八千代市障害福祉サービス事業所 施設整備及び管理運営業務仕様書 目 次 第1 趣旨 1 本書の位置づけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ページ 2 運営に当たっての遵守事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ページ 第2 施設整備業務において市が期待する事項 1 福祉的就労及び生活の場の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ページ 2 ユニバーサルデザインの推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ページ 3 環境への配慮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ページ 4 地域生活における不安の軽減・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ページ 5 災害時のおける福祉避難所としての役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ページ 第3 施設整備に係る業務の内容 1 事前調査業務及び関連業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ページ 2 各種許認可申請等業務及び関連業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2ページ 3 設計業務及び施工業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2ページ 4 近隣対応及び対策業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3ページ 5 建設期間中業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3ページ 6 設備等調達・搬入設置業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4ページ 7 備品等調達・搬入設置業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4ページ 8 事務用備品調達・搬入設置業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4ページ 9 外溝整備業務・植栽整備業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4ページ 10 工事管理業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5ページ 11 竣工検査等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5ページ 第4 施設及び設備の維持管理業務 1 維持管理基本方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5ページ 第5 運営の基準 1 開所日 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8ページ 2 開所時間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8ページ 3 環境等への配慮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8ページ 第6 運営体制の整備 1 職員配置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8ページ 2 研修等の実施・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9ページ 第7 運営業務の実施基準 1 生活介護・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 ページ 2 短期入所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ページ 3 就労継続支援B型・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 ページ 第8 設置運営事業者が実施できる業務 1 提案事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 ページ 2 提案事業を行うに当たっての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 ページ 第9 作成書類 1 事前手続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 ページ 2 設計業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ページ 3 施工業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ページ 4 運営業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ページ 第10 留意事項 1 事故・苦情等の対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ページ 2 危険負担・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ページ 3 再委託・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ページ 4 災害応急活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 ページ 5 実績の評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 ページ 第1 趣旨 1 本書の位置付け 本書は,八千代市(以下「市」という。 )が,八千代市障害福祉サービス事業所(以下 「障害福祉サービス事業所」という。)の設置及び運営を行う事業者(以下「設置運営事 業者」という。 )を募集するに当たり,八千代市障害福祉サービス事業所設置及び運営事 業者募集要項(以下「募集要項」という。)と一体となり,設置運営事業者に要求する障 害福祉サービス事業所の施設整備業務及び運営業務の基準を示すものである。 2 施設整備及び管理運営に当たっての遵守事項 設置運営事業者は,障害福祉サービス事業所の施設整備及び管理運営(以下「事業」と いう。)に当たって,募集要項及び本仕様書に示す基準を満たした業務を行うとともに, 関係法令等の定めに従うものとする。 第2 施設整備業務において市が期待する事項 市は,施設整備業務において,以下の事項が民間のノウハウ等を活用し実現されることを 期待している。 1 福祉的就労及び生活の場の充実 多機能型事業所としての施設サービスの向上を図るため,職員が業務を行いやすい施 設配置や動線にすること。 2 ユニバーサルデザインの推進 障害の種類を問わずに利用しやすい施設となるよう,ユニバーサルデザインの理念を 基調として整備すること。 3 環境への配慮 環境に配慮するため,自然エネルギーの利用や省エネルギー設備の導入等により環境 負荷の低減を図ること。 4 地域生活における不安の軽減 急な病気や冠婚葬祭などのやむを得ない事情により保護者が不在となってしまう場合 に,障害者の方が1人で家にいる状況を防ぐため,いざという時に安心して預けられる場 所としての機能を設けることにより,地域生活における支援の充実を図ること。 5 災害時における福祉避難所としての役割 災害時に安心して避難生活を送ることができるよう福祉避難所としての機能を充実さ せるため,障害特性を踏まえ避難生活に必要な空間を確保するとともに,防災性・安全性 の向上を図りバリアフリー化に配慮した施設として整備すること。 第3 施設整備に係る業務の内容 1 事前調査業務及び関連業務 設置運営事業者は,新施設の整備に当たり必要となる調査業務を行うこと。 1 なお,事前調査等の業務に当たり,関係法令を遵守するほか,隣接する既存施設利用 者等の生活環境に十分配慮すること。 ⑴ 設置運営事業者は,自らの提案において必要となる地質調査,電波障害対策調査 等,各種調査業務を設置運営事業者の責任において,必要な時期に適切に行うこと ⑵ 設置運営事業者が,障害者支援課の協力を必要とする場合,障害者支援課は資料の 提出,その他について応じること 2 各種許認可申請等業務及び関連業務 ⑴ 事前協議等 ① 設置運営事業者は,事業に必要となる諸手続きを遅滞なく行うこと。また,円滑に 施設整備を実施し,事業スケジュールに支障がないよう,関係機関との協議を適切に 行うこと ② 設置運営事業者は,開発行為に関する事前協議について,自らの提案に基づき適切 な時期に実施すること。また,協議内容について宅地開発指導室に事前説明を行い, 宅地開発指導室の確認を受けること ③ 関係機関との事前協議において,障害者支援課の協力を必要とする場合,障害者支 援課はこれに応じること ⑵ 申請時業務 ① 設置運営事業者は,施設整備に伴う各種申請の手続きを事業スケジュールに支障 がないよう,適切な時期に実施すること ② 都市計画法に基づく開発許可申請を行う際には,宅地開発指導室と十分に協議す ること ③ 建築工事に伴う各種申請等について,関係法令等による全ての必要な手続きにつ いてリストを作成し,事前に建築指導課の確認を受けること ④ 建築基準法に基づく建築確認申請を行う際には,建築指導課に事前説明を行い,建 築指導課の確認を受けること ⑤ 開発行為許可通知書・建築確認済証取得時には,障害者支援課にその旨報告を行う こと ⑶ 施設整備費補助金申請業務 施設の設置に当たり補助制度の活用を図る場合には,必要な資料の作成を行うこと ・ 施設整備費補助金 ・ (仮称)八千代市施設整備費補助金(市単独補助) ・ 借入金制度 3 設計業務及び施工業務 ⑴ 業務内容 ① 設置運営事業者は,設計業務着手前に設計計画書を作成し,障害者支援課に提出し て確認を得ること 2 ② 設計業務の進捗管理は,設置運営事業者の責任において実施すること ③ 設置運営事業者は障害者支援課による設計計画書の確認後,速やかに提案書に基 づき基本設計を行うこと。基本設計完了後,本仕様書等と適合することを確認した上 で,その確認結果とともに,障害者支援課による確認を受けた後,実施設計に着手す ること ④ 設置運営事業者は,基本設計に基づいて実施設計を行うこと。障害者支援課は,実 施設計の内容が本仕様書等に適合するか確認すること ⑤ 障害者支援課は,設置運営事業者に設計の検討内容について,いつでも確認するこ とができること ⑵ 設計変更 障害者支援課は,基本設計及び実施設計の内容に対し,設置運営事業者の提案趣旨 に逸脱しない範囲で,変更を求めることができるものとすること ⑶ 施工業務 設置運営事業者は,障害者支援課による実施設計の承認を受けた後,施工業務に着 手すること 4 近隣対応及び対策業務 新施設の建設に関連する下記の業務を適切な時期に行うこと ⑴ 設置運営事業者は,建設業務の実施に当たり,設置運営事業者の責任において,諸影 響への事前及び,事後の近隣への対応及び対策を講じること ⑵ 着工に先立ち,近隣との調整,事前調査業務及び建設準備等を十分に行い,工事内 容を周知徹底し,工事の円滑な進行に努めるとともに,近隣の理解,作業時間の了承 を得るとともに,住民の安全を確保すること ⑶ 騒音,悪臭,粉塵発生等の公害,地盤沈下,交通渋滞,その他,建設工事が近隣の 生活環境に与える諸影響を勘案し,合理的に要求される範囲の近隣対応を実施するこ と ⑷ 新施設近隣への対応について,設置運営事業者は障害者支援課に対して,事前及び 事後にその内容及び結果を報告すること ⑸ 建設工事に関する近隣からの苦情等については,設置運営事業者の責任において, 設置運営事業者を窓口として,適切に対処すること ⑹ 近隣及び工事関係者の安全確保と環境保全に十分配慮し,工事中における新施設の 近隣住民等への安全対策については万全を期すこと ⑺ 隣接する建物や道路などに損害を与えないよう留意し,工事中に汚損,破損をした 場合の修繕及び補償は,設置運営事業者の負担において行うこと ⑻ 工事により,周辺地域に水枯れなどの被害が発生しないよう留意するとともに,万 一発生した場合には,設置運営事業者の責任において対応を行うこと 5 建設期間中業務 3 ⑴ 工事車両が現場に出入りする場所には,交通誘導員を配置する等安全に留意するこ と ⑵ 建設工事に必要な電気・水道等は,建設工事・事業スケジュールに支障がないよう 設置運営事業者の責任において調達を行うこと ⑶ 設置運営事業者は,各種関連法令及び工事の安全等に関する指針等を遵守し,設計 図書及び施工計画に従って,新施設の建設工事を実施すること ⑷ 設置運営事業者は,工事監理者を通じて工事監理状況を障害者支援課に毎月報告す るほか,障害者支援課から要請があった場合,施工の事前説明及び事後報告を行うこ と ⑸ 障害者支援課は,設置運営事業者が行う工程会議に立会うことができるとともに, 何時でも工事現場の施工状況の確認を行うことができること ⑹ 工事完成時には施工記録を用意し,障害者支援課の確認を受けること ⑺ 工事により発生した廃棄物などについては,法令等などに定められた通り適切に処 理,処分し,再生可能なものについては,積極的に再利用を図ること 6 設備等調達・搬入設置業務 設置運営事業者は,新施設において運営事業を実施するために必要な設備等の調達,搬 入・設置を開設準備開始までに行うこと。なお,設備等の調達・配置について利用者等が 安心・安全に日中活動を行えるように配慮すること 7 備品等調達・搬入設置業務 設置運営事業者は,新施設において運営事業を実施するために必要な備品等の調達,搬 入・設置を開設準備開始までに行うこと。なお,備品等の調達・配置について,利用者等 が安心・安全に日中活動を行えるように配慮すること 8 事務用備品調達・搬入設置業務 設置運営事業者は,運営業務を実施するために必要な事務用備品の調達,搬入・設置を 開設準備開始までに行うこと 9 外溝整備業務・植栽整備業務 ⑴ 外溝整備業務 ① 敷地の地形・地質及び周辺環境との調和を考慮し,施工及び維持管理の容易性,経 済性等を総合的に勘案し,設計・施工すること ② 耐久性や美観に配慮すること ③ 防砂・防塵に努めること ④ 歩車道等の動線を考慮して計画すること ⑵ 植栽整備業務 ① 敷地全周及び敷地内空地に適宜植樹し,景観に配慮した良好な環境の整備に 努めること ② 病害虫被害を生じにくい樹種を選定すること 4 ③ 落葉樹を設ける場合は,維持管理上支障をきたすことのないよう計画すると ともに,近隣住民等へも十分配慮すること 10 工事監理業務 ⑴ 設置運営事業者は,工事監理者(建築基準法第5条の6第4項の規定による工事監 理者をいう。以下同じ。)を設置すること ⑵ 工事監理者は,建設業務が設計図書及び本仕様書等に基づき適切に行われているこ とを確認すること ⑶ 工事監理者は,工事監理報告書を提出するとともに,障害者支援課の要請があった ときには随時報告を行うこと ⑷ 工事監理業務内容は,「建築監理業務委託書(民間(旧四会)連合協会制定)」に 示される業務とすること 11 竣工検査等 ⑴ 設置運営事業者は,建築基準法による検査済証他,新施設を使用するために必要な 各種証明書等の交付を事前に取得すること ⑵ 設置運営事業者は,新施設について,工事完了及び必要な各種設備・備品等の搬入 完了後,障害者支援課の立会いの下,設置運営事業者の責任及び費用において,竣工 検査及び各種設備・備品等の試運転検査を実施すること ⑶ 設置運営事業者は,竣工検査及び各種設備・備品等の試運転検査の実施について, それらの実施7日前までに障害者支援課に書面で通知すること ⑷ 設置運営事業者は,各種設備・備品等の点検・試運転を行い,新施設の使用開始に 支障のないことを確認し,必要に応じて検査済証その他の検査結果に関する書面の写 しを添えて障害者支援課へ報告すること 第4 施設及び設備の維持管理業務 1 維持管理基本方針 設置運営事業者は,以下の方針を基本として維持管理業務を実施することが好ましい ⑴ 関係法令等を遵守すること ⑵ 予防保全を基本とすること ⑶ 施設が有する機能及び性能等を良好に保つこと ⑷ 創意工夫やノウハウを活用し,合理的かつ効果的な業務実施に努めること ⑸ 常に施設の環境を安全,快適かつ衛生的に保ち,利用者の健康被害を未然に防止する こと ⑹ 経年劣化等による危険・瑕疵等を未然に防止すること ⑺ 環境負荷を低減し,省資源,省エネルギー及び環境汚染等の発生防止に努めること ⑻ ライフサイクルコストの削減に努めること 5 【参考:市が管理する場合の業務水準等】 1 建築物保守管理業務 ⑴ 業務水準 ① 部材の劣化,破損,腐食,変形等について,調査・診断・判定を行い,性能及 び機能の低下がある場合は速やかに修繕等を行い,部材の劣化,破損,腐食,変 形等がない状態に保つこと ② 結露やカビの発生を防止すること ③ 開閉・施錠装置等が正常に作動する状態を保つこと ④ 建築物内外の通行等を妨げず,運営業務に支障をきたさないこと ⑤ 建築物において重大な破損,火災,事故等が発生し,緊急に対処する必要が生 じた場合の被害拡大防止に備えること ⑥ 建物内を定期的に巡視し,各部屋の空気環境状態を確認し,最適な環境の維持 に努めること ⑵ 保守管理記録の作成及び保管 建築物保守管理の記録を作成すること ① 保守管理記録は 5 年以上,その他の記録は事業期間終了時まで保管すること ② 上記の保守管理記録は,点検記録・修繕記録・事故記録を含むこと ③ 修繕等において設計図面に変更が生じた場合は,変更箇所を反映させておくこ と 2 建築設備保守管理業務 ⑴ 業務水準 ① 法定点検 ア 各設備の関連法令の定めにより,点検を実施すること イ 点検により設備が正常に機能しないことが明らかになった場合,適切な方法 (保守,修繕,更新等)により対応すること ② 定期点検 ア 各設備について,常に正常な機能を維持できるよう,設備系統ごとに定期的 に点検・対応を行うこと イ 点検により設備が正常に機能しないことが明らかになった場合,または何ら かの悪影響を及ぼすと考えられる場合には,適切な方法(保守,修繕,更新 等)により対応すること ⑵ 保守管理記録の作成及び保管 建築設備等の点検・設備等の記録として,点検記録は 5 年以上,整備・事故記録 等は事業期間終了時まで保管すること。 ① 点検記録 ② 空調設備点検報告書 6 ③ 電気設備点検報告書 ④ 給排水設備点検報告書 ⑤ 受水槽点検報告書 ⑥ 排水処理施設点検報告書 ⑦ 昇降機点検報告書 ⑧ 防災設備点検報告書(消防設備点検報告を含む) ⑨ その他法令で定められた点検に係る記録 ⑩ 整備事故記録 ⑪ 定期点検整備記録 ⑫ 修繕記録 ⑬ 事故・故障記録 ⑭ 修繕工事完成図書 3 外溝・植栽保守管理業務 ⑴ 業務水準 ① 施設敷地内の豊かで美しい植栽環境を維持すること ② 植物の種類に応じた業務を行い,植栽を良好な状態に保つこと ③ 高木,長い枝の補強は適切な方法により風で植栽が折れる事のないようにし, 万一枝等が散乱した場合には適切に処理を行うこと ④ 施設全体の美観に配慮し,植栽の手入れを行うこと ⑤ 道路標識,窓,ドア,通路,その他敷地内外の施設機能に障害が生じないこと ⑵ 薬剤散布の協議 薬剤散布又は化学肥料の使用は極力避けるものとし,やむを得ず使用する場合 は,予め関係機関と協議すること ⑶ 保守管理記録の作成及び保管 外溝等保守管理の記録として,点検記録は 5 年以上,整備・事故記録は,事業期 間終了後まで保管すること。 4 清掃業務 ⑴ 業務水準 施設及び施設の周辺等について,良好な環境衛生の維持を心がけ,快適な空間を保 つために,日常・定期清掃等を行うこと ① 除塵・拭き・ゴミ収集等の日常的な清掃により,施設及び施設周辺を常に清潔な 状態に保つこと ② 日常において清掃が困難な場所等は,必要に応じて定期清掃を行い,清潔な状 態に保つこと ③ ア・イの他に入所者が安全,快適かつ衛生的に施設を利用できるよう,適宜必 要な清掃を行うこと 7 5 警備業務 施設の用途・規模・活動時間等を勘案して,適切な警備計画を立て,事故・犯罪・ 災害等の未然防止に努めること。また,事故・犯罪・災害等が発生した場合は,直ち に被害の拡大防止及び,復旧に必要な措置を講じるとともに,市及び関係機関に報告 すること ⑴ 業務水準 ① 警備業務は,365 日 24 時間対応とすること ② 警報設備,防犯設備等の管理を行う等,日頃から災害の未然防止に努めること ③ 関係者不在時の施設警備について対応策を講じること ④ 夜間及び休業日の機械警備を標準とし,異常が発生した場合は,直ちに状況 の確認及び,関係者への通報連絡等を行う体制を構築すること ⑤ 警備業法,消防法,労働安全衛生法等の関係法令及び監督官庁の指示等を遵守す ること 6 施設及び設備等の不具合等を発見した場合の措置 設置運営事業者が施設及び各種設備等の不具合及び故障等を発見した場合,又は第 三者からこれらの不具合及び故障等に関する指摘を受けた場合,設置運営事業者は 速やかに適切な応急処置を行うこと 第5 運営の基準 1 開所日 開所日は,月22日以上とすること 2 開所時間 開所時間は1日7時間以上とすること 3 環境等への配慮 設置運営事業者は,障害福祉サービス事業所の環境を安全,快適かつ衛生的に保ち,利 用者の健康被害等の未然防止に努めなければならない。 また,環境負荷を抑制し,環境汚染等の発生予防,省資源,省エネルギーに努めなけれ ばならない。 第6 運営体制の整備 設置運営事業者は,障害福祉サービス事業所を運営するに当たって以下の基準によ り運営体制を構築すること。 1 職員配置 職員の配置は,利用者がより安心・安全に日中活動に取り組めるよう,より手厚い支援 をすることを目的として,以下に示す基準を最低限のものとし,施設を統括する管理者を 1人,また施設ごとに指定障害福祉サービスの提供に係るサービス管理を行う者として, 8 サービス管理責任者を2人配置するほか,各施設において下表に定める以上の人員を配 置することとして運営体制を整えること。 ⑴ 生活介護 ① 医師(嘱託医) 1人以上配置すること。 ② 看護職員 2人以上配置すること。 ③ 理学療法士又は作業療法士及び生活支援員 理学療法士又は作業療法士及び生活支援員の総数は常勤換算で利用者数を3で除 した数以上配置すること。 ⑵ 短期入所 ・ 生活支援員 短期入所の利用者の数が6人以下の場合は1人以上,指定短期入所の利用者の数 が7人以上の場合は利用者の数が6人を超えて6又はその端数を増すごとに1を加 えて得た人数以上を配置すること。 ⑶ 就労継続支援 B 型 ・ 生活支援員及び職業指導員 生活支援員及び職業指導員の総数は常勤換算で利用者数を5で除した数以上配置 すること。なお,それぞれの施設には生活支援員及び職業指導員を1人以上配置す ることとし,また,専従のサービス提供職員を1人以上配置すること。 役職 新施設 既存施設 管理者 1人 サービス管理責任者 1人 1人 生活支援員等 17人 8人 看護師 2人 医師 1人(嘱託) 2 研修等の実施 設置運営事業者は,障害福祉サービス事業所の運営を実施するに当たって必要な知識 及び技術(資格)の取得,並びに資質の向上等を図るために必要となる訓練や研修等を計 画的に実施すること。 第7 運営業務の実施基準 運営業務は,障害者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための法律(以下 「障害者総合支援法」という。平成 17 年法律第 123 号。 ) ,障害者の日常生活及び社会 生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、 設備及び運営に関する基準(以下「基準省令」という。平成 18 年厚生労働省令第 171 号。 )及び千葉県障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づ く指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例 9 (以下「基準条例」という。平成 24 年千葉県条例第 88 号)他関係法令等に基づき実 施すること。 1 生活介護 ⑴ 入浴,排泄又は食事等の介護 ① 要求水準 利用者の心身の状況に応じ,利用者の自立の支援及び日常生活の充実に資するよ う,適切な技術をもって入浴,排せつ又は食事等の介護を実施すること。 ② 業務内容 ア 入浴の実施に当たっては,事前に利用者の健康管理を行い,入浴することが困難 な場合は,清拭を実施するなど,清潔保持に努めること。 イ 排せつの介護は,利用者の心身の状況や排せつ状況などを基に自立支援を踏ま えてトイレ誘導や排せつ介助等について適切な方法により実施すること。また,お むつを使用せざるを得ない場合には,利用者に適したおむつを提供するとともに, その排せつ状況を踏まえておむつを交換すること。 ウ 食事の介護は,利用者の摂食・嚥下機能その他の身体の状況や食形態・嗜好等に 配慮し,適切な方法により実施すること。 エ 着替え及び整容など利用者の心身の状況に応じて日常生活上の世話を適切な方 法により実施すること。 ⑵ 調理,洗濯及び掃除等の家事 ① 要求水準 利用者が障害福祉サービス事業所での生活上必要な調理,洗濯その他の家事等の 日常生活を援助すること。 ② 業務内容 ア 調理,洗濯及び掃除等の家事は利用者と従業者が共同で行うよう努めること。 イ 家事を行うに当たっては,利用者の心身の状況等を十分に考慮し,適切な方法に より実施すること。 ウ 利用者と共同で実施する場合には,危険防止及び保健衛生上の安全について十 分配慮すること。 ⑶ 生活等に関する相談及び助言 ① 要求水準 利用者の置かれている環境等の的確な把握に努め,利用者又はその家族に対し,相 談に適切に応じるとともに,必要な助言その他の援助すること。 ② 業務内容 ア 定期的に利用者や利用者の保護者(以下「利用者等」という。)との面談を行う ことで,置かれている環境等の把握に努めること。 イ 相談に当たっては,利用者等のプライバシー侵害の防止や個人情報の保護につ 10 いて十分に留意すること。 ウ 利用者等に対する助言その他の援助を行う場合は,その内容について十分に考 慮し,利用者等に不利益が生じないよう配慮すること。 ⑷ 創作活動及び生産活動の機会の提供 ① 要求水準 創作的活動は,利用者が年間1つ以上の成果を示せる程度の水準において技術援 助及び作業を行うこと。 生産活動は,目標工賃を定め,それを達成するために効率的かつ効果的に実施する こと。 ② 業務内容 ア 創作的活動として,手芸工作,絵画及び音楽等の技術援助及び活動を行うこ と。 イ 創作的活動の実施に当たっては,利用者の希望,特性及び能力等を十分に考慮し, 活動内容を選択すること。 ウ 生産活動は,生産作業・受注作業等を行うこと。 エ 生産活動は,地域の事情,製品及びサービスの需要状況等を考慮し,作業種目を 選定するよう努めること。また,作業品目はできるだけ多くを選定すること。 オ 生産活動に対する工賃の水準向上を目的とした「工賃向上計画」を「千葉県工賃 向上計画」を参考に策定し,目標工賃を設定すること。 カ 防塵設備又は消火設備の設置等生産活動を安全に行うために必要かつ適切な措 置を講じること。 キ 生産活動の能率向上が図られるよう,利用者の障害の特性及び個人の能力を踏 まえた工夫をすること。 ク 作業時間,作業量等が利用者にとって過重負担とならないよう配慮すること。 ⑸ その他身体機能又は生活能力の向上のために必要な支援 ① 要求水準 必要に応じて訓練を行い,日常生活を送る上で必要な生活機能を改善または維持 すること。 ② 業務内容 ア 訓練の内容は,利用者の心身の状況,障害の特性や家庭環境等に配慮して選択す ること。 イ 日常生活やレクリエーションなどの行事の実施に当たっても,その効果を配慮 すること。 ウ 訓練が利用者にとって過重負担とならないよう配慮すること。 エ 危険防止及び保健衛生上の安全について十分配慮すること。 ⑹ 食事の提供 11 ① 要求水準 栄養や利用者の心身の状況等を十分に考慮した昼食を提供すること。 ② 業務の内容 ア 食事の内容及び費用に関して利用者等に説明し,同意を得ること。 イ 利用者の心身の状況及び嗜好を考慮し,適切な時間に食事の提供を行うととも に,利用者の年齢及び障害の特性に応じた適切な栄養量及び内容の食事の提供を 行うため,必要な栄養管理を行うこと。 ウ 調理は,あらかじめ作成された献立に従って行うこと。 エ 栄養士を置かないときは,献立の内容,栄養価の算定及び調理の方法について保 健所等の指導を受けるよう努めること。 ⑺ 送迎の実施 ① 要求水準 自力での通所が困難であって,通所の支援を希望する利用者に対し,自宅と障害福 祉サービス事業所との間の送迎を実施すること。 ② 業務の内容 ア 利用者の心身の状況や障害の特性に応じ,適切な方法により送迎を実施するこ と。 イ 送迎の方法及び費用に関して利用者等に説明し,同意を得ること。 ウ 送迎のルート及び方法等が利用者に過重負担とならないよう配慮すること。 エ 危険防止及び交通安全について十分に配慮すること。 ⑻ 重度重複障害者の受入れ ① 要求水準 生活介護の利用定員のうち,重度重複障害者を5人程度受け入れること。 ② 業務内容 ア 重度重複障害者に対して生活介護のサービスを提供すること。 イ 地域医療との連携を図るとともに,看護師等を配置し,たん吸引や経管栄養など の医療的ケア等の適切な支援を行うこと。 2 短期入所 ⑴ 短期間の入所の提供 ① 要求水準 居宅において利用者の介護を行う者の疾病その他の理由により,短期間の入所を 必要とする利用者を短期間入所させること。 ② 業務内容 ア 入所の期間は,短期間の入所を必要とする理由により入所する日から,その理由 が解消され居宅において利用者の介護が可能となる日までの間とし,むやみに入 所の期間を延長しないこと。 12 イ 入所に当たっては,利用者の心身の状況や障害の特性を十分に把握し,また,入 所の前及びその入所期間中においては定期的に健康状態を確認すること。 ウ 利用者の居室等,身の回りの生活環境の清潔保持に努めること。 ⑵ 入浴,排泄又は食事等の介護 ① 要求水準 利用者の心身の状況に応じ,利用者の自立の支援及び日常生活の充実に資するよ う,適切な技術をもって入浴,排せつ又は食事等の介護を実施すること。 ② 業務内容 ア 入浴の実施に当たっては,事前に利用者の健康管理を行い,入浴することが困難 な場合は,清拭を実施するなど,清潔保持に努めること。 イ 排せつの介護は,利用者の心身の状況や排せつ状況などを基に自立支援を踏ま えてトイレ誘導や排せつ介助等について適切な方法により実施すること。また,お むつを使用せざるを得ない場合には,利用者に適したおむつを提供するとともに, その排せつ状況を踏まえておむつを交換すること。 ウ 食事の介護は,利用者の摂食・嚥下機能その他の身体の状況や食形態・嗜好等に 配慮し,適切な方法により実施すること。 エ 離床,着替え及び整容など利用者の心身の状況に応じて日常生活上の世話を適 切な方法により実施すること。 ⑶ 食事の提供 ① 要求水準 栄養や利用者の心身の状況等を十分に考慮した夕食を提供すること。 ② 業務の内容 ア 食事の内容及び費用に関して利用者等に説明し,同意を得ること。 イ 利用者の心身の状況及び嗜好を考慮し,適切な時間に食事の提供を行うととも に,利用者の年齢及び障害の特性に応じた適切な栄養量及び内容の食事の提供を 行うため,必要な栄養管理を行うこと。 ウ 調理は,あらかじめ作成された献立に従って行うこと。 エ 栄養士を置かないときは,献立の内容,栄養価の算定及び調理の方法について保 健所等の指導を受けるよう努めること。 ⑷ 送迎の実施 ① 要求水準 自力での通所が困難であって,通所の支援を希望する利用者に対し,自宅と障害福 祉サービス事業所との間の送迎を実施すること。 ② 業務の内容 ア 利用者の心身の状況や障害の特性に応じ,適切な方法により送迎を実施するこ と。 13 イ 送迎の方法及び費用に関して利用者等に説明し,同意を得ること。 ウ 送迎のルート及び方法等が利用者に過重負担とならないよう配慮すること。 エ 危険防止及び交通安全について十分に配慮すること。 ⑸ 緊急短期入所の受入れ体制の整備 ① 要求水準 1以上の空床を確保し,緊急時に短期入所を提供できる体制を整備すること。 ② 業務の内容 ア 障害者への虐待等の発覚や障害者の保護者の急病などの緊急時において,短期 入所を提供できるように体制を整えること。 イ 1以上の空床を確保すること。 ウ 市や他の機関から受入れの要請があった場合は,その受け入れに努めること。 3 就労継続支援B型 ⑴ 就労の機会の提供及び生産活動その他の活動の機会の提供その他の就労に必要な知 識及び能力の向上のために必要な訓練その他の必要な支援 ① 要求水準 利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう,就労の機会を 提供するとともに生産活動等を実施し,利用者が就労に必要な知識等を身につける ことができるよう支援すること。 また,生産活動は,目標工賃を定め,それを達成するために効率的かつ効果的に実 施すること。 ② 業務内容 ア 就労の機会の提供に当たっては,地域の実情並びに製品及びサービスの需給状 況を考慮するよう努めること。 イ 就労の機会の提供に当たっては,作業の能率の向上が図られるよう,利用者の障 害の特性及び個人の能力を踏まえた工夫をすること。 ウ 就労の機会の提供は,生産活動や販売作業等の複数の作業を実施すること。 エ 就労の機会の提供に当たっては,利用者が就労に必要な知識及び能力の向上の ために必要な訓練となるよう工夫すること。 オ 生産活動は,生産作業・受注作業等を行うこと。 カ 生産活動の作業品目はできるだけ多くを選定すること。 キ 生産活動に対する工賃の水準向上を目的とした「工賃向上計画」を「千葉県工賃 向上計画」を参考に策定し,目標工賃を設定すること。 ク 防塵設備又は消火設備の設置等生産活動等を安全に行うために必要かつ適切な 措置を講じること。 ケ 作業時間,作業量等が利用者にとって過重負担とならないよう配慮すること。 ⑵ 食事の提供 14 ① 要求水準 栄養や利用者の心身の状況等を十分に考慮した昼食を提供すること。 ② 業務の内容 ア 食事の内容及び費用に関して利用者等に説明し,同意を得ること。 イ 利用者の心身の状況及び嗜好を考慮し,適切な時間に食事の提供を行うととも に,利用者の年齢及び障害の特性に応じた適切な栄養量及び内容の食事の提供を 行うため,必要な栄養管理を行うこと。 ウ 調理は,あらかじめ作成された献立に従って行うこと。 エ 栄養士を置かないときは,献立の内容,栄養価の算定及び調理の方法について保 健所等の指導を受けるよう努めること。 ⑶ 送迎の実施 ① 要求水準 自力での通所な困難であって,通所の支援を希望する利用者に対し,自宅と障害福 祉サービス事業所との間の送迎を実施すること。 ② 業務の内容 ア 利用者の心身の状況や障害の特性に応じ,適切な方法により送迎を実施するこ と。 イ 送迎の方法及び費用に関して利用者等に説明し,同意を得ること。 ウ 送迎のルート及び方法等が利用者の利用者にとって過重負担とならないよう配 慮すること。 エ 危険防止及び交通安全について十分に配慮すること。 第8 設置運営事業者が実施できる業務 1 提案事業 設置運営事業者は,施設を利用して,障害福祉サービス事業所の利用を阻害しない範囲 で自らの提案による事業を実施することができる。 なお,実施に当たっては,市の承認を得ること。 2 提案事業を行うに当たっての留意事項 ⑴ 市の要求する運営業務に支障がないこと。 ⑵ 公序良俗に反しないこと。 ⑶ 関連する法規を遵守すること。 ⑷ 提案事業の実施が適当ではないと市が認める場合には,承認が取り消されること。 第9 作成書類 1 事前手続き ⑴ 計画書 15 ① 事業全体に関する計画書 ② 施設整備に関する計画書 ③ 開設準備に関する計画書 ④ 維持管理・運営業務に関する計画書 ⑵ 報告書,成果品等 ① 事前調査報告書 ② 建築確認済証 2 設計業務 ⑴ 報告書,成果品等 ① 設計報告書 ② 基本設計図書 ③ 実施設計図書 3 施工業務 ⑴ 報告書,成果品等 ① 工事監理報告書 ② 施工報告書 ③ 竣工図書 4 運営業務 ⑴ 報告書,成果品等 ① 年次事業報告書 第10 留意事項 1 事故・苦情等の対応 利用者等の事故・苦情等については,以下のとおり適切に対応すること。 ⑴ 事故 事故処理マニュアル等を作成し,事故が発生した場合には,そのマニュアルに従 い,速やかに市に報告し,適切な対応を取ること。 ⑵ 苦情等 苦情等受付体制を確立し,利用者等の通所施設に関する要望及び苦情があった場合 には,誠意を持って適切な対応をするとともに,市に報告すること。 2 危険負担 業務遂行中の事故等は設置運営事業者の責任とし,市は当該事故等に係る責任は一切 負わないものとする。設置運営事業者は,事故等により市又は第3者に損害を与えた場 合に備え,賠償責任保険に加入し,当該保険に係る保険証券の写しを市に提出するこ と。 3 再委託 16 設置運営事業者は,本書で規定する運営業務の全部を一括して,第三者に委託し,又 は請け負わせてはならない。 4 災害応急活動 ⑴ 平常時の予防体制 事故,犯罪,災害等の発生を警戒・防止するため,管理物件の保守点検及び施設内 の巡視などを適切に行うこと。 ⑵ 事故,災害等発生時の対応 ① 災害等緊急時は,市や医療機関,関係機関と協力し,対応を図ること。 ② 事故,犯罪,災害等の発生に備えた危機管理体制を構築するとともに,危機管理 計画及び利用者の避難,誘導,安全確保等及び必要な通報等についての対応マニュ アル(危機管理マニュアル等)を整備すること。 ③ 施設内において人身事故,管理物件の損傷その他の事故が発生し,又は不測の事 態が生じた場合は,市に報告し,適切に対処し,二次災害を引き起こさないよう処 置を行うこと。荒天後(降雪時も含む。)は,施設内を巡回し,被害の有無を確認 し,危険個所については,適切な処置を行うこと。 また,利用者の安全確保や人命救助等の緊急対応を最優先とすること。 ④ 市が緊急に防災拠点,避難場所等として通所施設を使用する必要がある場合は, 市の指示により,避難者等を受け入れること。 5 実績の評価 市が,施設の管理運営状況や運営の実績について評価を行うこととした場合は,市が 定める期間において,年度ごとの事業報告書や収支報告書を提出するとともに,市が評 価の実施において必要とする現地調査等に協力すること。 なお,評価の実施方法等については設置運営事業者の決定後,協議の上,決定するも のとする。 17
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