FUJITSU Software Systemwalker Operation Manager V13 (13.9.0

FUJITSU Software
システムウォーカー
Systemwalker
Operation Manager
V13.9.0 ご紹介
オペレーション マネージャー
2015年10月
富士通株式会社
Copyright 2015 FUJITSU LIMITED
目次

仮想化集約における課題

Systemwalker Operation Managerの特長

導入形態
1
Copyright 2015 FUJITSU LIMITED
仮想化集約における課題
2
Copyright 2015 FUJITSU LIMITED
進展するサーバ統合・仮想化
 更なるコスト削減を背景に高密度集約が進展
物理サーバ数の削減だけでは、OSのライセンス料やシステム保守作業(OS、ミドル
のパッチ適用等)といった運用コストは削減できない。
VMごとに発生する保守作業の運用コストを削減する動きが加速。
1業務によるVM/OS/MW占有型から、同一VM上に複数の業務を統合した
VM/OS/MW共有型のモデルへの高密度集約化が進んでいる。
業
務
1
業
務
2
業務1
業務2
業務3
MW
MW
MW
MW
OS
OS
OS
OS
VM
VM
VM
VM
物理サーバ
業
務
3
VMごとの
運用コストを軽減
物理サーバ
33
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お客様の課題
 更なるコスト削減により発生した運用の課題
高密度集約により、集約前と同等のジョブ運用環境の実現が困難に


業務間のリソース競合(CPU/メモリ)により、他業務への
処理遅延の影響が分からない
1日の運用時間が異なる業務を1つのVMに集約できない
実行サーバへのインストール作業や保守作業が削減できない
システムの更なるコスト削減に向けて
高密度集約された環境でも独立して安定運用できるジョブ運用環境の提供と
インストールレスによる保守コストの削減が必要
44
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業務単位でのリソース分離
V13.9 NEW
高密度に集約された環境での安定稼働
Enterprise Edition
業務毎に使用するリソース(CPUやメモリ)の分離が可能
リソースの競合を避け、他の高負荷業務による処理遅延を防止
+
Consolidation Option
(Linux版)
Systemwalker Operation Manager
Systemwalker Operation Manager
他業務の影響を受けずに安定稼働
他業務の影響による処理遅延
バッチ業務 A
バッチ業務 B
バッチ業務 C
バッチ業務 A
バッチ業務 B
バッチ業務 C
サブシステム0
サブシステム1
サブシステム2
サブシステム0
サブシステム1
サブシステム2
物理
サーバ
リソース使用量をコントロール
OS/VM
OS/VM
メモリ / CPU
リソースの競合
物理
サーバ
メモリ
CPU
メモリ
CPU
メモリ
CPU
業務ごとに使用するリソースを分離
5
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サブシステム単位の日変わり時刻管理
V13.9 NEW
業務ごとの運用時間にあわせたジョブの運用管理を実現
Enterprise Edition
サブシステム単位に日変わり時刻を設定
 サブシステムごとに、それぞれの業務運用時間に合わせた運用が可能
 サブシステムの日変わり時刻を設定しない場合は、システムの日変わり時刻で運用
運用時間
00:00~23:59
運用時間
06:00~翌 5:59
運用時間
10:00~翌 9:59
業務 A
業務 B
業務 C
日変わり時刻
00:00
日変わり時刻
06:00
日変わり時刻
10:00
サブシステム0
サブシステム1
サブシステム2
Systemwalker Operation Manager
OS
VM
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リモートマシンでのジョブ実行
V13.9 NEW
インストールレス環境でのジョブの運用管理を実現
リモートマシンへのインストール作業やパッチ適用などの保守作業が不要
リモートマシン上の実行プログラムを、ジョブとしてスケジュールしたり
実行の制御が可能
スケジュールサーバ
スケジュールサーバ
Systemwalker Operation Manager
Systemwalker Operation Manager
リモートマシン上の
実行プログラムをジョブとして
スケジュールに登録
実行後の出力結果や
終了コードの取得が可能
リモートマシン上で実行中の
プログラムの強制終了操作が可能
Systemwalker Operation Manager
Systemwalker Operation
Manager のインストールや
パッチの適用が必要
Systemwalker Operation Manager
リモートマシン
[Windows/ Solaris/ Linux]
実行サーバ
Systemwalker Operation
Manager のインストールや
パッチの適用が不要
※ リモートマシン機能をご利用の際は、Linux版のスケジュールサーバを選択してください。
※ リモートマシンは、インストールレスでの利用となりますが、別途、リモートマシン用のライセンスが必要です。
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Systemwalker
Operation Manager による自動化
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大規模環境での安定運用を実現
実績管理
業務スケジューリング
バッチ業務/オンライン業務/
バックアップ などを柔軟に
スケジューリングできます
業務の安定稼働
業務の稼働実績の
分析/評価ができます
業務運用
業務の稼働状況を
ビジュアルに監視できます
仮想システムの自動運転
22:00
6:00
電 物理
仮想
源 サーバ サーバ
投 起動
起動
入
サービス
起動
業務運用
業務エラー
リカバリー
サービス
停止
業務連動
バックアップ
仮想
物理 電
サーバ サーバ 源
停止
停止 切
断
システム全体の自動運転から業務のスケジューリングまで
トータルにサポートし、業務システムの安定稼働を実現します
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業務システムの自動運転
システムの自動運転により運用作業の効率化を実現
物理サーバの電源投入から仮想マシンの起動、業務運用までを自動実行
時間帯により仮想マシンを片寄せ、不用なサーバを停止
①物理サーバ
の起動
②仮想マシン
の起動
③仮想マシン上の
業務の起動
④仮想マシン
片寄せ
⑤仮想サーバ
の停止
⑥物理サーバ
の停止
仮想マシン
Systemwalker Operation Manager
仮想マシン
仮想マシン
仮想マシン
仮想マシン
アプリ
アプリ
アプリ
アプリ
Windows
Windows
Linux
Linux
①~⑥の自動実行
物理マシン
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業務の計画/実行
計画に基づく自動運用で不正操作や人為的ミスを防止
「業務が終了したことを確認してバックアップ」までの一連の運用を自動化して、
バックアップ手順を標準化
自動実行
(ジョブスケジュール)
業務停止
仮想マシン停止
ERP製品も
スケジューリング
* ERP製品との連携には、
Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携
が必要です。
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自動バックアップ
業務
データ
バックアップ
データ
* バックアップを行うためには、
ARCserveなどのバックアップ製品
が必要です。
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運用の見える化
ビジュアルな監視画面で全体の運用状況を把握
全体の運用状況をビジュアルなGUI画面で効率的にモニタリング
音声やメールなどで異常を自動通知してトラブル見逃しを防止
ジョブスケジュールと実行状況の差異を把握
サーバごとの監視
システム全体の監視
複数のサーバでの実行状況は
1画面にサマリ表示
ガントチャートで実行状況を色別に表示
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製品のこだわり
突発的な変更にも柔軟に対応できるスケジューラ
計画を自動で「動かす」 … その、さらに一歩先のスケジューラへ
ビジネスに変更は付き物、ただ単にシステム全体を計画的に「動かす」だけでは、
もう不十分です。単純な自動化による業務運用の効率向上だけではなく、柔軟な
変更対応で運用への影響を吸収できるスケジューラを目指しました。
「機器メンテナンスへの対応でスケジュールの一時的な変更が必要、
毎週木曜日18:00の業務を明日の分だけ20:00に動かしたい」
 一時的な変更を事前に予約設定可能、開始から終了までの変更期間を設定できるため戻し忘れも
ありません
「トラブルで本日分の業務予定を一時的に解除、応急処置が終わってから順次手動で
動かしていきたい」
 変更内容を即反映、計画の差し戻しや再度のリリース作業など無駄な手間が一切ないため、急な変
更にも対応できます
他社スケジューラと比べ運用変更にかかる年間工数を1/6に削減しました。
(流通業A社様移行事例公開中)
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Systemwalker
Operation Manager の特長
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必要な機能を統合
システムの自動運転に必要な機能を統合
一つの製品で業務システム全体の自動化を実現
統合製品なので導入作業や環境設定も簡単
製品名
機能
ジョブスケジューリング(スケジュール機能)
ジョブ実行制御(ジョブ実行機能)
管理コンソール、Webコンソール
クライアント業務連携
Systemwalker
Operation Manager
ジョブネットや稼働状況の印刷
Excelでのジョブ設計・定義
サーバ電源制御
ファイル転送、ファイル操作
自動アクション(Windows版のみ)
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容易なシステム導入
新システム導入や新バージョンへの移行の作業時間を短縮
新規導入時:
サーバ増設時:
バージョンアップ時:
環境のバックアップ:
一回のインストールで導入完了
スケジュールや業務の設定もポリシーで一括定義
既存サーバの環境定義や業務定義をポリシーで一括定義
アップグレードインストールで定義情報を自動的に移行
業務を止めないでジョブ実行環境をバックアップ
 インストールは1回だけ
 フル機能を一括インストール
 導入後、すぐに運用できる環境を提供
 バージョンアップやアップグレードも、
インストール時に定義情報を自動変換
インストール
 定義情報はポリシーとして配付、適用は自動
 作業は配付だけ、適用は自動適用
 台数が多くても作業は簡単、短時間で設定
ポリシー配付
定義情報
既存サーバ
増設サーバ
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システム拡張も簡単
旧バージョンとの接続性を保証し、長期間の利用も安心
異なるバージョンの接続性を保証し、段階的なシステム拡張にも対応
旧バージョンからのジョブ資産も保証
製品サポートも万全、長期にわたってのご利用も安心
 異なるバージョンやシステム形態の混在が可能
既存システムは
そのまま利用
V13
V12
V12
スケジュールサーバ
LAN/WAN
V13.9
新OSのサーバ追加
V11
V11
V11
※ 利用可能な機能は古いバージョンで提供している範囲になります
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柔軟なスケジュール設定
イレギュラーな運用パターンにも柔軟に対応
定型パターンはカレンダで設定、カレンダは年ごとに自動的に再作成
営業日指定、休日シフトも運用サイクルを指定するだけで自動的に設定
 休日はカレンダで簡単設定
 営業日に起動する業務は、カレンダだけで簡単設定
 隔週、4半期毎のサイクル起動日も簡単設定
 起動日が休日の場合、翌営業日へのシフトも簡単設定
 定型運用に当てはまらないイレギュラーな運用パターンは、起動日雛形として定義
土日や祝日を休日として設定
(未来の予定を事前設定)
月初の「第3営業日」
などを指定
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イレギュラーな運用パターンは
起動日雛形として定義
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業務変更にも事前に対応
特別なスケジュールも事前設定、戻し忘れの心配不要
ジョブやジョブネットの運用スケジュールを運用日ごとに管理
スケジュール変更は事前設定、通常スケジュールへの戻し処理も自動
稼働実績の管理も運用日ごとに管理
スケジュール変更は「指定日以後」の事前に実施し、「指定日以後」に自動的に変更が反映
「指定日のみ」の場合は、指定日を過ぎると自動的に変更の戻しを実施
事前設定
ジョブ
A
ジョブ
B
ジョブ
B
~12/20
ジョブ
A
ジョブ
B
ジョブ
B
ジョブ
C
ジョブ
D
スケジュール
情報
登録
1/1~
12/21~12/31
ジョブ
C
ジョブ
A
ジョブ
B
ジョブ
C
ジョブ
B
12/21
自動的に変更処理
ジョブ
D
ジョブ
A
ジョブ
B
ジョブ
B
ジョブ
C
1/1
自動的に戻し処理
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わかりやすい監視画面
ガントチャートで業務全体をリアルタイムに監視
業務全体のリアルタイム監視
業務のスケジュール状況確認
業務の実行状況監視
管理者への通報
メール、イベントにより業務エラーを担当者へ自動通報
※Windows版のみの機能です。
業務の遅延/長時間走行を監視
業務の起動遅延、長時間走行を監視して異常時には管理者へ通報
業務が予定時刻に起動しない場合
業務の想定実行時間を超過した場合
業務が予定時刻までに終了しない場合
LAN/WAN
業務実行状況
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優れたジョブ実行性能
優れたジョブ実行制御機能により業務の遅延を防止
ジョブの優先順位制御や多重度制御によりジョブ実行制御の高速化を実現
ジョブ稼働率の低いサーバにジョブを投入、全体の負荷を平準化
サーバのスペックに応じたジョブ実行制御により全体のリソースを有効利用
スケジュールサーバ
実行サーバ
ジョブネットA
ジョブA
ジョブB
ジョブD
ジョブC
ジョブネットB
ジョブ1
ジョブ2
多重度
・ジョブ実行
・負荷分散
4
3
ジョブ4
2
ジョブ2
1
ジョブ5
ジョブB
キュー1
ホストグループA
ジョブC
キュー2
ジョブ3
キュー3
ホストグループA
ホストグループB
ジョブ3
ジョブ4
ジョブB
負荷:低
ジョブC
負荷:中
負荷:高
負荷:中
ジョブ2
負荷:中
負荷とは: 実行中ジョブ数÷[構成ホスト名]で指定した多重度
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ジョブ3
負荷:中
実行完了
実行中
負荷:中
実行待ち
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ジョブネットの設計・作成
Excelを使ったジョブネットの定義とドキュメント管理
ジョブネットの設計作業の簡易化




ジョブの実行順序や起動条件をExcelで簡単に設定
ジョブネットフロー図を自動的に作成
パラメタの誤りや処理順序矛盾を事前にチェック
作成したジョブネットをサーバに転送して一括登録
設計ドキュメントの管理
 設計した定義体は、設計ドキュメントとして活用
実績の管理
 ガントチャートやジョブネットフロー図に実行結果を反映
 稼働実績情報を移入してジョブやジョブネットの稼働情報をグラフ表示
構成図生成
(自動)
作業確認
実績の保管
稼働実績
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導入形態
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導入形態
Systemwalker Operation Manager SE/EEの導入形態
管理クライアント
(Windows)
業務サーバ
[Windows/UNIX/Linux]
スケジュールサーバ
[Windows/UNIX/Linux]
クライアント業務連携
[Windows]
リモートマシン
[Windows/Linux/Solaris]
※リモートマシン機能をご利用の際は、Linux版のスケジュールサーバを選択してください。
※UNIXサーバやLinuxの場合は、管理クライアント用のWindowsパソコンが必要です。
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SE: Standard Edition
EE: Enterprise Edition
Copyright 2015 FUJITSU LIMITED
導入形態
Systemwalker Operation Manager GEEの導入形態
管理クライアント
(Windows)
業務サーバ
[Windows/UNIX/Linux]
スケジュールサーバ
[Windows/UNIX/Linux]
クライアント業務連携
[Windows]
業務サーバ
[GS/PRIMEFORCE]
SymfoNET/基本運用
※UNIXサーバやLinuxの場合は、管理クライアント用のWindowsパソコンが必要です。
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GEE: Global Enterprise Edition
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登録商標
● HP-UXは、Hewlett-Packard社の商標です。
● IBMおよびAIXは、IBM Corp.の商標です。
● ITILは,英国およびその他の国における英国政府OGC(Office of Government Commerce)の登録
商標または商標です。
● Linuxは、Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
● Microsoft、MS、Windows、Windows ServerおよびWindows NTは、米国Microsoft Corporationの
米国およびその他の国における登録商標または商標です。
● Oracle Solaris はSolaris , Solaris Operating System , Solaris OSと記載することがあります。
● OracleとJavaは,Oracle Corporation およびその子会社,関連会社の米国およびその他の国に
おける登録商標です。
● Red Hat は米国およびそのほかの国において登録された Red Hat, Inc.の 商標です。
● UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。
● VMware、VMwareロゴは、VMware,Incの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
● 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
● 会社名、製品名等の固有名詞は各社の商号、商標または登録商標です。
● その他、本資料に記載されている会社名、システム名、製品名等には必ずしも商標表示 (TM・ ®) を
付記しておりません。
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