離島供給約款[高圧・特別高圧用]

離
島
供
給
約
[高圧・特別高圧用]
平成28年4月1日 実施
九 州 電 力 株 式 会 社
款
平成 27 年 12 月 28 日 届
出
離島供給約款[高圧・特別高圧用]
目
Ⅰ
総
則
次
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1
1
適
2
離島供給約款の届出および変更
3
定
4
単位および端数処理
5
実
Ⅱ
用
義
施
細
1
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
4
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
5
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
6
目
契約の申込み
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
6
需給契約の申込み
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
7
需給契約の成立および契約期間
8
需
6
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
7
所
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
7
9
需給契約の単位
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
8
10
供 給 の 開 始
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
8
11
供 給 の 単 位
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
9
12
承 諾 の 限 界
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
9
13
需給契約書等の作成
Ⅲ
要
場
契約種別および料金
約
9
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
11
14
契
別
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
11
15
業 務 用 電 力
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
12
16
業務用電力Ⅰ
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
20
17
産 業 用 電 力
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
23
18
産業用電力Ⅰ
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
30
19
負荷率別契約
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
33
20
臨
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
36
時
種
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
電
力
特定規模需要標準供給条件
目-1
21
臨 時 電 力 Ⅰ
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
22
かんがい排水用電力
23
深
39
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
41
力
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
44
24
第2深夜電力
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
47
25
自家発補給電力
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
48
26
自家発補給電力Ⅰ
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
59
27
予
力
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
65
28
蓄熱・電化契約
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
68
Ⅳ
夜
電
備
電
料金の算定および支払い
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
83
29
料金の適用開始の時期
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
83
30
検
日
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
83
31
料金の算定期間
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
84
32
使用電力量等の計量
33
針
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
85
料 金 の 算 定
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
88
34
日
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
89
35
料金の支払義務および支払期日
36
料金その他の支払方法
37
保
Ⅴ
割
計
証
算
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
89
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
91
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
93
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
95
金
使用および供給
38
適正契約の保持
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
95
39
契 約 超 過 金
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
95
40
力 率 の 保 持
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
95
41
需要場所への立入りによる業務の実施
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
96
42
電気の使用にともなうお客さまの協力
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
97
43
供 給 の 停 止
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
97
44
供給停止の解除
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
99
特定規模需要標準供給条件
目-2
45
供給停止期間中の料金
46
違
47
供給の中止または使用の制限もしくは中止
48
制限または中止の料金割引
49
損害賠償の免責
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 103
50
設 備 の 賠 償
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 104
Ⅵ
約
金
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 100
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 100
契約の変更および終了
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 100
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 101
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 105
51
需給契約の変更
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 105
52
名 義 の 変 更
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 105
53
需給契約の消滅
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 105
54
需給開始後の需給契約の消滅または変更にともなう料金の精算
55
需給開始後の需給契約の消滅または変更にともなう工事費の精算
56
解
57
需給契約消滅後の債権債務関係
Ⅶ
約
等
‥‥ 106
‥ 108
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 111
供給方法および工事
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 112
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 113
58
需給地点および施設
59
架 空 引 込 線
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 114
60
地 中 引 込 線
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 114
61
連接引込線等
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 115
62
引込線の接続
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 116
63
計量器等の取付け
64
通信設備の施設
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 117
65
専用供給設備
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 118
Ⅷ
工事費の負担
66
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 113
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 116
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 119
一般供給設備の工事費負担金
特定規模需要標準供給条件
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 119
目-3
67
特別供給設備の工事費負担金
68
供給設備を変更する場合の工事費負担金
69
特別供給設備等の工事費の算定
70
工事費負担金の申受けおよび精算
71
臨 時 工 事 費
72
需給開始に至らないで需給契約を廃止または変更される場合の
費用の申受け
73
Ⅸ
安
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 125
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 126
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 129
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 130
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 131
工事費負担金契約書の作成
保
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 124
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 131
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 132
74
保 安 の 責 任
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 132
75
保安等に対するお客さまの協力
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 132
附
則
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 133
別
表
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 137
特定規模需要標準供給条件
目-4
Ⅰ
1
適

総
則
用
当社が,高圧または特別高圧で電気の供給を受ける一般の需要(当社
以外の者から電気の供給を受けている需要または当社と交渉により合意
した料金その他の供給条件により電気の供給を受けている需要を除きま
す。)に応じて電気を供給するときの電気料金その他の供給条件は,こ
の離島供給約款[高圧・特別高圧用](以下「この離島約款」といいま
す。)によります。

2
この離島約款は,別表1(離島)に定める離島に適用いたします。
離島供給約款の届出および変更

この離島約款は,電気事業法附則第11条第1項の規定にもとづき,経
済産業大臣に届け出たものです。

当社は,経済産業大臣に届け出て,この離島約款を変更することがあ
ります。この場合には,電気料金その他の供給条件は,変更後の離島供
給約款[高圧・特別高圧用]によります。
3
定
義
次の言葉は,この離島約款においてそれぞれ次の意味で使用いたします。

高
圧
標準電圧6,000ボルトをいいます。

特
別
高
圧
標準電圧20,000ボルト,60,000ボルトまたは 100,000ボルトをいいま
す。

電
灯
特定規模需要標準供給条件
-1-
白熱電球,けい光灯,ネオン管灯,水銀灯等の照明用電気機器(付属
装置を含みます。)をいいます。

小
型
機
器
主として住宅,店舗,事務所等において単相で使用される,電灯以外
の低圧(標準電圧100ボルトまたは200ボルトをいいます。)の電気機器
をいいます。ただし,急激な電圧の変動等により他のお客さまの電灯の
使用を妨害し,または妨害するおそれがあり,電灯と併用できないもの
は除きます。

動
力
電灯および小型機器以外の電気機器をいいます。

付
帯
電
灯
動力を使用するために直接必要な作業用の電灯その他これに準ずるも
のをいいます。
なお,その他これに準ずるものとは,動力機能を維持するために必要
な次の電灯(小型機器を含みます。)等をいいます。
イ
当該作業場の維持または運営のために使用する事務所の電灯
ロ
当該作業場の保守および保安のために使用する守衛所の電灯および
保安用外灯

ハ
現場作業員のために必要な浴場,食堂または医療室の電灯
ニ
当該作業場の案内のために使用する電灯
契約負荷設備
契約上使用できる負荷設備をいいます。

契約受電設備
契約上使用できる受電設備であって,受電電圧と同位の電圧を1次側
電圧とする変圧器およびその2次側に施設される変圧器をいいます。

契
約
電
力
契約上使用できる最大電力(キロワット)をいいます。
特定規模需要標準供給条件
-2-

契約使用期間
契約上使用できる期間をいいます。

最大需要電力
需要電力の最大値であって,30分最大需要電力計により計量される値
をいいます。

夏
季
毎年7月1日から9月30日までの期間をいいます。

そ
の
他
季
毎年10月1日から翌年の6月30日までの期間をいいます。

休
日
別表4(休日および休日等)に定める日をいいます。

平
日
休日以外の日をいいます。

ピ ー ク 時 間
夏季の毎日午後1時から午後4時までの時間をいいます。ただし,
別表4(休日および休日等)に定める日の該当する時間を除きます。

昼
間
時
間
毎 日 午 前 8 時 か ら 午 後 10時 ま で の 時 間 を い い ま す 。 た だ し , ピ ー ク
時間および別表4(休日および休日等)に定める日の該当する時間
を除きます。

夜
間
時
間
ピーク時 間 および昼間時間以外の時間をいいます。

貿
易
統
計
関税法にもとづき公表される統計をいいます。

平均燃料価格算定期間
貿易統計の輸入品の数量および価額の値にもとづき平均燃料価格を算
定する場合の期間とし,毎年1月1日から3月31日までの期間,2月1
特定規模需要標準供給条件
-3-
日から4月30日までの期間,3月1日から5月31日までの期間,4月1
日から6月30日までの期間,5月1日から7月31日までの期間,6月1
日から8月31日までの期間,7月1日から9月30日までの期間,8月1
日から10月31日までの期間,9月1日から11月30日までの期間,10月1
日から12月31日までの期間,11月1日から翌年の1月31日までの期間ま
たは12月1日から翌年の2月28日までの期間(翌年が閏年となる場合は,
翌年の2月29日までの期間といたします。)をいいます。

再生可能エネルギー発電促進賦課金
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法
(以下「再生可能エネルギー特別措置法」といいます。)第16条第1項
に定める賦課金をいいます。
4
単位および端数処理
この離島約款において料金その他を計算する場合の単位およびその端数
処理は,次のとおりといたします。

契約負荷設備または契約受電設備の個々の容量の単位は,1ワットま
たは1ボルトアンペアとし,その端数は,小数点以下第1位で四捨五入
いたします。

契約電力および最大需要電力の単位は,1キロワットとし,その端数
は,小数点以下第1位で四捨五入いたします。

使用電力量の単位は,1キロワット時とし,その端数は,小数点以下
第1位で四捨五入いたします。

力率の単位は,1パーセントとし,その端数は,小数点以下第1位で
四捨五入いたします。

料金その他の計算における合計金額の単位は,1円とし,その端数は,
切り捨てます。
特定規模需要標準供給条件
-4-
5
実
施
細
目
この離島約款の実施上必要な細目的事項は,この離島約款の趣旨に則り,
そのつどお客さまと当社との協議によって定めます。
特定規模需要標準供給条件
-5-
Ⅱ
6
契 約 の 申 込 み
需給契約の申込み

お客さまが新たに電気の需給契約を希望される場合は,あらかじめこ
の離島約款を承認のうえ,次の事項を明らかにして,当社所定の様式に
よって申込みをしていただきます。
契約種別,供給電気方式,需給地点,需要場所,供給電圧,契約負荷
設備,契約受電設備,契約電力,発電設備,業種,用途,使用開始希望
日,使用期間,料金の支払方法ならびに蓄熱調整契約,電化厨房契約,
オール電化割引および電化空調割引の適用希望の有無

契約負荷設備,契約受電設備および契約電力については,1年間を通
じての最大の負荷を基準として,お客さまから申し出ていただきます。
この場合,1年間を通じての最大の負荷を確認するため,必要に応じて
使用開始希望日以降1年間の電気の使用計画を文書により申し出ていた
だきます。

供給設備の工事を要する場合は,用地事情等により供給開始までに長
期間を要することがあるため,あらかじめ当社の供給設備の状況等につ
いて照会していただき,申込みをしていただきます。

お客さまが電気設備を当社の供給設備に電気的に接続(以下「連系」
といいます。)して使用される場合は,法令で定める技術基準,その他
の 法 令 等 に し た が い , か つ , 託 送 供 給 等 約 款 ( 平 成 27年 12月 18日 付 け
20150731資第44号認可。以下「託送供給等約款」といいます。なお,当
社が託送供給等約款を変更した場合には,変更後の託送供給等約款によ
ります。)別冊系統連系技術要件および別に定める発電設備系統連系
サービス要綱を遵守し,当社の供給設備の状況等を勘案して技術上適当
と認められる方法によって連系していただきます。
特定規模需要標準供給条件
-6-

電圧または周波数の変動等によって損害を受けるおそれがある場合は,
無停電電源装置の設置等必要な措置を講じていただきます。また,お客
さまが保安等のために必要とされる電気については,その容量を明らか
にしていただき,予備電力の申込みまたは保安用の発電設備の設置,蓄
電池装置の設置等必要な措置を講じていただきます。
7
需給契約の成立および契約期間

需給契約は,申込みを当社が承諾したときに成立いたします。

契約期間は,次によります。
イ
契約期間は,臨時電力および臨時電力Ⅰの場合を除き,需給契約が
成立した日から,料金適用開始の日以降1年目の日までといたします。
ロ
契約期間満了に先だって需給契約の消滅または変更がない場合は,
需給契約は,契約期間満了後も1年ごとに同一条件で継続されるもの
といたします。
ハ
臨時電力および臨時電力Ⅰの契約期間は,需給契約が成立した日か
ら,あらかじめ定めた契約使用期間の満了の日までといたします。
8
需

要
場
所
当社は,1構内または1建物を1需要場所といたします。ただし,集
合住宅等の1建物内において,共用部分その他建物の使用上独立してい
る部分がある場合は,その部分を1需要場所とすることがあります。
なお,この場合において,構内とは,さく,へいその他の客観的な
しゃ断物によって明確に区画された区域をいいます。また,建物とは,
独立した建物をいいます。

隣接する複数のに定める構内の場合で,それぞれの構内において営
む事業の相互の関連性が高いときは,1需要場所は,にかかわらず,
その隣接する複数の構内とすることがあります。
特定規模需要標準供給条件
-7-

道路その他公共の用に供せられる土地(に定める構内またはに該
当するものを除きます。)において,街路灯等が設置されている場合は,
その設置されている場所を1需要場所といたします。
9
需給契約の単位
当社は,次の場合を除き,1需要場所について1契約種別を適用して,
1需給契約を結びます。

1需要場所において,業務用電力,業務用電力Ⅰ,産業用電力または
産業用電力Ⅰのうちの1契約種別と次の1または2以上の契約種別とを
あわせて契約する場合
臨時電力または臨時電力Ⅰのうちの1契約種別,深夜電力または第2
深夜電力のうちの1契約種別,自家発補給電力または自家発補給電力Ⅰ
のうちの1契約種別,かんがい排水用電力,予備電力

1需要場所において,負荷率別契約と次の1または2以上の契約種別
とをあわせて契約する場合
臨時電力または臨時電力Ⅰのうちの1契約種別,深夜電力または第2
深夜電力のうちの1契約種別,自家発補給電力のうちの1契約種別,か
んがい排水用電力,予備電力

1構内において,付帯電灯とならない負荷設備を有する独立した建物
があり,その独立した建物を別契約とする場合

電気鉄道の場合で,負荷が移動するために同一送電系統に属する2以
上の需給地点において常時電気の供給を受けていると認められるお客さ
まと当社との協議によって,一括して1需給契約を結ぶとき。
10
供 給 の 開 始

当社は,お客さまの需給契約の申込みを承諾したときには,お客さま
と協議のうえ需給開始日を定め,供給準備その他必要な手続きを経たの
特定規模需要標準供給条件
-8-
ち,すみやかに電気を供給いたします。

当社は,天候,用地交渉,停電交渉等の事情によるやむをえない理由
によって,あらかじめ定めた需給開始日に電気を供給できないことが明
らかになった場合には,その理由をお知らせし,あらためてお客さまと
協議のうえ,需給開始日を定めて電気を供給いたします。
11
供 給 の 単 位
当社は,次の場合を除き,1需給契約につき,1供給電気方式,1引込
みおよび1計量をもって電気を供給いたします。

9(需給契約の単位)の場合

27(予備電力)イおよびロをあわせて契約する場合

61(連接引込線等)の共同引込線による引込みで電気を供給する場合

66(一般供給設備の工事費負担金)イcの方式のお客さまに電気
を供給する場合

12
その他技術上,経済上やむをえない場合
承 諾 の 限 界
当社は,法令,電気の需給状況,供給設備の状況,料金の支払状況(既
に消滅しているものを含む他の需給契約の料金を支払期日を経過してなお
支払われない場合を含みます。)その他によってやむをえない場合には,
需給契約の申込みの全部または一部をお断りすることがあります。この場
合は,その理由をお知らせいたします。
13
需給契約書等の作成
お客さまが希望される場合または当社が必要とする場合は,電気の需給
に関する必要な事項について,需給契約書を作成いたします。
また,当社は,47(供給の中止または使用の制限もしくは中止)および
特定規模需要標準供給条件
-9-
75(保安等に対するお客さまの協力)に定める事項その他系統運用上必
要な事項について,お客さまと別途申合書を必要に応じて作成いたします。
特定規模需要標準供給条件
-10-
Ⅲ
14
契
約
種
契約種別および料金
別
契約種別は,次のとおりといたします。

業 務 用 電 力
イ
業務用電力A
ロ
業務用季時別電力A
ハ
業務用休日エコノミー電力A

業務用電力Ⅰ
イ
業務用電力A-Ⅰ
ロ
業務用季時別電力A-Ⅰ
ハ
業務用休日エコノミー電力A-Ⅰ

産 業 用 電 力
イ
産業用電力A
ロ
産業用季時別電力A

産業用電力Ⅰ
イ
産業用電力A-Ⅰ
ロ
産業用季時別電力A-Ⅰ

負荷率別契約

臨

臨 時 電 力 Ⅰ

かんがい排水用電力

深

第2深夜電力

自家発補給電力
イ
時
夜
電
電
力
力
業務用自家発補給電力
特定規模需要標準供給条件
-11-
ロ

自家発補給電力Ⅰ
イ
業務用自家発補給電力Ⅰ
ロ
産業用自家発補給電力Ⅰ

15
産業用自家発補給電力
予
備
電
力
業 務 用 電 力

適
用
範
囲
高圧または特別高圧で電気の供給を受けて,電灯もしくは小型機器を
使用し,または電灯もしくは小型機器と動力とをあわせて使用する需要
で,次のいずれかに該当するものに適用いたします。
イ
契約電力が50キロワット以上であること。ただし,近い将来におい
て契約負荷設備を増加される等特別の事情がある場合で,お客さまが
希望されるときは,契約電力が50キロワット未満であるものについて
も適用することがあります。
ロ
使用する電灯または小型機器について離島供給約款[低圧用](以
下「離島約款[低圧用]」といいます。)16(従量電灯)ハまたは
ニを適用した場合の契約電流(この場合,10アンペアを1キロワッ
トとみなします。)または契約容量(この場合,1キロボルトアンペ
アを1キロワットとみなします。)と使用する動力について離島約款
[低圧用]23(低圧電力)を適用した場合の契約電力との合計が原
則として50キロワット以上であること。

供給電気方式,供給電圧および周波数
供給電気方式は,交流3相3線式とし,供給電圧は,契約電力(業務
用自家発補給電力または業務用自家発補給電力Ⅰとあわせて契約する場
合は,業務用自家発補給電力または業務用自家発補給電力Ⅰの契約電力
との合計といたします。)に応じて次のとおりとし,周波数は,標準周
特定規模需要標準供給条件
-12-
波数60ヘルツといたします。ただし,供給電圧については,お客さまに
特別の事情がある場合または当社の供給設備の都合でやむをえない場合
には,当該標準電圧より上位または下位の電圧で供給することがありま
す。
契約電力
2,000キロワット未満
標準電圧
6,000ボルト
契約電力
2,000キロワット以上
10,000キロワット未満
標準電圧
20,000ボルト
契約電力
10,000キロワット以上
標準電圧
60,000ボルト

契約負荷設備および契約受電設備
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 需 要 に つ い て は , 契 約 負 荷 設 備 お よ
び契約受電設備をあらかじめ設定していただきます。

契
約
電
力
契約電力は,次によって定めます。
イ
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 場 合 ( 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け る
場合に限ります。)

各月の契約電力は,次の場合を除き,その1月の最大需要電力と
前11月の最大需要電力のうち,いずれか大きい値といたします。
a
新たに高圧で電気の供給を受ける場合は,料金適用開始の日以
降 12月 の 期 間 の 各 月 の 契 約 電 力 は , そ の 1 月 の 最 大 需 要 電 力 と
料金適用開始の日から前月までの最大需要電力のうち,いずれ
か大きい値といたします。ただし,この離島約款で新たに高圧で
電気の供給を受ける前から引き続き当社の供給設備を利用される
場合には,この離島約款による電気の供給を受ける前の電気の供
給は,契約電力の決定上,この離島約款によって受けた電気の供
給とみなします。
b
契約受電設備を増加される場合で,増加された日を含む1月の
特定規模需要標準供給条件
-13-
増加された日以降の期間の最大需要電力の値がその1月の増加さ
れた日の前日までの期間の最大需要電力と前11月の最大需要電力
のうちいずれか大きい値を上回るときは,その1月の増加された
日の前日までの期間の契約電力は,その期間の最大需要電力と前
11月の最大需要電力のうちいずれか大きい値とし,その1月の増
加された日以降の期間の契約電力は,その期間の最大需要電力の
値といたします。
c
契約受電設備を減少される場合等で,1年を通じての最大需要
電力が減少することが明らかなときは,減少された日を含む1月
の減少された日の前日までの期間の契約電力は,その期間の最大
需要電力と前11月の最大需要電力のうちいずれか大きい値とし,
減少された日以降12月の期間の各月の契約電力(減少された日を
含む1月の減少された日以降の期間については,その期間の契約
電力といたします。)は,契約負荷設備および契約受電設備の内
容,同一業種の負荷率等を基準として,お客さまと当社との協議
によって定めた値といたします。ただし,減少された日以降12月
の期間で,その1月の最大需要電力と減少された日から前月まで
の最大需要電力のうちいずれか大きい値がお客さまと当社との協
議によって定めた値を上回る場合(減少された日を含む1月の減
少された日以降の期間については,その期間の最大需要電力の値
がお客さまと当社との協議によって定めた値を上回る場合といた
します。)は,契約電力は,その上回る最大需要電力の値といた
します。

業務用自家発補給電力または業務用自家発補給電力Ⅰと同一計量
される場合で,業務用自家発補給電力または業務用自家発補給電力
Ⅰによって電気を使用されたときは,原則として,その1月の業務
用自家発補給電力または業務用自家発補給電力Ⅰの供給時間中にお
特定規模需要標準供給条件
-14-
ける30分最大需要電力計の値から業務用自家発補給電力または業務
用自家発補給電力Ⅰのその1月の最大需要電力を差し引いた値とそ
の1月の業務用自家発補給電力または業務用自家発補給電力Ⅰの供
給時間以外の時間における30分最大需要電力計の値のうちいずれか
大きい値を,その1月の最大需要電力とみなします。

ロ
当社は,30分最大需要電力計を取り付けます。
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 場 合 ( 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け る
場合に限ります。)または特別高圧で電気の供給を受ける場合

契約電力は,使用する負荷設備および受電設備の内容,同一業種
の負荷率等を基準として,お客さまと当社との協議によって定めま
す。
なお,新たに電気の供給を受ける場合等で,需給開始日からの1
年を通じての最大の負荷で契約することが適当でないと認められる
ときは,需給開始日から1年間に限り,段階的に契約電力を増加で
きるものといたします。

業務用自家発補給電力または業務用自家発補給電力Ⅰと同一計量
される場合で,業務用自家発補給電力または業務用自家発補給電力
Ⅰによって電気を使用されたときは,原則として,その1月の業務
用自家発補給電力または業務用自家発補給電力Ⅰの供給時間中にお
ける30分最大需要電力計の値から業務用自家発補給電力または業務
用自家発補給電力Ⅰのその1月の最大需要電力を差し引いた値とそ
の1月の業務用自家発補給電力または業務用自家発補給電力Ⅰの供
給時間以外の時間における30分最大需要電力計の値のうちいずれか
大きい値を,その1月の最大需要電力とみなします。

ハ
当社は,30分最大需要電力計を取り付けます。
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 需 要 と し て 電 気 の 供 給 を 受 け て い
る お 客 さ ま の 最 大 需 要 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 と な る 場 合 は , 契 約
特定規模需要標準供給条件
-15-
電力をロによってすみやかに定めることとし,それまでの間の契約電
力は,イによって定めます。

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,基本料金は,ハによって力率割引また
は割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものといたします。
また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって算定された平
均 燃 料 価 格 が 33,500円 を 下 回 る 場 合 は , 別 表 3 ( 燃 料 費 調 整 )  ニ に
よって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,別表3(燃料費
調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500円を上回る場合は,
別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を加えたも
のといたします。
イ
基
本
料
金
基本料金は,契約種別により,1月につき次のとおりといたします。
ただし,まったく電気を使用しない場合(予備電力によって電気を使
用した場合を除きます。)の基本料金は,半額といたします。

業務用電力A
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
契 約 電 力
標準電圧20,000ボルトで
1キロワット
供給を受ける場合
に つ き
標準電圧60,000ボルトで
供給を受ける場合

2,008円80銭
1,900円80銭
1,836円00銭
業務用季時別電力A
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
契 約 電 力
標準電圧20,000ボルトで
1キロワット
供給を受ける場合
に つ き
標準電圧60,000ボルトで
供給を受ける場合
特定規模需要標準供給条件
-16-
2,008円80銭
1,900円80銭
1,836円00銭

業務用休日エコノミー電力A
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
契 約 電 力
標準電圧20,000ボルトで
1キロワット
供給を受ける場合
に つ き
標準電圧60,000ボルトで
供給を受ける場合
ロ
2,008円80銭
1,900円80銭
1,836円00銭
電 力 量 料 金
電力量料金は,契約種別により,1月につき次のとおりといたしま
す。

業務用電力A
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電
力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
夏 季 料 金
その他季料金
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
12円72銭 11円81銭
で供給を受ける場合
1 キ ロ ワ ッ ト 標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
11円64銭 10円83銭
時 に つ き で供給を受ける場合
標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
11円54銭 10円73銭
で供給を受ける場合

業務用季時別電力A
電力量料金は,その1月の時間帯別の使用電力量によって算定い
たします。
a
ピ ー ク 時 間
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト で
供給を受ける場合
1 キ ロ ワ ッ ト 標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト で
時 に つ き 供給を受ける場合
標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト で
供給を受ける場合
特定規模需要標準供給条件
-17-
16円61銭
15円00銭
14円85銭
b
昼
間
時
間
昼間時間の使用電力量のうち,夏季に使用された電力量には夏
季料金を,その他季に使用された電力量にはその他季料金をそれ
ぞれ適用いたします。
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
1 キ ロ ワ ッ ト 標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
時 に つ き で供給を受ける場合
標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
c
夜
間
時
夏 季 料 金
その他季料金
14円19銭
13円25銭
12円85銭
12円02銭
12円72銭
11円92銭
間
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
1キロワット 標 準 電 圧 2 0 , 0 0 0 ボ ル ト で
時 に つ き 供給を受ける場合
標準電圧60,000ボルトで
供給を受ける場合

8円87銭
8円39銭
8円32銭
業務用休日エコノミー電力A
電力量料金は,その1月の休日平日別の使用電力量によって算定
することとし,夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季
に使用された電力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
a
休
日
夏 季 料 金
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
1 キ ロ ワ ッ ト 標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
時 に つ き で供給を受ける場合
標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
特定規模需要標準供給条件
-18-
その他季料金
10円07銭
9円40銭
9円28銭
8円68銭
9円17銭
8円58銭
b
平
日
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
1 キ ロ ワ ッ ト 標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
時 に つ き で供給を受ける場合
標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
ハ
夏 季 料 金
その他季料金
13円82銭
12円82銭
12円65銭
11円74銭
12円55銭
11円63銭
力率割引および割増し

力率は,その1月のうち毎日午前8時から午後10時までの時間に
おける平均力率(瞬間力率が進み力率となる場合には,その瞬間力
率 は , 100パ ー セ ン ト と い た し ま す 。 ) と い た し ま す 。 こ の 場 合 ,
平均力率は,別表8(平均力率の算定)によって算定された値とい
たします。
なお,まったく電気を使用しないその1月の力率は,85パーセン
トとみなします。

力率が,85パーセントを上回る場合は,その上回る1パーセント
につき,基本料金を1パーセント割引し,85パーセントを下回る場
合は,その下回る1パーセントにつき,基本料金を1パーセント割
増しいたします。

そ
イ
の
他
業務用休日エコノミー電力Aの場合,契約期間満了に先だって,原
則として業務用休日エコノミー電力A以外の契約種別に需給契約を変
更することはできません。
ロ
業務用電力Aから業務用季時別電力Aに需給契約を変更された後1
年に満たないお客さまについては,業務用電力Aを適用いたしません。
また,業務用季時別電力Aから業務用電力Aに需給契約を変更された
後1年に満たないお客さまについては,業務用季時別電力Aを適用い
特定規模需要標準供給条件
-19-
たしません。
ハ
業務用休日エコノミー電力A,業務用電力Ⅰの契約種別または負荷
率別契約から業務用電力Aまたは業務用季時別電力Aに需給契約を変
更された後1年に満たないお客さまについては,業務用休日エコノ
ミー電力Aを適用いたしません。
16
業務用電力Ⅰ

適
用
範
囲
高圧で電気の供給を受ける需要で,業務用電力の適用範囲に該当する
ものに適用いたします。

契
約
電
力
契約電力は,業務用電力に準じて定めます。

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,基本料金は,ハによって力率割引また
は割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものといたします。
また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって算定された平
均 燃 料 価 格 が 33,500円 を 下 回 る 場 合 は , 別 表 3 ( 燃 料 費 調 整 )  ニ に
よって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,別表3(燃料費
調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500円を上回る場合は,
別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を加えたも
のといたします。
イ
基
本
料
金
基本料金は,契約種別により,1月につき次のとおりといたします。
ただし,まったく電気を使用しない場合(予備電力によって電気を使
用した場合を除きます。)の基本料金は,半額といたします。
特定規模需要標準供給条件
-20-

業務用電力A-Ⅰ
契約電力1キロワットにつき

1,296円00銭
業務用季時別電力A-Ⅰ
契約電力1キロワットにつき

1,296円00銭
業務用休日エコノミー電力A-Ⅰ
契約電力1キロワットにつき
ロ
1,296円00銭
電 力 量 料 金
電力量料金は,契約種別により,1月につき次のとおりといたしま
す。

業務用電力A-Ⅰ
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電
力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
夏 季 料 金
1キロワット時につき

18円23銭
その他季料金
16円81銭
業務用季時別電力A-Ⅰ
電力量料金は,その1月の時間帯別の使用電力量によって算定い
たします。
a
ピ ー ク 時 間
1 キ ロ ワ ッ ト 時 に つ き
特定規模需要標準供給条件
25円95銭
-21-
b
昼
間
時
間
昼間時間の使用電力量のうち,夏季に使用された電力量には夏
季料金を,その他季に使用された電力量にはその他季料金をそれ
ぞれ適用いたします。
夏 季 料 金
1キロワット時につき
c
夜
間
時
21円92銭
20円91銭
間
1 キ ロ ワ ッ ト 時 に つ き

その他季料金
8円87銭
業務用休日エコノミー電力A-Ⅰ
電力量料金は,その1月の休日平日別の使用電力量によって算定
することとし,夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季
に使用された電力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
a
休
日
夏 季 料 金
1キロワット時につき
b
平
12円61銭
11円69銭
日
夏 季 料 金
1キロワット時につき
ハ
その他季料金
20円59銭
その他季料金
18円96銭
力率割引および割増し
力率割引および割増しは,業務用電力に準ずるものといたします。
特定規模需要標準供給条件
-22-

そ
イ
の
他
契約期間満了に先だって,原則として業務用電力Ⅰの契約種別以外
の契約種別に需給契約を変更することはできません。
ロ
業務用休日エコノミー電力A,業務用電力Ⅰの契約種別または負荷
率別契約から業務用電力Aまたは業務用季時別電力Aに需給契約を変
更された後1年に満たないお客さまについては,業務用電力Ⅰの契約
種別を適用いたしません。また,業務用電力の契約種別または負荷率
別契約から業務用電力Ⅰの契約種別に需給契約を変更された後1年に
満たないお客さまについては,当該契約種別以外の業務用電力Ⅰの契
約種別を適用いたしません。
ハ
業務用電力Ⅰの各契約種別からその他の業務用電力Ⅰの契約種別に
需給契約を変更された後1年に満たないお客さまについては,当該契
約種別以外の業務用電力Ⅰの契約種別を適用いたしません。
17
産 業 用 電 力

適
用
範
囲
高 圧 ま た は 特 別 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け て 動 力 (付 帯 電 灯 を 含 み ま
す 。 )を 使 用 す る 需 要 で , 次 の い ず れ か に 該 当 す る も の に 適 用 い た し ま
す。
イ
契約電力が50キロワット以上であること。ただし,近い将来におい
て契約負荷設備を増加される等特別の事情がある場合で,お客さまが
希望されるときは,契約電力が50キロワット未満であるものについて
も適用することがあります。
ロ
使用する付帯電灯について離島約款[低圧用]16(従量電灯)ハ
またはニを適用した場合の契約電流(この場合,10アンペアを1キ
ロワットとみなします。)または契約容量(この場合,1キロボルト
アンペアを1キロワットとみなします。)と使用する動力について離
特定規模需要標準供給条件
-23-
島約款[低圧用]23(低圧電力)を適用した場合の契約電力との合
計が原則として50キロワット以上であること。

供給電気方式,供給電圧および周波数
供給電気方式は,交流3相3線式とし,供給電圧は,契約電力(産業
用自家発補給電力または産業用自家発補給電力Ⅰとあわせて契約する場
合は,産業用自家発補給電力または産業用自家発補給電力Ⅰの契約電力
との合計といたします。)に応じて次のとおりとし,周波数は,標準周
波数60ヘルツといたします。ただし,供給電圧については,お客さまに
特別の事情がある場合または当社の供給設備の都合でやむをえない場合
には,当該標準電圧より上位または下位の電圧で供給することがありま
す。
契約電力
2,000キロワット未満
契約電力
2,000キロワット以上
10,000キロワット未満
10,000キロワット以上
50,000キロワット未満
契約電力
契約電力

50,000キロワット以上
標準電圧
6,000ボルト
標準電圧
20,000ボルト
標準電圧
60,000ボルト
標準電圧 100,000ボルト
契約負荷設備および契約受電設備
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 需 要 に つ い て は , 契 約 負 荷 設 備 お よ
び契約受電設備をあらかじめ設定していただきます。

契
約
電
力
契約電力は,次によって定めます。
イ
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 場 合 ( 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け る
場合に限ります。)

各月の契約電力は,次の場合を除き,その1月の最大需要電力と
前11月の最大需要電力のうち,いずれか大きい値といたします。
a
新たに高圧で電気の供給を受ける場合は,料金適用開始の日以
特定規模需要標準供給条件
-24-
降12月の期間の各月の契約電力は,その1月の最大需要電力と料
金適用開始の日から前月までの最大需要電力のうち,いず れか 大
きい値といたします。ただし,この離島約款で新たに高圧 で電 気
の供給を受ける前から引き続き当社の供給設備を利用され る場 合
には,この離島約款による電気の供給を受ける前の電気の供給 は,
契約電力の決定上,この離島約款によって受けた電気の供 給と み
なします。
b
契約受電設備を増加される場合で,増加された日を含む1月の
増加された日以降の期間の最大需要電力の値がその1月の 増加 さ
れた日の前日までの期間の最大需要電力と前11月の最大需要電 力
のうちいずれか大きい値を上回るときは,その1月の増加 され た
日の前日までの期間の契約電力は,その期間の最大需要電力と
前 11月の最大需要電力のうちいずれか大きい値とし,その1月の
増加された日以降の期間の契約電力は,その期間の最大需 要電 力
の値といたします。
c
契約受電設備を減少される場合等で,1年を通じての最大需要
電力が減少することが明らかなときは,減少された日を含 む1 月
の減少された日の前日までの期間の契約電力は,その期間 の最 大
需要電力と前11月の最大需要電力のうちいずれか大きい値とし,
減少された日以降12月の期間の各月の契約電力(減少された日 を
含む1月の減少された日以降の期間については,その期間 の契 約
電力といたします。)は,契約負荷設備および契約受電設 備の 内
容,同一業種の負荷率,操業度等を基準として,お客さま と当 社
との協議によって定めた値といたします。ただし,減少さ れた 日
以降12月の期間で,その1月の最大需要電力と減少された日から
前月までの最大需要電力のうちいずれか大きい値がお客さ まと 当
社との協議によって定めた値を上回る場合(減少された日 を含 む
特定規模需要標準供給条件
-25-
1月の減少された日以降の期間については,その期間の最 大需 要
電力の値がお客さまと当社との協議によって定めた値を上 回る 場
合といたします。)は,契約電力は,その上回る最大需要 電力 の
値といたします。

産業用自家発補給電力または産業用自家発補給電力Ⅰと同一計量
される場合で,産業用自家発補給電力または産業用自家発補給電力
Ⅰによって電気を使用されたときは,原則として,その1月の産業
用自家発補給電力または産業用自家発補給電力Ⅰの供給時間中にお
ける30分最大需要電力計の値から産業用自家発補給電力または産業
用自家発補給電力Ⅰのその1月の最大需要電力を差し引いた値とそ
の1月の産業用自家発補給電力または産業用自家発補給電力Ⅰの供
給時間以外の時間における30分最大需要電力計の値のうちいずれか
大きい値を,その1月の最大需要電力とみなします。

ロ
当社は,30分最大需要電力計を取り付けます。
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 場 合 ( 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け る
場合に限ります。)または特別高圧で電気の供給を受ける場合

契約電力は,使用する負荷設備および受電設備の内容,同一業種
の負荷率,操業度等を基準として,お客さまと当社との協議によっ
て定めます。
なお,新たに電気の供給を受ける場合等で,需給開始日からの1
年を通じての最大の負荷で契約することが適当でないと認められる
ときは,需給開始日から1年間に限り,段階的に契約電力を増加で
きるものといたします。

産業用自家発補給電力と同一計量される場合で,産業用自家発補
給電力によって電気を使用されたときは,原則として,その1月の
産業用自家発補給電力の供給時間中における30分最大需要電力計の
値から産業用自家発補給電力のその1月の最大需要電力を差し引い
特定規模需要標準供給条件
-26-
た値とその1月の産業用自家発補給電力の供給時間以外の時間にお
ける30分最大需要電力計の値のうちいずれか大きい値を,その1月
の最大需要電力とみなします。

ハ
当社は,30分最大需要電力計を取り付けます。
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 需 要 と し て 電 気 の 供 給 を 受 け て い
る お 客 さ ま の 最 大 需 要 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 と な る 場 合 は , 契 約
電力をロによってすみやかに定めることとし,それまでの間の契約電
力は,イによって定めます。

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,基本料金は,ハによって力率割引また
は割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものといたします。
また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって算定された平
均 燃 料 価 格 が 33,500円 を 下 回 る 場 合 は , 別 表 3 ( 燃 料 費 調 整 )  ニ に
よって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,別表3(燃料費
調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500円を上回る場合は,
別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を加えたも
のといたします。
イ
基
本
料
金
基本料金は,契約種別により,1月につき次のとおりといたします。
ただし,まったく電気を使用しない場合(予備電力によって電気を使
用した場合を除きます。)の基本料金は,半額といたします。
特定規模需要標準供給条件
-27-

産業用電力A
標 準 電 圧 6,000ボ ル ト で 供 給
を受ける場合
標 準 電 圧 20,000ボ ル ト で 供 給
契 約 電 力 を受ける場合
1キロワット
標 準 電 圧 60,000ボ ル ト で 供 給
に つ き
を受ける場合
標準電圧100,000ボルトで供給
を受ける場合

1,900円80銭
1,836円00銭
1,771円20銭
産業用季時別電力A
標 準 電 圧 6,000ボ ル ト で 供 給
を受ける場合
標 準 電 圧 20,000ボ ル ト で 供 給
契 約 電 力 を受ける場合
1キロワット
標 準 電 圧 60,000ボ ル ト で 供 給
に つ き
を受ける場合
標準電圧100,000ボルトで供給
を受ける場合
ロ
2,008円80銭
2,008円80銭
1,900円80銭
1,836円00銭
1,771円20銭
電 力 量 料 金
電力量料金は,契約種別により,1月につき次のとおりといたしま
す。

産業用電力A
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電
力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
夏 季 料 金
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
1 キ ロ ワ ッ ト で供給を受ける場合
時 に つ き 標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
標準電圧100,000ボルト
で供給を受ける場合
特定規模需要標準供給条件
-28-
その他季料金
12円25銭 11円38銭
11円26銭 10円47銭
11円15銭 10円38銭
11円05銭 10円28銭

産業用季時別電力A
電力量料金は,その1月の時間帯別の使用電力量によって算定い
たします。
a
ピ ー ク 時 間
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
標準電圧20,000ボルトで
1 キ ロ ワ ッ ト 供給を受ける場合
時 に つ き 標準電圧60,000ボルトで
供給を受ける場合
標準電圧100,000ボルトで
供給を受ける場合
b
昼
間
時
16円61銭
15円00銭
14円85銭
14円72銭
間
昼間時間の使用電力量のうち,夏季に使用された電力量には夏
季料金を,その他季に使用された電力量にはその他季料金をそれ
ぞれ適用いたします。
夏 季 料 金
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
1 キ ロ ワ ッ ト で供給を受ける場合
時 に つ き 標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
標準電圧100,000ボルト
で供給を受ける場合
c
夜
間
時
14円19銭 13円25銭
12円85銭 12円02銭
12円72銭 11円92銭
12円61銭 11円81銭
間
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
標準電圧20,000ボルトで
1 キ ロ ワ ッ ト 供給を受ける場合
時 に つ き 標準電圧60,000ボルトで
供給を受ける場合
標準電圧100,000ボルトで
供給を受ける場合
特定規模需要標準供給条件
その他季料金
-29-
8円87銭
8円39銭
8円32銭
8円25銭
ハ
力率割引および割増し

力率は,その1月のうち毎日午前8時から午後10時までの時間に
おける平均力率(瞬間力率が進み力率となる場合には,その瞬間力
率 は , 100パ ー セ ン ト と い た し ま す 。 ) と い た し ま す 。 こ の 場 合 ,
平均力率は,別表8(平均力率の算定)によって算定された値とい
たします。
なお,まったく電気を使用しないその1月の力率は,85パーセン
トとみなします。

力率が,85パーセントを上回る場合は,その上回る1パーセント
につき,基本料金を1パーセント割引し,85パーセントを下回る場
合は,その下回る1パーセントにつき,基本料金を1パーセント割
増しいたします。

そ
イ
の
他
発電設備等を介して,付帯電灯以外の電灯(小型機器を含みま
す。)を使用することはできません。
ロ
産業用電力Aから産業用季時別電力Aに需給契約を変更された後1
年に満たないお客さまについては,産業用電力Aを適用いたしません。
また,産業用季時別電力Aから産業用電力Aに需給契約を変更された
後1年に満たないお客さまについては,産業用季時別電力Aを適用い
たしません。
18
産業用電力Ⅰ

適
用
範
囲
高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け , 契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 需 要 で ,
産業用電力の適用範囲に該当するものに適用いたします。

契
約
電
力
契約電力は,産業用電力に準じて定めます。
特定規模需要標準供給条件
-30-

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,基本料金は,ハによって力率割引また
は割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものといたします。
また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって算定された平
均 燃 料 価 格 が 33,500円 を 下 回 る 場 合 は , 別 表 3 ( 燃 料 費 調 整 )  ニ に
よって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,別表3(燃料費
調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500円を上回る場合は,
別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を加えたも
のといたします。
イ
基
本
料
金
基本料金は,契約種別により,1月につき次のとおりといたします。
ただし,まったく電気を使用しない場合(予備電力によって電気を使
用した場合を除きます。)の基本料金は,半額といたします。

産業用電力A-Ⅰ
契約電力1キロワットにつき

1,350円00銭
産業用季時別電力A-Ⅰ
契約電力1キロワットにつき
ロ
1,350円00銭
電 力 量 料 金
電力量料金は,契約種別により,1月につき次のとおりといたしま
す。

産業用電力A-Ⅰ
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
特定規模需要標準供給条件
-31-
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電
力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
夏 季 料 金
1キロワット時につき

15円68銭
その他季料金
14円48銭
産業用季時別電力A-Ⅰ
電力量料金は,その1月の時間帯別の使用電力量によって算定い
たします。
a
ピ ー ク 時 間
1 キ ロ ワ ッ ト 時 に つ き
b
昼
間
時
23円41銭
間
昼間時間の使用電力量のうち,夏季に使用された電力量には夏
季料金を,その他季に使用された電力量にはその他季料金をそれ
ぞれ適用いたします。
夏 季 料 金
1キロワット時につき
c
夜
間
時
19円95銭
18円70銭
間
1 キ ロ ワ ッ ト 時 に つ き
ハ
その他季料金
8円87銭
力率割引および割増し
力率割引および割増しは,産業用電力に準ずるものといたします。

そ
イ
の
他
契約期間満了に先だって,原則として産業用電力Ⅰの契約種別以外
特定規模需要標準供給条件
-32-
の契約種別に需給契約を変更することはできません。
ロ
最 大 需 要 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 と な る 場 合 の 料 金 は , 産 業 用 電
力A-Ⅰの適用を受ける場合は産業用電力Aに準じて算定し,産業用
季時別電力A-Ⅰの適用を受ける場合は産業用季時別電力Aに準じて
算定いたします。この場合,蓄熱調整契約をあわせて契約されるお客
さまについては,蓄熱調整契約に準ずるものといたします。
ハ
産業用電力Ⅰの契約種別,負荷率別契約,かんがい排水用電力,深
夜電力または第2深夜電力から産業用電力の契約種別に需給契約を変
更された後1年に満たないお客さまについては,産業用電力Ⅰの契約
種別を適用いたしません。また,産業用電力の契約種別,負荷率別契
約,かんがい排水用電力,深夜電力または第2深夜電力から産業用電
力Ⅰの契約種別に需給契約を変更された後1年に満たないお客さまに
ついては,当該契約種別以外の産業用電力Ⅰの契約種別を適用いたし
ません。
ニ
産業用電力A-Ⅰから産業用季時別電力A-Ⅰに需給契約を変更さ
れた後1年に満たないお客さまについては,産業用電力A-Ⅰを適用
いたしません。また,産業用季時別電力A-Ⅰから産業用電力A-Ⅰ
に需給契約を変更された後1年に満たないお客さまについては,産業
用季時別電力A-Ⅰを適用いたしません。
19
負荷率別契約

適
用
範
囲
高圧で電気の供給を受ける需要で,業務用電力または産業用電力の適
用範囲に該当するものに適用いたします。

契
約
電
力
契約電力は,業務用電力または産業用電力に準じて定めます。

算定対象基準電力
特定規模需要標準供給条件
-33-
算定対象基準電力は,によって定めた値といたします。ただし,自
家発補給電力とあわせて電気の供給を受ける場合の算定対象基準電力は,
で定める契約電力に25(自家発補給電力)ロまたはロによって定
めた契約電力を加えたものといたします。

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,基本料金は,ハによって力率割引また
は割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものといたします。
また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって算定された平
均 燃 料 価 格 が 33,500円 を 下 回 る 場 合 は , 別 表 3 ( 燃 料 費 調 整 )  ニ に
よって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,別表3(燃料費
調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500円を上回る場合は,
別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を加えたも
のといたします。
イ
基
本
料
金
基本料金は,1月につき次のとおりといたします。ただし,まった
く電気を使用しない場合(予備電力によって電気を使用した場合を除
きます。)の基本料金は,半額といたします。
契約電力1キロワットにつき
ロ
2,008円80銭
電 力 量 料 金
電力量料金は,その1月の使用電力量をその1月の算定対象基準電
力1キロワット当たりの使用時間数ごとに区分した電力量によって算
定することとし,夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季
に使用された電力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
なお,その1月に夏季およびその他季がともに含まれる場合および
特定規模需要標準供給条件
-34-
33(料金の算定)イ,ロ,ハまたはニにより日割りとなる場合の料
金適用上の電力量区分については,別表11(日割計算の基本算式)
ハのとおりといたします。
算定対象基準電力1キロ
ワット当たりの使用時間数
1キロワット時につき
夏 季 料 金
その他季料金
最初の100時間まで
13円25銭
12円28銭
100時間をこえ200時間まで
12円15銭
11円28銭
200時間をこえ300時間まで
11円44銭
10円64銭
300時間をこえ400時間まで
11円05銭
10円29銭
400時間をこえる部分
10円93銭
10円17銭
ハ
力率割引および割増し
力率割引および割増しは,業務用電力または産業用電力に準ずるも
のといたします。

契 約 超 過 金
契約超過金は,39(契約超過金)にかかわらず,次のとおりといたし
ます。
イ
お客さまが契約電力をこえて電気を使用された場合には,当社の責
めとなる理由による場合を除き,当社は契約超過電力に基本料金率を
乗じてえた金額をその1月の力率により割引または割増したものの3
倍に相当する金額を,契約超過金として申し受けます。この場合,契
約超過電力とは,その1月の最大需要電力から契約電力を差し引いた
値といたします。
ロ
契約超過金は,契約電力をこえて電気を使用された月の料金の支払
期日までに支払っていただきます。
なお,契約超過金が支払期日までに支払われない場合には,支払期
特定規模需要標準供給条件
-35-
日の翌日から起算して支払いの日に至るまで,契約超過金から消費税
等相当額(消費税法の規定により課される消費税および地方税法の規
定により課される地方消費税に相当する金額をいいます。)を差し引
いた金額に対して,年10パーセントの延滞利息(閏年の日を含む期間
についても,365日当たりの割合といたします。)を申し受けます。
また,消費税等相当額の単位は,1円とし,その端数は,切り捨て
ます。

そ
イ
の
他
契約期間満了に先だって,原則として負荷率別契約以外の契約種別
に需給契約を変更することはできません。
ロ
業務用休日エコノミー電力A,業務用電力Ⅰの契約種別,産業用電
力Ⅰの契約種別,負荷率別契約,かんがい排水用電力,深夜電力また
は第2深夜電力から業務用電力A,業務用季時別電力Aまたは産業用
電力の契約種別に需給契約を変更された後1年に満たないお客さまに
ついては,負荷率別契約を適用いたしません。
ハ
で定める算定対象基準電力に変更があった場合は,33(料金の算
定)ロの契約電力の変更に準ずるものといたします。
20
臨

時
適
電
用
力
範
囲
契約使用期間が1年未満の需要で,業務用電力または産業用電力の適
用範囲に該当するものに適用いたします。ただし,毎年,一定期間を限
り,反復使用する需要には適用いたしません。

契
約
電
力
契約電力は,業務用電力または産業用電力の場合に準じて定めます。
た だ し , 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け る 需 要 で , 契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト
未満の場合は,別表9(契約電力の算定方法)によって算定された契約
特定規模需要標準供給条件
-36-
電力の値といたします。

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,基本料金は,ハによって力率割引また
は割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものといたします。
また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって算定された平
均 燃 料 価 格 が 33,500円 を 下 回 る 場 合 は , 別 表 3 ( 燃 料 費 調 整 )  ニ に
よって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,別表3(燃料費
調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500円を上回る場合は,
別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を加えたも
のといたします。
イ
基
本
料
金
基本料金は,業務用電力Aまたは産業用電力Aの該当料金の20パー
セントを割増ししたものを適用いたします。ただし,まったく電気を
使用しない場合(予備電力によって電気を使用した場合を除きま
す。)の基本料金は,業務用電力Aまたは産業用電力Aの該当料金の
半額に20パーセントを割増ししたものを適用いたします。
ロ
電 力 量 料 金
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電力
量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
特定規模需要標準供給条件
-37-

業務用電力の適用範囲に該当する場合
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
1 キ ロ ワ ッ ト 標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
時 に つ き で供給を受ける場合
標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合

その他季料金
14円73銭
13円63銭
13円44銭
12円47銭
13円32銭
12円35銭
産業用電力の適用範囲に該当する場合
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
1 キ ロ ワ ッ ト で供給を受ける場合
時 に つ き 標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
標 準 電 圧 100,000ボ ル ト
で供給を受ける場合
ハ
夏 季 料 金
夏 季 料 金
その他季料金
14円16銭
13円11銭
12円99銭
12円04銭
12円85銭
11円93銭
12円73銭
11円80銭
力率割引および割増し
力率割引および割増しは,業務用電力または産業用電力に準じて適
用いたします。ただし,高圧で電気の供給を受ける需要で,契約電力
が500キロワット未満の場合の力率は,次により定めます。

負荷が最大と認められる時間の力率(瞬間力率が進み力率となる
場 合 に は , そ の 瞬 間 力 率 は , 100パ ー セ ン ト と い た し ま す 。 ) を 基
準として,お客さまと当社との協議によって定めます。
なお,まったく電気を使用しないその1月の力率は,85パーセン
トとみなします。

お客さまは,正当な理由がある場合に限り,力率の変更について
の協議を当社に求めることができます。

そ
の
他
特定規模需要標準供給条件
-38-
イ
当社は,原則として供給設備を常置いたしません。
ロ
契約使用期間満了後さらに継続して使用することを希望される場合
で,契約使用期間満了の日の翌日から新たに定める契約使用期間満了
の日までが1年未満となるときは,臨時電力を適用いたします。
ハ
その他の事項については,とくに定めのある場合を除き,業務用電
力または産業用電力に準ずるものといたします。
21
臨 時 電 力 Ⅰ

適
用
範
囲
高圧で電気の供給を受け,契約使用期間が1年未満の需要で,業務用
電 力 ま た は 産 業 用 電 力 ( 契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 需 要 に 限 り ま
す。)の適用範囲に該当するものに適用いたします。ただし,毎年,一
定期間を限り,反復使用する需要には適用いたしません。

契
約
電
力
契約電力は,臨時電力に準じて定めます。

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,基本料金は,ハによって力率割引また
は割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものといたします。
また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって算定された平
均 燃 料 価 格 が 33,500円 を 下 回 る 場 合 は , 別 表 3 ( 燃 料 費 調 整 )  ニ に
よって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,別表3(燃料費
調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500円を上回る場合は,
別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を加えたも
のといたします。
イ
基
本
料
特定規模需要標準供給条件
金
-39-
基本料金は,業務用電力A-Ⅰまたは産業用電力A-Ⅰの該当料金
の20パーセントを割増ししたものを適用いたします。ただし,まった
く電気を使用しない場合(予備電力によって電気を使用した場合を除
きます。)の基本料金は,業務用電力A-Ⅰまたは産業用電力A-Ⅰ
の該当料金の半額に20パーセントを割増ししたものを適用いたします。
ロ
電 力 量 料 金
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電力
量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。

業務用電力の適用範囲に該当する場合
夏 季 料 金
1キロワット時につき

21円33銭
19円64銭
産業用電力の適用範囲に該当する場合
夏 季 料 金
1キロワット時につき
ハ
その他季料金
その他季料金
18円28銭
16円84銭
力率割引および割増し
力率割引および割増しは,臨時電力に準ずるものといたします。

そ
の
他
イ
当社は,原則として供給設備を常置いたしません。
ロ
契約使用期間満了後さらに継続して使用することを希望される場合
で,契約使用期間満了の日の翌日から新たに定める契約使用期間満了
の日までが1年未満となるときは,臨時電力Ⅰを適用いたします。
ハ
臨時電力の適用を受けるお客さまは,臨時電力Ⅰに需給契約を変更
できません。
特定規模需要標準供給条件
-40-
ニ
その他の事項については,とくに定めのある場合を除き,臨時電力
に準ずるものといたします。
22
かんがい排水用電力

適
用
範
囲
高圧または特別高圧で電気の供給を受ける需要で,農事用のかんがい
排水のために動力(付帯電灯を含みます。)を使用するものに適用いた
します。

契
約
期
間
契約期間は,7(需給契約の成立および契約期間)にかかわらず,
次のとおりといたします。
イ
契約期間は,需給契約またはその変更が成立した日から,に定め
る契約年度の末日までといたします。
ロ
契約期間満了に先だって需給契約の消滅または変更がない場合は,
需給契約は,契約期間満了後も1年ごとに同一条件で継続されるもの
といたします。

契約使用期間
契約使用期間は,契約期間内において,あらかじめお客さまと当社と
の協議によって定めるものといたします。

契
約
年
度
契約年度は,毎年1月の検針日から翌年1月の検針日の前日までとい
たします。

契
約
電
力
契約電力は,産業用電力に準じて定めます。ただし,高圧で電気の供
給 を 受 け る 需 要 で , 契 約 電 力 が 500 キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 場 合 は , 別 表 9
(契約電力の算定方法)の臨時電力に準じて算定された契約電力の値と
いたします。
特定規模需要標準供給条件
-41-

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,基本料金は,ハによって力率割引また
は割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものといたします。
また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって算定された平
均 燃 料 価 格 が 33,500円 を 下 回 る 場 合 は , 別 表 3 ( 燃 料 費 調 整 )  ニ に
よって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,別表3(燃料費
調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500円を上回る場合は,
別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を加えたも
のといたします。
なお,契約使用期間以外の期間については,料金を申し受けません。
イ
基

本
料
金
基本料金は,1月につき次のとおりといたします。
なお,1回の契約使用期間においてまったく電気を使用しない月
の基本料金は,半額といたします。
標準電圧 6,000ボルトで
契 約 電 力
供給を受ける場合
1キロワット
標
準 電 圧 20,000 ボ ル ト 以 上
に つ き
で供給を受ける場合

486円00銭
453円60銭
契約年度における基本料金の合計は,電気を使用する場合の基本
料金の2月分(以下「年間最低保証料金」といいます。)を下回ら
ないものといたします。
なお,契約年度の中途で契約電力を変更される場合の年間最低保
証料金は,その契約年度の契約電力の最も大きいものによって算定
いたします。
ロ
電 力 量 料 金
特定規模需要標準供給条件
-42-
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電力
量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
夏 季 料 金
標準電圧 6,000ボルトで
1 キ ロ ワ ッ ト 供給を受ける場合
時 に つ き 標準電圧20,000ボルト以
上で供給を受ける場合
ハ
その他季料金
10円80銭 10円06銭
10円63銭
9円88銭
力率割引および割増し
力率割引および割増しは,産業用電力に準ずるものといたします。
た だ し , 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け る 需 要 で , 契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ
ト未満の場合の力率は,次により定めます。

負荷が最大と認められる時間の力率(瞬間力率が進み力率となる
場 合 に は , そ の 瞬 間 力 率 は , 100パ ー セ ン ト と い た し ま す 。 ) を 基
準として,お客さまと当社との協議によって定めます。
なお,まったく電気を使用しないその1月の力率は,85パーセン
トとみなします。

お客さまは,正当な理由がある場合に限り,力率の変更について
の協議を当社に求めることができます。

そ
イ
の
他
お客さまが契約使用期間内に電気の使用の休止の申出をされる場合
は,契約使用期間を変更いたします。
ロ
契約使用期間満了にともなってお客さまが電気の使用を休止される
場合には,当社は,引込線の切断等の処置を行なうことがあります。
ハ
契約年度の基本料金の合計が年間最低保証料金を下回ったときに申
し受ける料金の支払義務発生日は,当該契約年度の翌年度の1月の検
針日といたします。ただし,契約期間満了前に需給契約が消滅した場
特定規模需要標準供給条件
-43-
合は,消滅日といたします。
ニ
その他の事項については,産業用電力に準ずるものといたします。
ただし,特別高圧で電気の供給を受ける需要で,66(一般供給設備
の工事費負担金)イに定める事項については,当社負担額はその
60パーセントに相当する額といたします。
23
深

夜
適
電
用
力
範
囲
高圧で電気の供給を受ける需要で,毎日午後11時から翌日の午前7時
までの時間を限り動力(付帯電灯を含みます。)を使用するものに適用
いたします。

契
約
電
力
契約電力は,次によって定めます。
イ
契約電力が500キロワット未満の場合
契約電力は,契約負荷設備の総入力と契約受電設備(受電電圧と同
位の電圧で使用する契約負荷設備を含みます。)の総容量のうち,い
ずれか小さい値といたします。ただし,契約負荷設備に電熱負荷設備
以外の負荷設備がある場合は,契約負荷設備の総入力および契約受電
設備の総容量は,次によるものといたします。
なお,契約受電設備の総容量については,1ボルトアンペアを1
ワットとみなします。

契約負荷設備の総入力
電熱負荷設備以外の負荷設備の各入力について別表9(契約電力
の算定方法)に準じて算定してえた値と電熱負荷設備の総入力と
の合計といたします。

契約受電設備の総容量
電熱負荷設備以外の負荷設備に対応する契約受電設備の容量につ
特定規模需要標準供給条件
-44-
いて別表9(契約電力の算定方法)に準じて算定してえた値と電
熱負荷設備に対応する契約受電設備の容量との合計といたします。
ただし,電熱負荷設備と電熱負荷設備以外の負荷設備が同一の契
約受電設備に接続されている場合は,次のaによってえた値につい
て別表9(契約電力の算定方法)に準じて算定してえた値とbに
よってえた値との合計といたします。
a
電熱負荷設備と電熱負荷設備以外の負荷設備とが接続される契
約受電設備の容量から接続される電熱負荷設備の容量を差し引い
た値と電熱負荷設備以外の負荷設備専用の契約受電設備の容量と
の合計
b
電熱負荷設備専用の契約受電設備の容量とaで差し引かれた電
熱負荷設備の容量との合計
ロ
契約電力が500キロワット以上の場合

契約電力は,使用する負荷設備および受電設備の内容,同一業種
の負荷率等を基準として,お客さまと当社との協議によって定めま
す。


当社は,30分最大需要電力計を取り付けます。
供
給
条
件
イ
他の契約種別と同一の負荷設備を使用することはできません。
ロ
当社は,供給設備の状況により,の使用開始時刻を前後2時間の
範囲内で変更することがあります。ただし,契約上電気を使用できる
時間(以下「契約使用時間」といいます。)の延長または短縮は行な
いません。
ハ
契約使用時間以外の時間は,適当な装置を用いて電気の供給を原則
としてしゃ断いたします。
ニ
契約使用時間以外の時間に電気の供給をしゃ断しない場合は,原則
として電気を使用していないことを確認する装置を取り付けます。
特定規模需要標準供給条件
-45-
ホ
契約使用時間を区分し,または契約使用時間以外の時間の電気の供
給をしゃ断する装置は,63(計量器等の取付け)にいう区分装置と
して取り扱うものといたします。

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,電力量料金は,別表3(燃料費調整)
イによって算定された平均燃料価格が33,500円を下回る場合は,別表
3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を差し引いたも
のとし,別表3(燃料費調整)イによって算定された平均燃料価格が
33,500円を上回る場合は,別表3(燃料費調整)ニによって算定され
た燃料費調整額を加えたものといたします。
イ
基
本
料
金
基本料金は,1月につき次のとおりといたします。ただし,まった
く電気を使用しない場合の基本料金は,半額といたします。
契約電力1キロワットにつき
ロ
178円20銭
電 力 量 料 金
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定いたします。
1 キ ロ ワ ッ ト 時 に つ き

そ
イ
の
8円43銭
他
深夜電力から第2深夜電力に需給契約を変更された後1年に満たな
いお客さまについては,原則として契約電力の増加をともなわない限
り,深夜電力を適用いたしません。
ロ
その他の事項については,とくに定めのある場合を除き,産業用電
特定規模需要標準供給条件
-46-
力に準ずるものといたします。
24
第2深夜電力

適
用
範
囲
高圧で電気の供給を受ける需要で,毎日午後10時から翌日の午前8時
までの時間を限り動力(付帯電灯を含みます。)を使用するものに適用
いたします。

契
約
電
力
契約電力は,深夜電力に準じて定めます。

供
給
条
件
イ
他の契約種別と同一の負荷設備を使用することはできません。
ロ
当社は,供給設備の状況により,の使用開始時刻を前後2時間の
範囲内で変更することがあります。ただし,契約使用時間の延長また
は短縮は行ないません。
ハ
契約使用時間以外の時間は,適当な装置を用いて電気の供給を原則
としてしゃ断いたします。
ニ
契約使用時間以外の時間に電気の供給をしゃ断しない場合は,原則
として電気を使用していないことを確認する装置を取り付けます。
ホ
契約使用時間を区分し,または契約使用時間以外の時間の電気の供
給をしゃ断する装置は,63(計量器等の取付け)にいう区分装置と
して取り扱うものといたします。

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,電力量料金は,別表3(燃料費調整)
イによって算定された平均燃料価格が33,500円を下回る場合は,別表
3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を差し引いたも
特定規模需要標準供給条件
-47-
のとし,別表3(燃料費調整)イによって算定された平均燃料価格が
33,500円を上回る場合は,別表3(燃料費調整)ニによって算定され
た燃料費調整額を加えたものといたします。
イ
基
本
料
金
基本料金は,1月につき次のとおりといたします。ただし,まった
く電気を使用しない場合の基本料金は,半額といたします。
契約電力1キロワットにつき
ロ
226円80銭
電 力 量 料 金
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定いたします。
1 キ ロ ワ ッ ト 時 に つ き

そ
イ
の
9円73銭
他
第2深夜電力から深夜電力に需給契約を変更された後1年に満たな
いお客さまについては,原則として契約電力の増加をともなわない限
り,第2深夜電力を適用いたしません。
ロ
その他の事項については,とくに定めのある場合を除き,産業用電
力に準ずるものといたします。
25
自家発補給電力

業務用自家発補給電力
イ
適
用
範
囲
高圧または特別高圧で電気の供給を受けて,業務用電力の適用範囲
に該当する需要で,お客さまの発電設備の検査,補修または事故によ
り生じた不足電力の補給にあてるためのものに適用いたします。
なお,お客さまが発電設備を設置される場合には,予備発電設備が
特定規模需要標準供給条件
-48-
設置されている場合等不足電力が生じないことが明らかな場合を除き,
業務用自家発補給電力を契約していただきます。
また,大気汚染防止法等の関係する法令で定めるところにより火力
発電設備の出力を抑制したときに生じた不足電力,渇水により水力発
電設備の出力が低下したときに生じた不足電力等の補給にあてるため
のものには適用いたしません。
ロ
契

約
電
力
契約電力は,お客さまの発電設備の容量(定格出力といたしま
す。)を基準として,お客さまと当社との協議によって定めます。
この場合,契約電力は,原則として,1台当たりの容量が最大とな
る発電設備の容量(定格出力といたします。)を下回らないものと
いたします。

によりがたい場合には,次の値を基準として,お客さまと当社
との協議によって定めます。
a
予備発電設備が設置されている場合
お客さまの発電設備の容量(定格出力といたします。)からお
客さまの予備発電設備の容量(定格出力といたします。)を差し
引いた値
なお,この場合の予備発電設備とは,常時運転される発電設備
が停止したときに瞬時に自動的に切替えを行ない運転を開始する
ものをいいます。
b
発電設備が停止したときに瞬時に負荷を自動的にしゃ断する装
置が設置されている場合
お客さまの発電設備の容量(定格出力といたします。)から瞬
時に負荷を自動的にしゃ断する装置に接続された負荷設備の容量
(同時に使用する負荷設備の容量の合計といたします。)を差し
引いた値
特定規模需要標準供給条件
-49-
ハ
料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー
発電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進
賦課金の合計といたします。ただし,基本料金は,によって力率割
引または割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものとい
たします。また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって
算定された平均燃料価格が33,500円を下回る場合は,別表3(燃料費
調整)ニによって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,
別表3(燃料費調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500
円を上回る場合は,別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃
料費調整額を加えたものといたします。

基
本
料
金
基本料金は,1月につき次のとおりといたします。
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
契 約 電 力
標準電圧20,000ボルトで
1キロワット
供給を受ける場合
に つ き
標準電圧60,000ボルトで
供給を受ける場合
2,209円68銭
2,090円88銭
2,019円60銭
ただし,まったく電気の供給を受けない場合の基本料金は,1月
につき次のとおりといたします。
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
契 約 電 力
標準電圧20,000ボルトで
1キロワット
供給を受ける場合
に つ き
標準電圧60,000ボルトで
供給を受ける場合
663円12銭
627円48銭
605円88銭
なお,その1月に前月から継続して電気の供給を受けた期間があ
る場合で,その期間が前月の電気の供給を受けなかった期間を上回
らないときは,その期間における電気の供給は,前月における電気
特定規模需要標準供給条件
-50-
の供給とみなします。

電 力 量 料 金
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電
力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
a
定期検査または定期補修による場合
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
1 キ ロ ワ ッ ト 標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
時 に つ き で供給を受ける場合
標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
b
その他季料金
13円73銭
12円72銭
12円56銭
11円64銭
12円44銭
11円54銭
夏 季 料 金
その他季料金
16円51銭
15円24銭
15円04銭
13円92銭
14円89銭
13円77銭
a以外の場合
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
1 キ ロ ワ ッ ト 標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
時 に つ き で供給を受ける場合
標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合

夏 季 料 金
力率割引および割増し
力率割引および割増しは,業務用電力に準ずるものといたします。
ニ
業務用自家発補給電力の使用

お客さまが業務用自家発補給電力を使用される場合は,使用開始
の時刻と使用休止の時刻とをあらかじめ当社に通知していただきま
す。ただし,事故その他やむをえない場合は,使用開始後すみやか
に当社に通知していただきます。

常時供給分と業務用自家発補給電力を同一計量する場合で,常時
特定規模需要標準供給条件
-51-
供給分の契約電力が15(業務用電力)ロによって決定されるお客
さままたは15(業務用電力)ロに準じて決定されるお客さまのそ
の1月の30分最大需要電力計の値が常時供給分の契約電力をこえな
いときは,にかかわらず,業務用自家発補給電力を使用されな
かったものとみなします。
ホ
常時供給分と同一計量される場合の最大需要電力
常時供給分と同一計量される場合で,業務用自家発補給電力を使用
されたときは,次 の 場 合 を 除 き , 原 則 と し て 契約電力をその1月の
最大需要電力とみなします。

常時供給分の契約電力を15(業務用電力)イによって定めるお
客さままたは15(業務用電力)イに準じて定めるお客さまの場合
で,業務用自家発補給電力の需要電力の最大値が契約電力をこえた
ことが明らかなときは,その需要電力の最大値をその1月の最大需
要電力とみなします。

常時供給分の契約電力を15(業務用電力)ロによって定めるお
客さままたは15(業務用電力)ロに準じて定めるお客さまの場合
で,その1月の30分最大需要電力計の値が常時供給分の契約電力と
業務用自家発補給電力の契約電力との合計をこえ,かつ,超過の原
因が業務用自家発補給電力の超過であることが明らかなときは,そ
の需要電力の最大値をその1月の最大需要電力とみなします。
なお,超過の原因が明らかでない場合は,常時供給分と業務用自
家発補給電力との契約電力の比であん分してえた値をその1月の最
大需要電力とみなします。
ヘ
常時供給分と同一計量される場合の使用電力量

使用電力量は,業務用自家発補給電力の供給時間中に計量された
使用電力量から,基準の電力に業務用自家発補給電力の供給時間を
乗じてえた値を差し引いた値といたします。
特定規模需要標準供給条件
-52-
なお,この場合の基準の電力は,原則として次のいずれかを基準
として決定するものといたします。この場合,いずれを基準とする
かはあらかじめ負荷の実情に応じてお客さまと当社との協議によっ
て定めておくものとし,業務用自家発補給電力の使用のつど選択す
ることはできません。
また,常時供給分の使用電力量の計量を各時間帯別に計量してい
る場合の基準の電力は,各時間帯別に,休日平日別に計量している
場合の基準の電力は,休日平日別に定めるものといたします。
a
業務用自家発補給電力の使用の前月または前年同月における常
時供給分の平均電力
b
業務用自家発補給電力の使用の前3月間における常時供給分の
平均電力
c
業務用自家発補給電力の使用の前3日間における常時供給分の
平均電力

業務用自家発補給電力の継続した使用期間を通算して業務用自家
発補給電力の使用電力量を算定することが不適当と認められる場合
は,業務用自家発補給電力の供給時間中の各時間ごとに使用電力量
から基準の電力にその時間を乗じてえた値を差し引いた値の合計を
業務用自家発補給電力の使用電力量といたします。

使用電力量の区分
業務用自家発補給電力の使用電力量は,原則として業務用自家発
補給電力の最大需要電力に業務用自家発補給電力の使用時間を乗じ
てえた値をこえないものといたします。
ト
そ

の
他
定期検査および定期補修は,できる限り夏期をさけて実施してい
ただくものとし,毎年度当初にあらかじめその実施の時期を定めて
当社へ文書により通知していただきます。
特定規模需要標準供給条件
-53-
なお,その実施の時期を変更される場合には,その1月前までに
当社に通知していただきます。

当社は,必要に応じてお客さまから電気の需給に関する記録およ
び発電設備の運転に関する記録を提出していただきます。

その他の事項については,とくに定めのある場合を除き,業務用
電力に準ずるものといたします。

産業用自家発補給電力
イ
適
用
範
囲
高圧または特別高圧で電気の供給を受けて,産業用電力の適用範囲
に該当する需要で,お客さまの発電設備の検査,補修または事故によ
り生じた不足電力の補給にあてるためのものに適用いたします。
なお,お客さまが発電設備を設置される場合には,予備発電設備が
設置されている場合等不足電力が生じないことが明らかな場合を除き,
産業用自家発補給電力を契約していただきます。
また,大気汚染防止法等の関係する法令で定めるところにより火力
発電設備の出力を抑制したときに生じた不足電力,渇水により水力発
電設備の出力が低下したときに生じた不足電力等の補給にあてるため
のものには適用いたしません。
ロ
契
約
電
力
契約電力は,負荷の実情に応じてお客さまと当社との協議によって
定めます。
ハ
料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー
発電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進
賦課金の合計といたします。ただし,基本料金は,によって力率割
引または割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものとい
たします。また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって
特定規模需要標準供給条件
-54-
算定された平均燃料価格が33,500円を下回る場合は,別表3(燃料費
調整)ニによって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,
別表3(燃料費調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500
円を上回る場合は,別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃
料費調整額を加えたものといたします。

基
本
料
金
基本料金は,1月につき次のとおりといたします。
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト で 供
給を受ける場合
標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト で 供
契 約 電 力 給を受ける場合
1キロワット
標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト で 供
に つ き
給を受ける場合
標 準 電 圧 100,000 ボ ル ト で 供
給を受ける場合
2,209円68銭
2,090円88銭
2,019円60銭
1,948円32銭
ただし,まったく電気の供給を受けない場合の基本料金は,1月
につき次のとおりといたします。
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト で 供
給を受ける場合
標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト で 供
契 約 電 力 給を受ける場合
1キロワット
標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト で 供
に つ き
給を受ける場合
標 準 電 圧 100,000 ボ ル ト で 供
給を受ける場合
441円72銭
417円96銭
403円92銭
389円88銭
なお,その1月に前月から継続して電気の供給を受けた期間があ
る場合で,その期間が前月の電気の供給を受けなかった期間を上回
らないときは,その期間における電気の供給は,前月における電気
の供給とみなします。

電 力 量 料 金
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
特定規模需要標準供給条件
-55-
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電
力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
a
定期検査または定期補修による場合
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
1 キ ロ ワ ッ ト で供給を受ける場合
時 に つ き 標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
標 準 電 圧 100,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
b
その他季料金
13円21銭
12円25銭
12円13銭
11円26銭
12円00銭
11円15銭
11円89銭
11円05銭
夏 季 料 金
その他季料金
15円85銭
14円65銭
14円51銭
13円42銭
14円36銭
13円29銭
14円20銭
13円16銭
a以外の場合
標 準 電 圧 6,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
標 準 電 圧 20,000 ボ ル ト
1 キ ロ ワ ッ ト で供給を受ける場合
時 に つ き 標 準 電 圧 60,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合
標 準 電 圧 100,000 ボ ル ト
で供給を受ける場合

夏 季 料 金
力率割引および割増し
力率割引および割増しは,産業用電力に準ずるものといたします。
ニ
産業用自家発補給電力の使用

お客さまが産業用自家発補給電力を使用される場合は,使用開始
の時刻と使用休止の時刻とをあらかじめ当社に通知していただきま
す。ただし,事故その他やむをえない場合は,使用開始後すみやか
に当社に通知していただきます。

常時供給分と産業用自家発補給電力を同一計量する場合で,常時
供給分の契約電力が17(産業用電力)ロによって決定されるお客
特定規模需要標準供給条件
-56-
さままたは17(産業用電力)ロに準じて決定されるお客さまのそ
の1月の30分最大需要電力計の値が常時供給分の契約電力をこえな
いときは,にかかわらず,産業用自家発補給電力を使用されな
かったものとみなします。
ホ
常時供給分と同一計量される場合の最大需要電力
常時供給分と同一計量される場合で,産業用自家発補給電力を使用
されたときは,次の場合を除き,原則として契約電力をその1月の最
大需要電力とみなします。

常時供給分の契約電力を17(産業用電力)イによって定めるお
客さままたは17(産業用電力)イに準じて定めるお客さまの場合
で,産業用自家発補給電力の需要電力の最大値が契約電力をこえた
ことが明らかなときは,その需要電力の最大値をその1月の最大需
要電力とみなします。

常時供給分の契約電力を17(産業用電力)ロによって定めるお
客さままたは17(産業用電力)ロに準じて定めるお客さまの場合
で,その1月の30分最大需要電力計の値が常時供給分の契約電力と
産業用自家発補給電力の契約電力との合計をこえ,かつ,超過の原
因が産業用自家発補給電力の超過であることが明らかなときは,そ
の需要電力の最大値をその1月の最大需要電力とみなします。
なお,超過の原因が明らかでない場合は,常時供給分と産業用自
家発補給電力との契約電力の比であん分してえた値をその1月の最
大需要電力とみなします。
ヘ
常時供給分と同一計量される場合の使用電力量

使用電力量は,産業用自家発補給電力の供給時間中に計量された
使用電力量から,基準の電力に産業用自家発補給電力の供給時間を
乗じてえた値を差し引いた値といたします。
なお,この場合の基準の電力は,原則として次のいずれかを基準
特定規模需要標準供給条件
-57-
として決定するものといたします。この場合,いずれを基準とする
かはあらかじめ負荷の実情に応じてお客さまと当社との協議によっ
て定めておくものとし,産業用自家発補給電力の使用のつど選択す
ることはできません。
また,常時供給分の使用電力量の計量を各時間帯別に計量してい
る場合の基準の電力は,各時間帯別に定めるものといたします。
a
産業用自家発補給電力の使用の前月または前年同月における常
時供給分の平均電力
b
産業用自家発補給電力の使用の前3月間における常時供給分の
平均電力
c
産業用自家発補給電力の使用の前3日間における常時供給分の
平均電力

産業用自家発補給電力の継続した使用期間を通算して産業用自家
発補給電力の使用電力量を算定することが不適当と認められる場合
は,産業用自家発補給電力の供給時間中の各時間ごとに使用電力量
から基準の電力にその時間を乗じてえた値を差し引いた値の合計を
産業用自家発補給電力の使用電力量といたします。

使用電力量の区分
産業用自家発補給電力の使用電力量は,原則として産業用自家発
補給電力の最大需要電力に産業用自家発補給電力の使用時間を乗じ
てえた値をこえないものといたします。
ト
そ

の
他
定期検査および定期補修は,できる限り夏期をさけて実施してい
ただくものとし,毎年度当初にお客さまと当社との協議によってあ
らかじめその実施の時期を定め,その1月前に再協議してその時期
を確認いたします。
なお,その実施の時期に需給状況が著しく悪化した場合は,その
特定規模需要標準供給条件
-58-
時期を変更していただくことがあります。

当社は,必要に応じてお客さまから電気の需給に関する記録およ
び発電設備の運転に関する記録を提出していただきます。

その他の事項については,とくに定めのある場合を除き,産業用
電力に準ずるものといたします。
26
自家発補給電力Ⅰ

業務用自家発補給電力Ⅰ
イ
適
用
範
囲
業務用自家発補給電力の適用範囲に該当し,高圧で電気の供給を受
けて,かつ,業務用電力の適用範囲に該当するものに適用いたします。
ロ
契
約
電
力
契約電力は,業務用自家発補給電力に準じて定めます。
ハ
料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー
発電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進
賦課金の合計といたします。ただし,基本料金は,によって力率割
引または割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものとい
たします。また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって
算定された平均燃料価格が33,500円を下回る場合は,別表3(燃料費
調整)ニによって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,
別表3(燃料費調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500
円を上回る場合は,別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃
料費調整額を加えたものといたします。

基
本
料
金
基本料金は,1月につき次のとおりといたします。
特定規模需要標準供給条件
-59-
契約電力1キロワットにつき
1,425円60銭
ただし,まったく電気の供給を受けない場合の基本料金は,1月
につき次のとおりといたします。
契約電力1キロワットにつき
427円68銭
なお,その1月に前月から継続して電気の供給を受けた期間があ
る場合で,その期間が前月の電気の供給を受けなかった期間を上回
らないときは,その期間における電気の供給は,前月における電気
の供給とみなします。

電 力 量 料 金
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電
力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
a
定期検査または定期補修による場合
夏 季 料 金
1キロワット時につき
b
19円78銭
18円23銭
a以外の場合
夏 季 料 金
1キロワット時につき

その他季料金
24円06銭
その他季料金
22円11銭
力率割引および割増し
力率割引および割増しは,業務用自家発補給電力に準ずるものと
いたします。
特定規模需要標準供給条件
-60-
ニ
常時供給分と同一計量される場合の使用電力量

使用電力量は,業務用自家発補給電力Ⅰの供給時間中に計量され
た使用電力量から,基準の電力に業務用自家発補給電力Ⅰの供給時
間を乗じてえた値を差し引いた値といたします。
なお,この場合の基準の電力は,原則として次のいずれかを基準
として決定するものといたします。この場合,いずれを基準とする
かはあらかじめ負荷の実情に応じてお客さまと当社との協議によっ
て定めておくものとし,業務用自家発補給電力Ⅰの使用のつど選択
することはできません。
また,常時供給分の使用電力量の計量を各時間帯別に計量してい
る場合の基準の電力は,各時間帯別に,休日平日別に計量している
場合の基準の電力は,休日平日別に定めるものといたします。
a
業務用自家発補給電力Ⅰの使用の前月または前年同月における
常時供給分の平均電力
b
業務用自家発補給電力Ⅰの使用の前3月間における常時供給分
の平均電力
c
業務用自家発補給電力Ⅰの使用の前3日間における常時供給分
の平均電力

業務用自家発補給電力Ⅰの継続した使用期間を通算して業務用自
家発補給電力Ⅰの使用電力量を算定することが不適当と認められる
場合は,業務用自家発補給電力Ⅰの供給時間中の各時間ごとに使用
電力量から基準の電力にその時間を乗じてえた値を差し引いた値の
合計を業務用自家発補給電力Ⅰの使用電力量といたします。

使用電力量の区分
業務用自家発補給電力Ⅰの使用電力量は,原則として業務用自家
発補給電力Ⅰの最大需要電力に業務用自家発補給電力Ⅰの使用時間
を乗じてえた値をこえないものといたします。
特定規模需要標準供給条件
-61-
ホ
そ

の
他
定期検査および定期補修は,できる限り夏期をさけて実施してい
ただくものとし,毎年度当初にあらかじめその実施の時期を定めて
当社へ文書により通知していただきます。
なお,その実施の時期を変更される場合には,その1月前までに
当社に通知していただきます。

当社は,必要に応じてお客さまから電気の需給に関する記録およ
び発電設備の運転に関する記録を提出していただきます。

業務用自家発補給電力Ⅰから業務用自家発補給電力に需給契約を
変更された後1年に満たないお客さまについては,業務用自家発補
給電力Ⅰを適用いたしません。

業務用自家発補給電力Ⅰとあわせて,負荷率別契約の適用を受け
ることはできません。

その他の事項については,とくに定めのある場合を除き,業務用
自家発補給電力に準ずるものといたします。

産業用自家発補給電力Ⅰ
イ
適
用
範
囲
産業用自家発補給電力の適用範囲に該当し,高圧で電気の供給を受
け て , 契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 , か つ , 産 業 用 電 力 の 適 用 範 囲
に該当するものに適用いたします。
ロ
契
約
電
力
契約電力は,産業用自家発補給電力に準じて定めます。
ハ
料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー
発電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進
賦課金の合計といたします。ただし,基本料金は,によって力率割
引または割増しをする場合は,力率割引または割増しをしたものとい
特定規模需要標準供給条件
-62-
たします。また,電力量料金は,別表3(燃料費調整)イによって
算定された平均燃料価格が33,500円を下回る場合は,別表3(燃料費
調整)ニによって算定された燃料費調整額を差し引いたものとし,
別表3(燃料費調整)イによって算定された平均燃料価格が33,500
円を上回る場合は,別表3(燃料費調整)ニによって算定された燃
料費調整額を加えたものといたします。

基
本
料
金
基本料金は,1月につき次のとおりといたします。
契約電力1キロワットにつき
1,485円00銭
ただし,まったく電気の供給を受けない場合の基本料金は,1月
につき次のとおりといたします。
契約電力1キロワットにつき
297円00銭
なお,その1月に前月から継続して電気の供給を受けた期間があ
る場合で,その期間が前月の電気の供給を受けなかった期間を上回
らないときは,その期間における電気の供給は,前月における電気
の供給とみなします。

電 力 量 料 金
電力量料金は,その1月の使用電力量によって算定することとし,
夏季に使用された電力量には夏季料金を,その他季に使用された電
力量にはその他季料金をそれぞれ適用いたします。
a
定期検査または定期補修による場合
夏 季 料 金
1キロワット時につき
特定規模需要標準供給条件
16円98銭
-63-
その他季料金
15円68銭
b
a以外の場合
夏 季 料 金
1キロワット時につき

20円55銭
その他季料金
18円93銭
力率割引および割増し
力率割引および割増しは,産業用自家発補給電力に準ずるものと
いたします。
ニ
常時供給分と同一計量される場合の使用電力量

使用電力量は,産業用自家発補給電力Ⅰの供給時間中に計量され
た使用電力量から,基準の電力に産業用自家発補給電力Ⅰの供給時
間を乗じてえた値を差し引いた値といたします。
なお,この場合の基準の電力は,原則として次のいずれかを基準
として決定するものといたします。この場合,いずれを基準とする
かはあらかじめ負荷の実情に応じてお客さまと当社との協議によっ
て定めておくものとし,産業用自家発補給電力Ⅰの使用のつど選択
することはできません。
また,常時供給分の使用電力量の計量を各時間帯別に計量してい
る場合の基準の電力は,各時間帯別に定めるものといたします。
a
産業用自家発補給電力Ⅰの使用の前月または前年同月における
常時供給分の平均電力
b
産業用自家発補給電力Ⅰの使用の前3月間における常時供給分
の平均電力
c
産業用自家発補給電力Ⅰの使用の前3日間における常時供給分
の平均電力

産業用自家発補給電力Ⅰの継続した使用期間を通算して産業用自
家発補給電力Ⅰの使用電力量を算定することが不適当と認められる
特定規模需要標準供給条件
-64-
場合は,産業用自家発補給電力Ⅰの供給時間中の各時間ごとに使用
電力量から基準の電力にその時間を乗じてえた値を差し引いた値の
合計を産業用自家発補給電力Ⅰの使用電力量といたします。

使用電力量の区分
産業用自家発補給電力Ⅰの使用電力量は,原則として産業用自家
発補給電力Ⅰの最大需要電力に産業用自家発補給電力Ⅰの使用時間
を乗じてえた値をこえないものといたします。
ホ
そ

の
他
定期検査および定期補修は,できる限り夏期をさけて実施してい
ただくものとし,毎年度当初にお客さまと当社との協議によってあ
らかじめその実施の時期を定め,その1月前に再協議してその時期
を確認いたします。
なお,その実施の時期に需給状況が著しく悪化した場合は,その
時期を変更していただくことがあります。

当社は,必要に応じてお客さまから電気の需給に関する記録およ
び発電設備の運転に関する記録を提出していただきます。

産業用自家発補給電力Ⅰから産業用自家発補給電力に需給契約を
変更された後1年に満たないお客さまについては,産業用自家発補
給電力Ⅰを適用いたしません。

産業用自家発補給電力Ⅰとあわせて,負荷率別契約の適用を受け
ることはできません。

その他の事項については,とくに定めのある場合を除き,産業用
自家発補給電力に準ずるものといたします。
27
予

備
適
電
用
力
範
囲
業務用電力,業務用電力Ⅰ,産業用電力,産業用電力Ⅰまたは負荷率
特定規模需要標準供給条件
-65-
別契約のお客さまが,常時供給設備等の補修または事故により生じた不
足電力の補給にあてるため,予備電線路により電気の供給を受ける次の
場合に適用いたします。
イ
予
備
線
常時供給変電所から常時供給電圧と同位の電圧で供給を受ける場合
ロ
予
備
電
源
常時供給変電所以外の変電所から供給を受ける場合または常時供給
変電所から常時供給電圧と異なった電圧で供給を受ける場合

契
約
電
力
契約電力は,常時供給分の契約電力の値といたします。ただし,常時
供給分と異なった電圧で電気の供給を受ける場合またはお客さまに特別
の事情があって,お客さまが常時供給分の契約電力の値と異なる契約電
力を希望される場合の契約電力は,予備電力によって使用される契約負
荷設備および契約受電設備の内容または予想される最大需要電力を基準
として,お客さまと当社との協議によって定めます。この場合の契約電
力は,原則として50キロワットを下回らないものといたします。

料
金
料金は,基本料金,電力量料金および別表2(再生可能エネルギー発
電促進賦課金)によって算定された再生可能エネルギー発電促進賦課
金の合計といたします。ただし,電力量料金は,別表3(燃料費調整)
イによって算定された平均燃料価格が33,500円を下回る場合は,別表
3(燃料費調整)ニによって算定された燃料費調整額を差し引いたも
のとし,別表3(燃料費調整)イによって算定された平均燃料価格が
33,500円を上回る場合は,別表3(燃料費調整)ニによって算定され
た燃料費調整額を加えたものといたします。
イ
基
本
料
金
基本料金は,電気の使用の有無にかかわらず,1月につき次のとお
特定規模需要標準供給条件
-66-
りといたします。ただし,特別高圧で常時供給を受け,かつ,高圧で
予備電力の供給を受ける場合には,契約電力は,基本料金の算定上,
常時供給分の電圧と同位の電圧に換算するための損失率(3パーセン
トといたします。)で修正したものといたします。
予
高圧で常時供給を受
契 約 電 力 ける場合
1キロワット
特別高圧で常時供給
に つ き
を受ける場合
ロ
備
線
予 備 電 源
75円60銭
97円20銭
64円80銭
108円00銭
電 力 量 料 金
電力量料金は,その1月の使用電力量につき,そのお客さまの常時
供給分の該当料金を適用いたします。ただし,常時供給分と異なった
電圧で供給を受ける場合には,使用電力量は,電力量料金の算定上,
常時供給分の電圧と同位の電圧に換算するための損失率(3パーセン
トといたします。)で修正したものといたします。
なお,電力量料金は,常時供給分の電力量料金とあわせて算定いた
します。
ハ
力率割引および割増し
力率割引および割増しはいたしません。ただし,常時供給分の力率
割引および割増しの適用上,予備電力によって使用した電気は,原則
として常時供給分によって使用した電気とみなします。

そ
イ
の
他
お客さまが希望される場合は,予備線による電気の供給と予備電源
による電気の供給とをあわせて受けることができます。
ロ
その他の事項については,とくに定めのある場合を除き,業務用電
力または産業用電力に準ずるものといたします。
特定規模需要標準供給条件
-67-
28
蓄熱・電化契約

蓄熱調整契約
イ
適
用
範
囲
業務用電力または産業用電力の適用範囲に該当し,蓄熱槽を有する
負荷等の蓄熱式運転(以下「蓄熱運転」といいます。)により,ロに
定める昼間時間から夜間時間への負荷移行が可能な需要で,かつ,こ
の契約の適用を希望される場合に適用いたします。
ロ
時 間 帯 区 分
時間帯区分は,3(定義)にかかわらず,次のとおりといたします。

昼
間
時
間
毎日午前8時から午後10時までの時間をいいます。

夜
間
時
間
昼間時間以外の時間をいいます。
ハ
料
金
各月の料金は,業務用電力の契約種別,業務用電力Ⅰの契約種別,
産業用電力の契約種別,産業用電力Ⅰの契約種別または負荷率別契約
によって料金として算定された金額からによって算定された金額
(以下「蓄熱割引額」といいます。)を差し引いたものといたします。
なお,お客さまと当社との協議によって,蓄熱割引額を算定する期
間を定めることがあります。

蓄 熱 割 引 額
蓄熱割引額は,その1月の蓄熱電力量により,次のとおり算定い
たします。
a
業務用電力Aとして電気の供給を受ける場合
蓄 熱 その1月の
業務用電力Aの夏季料金 
の
=
×
-
割引額 蓄熱電力量
ま た は そ の 他 季 料 金 蓄熱単価
この場合,夏季の蓄熱電力量には,業務用電力Aの夏季料金を,
その他季の蓄熱電力量には,業務用電力Aのその他季料金をそれ
特定規模需要標準供給条件
-68-
ぞれ適用いたします。
b
業務用季時別電力Aとして電気の供給を受ける場合
蓄 熱 その1月の
業務用季時別電力Aの夜間 
の
=
×
-
時間 にお ける 電力 量料 金 蓄熱単価
割引額 蓄熱電力量
c
業務用休日エコノミー電力Aとして電気の供給を受ける場合
業務用休日エコノミー電力Aの夏季
蓄 熱 その1月の
の蓄熱
=
× もしくはその他季休日料金または -
割引額 蓄熱電力量
単
価
夏季もしくはその他季平日料金
この場合,夏季休日の蓄熱電力量には夏季休日料金を,夏季平
日の蓄熱電力量には夏季平日料金を,その他季休日の蓄熱電力量
にはその他季休日料金を,その他季平日の蓄熱電力量にはその他
季平日料金をそれぞれ適用いたします。
なお,その1月に夏季およびその他季の蓄熱電力量がともに含
まれる場合には,その1月の夏季およびその他季の蓄熱電力量は,
その1月の夏季およびその他季の使用電力量の比であん分してえ
た値といたします。また,その1月に休日および平日の蓄熱電力
量がともに含まれる場合には,その1月の休日および平日の蓄熱
電力量は,その1月の休日および平日の使用電力量の比であん分
してえた値といたします。
d
業務用電力A-Ⅰとして電気の供給を受ける場合
蓄 熱 その1月の
の
業務用電力A-Ⅰの夏季 
=
×
-
割引額 蓄熱電力量
料金またはその他季料金 蓄熱単価
この場合,夏季の蓄熱電力量には,業務用電力A-Ⅰの夏季料
金を,その他季の蓄熱電力量には,業務用電力A-Ⅰのその他季
料金をそれぞれ適用いたします。
e
業務用季時別電力A-Ⅰとして電気の供給を受ける場合
蓄 熱 その1月の
業務用季時別電力A-Ⅰ 
の
=
×
-
割引額 蓄熱電力量
の夜間時間における電力量料金 蓄熱単価
特定規模需要標準供給条件
-69-
f
業務用休日エコノミー電力A-Ⅰとして電気の供給を受ける場合
業務用休日エコノミー電力A-Ⅰ
蓄 熱 その1月の
の蓄熱
の夏季もしくはその他季休日料金 -
=
×
割引額 蓄熱電力量
単
価
または夏季もしくはその他季平日料金
この場合,夏季休日の蓄熱電力量には夏季休日料金を,夏季平
日の蓄熱電力量には夏季平日料金を,その他季休日の蓄熱電力量
にはその他季休日料金を,その他季平日の蓄熱電力量にはその他
季平日料金をそれぞれ適用いたします。
なお,その1月に夏季およびその他季の蓄熱電力量がともに含
まれる場合には,その1月の夏季およびその他季の蓄熱電力量は,
その1月の夏季およびその他季の使用電力量の比であん分してえ
た値といたします。また,その1月に休日および平日の蓄熱電力
量がともに含まれる場合には,その1月の休日および平日の蓄熱
電力量は,その1月の休日および平日の使用電力量の比であん分
してえた値といたします。
g
産業用電力Aとして電気の供給を受ける場合
蓄 熱 その1月の
産業用電力Aの夏季料金 
の
=
×
-
割引額 蓄熱電力量
ま た は そ の 他 季 料 金 蓄熱単価
この場合,夏季の蓄熱電力量には,産業用電力Aの夏季料金を,
その他季の蓄熱電力量には,産業用電力Aのその他季料金をそれ
ぞれ適用いたします。
h
産業用季時別電力Aとして電気の供給を受ける場合
蓄 熱 その1月の
産業用季時別電力Aの夜間 
の
=
×
-
割引額 蓄熱電力量
時間における電力量料 金 蓄熱単価
i
産業用電力A-Ⅰとして電気の供給を受ける場合
蓄 熱 その1月の
産業用電力A-Ⅰの夏季 
の
=
×
-
割引額 蓄熱電力量
料金またはその他季料金 蓄熱単価
この場合,夏季の蓄熱電力量には,産業用電力A-Ⅰの夏季料
金を,その他季の蓄熱電力量には,産業用電力A-Ⅰのその他季
特定規模需要標準供給条件
-70-
料金をそれぞれ適用いたします。
j
産業用季時別電力A-Ⅰとして電気の供給を受ける場合
蓄 熱 その1月の
産業用季時別電力A-Ⅰ 
の
=
×
-
割引額 蓄熱電力量
の夜間時間における電力量料金 蓄熱単価
k
負荷率別契約として電気の供給を受ける場合
蓄 熱 その1月の
の夏季またはその他季 
の
=
×
-
割引額 蓄熱電力量
の 電 力 量 料 金 単 価 蓄熱単価
この場合,夏季の蓄熱電力量には,の夏季の電力量料金単価
を,その他季の蓄熱電力量には,のその他季の電力量料金単価
をそれぞれ適用いたします。

蓄 熱 電 力 量
蓄熱電力量は,ニにより計量された夜間時間における使用電力量
(以下「夜間使用電力量」といいます。)といたします。ただし,
夜間使用電力量に蓄熱運転によって昼間時間から夜間時間へ移行さ
れた電力量以外の電力量(以下「控除電力量」といいます。)が含
まれる場合は,夜間使用電力量からによって算定された控除電力
量を差し引いた値を蓄熱電力量といたします。
なお,お客さまと当社との協議によって蓄熱電力量の上限値を定
めることがあります。

控 除 電 力 量
控除電力量は,夜間使用電力量に夜間使用電力量における控除電
力量の比率(以下「控除率」といいます。)を乗じてえた値といた
します。この場合,控除率は,別表12(標準控除率表)に定める値,
または蓄熱槽を有する負荷等(蓄熱運転を直接行なう圧縮機等の機
器のほか,蓄熱運転に不可欠なポンプ類等の機器を含めることがで
きます。以下「蓄熱式負荷設備」といいます。)の稼動状況等にも
とづいてあらかじめお客さまと当社との協議によって定めるものと
いたします。
特定規模需要標準供給条件
-71-

蓄
熱
単
価
蓄熱単価は,次のとおりといたします。
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
標準電圧 20,000ボルトで
蓄 熱 電 力 量 供給を受ける場合
1キロワット
時 に つ き 標準電圧 60,000ボルトで
供給を受ける場合
標 準 電 圧 100,000ボ ル ト で
供給を受ける場合

7円25銭
6円97銭
6円92銭
6円86銭
負荷率別契約における電力量料金単価
負荷率別契約における電力量料金単価は,その1月の使用電力量
(蓄熱式負荷設備の夜間時間における使用電力量を含みます。)に
ついて,19(負荷率別契約)ロにより算定された電力量料金(燃
料費調整額を含まないものといたします。)をその1月の使用電力
量で除してえた値といたします。
なお,その1月に夏季およびその他季がともに含まれる場合には,
電力量料金単価は,夏季およびその他季ごとにそれぞれ算定いたし
ます。

単位および端数処理
a
控除電力量の単位は,1キロワット時とし,その端数は,小数
点以下第1位で四捨五入いたします。
b
控除率の単位は,1パーセントとし,その端数は,切り捨てま
す。
c
負荷率別契約における電力量料金単価は,1銭とし,その端数
は,小数点以下第1位で四捨五入いたします。
ニ
夜間使用電力量の計量

当社は,蓄熱式負荷設備の夜間時間における使用電力量を,原則
としてその他の負荷設備の使用電力量とは別に計量いたします。こ
特定規模需要標準供給条件
-72-
の場合,蓄熱式負荷設備は,専用の回路で施設していただきます。

夜間使用電力量の計量は,32(使用電力量等の計量)に準じて行
ないます。

夜間使用電力量の計量は,特別の事情がない限り1計量をもって
行ないます。
ホ
自動制御装置等によりピーク時に集中放熱を行なう蓄熱式空調シス
テムに対する取扱い

次のいずれにも該当し,当社との協議が整った場合の料金は,
によるものといたします。
a
別表13(調整期間および調整時間)に定める調整時間に蓄熱
式空調システムの蓄熱槽に蓄えた熱を集中して利用することによ
り当該システムの熱源機等を停止または調整すること(以下「蓄
熱ピーク調整」といいます。)が可能であること。
b
蓄熱ピーク調整は,あらかじめ当社が承認した自動制御装置等
により行なわれること。

蓄熱ピーク調整が行なわれた場合の各月の料金は,ハによって算
定された金額からaによって算定された金額(以下「蓄熱ピーク調
整割引額」といいます。)を差し引いたものといたします。
a
蓄熱ピーク調整割引額
蓄熱ピーク調整割引額は,1月につき次の式によって算定され
た金額といたします。ただし,その1月の蓄熱電力量等から,蓄
熱ピーク調整が行なわれなかったとみなされる場合には,割引を
いたしません。
蓄熱ピーク
調整割引額 =bの契約調整電力×調整時間×cの割引単価
b
契約調整電力
契約調整電力は,調整時間に蓄熱ピーク調整が可能な電力とし,
停止または調整する熱源機等の機器容量(キロワット)等にもと
特定規模需要標準供給条件
-73-
づき,あらかじめお客さまと当社との協議によって定めます。
c
割
引
単
価
割引単価は,1月につき次のとおりといたします。
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
標準電圧 20,000ボルトで
契 約 調 整 電 力 供給を受ける場合
1キロワット
1時間につき 標準電圧 60,000ボルトで
供給を受ける場合
標準電圧 100,000ボルトで
供給を受ける場合
へ
1,047円60銭
1,020円60銭
993円60銭
966円60銭
蓄熱運転により夜間時間に最大需要電力が発生する場合の取扱い

空調システム,給湯および暖房等の蓄熱運転によって,昼間時間
から夜間時間への負荷移行を行なった結果,夜間時間に最大需要電
力が発生するお客さまが適用を希望される場合の各月の料金は,ハ
によって算定された金額からによって算定された金額(以下「蓄
熱ピークシフト割引額」といいます。)を差し引いたものといたし
ます。

蓄熱ピークシフト割引額
蓄熱ピークシフト割引額は,1月につき次のとおり算定いたしま
す。
ただし,まったく電気を使用しない場合のの割引単価は,半額
といたします。
蓄 熱 ピ ー ク の蓄熱ピーク
シフト割引額=シ フ ト 電 力 ×の割引単価

蓄熱ピークシフト電力
蓄熱ピークシフト電力は,蓄熱運転によって昼間時間から夜間時
間に移行された増分電力をいい,次のとおり定めるものといたしま
す。
a
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 場 合 ( 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受
特定規模需要標準供給条件
-74-
ける場合に限ります。)
蓄熱ピークシフト電力は,1年を通じての夜間時間の最大需要
電力から1年を通じての昼間時間の最大需要電力を差し引いた値
といたします。ただし,この場合の蓄熱ピークシフト電力は,蓄
熱式負荷設備の容量(キロワット)を上回らないものといたしま
す。
b
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 場 合 ( 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受
ける場合に限ります。)または特別高圧で電気の供給を受ける場
合
蓄熱ピークシフト電力は,契約電力から1年を通じての昼間時
間の最大需要電力を差し引いた値を上限として,蓄熱式負荷設備
の容量(キロワット)等にもとづき,あらかじめお客さまと当社
との協議によって定めます。
なお,各月の昼間時間の最大需要電力の実績等から,蓄熱ピー
クシフト電力が不適当と認められる場合には,すみやかに蓄熱
ピークシフト電力を適正なものに変更していただきます。

割
引
単
価
割引単価は,1月につき次のとおりといたします。
a
業務用電力の契約種別,産業用電力の契約種別および負荷率別
契約の場合
蓄 熱 ピ ー ク
シ フ ト 電 力
1キロワット
に
つ
き
標準電圧 6,000ボルトで
供給を受ける場合
標準電圧 20,000ボルトで
供給を受ける場合
標準電圧 60,000ボルトで
供給を受ける場合
標 準 電 圧 100,000ボ ル ト で
供給を受ける場合
特定規模需要標準供給条件
-75-
1,707円48銭
1,615円68銭
1,560円60銭
1,505円52銭
b
業務用電力Ⅰの契約種別の場合
蓄熱ピークシフト電力1キロワットにつき
c
産業用電力Ⅰの契約種別の場合
蓄熱ピークシフト電力1キロワットにつき

1,101円60銭
1,147円50銭
当社は,夜間時間および昼間時間の最大需要電力を計量するため,
原則としてそれぞれの時間帯別に計量できる30分最大需要電力計を
取り付けます。

1年を通じて夜間時間に最大需要電力が発生しないことが明らか
になった場合等については,本取扱いの適用をただちに解消させて
いただきます。
なお,それが本取扱い適用後1年に満たない場合は,既に適用し
た蓄熱ピークシフト割引額の合計金額を本取扱いの適用が解消され
た月の料金として算定された金額に加算したものを料金として算定
いたします。
ト
そ

の
他
当社は,必要に応じてお客さまから蓄熱式負荷設備および蓄熱運
転に関する資料を提出していただきます。

お客さまが,蓄熱式負荷設備の内容もしくは稼動方法の変更また
は蓄熱式負荷設備の取外しをされる場合は,あらかじめ申し出てい
ただきます。

電化厨房契約
イ
適
用
範
囲
業務用電力または産業用電力の適用範囲に該当し,次のいずれにも
該当する需要で,かつ,この契約の適用を希望される場合に適用いた
特定規模需要標準供給条件
-76-
します。

別表14(適用対象機器類別)に定める適用対象機器類別に該当す
る電気厨房機器(以下「電化厨房機器」といいます。)を使用する
需要であること。

電化厨房機器の総容量(出力)が原則として20キロワット以上で
あること。
ロ
料
金
各月の料金は,各契約種別によって料金として算定された金額から
によって算定された金額(以下「電化厨房割引額」といいます。)
を差し引いたものといたします。

電化厨房割引額
電化厨房割引額は,その1月の電化厨房電力量により,次のとお
り算定いたします。
電化厨房割引額=の電化厨房電力量×の割引単価

電化厨房電力量
電化厨房電力量は,ハにより計量された電化厨房機器の使用電力
量といたします。

割
引
単
価
割引単価は,次のとおりといたします。
電化厨房電力量1キロワット時につき
ハ
3円24銭
電化厨房電力量の計量

当社は,電化厨房機器の使用電力量を,その他の負荷設備の使用
電力量とは別に計量いたします。
なお,この場合,専用の電路を施設し,原則として直接電化厨房
機器に接続していただきます。
特定規模需要標準供給条件
-77-

電化厨房電力量の計量は,32(使用電力量等の計量)に準じて行
ないます。

電化厨房電力量の計量は,特別の事情がない限り1計量をもって
行ないます。
ニ
そ

の
他
当社は,必要に応じてお客さまから電化厨房機器に関する資料を
提出していただきます。

お客さまが,電化厨房機器の内容の変更または取外しをされる場
合は,あらかじめ申し出ていただきます。

オール電化割引
イ
適
用
範
囲
業務用電力または産業用電力の適用範囲に該当し,次のいずれにも
該当する需要(以下「オール電化需要」といいます。)で,かつ,こ
の割引の適用を希望される場合に適用いたします。

需要場所における給湯設備,厨房設備,冷暖房設備等に要するす
べての熱源を電気によりまかなう需要であること。

電化厨房機器を使用し,その総容量(出力)が原則として20キロ
ワット以上であること。
ロ
料
金
各月の料金は,各契約種別によって料金として算定された金額から
によって算定された金額(以下「オール電化割引額」といいま
す。)を差し引いたものといたします。

オール電化割引額
オール電化割引額は,1月につき次のとおり算定いたします。
ただし,次により算定された金額がに定めるオール電化割引上
限額を上回る場合のオール電化割引額は,に定めるオール電化割
引上限額といたします。
特定規模需要標準供給条件
-78-
オール電化割引額=のオール電化割引対象額
×のオール電化割引率

オール電化割引対象額
オール電化割引対象額は,各契約種別によって料金として算定さ
れた金額から,当該契約種別によって算定された再生可能エネル
ギー発電促進賦課金を差し引いたものといたします。

オール電化割引率
オール電化割引率は,5パーセントといたします。

オール電化割引上限額
オール電化割引上限額は,1月につき次のとおりといたします。
1 契 約 に つ き
ハ
そ

の
540,000円00銭
他
当社は,オール電化需要であることを確認するために,必要に応
じてお客さまから電気機器に関する資料を提出していただきます。

この割引は,お客さまの申し出にもとづいて当社がオール電化需
要であることを確認し,この割引の契約が成立した日以降適用いた
します。

お客さまが,給湯設備,厨房設備,冷暖房設備等の電気機器の内
容の変更または取外しをされる場合は,あらかじめ申し出ていただ
きます。

オ ー ル 電 化 需 要 で な い こ と が 明 ら か に な っ た 場 合 は , 46( 違 約
金)に準じて違約金を申し受けます。ただし,による申し出が
あった場合は,この限りではありません。

当 社 は , 34( 日 割 計 算 ) に 準 じ て オ ー ル 電 化 割 引 対 象 額 お よ び
オール電化割引上限額の日割計算をいたします。
特定規模需要標準供給条件
-79-

電化空調割引
イ
適
用
範
囲
業務用電力または産業用電力の適用範囲に該当し,次のいずれにも
該当する需要で,かつ,この割引の適用を希望される場合に適用いた
します。

の適用を受ける需要であること。

蓄熱式空調機器および非蓄熱式電気空調機器を併用する電気空調
システムを使用すること。
なお,この場合の非蓄熱式電気空調機器の電気方式は,交流3相
3 線 式 ま た は 交 流 3 相 4 線 式 と し , 定 格 電 圧 は 200ボ ル ト 以 上 と い
たします。
ロ
時 間 帯 区 分
時間帯区分は,3(定義)にかかわらず,次のとおりといたします。

ピ ー ク 時 間
夏季の毎日午後1時から午後4時までの時間をいいます。

オフピーク時間
ピーク時間以外の時間をいいます。
ハ
料
金
各月の料金は,各契約種別によって料金として算定された金額から
によって算定された金額(以下「電化空調割引額」といいます。)
を差し引いたものといたします。

電化空調割引額
電化空調割引額は,その1月の電化空調電力量により,次のとお
り算定いたします。
電化空調割引額=の電化空調電力量×の割引単価

電化空調電力量
電化空調電力量は,ニにより計量された非蓄熱式電気空調機器の
特定規模需要標準供給条件
-80-
オフピーク時間における使用電力量といたします。
なお,各月における電化空調電力量は,に定める電化空調上限
電力量を上回らないものといたします。

電化空調上限電力量
各月の電化空調上限電力量は,ハに定めるその1月の蓄熱電
力量(以下「蓄熱電力量」といいます。)に3を乗じてえた値とい
たします。ただし,蓄熱電力量に蓄熱式空調機器とそれ以外の機器
の使用電力量がともに含まれる場合の各月の電化空調上限電力量は,
蓄熱電力量に3を乗じてえた値と蓄熱式空調機器の使用電力量の上
限値(お客さまと当社との協議によりあらかじめ定めます。)に3
を乗じてえた値のいずれか小さい値といたします。

割
引
単
価
割引単価は,次のとおりといたします。
電化空調電力量1キロワット時につき
ニ
3円24銭
電化空調電力量の計量

当社は,非蓄熱式電気空調機器のオフピーク時間における使用電
力量を,その他の負荷設備の使用電力量とは別に計量いたします。
この場合,非蓄熱式電気空調機器は,専用の回路で施設していただ
きます。

電化空調電力量の計量は,32(使用電力量等の計量)に準じて行
ないます。

電化空調電力量の計量は,特別の事情がない限り1計量をもって
行ないます。
ホ
そ

の
他
当社は,必要に応じてお客さまから電気空調システムに関する資
料を提出していただきます。
特定規模需要標準供給条件
-81-

お客さまが,電気空調システムの内容の変更等をされる場合は,
あらかじめ申し出ていただきます。

当社は,この割引の適用を開始し,またはこの割引の契約が消滅
した場合は,電化空調上限電力量の日割計算を行ないます。
特定規模需要標準供給条件
-82-
Ⅳ
29
料金の算定および支払い
料金の適用開始の時期
料金は,需給開始の日(あらかじめ需給契約書を作成されたお客さまに
ついては,需給契約書に記載された需給開始日といたします。)から適用
いたします。ただし,あらかじめ需給契約書を作成されたお客さまについ
て,供給準備着手前に需給開始延期の申入れがあった場合およびお客さま
の責めとならない理由によって需給が開始されない場合は,あらためて需
給開始日をお客さまと当社との協議によって定めます。
30
検
針
日
検針日は,次により,実際に検針を行なった日または検針を行なったも
のとされる日といたします。

検針は,お客さまごとに当社があらかじめお知らせした日(当社がお
客さまの属する検針区域に応じて定めた毎月一定の日〔以下「検針の基
準となる日」といいます。〕および休日等を考慮して定めます。)に,
各月ごとに行ないます。ただし,非常変災の場合等やむをえない事情の
あるときは,当社があらかじめお知らせした日以外の日に検針すること
があります。この場合,当社があらかじめお知らせした日に検針を行
なったものといたします。

お客さまが不在等のため検針できなかった場合は,検針に伺った日に
検針を行なったものといたします。

当社は,次の場合には,にかかわらず,各月ごとに検針を行なわな
いことがあります。
イ
需給開始の日からその直後のお客さまの属する検針区域の検針日ま
での期間が短い場合
特定規模需要標準供給条件
-83-
ロ
その他特別の事情がある場合で,あらかじめお客さまの承諾をえた
とき。

イの場合で,検針を行なわなかったときは,需給開始の直後のお客
さまの属する検針区域の検針日に検針を行なったものといたします。

ロの場合で,検針を行なわなかったときは,検針を行なわない月に
ついては,当社があらかじめお知らせした日に検針を行なったものとい
たします。
31
料金の算定期間

料金の算定期間は,前月の検針日から当月の検針日の前日までの期間
(以下「検針期間」といいます。)といたします。ただし,電気の供給
を開始し,または需給契約が消滅した場合の料金の算定期間は,開始日
から直後の検針日の前日までの期間または直前の検針日から消滅日の前
日までの期間といたします。また,15(業務用電力)もしくは17(産
業用電力)に定める契約電力決定方法または15(業務用電力)もし
くは17(産業用電力)に準じて定める契約電力決定方法が変更される
場合は,需給契約の開始もしくは消滅に準じます。この場合,変更日を
開始日もしくは消滅日とみなします。

記録型計量器により計量する場合で当社があらかじめお客さまに電力
量計の値または30分最大需要電力計の値が記録型計量器に記録される日
(以下「計量日」といいます。)をお知らせしたときは,料金の算定期
間は,にかかわらず,前月の計量日から当月の計量日の前日までの期
間(以下「計量期間」といいます。)といたします。ただし,電気の供
給を開始し,または需給契約が消滅した場合の料金の算定期間は,開始
日から直後の計量日の前日までの期間または直前の計量日から消滅日の
前 日 ま で の 期 間 と い た し ま す 。 ま た , 15( 業 務 用 電 力 )  も し く は 17
(産業用電力)に定める契約電力決定方法または15(業務用電力)
特定規模需要標準供給条件
-84-
もしくは17(産業用電力)に準じて定める契約電力決定方法が変更さ
れる場合は,需給契約の開始もしくは消滅に準じます。この場合,変更
日を開始日もしくは消滅日とみなします。
32
使用電力量等の計量

使用電力量の計量は,電力量計の読みによるものとし,料金の算定期
間における使用電力量は,次の場合ならびにおよびの場合を除き,
検針日における電力量計の読み(需給契約が消滅した場合は,原則とし
て消滅日における電力量計の読みといたします。)と前回の検針日にお
ける電力量計の読み(電気の供給を開始した場合は,原則として開始日
における電力量計の読みといたします。)の差引きにより算定(乗率を
有する電力量計の場合は,乗率倍するものといたします。)いたします。
ただし,当社があらかじめ計量日をお客さまにお知らせして記録型計量
器により計量する場合には,検針日における電力量計の読みは,計量日
に記録された値の読みといたします。
イ
30(検針日)の場合の使用電力量は,前回の検針の結果によるも
のとし,次回の検針の結果の1月平均値(月数による平均値といたし
ます。)によって精算いたします。ただし,33(料金の算定)イ,
ロ,ハまたはニに該当する場合は,次回の検針の結果を料金の計算上
区分すべき期間の日数に契約電力を乗じた値の比率によりあん分して
えた値によって精算いたします。
ロ
30(検針日)の場合,需給開始の日から次回の検針日の前日まで
の使用電力量を需給開始の日から需給開始の直後の検針日の前日まで
の期間および需給開始の直後の検針日から次回の検針日の前日までの
期間の日数の比であん分してえた値をそれぞれの料金の算定期間の使
用電力量といたします。ただし,33(料金の算定)イ,ロ,ハまた
はニに該当する場合は,次回の検針の結果を料金の計算上区分すべき
特定規模需要標準供給条件
-85-
期間の日数に契約電力を乗じた値の比率によりあん分してえた値をそ
れぞれの料金の算定期間の使用電力量といたします。
ハ
30(検針日)の場合の使用電力量は,原則として前回の検針の結
果の1月平均値によるものとし,次回の検針の結果の1月平均値に
よって精算いたします。ただし,33(料金の算定)イ,ロ,ハまた
はニに該当する場合は,次回の検針の結果を料金の計算上区分すべき
期間の日数に契約電力を乗じた値の比率によりあん分してえた値に
よって精算いたします。

業務用季時別電力A,業務用季時別電力A-Ⅰ,産業用季時別電力A
および産業用季時別電力A-Ⅰの使用電力量の計量は,原則として各時
間帯別に,業務用休日エコノミー電力Aおよび業務用休日エコノミー電
力A-Ⅰの使用電力量の計量は,原則として休日平日別に行ないます。

料金の算定期間における最大需要電力の計量は,およびの場合を
除き,検針日における30分最大需要電力計の読み(需給契約が消滅した
場合は,原則として消滅日における30分最大需要電力計の読みといたし
ます。)によります。ただし,当社があらかじめ計量日をお客さまにお
知らせして記録型計量器により計量する場合には,検針日における30分
最大需要電力計の読みは,計量日に記録された値の読みといたします。
なお,乗率を有する30分最大需要電力計の場合は,乗率倍するものと
いたします。

計量器の読みは,次によります。
イ
指針が示す目盛りの値によるものといたします。ただし,指針が目
盛りの中間を示す場合は,その値が小さい目盛りによるものといたし
ます。
ロ
乗率を有しない場合は,整数位までといたします。
ハ
乗率を有する場合は,最小位までといたします。ただし,30分最大
需要電力計により計量を行なう場合で,指針が目盛りの中間を示すと
特定規模需要標準供給条件
-86-
きは,目盛りの間隔の2分の1の値を単位といたします。

使用電力量および最大需要電力は,供給電圧と同位の電圧で計量いた
します。

使用電力量または最大需要電力は,にかかわらず,やむをえない場
合には,供給電圧と異なった電圧で計量いたします。この場合,使用電
力量または最大需要電力は,計量された使用電力量または最大需要電力
を,供給電圧と同位にするために原則として3パーセントの損失率に
よって修正したものといたします。

当社は,検針の結果をすみやかにお客さまにお知らせいたします。

当社は,料金の算定期間内であっても,当社が必要と認める場合は,
計量値の確認をすることがあります。この場合の計量は,計量値を確認
する日(以下「確認日」といいます。)における電力量計の読みにもと
づき,に準じて確認日の前後の使用電力量を算定し,その合計値を料
金の算定期間における使用電力量といたします。

業務用電力A,業務用電力A-Ⅰ,産業用電力A,産業用電力A-Ⅰ,
負荷率別契約またはかんがい排水用電力の料金の算定期間に夏季および
その他季がともに含まれる場合で,により計量値を7月1日または10
月1日に確認するときは,夏季およびその他季の使用電力量は,その値
によります。

業務用電力A,業務用電力A-Ⅰ,産業用電力A,産業用電力A-Ⅰ,
負荷率別契約またはかんがい排水用電力の料金の算定期間に夏季および
その他季がともに含まれる場合(の場合を除きます。)には,その1
月の使用電力量をその1月に含まれる夏季およびその他季の日数の比で
あん分してえた値をそれぞれの使用電力量といたします。
なお,により確認日の前後の使用電力量を計量している場合(の
場合を除きます。)は,確認日の前後のいずれかの期間の夏季およびそ
の他季がともに含まれる使用電力量をその期間の夏季およびその他季の
特定規模需要標準供給条件
-87-
日数の比であん分してえた値と,夏季およびその他季がともに含まれな
い使用電力量を,夏季およびその他季ごとに合計してそれぞれの使用電
力量といたします。

計量器を取り替えた場合には,料金の算定期間における最大需要電力
は,の場合を除き,取付けおよび取外しした30分最大需要電力計ごと
にに準じて計量した最大需要電力のうち,いずれか大きい値といたし
ます。

計量器の故障等によって使用電力量または最大需要電力を正しく計量
できなかった場合には,料金の算定期間の使用電力量または最大需要電
力は,別表10(使用電力量等の協定)を基準として,お客さまと当社と
の協議によって定めます。
33
料 金 の 算 定

料金は,次の場合を除き,料金の算定期間を「1月」として算定いた
します。
イ
電気の供給を開始し,再開し,休止し,もしくは停止し,または需
給契約が消滅した場合
ロ
契約種別,契約負荷設備,契約電力,供給電圧,力率等を変更した
ことにより,料金に変更があった場合
ハ
31(料金の算定期間)の場合で検針期間の日数がその検針期間の
始期に対応する検針の基準となる日の属する月の日数に対し,5日を
上回り,または下回るとき。
ニ
31(料金の算定期間)の場合で計量期間の日数がその計量期間の
始期に対応する検針の基準となる日の属する月の日数に対し,5日を
上回り,または下回るとき。

料金は,需給契約ごとに当該契約種別の料金を適用して算定いたしま
す。
特定規模需要標準供給条件
-88-
34
日

割
計
算
当社は,33(料金の算定)イ,ロ,ハまたはニの場合は,次により
料金を算定いたします。
イ
基本料金は,別表11(日割計算の基本算式)イにより日割計算を
いたします。
ロ
電力量料金は,日割計算の対象となる期間ごとの使用電力量に応じ
て別表11(日割計算の基本算式)ロにより算定いたします。
ハ
再生可能エネルギー発電促進賦課金は,日割計算の対象となる期間
ごとの使用電力量に応じて別表11(日割計算の基本算式)ニにより
算定いたします。
ニ

イ,ロおよびハによりがたい場合は,これに準じて算定いたします。
33(料金の算定)イの場合により日割計算をするときは,日割計算
対象日数には開始日および再開日を含み,休止日,停止日および消滅日
を除きます。
また,33(料金の算定)ロの場合により日割計算をするときは,変
更後の料金は,変更のあった日から適用いたします。

力率に変更がある場合は,次により基本料金を算定いたします。
イ
力率に変更を生ずるような契約負荷設備の変更等がある場合は,そ
の前後の力率にもとづいて,別表11(日割計算の基本算式)イによ
り日割計算をいたします。
ロ
契約負荷設備の変更等がない場合で,協議によって力率を変更する
ときは,変更の日を含むその1月から変更後の力率によります。

当社は,日割計算をする場合には,必要に応じてそのつど計量値の確
認をいたします。
35
料金の支払義務および支払期日

お客さまの料金の支払義務は,次の場合を除き,検針日に発生いたし
特定規模需要標準供給条件
-89-
ます。
イ
30(検針日)の場合の料金または32(使用電力量等の計量)イ
もしくはハにより精算する場合の精算額については次回の検針日とし,
また,32(使用電力量等の計量)の場合は,料金の算定期間の使用
電力量または最大需要電力が協議によって定められた日に発生いたし
ます。
ロ
需給契約が消滅した場合は,消滅日に発生いたします。ただし,特
別の事情があって需給契約の消滅日以降に計量値の確認を行なった場
合は,その日に発生いたします。

お客さまの料金は,次の場合を除き,支払義務発生日の翌日から起算
して30日目の日(以下「支払期日」といいます。)までに支払っていた
だきます。
なお,支払期日が日曜日または銀行法第15条第1項に規定する政令で
定める日に該当する場合は,支払期日を翌日といたします。また,翌日
が日曜日または銀行法第15条第1項に規定する政令で定める日に該当す
るときは,さらにその翌日といたします。
イ
お客さまが,振り出し,もしくは引き受けた手形または振り出した
小切手が不渡りとなり,銀行取引停止処分を受けた場合
ロ
お客さまが,破産,再生,会社更生,特別清算およびこれらに類す
る法的手続の申立てを受け,または自ら申立てを行なった場合
ハ
お客さまが,強制執行または担保権の実行としての競売の申立てを
受けた場合
ニ

お客さまが,公租公課の滞納処分を受けた場合
イからニまでに該当する場合は,お客さまの料金の支払期日は,次
のとおりといたします。
イ
イからニまでに該当する事由が発生した日までに支払義務が発生
し,支払われていない料金(既に支払期日を経過している料金を除き
特定規模需要標準供給条件
-90-
ます。)については,該当する事由が発生した日といたします。ただ
し,その該当する事由が発生した日に支払義務発生日から7日を経過
していない料金については,支払義務発生日の翌日から起算して7日
目の日といたします。
ロ
イからニまでに該当する事由が発生した日の翌日以降に支払義務
が発生する料金については,支払義務発生日の翌日から起算して7日
目の日といたします。

お客さまが,イからニまでに該当する事由を解消された場合には,
当社に申し出ていただきます。この場合,その事由が解消された日以降
に支払義務が発生する料金については,お客さまがその事由に該当しな
かったものとみなします。
36
料金その他の支払方法

料金については毎月,工事費負担金その他についてはそのつど,料金
その他の収納業務を行なう当社の事務所においてまたは当社が指定した
金融機関等を通じて支払っていただきます。
なお,料金の支払いを当社が指定した金融機関等を通じて行なわれる
場合は,次によります。
イ
お客さまが指定する口座から当社の口座へ毎月継続して料金を振り
替える方法を希望される場合は,当社が指定した様式によりあらかじ
め当社に申し出ていただきます。
こ の 場 合 , 料 金 の 口 座 振 替 日 は 35( 料 金 の 支 払 義 務 お よ び 支 払 期
日)にかかわらず,当社の指定した日といたします。
ただし,35(料金の支払義務および支払期日)イからニまでに該
当する場合,この支払方法は適用いたしません。
ロ
お客さまが料金を当社が指定した金融機関等を通じて払い込みによ
り支払われる場合には,当社が指定した様式によっていただきます。
特定規模需要標準供給条件
-91-

お客さまが料金をイにより支払われる場合は,料金がお客さまの指
定する口座から引き落とされたときに当社に対する支払いがなされたも
のといたします。また,ロにより支払われる場合は,その金融機関等
に払い込まれたときといたします。

料金が支払期日までに支払われない場合は,支払期日の翌日から起算
して支払いの日に至るまで,料金から,消費税等相当額(消費税法の規
定により課される消費税および地方税法の規定により課される地方消費
税に相当する金額をいいます。)から次の算式により算定された金額を
差し引いたものおよび再生可能エネルギー発電促進賦課金を差し引いた
金額に対して,年10パーセントの延滞利息(閏年の日を含む期間につい
ても,365日当たりの割合といたします。)を申し受けます。
なお,消費税等相当額および次の算式により算定された金額の単位は,
1円とし,その端数は,切り捨てます。
また,延滞利息は,原則として,お客さまが延滞利息の算定の対象と
なる料金を支払われた直後に支払義務が発生する料金とあわせて支払っ
ていただきます。
8
再生可能エネルギー発電促進賦課金× ――――
108

料金は,支払義務の発生した順序で支払っていただきます。

30(検針日)の場合,需給開始の日から直後の検針日の前日までを
算定期間とする料金は,需給開始の直後の検針日から次回の検針日の前
日までを算定期間とする料金とあわせて支払っていただきます。

料金については,当社は,お客さまが希望される場合には,あらかじ
め前受金をお預かりすることがあります。
なお,当社は,前受金について利息を付しません。

臨時電力,臨時電力Ⅰおよびかんがい排水用電力については,当社は,
予納金を申し受けることがあります。この場合には,予納金は使用に先
だって支払っていただきます。
特定規模需要標準供給条件
-92-
なお,予納金は,原則として予想月額料金の3月分に相当する金額を
こえないものとし,使用開始後の料金に順次充当いたします。この場合,
充当後の残額はお返しいたします。
また,当社は,予納金について利息を付しません。
37
保

証
金
当社は,お客さまが次のいずれかに該当する場合には,供給の開始も
しくは再開に先だって,または供給継続の条件として,予想月額料金の
3月分に相当する金額をこえない範囲で保証金を預けていただくことが
あります。
イ
支払期日を経過してなお料金を支払われなかった場合
ロ
新たに電気を使用し,または契約電力を増加される場合で,次のい
ずれかに該当するとき。

他の需給契約(既に消滅しているものを含みます。)の料金を支
払期日を経過してなお支払われなかった場合

支払期日を経過してなお料金を支払われないことが予想される場
合

予想月額料金の算定の基準となる使用電力量は,お客さまの負荷率,
操業状況および同一業種の負荷率等を勘案して算定いたします。

保証金の預かり期間は,預かり日から,契約期間満了の日以降60日目
の日までといたします。
なお,またはにより保証金を預けていただく場合は,そのときか
らあらためて契約期間満了の日以降60日目の日までの預かり期間を設定
いたします。

当社は,需給契約が消滅した場合またはお客さまが支払期日を経過し
てなお料金を支払われなかった場合には,保証金およびその利息をお客
さまの支払額に充当することがあります。
特定規模需要標準供給条件
-93-

により保証金を料金に充当する場合は,まず保証金の利息をもって
充当し,なお充当すべき金額があるときは,保証金より充当いたします。
この場合,あらためておよびによって算定した保証金を預けていた
だきます。ただし,預託中の保証金およびその利息の合計額に残額があ
る場合は,およびによって算定した保証金との差額を預けていただ
きます。

当社は,保証金を預けられているお客さまが,その預託期間中に契約
電力を増加される場合は,あらためておよびによって算定した保証
金を預けていただきます。ただし,この場合には,預託中の保証金およ
びその利息の合計との差額を預けていただきます。

当社は,次により,保証金に利息を付します。
イ
利 息 は , 年 0.2パ ー セ ン ト の 単 利 と し , 円 未 満 の 端 数 は 切 り 捨 て ま
す。
ロ
利息を付す期間は,預かり日から,お返しする日の前日または充当
日の前日までの期間といたします。ただし,当社があらかじめお知ら
せした予定日にお客さまの都合によって保証金をお返しできなかった
場合は,その期間は利息を付す期間から除きます。

当社は,保証金の預かり期間満了前であっても保証金に利息を付して
お返しすることがあります。ただし,により需給契約が消滅した場合
で支払額に充当したときは,その残額をお返しいたします。
特定規模需要標準供給条件
-94-
Ⅴ
38
使用および供給
適正契約の保持
当社は,お客さまが契約電力をこえて電気を使用される等お客さまとの
需給契約が電気の使用状態に比べて不適当と認められる場合には,すみや
かに契約を適正なものに変更していただきます。
39
契 約 超 過 金

お客さまが契約電力をこえて電気を使用された場合には,当社の責め
となる理由による場合を除き,当社は,契約超過電力に基本料金率を乗
じてえた金額をその1月の力率により割引または割増ししたものの 1.5
倍に相当する金額を,契約超過金として申し受けます。この場合,契約
超過電力とは,その1月の最大需要電力から契約電力を差し引いた値と
いたします。

契約超過金は,契約電力をこえて電気を使用された月の料金の支払期
日までに支払っていただきます。
なお,契約超過金が支払期日までに支払われない場合には,支払期日
の翌日から起算して支払いの日に至るまで,契約超過金から消費税等相
当額を差し引いた金額に対して,年10パーセントの延滞利息(閏年の日
を 含 む 期 間 に つ い て も , 365日 当 た り の 割 合 と い た し ま す 。 ) を 申 し 受
けます。
40
力 率 の 保 持

需要場所の負荷の力率は,原則として,85パーセント以上に保持して
いただきます。
なお,軽負荷時には進相用コンデンサの開放により,進み力率となら
特定規模需要標準供給条件
-95-
な い よ う に し て い た だ き ま す 。 ま た , 契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 の
お客さまについては,お客さまの負担で適当な調整装置を需要場所に施
設していただくことがあります。

当社は,当社の系統が軽負荷のため進み力率となるおそれがある場合
等技術上必要がある場合は,お客さまに進相用コンデンサの開閉をお願
いすることがあります。
なお,この場合で進相用コンデンサを開閉していただいたときの1月
の力率は,必要に応じてお客さまと当社との協議によって定めます。
41
需要場所への立入りによる業務の実施
当社は,次の業務を実施するため,お客さまの承諾をえてお客さまの土
地または建物に立ち入らせていただくことがあります。この場合には,正
当な理由がない限り,立ち入ることおよび業務を実施することを承諾して
いただきます。
なお,お客さまのお求めに応じ,係員は,所定の証明書を提示いたしま
す。

需給地点に至るまでの当社の供給設備または計量器等需要場所内の当
社の電気工作物の設計,施工,改修または検査

75(保安等に対するお客さまの協力)によって必要なお客さまの電気
工作物の検査等の業務

不正な電気の使用を防止するために必要なお客さまの電気機器の試験,
契約負荷設備,契約受電設備もしくはその他電気工作物の確認もしくは
検査または電気の使用用途の確認

計量器の検針または計量値の確認

43(供給の停止),53(需給契約の消滅)または56(解約等)により
必要な処置

その他この離島約款によって,需給契約の成立,変更もしくは終了等
特定規模需要標準供給条件
-96-
に必要な業務または当社の電気工作物にかかわる保安の確認に必要な業
務
42
電気の使用にともなうお客さまの協力

お客さまの電気の使用が,次の原因で他のお客さまの電気の使用を妨
害し,もしくは妨害するおそれがある場合,または当社もしくは他の電
気事業者の電気工作物に支障を及ぼし,もしくは支障を及ぼすおそれが
ある場合(この場合の判定は,その原因となる現象が最も著しいと認め
られる地点で行ないます。)には,お客さまの負担で,必要な調整装置
または保護装置を需要場所に施設していただくものとし,とくに必要が
ある場合には,供給設備を変更し,または専用供給設備を施設して,こ
れにより電気を使用していただきます。
イ
負荷の特性によって各相間の負荷が著しく平衡を欠く場合
ロ
負荷の特性によって電圧または周波数が著しく変動する場合
ハ
負荷の特性によって波形に著しいひずみを生ずる場合
ニ
著しい高周波または高調波を発生する場合
ホ
その他イ,ロ,ハまたはニに準ずる場合

お客さまが発電設備を当社の供給設備に連系して使用される場合は,
に準ずるものといたします。
なお,この場合には,当社は,発電設備系統連系サービス要綱により,
当該発電設備について,アンシラリーサービス料を申し受けます。
43
供 給 の 停 止

お客さまが次のいずれかに該当する場合には,当社は,そのお客さま
について電気の供給を停止することがあります。
イ
お客さまの責めとなる理由により生じた保安上の危険のため緊急を
要する場合
特定規模需要標準供給条件
-97-
ロ
お客さまの需要場所内の当社の電気工作物を故意に損傷し,または
亡失して,当社に重大な損害を与えた場合
ハ
62(引込線の接続)に反して,当社の電線路または引込線とお客さ
まの電気設備との接続を行なった場合

お客さまが次のいずれかに該当する場合には,当社は,そのお客さま
について電気の供給を停止することがあります。
なお,この場合には,特別の事情がある場合を除き,供給停止の5日
前までに予告いたします。
イ
お客さまが料金を支払期日をさらに20日経過してなお支払われない
場合(ただし,35〔料金の支払義務および支払期日〕イからニまで
に該当するときは,お客さまが料金を支払期日を経過してなお支払わ
れない場合といたします。)
ロ
お客さまが他の需給契約(既に消滅しているものを含みます。)の
料金を支払期日をさらに20日経過してなお支払われない場合
ハ
この離島約款によって支払いを要することとなった料金以外の債務
(延滞利息,保証金,契約超過金,違約金,工事費負担金その他この
離島約款から生ずる金銭債務をいいます。)を支払われない場合

お客さまが次のいずれかに該当し,当社がその旨を警告しても改めな
い場合には,当社は,そのお客さまについて電気の供給を停止すること
があります。
イ
お客さまの責めとなる理由により保安上の危険がある場合
ロ
電気工作物の改変等によって不正に電気を使用された場合
ハ
契約負荷設備または契約受電設備以外の負荷設備または受電設備に
よって電気を使用された場合
ニ
産業用電力,産業用電力Ⅰ,かんがい排水用電力,深夜電力,第2
深夜電力,産業用自家発補給電力もしくは産業用自家発補給電力Ⅰの
場合または負荷率別契約,臨時電力,臨時電力Ⅰもしくは予備電力で
特定規模需要標準供給条件
-98-
産業用電力に準ずる場合で,付帯電灯以外の電灯(小型機器を含みま
す。)によって電気を使用されたとき。
ホ
かんがい排水用電力の場合で,契約された用途以外の用途に電気を
使用されたとき。
へ
かんがい排水用電力の場合で,契約使用期間以外の期間に電気を使
用されたとき。
ト
深夜電力または第2深夜電力の場合で,契約使用時間以外の時間に
電気を使用されたとき。
チ
41(需要場所への立入りによる業務の実施)に反して,当社の係員
の立入りによる業務の実施を正当な理由なく拒否された場合
リ
42(電気の使用にともなうお客さまの協力)によって必要となる措
置を講じられない場合

お客さまが契約電力をこえて電気を使用される場合で,当社がその改
善を求めても,38(適正契約の保持)に定める適正契約への変更に応じ
ていただけないときには,当社は,そのお客さまについて電気の供給を
停止することがあります。

お客さまがその他この離島約款に反した場合には,当社は,そのお客
さまについて電気の供給を停止することがあります。

からによって供給を停止する場合には,当社は,当社の供給設備
またはお客さまの電気設備において,供給を停止するために適当な処置
を行ないます。
なお,この場合には,必要に応じてお客さまに協力していただきます。
44
供給停止の解除
43(供給の停止)によって電気の供給を停止した場合で,お客さまがそ
の理由となった事実を解消し,かつ,その事実にともない当社に対して支
払いを要することとなった債務を支払われたときには,当社は,すみやか
特定規模需要標準供給条件
-99-
に電気の供給を再開いたします。
45
供給停止期間中の料金
43(供給の停止)によって電気の供給を停止した場合には,その停止期
間中については,まったく電気を使用しない場合の月額料金を34(日割計
算)により日割計算をして,料金を算定いたします。
46
違

約
金
お客さまが43(供給の停止)ロ,ハ,ニ,ホまたはへに該当し,そ
のために料金の全部または一部の支払いを免れた場合には,当社は,そ
の免れた金額の3倍に相当する金額を,違約金として申し受けます。

の免れた金額は,この離島約款に定められた供給条件にもとづいて
算定された金額と,不正な使用方法にもとづいて算定された金額との差
額といたします。

不正に使用した期間が確認できない場合は,6月以内で当社が決定し
た期間といたします。
47
供給の中止または使用の制限もしくは中止

当社は,次の場合には,供給時間中に電気の供給を中止し,またはお
客さまに電気の使用を制限し,もしくは中止していただくことがありま
す。
イ
異常渇水等により電気の需給上やむをえない場合
ロ
当社の電気工作物に故障が生じ,または故障が生ずるおそれがある
場合
ハ
当社の電気工作物の点検,修繕,変更その他の工事上やむをえない
場合
ニ
非常変災の場合
特定規模需要標準供給条件
-100-
ホ

その他保安上必要がある場合
の場合には,当社は,あらかじめその旨を広告その他によってお客
さまにお知らせいたします。ただし,緊急やむをえない場合は,この限
りではありません。
48
制限または中止の料金割引

当社は,47(供給の中止または使用の制限もしくは中止)によって,
電気の供給を中止し,または電気の使用を制限し,もしくは中止した場
合には,次の割引を行ない料金を算定いたします。ただし,その原因が
お客さまの責めとなる理由による場合は,そのお客さまについては割引
いたしません。
イ
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 未 満 の 場 合 ( 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け る
場合に限ります。)

割 引 の 対 象
基本料金(力率割引または割増しの適用を受ける場合はその適用
後の基本料金といたします。)といたします。ただし,33(料金の
算定)イ,ロ,ハまたはニの場合は,制限または中止の日におけ
る契約内容に応じて算定される1月の金額といたします。

割
引
率
1月中の制限し,または中止した延べ日数1日ごとに4パーセン
トといたします。

制限または中止延べ日数の計算
延べ日数は,1日のうち延べ1時間以上制限し,または中止した
日を1日として計算いたします。
ロ
契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 場 合 ( 高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け る
場合に限ります。)または特別高圧で電気の供給を受ける場合

割 引 の 対 象
特定規模需要標準供給条件
-101-
基本料金(力率割引または割増しの適用を受ける場合はその適用
後の基本料金といたします。)といたします。ただし,33(料金の
算定)イ,ロ,ハまたはニの場合は,制限または中止の日におけ
る契約内容に応じて算定される1月の金額といたします。

割
引
率
1 月 中 の 制 限 し , ま た は 中 止 し た 延 べ 時 間 数 1 時 間 ご と に 0.2
パーセントといたします。

制限または中止延べ時間数の計算
延べ時間数は,1回10分以上の制限または中止の延べ時間とし,
1時間未満の端数を生じた場合は,30分以上は切り上げ,30分未満
は切り捨てます。
なお,制限時間については,次により修正したうえで合計いたし
ます。
a
需要電力を制限した場合
D-d
H×――――
D
H′=
H′=
修正時間(10分未満となる場合も延べ時間に算入
いたします。)
b
H
=
制限時間
D
=
契約電力
d
=
制限時間中の需要電力の最大値
使用電力量を制限した場合
A-B
H×――――
A
H′=
H′=
修正時間
H
=
制限時間
A
=
制限指定時間中の基準となる電力量(お客さまの
平常操業時の使用電力量の実績等にもとづき算定さ
特定規模需要標準供給条件
-102-
れる推定使用電力量といたします。)
B
c
=
制限時間中の使用電力量
需要電力および使用電力量を同時に制限した時間については,
aによる修正時間またはbによる修正時間のいずれか大きいもの
によります。

による延べ日数または延べ時間数を計算する場合には,電気工作物
の保守または増強のための工事の必要上当社がお客さまに3日前までに
お知らせして行なう制限または中止は,1月につき1日を限って計算に
入れません。この場合の1月につき1日とは,1暦月の1暦日における
1回の工事による制限または中止の時間といたします。

深夜電力および第2深夜電力の割引対象時間は,契約使用時間といた
します。
49
損害賠償の免責

10(供給の開始)によってあらかじめ定めた需給開始日に電気を供
給できなかった場合には,当社は,お客さまの受けた損害について賠償
の責めを負いません。ただし,当社の責めとなる理由による場合は,こ
の限りではありません。

47(供給の中止または使用の制限もしくは中止)によって電気の供
給を中止し,または電気の使用を制限し,もしくは中止した場合には,
当社は,お客さまの受けた損害について賠償の責めを負いません。ただ
し,当社の責めとなる理由による場合は,この限りではありません。

お客さまが6(需給契約の申込み)による措置を講じなかったこと
によって生じた損害については,当社は,その賠償の責めを負いません。

43(供給の停止)によって電気の供給を停止した場合または56(解約
等)によって需給契約を解約した場合もしくは需給契約が消滅した場合
には,当社は,お客さまの受けた損害について賠償の責めを負いません。
特定規模需要標準供給条件
-103-

当社は,その他の事故によってお客さまの受けた損害について賠償の
責めを負いません。ただし,当社の責めとなる理由による場合は,この
限りではありません。
50
設 備 の 賠 償
お客さまが故意または過失によって,その需要場所内の当社の電気工作
物,電気機器その他の設備を損傷し,または亡失した場合は,その設備に
ついて次の金額を賠償していただきます。

修理可能の場合
修

理
費
亡失または修理不可能の場合
帳簿価額と取替工費との合計額
特定規模需要標準供給条件
-104-
Ⅵ
51
契約の変更および終了
需給契約の変更
お客さまが電気の需給契約の変更を希望される場合は,Ⅱ(契約の申込
み)に定める新たに電気の需給契約を希望される場合に準ずるものといた
します。
52
名 義 の 変 更
合併その他の原因によって,新たなお客さまが,それまで電気の供給を
受けていたお客さまの当社に対する電気の使用についてのすべての権利義
務を受け継ぎ,引き続き電気の使用を希望される場合で,当社が承諾した
ときには,名義変更の手続きによることができます。この場合には,その
旨を当社へ文書により申し出ていただきます。
53
需給契約の消滅

需給契約は,次の場合を除き,契約期間満了の日の経過によって消滅
いたします。
なお,この場合の需給契約の消滅日は契約期間満了の日の翌日といた
します。
イ
お客さまが,契約期間満了前にこの離島約款にもとづく電気の使用
を廃止しようとされる場合は,次の場合を除き,廃止期日に需給契約
は消滅するものといたします。この場合には,あらかじめその廃止期
日を定めて,当社へ文書により通知していただき,当社は,原則とし
てその廃止期日に,当社の供給設備またはお客さまの電気設備におい
て,需給を終了させるための適当な処置を行ないます。
なお,この場合には,必要に応じてお客さまに協力していただきま
特定規模需要標準供給条件
-105-
す。

当社がお客さまの廃止通知を廃止期日の翌日以降に受けた場合は,
通知を受けた日に需給契約が消滅したものといたします。

当社の責めとならない理由(非常変災等の場合を除きます。)に
より需給を終了させるための処置ができない場合は,需給契約は需
給を終了させるための処置が可能となった日に消滅するものといた
します。
ロ
56(解約等)によって,当社が需給契約を解約した場合は,解約日
に需給契約は消滅するものといたします。

当社は,原則として契約期間満了の日の翌日に,当社の供給設備また
はお客さまの電気設備において,需給を終了させるための適当な処置を
行ないます。
なお,この場合には,必要に応じてお客さまに協力していただきます。
54
需給開始後の需給契約の消滅または変更にともなう料金の精算
当社は,次の場合(臨時電力,臨時電力Ⅰ,深夜電力および第2深夜電
力のお客さまの場合を除きます。)には,需給契約の消滅または変更の日
に料金をお客さまに精算していただきます。ただし,非常変災等やむをえ
ない理由による場合はこの限りではありません。

お客さまが契約電力を新たに設定された後,1年に満たないで需給契
約が消滅する場合には,契約電力を新たに設定した日から需給契約の消
滅日の前日までの期間について,当初から臨時電力(業務用電力Ⅰまた
は産業用電力Ⅰの場合は,臨時電力Ⅰといたします。ただし,産業用電
力Ⅰの場合で,18〔産業用電力Ⅰ〕ロの適用を受ける期間は臨時電力
といたします。)として算定した料金と,既に申し受けた料金との差額
を申し受けます。

お客さまが契約電力を増加された後,1年に満たないで需給契約が消
特定規模需要標準供給条件
-106-
滅する場合(の場合を除きます。)には,契約電力の増加日から需給
契約の消滅日の前日までの期間の増加契約電力について,臨時電力(業
務用電力Ⅰまたは産業用電力Ⅰの場合は,臨時電力Ⅰといたします。た
だし,産業用電力Ⅰの場合で,18〔産業用電力Ⅰ〕ロの適用を受ける
期間は臨時電力といたします。)を適用して算定される料金と,その増
加契約電力分に見合う既に申し受けた料金との差額を申し受けます。
なお,この場合には,それぞれの使用電力量(業務用季時別電力A,
業務用季時別電力A-Ⅰ,産業用季時別電力Aおよび産業用季時別電力
A-Ⅰの場合は,各時間帯別の使用電力量とし,業務用休日エコノミー
電力Aおよび業務用休日エコノミー電力A-Ⅰの場合は,休日平日別の
使用電力量といたします。)は,増加契約電力分と残余分の比であん分
したものといたします。

お客さまが契約電力を新たに設定された後,1年に満たないで契約電
力を減少しようとされる場合には,契約電力を新たに設定した日から契
約電力の減少日の前日までの期間の減少契約電力について,臨時電力
(業務用電力Ⅰまたは産業用電力Ⅰの場合は,臨時電力Ⅰといたします。
ただし,産業用電力Ⅰの場合で,18〔産業用電力Ⅰ〕ロの適用を受け
る期間は臨時電力といたします。)を適用して算定される料金と,その
減少契約電力分に見合う既に申し受けた料金との差額を申し受けます。
なお,この場合には,それぞれの使用電力量(業務用季時別電力A,
業務用季時別電力A-Ⅰ,産業用季時別電力Aおよび産業用季時別電力
A-Ⅰの場合は,各時間帯別の使用電力量とし,業務用休日エコノミー
電力Aおよび業務用休日エコノミー電力A-Ⅰの場合は,休日平日別の
使用電力量といたします。)は,減少契約電力分と残余分の比であん分
したものといたします。

お客さまが契約電力を増加された後,1年に満たないで契約電力を減
少しようとされる場合(の場合を除きます。)には,次により算定し
特定規模需要標準供給条件
-107-
た差額を申し受けます。
イ
減少契約電力が増加された契約電力を上回る場合
契約電力の増加日から契約電力の減少日の前日までの期間の増加契
約電力について,に準じて算定いたします。
ロ
減少契約電力が増加された契約電力を上回らない場合
契約電力の増加日から契約電力の減少日の前日までの期間の減少契
約電力について,に準じて算定いたします。

15(業務用電力)イもしくは17(産業用電力)イによって契約電
力を定めるお客さままたは15(業務用電力)イもしくは17(産業用電
力)イに準じて契約電力を定めるお客さまが,契約受電設備を新たに
設定し,または契約受電設備の総容量を増加された日以降1年に満たな
いで需給契約を消滅しようとし,または15(業務用電力)イcもし
くは17(産業用電力)イcにより契約電力を減少しようとされる場
合または15(業務用電力)イcもしくは17(産業用電力)イc
に準じて契約電力を減少しようとされる場合は,,,およびに
準ずるものといたします。この場合,,,およびにいう契約電
力を新たに設定された日は,契約受電設備を新たに設定された日とし,
契約電力を増加された日は,契約受電設備の総容量を増加された日とし,
契約電力を減少される日は,15(業務用電力)イcもしくは17(産
業 用 電 力 )  イ  c に よ り 契 約 電 力 を 減 少 し よ う と さ れ る 日 ま た は 15
(業務用電力)イcもしくは17(産業用電力)イcに準じて契
約電力を減少しようとされる日といたします。
55
需給開始後の需給契約の消滅または変更にともなう工事費の精算
当社は,次の場合には,需給契約の消滅または変更の日に工事費をお客
さまに精算していただきます。ただし,電気の使用を開始または契約電力
を増加される際に66(一般供給設備の工事費負担金)の工事費負担金も
特定規模需要標準供給条件
-108-
しくは臨時工事費を申し受けた場合または非常変災等やむをえない理由に
よる場合は,この限りではありません。

お客さまが電気の使用を開始され,これにともなって新たに施設され
た供給設備(66〔一般供給設備の工事費負担金〕ロの施設後3年以内
の配電設備を含みます。)の利用開始後,1年に満たないで需給契約が
消滅する場合で,需給契約消滅後は当該供給設備を利用されないときに
は,施設後3年以内の配電設備について66(一般供給設備の工事費負担
金)により算定した工事費負担金および新たに施設された供給設備に
ついて71(臨時工事費)により算定した臨時工事費の合計と,既に申し
受けた工事費負担金との差額を申し受けます。

お客さまが契約電力を増加され,これにともなって新たに施設された
供給設備(66〔一般供給設備の工事費負担金〕ロの施設後3年以内の
配電設備を含みます。)の利用開始後,1年に満たないで需給契約が消
滅する場合で,需給契約消滅後は当該供給設備を利用されないとき(
の場合を除きます。)には,施設後3年以内の配電設備について増加契
約電力に対して66(一般供給設備の工事費負担金)により算定した工
事費負担金および新たに施設された供給設備について71(臨時工事費)
により算定した臨時工事費の合計と,その増加契約電力分に見合う既に
申し受けた工事費負担金との差額を申し受けます。

お客さまが電気の使用を開始され,これにともなって新たに施設され
た供給設備(66〔一般供給設備の工事費負担金〕ロの施設後3年以内
の配電設備を含みます。)の利用開始後,1年に満たないで契約電力を
減少しようとされる場合には,減少契約電力に見合う部分について,66
(一般供給設備の工事費負担金)イにより算定した工事費(特別高
圧で電気の供給を受ける場合に限ります。)および71(臨時工事費)に
より算定した臨時工事費(高圧で電気の供給を受ける場合に限りま
す。)と既に申し受けた工事費負担金との差額を申し受けます。
特定規模需要標準供給条件
-109-

お客さまが契約電力を増加され,これにともなって新たに施設された
供給設備(66〔一般供給設備の工事費負担金〕ロの施設後3年以内の
配電設備を含みます。)の利用開始後,1年に満たないで契約電力を減
少しようとされる場合(の場合を除きます。)には,次により算定し
た差額を申し受けます。
イ
減少契約電力が増加された契約電力を上回る場合
増加契約電力に見合う部分について,66(一般供給設備の工事費負
担金)イにより算定した工事費(特別高圧で電気の供給を受け
る 場 合 に 限 り ま す 。 ) お よ び 71( 臨 時 工 事 費 ) に よ り 算 定 し た 臨 時
工事費(高圧で電気の供給を受ける場合に限ります。)と既に申し
受けた工事費負担金との差額といたします。
ロ
減少契約電力が増加された契約電力を上回らない場合
に準じて算定いたします。

お客さまが電気の使用を開始し,または契約電力を増加され,これに
ともなって新たに施設された供給設備(66〔一般供給設備の工事費負担
金〕ロの施設後3年以内の配電設備を含みます。)の利用開始後,1
年に満たないで契約電力を減少しようとされる場合で,契約電力の減少
にともない供給電圧を変更する場合には,およびにかかわらず,施
設後3年以内の配電設備について66(一般供給設備の工事費負担金)
により算定した工事費負担金,新増加時に新たに施設された供給設備に
ついて71(臨時工事費)により算定した臨時工事費および供給電圧変更
時に新たに施設される供給設備について算定した工事費負担金の合計と,
既に申し受けた工事費負担金との差額を申し受けます。

お客さまが電気の使用を開始し,または契約電力を増加され,これに
ともなって新たに施設された供給設備(66〔一般供給設備の工事費負担
金〕ロの施設後3年以内の配電設備を含みます。)の利用開始後,1
年に満たないで需給契約が消滅する場合で,需給契約消滅後も引き続き
特定規模需要標準供給条件
-110-
当該供給設備を利用され,工事費負担金および臨時工事費について契約
電力の減少と同じような結果とみなされるときは,,またはに準
じて算定した差額を申し受けます。

15(業務用電力)イもしくは17(産業用電力)イによって契約電
力を定めるお客さままたは15(業務用電力)イもしくは17(産業用電
力)イに準じて契約電力を定めるお客さまが,契約受電設備を新たに
設定し,または契約受電設備の総容量を増加された日以降1年に満たな
いで需給契約を消滅しようとし,または15(業務用電力)イcもし
くは17(産業用電力)イcにより契約電力を減少しようとされる場
合または15(業務用電力)イcもしくは17(産業用電力)イc
に準じて契約電力を減少しようとされる場合は,,,,,お
よびに準ずるものといたします。この場合,,,,,およ
びにいう契約電力を新たに設定された日は,契約受電設備を新たに設
定された日とし,契約電力を増加された日は,契約受電設備の総容量を
増加された日とし,契約電力を減少される日は,15(業務用電力)イ
cもしくは17(産業用電力)イcにより契約電力を減少しようと
される日または15(業務用電力)イcもしくは17(産業用電力)
イcに準じて契約電力を減少しようとされる日といたします。
56
解

約
等
43(供給の停止)によって電気の供給を停止されたお客さまが当社の
定めた期日までにその理由となった事実を解消されない場合には,当社
は,需給契約を解約することがあります。
なお,この場合には,その旨をお客さまにお知らせいたします。

お客さまが,53(需給契約の消滅)イによる通知をされないで,そ
の需要場所から移転され,電気を使用されていないことが明らかな場合
には,当社が需給を終了させるための処置を行なった日に需給契約は消
特定規模需要標準供給条件
-111-
滅するものといたします。
57
需給契約消滅後の債権債務関係
需給契約期間中の料金その他の債権債務は,需給契約の消滅によっては
消滅いたしません。
特定規模需要標準供給条件
-112-
Ⅶ
58
供給方法および工事
需給地点および施設

電気の需給地点(電気の需給が行なわれる地点をいいます。)は,当
社の電線路または引込線とお客さまの電気設備との接続点といたします。

需給地点は,需要場所内の地点とし,当社の電線路から最短距離にあ
る場所を基準としてお客さまと当社との協議によって定めます。ただし,
次の場合には,お客さまと当社との協議により,需要場所以外の地点を
需給地点とすることがあります。
イ
山間地にある需要場所等,当社の電線路から遠隔地にあって将来に
おいても周辺地域に他の需要が見込まれない需要場所に対して電気を
供給する場合
ロ
当社の立入りが困難な需要場所に対して電気を供給する場合
ハ
1建物内の2以上の需要場所に電気を供給する場合で各需要場所ま
での電気設備が当社の管理の及ばない場所を通過することとなるとき。

ニ
60(地中引込線)により地中引込線によって電気を供給する場合
ホ
その他特別の事情がある場合
需給地点に至るまでの供給設備は,当社の所有とし,工事費負担金ま
たは臨時工事費として申し受ける金額を除き,当社の負担で施設いたし
ます。
なお,当社は,お客さま(共同引込みにより電気の供給を受ける複数
のお客さまを含みます。)のみのためにお客さまの土地または建物に施
設する引込線,接続装置等の供給設備の施設場所をお客さまから無償で
提供していただきます。

付帯設備(によりお客さまの土地または建物に施設される供給設備
を支持し,または収納する工作物およびその供給設備の施設上必要なお
特定規模需要標準供給条件
-113-
客さまの建物に付合する設備をいいます。)は,原則として,お客さま
の所有とし,お客さまの負担で施設していただきます。この場合には,
当社が付帯設備を無償で使用できるものといたします。
59
架 空 引 込 線

当社の電線路とお客さまの電気設備との接続を引込線によって行なう
場合には,原則として架空引込線によるものとし,お客さまの建造物ま
たは補助支持物の引込線取付点までは,当社が施設いたします。この場
合には,引込線取付点は,当社の電線路の最も適当な支持物から原則と
して最短距離の場所であって,堅固に施設できる点をお客さまと当社と
の協議によって定めます。

引込線を取り付けるためお客さまの需要場所内に設置する補助支持物
は,お客さまの所有とし,お客さまの負担で施設していただきます。
60
地 中 引 込 線

架空引込線を施設することが法令上認められない場合または技術上,
経済上もしくは地域的な事情により不適当と認められる場合で,当社の
電線路とお客さまの電気設備との接続を地中引込線によって行なうとき
には,次のイまたはロの最も当社の電源側に近い接続点までを当社が施
設いたします。
イ
お客さまが需要場所内に施設する開閉器,断路器または接続装置の
接続点
ロ
当社が施設する接続装置の接続点
なお,当社は,お客さまの土地または建物に接続装置を施設すること
があります。

により当社の電線路と接続する電気設備の施設場所は,当社の電線
路の最も適当な支持物または分岐点から最短距離にあり,原則として,
特定規模需要標準供給条件
-114-
地中引込線の施設上とくに多額の費用を要する等特別の工事を必要とせ
ず,かつ,安全に施設できる次のいずれにも該当する場所とし,お客さ
まと当社との協議によって定めます。
なお,これ以外の場合には,需要場所内の地中引込線は,お客さまの
所有とし,お客さまの負担で施設していただきます。
イ
お客さまの構内における地中引込線のこう長が50メートル程度以内
の場所
ロ
建物の3階以下にある場所
ハ
その他地中引込線の施設上特殊な工法,材料等を必要としない場所

当社の電線路とお客さまの電気設備との接続を地中引込線によって行
なう場合の付帯設備は,次のものをいいます。
イ
鉄管,暗きょ等お客さまの土地または建物の壁面等に引込線をおさ
めるために施設される工作物(π引込みの場合のケーブルの引込みお
よび引出しのために施設されるものを含みます。)
ロ
お客さまの土地または建物に施設される基礎ブロック(接続装置を
固定するためのものをいいます。)およびハンドホール
ハ

その他イまたはロに準ずる設備
接続を架空引込線によって行なうことができる場合で,お客さまの希
望によりとくに地中引込線によって行なうときには,地中引込線は,原
則として,お客さまの所有とし,お客さまの負担で施設していただきま
す。ただし,当社が,保安上または保守上適当と認めた場合は,に準
じて接続を行ないます。この場合,当社は,67(特別供給設備の工事費
負担金)の工事費負担金を申し受けます。
61
連接引込線等
当社は,建物の密集場所等特別の事情がある場所では,連接引込線(1
需要場所の引込線から分岐して支持物を経ないで他の需要場所の需給地点
特定規模需要標準供給条件
-115-
に至る引込線をいいます。)または共同引込線(2以上の需給契約に対し
て1引込みにより電気を供給するための引込線をいいます。)による引込
みで電気を供給することがあります。この場合,当社は,分岐装置をお客
さまの土地または建物に施設することがあります。
なお,お客さまの電気設備との接続点までは,当社が施設いたします。
62
引込線の接続
当社の電線路または引込線とお客さまの電気設備との接続は,当社が行
ないます。
なお,お客さまの希望によって引込線の位置変更工事(一時的に取り外
し,同一箇所へ再度取り付ける工事を含みます。)およびこれに準ずる工
事をする場合には,当社は,実費を申し受けます。
63
計量器等の取付け

料金の算定上必要な計量器(電力量計,30分最大需要電力計,無効電
力量計等をいいます。),その付属装置(計量器箱,変成器,変成器箱
および変成器の2次配線ならびに計量器の読みを遠隔検針する場合の通
信装置および通信回線等をいいます。)および区分装置(力率測定時間
を区分する装置等をいいます。)は,契約電力等に応じて当社が選定し,
かつ,当社の所有とし,当社の負担で取り付けます。ただし,次の場合
には,お客さまの所有とし,お客さまの負担で取り付けていただくこと
があります。
イ
お客さまの希望によって計量器の付属装置を施設する場合
ロ
変成器の2次配線等で,当社規格以外のケーブルを必要とし,また
はお客さまの希望によりとくに長い配線を必要とするため多額の費用
を要する場合

計量器,その付属装置および区分装置の取付位置は,適正な計量がで
特定規模需要標準供給条件
-116-
き,かつ,検針,検査ならびに取付けおよび取外し工事が容易な場所と
し,お客さまと当社との協議によって定めます。

計量器,その付属装置および区分装置の取付場所は,お客さまから無
償で提供していただきます。また,によりお客さまが施設するものに
ついては,当社が無償で使用できるものといたします。

お客さまの希望によって計量器,その付属装置および区分装置の取付
位置を変更する場合(一時的に取り外し,同一箇所へ再度取り付ける場
合を含みます。)には,当社は,実費を申し受けます。
64
通信設備の施設
系統運用上必要な通信設備(電力保安通信用電話設備,給電情報伝送装
置および保護用信号端局装置等をいいます。)については,次のとおりと
いたします。

当社の通信設備とお客さまの通信設備との接続点は,需要場所内の地
点とし,当社の通信設備から最短距離にある場所を基準としてお客さま
と当社との協議によって定めます。ただし,山間地等の場合,その他特
別の事情がある場合は,お客さまと当社との協議により,需要場所以外
の地点を通信設備の接続点とすることがあります。

の接続点からお客さま側の通信設備は,お客さまの所有とし,お客
さまの負担で施設していただきます。
なお,この場合の通信設備は,当社の指定する仕様としていただきま
す。

の接続点から当社側の通信設備は,当社の所有とし,工事費負担金
または臨時工事費として申し受ける金額を除き,当社の負担で施設いた
します。
なお,通信設備の施設場所は,お客さまから無償で提供していただき
ます。
特定規模需要標準供給条件
-117-

お客さまの希望によって当社の通信設備の位置変更工事をする場合
(一時的に取り外し,同一箇所へ再度取り付ける場合を含みます。)に
は,当社は,実費を申し受けます。
65
専用供給設備

当社は,次の場合には,67(特別供給設備の工事費負担金)の工事費
負担金を申し受けてお客さまの専用設備として供給設備を施設いたしま
す。
イ
お客さまがとくに希望され,かつ,他のお客さまへの供給に支障が
ないと認められる場合
ロ
42(電気の使用にともなうお客さまの協力)の場合
ハ
お客さまの施設の保安上の理由,または需要場所およびその他周囲
の状況から将来においても他の需要が見込まれない等の事情により,
特定のお客さまのみが使用されることになる供給設備を専用供給設備
として施設することが適当と認められる場合

の専用設備は,需給地点から需給地点に最も近い変電所までの電線
路(配電盤,継電器およびその変電所の供給電圧と同位電圧の母線側断
路器またはこれに相当する接続点までの電線路を含みます。)に限りま
す。ただし,特別の事情がある場合は,供給電圧と同位の電線路および
これに接続する変圧器(1次電圧側線路開閉器を含みます。)とするこ
とがあります。

当社は,供給設備を2以上のお客さまが共用する専用供給設備とする
ことがあります。ただし,イの場合は,次に該当する場合で,いずれ
のお客さまにも承諾をいただいたときに限ります。
イ
2以上のお客さまが同時に申込みをされる場合で,いずれのお客さ
まも専用供給設備から電気の供給を受けることを希望されるとき。
ロ
お客さまが既に施設されている専用供給設備から電気の供給を受け
ることを希望される場合
特定規模需要標準供給条件
-118-
Ⅷ
66
工 事 費 の 負 担
一般供給設備の工事費負担金

高圧で電気の供給を受ける場合
イ
お客さまが新たに電気を使用し,または契約電力を増加される場合
(新たに電気を使用される場合で,当該電気を使用される前から引き
続き当社の供給設備を利用され,かつ,下位の供給電圧に変更される
ときを除きます。)で,これにともない新たに施設される配電設備
(専用供給設備および予備供給設備を除きます。)の工事こう長が無
償こう長(架空の場合は1,000メートル,地中の場合は150メートルと
いたします。)をこえるときには,当社は,その超過こう長に次の金
額を乗じてえた金額を工事費負担金として申し受けます。ただし,20
(臨時電力)または21(臨時電力Ⅰ)によって電気の供給を受けるお
客 さ ま が , 供 給 設 備 を 契 約 使 用 期 間 に 限 っ て 利 用 さ れ る 場 合 は , 71
(臨時工事費)によるものといたします。
区
分
単
位
超過こう長
1メートルにつき
超過こう長
地中配電設備の場合
1メートルにつき
架空配電設備の場合
金
額
3,348円00銭
26,676円00銭
なお,張替えまたは添架を行なう場合は,架空配電設備については
その工事こう長の60パーセント,地中配電設備についてはその工事こ
う長の20パーセントに相当する値を新たに施設される配電設備の工事
こう長とみなします。
ロ
工事費負担金は,需給契約ごとに算定いたします。ただし,1需要
場所において2以上の需給契約を結ぶ場合は,需要場所ごとに算定い
特定規模需要標準供給条件
-119-
たします。
ハ
2以上のお客さまが配電設備の全部または一部を共用する場合の工
事費負担金の算定は,次によります。

2以上のお客さまから共同して申込みがあった場合の工事費負担
金は,その代表のお客さまによる1申込みとみなして算定いたしま
す。この場合,無償こう長は,イの無償こう長にお客さまの数を乗
じてえた値といたします。

2以上のお客さまから同時に申込みがあった場合の工事費負担金
は,お客さまごとに算定いたします。この場合,それぞれのお客さ
まの配電設備の工事こう長については,共用される部分の工事こう
長を共用するお客さまの数で除してえた値にそのお客さまが単独で
使用される部分の工事こう長を加えた値を,新たに施設される配電
設備の工事こう長といたします。
ニ
架空配電設備と地中配電設備とをあわせて施設する場合のイの超過
こう長は,次により算定いたします。

地中配電設備の超過こう長は,地中配電設備の工事こう長から地
中配電設備の無償こう長を差し引いた値といたします。

架空配電設備の超過こう長は,架空配電設備の工事こう長といた
します。ただし,地中配電設備の工事こう長が地中配電設備の無償
こう長を下回る場合は,次によります。
架空配電設備の超過こう長 = 架空配電設備の工事こう長-
(地中配電設備の無償こう長-地中配電設備の工事こう長)
架空配電設備の無償こう長
× ―――――――――――――――
地中配電設備の無償こう長

特別高圧で電気の供給を受ける場合
イ
お客さまが新たに電気を使用し,または契約電力を増加される場合
(新たに電気を使用される場合で,当該電気を使用される前から引き
続き当社の供給設備を利用され,かつ,下位の供給電圧に変更される
特定規模需要標準供給条件
-120-
ときを除きます。)で,これにともない新たに施設される配電設備
(専用供給設備および予備供給設備を除きます。)についてにより
算定される工事費がの当社負担額をこえるときには,当社は,その
超過額を工事費負担金として申し受けます。ただし,20(臨時電力)
によって電気の供給を受けるお客さまが,供給設備を契約使用期間に
限って利用される場合は,および71(臨時工事費)によるものとい
たします。

工
a
事
費
架空配電設備の場合
(工事こう長 100メートル当たり)
標 準 電 圧 20,000ボ ル ト で 供 給
540円00銭
を受ける場合
新増加契約電力
標 準 電 圧 60,000ボ ル ト で 供 給
1キロワット
172円80銭
を受ける場合
につき
標 準 電 圧 100,000ボ ル ト で 供 給
108円00銭
を受ける場合
なお,標準電圧20,000ボルトで供給を受ける場合で,支持物に
電柱を使用するときには,その部分の単価は,上表の該当欄の単
価の15パーセントといたします。
b
地中配電設備の場合
(工事こう長 100メートル当たり)
標 準 電 圧 20,000ボ ル ト で 供 給
658円80銭
を受ける場合
新増加契約電力
標 準 電 圧 60,000ボ ル ト で 供 給
1キロワット
529円20銭
を受ける場合
につき
標 準 電 圧 100,000ボ ル ト で 供 給
324円00銭
を受ける場合
なお,張替えを行なう場合には,その部分の単価は,上表の該
当欄の単価の20パーセントといたします。
c
スポットネットワーク方式のお客さまに電気を供給するために,
当社が新たに地中配電設備を施設する場合の工事費は,bにかか
特定規模需要標準供給条件
-121-
わらず,次の算式により算定いたします。
なお,スポットネットワーク方式とは,当社が技術上,経済上
必要と認めた場合に,原則として3回線の当社の電線路から,お
客さまがそれぞれの回線ごとに施設していただいた変圧器の2次
側母線で常時並行受電される方式をいいます。
1
新増加契約電力
工事費相当額×工事こう長× ―――― × ――――――――――
100
利用回線数-1
この場合,工事費相当額は,次のとおりといたします。
bの工事費単価×{100パーセント+20パーセント×(利用回線数-1)}

当 社 負 担 額
新増加契約電力1キロワットにつき
ロ
5,400円00銭
お客さまが新たに電気を使用し,または契約電力を増加される場合
で,施設後3年以内の配電設備を利用して電気の供給を受けるときは,
新たに利用される部分を新たに施設される配電設備とみなします。
なお,施設後3年以内の配電設備を利用して電気の供給を受けるも
のとは,その配電設備について法令に定められた検査を要する場合は
その設備の検査合格の日(仮合格の場合は仮合格の日といたしま
す。),その他の場合はその設備の使用開始の日から3年目の同月同
日の前日までの期間に需給開始となるものをいいます。

工事費負担金の対象となる供給設備は,次のとおりといたします。
イ
需給地点から需給地点に最も近い供給変電所の引出口に施設される
断路器またはこれに相当する機器の負荷側接続点に至るまでの配電設
備
ロ
送電線路から特別高圧配電設備を分岐する場合は,需給地点から需
給地点に最も近い送電線路の接続点までの特別高圧配電設備

により工事費負担金の対象としたお客さまが,契約電力の減少後再
特定規模需要標準供給条件
-122-
び契約電力を増加される場合で,当初に工事費負担金の対象とした配電
設備を施設後3年以内に利用されることとなるときには,当初に工事費
負担金の対象とした契約電力までは工事費負担金の対象といたしません。

20(臨時電力)によって電気の供給を受けるお客さまが,ロの施設
後3年以内の配電設備(既に臨時工事費を申し受けている配電設備を除
きます。)を契約使用期間に限って利用される場合は,イにより算
定した工事費を工事費負担金として申し受けます。

次の言葉は,Ⅷ(工事費の負担)においてそれぞれ次の意味で使用い
たします。
イ
配
電
設
備
発電所,変電所または送電線路(発電所相互間,変電所相互間また
は発電所と変電所との間を連絡する電線路をいいます。)から他の発
電所または変電所を経ないで需給地点に至る供給設備をいい,電線,
引込線,保安装置およびこれらを支持し,または収納する工作物(支
持物,がいし,支線,暗きょ,管等をいいます。)および電力保安通
信設備等を含みます。
ロ
工 事 こ う 長
別表15(標準設計基準)に定める設計(以下「標準設計」といいま
す。)にもとづき算定される需給地点から最も近い供給設備までの配
電設備のこう長をいい,実際に施設されるこう長とは異なることがあ
ります。
なお,単位は,1メートルとし,その端数は,小数点以下第1位で
四捨五入いたします。

Ⅷ(工事費の負担)の各項において,契約電力は,15(業務用電力)
イもしくは17(産業用電力)イによって契約電力が定められている
場合または15(業務用電力)イもしくは17(産業用電力)イに準じ
て契約電力が定められている場合には,契約受電設備の総容量といたし
特定規模需要標準供給条件
-123-
ます。
なお,負荷設備の総容量の増加にともない低圧で電気の供給を受けて
いたお客さまが新たに高圧で電気の供給を受ける場合は,Ⅷ(工事費の
負担)の各項において,契約電力を増加されるものとみなします。
67
特別供給設備の工事費負担金

お客さまが新たに電気を使用し,または契約電力を増加される場合
(新たに電気を使用される場合で,当該電気を使用される前から引き続
き当社の供給設備を利用され,かつ,下位の供給電圧に変更されるとき
を除きます。)で,これにともない新たに特別の供給設備を施設すると
きには,当社は,次の金額を工事費負担金として申し受けます。ただし,
20(臨時電力)または21(臨時電力Ⅰ)によって電気の供給を受けるお
客さまが,供給設備を契約使用期間に限って利用される場合は,66(一
般供給設備の工事費負担金)および71(臨時工事費)によるものとい
たします。
イ
お客さまの希望によって標準設計をこえる設計で供給設備を施設す
る場合は,標準設計で施設する場合の工事費(以下「標準設計工事
費」といいます。)をこえる金額
なお,標準設計をこえる設計で供給設備を施設する場合とは,次の
いずれかに該当する場合をいいます。

お客さまへの供給に必要な標準設計をこえる電線または支持物等
を施設する場合

架空配電設備で電気を供給できるにもかかわらず,地中配電設備
を施設する場合

標準設計による配電設備以外の配電設備から電気の供給を受ける
場合

その他お客さまへの供給に必要な標準設計をこえる設計で供給設
特定規模需要標準供給条件
-124-
備を施設する場合
また,この場合も66(一般供給設備の工事費負担金)の工事費負担
金を申し受けます。
ロ
65(専用供給設備)によって専用供給設備を施設する場合は,その
工事費の全額
な お , こ の 場合に は , 工 事 費 負 担 金 の 対 象 と な る 供 給 設 備 は ,
65(専用供給設備)によるものといたします。

お客さまが25(自家発補給電力),26(自家発補給電力Ⅰ)または27
(予備電力)によって新たに電気を使用し,または契約電力を増加され
る場合で,これにともない新たに予備供給設備を施設するときには,当
社は,その工事費の全額を工事費負担金として申し受けます。ただし,
20(臨時電力)または21(臨時電力Ⅰ)によって電気の供給を受けるお
客さまが,供給設備を契約使用期間に限って利用される場合は,66(一
般供給設備の工事費負担金)および71(臨時工事費)によるものとい
たします。
なお,この場合には,工事費負担金の対象となる供給設備は,66(一
般供給設備の工事費負担金)に準ずるものといたします。ただし,予
備供給設備を専用供給設備として施設する場合は,65(専用供給設備)
によるものといたします。
68
供給設備を変更する場合の工事費負担金

新たな電気の使用または契約電力の増加にともなわないで,お客さま
の希望によって供給設備を変更する場合(新たに電気を使用される場合
で,当該電気を使用される前から引き続き当社の供給設備を利用され,
かつ,下位の供給電圧に変更されるときを含みます。また,お客さまと
の 電 気 の 需 給 に 直 接 関 係 す る 場 合 に 限 り ま す 。 ) は , 62( 引 込 線 の 接
続),63(計量器等の取付け)または64(通信設備の施設)によって実
特定規模需要標準供給条件
-125-
費を申し受ける場合を除き,当社は,その工事費の全額を工事費負担金
として申し受けます。

42(電気の使用にともなうお客さまの協力)によって供給設備を新た
に施設または変更する場合には,当社は,その工事費の全額を工事費負
担金として申し受けます。
69
特別供給設備等の工事費の算定
67(特別供給設備の工事費負担金)および68(供給設備を変更する場合
の工事費負担金)の場合の工事費は,次により算定いたします。

工事費は,お客さまが標準設計をこえる設計によることを希望される
場合を除き,次により算定した標準設計工事費といたします。
イ
標準設計工事費は,工事費負担金の対象となる供給設備の工事に要
する材料費,工費および諸掛りの合計額といたします。
ロ
材料費は,払出時の単価(電気事業会計規則に定められた方法に
よって算出した貯蔵品の払出単価等をいいます。)によって算定いた
します。
ハ
諸掛りは,測量監督費,諸経費,補償費,建設分担関連費およびそ
の他の費用を含み,次により算定いたします。

土地費(電気事業会計規則に定められた固定資産土地として計上
される金額をいいます。)は,工事費に計上いたしません。ただし,
架空配電線路の経過地に地役権を設定する場合には,その対価の50
パーセントに相当する金額は工事費に計上いたしますが,登録税,
印紙税,登記手数料等地役権の登記に要する費用は工事費に計上い
たしません。

架空配電線路の経過地に建造物の構築,竹木の植栽等電線路に支
障を及ぼす行為を行なわないことを条件とする補償契約を締結する
場合は,その線下補償費の50パーセントに相当する金額を工事費に
特定規模需要標準供給条件
-126-
計上いたします。

補償費中残地補償費は,それが明確に区分されている場合に限り
工事費に計上いたします。

建設分担関連費は,工事期間が12月以上を要し,かつ,工事費が
50億円以上の場合に限り工事費に計上いたします。
ニ
撤去工事がある場合は,イにより算定される工事費の合計額から撤
去後の資材の残存価額を差し引いた金額に,撤去する場合の諸工費
(諸掛りを含みます。)を加えた金額といたします。
ホ
お客さまの希望により暫定的に利用される供給設備を施設する場合
の工事費は,71(臨時工事費)に準じて算定いたします。

お客さまが標準設計をこえる設計によることを希望される場合の工事
費は,に準じて算定いたします。
なお,67(特別供給設備の工事費負担金)イの標準設計工事費をこ
える金額は,実際工事費から標準設計工事費を差し引いたものといたし
ます。

67( 特 別 供 給 設 備 の 工 事 費 負 担 金 )  イ の 場 合 で , そ の 工 事 費 を 66
(一般供給設備の工事費負担金)イに定める超過こう長1メートル当
たりの金額または66(一般供給設備の工事費負担金)イに定める工
事費単価にもとづいて算定することが適当と認められるときは,およ
びにかかわらず,標準設計をこえる設計で施設される供給設備の工事
費および標準設計工事費をいずれも66(一般供給設備の工事費負担金)
イに定める超過こう長1メートル当たりの金額または66(一般供給設
備の工事費負担金)イに定める工事費単価にもとづいて算定いたし
ます。この場合,超過こう長1メートル当たりの金額を新たに施設され
る配電設備の全工事こう長に適用して工事費を算定いたします。

当社が将来の需要を考慮してあらかじめ施設した鉄塔,管路等を利用
して電気を供給する場合は,新たに施設される電線路に必要とされる回
特定規模需要標準供給条件
-127-
線数,管路孔数等に応じて次により算定した金額を電線路の工事費に算
入いたします。
イ
鉄塔を利用して電気を供給する場合
使用回線数
工事費× ―――――――
施設回線数
ロ
管路等を利用して電気を供給する場合
使 用 孔 数
工事費× ――――――――――――
施設孔数-予備孔数

施設後3年以内の配電設備を利用する場合(特別高圧で電気の供給を
受ける場合に限ります。)は,新たに利用される部分を新たに施設され
る配電設備とみなします。
なお,この場合の工事費は,66(一般供給設備の工事費負担金)イ
に準じて算定いたします。

67(特別供給設備の工事費負担金)の場合で,その工事費を66(一
般供給設備の工事費負担金)イに定める超過こう長1メートル当たり
の金額または66(一般供給設備の工事費負担金)イに定める工事費
単価および66(一般供給設備の工事費負担金)ロによって算定するこ
とが適当と認められるときは,およびにかかわらず,66(一般供給
設備の工事費負担金)イに定める超過こう長1メートル当たりの金額
または66(一般供給設備の工事費負担金)イに定める工事費単価お
よび66(一般供給設備の工事費負担金)ロによって算定いたします。
この場合,超過こう長1メートル当たりの金額を新たに施設される配電
設備の全工事こう長に適用して工事費を算定いたします。
なお,27(予備電力)によって電気の供給を受ける場合(特別高圧で
電気の供給を受ける場合に限ります。)で,一般供給設備と予備供給設
備とを同一支持物に同時に施設するときの予備供給設備の工事費は,66
(一般供給設備の工事費負担金)イの該当欄の単価の20パーセント
を適用して算定いたします。
特定規模需要標準供給条件
-128-
70
工事費負担金の申受けおよび精算

当社は,工事費負担金を原則として工事着手前に申し受けます。

当社は,次の場合には,工事費負担金を工事完成後すみやかに精算す
るものといたします。
イ
66(一般供給設備の工事費負担金)にもとづき算定される場合は,
次に該当するとき。

設計変更等により,架空配電設備または地中配電設備のいずれか
の工事こう長の変更の差異が5パーセントをこえる場合

ロ
その他特別の事情により,工事費負担金に差異が生じた場合
67(特別供給設備の工事費負担金)(66〔一般供給設備の工事費負
担金〕イに定める超過こう長1メートル当たりの金額または66〔一
般供給設備の工事費負担金〕イに定める工事費単価によって工事
費を算定する場合は,イに準ずるものといたします。)および68(供
給設備を変更する場合の工事費負担金)にもとづき算定される場合は,
次に該当するとき。

高圧で電気の供給を受ける場合
a
設計変更により,電柱(鉄塔,鉄柱を含みます。),電線およ
び変圧器等の主要材料の規格が変更となる場合,または主要材料
の数量の変更の差異が5パーセントをこえる場合
b
設計時と払出時との間で材料費の単価に変動が生じた場合(設
計から払出しまでの期間が短いときを除きます。)
c
その他特別の事情により,工事費負担金に著しい差異が生じた
場合

特別高圧で電気の供給を受ける場合
原則として,すべての工事について工事完成後すみやかに精算い
たします。

当社は,お客さまの承諾をえて,専用供給設備を専用供給設備以外の
特定規模需要標準供給条件
-129-
供給設備に変更することがあります。
なお,その変更が供給設備を施設してから10年以内に行なわれる場合
は,その専用供給設備を施設したときにさかのぼって専用供給設備以外
の供給設備として算定した工事費負担金と,既に申し受けた工事費負担
金との差額をお返しいたします。
71
臨 時 工 事 費

20(臨時電力)または21(臨時電力Ⅰ)によって電気の供給を受ける
お客さまが,そのお客さまのために新たに施設された供給設備を契約使
用期間に限って利用される場合には,当社は,新たに施設する供給設備
の工事費にその設備を撤去する場合の諸工費(諸掛りを含みます。)を
加えた金額から,その撤去後の資材の残存価額を差し引いた金額を,臨
時工事費として,工事着手前に申し受けます。
ただし,新たに施設する供給設備(高圧で電気の供給を受ける場合に
限ります。)のうち,当社が将来の需要等を考慮して常置し,かつ,無
償こう長に相当する部分については臨時工事費を申し受けません。

臨時工事費は,次の算式により算定した金額といたします。
なお,変圧器ならびに機器の余裕を利用して申込みに応ずるものにつ
いては,変圧器損耗料を申し受けません。
イ
高圧で電気の供給を受ける場合
新設材料費(変圧器,開閉器等の機器を除きます。)
×50パーセント+新設工費+撤去工費+変圧器損耗料+諸掛り
この場合,変圧器(開閉器,避雷器,断路器,コンデンサ等を含み
ます。)損耗料については,契約使用期間を通じてその価額の5パー
セントといたします。
ロ
特別高圧で電気の供給を受ける場合
特定規模需要標準供給条件
-130-
新設材料費(変圧器,開閉器等の機器を除きます。)
-撤去材料倉入額+新設工費+撤去工費+変圧器損耗料+諸掛り
この場合,変圧器(開閉器,避雷器,断路器,コンデンサ等を含み
ます。)損耗料については,契約使用期間1月につきその価額の1
パーセントといたします。ただし,1月未満は1月といたします。

臨時工事費を申し受ける場合は,66(一般供給設備の工事費負担金)
による場合を除き,66(一般供給設備の工事費負担金),67(特別供
給設備の工事費負担金)および68(供給設備を変更する場合の工事費負
担金)の工事費負担金は申し受けません。

臨時工事費の精算は,70(工事費負担金の申受けおよび精算)ロの
場合に準ずるものといたします。
72
需給開始に至らないで需給契約を廃止または変更される場合の費用の申
受け
電気の供給に必要な設備の一部または全部を施設した後,お客さまの都
合によって需給開始に至らないで需給契約を廃止または変更される場合で,
その供給設備を利用して電気を使用されないときは,当社は,要した費用
の実費を申し受けます。
なお,実際に設備の工事を行なわなかった場合であっても,測量監督,
調達した資材等に費用を要したときは,その実費を申し受けます。
73
工事費負担金契約書の作成
お客さまが希望される場合または当社が必要とする場合は,工事費負担
金に関する必要な事項について,工事費負担金契約書を作成いたします。
なお,工事費負担金契約の締結は,工事着手前に行ないます。
特定規模需要標準供給条件
-131-
Ⅸ
74
保
安
保 安 の 責 任
当社は,需給地点に至るまでの供給設備および計量器等需要場所内の当
社の電気工作物について,保安の責任を負います。
75
保安等に対するお客さまの協力

次の場合には,お客さまからすみやかにその旨を当社に通知していた
だきます。この場合には,当社は,ただちに適当な処置をいたします。
イ
お客さまが,引込線,計量器等その需要場所内の当社の電気工作物
に異状もしくは故障があり,または異状もしくは故障が生ずるおそれ
があると認めた場合
ロ
お客さまが,お客さまの電気工作物に異状もしくは故障があり,ま
たは異状もしくは故障が生ずるおそれがあり,それが当社の供給設備
に影響を及ぼすおそれがあると認めた場合

お客さまが当社の供給設備に直接影響を及ぼすような物件(発電設備
を含みます。)の設置,変更または修繕工事をされる場合は,あらかじ
めその内容を当社に通知していただきます。また,物件の設置,変更ま
たは修繕工事をされた後,その物件が当社の供給設備に直接影響を及ぼ
すこととなった場合には,すみやかにその内容を当社に通知していただ
きます。これらの場合において,保安上とくに必要があるときには,当
社は,お客さまにその内容の変更をしていただくことがあります。

当社は,必要に応じて,供給開始に先だち,受電電力をしゃ断する開
閉器の操作方法等について,お客さまと協議を行ないます。
特定規模需要標準供給条件
-132-
附
則
附
1
則
この離島約款の実施期日
この離島約款は,平成28年4月1日から実施いたします。
2
供給電気方式および供給電圧についての特別措置
供給電気方式および供給電圧については,当社の供給設備の都合でやむ
をえない場合には,当分の間,本則にかかわらず交流3相3線式標準電圧
3,000ボ ル ト で 供 給 す る こ と が あ り ま す 。 こ の 場 合 , 料 金 そ の 他 の 供 給 条
件は,高圧で電気の供給を受ける場合に準ずるものといたします。
3
需要場所についての特別措置

適
イ
用
8(需要場所)に定める1構内または1建物もしくは8(需要場
所)に定める隣接する複数の構内(以下「原需要場所」といいま
す。)において,ロに定める特例設備を新たに使用する際に,ロに定
める特例設備が施設された区域または部分(以下「特例区域等」とい
います。)のお客さまからこの特別措置の適用の申出がある場合で,
次のいずれにも該当するときは,8(需要場所)にかかわらず,当分
の間,1原需要場所につき,ロまたはそれぞれ1特例区域等に限
り,1需要場所といたします。

特例区域等にロに定める特例設備以外の負荷設備がないこと。ま
た,ロに定める特例設備の場合は,原需要場所から特例区域等を
除いた区域または部分(以下「非特例区域等」といいます。)にお
いてロに定める特例設備以外の負荷設備があること。

次の事項について,非特例区域等のお客さまの承諾をえているこ
特定規模需要標準供給条件
-133-
と。
a
非特例区域等について,8(需要場所)に準じて需要場所を定
めること。
b
当社が特例区域等における業務を実施するため,41(需要場所
への立入りによる業務の実施)に準じて,非特例区域等のお客さ
まの土地または建物に立ち入らせていただく場合には,正当な理
由がない限り,立ち入ることおよび業務を実施することを承諾し
ていただくこと。

特例区域等と非特例区域等の間が外観上区分されていること。

特例区域等と非特例区域等の配線設備が相互に分離して施設され
ていること。

当社が非特例区域等における業務を実施するため,41(需要場所
への立入りによる業務の実施)に準じて,特例区域等のお客さまの
土地または建物に立ち入らせていただく場合には,正当な理由がな
い限り,立ち入ることおよび業務を実施することを承諾していただ
くこと。
ロ
特例設備は,次のものをいいます。

急速充電設備等
電気事業法施行規則附則第17条第1項第1号に定める電気自動車
専用急速充電設備およびその使用に直接必要な電灯その他これに準
ずるもの。

認定発電設備等
電気事業法施行規則附則第17条第1項第2号に定める認定発電設
備およびその使用に直接必要な電灯その他これに準ずるもの。

工事費の負担
特例区域等のお客さまが新たに電気を使用し,または契約電力を増加
される場合(新たに電気を使用される場合で,当該電気を使用される前
特定規模需要標準供給条件
-134-
から引き続き当社の供給設備を利用され,かつ,下位の供給電圧に変更
されるときを除きます。)で,これにともない新たに供給設備を施設す
るときには,当社は,66(一般供給設備の工事費負担金)または67(特
別供給設備の工事費負担金)にかかわらず,その工事費の全額を工事費
負担金として申し受けます。
なお,Ⅷ(工事費の負担)の適用については,67(特別供給設備の工
事費負担金)の場合に準ずるものといたします。
4
この離島約款の実施にともなう切替措置

この離島約款実施の際現に特定規模需要標準供給条件(以下「標準供
給条件」といいます。),特定規模需要選択供給条件の業務用休日エコ
ノミー電力A(以下「旧業務用休日エコノミー電力A」といいます。),
特定規模需要選択供給条件の高圧業務用電力Ⅰ(以下「旧高圧業務用電
力Ⅰ」といいます。),特定規模需要選択供給条件の高圧産業用電力Ⅰ
(以下「旧高圧産業用電力Ⅰ」といいます。),特定規模需要選択供給
条件の負荷率別契約(以下「旧負荷率別契約」といいます。),特定規
模需要選択供給条件のかんがい排水用電力(以下「旧かんがい排水用電
力」といいます。),特定規模需要選択供給条件の深夜電力(以下「旧
深夜電力」といいます。),特定規模需要選択供給条件の蓄熱調整契約
(以下「旧蓄熱調整契約」といいます。),特定規模需要選択供給条件
の電化厨房契約(以下「旧電化厨房契約」といいます。),特定規模需
要選択供給条件のオール電化割引(以下「旧オール電化割引」といいま
す。),特定規模需要選択供給条件の電化空調割引(以下「旧電化空調
割引」といいます。)の規定により締結している需給契約については,
この離島約款実施の日において,この離島約款の規定により締結した需
給契約に移行したものといたします。

この離島約款実施前に,標準供給条件,旧業務用休日エコノミー電力
特定規模需要標準供給条件
-135-
A,旧高圧業務用電力Ⅰ,旧高圧産業用電力Ⅰ,旧負荷率別契約,旧か
んがい排水用電力,旧深夜電力,旧蓄熱調整契約,旧電化厨房契約,旧
オール電化割引または旧電化空調割引により生じた料金その他の債権債
務の請求その他の取扱いについては,この離島約款の規定に準ずるもの
といたします。
特定規模需要標準供給条件
-136-
別
表
別
1
離
表
島
この離島約款は,次の離島に適用いたします。
地
2
域
離
島
福岡県福岡市
小呂島
長崎県対馬市
対馬島,海栗島,泊島,赤島,沖ノ島,島山島
長崎県壱岐市
壱岐島,若宮島,原島,長島,大島
鹿児島県薩摩川内市
上島,中島,下島
鹿児島県鹿児島郡
竹島,硫黄島,黒島,口之島,中之島,
平島,諏訪之瀬島,悪石島,小宝島,宝島
鹿児島県西之表市
種子島(西之表市)
鹿児島県熊毛郡
種子島(中種子町,南種子町),屋久島,
口永良部島
鹿児島県奄美市
奄美大島(奄美市)
鹿児島県大島郡
奄美大島(龍郷町,瀬戸内町,大和村,宇検
村),喜界島,加計呂麻島,与路島,請島,
徳之島,沖永良部島,与論島
再生可能エネルギー発電促進賦課金

再生可能エネルギー発電促進賦課金単価
再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は,再生可能エネルギー特別
措置法第16条第2項に定める納付金単価に相当する金額とし,電気事業
者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法第十二条第
二項の規定に基づき納付金単価を定める告示(以下「納付金単価を定め
る告示」といいます。)により定めます。
なお,当社は,再生可能エネルギー発電促進賦課金単価をあらかじめ
特定規模需要標準供給条件
-137-
当社の事務所に掲示いたします。

再生可能エネルギー発電促進賦課金単価の適用
イ
に定める再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は,ロおよびハ
の場合を除き,当該再生可能エネルギー発電促進賦課金単価に係る納
付金単価を定める告示がなされた年の4月の検針日から翌年の4月の
検針日の前日までの期間に使用される電気に適用いたします。
ロ
記録型計量器により計量する場合で,当社があらかじめお客さまに
計量日をお知らせしたときは,ハの場合を除き,再生可能エネルギー
発電促進賦課金単価の適用期間は,イに準ずるものといたします。こ
の場合,イにいう検針日は,計量日といたします。
ハ
契 約 種 別 ご と の 契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 の お 客 さ ま ま た は 特
別高圧で電気の供給を受けるお客さま(当該お客さまに係る予備電力
を含みます。)で,検針日が毎月初日のお客さまについては,再生可
能エネルギー発電促進賦課金単価の適用期間は,イに準ずるものとい
たします。この場合,イにいう4月の検針日は,5月1日といたしま
す。

再生可能エネルギー発電促進賦課金の算定
イ
再生可能エネルギー発電促進賦課金は,その1月の使用電力量に
に定める再生可能エネルギー発電促進賦課金単価を適用して算定いた
します。
なお,予備電力の場合,その1月の使用電力量につき,そのお客さ
まの常時供給分の再生可能エネルギー発電促進賦課金とあわせて算定
いたします。ただし,常時供給分と異なった電圧で供給を受けるとき
には,使用電力量は,再生可能エネルギー発電促進賦課金の算定上,
常時供給分の電圧と同位の電圧に換算するための損失率(3パーセン
トといたします。)で修正したものといたします。
また,再生可能エネルギー発電促進賦課金の単位は,1円とし,そ
特定規模需要標準供給条件
-138-
の端数は,切り捨てます。
ロ
お客さまの事業所が再生可能エネルギー特別措置法第17条第1項の
規定により認定を受けた場合で,お客さまから当社にその旨を申し出
ていただいたときの再生可能エネルギー発電促進賦課金は,次のとお
りといたします。

およびの場合を除き,お客さまからの申出の直後の4月の検
針日から翌年の4月の検針日(お客さまの事業所が再生可能エネル
ギー特別措置法第17条第5項または第6項の規定により認定を取り
消された場合は,その直後の検針日といたします。)の前日までの
期間に当該事業所で使用される電気に係る再生可能エネルギー発電
促進賦課金は,イにかかわらず,イによって再生可能エネルギー発
電促進賦課金として算定された金額から,当該金額に再生可能エネ
ルギー特別措置法第17条第3項に規定する政令で定める割合として
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置
法施行令に定める割合を乗じてえた金額(以下「減免額」といいま
す。)を差し引いたものといたします。
なお,減免額の単位は,1円とし,その端数は,切り捨てます。

記録型計量器により計量する場合で,当社があらかじめお客さま
に計量日をお知らせしたときは,の場合を除き,に準ずるもの
といたします。この場合,にいう検針日は,計量日といたします。

契 約 種 別 ご と の 契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 の お 客 さ ま ま た は
特別高圧で電気の供給を受けるお客さま(当該お客さまに係る予備
電力を含みます。)で,検針日が毎月初日のお客さまについては,
に準ずるものといたします。この場合,にいう4月の検針日は,
5月1日といたします。
特定規模需要標準供給条件
-139-
3
燃 料 費 調 整

燃料費調整額の算定
イ
平均燃料価格
原油換算値1キロリットル当たりの平均燃料価格は,貿易統計の輸
入品の数量および価額の値にもとづき,次の算式によって算定された
値といたします。
なお,平均燃料価格は,100円単位とし,100円未満の端数は,10円
の位で四捨五入いたします。
平均燃料価格=A×α+B×β+C×γ
A=各平均燃料価格算定期間における1キロリットル当たりの
平均原油価格
B=各平均燃料価格算定期間における1トン当たりの平均液化
天然ガス価格
C=各平均燃料価格算定期間における1トン当たりの平均石炭
価格
α=0.1490
β=0.2575
γ=0.7179
なお,各平均燃料価格算定期間における1キロリットル当たりの平
均原油価格,1トン当たりの平均液化天然ガス価格および1トン当た
りの平均石炭価格の単位は,1円とし,その端数は,小数点以下第1
位で四捨五入いたします。
ロ
燃料費調整単価
燃料費調整単価は,次の算式によって算定された値といたします。
なお,燃料費調整単価の単位は,1銭とし,その端数は,小数点以
下第1位で四捨五入いたします。
特定規模需要標準供給条件
-140-

1キロリットル当たりの平均燃料価格が33,500円を下回る場合
燃 料 費
の基準単価
=(33,500円-平均燃料価格)×―――――――――
調整単価
1,000

1キロリットル当たりの平均燃料価格が33,500円を上回る場合
燃 料 費
の基準単価
調整単価 =(平均燃料価格-33,500円)×―――――――――
1,000
ハ
燃料費調整単価の適用
各平均燃料価格算定期間の平均燃料価格によって算定された燃料費
調整単価は,その平均燃料価格算定期間に対応する燃料費調整単価適
用期間に使用される電気に適用いたします。

各平均燃料価格算定期間に対応する燃料費調整単価適用期間は,
およびの場合を除き,次のとおりといたします。
特定規模需要標準供給条件
-141-
平均燃料価格算定期間
燃 料 費 調 整 単 価 適 用 期 間
毎 年 1 月 1 日 か ら
3月31日までの期間
毎 年 2 月 1 日 か ら
4月30日までの期間
毎 年 3 月 1 日 か ら
5月31日までの期間
毎 年 4 月 1 日 か ら
6月30日までの期間
毎 年 5 月 1 日 か ら
7月31日までの期間
毎 年 6 月 1 日 か ら
8月31日までの期間
毎 年 7 月 1 日 か ら
9月30日までの期間
毎 年 8 月 1 日 か ら
10月31日までの期間
毎 年 9 月 1 日 か ら
11月30日までの期間
毎 年 1 0 月 1 日 か ら
12月31日までの期間
毎 年 1 1 月 1 日 か ら
翌年の1月31日までの期間
毎年12月1日から翌年の2
月28日までの期間(翌年が
閏年となる場合は,翌年の
2月29日までの期間)
その年の5月の検針日から6月の
検針日の前日までの期間
その年の6月の検針日から7月の
検針日の前日までの期間
その年の7月の検針日から8月の
検針日の前日までの期間
その年の8月の検針日から9月の
検針日の前日までの期間
そ の 年 の 9 月 の 検 針 日 か ら 10月 の
検針日の前日までの期間
そ の 年 の 10月 の 検 針 日 か ら 11月 の
検針日の前日までの期間
そ の 年 の 11月 の 検 針 日 か ら 12月 の
検針日の前日までの期間
そ の 年 の 12月 の 検 針 日 か ら 翌 年 の
1月の検針日の前日までの期間
翌年の1月の検針日から2月の検
針日の前日までの期間
翌年の2月の検針日から3月の検
針日の前日までの期間
翌年の3月の検針日から4月の検
針日の前日までの期間

翌年の4月の検針日から5月の検
針日の前日までの期間
記録型計量器により計量する場合で,当社があらかじめお客さま
に計量日をお知らせしたときは,の場合を除き,各平均燃料価格
算定期間に対応する燃料費調整単価適用期間は,に準ずるものと
いたします。この場合,にいう検針日は,計量日といたします。

契 約 種 別 ご と の 契 約 電 力 が 500キ ロ ワ ッ ト 以 上 の お 客 さ ま ( 高 圧
で電気の供給を受ける場合に限ります。)または特別高圧で電気の
供給を受けるお客さま(これらのお客さまに係る自家発補給電力,
自家発補給電力Ⅰおよび予備電力を含みます。)で,検針日が毎月
初日のお客さまについては,各平均燃料価格算定期間に対応する燃
料費調整単価適用期間は,に準ずるものといたします。この場合,
にいう各月の検針日は,その月の翌月の初日といたします。
特定規模需要標準供給条件
-142-
ニ
燃料費調整額
燃料費調整額は,その1月の使用電力量にロによって算定された燃
料費調整単価を適用して算定いたします。

基
準
単
価
基準単価は,平均燃料価格が 1,000円変動した場合の値とし,次のと
おりといたします。
1キロワット
時 に つ き

高圧で供給を受ける場合
16銭6厘
特別高圧で供給を受ける場合
16銭3厘
燃料費調整単価等の掲示
当社は,イの各平均燃料価格算定期間における1キロリットル当た
りの平均原油価格,1トン当たりの平均液化天然ガス価格,1トン当た
りの平均石炭価格およびロによって算定された燃料費調整単価を当社
の事務所に掲示いたします。
4
休日および休日等

休
日
土曜日,日曜日,「国民の祝日に関する法律」に規定する休日,
1月2日,1月3日,4月30日,5月1日,5月2日,12月30日,
12月31日

休
日
等
日曜日,「国民の祝日に関する法律」に規定する休日,1月2日,
1月3日,4月30日,5月1日,5月2日,12月30日,12月31日
5
契約負荷設備の総容量の算定

差込口の数と電気機器の数が異なる場合は,次によって算定された値
特定規模需要標準供給条件
-143-
にもとづき,契約負荷設備の総容量を算定いたします。
イ
電気機器の数が差込口の数を上回る場合
差込口の数に応じた電気機器の総容量(入力)といたします。この
場合,最大の入力の電気機器から順次対象といたします。
ロ
電気機器の数が差込口の数を下回る場合
電気機器の総容量(入力)に,電気機器の数を上回る差込口の数に
応じて次のによって算定した値を加えたものといたします。

差込口に接続される電気機器の容量が確定していない場合は,次に
よって算定された値を,契約負荷設備の総容量といたします。
イ
住宅,アパート,寮,病院,学校および寺院
1差込口につき
ロ
イ以外の場合
1差込口につき
6
50ボルトアンペア
100ボルトアンペア
負荷設備の入力換算容量

照明用電気機器
照明用電気機器の換算容量は,次のイ,ロ,ハおよびニによります。
イ
け
い
光
灯
けい光灯の換算容量(入力〔ワット〕)は,管灯の定格消費電力
(ワット)に換算率125.0パーセントを乗じたものといたします。
特定規模需要標準供給条件
-144-
ロ
ネ オ ン 管 灯
換
算
容
量
2次電圧(ボルト)
入力(ワット)
ハ
3,000
30
6,000
60
9,000
100
12,000
140
15,000
180
スリームラインランプ
換
算
容
管の長さ(ミリメートル)
入
999以下
力(ワット)
40
1,149 〃
60
1,556 〃
70
1,759 〃
80
2,368 〃
100
特定規模需要標準供給条件
-145-
量
ニ
水
銀
灯
換
算
容
量
出力(ワット)
入力(ワット)
40以下
50
60 〃
70
80 〃
90
100 〃
130
125 〃
145
200 〃
230
250 〃
270
300 〃
325
400 〃
435
700 〃
735
1,000 〃

1,005
誘 導 電 動 機
イ
単相誘導電動機

出力が馬力表示の単相誘導電動機の換算容量(入力〔キロワッ
ト〕)は,換算率100.0パーセントを乗じたものといたします。

出力がワット表示の単相誘導電動機の換算容量(入力〔ワッ
ト〕)は,換算率133.0パーセントを乗じたものといたします。
特定規模需要標準供給条件
-146-
ロ
3相誘導電動機
契 約 負 荷 設 備
換算容量(入力〔キロワット〕)
出力(馬力) ×
93.3パーセント
低 圧 誘 導 電 動 機
出力(キロワット)×125.0パーセント
出力(馬力) ×
87.8パーセント
高 圧 誘 導 電 動 機
出力(キロワット)×117.6パーセント

電 気 溶 接 機
電気溶接機の換算容量は,次の算式によって算定された値といたしま
す。
イ
日本工業規格に適合した機器(コンデンサ内蔵型を除きます。)の
場合
入力(キロワット)=最大定格1次入力(キロボルトアンペア)×70パーセント
ロ
イ以外の場合
入力(キロワット)=実測した1次入力(キロボルトアンペア)×70パーセント

そ
イ
の
他
,およびによることが不適当と認められる電気機器の換算容
量(入力)は,実測した値を基準としてお客さまと当社との協議によっ
て定めます。ただし,特別の事情がある場合は,定格消費電力を換算
容量(入力)とすることがあります。
ロ
動力と一体をなし,かつ,動力を使用するために直接必要であって
欠くことができない表示灯は,動力とあわせて1契約負荷設備として
契約負荷設備の容量(入力)を算定いたします。
ハ
予備設備であることが明らかな電気機器については,契約負荷設備
の容量の算定の対象といたしません。
特定規模需要標準供給条件
-147-
7
契約受電設備容量の算定
単相変圧器を結合して使用する場合の契約受電設備の群容量(キロボル
トアンペア)は,次の算式によって算定された値といたします。

ΔまたはY結線の場合
群容量=単相変圧器容量(キロボルトアンペア)×3

V結線(同容量変圧器)の場合
群容量=単相変圧器容量(キロボルトアンペア)×2×0.866

変則V結線(異容量変圧器)の場合
群容量=電灯電力用変圧器容量(キロボルトアンペア)
-電力用変圧器容量(キロボルトアンペア)
+電力用変圧器容量(キロボルトアンペア)×2×0.866
8
平均力率の算定
平均力率は,無効電力量を有効電力量で除してえた値(端数は,小数点
以下第5位で四捨五入いたします。)に応じて,次のとおりといたします。
この場合,有効電力量および無効電力量の計量については,32(使用電力
量等の計量),,,,およびに準ずるものといたします。た
だし,有効電力量の値が零となる場合の平均力率は,85パーセントとみな
します。
特定規模需要標準供給条件
-148-
無効電力量/
有効電力量の値
から
0.0000
0.1005
0.1753
0.2280
0.2719
0.3107
0.3462
0.3794
0.4109
0.4410
0.4702
0.4985
0.5262
0.5534
0.5802
0.6067
0.6330
0.6591
0.6851
0.7111
0.7371
0.7631
0.7893
0.8155
0.8420
0.8686
0.8955
0.9226
0.9501
0.9779
まで
0.1004
0.1752
0.2279
0.2718
0.3106
0.3461
0.3793
0.4108
0.4409
0.4701
0.4984
0.5261
0.5533
0.5801
0.6066
0.6329
0.6590
0.6850
0.7110
0.7370
0.7630
0.7892
0.8154
0.8419
0.8685
0.8954
0.9225
0.9500
0.9778
1.0060
特定規模需要標準供給条件
平均力率
(パーセント)
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
-149-
無効電力量/
有効電力量の値
から
1.0061
1.0346
1.0637
1.0932
1.1232
1.1537
1.1849
1.2167
1.2491
1.2823
1.3162
1.3509
1.3865
1.4230
1.4604
1.4989
1.5385
1.5793
1.6212
1.6645
1.7092
1.7555
1.8032
1.8527
1.9040
1.9572
2.0125
2.0701
2.1300
2.1924
まで
1.0345
1.0636
1.0931
1.1231
1.1536
1.1848
1.2166
1.2490
1.2822
1.3161
1.3508
1.3864
1.4229
1.4603
1.4988
1.5384
1.5792
1.6211
1.6644
1.7091
1.7554
1.8031
1.8526
1.9039
1.9571
2.0124
2.0700
2.1299
2.1923
2.2576
平均力率
(パーセント)
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
48
47
46
45
44
43
42
41
無効電力量/
有効電力量の値
から
2.2577
2.3259
2.3973
2.4722
2.5508
2.6335
2.7207
2.8127
2.9100
3.0131
3.1226
3.2391
3.3634
3.4963
3.6390
3.7920
3.9573
4.1363
4.3306
4.5425
4.7745
まで
2.3258
2.3972
2.4721
2.5507
2.6334
2.7206
2.8126
2.9099
3.0130
3.1225
3.2390
3.3633
3.4962
3.6389
3.7919
3.9572
4.1362
4.3305
4.5424
4.7744
5.0298
平均力率
(パーセント)
40
39
38
37
36
35
34
33
32
31
30
29
28
27
26
25
24
23
22
21
20
無効電力量/
有効電力量の値
から
5.0299
5.3122
5.6262
5.9776
6.3737
6.8238
7.3397
7.9374
8.6381
9.4713
10.4788
11.7222
13.2959
15.3522
18.1544
22.1998
28.5540
39.9876
66.6668
199.9976
まで
5.3121
5.6261
5.9775
6.3736
6.8237
7.3396
7.9373
8.6380
9.4712
10.4787
11.7221
13.2958
15.3521
18.1543
22.1997
28.5539
39.9875
66.6667
199.9975
∞
平均力率
(パーセント)
19
18
17
16
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
なお,平均力率は,次の算式によって算定された値によるものといたし
ます。
有効電力量
平均力率(パーセント)=――――――――――――――――――――
×100
(有効電力量) 2 + (無効電力量) 2
特定規模需要標準供給条件
-150-
9
契約電力の算定方法
高 圧 で 電 気 の 供 給 を 受 け る 臨 時 電 力 の お 客 さ ま で , 契 約 電 力 が 500キ ロ
ワット未満の場合または臨時電力Ⅰのお客さまの契約電力は,次のの値
との値のうち,いずれか小さいものといたします。

契約負荷設備によってえた値
契約負荷設備の各入力(出力で表示されている場合等は,別表6〔負
荷設備の入力換算容量〕によって換算するものといたします。)につい
てそれぞれ次のイの係数を乗じてえた値の合計にロの係数を乗じてえた
値といたします。
なお,電灯または小型機器について差込口の数と電気機器の数が異な
る場合は,契約負荷設備の入力を別表5(契約負荷設備の総容量の算
定)(この場合,1ボルトアンペアを1ワットとみなします。)に準
じて算定いたします。また,動力について電気機器の試験用に電気を使
用される場合等特別の事情がある場合は,その回路において使用される
最大電流を制限できるしゃ断器その他の適当な装置をお客さまに施設し
ていただき,その容量を当該回路において使用される負荷設備の入力と
みなします。この場合,その容量はロの係数を乗じないものといたしま
す。
イ
契約負荷設備のうち
最初の2台の入力につき
最大の入力
次の2台の入力につき
のものから
上記以外のものの入力につき
100パーセント
95パーセント
90パーセント
ただし,電灯または小型機器は,その全部を1台の契約負荷設備と
みなします。
特定規模需要標準供給条件
-151-
ロ
イによってえた値の合計のうち
最初の6キロワットにつき

100パーセント
次の14キロワットにつき
90パーセント
次の30キロワットにつき
80パーセント
次の100キロワットにつき
70パーセント
次の150キロワットにつき
60パーセント
次の200キロワットにつき
50パーセント
500キロワットをこえる部分につき
30パーセント
契約受電設備によってえた値
契約受電設備の総容量(単相変圧器を結合して使用する場合は,別表
7〔契約受電設備容量の算定〕によって算定された群容量によりま
す。)と受電電圧と同位の電圧で使用する契約負荷設備の総入力(出力
で表示されている場合等は,各契約負荷設備ごとに別表6〔負荷設備の
入力換算容量〕によって換算するものといたします。)との合計(この
場合,契約受電設備の総容量については,1ボルトアンペアを1ワット
とみなします。)に次の係数を乗じてえた値といたします。
最初の50キロワットにつき
80パーセント
次の50キロワットにつき
70パーセント
次の200キロワットにつき
60パーセント
次の300キロワットにつき
50パーセント
600キロワットをこえる部分につき
40パーセント
ただし,次の変圧器は,契約受電設備の総容量の算定の対象といたし
ません。
特定規模需要標準供給条件
-152-
イ
2次側に契約負荷設備が直接接続されていない変圧器
ロ
2次側に受電電圧と同位の電圧で使用する契約負荷設備が接続され
ている変圧器
ハ
電圧を契約負荷設備の使用電圧と同位の電圧に変更する変圧器の2
次側に接続されている変圧器(ロに該当する変圧器の2次側に接続さ
れている変圧器を除きます。)
ニ
10
予備設備であることが明らかな変圧器
使用電力量等の協定
使用電力量または最大需要電力を協議によって定める場合の基準は,次
によります。

使用電力量の協定
原則として次のいずれかの値といたします。
イ
過去の使用電力量による場合
次のいずれかによって算定いたします。ただし,協定の対象となる
期間または過去の使用電力量が計量された料金の算定期間に契約電力
の変更があった場合は,料金の計算上区分すべき期間の日数にそれぞ
れの契約電力を乗じた値の比率を勘案して算定いたします。

前月または前年同月の使用電力量による場合
前月または前年同月の
使 用 電 力 量
――――――――――――― ×協定の対象となる期間の日数
前月または前年同月の
料金の算定期間の日数

前3月間の使用電力量による場合
前3月間の使用電力量
――――――――――――― ×協定の対象となる期間の日数
前3月間の料金の
算定期間の日数
ロ
使用された負荷設備の容量と使用時間による場合
使用された負荷設備の容量(入力)にそれぞれの使用時間を乗じて
えた値を合計した値といたします。
特定規模需要標準供給条件
-153-
ハ
取替後の計量器によって計量された期間の日数が10日以上である場
合で,取替後の計量器によって計量された使用電力量によるとき。
取替後の計量器によって
計量された使用電力量
――――――――――――――― ×協定の対象となる期間の日数
取替後の計量器によって
計量された期間の日数
ニ
参考のために取り付けた計量器の計量による場合
参考のために取り付けた計量器によって計量された使用電力量とい
たします。
なお,この場合の計量器の取付けは,63(計量器等の取付け)に準
ずるものといたします。
ホ
公差をこえる誤差により修正する場合
計量電力量
――――――――――――――――――
100パーセント+(±誤差率)
なお,公差をこえる誤差の発生時期が確認できない場合は,次の月
以降の使用電力量を対象として協定いたします。


お客さまの申出により測定したときは,申出の日の属する月

当社が発見して測定したときは,発見の日の属する月
最大需要電力の協定
に準ずるものといたします。
11
日割計算の基本算式

日割計算の基本算式は,次のとおりといたします。
イ
基本料金を日割りする場合
日割計算対象日数
1月の該当料金× ―――――――――――
検針期間の日数
ただし,33(料金の算定)ハまたはニに該当する場合は,
日割計算対象日数
―――――――――――
検針期間の日数
日割計算対象日数
は,――――――――――
暦日数
といたします。
特定規模需要標準供給条件
-154-
ロ
日割計算に応じて電力量料金を算定する場合

33(料金の算定)イ,ハまたはニの場合
料金の算定期間の使用電力量により算定いたします。

33(料金の算定)ロの場合
料金の算定期間の使用電力量を,料金に変更のあった日の前後の
期間の日数にそれぞれの契約電力を乗じた値の比率により区分して
算定いたします。また,業務用電力A,業務用電力A-Ⅰ,産業用
電力A,産業用電力A-Ⅰ,負荷率別契約,臨時電力,臨時電力Ⅰ
およびかんがい排水用電力のお客さまにおいて,料金の算定期間に
夏季およびその他季がともに含まれる場合は,料金の計算上区分す
べき期間の日数に契約電力を乗じた値の比率によりあん分してえた
値により算定いたします。ただし,32(使用電力量等の計量)に
より計量値を確認する場合は,その値によります。
ハ
負荷率別契約の料金適用上の電力量区分を日割りする場合
料金適用上の電力量区分は,次のとおりといたします。
なお,日割計算対象日数は,電力量区分を区分すべき期間の日数と
いたします。

電 力 量 区 分
1段料金適用電力量=A
日割計算対象日数
A=算定対象基準電力(キロワット)×100時間× ――――――――――
検針期間の日数
なお,1段料金適用電力量とは,算定対象基準電力1キロワット
当 た り の 使 用 時 間 数 が 最 初 の 100時 間 ま で の 1 キ ロ ワ ッ ト 時 当 た り
の電力量料金が適用される電力量をいいます。
2段料金適用電力量=B-A
日割計算対象日数
B=算定対象基準電力(キロワット)×200時間× ――――――――――
検針期間の日数
なお,2段料金適用電力量とは,算定対象基準電力1キロワット
特定規模需要標準供給条件
-155-
当たりの使用時間数が100時間をこえ200時間までの1キロワット時
当たりの電力量料金が適用される電力量をいいます。
3段料金適用電力量=C-B
日割計算対象日数
C=算定対象基準電力(キロワット)×300時間× ――――――――――
検針期間の日数
なお,3段料金適用電力量とは,算定対象基準電力1キロワット
当たりの使用時間数が200時間をこえ300時間までの1キロワット時
当たりの電力量料金が適用される電力量をいいます。
4段料金適用電力量=D-C
日割計算対象日数
D=算定対象基準電力(キロワット)×400時間× ――――――――――
検針期間の日数
なお,4段料金適用電力量とは,算定対象基準電力1キロワット
当たりの使用時間数が300時間をこえ400時間までの1キロワット時
当たりの電力量料金が適用される電力量をいいます。

端
数
処
理
によって算定された1段料金適用電力量,2段料金適用電力量,
3段料金適用電力量および4段料金適用電力量の単位は,1キロ
ワット時とし,その端数は,小数点以下第1位で四捨五入いたしま
す。
ニ
日割計算に応じて再生可能エネルギー発電促進賦課金を算定する場
合

33(料金の算定)イ,ハまたはニの場合
料金の算定期間の使用電力量により算定いたします。

33(料金の算定)ロの場合
料金の算定期間の使用電力量を,料金に変更のあった日の前後の
期間の日数にそれぞれの契約電力を乗じた値の比率により区分して
算定いたします。ただし,32(使用電力量等の計量)により計量
値を確認する場合は,その値によります。
特定規模需要標準供給条件
-156-

電気の供給を開始し,または需給契約が消滅した場合のイにいう検
針期間の日数は,次のとおりといたします。
イ
電気の供給を開始した場合
開始日の直前のそのお客さまの属する検針区域の検針日から,需給
開始の直後の検針日の前日までの日数といたします。
ロ
需給契約が消滅した場合
消滅日の直前の検針日から,当社が次回の検針日としてお客さまに
あらかじめお知らせした日の前日までの日数といたします。

31(料金の算定期間)の場合は,イにいう検針期間の日数は,計
量期間の日数といたします。ただし,電気の供給を開始し,または需給
契約が消滅した場合のイにいう検針期間の日数は,に準ずるものと
いたします。この場合,にいう検針日は,計量日といたします。

電気の供給を開始し,または需給契約が消滅した場合のイにいう暦
日数は,次のとおりといたします。
イ
電気の供給を開始した場合
そのお客さまの属する検針区域の検針の基準となる日(開始日が含
まれる検針期間の始期に対応するものといたします。)の属する月の
日数といたします。
ロ
需給契約が消滅した場合
そのお客さまの属する検針区域の検針の基準となる日(消滅日の前
日が含まれる検針期間の始期に対応するものといたします。)の属す
る月の日数といたします。

供給停止期間中の料金の日割計算を行なう場合は,イの日割計算対
象日数は,停止期間中の日数といたします。この場合,停止期間中の日
数には,電気の供給を停止した日を含み,電気の供給を再開した日は含
みません。また,停止日に電気の供給を再開する場合は,その日は停止
期間中の日数には含みません。
特定規模需要標準供給条件
-157-
12
標準控除率表
用
途
業
空
旅
館
種
・
ホ
テ
標 準 控 除 率
ル
20パーセント
院
10パーセント
コンピュータセンター
20パーセント
放
局
30パーセント
ル
30パーセント
病
調
給
旅
送
館
・
ホ
テ
湯
寮
13
10パーセント
調整期間および調整時間

調
整
期
間
毎年7月1日から9月30日までの期間といたします。ただし,次の日
は調整期間から除きます。
土曜日,日曜日,「国民の祝日に関する法律」に規定する休日,
8月13日,8月14日,8月15日,8月16日

調
整
時
間
調整期間の毎日午後1時から午後4時までの間でお客さまと当社との
協議によって定めます。ただし,調整時間は,1時間を単位とし1時間
以上継続するものといたします。
14
適用対象機器類別
適用対象機器類別は,次のとおりといたします。ただし,この場合の機
器の定格電圧は,200ボルト以上といたします。
電気レンジ,フライヤー,オーブン,グリドル,グリラー,スープケト
ル,ティルティングパン,炊飯器,蒸し器,ゆで麺器,電気湯沸器,その
特定規模需要標準供給条件
-158-
他加熱厨房機器
15
標準設計基準

目
イ
的
この標準設計基準(以下「この基準」といいます。)は,Ⅷ(工事
費の負担)に規定する工事費の算定に適用いたします。
この基準に定めのない事項については,法令で定める電気設備に関
する技術基準,その他の法令,当社の設計基準等にもとづき技術上適
当と認められる設計によります。この場合,その設計を標準設計とい
たします。
ロ
地形上その他周囲の状況から,この基準によりがたい場合で特別な
施設を要する場合は,イにかかわらず技術上適当と認められる特殊な
設計によることができるものとし,その設計を標準設計といたします。
ハ
材料および機器の規格は,日本工業規格,電力用規格等の規格に準
じます。

単
位
等
単位等は次の記号で表示いたします。
特定規模需要標準供給条件
-159-
単

位
等
記
ボルト
V
キロボルト
kV
アンペア
A
キロメートル
km
メートル
m
ミリメートル
㎜
平方ミリメートル
㎜2
ミリグラム
㎎
パーセント
%
号
高 圧 電 線 路
イ
一

般
基
準
電圧降下の許容限度
高圧電線路における電圧降下の許容限度の標準は,次のとおりと
いたします。この場合,電線路は,需給地点から需給地点に最も近
い発変電所の引出口または供給用変圧器の引出側端子までといたし
ます。
公
称
電
圧
(V)
電圧降下許容限度
(V)

経
過
地
高
圧
6,600
600
等
高圧電線路の起点,分岐点の位置および経過地は,将来の見通し,
用地および環境面,工事および保守面ならびに経済性等を考慮して
選定いたします。

電線路の種類
特定規模需要標準供給条件
-160-
高圧電線路の種類は,架空電線路といたします。ただし,架空電
線路を施設することが法令上認められない場合または技術上,経済
上もしくは地域的な事情により不適当と認められる場合には,地中
電線路またはその他の方法によります。
ロ
架 空 電 線 路

電線路の施設
a
高圧架空電線路は,単独の電線路の新設,他の架空電線路との
併架,電線張替え等のうち,技術上困難な場合を除き,最も経済
的な方法により施設いたします。
b
高圧架空電線路を単独に施設する場合は,原則として1回線と
いたします。

支持物の種類
a
高圧架空電線路の支持物は,原則としてコンクリート柱または
複合柱といたします。
なお,当社は,法令にしたがって,また,その地域に施設され
ている供給設備の状況を考慮して,技術上,経済上適当なものを
選定いたします。
b
高圧架空電線路の支持物にコンクリート柱または複合柱を使用
することが技術上,経済上適当でない場合は,他の支持物を使用
いたします。

標
準
径
間
高圧架空電線路の標準径間は,次によります。ただし,地理的条
件,土地の状況等により標準径間で電線路を構築できない場合は,
これ以外の径間で施設する場合があります。
特定規模需要標準供給条件
-161-
施 設 地 域
標準径間(m)
市
街
地
40
そ
の
他
50

支持物の長さ
高圧架空電線路の支持物の長さは,次によります。ただし,土地
の状況上やむをえない場合,道路を横断する電線路を支持する場合,
樹木,建造物,他の電線路等の工作物との離隔距離をとる場合,当
該支持物に変圧器を取り付ける場合等は,この長さ以外のものを用
いることがあります。
施 設 地 域
高圧(m)
低高圧併架
(m)
市
街
地
10
12
そ
の
他
9
10

装
a
柱
高圧架空電線路の装柱は水平配列といたします。ただし,技術
上,保守上適当でない場合は垂直配列とすることがあります。
b
水平配列をする場合のアームは軽量腕金,垂直配列をする場合
のアームは高圧直付金物等を使用いたします。

支線および支柱
高圧架空電線路の支持物強度の一部を分担するため,支線および
支柱を施設いたします。ただし,支線には,土地の状況により,支
線柱を使用することがあります。

が
い
し
高圧架空電線路で使用するがいしは,次によります。
特定規模需要標準供給条件
-162-
通
高
圧

り
用
引
高圧中実がいし
限流アークホーン付通りがいし
線
留
用
高圧耐張がいし
限流アークホーン付引留がいし
電線の種類および太さ
a
高圧架空電線および高圧架空引込線には,アルミ線を使用いた
します。ただし,技術上,経済上不適当な場合は,他の適当な材
質のものを使用いたします。
b
高圧架空電線および高圧架空引込線には,絶縁電線を使用いた
します。ただし,海峡横断箇所等,人が容易に立ち入らない長径
間箇所においては,裸電線を使用することがあります。
c
電線の太さは,許容電流,短絡電流,電圧降下および機械的強
度を考慮して,かつ,法令上の制限にしたがって,適用する電線
の種類および最低電線サイズは第1表によるものとし,適用する
電線サイズは第2表から選定いたします。
(第1表)
絶縁電線(アルミ線)
裸アルミ線
高圧架空電線
25mm 2 以上
120mm 2 以上
高圧架空引込線
25mm 2 以上
――
(第2表)
裸 電 線
電 線 種 類
連続許容電流
(A)
お よ び 太 さ OC電線 OE電線
ア
ル
ミ
線
25mm 2
-
107
-
58〃
-
177
-
120〃
-
271
400
200〃
473
-
540
400〃
723
-
850
特定規模需要標準供給条件
-163-

線路用区分開閉器の取付け
高圧架空電線路の保守上必要な箇所には,開閉器を施設いたしま
す。

耐
雷
施
設
高圧架空電線路には,避雷器,架空地線等の耐雷上必要な施設を
設置いたします。

特殊地域の施設
塩害,じん害,ガス害等の発生のおそれがある地域,または地盤
軟弱,強風地域に施設する架空電線路には,塩害,じん害,ガス害,
地盤軟弱,強風等に耐える構造のものを使用いたします。

高圧架空引込線のこう長
高圧架空引込線のこう長は,50m以下といたします。
ハ
地 中 電 線 路

電線路の施設
高圧地中電線路の施設方法は,管路式といたします。ただし,次
の場合は直接埋設式または暗きょ式によることといたします。
a
直 接 埋 設 式
重量車両が通ることがなく,かつ,再掘さくが他に支障のない
構内等に施設する場合
b
暗
き
ょ
式
当該線路を含めて多数のケーブルを同一の場所に施設する場合

ケーブルの選定
高圧地中電線路に使用するケーブルの種類および太さは,許容電
流,短絡電流,電圧降下,施設方法等を考慮して,原則として次の
中から必要最小のものを選定いたします。
なお,ケーブルの許容電流は,日本電線工業会規格(JCS 168)
に準じた算定方法により,施設条件等を考慮して算定いたします。
特定規模需要標準供給条件
-164-
種
架橋ポリエチ
レンケーブル

太さ(㎜ 2 )
類
工
事
銅導体
方
14,22,38,60,100,325,725
法
技術上,経済上最も適当な方法により行ないます。

開閉器塔の施設
高圧地中電線路の保守上必要な箇所には,開閉器塔を施設いたし
ます。

特別高圧電線路
イ
一

般
基
準
電圧降下の許容限度
特別高圧電線路における電圧降下の許容限度の標準は,次のとお
りといたします。この場合,電線路は,需給地点から需給地点に最
も近い発変電所の引出口までといたします。
公
称
電
圧
(V)
電圧降下の許容限度
(V)

経
過
地
22,000
66,000
110,000
2,000
6,000
10,000
等
特別高圧電線路の起点,分岐点の位置および経過地は,将来の見
通し,用地および環境面,工事および保守面ならびに経済性等を考
慮して選定いたします。

電線路の種類
特別高圧電線路の種類は,架空電線路といたします。ただし,架
空電線路を施設することが法令上認められない場合または技術上,
経済上もしくは地域的な事情により不適当と認められる場合には,
地中電線路またはその他の方法によります。
ロ
架 空 電 線 路
特定規模需要標準供給条件
-165-

電線路の施設
a
特別高圧架空電線路は,単独の電線路の新設,他の架空電線路
との併架,電線張替え等のうち,技術上困難な場合を除き,最も
経済的な方法により施設いたします。
b
他の特別高圧架空電線路と併架する場合の電線架設順位は,電
圧の高いものを上部,電圧の低いものを下部といたします。
c
特別高圧架空電線路を単独に施設する場合は,原則として1回
線といたします。

支持物の種類
a
特別高圧架空電線路の支持物は,原則として鉄塔といたします。
ただし,短期間で撤去される場合または関連系統との協調上,鉄
塔とすることが妥当でない場合は,鉄塔以外の支持物を使用する
ことがあります。
b
22kVの特別高圧架空電線路を高圧架空電線路方式で施設する場
合 ( 以 下 「 高 圧 架 空 電 線 路 方 式 の 22kVの 架 空 電 線 路 」 と い い ま
す。)には,原則としてコンクリート柱を使用いたします。

支持物の設計
特別高圧架空電線路の支持物の設計は,法令で定める電気設備に
関する技術基準によるほか,原則として電気学会電気規格調査会標
準規格によります。

標
a
準
径
特別高圧架空電線路の標準径間は,次によります。
支持物種類
鉄
そ
間
の
標 準 径 間 (m)
塔
200~300
他
100~150
特定規模需要標準供給条件
-166-
b
高圧架空電線路方式の22kVの架空電線路の標準径間は,次によ
ります。
施 設 地 域
標 準 径 間 (m)
市
街
地
40
そ
の
他
50

装
a
柱
装柱は経過地,保守の条件等を勘案し,経済的な設計を行ない
ます。
b
下記aの塩じん害汚損地域区分C,DまたはEに該当する場
合において,がいしを増結するときは,特殊装柱といたします。
c
絶縁間隔は,次によります。ただし,がいし装置にアークホー
ンを取り付ける場合は,アークホーンの性能の面から次の数値を
修正して用いることがあります。
電
圧(kV)
22
66
110
9または10
所 要 が い し 個 数 (コ)
2 
6
標
準
間
隔 (㎜)
350
740
1,100
最
小
間
隔 (㎜)
300
400
700
ジャンパー線と腕金との間隔(㎜)
400
890
1,320

高 圧 架 空 電 線 路 方 式 の 22kVの 架 空 電 線 路 の 所 要 が い し 個 数 は 1 コ と い た
し ます 。

鉄塔および鉄柱の基礎
コンクリート基礎といたします。

が
a
い
し
特 別 高 圧 架 空 電 線 路 の が い し は , 原 則 と し て 250㎜ 標 準 懸 垂 が
特定規模需要標準供給条件
-167-
いしとし,所要がいし連結個数はcによります。ただし,塩じ
ん害等により汚損する箇所には,塩害対策専門委員会送変電分科
会の推奨値および九州における汚損実績を勘案し,次のとおり標
準がいし増結,スモッグがいし等を採用いたします。
塩じん害に対する最低必要がいし連結数
汚損地域区分
A
B
C
D
50
100
200
400
10~
50 ㎞
程 度
3~
10 ㎞
程 度
工場地域周
辺等比較的
軽度の煙じ
ん害地域
3~
10 ㎞
程 度
1~
3 ㎞
程 度
0~
3 ㎞
程 度
0~
1 ㎞
程 度
想 定 附 着 等 価
塩
分
量
距 離 範 囲
海岸よりの概略
㎎ /下 面 (中心部を除く)
台
に
対
風
し
季
に
節
対
風
し
50
程
以
10
程
以
㎞
度
上
㎞
度
上
工 場 地 域 に
対 し て 発 煙
源 よ り の 距 離
標 準 懸 垂
がいし個数

E
(海岸のごく近傍)
海水のしぶきを対象と
し 3 % 塩 水 , 0.3 ㎜ / 分
水平分を想定
海岸の地形構造により
0 ~ 0.3 ㎞ ま た は 0 ~
0.5㎞
海岸の地形構造により
0 ~ 0.3㎞
工場地域の
中
心
110kV
9
9
9
66kV
6
6
22kV
以下
2
2
※
9
※
10
6
6
※
6
2
2
1
※印 はスモ ッグ がいし
2
区分 は場所 によ り大幅 に異 なるの で概 略の目 安を 示しま す。
b
3
高圧架空電線路方式の22kVの架空電線路に使用するがいしは,
ラインポストがいしまたは長幹がいしといたします。

電線の種類および太さ
a
電線の種類および太さは,許容電流,短絡電流,電圧降下,径
間長,着雪,経過地等を考慮して,原則として次の中から選定い
たします。ただし,技術上,経済上やむをえない場合は,他の種
類および太さの電線を使用することがあります。
特定規模需要標準供給条件
-168-
電 線 種 類
公称断面積(㎜ 2 )
鋼心アルミより線
160,240,410,610
b
電線の許容電流
電線の許容電流は,次によります。
電 線 種 類
公称断面積(㎜ 2 )
許容電流(A)
160
467
240
608
410
846
610
1,059
鋼心アルミより線
c
高圧架空電線路方式の22kVの架空電線路の電線は,アルミ絶縁
電線といたします。また,電線の太さは次によります。
電 線 種 類
公称断面積(㎜ 2 )
アルミ絶縁電線

200
許容電流(A)
473
架空地線の施設
a
鉄塔および鉄柱には,原則として70㎜ 2 以上のアルミ覆鋼より
線1条の架空地線を施設いたします。ただし,電磁誘導障害また
は著しい腐食のおそれのある箇所等には,他の電線を使用するこ
とがあります。
また,支持物の接地抵抗が高い箇所には,逆閃絡を防止するた
めに,接地棒および埋設地線を施設いたします。
b
高 圧 架 空 電 線 路 方 式 の 22kV の 架 空 電 線 路 に は , 原 則 と し て
25㎜ 2 以上の鋼心アルミより線1条の架空地線を施設いたします。

架空電線の地表上の高さ
特定規模需要標準供給条件
-169-
a
特別高圧架空電線の最低地上高は,次によります。ただし,電
線路付近に建造物がある場合またはその建設が予定される地域,
道路や河川の横断箇所,植林地通過箇所ならびにその他保安およ
び保守上問題がある場合は,標準値に必要な高さを加算した値と
いたします。
電 線 地 表 上 の 高 さ
公称電圧(kV)
b
地表上の高さ(m)
22
6
66
7
110
7
高圧架空電線路方式の22kVの架空電線路の電線の最低地上高は,
次によります。
電 線 地 表 上 の 高 さ
施 設 地 域
地表上の高さ(m)
市
街
地
8
そ
の
他
6

ブロッキングコイルの施設
電力線搬送を行なっている線路から分岐する場合,搬送への障害
が考えられるときは,その分岐点に必要な定格のブロッキングコイ
ルを施設いたします。

アークホーンおよびアーマロッドの施設
経過地の状況により,アークホーンおよびアーマロッドを施設い
たします。
ハ
地 中 電 線 路
特定規模需要標準供給条件
-170-

電線路の施設
特別高圧地中電線路の施設方法は,管路式または暗きょ式といた
します。ただし,変電所,工場構内等において施設が容易で,かつ,
維持上問題がない場所に施設する場合は,直接埋設式とすることが
あります。

ケーブルの選定
特別高圧地中電線路に使用するケーブルの種類および太さは,許
容電流,短絡電流,電圧降下,施設方法等を考慮して,原則として
次の中から選定いたします。ただし,技術上,経済上やむをえない
場合は,他の種類および太さのケーブルを使用することがあります。
なお,ケーブルの許容電流は,日本電線工業会規格(JCS 168)
に準じた算定方法により,施設条件等を考慮して算定いたします。
ケーブルの種類および太さ
電
圧
心
単
22kV
数
導
体
の
太
さ
(㎜ 2 )
心 400,600,800,1,000,1,200
CV
単心3個より 60,100,150,200,250,325,400
単
心 600,800,1,000,1,200,1,400,1,600,2,000
CV
単心3個より 80,100,150,200,250,325,400,500
66kV
単
心 400,600,800,1,000,1,200
3
心 80,100,150,200,250,325,400
単
心 600,800,1,000,1,200,1,400,1,600,2,000
OF
CV
単心3個より 150,200,250,325,400
110kV
単
心 400,600,800,1,000,1,200
3
心 150,200,250,325
OF
特定規模需要標準供給条件
-171-

避雷器の施設
ケーブルと架空電線との接続箇所には,ケーブル条長が短い場合
に,保護装置として避雷器を施設することがあります。

高圧変電設備
イ
一
般
基
準
高圧電線路の引出設備は,その変電所の他の設備に準じて施設いた
します。
ロ
結
線
方
法
当社変電所引出設備の結線および主要機器取付数の標準は,次のと
おりといたします。
取
数
機器名
母線
単母線
しゃ断器
断 路 器
補助母線
 しゃ断器,断路器は
引出形といたします。

付
1
台
――
補助母線付
1
台
1
組
変 流 器
2
台
2
台
零相変流器
1
台
1
台
配 電 盤
1
面
1
面
点線 部分 は,補 助母 線付の 場合
凡
しゃ断器 断 路 器
変流器
零相変流器
例
ハ
し

ゃ
断
器
しゃ断器は,当社で一般的に使用しているものの中で,最大負荷
電流および現に構成され,または将来構成されることが予定されて
特定規模需要標準供給条件
-172-
いる系統について計算した短絡容量から判断して,必要最小のもの
を使用いたします。

ニ
将来の系統構成は,10年程度先を目標といたします。
断
路
器
断路器は,当社で一般的に使用しているものの中で,最大負荷電流
から判断して,必要最小のものを使用いたします。
ホ
変
流
器
変流器は,当社で一般的に使用しているものの中で,最大負荷電流
から判断して,必要最小のものを使用いたします。
ヘ
配
電
盤
配電盤には,原則として電流計,しゃ断器操作用スイッチ,電線路
に短絡または地絡を生じた場合に自動的に電路をしゃ断するための保
護装置等,運転に必要な装置を取り付けます。また,必要に応じ電力
計,無効電力計,電圧計等を取り付けます。

特別高圧変電設備
イ
一
般
基
準
特別高圧電線路の引出設備は,その変電所の他の設備に準じて施設
いたします。
ロ
結
線
方
法
当社変電所引出設備の結線および主要機器取付数の標準は,次のと
おりといたします。
特定規模需要標準供給条件
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取
数
機器名
母線

付
単母線
2重母線
しゃ断器
1
台
1
台
断 路 器
2
組
3
組
変 流 器
6
台
6
台
計器用変圧器
1
台
1
台
配 電 盤
1
面
1
面
1
点線 部分は ,2 重母線 の場 合
2
接地装置については線路側に1台設置いたします。ただし,ガス絶縁開
閉装置を使用する場合は,しゃ断器の両端にも設置することがあります。
3
変流器については用途および制御回路の構成によって,設置位置の変更
も しくは 台数 の増減 また は零相 変流 器の設 置を するこ とが ありま す。
4
しゃ断器において引出方式を使用する場合には,しゃ断器の両端の断路
器 を省略 いた します 。
5
耐雷 設計 上,線 路側 に避雷 器を 設置す る場 合があ りま す。
凡
しゃ断器 断 路 器
接地装置付
計
変 流 器
断 路 器
変
器
圧
用
器
例
ハ
し

ゃ
断
器
しゃ断器は,当社で一般的に使用しているものの中で,その回路
電圧に応じて,最大負荷電流および現に構成され,または将来構成
されることが予定されている系統について計算した短絡容量から判
断して,必要最小のものを使用いたします。

ニ
将来の系統構成は,10年程度先を目標といたします。
断
路
特定規模需要標準供給条件
器
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断路器は,当社で一般的に使用しているものの中で,その回路電圧
に応じ,最大負荷電流から判断して,必要最小のものを使用いたしま
す。
ホ
変
流
器
変流器は,当社で一般的に使用しているものの中で,その回路電圧
に応じ,最大負荷電流から判断して,必要最小のものを使用いたしま
す。
ヘ
計器用変圧器
計器用変圧器は,当社で一般的に使用しているものの中で,その回
路電圧に応じ,最大使用負担から判断して,必要最小のものを使用い
たします。
ト
配
電
盤
配電盤には,原則として電流計,しゃ断器操作用スイッチ,電線路
に短絡または地絡を生じた場合に自動的に電路をしゃ断するための保
護装置等,運転に必要な装置を取り付けます。また,必要に応じ電力
計,無効電力計,電圧計等を取り付けます。

電力保安通信設備
イ
一

般
基
準
電力保安通信用電話設備の施設
a
電力保安通信用電話設備は,法令等の定めるところにより原則
として施設いたします。
b

回線数は,原則として1回線といたします。
通
信
方
式
電力保安通信用電話設備は,光ファイバ内蔵型架空地線(OPG
W),架空電話線(通信ケーブル,光ファイバケーブル),地中電
話線(通信ケーブル,光ファイバケーブル),通信線搬送,光搬送
またはマイクロ波多重無線による電話設備のうち,技術上,経済上
特定規模需要標準供給条件
-175-
最も適当なものを使用いたします。

経
過
地
経過地は,地理的条件ならびに保安および保守上の問題を考慮し
て,最も経済的に施設できるように選定いたします。

電
話
機
電話機は,自動式電話または共電式電話を標準として使用いたし
ます。
ロ
架空電話線路

電話線路の施設
架空電話線路は,使用電圧が35,000V以下の架空電線路への添架
または他の架空電話線路への併架により施設いたします。ただし,
技術上,経済上適当でない場合は,独立電話線路を施設いたします。

電話線の種類
架空電話線のうち,通信ケーブルには,原則として電力用規格の
ポリエチレン絶縁通信ケーブルを使用し,光ファイバケーブルには,
原則として電力用規格テープ型光通信ケーブルを使用いたします。
ハ
地中電話線路

施
設
方
法
地中電話線は,原則として管路式または暗きょ式によります。

ケーブルの種類
地中電話線のうち,通信ケーブルには,原則として電力用規格の
ポリエチレン絶縁通信ケーブルを使用し,光ファイバケーブルには,
原則として電力用規格テープ型光通信ケーブルを使用いたします。
ニ
通 信 線 搬 送
送受信装置の伝送方式は,周波数分割方式または時分割方式といた
します。
ホ
光
搬
特定規模需要標準供給条件
送
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送受信装置の伝送方式は,時分割方式といたします。
ヘ
マイクロ波多重無線

空 中 線 施 設
a
空中線は,十分な強度のある鉄塔または鉄柱等の支持物により
支持いたします。
b

給電線は,導波管を使用いたします。
送 受 信 装 置
a
使用する周波数帯は,6.5ギガヘルツ帯,7.5ギガヘルツ帯また
は12ギガヘルツ帯といたします。
b
変調方式は,原則として,4相位相変調方式とし,電力用規格
の装置を使用いたします。
ト
電話設備以外の保安通信設備
保安通信用電話設備以外の通信設備(給電情報伝送装置,保護用信
号端局装置等)の施設については,本基準を準用いたします。
特定規模需要標準供給条件
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