報道関係者各位 2016 年 1 月 4 日株式会社アバント代表取締役社長森川徹治アバントグループ年頭所感原点回帰あけましておめでとうございます。2015 年は、国家という単位を越えた様々な動きを改めて実感する一年でした。経済のグローバル化という言葉はもはや過去のものとなり、国家が地球という単位では地方自治体にすぎないのではないかと錯覚を覚える一方、そのような時代であるからこそ改めて国や民族という単位にアイデンティティを求めるという意識も強く働いているようにも思います。弊社では、GO GLOBAL を掲げて既に１０年近く経過していますが、実際は STILL LOCAL です。グローバル化の目的は第一に市場の拡大ということになりますが、これまでのところ端緒を開くことすらできていません。当社の場合、海外展開商材はソフトウェアということになりますが、ソフトウェアというものは工業製品と異なりかなり地域の文化、習慣を色濃く反映するもののようで、日本で受け入れられても海外ではそのままでは通用しないようです。では、海外で通用している製品を真似して作れば良いのかというとそうではありません。海外で見かける日本語の看板やメニューが私たち日本人にとって何かおかしいと感じるように、私たちが作るプロダクトは当地の人にとっては何かおかしいと感じてしまうからです。そんなことが、海外展開の道筋を見つけようと試行錯誤しているうちに分かってきました。では、どうすればよいのかと、幾度も問い直しました。そして、たどり着いた答えが「原点回帰」です。本物の日本的ソフトウェアをつくり海外にその良さを伝えるということです。日本のソフトウェアをそのまま持ち込むのではなく、「日本的」であることを突き詰め、その良さを反映したグローバルソリューションを作り世界に届ける。そういう考え方です。このような発想は商品のみならず、経営手法そのものにも言えると考えています。私自身がグローバルで活躍するためには独自のアイデンティティをしっかり持ち、それに対する誇りと自信を持っていなければ、強烈かつ多様な外来のアイデンティティに一挙に呑み込まれるという恐怖感を体感したからです。一度呑み込まれると短期的もしくは表面的にうまくいっていても、実質的には自立を失い長期的な課題を残すでしょう。 2016 年、あらためて私たち日本人の文化、誇りの源泉を見直し、日本的経営というものを考え自らのアイデンティティを磨くことを根底に置き、その上でアバントグループ各社、それぞれの専門性と個性を生かし、お客様のマネジメント業務の生産性を革新するソリューションの提供を行うよう取り組んでまいります。本年も、皆様にとりまして実り多き一年となりますことを祈念申し上げます。＜本リリースに関するお問い合わせ先＞株式会社アバント PR 事務局（株式会社ベクトル内）海瀬（かいせ）／片桐／中野【代表取締役社長プロフィール】 TEL：03-6825-3020／mail：[email protected] 【代表取締役社長プロフィール】森川徹治（もりかわてつじ）株式会社アバント代表取締役社長株式会社ディーバ代表取締役社長株式会社ジール取締役会長 DIVA CORPORATION OF AMERICA CEO ＜略歴＞ 1990 年 04 月 1997 年 05 月 2013 年 10 月 2013 年 10 月 2014 年 11 月プライスウォーターハウスコンサルタント㈱入社㈱ディーバ(現㈱アバント)設立代表取締役社長 (現任) ㈱ディーバ代表取締役 (現任) DIVA CORPORATION OF AMERICA CEO (現任) ㈱ジール取締役会長 (現任) 【株式会社アバントに関して】社名：株式会社アバント設立： 1997 年 5 月 26 日代表者：代表取締役社長森川徹治従業員：連結 542 名（2015 年 6 月現在）資本金： 2 億 8,840 万円上場市場：東証 JASDAQ（グロース） URL： http://www.avantcorp.com 主要業務：持株会社 1.グループ会社株式保有によるグループ経営戦略の策定・管理 2.グループ会社の管理業務受託本社所在地：東京都港区港南 2-15-2 品川インターシティ B 棟 13 階【アバントグループに関して】アバントグループは「経営が変わる情報をつくる」をテーマに、マネジメントの生産性を革新する企業グループです。アバントをホールディングカンパニーとして、連結会計のディーバ、ビジネスインテリジェンスのジールを中心に、グループ 5 社で専門性の高いソリューションを提供しています。＜アバントグループ＞株式会社アバント株式会社ディーバ株式会社ジール株式会社ディーバ・ビジネス・イノベーション株式会社インターネットディスクロージャー DIVA CORPORATION OF AMERICA