印刷用パンフ - ISSEC 産業科学システムズ

高強度鋼の遅れ破壊とその対策
◆日時 ◆会場 産業科学システムズ会議室(東京都千代田区富士見1−5−1)
2月9日(火)
2016年
★本講座のポイント★
・遅れ破壊の基礎とメカニズムの理解。
・重大トラブル未然防止のための材料選定。
・設計、施工での遅れ破壊の評価法。
10:30∼16:30
◆税込受講料
1名 50,760円
2名以上1名 47,520円
案内図
飯田橋駅下車 各徒歩約5分
JR中央線(緩行線)
地下鉄東西線(A5出口)
地下鉄有楽町線・南北線(A4出口)
都営地下鉄大江戸線(A4出口)
<お申込要項>
・参加ご希望の方は、HP・E-mail・FAX
電話、何れかにてお申込ください。
・お申込に際し、社名・部署名・受講者名
住所・連絡先(TEL・FAX・E-mail)をお 知らせください。
・お申込次第、受講票・請求書等を発送し
ます。受講料のお支払は銀行振込・当日持
参のいずれかでお願いします。
・受講料は講座後のお支払いも対応致しま
す。(個人申込除く)
・開催日前14日以降のキャンセルはお受け
できません。
・受講者数が開催基準定員に満たない場合
は中止になります。
講 師
工学博士 松山 晋作氏
(元)東洋電機製造株式会社 技術研究所 技師長
(元)鉄道技術総合研究所 金属材料研究室 主幹研究員
(元) 神奈川工科大学 機械工学科 非常勤講師
Ⅰ.遅れ破壊の概要
1.遅れ破壊の定義
2.遅れ破壊の歴史
Ⅱ.遅れ破壊の実例
1.ねじ類 2.PC鋼棒
3.ばねの折損 4.置き割れ
5.溶接遅れ割れ −低温割れ−
Ⅲ.遅れ破壊に及ぼす材料因子
1.熱処理強化型低合金鋼
(マルテンサイト鋼、ベイナイト鋼)
2.析出強化型高合金鋼
3.冷間加工強化型炭素鋼
4.表面処理
Ⅳ.遅れ破壊に及ぼす環境因子
1.水素量 2.温度
3.鋼の表面における
水素の出入り
Ⅴ.鋼中の水素の振る舞い
1.熱活性化過程
2.格子内拡散
3.応力誘起拡散
4.水素のトラッピング
Ⅵ.破壊のメカニズム
1.破壊の基本事項
2.面圧説
3.鉄の原子間凝集力低下説
4.粒界割れの機構
Ⅶ.水素と転位との関わり
1.転位の移動抵抗
2.転位による水素の輸送
3.水素による軟化
Ⅷ.破面の特徴
1.破面の分類
2.水素脆性特有の破面
Ⅸ.遅れ破壊感受性の評価法
1.加速試験の意義
2.静的負荷試験
3.低速度負荷試験(SSRT)
4.実体試験
−ボルト締付け暴露試験−
5.「高力ボルト用鋼材の遅れ破壊
試験方法」JIS原案法
6.FIP試験
7.簡易試験法の例
8.新たに開発中の試験法
−水素分析(TDA)を用いる方法
セミナーコード
講座参加申込書 高強度鋼の遅れ破壊とその対策
2016/2/9 ISS
1101-160209