平成 28年 1月 4日三重県松阪市京町 510番地株式会社第三銀行平成 28 年年賀式での｢頭取年頭訓示」について株式会社第三銀行（頭取岩間弘）では、別紙の通り平成 28 年「年賀式」を行い、頭取より年頭の「訓示」がありましたのでお知らせいたします。記１．年頭訓示内容別紙「年頭訓示（要約）」をご参照下さい。 ※ 頭取の年頭訓示は全店（ 9 8 か店）に配布し、朝礼にて支店長が代読をいたしました。２．年賀式（１）日（２）場時所（３）出席者（４）式次第平成 28 年 1 月 4 日（月）当行本店 3 階大会議室午前 8 時 45 分から役職員約 150 名 8 時 45 分経営理念の唱和 8 時 50 分年頭訓示以上〔お問い合わせ先〕担当総合企画部広報課吉田キラリと光るあなたの銀行 0598‐25‐0363 別紙年頭訓示 (要約 ) 皆さん、明けましておめでとうございます。こうして健やかに皆さんと新年を祝うことが出来ますことを、大変嬉しく思います。昨年の国内経済は、年の初めは勢いよくスタートしましたが、その後は、中国をはじめとする新興国の景気の下振れや世界各国で発生したテロ事件など、景気の下押し要因の影響を受け、足踏みする場面がありました。しかし、円安や原油安による企業の収益改善が進み、景気は総じて緩やかな回復基調をたどったといえると思います。社会面では、大村博士、梶田博士のノーベル賞受賞、ラグビー日本代表のワールドカップでの大活躍、伊勢志摩サミットの開催決定など、明るい話題が多かったように思います。一方で、免震ゴムの偽装、基礎杭データの偽装、巨額の粉飾決算などの問題が次々に明らかになり、企業のガバナンスが厳しく問われた年でもありました。昨年６月に、取締役会の監査・監督機能の強化及び、コーポレートガバナンス体制の充実を図ることを目的に、監査等委員会設置会社に移行しましたが、それも、こうした社会の動きに対応するためでもありました。さて、昨年 4 月に「新世紀第２次中期経営計画 “ ジャンプアップ！ ” ～お客様とともに～飛躍のステージ ver.２」と「第３次経営強化計画」をスタートさせました。新中期経営計画の最も重要なテーマは、営業力の強化を通じて地域に対するサポート力を向上させ、地域経済の活性化と当行の収益力の強化を図ることです。そのための前提条件として、当行の持つ店舗ネットワーク、お客様のネットワーク、提携先のネットワークなど、あらゆるネットワークを活用して、お客様や地域社会の問題解決のお役に立つことができる体制を整備することが必要です。具体的には、当行の持つネットワークを流れる情報の質と量を一段と向上させるとともに、ソリューション能力を一段とレベルアップさせなければなりません。また、一昨年から導入した８地区営業部制の本格運用も開始しましたが、これも、店舗間の情報の垣根を取り払うとともに、各地区を跨いで流れる情報量を増やすことを大きな狙いとしています。これらの取り組みを進める原動力となるのは、役職員の皆さん一人ひとりが持つ「全員営業」の意欲です。役職員一人ひとりが営業力の強化に向けて強い意志をもって取り組み、「全員営業」を実践することが、今進めている改革を成功に導くことになります。今年は「申」年です。「申」は「呻く (うめく )」という字に由来しており、果実が成熟して固まっていく状態をさしているといわれています。「種 (たね )」となって次の世代に繋いでいくためには、一段と成熟する必要がある状態です。今年、当行は正に申年にふさわしい局面を迎えるのだと思います。次の世代に引き継いでいく種を作らなければなりません。私も皆さんの先頭に立ち、改革を実りあるものとするため、明るく前向きに、そして全力で取組んでまいります。本年が第三銀行グループにとって、更なる飛躍の年となることを心から祈念いたしまして年頭の挨拶といたします。キラリと光るあなたの銀行