鮫浦湾ホヤ幼生調査報告(第9報)

平成 28 年 1 月 14 日(木)発行
鮫浦湾ホヤ幼生調査報告(第9報)
実施主体 宮城県漁業協同組合谷川支所養殖組合
協力機関 東北大学マリンサイエンス復興支援室
宮城県東部地方振興事務所水産漁港部
宮城県水産技術総合センター
◆ホヤ幼生の出現状況調査内容
日 時:1月13日 10:30~12:10(検鏡11:30~12:10)
天 候:晴れ
調査員:谷川支所養殖組合(阿部弘幸,米倉和久,伊藤敏行)
【 概 況 】
1.鮫浦湾の表面水温は9.8~10.4℃と前回より低下しました。
2.マボヤ幼生の出現状況は,幼生・胚合わせて171~324個と前回より増加しました。
3.例年(H23~25)より水温の低下がやや遅れましたが,まとまった産卵が見られました。
調査点
表面水温
ネット曳網距離
(℃)
(m)
胚(孵化前)・浮遊幼生数(個)
胚(孵化前)
浮遊幼生
合計
(備考欄)
1
谷川
9.8
20
42
129
171 その他ホヤ幼生74
2
鮫浦
9.9
15
84
123
207 その他ホヤ幼生39
3
前網
10.4
15
34
290
324 その他ホヤ幼生46
※プランクトンネットは鉛直曳き2回
① 調査風景(ネット曳網中)
◆ホヤ浮遊幼生出現数推移
幼
生
出
現
数
(
個
)
400
350
300
250
200
150
100
50
0
谷川①
鮫浦②
171
前網③
水温
2
2
20
38 44
14
4
28
15
14
13
12 水
11 温
10 (
9 ℃
8 )
7
6
5
② 調査風景(サンプル採取)
◆谷川における水温の推移
15.0
14.0
H23年度
13.0
H24年度
12.0
水
11.0
温
( 10.0
℃ 9.0
)
8.0
H25年度
7.0
6.0
5.0
H27年度
③ 調査風景(サンプル採取)