DICグループ インドネシアにパッケージ用リキッドインキの新工場を建設

Press Release
2015 年 12 月 24 日
報道関係者各位
DIC 株式会社
〒103-8233
東京都中央区日本橋 3-7-20
ディーアイシービル
DIC グループ
インドネシアにパッケージ用リキッドインキの新工場を建設
伸長する需要に備え、さらなるシェア拡大を狙う
DIC 株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:中西義之)の 100%子会社である PT.DIC
Graphics(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下 PTDICG)は、インドネシアのスラバヤ地区に
食品や飲料のパッケージに用いられるリキッドインキのブレンド工場を新設し、生産数量の増加
により手狭になったスラバヤ近郊の工場を移設します。新工場の投資額は設備増強を含めて約 6
億円で、2016 年 5 月の稼動開始予定であり、生産能力は現在の約 2 倍になります。
PTDICG は、印刷インキの生産拠点として、原料からインキを製造できるメインのジャカルタ
工場と、ベースインキをブレンドして最終製品に仕上げるスラバヤ工場を有していますが、イン
ドネシア国内でのシェア拡大による販売数量の増加に対し、生産能力および保管スペースの不足
が課題となっています。
このたびの新工場は、インドネシア第二の都市であるスラバヤ市の南西部に位置し、交通の利
便性が高いンゴロ工業団地に建設、建物延床面積は現在の約 3 倍になります。
近年、インドネシアにおいては、生活水準の向上などにより包装需要が増加しており、パッケ
ージ用リキッドインキの需要は、2015 年の約 80,000 トンから 2024 年には 120,000 トン以上へと
大きく増加することが見込まれています(当社調べ)。PTDICG では、このたびの新工場との新
たな 2 拠点体制でこれに伴う需要に応えるとともに、さらに安全性と生産性を高めることでグロ
ーバルブランドオーナーをはじめとした顧客の信頼に応えていきます。
DIC グループでは、中期経営計画 DIC105 において、印刷インキ事業の出版用からパッケージ
用へのシフトおよびアジア地域の生産体制強化を推し進め、収益基盤の強化を図っています。今
後も引き続きパッケージ用リキッドインキを強化し、現在 25%である世界シェアを 2020 年に 30%
まで引き上げる所存です。
Press Release
新工場概要
所在地
Jl.Raya Ngoro, Kec.Ngoro, Kab.Mojokerto, Indonesia(Ngoro Industrial Park 内)
主要生産品目
パッケージ用リキッドインキ
生産能力
非公開
他
完成予想図
以上
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