして算出していますので、実際の投資家利回りとは異なります。
※2 上記は過去の実績であり、将来の運用成果等をお約束するものではありません。
※3 各期間は、基準日から過去に遡っています。また設定来の騰落率については、設定当初の投資元本を基に計算しています。
分配金実績(税引前)
第37期
第38期
第39期
第40期
第41期
第42期
第43期
第44期
第45期
第46期
第47期
第48期
(2013.01.21)
(2013.02.19)
(2013.03.19)
(2013.04.19)
(2013.05.20)
(2013.06.19)
(2013.07.19)
(2013.08.19)
(2013.09.19)
(2013.10.21)
(2013.11.19)
(2013.12.19)
※直近3年分
50
50
50
50
70
70
70
70
70
70
70
70
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
第49期
第50期
第51期
第52期
第53期
第54期
第55期
第56期
第57期
第58期
第59期
第60期
(2014.01.20)
(2014.02.19)
(2014.03.19)
(2014.04.21)
(2014.05.19)
(2014.06.19)
(2014.07.22)
(2014.08.19)
(2014.09.19)
(2014.10.20)
(2014.11.19)
(2014.12.19)
80
80
80
80
80
80
80
80
80
80
80
160
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
第61期 (2015.01.19)
第62期 (2015.02.19)
第63期 (2015.03.19)
第64期 (2015.04.20)
第65期 (2015.05.19)
第66期 (2015.06.19)
第67期 (2015.07.21)
第68期 (2015.08.19)
第69期 (2015.09.24)
第70期 (2015.10.19)
第71期 (2015.11.19)
第72期 (2015.12.21)
設定来累計分配金
※1 分配金は1万口当たり。
※2 上記の分配金は過去の実績であり、将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
※3 分配金額は、分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。
分配金が支払われない場合もあります。
※当資料は9枚ものです。なお、別紙1も併せてご確認ください。
※P.8の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご覧ください。
1/9
設定・運用は
80
80
80
80
80
80
80
80
80
50
50
50
5,030
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
月次運用レポート
2015年12月30日基準
DIAM新興資源国債券ファンド
愛称:ラッキークローバー
追加型投信/海外/債券
通貨別構成比
基本国別投資比率 (2015年7月17日時点)
現金等
9.0%
ブラジル・レア
ル
7.1%
ブラジル
10.0%
インドネシ
ア
10.0%
インド・ルピー
45.4%
インドネシア・
ルピア
9.4%
インド
50.0%
メキシコ
30.0%
メキシコ・ペソ
29.1%
※基本国別投資比率は今後変更されることがあります。
※比率は純資産総額に対する割合です。
種別構成比
格付別構成比
ブラジルレアル国
債
7.1%
現金等
9.0%
BBB
7.5%
現金等
9.0%
インドネシアルピア
政府機関債
9.0%
AAA
54.4%
インドルピー政府
機関債
45.4%
インドネシアルピア
国債
0.4%
A
29.1%
メキシコペソ国債
29.1%
※1 比率は純資産総額に対する割合です。
※2 格付は、原則として個別銘柄格付を採用しています。
※3 格付については、格付機関(S&PおよびMoody's)による上位のもの
を採用しています。また、+・-等の符号は省略し、S&Pの表示方法にあ
わせて表記しています。
※比率は純資産総額に対する割合です。
組入上位10銘柄
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
銘柄
メキシコ国債
国際金融公社債
国際金融公社債
米州開発銀行債
ブラジル国債
世界銀行債
欧州復興開発銀行債
欧州復興開発銀行債
欧州復興開発銀行債
国際金融公社債
種別
国債
政府機関債
政府機関債
政府機関債
国債
政府機関債
政府機関債
政府機関債
政府機関債
政府機関債
クーポン
10.000%
7.800%
7.750%
6.000%
10.000%
6.375%
5.625%
7.250%
7.250%
6.450%
償還日
2024/12/5
2019/6/3
2016/12/3
2017/9/5
2017/1/1
2018/8/7
2017/3/15
2016/2/8
2017/8/22
2018/10/30
国
メキシコ
国際機関
国際機関
国際機関
ブラジル
国際機関
国際機関
国際機関
国際機関
国際機関
通貨
メキシコペソ
インドルピー
インドルピー
インドルピー
ブラジルレアル
インドルピー
インドルピー
インドネシアルピア
インドネシアルピア
インドルピー
格付
A
AAA
AAA
AAA
BBB
AAA
AAA
AAA
AAA
AAA
比率(%)
29.11
14.79
8.56
8.49
7.13
4.57
4.11
3.68
3.43
2.73
※1 比率は純資産総額に対する割合です。
※2 格付は、原則として個別銘柄格付を採用しています。
※3 格付については、格付機関(S&PおよびMoody's)による上位のものを採用しています。また、+・-等の符号は省略し、S&Pの表示方法にあわせて表記してい
ます。
基準価額の要因分析 (単位:円)
インド
ルピー
キャピタル
インカム
為替
小計
メキシコペソ
2
21
-43
-20
-3
16
-121
-109
インドネシア
ルピア
-2
4
-8
-5
ブラジル
レアル
2
5
-13
-7
信 託 報 酬
税 金 そ の 他
分 配 金
合 計
※当資料は9枚ものです。なお、別紙1も併せてご確認ください。
※P.8の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご覧ください。
2/9
合計
-2
45
-185
-141
-10
-2
-50
-203
◎左記の要因分析は、組入債券の値動き等が基準価額に与え
た影響をご理解いただくために「簡便法」により計算しておりま
すので、その正確性、完全性を保証するものではありません。
◎キャピタルとは、売買損益と評価損益の合計です。(組入債
券は日々時価評価していますので、売買を行わなくても債券価
格の値上がり値下がりは評価損益としてキャピタルに含まれま
す。)
◎インカムとは、利子(経過利息を含む)などから得られる収益
です。
設定・運用は
月次運用レポート
2015年12月30日基準
DIAM新興資源国債券ファンド
愛称:ラッキークローバー
追加型投信/海外/債券
各国の為替・金利動向(設定来)
※グラフ上の数値は、それぞれ基準日時点の債券利回り(上)および
政策金利(下)を表しています。
債券利回り
(円)
イ
<インドルピー・円レート>
2015/12/30
ン
ド
8.5
1.70
7.0
1.45
5.5
1.20
2009/12/11
2011/4/5
<メキシコペソ・円レート>
(%)
9.4
コ
6.99
8.2
8.0
7.0
6.0
5.8
4.0
イ
4.6
2009/12/11
(円)
2011/4/5
<インドネシアルピア・円レート>
(%)
2015/12/30
0.0102
9.5
0.0094
8.0
0.0086
6.5
ド
ネ
シ
ア
ブ
0.0078
2009/12/11
(円)
57.0
2011/4/5
(%)
<ブラジルレアル・円レート>
ル
8.93
7.50
15.0
41.0
12.0
33.0
9.0
16.02
14.25
6.0
2009/12/11 2011/4/5
2012/7/28 2013/11/20 2015/3/15
2012/7/28 2013/11/20 2015/3/15
<債券利回り・政策金利>
31.18
49.0
2012/7/28 2013/11/20 2015/3/15
<債券利回り・政策金利>
18.0
ラ
25.0
2009/12/11 2011/4/5
3.25
5.0
2009/12/11 2011/4/5
2012/7/28 2013/11/20 2015/3/15
2015/12/30
ジ
6.26
11.0
0.0088
2012/7/28 2013/11/20 2015/3/15
<債券利回り・政策金利>
2.0
2009/12/11 2011/4/5
2012/7/28 2013/11/20 2015/3/15
0.0110
ン
6.75
10.0
キ
シ
7.97
4.0
2009/12/11 2011/4/5
2012/7/28 2013/11/20 2015/3/15
2015/12/30
<債券利回り・政策金利>
1.82
1.95
(円)
メ
(%)
10.0
2.20
政策金利
2012/7/28 2013/11/20 2015/3/15
※1 債券利回りおよび政策金利はBloombergのデータを基に作成しています。
※2 各国の債券利回りはJPモルガンGBI-EMブロード・ディバーシファイドの構成国別の最終利回りです。
※3 為替レートはTTM(東京の対顧客電信売買相場の仲値)です。
※JPモルガンGBI-EMブロード・ディバーシファイドに関する著作権等の知的財産その他一切の権利はJ.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシーに帰属しま
す。
※当資料は9枚ものです。なお、別紙1も併せてご確認ください。
※P.8の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご覧ください。
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設定・運用は
月次運用レポート
2015年12月30日基準
DIAM新興資源国債券ファンド
愛称:ラッキークローバー
追加型投信/海外/債券
マーケットの動向とファンドの運用状況
〈ファンドの運用状況〉
市場で懸念されていた米国での利上げ開始後の新興国通貨の暴落
は見られず、比較的落ち着いた動きとなりました。しかし、米国で追加利
上げが見込まれる中、新興国間でも政治・経済の動向に応じて、パ
フォーマンスに大きな差が出ており、各国の経済や政治状況などのファ
ンダメンタルズ分析がより一層重要であると考えています。当ファンドで
は投資国のファンダメンタルズ分析に基づき、基本国別投資比率を(イ
ンド50%、メキシコ30%、インドネシア10%、ブラジル10%)としていま
す。
構造改革の先行きにやや不透明感がありますが、堅調な成長見通し
を維持しているインドのウェイトを相対的に高く維持しています。一方、
財政収支などのファンダメンタルズの悪化や政情不安が見られるブラジ
ルのウェイトを抑えた運用を行っています。
〈マーケット動向〉
FOMC(米連邦公開市場委員会)において利上げが実施されました
が、市場で予想されていた結果であり、金融市場は総じて落ち着いた
動きとなりました。年末を控えて市場の取引量が減少する中、投資家
のリスク許容度は低下しました。
債券市場では、主要国で利回りが上昇する動きとなりました。利上げ
が実施された米国で短中期債を中心に利回りが上昇(価格が下落)
し、ECB(欧州中央銀行)による追加緩和策が市場の予想を下回る内
容だった欧州でも利回りが上昇しました。
為替市場では、新興国通貨や資源国通貨は国によりまちまちの動き
となり、方向感が出ませんでした。利上げ観測を背景に対円で積み上
がっていた、米ドルの買い持ちポジションの解消が意識される展開とな
り、市場全般で概ね円高傾向となったことから、当ファンドでの組入対
象通貨も、対円で下落しました。
組入対象国の状況
〈メキシコ〉
債券市場では、米国の利上げ観測が高まるにつれて、メキシコの債
券利回りも上昇(価格が下落)しました。メキシコ中央銀行による
0.25%の利上げの影響が限定的となる中、月末にかけて発表された
底堅い小売売上高や失業率等の経済指標を受けて、債券利回りは
上昇しました。
為替市場では、メキシコ政府によるエネルギー改革の一環として行
われた陸上成熟油田の民間入札が、良好な結果となったことが好感
されました。しかし、原油価格の更なる下落が重石となったことや、前
述の通り市場全般で概ね円高傾向となったことを受けて、メキシコペ
ソは対円で下落しました。
〈インド〉
債券市場では、月初に開催された金融政策決定会合で、政策金利
は据え置かれましたが、インフレ率や海外の動向次第で追加緩和を
実施する可能性が示されたことから、中長期債を中心に概ね利回り
が低下(価格が上昇)しました。
為替市場では、中央銀行による為替介入が下支え要因となり、対米
ドルでは堅調に推移しましたが、前述の通り市場全般で概ね円高傾
向となったことを受けて、インドルピ―は対円で下落しました。
〈ブラジル〉
債券市場では、大手格付機関による同国の格付の引き下げ、財政
再建に熱心であったレビ財務相の退任や、ルセフ大統領の弾劾を巡
る政情不安などが嫌気され、債券利回りが上昇(価格が下落)しまし
た。
為替市場では、前述の格付の引き下げ、11月分の基礎的財政収支
の赤字幅の拡大や、ブラジル政府による最低賃金の引き上げを受け
た財政見通しの悪化などを受けて、ブラジルレアルは対米ドル、対円
で下落しました。
〈インドネシア〉
債券市場では、政策金利が予想通り据え置かれる中、貿易収支の
悪化などが嫌気され、債券利回りは上昇(価格は下落)しました。
為替市場では、米国の利上げ実施後の落ち着いた値動きを背景と
した安心感から、インドネシアルピアが買い進まれる局面もありました
が、前述の通り市場全般で概ね円高傾向となったことを受けて、インド
ネシアルピアは対円で下落しました。
※上記のマーケット動向とファンドの運用状況は、過去の実績であり将来の運用成果等をお約束するものではありません。
※当資料は9枚ものです。なお、別紙1も併せてご確認ください。
※P.8の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご覧ください。
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設定・運用は
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2015年12月30日基準
DIAM新興資源国債券ファンド
愛称:ラッキークローバー
追加型投信/海外/債券
今後のマーケット見通しとファンドの運用方針
〈ファンドの運用方針〉
運用方針としては、基本国別投資比率(インド50%、メキシコ30%、イ
ンドネシア10%、ブラジル10%)を基本に投資をします。インドではモ
ディ政権の支持にやや陰りは見えますが、構造改革の進展により、内
需を中心に相対的に堅調な成長が期待できると考えています。海外
投資家への市場開放を進める中、中長期的に海外からの投資資金の
流入も期待できることから、当ファンドではインドの比率を高めに維持
しています。一方、景気後退や政局混乱から構造改革には時間を要
すると見られるブラジルの比率を低めとしています。
今後とも組入対象国を中心とした新興国の経済情勢や投資環境の
変化に留意しつつ、相対的にファンダメンタルズの良好な国を中心に
機動的に運用する方針です。
〈今後のマーケット見通し〉
中国の景気減速懸念が引き続き燻っていることに加えて、米国の利
上げペースを巡る思惑を背景として、金融市場全般に値動きが不安定
化する局面が想定されます。そのため、当ファンド組入対象国を含む
新興国市場へ本格的に資金が回帰するには、相応の時間を要すると
見ています。
投資家の新興国市場におけるポジション調整は相応に進んでおり、
各資産には割安感も見られます。しかし、2016年1月に関しては、年初
から中国株式市場の下落に端を発して、世界的に株式市場が調整
し、市場参加者のリスク許容度が低下したことを背景として、新興国通
貨も軟調に推移すると見ています。
引き続き、新興国の中でもファンダメンタルズや政治状況等の違い
がパフォーマンスに大きく影響を与える展開が想定されることから、投
資国の選別がより重要になると考えています。
組入対象国の見通し
〈インド〉
中国や世界景気に対する先行き不透明感が払拭されない環境下、
中央銀行は追加緩和の余地ありとの姿勢を示しており、債券利回り
が低下しやすい展開を予想します。
インド経済は内需を中心に、相対的に良好なファンダメンタルズを維
持しています。成長期待を背景とした海外への直接投資が継続する
公算が高く、中長期的にインドルピーは底堅い推移が予想されます。
1月については、前述の市場参加者のリスク許容度の低下を受けて、
インドルピーの軟調な推移を予想します。
〈メキシコ〉
債券市場について、米国金融政策の影響に配慮したメキシコ中央
銀行による追加利上げの可能性が残る一方、同中央銀行は前回の
会合から中期的なインフレ見通しに大きな変化はないことも示してお
り、債券利回りの上昇幅は限定的となる展開を予想します。
為替市場について、メキシコ政府によるエネルギー改革による経済
効果や主要貿易相手国である米国の景気回復がメキシコ経済の下
支えとなるとの見方に大きな変化はなく、メキシコペソは中長期的に
は底堅く推移すると予想します。1月については、前述の市場参加者
のリスク許容度の低下を受けて、メキシコペソの軟調な推移を予想し
ます。
〈インドネシア〉
当局の想定通りに物価が安定した場合、追加の金融緩和が実施さ
れる可能性が高く、期待されているインフラ投資の加速と共に景気を
下支えすると考えられます。しかし、1月の債券市場は、前述の市場
参加者のリスク許容度の低下を受けて、通貨と共に売り圧力が強まり
やすい展開が予想されます。
為替市場については、ジョコ政権の進める構造改革に伴うインフラ
投資の加速が一段と確認されれば、成長回復への期待から海外から
の直接投資も活発化すると考えられ、通貨の下支えになると見ていま
す。1月については、前述の市場参加者のリスク許容度の低下を受け
て、インドネシアルピアの軟調な推移を予想します。
〈ブラジル〉
債券市場について、足元のインフレ統計はブラジル中央銀行の目標
上限値(6.5%)を大きく上回った水準で推移しており、同中央銀行もイ
ンフレ抑制姿勢を示していることから、市場では利上げ再開の観測が
台頭し、債券利回りに上昇圧力がかかりやすい展開を予想します。
為替市場について、ブラジル大統領の弾劾を巡る政情不安、バルボ
サ新財務相による具体的な財政再建策の詳細を巡る先行き不透明
感や格付機関による格付の引き下げ懸念が燻り、ブラジルレアルに
売り圧力がかかる展開を予想します。
※上記の見通しと運用方針は、作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等により当該運用方針が変更される場合があります。
※当資料は9枚ものです。なお、別紙1も併せてご確認ください。
※P.8の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご覧ください。
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2015年12月30日基準
DIAM新興資源国債券ファンド
愛称:ラッキークローバー
追加型投信/海外/債券
ファンドの特色(くわしくは投資信託説明書(交付目論見書)を必ずご覧ください)
信託財産の成長をはかることを目標に運用を行います。
○
※
○
○
・
・
※
※
主として“新興資源国”の現地通貨建ての国債等に投資し、安定した収益の確保と信託財産の中長期的な成長をめざします。
運用にあたっては、DIAM U.S.A., Inc.に運用の指図に関する権限の一部を委託します。
“新興資源国”の通貨上昇による為替益の獲得が期待できます。
毎月決算を行い、安定的な分配をめざします。
毎月19日(休業日の場合は翌営業日。)に決算を行い、原則として利子配当等収益を中心に分配を行います。
毎年6月、12月の決算時には、委託会社が決定する額を付加して分配する場合があります。
将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
分配金額は、分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。
分配金が支払われない場合もあります。
○ 資金動向、市況動向等によっては、上記の運用ができない場合があります。
主な投資リスクと費用(くわしくは投資信託説明書(交付目論見書)を必ずご覧ください)
投資者の皆さまの投資元本は保証されているものではなく、下記の主な変動要因により、基準価額が下落し、損失を被り、投資
元本を割り込むことがあります。当ファンドの運用による損益は全て投資者の皆さまに帰属します。また、投資信託は預貯金と異
なります。
なお、基準価額の変動要因は、下記に限定されるものではありません。その他の留意点など、くわしくは投資信託説明書(交付目
論見書)をご覧ください。
○ 金利リスク……………
○ 信用リスク……………
○ 為替リスク……………
○ 流動性リスク…………
○ カントリーリスク………
一般的に金利が上昇すると債券の価格は下落します。当ファンドは、債券に投資をしますので、金
利変動により基準価額が上下します。新興国債券に投資する場合、先進国債券に比べ金利リスク
が大きくなる傾向があります。
当ファンドが投資する債券の発行者が経営不安・倒産に陥った場合、またこうした状況に陥ると予
想される場合等には、債券の価格が下落したりその価値がなくなることがあり、基準価額が下がる
要因となります。新興国債券に投資する場合、先進国債券に比べ信用リスクが大きくなる傾向があ
ります。
当ファンドは、組入外貨建資産について原則として対円で為替ヘッジを行わないため為替変動の影
響を受けます。このため為替相場が当該組入資産の通貨に対して円高になった場合には基準価
額が下がる要因となります。新興国通貨に投資する場合、先進国通貨に比べ為替リスクが大きくな
る傾向があります。
当ファンドにおいて有価証券等を売却または取得する際に、市場規模、取引量、取引規制等により
十分な流動性の下での取引を行えない場合には、市場実勢から期待できる価格どおりに取引でき
ないことや、値動きが大きくなることがあり、基準価額に影響をおよぼす可能性があります。新興国
の債券に投資する場合、先進国の債券に比べ流動性リスクが大きくなる傾向があります。
当ファンドが投資を行う通貨や債券の発行者が属する国の経済状況は、先進国経済と比較して一
般的に脆弱である可能性があります。そのため、当該国のインフレ、国際収支、外貨準備高等の悪
化などが為替市場や債券市場におよぼす影響は、先進国以上に大きいものになることが予想され
ます。さらに、政府当局による海外からの投資規制や課徴的な税制、海外への送金規制などの
種々な規制の導入や政策の変更等の要因も為替市場や債券市場に著しい影響をおよぼす可能性
があります。
当ファンドへの投資に伴う主な費用は購入時手数料、信託報酬などです。
費用の詳細につきましては、当資料中の「お客様にご負担いただく費用について」および投資信託説明書(交付目論見書)をご覧
ください。
Morningstar Award “Fund of the Year 2014”
『優秀ファンド賞(高利回り債券型 部門)』受賞
Morningstar Award “Fund of the Year 2014”は過去の情報に基づくものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではあ
りません。また、モーニングスターが信頼できると判断したデータにより評価しましたが、その正確性、完全性等について保証す
るものではありません。著作権等の知的所有権その他一切の権利はモーニングスター株式会社並びにMorningstar,Inc.に帰
属し、許可なく複製、転載、引用することを禁じます。
当賞は国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、2014年において各部門別に総合
的に優秀であるとモーニングスターが判断したものです。高利回り債券型 部門は、2014年12月末において当該部門に属する
ファンド661本の中から選考されました。
※ 当該評価は過去の一定期間の実績を分析したものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
※当資料は9枚ものです。なお、別紙1も併せてご確認ください。
※P.8の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご覧ください。
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設定・運用は
月次運用レポート
2015年12月30日基準
DIAM新興資源国債券ファンド
愛称:ラッキークローバー
追加型投信/海外/債券
お申込みメモ(くわしくは投資信託説明書(交付目論見書)を必ずご覧ください)
購入単位
各販売会社が定める単位(当初元本:1口=1円)
購入価額
お申込日の翌営業日の基準価額とします。
購入代金
お申込みをされた販売会社が定める所定の日までに購入代金を販売会社に支払うものとします。
換金単位
各販売会社が定める単位
換金価額
換金のお申込日の翌営業日の基準価額から信託財産留保額を控除した価額とします。
換金代金
原則として換金のお申込日より起算して6営業日目から支払います。
申込締切時間
購入・換金不可日
換金制限
購入・換金申込受付
の中止および取消し
原則として販売会社の毎営業日の午後3時までとします。
サンパウロの銀行、ヨハネスブルグの銀行、ニューヨークの銀行、ロンドンの銀行のいずれかの休業日に該当する日に
は、購入・換金のお申込みの受付を行いません。
信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口の換金請求に制限を設ける場合があります。
金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、その他やむを得ない事情があるときは、購入・換金の
お申込みの受付を中止することおよびすでに受付けた購入・換金のお申込みの受付を取り消す場合があります。
信託期間
無期限です。(設定日:2009年12月11日)
繰上償還
次のいずれかに該当する場合には、受託会社と合意の上、信託契約を解約し、当該信託を終了する場合があります。
①受益権の口数が10億口を下回ることとなった場合。
②受益者のために有利であると認めるとき。
③やむを得ない事情が発生したとき。
決算日
原則として毎月19日(休業日の場合は翌営業日)
収益分配
年12回、毎決算日に収益分配方針に基づき、収益分配を行います。
※「分配金受取コース」の場合、決算日から起算して原則として5営業日までにお支払いを開始します。
※「分配金自動けいぞく投資コース」の場合、税引後、無手数料で自動的に全額が再投資されます。
課税関係
課税上は、株式投資信託として取り扱われます。
原則として、分配時の普通分配金ならびに換金時の値上がり益および償還時の償還差益に対して課税されます。
※公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」の適用対象です。
※税法が改正された場合等には、上記内容が変更となることがあります。
お客様にご負担いただく費用について(くわしくは投資信託説明書(交付目論見書)を必ずご覧ください)
以下の手数料等の合計額等については、保有期間などに応じて異なりますので、表示することができません。
詳細については、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
※税法が改正された場合等には、税込手数料等が変更となることがあります。
●購入時
購入時手数料
購入価額に3.24%(税抜3.0%)を上限として各販売会社が定める手数料率を乗じて得た額とします。
※くわしくは販売会社にお問い合わせください。
●換金時
換金手数料
信託財産留保額
ありません。
換金申込日の翌営業日の基準価額に0.3%を乗じて得た額とします。
●保有期間中(信託財産から間接的にご負担いただきます。)
運用管理費用
(信託報酬)
その他費用・手数料
信託財産の純資産総額に対して年率1.62%(税抜1.5%)を日々ご負担いただきます。
組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料、信託事務の諸費用、監査費用、外国での資産の保管等に要す
る諸費用等が信託財産から支払われます。
※海外からのブラジル債券投資について、債券購入時に発生する為替取引に対し、金融取引税*が課せられる場合があ
ります。この場合、追加設定などによりブラジル債券を購入する際にかかる当該税金をファンド全体で負担するため、既
存受益者も含めた全受益者が負担することになります。*2015年4月末現在:税率0%
なお、今後税率の見直しがあった場合等には、前記内容が変更になることがあります。
(その他費用・手数料については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を表示することができ
ません。)
※当資料は9枚ものです。なお、別紙1も併せてご確認ください。
※P.8の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご覧ください。
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設定・運用は
月次運用レポート
2015年12月30日基準
DIAM新興資源国債券ファンド
愛称:ラッキークローバー
追加型投信/海外/債券
投資信託ご購入の注意
投資信託は
① 預金等や保険契約ではありません。また、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。加えて、証券会社を通して購入していな
い場合には投資者保護基金の対象にもなりません。
② 購入金額については元本保証および利回り保証のいずれもありません。
③ 投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなります。
当資料のお取扱いについてのご注意
○ 当資料は、DIAMアセットマネジメント株式会社が作成した販売用資料です。
○ お申込みに際しては、販売会社からお渡しする投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
○ 当資料は、DIAMアセットマネジメント株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その内容の完全性、正確性について、同社が保証
するものではありません。また掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
○ 当資料に記載されている運用実績は税引前分配金を再投資したものとする基準価額の変化を示したものであり、税金および手数料は計算に含まれており
ません。
○ 当資料における内容は作成時点(2016年1月13日)のものであり、今後予告なく変更される場合があります。
○ 当ファンドは、債券等の値動きのある有価証券(外貨建資産には為替リスクもあります)に投資をしますので、市場環境、組入有価証券の発行者にかかる信
用状況等の変化により基準価額は変動します。このため、購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。
◆委託会社およびファンドの関係法人 ◆
<委託会社>DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会:一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
<受託会社>みずほ信託銀行株式会社
<販売会社>販売会社一覧をご覧ください
<投資顧問会社>DIAM U.S.A., Inc.
◆委託会社の照会先 ◆
DIAMアセットマネジメント株式会社
コールセンター
0120-506-860
(受付時間:営業日の午前9時~午後5時)
ホームページ
URL http://www.diam.co.jp/
販売会社 (お申込み、投資信託説明書(交付目論見書)のご請求は、以下の販売会社へお申し出ください)
○印は協会への加入を意味します。
商号
株式会社みずほ銀行
株式会社北越銀行
株式会社滋賀銀行
株式会社池田泉州銀行
株式会社伊予銀行
株式会社肥後銀行
みずほ信託銀行株式会社
株式会社北洋銀行
第一生命保険株式会社
カブドットコム証券株式会社
いよぎん証券株式会社
株式会社SBI証券
みずほ証券株式会社
髙木証券株式会社
楽天証券株式会社
マネックス証券株式会社
株式会社証券ジャパン
水戸証券株式会社
2016年1月13日現在
一般社団法人 一般社団法人 一般社団法人
日本証券業協
日本投資顧問 金融先物取引 第二種金融商
会
業協会
業協会
品取引業協会
登録番号等
登録金融機関 関東財務局長(登金)第6号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第48号
登録金融機関 近畿財務局長(登金)第11号
登録金融機関 近畿財務局長(登金)第6号
登録金融機関 四国財務局長(登金)第2号
登録金融機関 九州財務局長(登金)第3号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第34号
登録金融機関 北海道財務局長(登金)第3号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第115号
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第61号
金融商品取引業者 四国財務局長(金商)第21号
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第44号
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第94号
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第20号
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第170号
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第181号
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●その他にもお取扱いを行っている販売会社がある場合があります。
また、上記の販売会社は今後変更となる場合があるため、販売会社または委託会社の照会先までお問い合わせください。
<備考欄について>
※1 新規募集の取扱いおよび販売業務を行っておりません。
※2 備考欄に記載されている日付からのお取扱いとなりますのでご注意ください。
※3 備考欄に記載されている日付からお取扱いを行いませんのでご注意ください。
※当資料は9枚ものです。なお、別紙1も併せてご確認ください。
備考
設定・運用は
(原則、金融機関コード順)
月次運用レポート
2015年12月30日基準
DIAM新興資源国債券ファンド
愛称:ラッキークローバー
追加型投信/海外/債券
販売会社 (お申込み、投資信託説明書(交付目論見書)のご請求は、以下の販売会社へお申し出ください)
以下は取次販売会社です。
○印は協会への加入を意味します。
商号
新庄信用金庫
宮城第一信用金庫
桐生信用金庫
足利小山信用金庫
水戸信用金庫
埼玉縣信用金庫
青木信用金庫
城北信用金庫
豊川信用金庫
碧海信用金庫
北伊勢上野信用金庫
桑名信用金庫
長浜信用金庫
湖東信用金庫
大阪信用金庫
奈良信用金庫
姫路信用金庫
尼崎信用金庫
備北信用金庫
吉備信用金庫
福岡ひびき信用金庫
登録番号等
登録金融機関 東北財務局長(登金)第37号
登録金融機関 東北財務局長(登金)第52号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第234号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第217号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第227号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第202号
登録金融機関 関東財務局長(登金) 第199号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第147号
登録金融機関 東海財務局長(登金)第54号
登録金融機関 東海財務局長(登金)第66号
登録金融機関 東海財務局長(登金)第34号
登録金融機関 東海財務局長(登金)第37号
登録金融機関 近畿財務局長(登金)第69号
登録金融機関 近畿財務局長(登金)第57号
登録金融機関 近畿財務局長(登金)第45号
登録金融機関 近畿財務局長(登金)第71号
登録金融機関 近畿財務局長(登金)第80号
登録金融機関 近畿財務局長(登金)第39号
登録金融機関 中国財務局長(登金)第43号
登録金融機関 中国財務局長(登金)第22号
登録金融機関 福岡財務支局長(登金)第24号
2016年1月13日現在
日本証券
業協会
一般社団法人 一般社団法人 一般社団法人
日本投資顧問 金融先物取引 第二種金融商
業協会
業協会
品取引業協会
備考
○
○
○
○
○
○
○
●その他にもお取扱いを行っている販売会社がある場合があります。
また、上記の販売会社は今後変更となる場合があるため、販売会社または委託会社の照会先までお問い合わせください。
<備考欄について>
※1 新規募集の取扱いおよび販売業務を行っておりません。
※2 備考欄に記載されている日付からのお取扱いとなりますのでご注意ください。
※3 備考欄に記載されている日付からお取扱いを行いませんのでご注意ください。
※当資料は9枚ものです。なお、別紙1も併せてご確認ください。
※P.8の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご覧ください。
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設定・運用は
(原則、金融機関コード順)
別紙1
投資信託の収益分配金に関するご説明
投資信託の分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので分配金が支払われると、そ
の金額相当分、基準価額は下がります。なお、分配金の有無や金額は確定したものではありません。
分配金
投資信託から分配金が
支払われるイメージ
投資信託の純資産
分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支払われる場
合があります。その場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することになります。
また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。
分配金額と基準価額の関係(イメージ)
分配金は、分配方針に基づき、以下の分配対象額から支払われます。
①配当等収益(経費控除後)、②有価証券売買益・評価益(経費控除後)、③分配準備積立金、④収益調整金
計算期間中に発生した収益を超えて支払われる場合
計算期間中に発生した収益の中から支払われる場合
ケースC
ケースB
ケースA
<前期決算日から基準価額が上昇した場合> <前期決算日から基準価額が下落した場合>
10,600円
期中収益
(①+②)
10,500円
10,550円
分配金100円
100円
基準価額
*500円
(③+④)
10,500円
10,500円
*500円
(③+④)
*500円
(③+④)
期中収益
(①+②)50円
分配金100円
*50円
10,450円
*450円
(③+④)
10,500円
10,400円
*500円
(③+④)
配当等収益
(①)20円
*80円
分配金100円
10,300円
* 420円
(③+④)
前期決算日
当期決算日
分配前
* 分配対象額
500円
当期決算日
分配後
* 分配対象額
500円
前期決算日
当期決算日
分配前
*分配対象額 *50円を
500円
取崩し
当期決算日
分配後
* 分配対象額
450円
前期決算日
当期決算日
分配前
*分配対象額 * 80円を
500円
取崩し
当期決算日
分配後
*分配対象額
420円
上図のそれぞれのケースにおいて、前期決算日から当期決算日まで保有した場合の損益を見ると、次の通りとなります。
ケースA:分配金受取額100円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差0円=100円
ケースB:分配金受取額100円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差▲50円=50円
ケースC:分配金受取額100円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差▲200円=▲100円
★A、B、Cのケースにおいては、分配金受取額はすべて同額ですが、基準価額の増減により、投資信託の損益状況はそれ
ぞれ異なった結果となっています。このように、投資信託の収益については、分配金だけに注目するのではなく、「分配金の
受取額」と「投資信託の基準価額の増減額」の合計額でご判断ください。
※上記はイメージであり、実際の分配金額や基準価額を示唆するものではないのでご留意ください。
投資者(受益者)のファンドの購入価額によっては、分配金の一部ないし全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場
合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
分配金の一部が元本の一部払戻しに相当する場合
普通分配金
元本払戻金
(特別分配金)
投資者
(受益者)の
購入価額
分配金支払後
基準価額
(当初個別元本)
(個別元本)
※元本払戻金(特別分
配金)は実質的に元本
の一部払戻しとみなされ、
その金額だけ個別元本
が減少します。また、元
本払戻金(特別分配金)
部分は、非課税扱いと
なります。
分配金の全部が元本の一部払戻しに相当する場合
元本払戻金
(特別分配金)
投資者
(受益者)の
購入価額
分配金支払後
基準価額
(当初個別元本)
(個別元本)
普通分配金
:個別元本(投資者(受益者)のファンドの購入価額)を上回る部分からの分配金です。
元本払戻金(特別分配金):個別元本を下回る部分からの分配金です。分配後の投資者(受益者)の個別元本は、元本払戻金(特別分配金)の額だけ減少します。
(注)普通分配金に対する課税については、投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。