【別紙5】電子案内表示の整備及び運用保守仕様書(PDF:89KB)

別紙5
電子案内表示の整備及び運用保守仕様書
1
基本方針
利用者が各種イベントの情報や、利便性の向上に繋がる情報に速やかかつ容易
にアクセスすることができるとともに、最新の機器及び洗練されたデザインを用
いることにより情報拠点施設としての効果的な運用を行う。
2
表示端末の種別と表示内容
情報を表示するための表示端末について、表示内容については表5-1、仕様
については表5-2のとおりとする。
表5-1
種別
表示専用
表示端末の種別と表示内容
表示内容
設置場所
施設案内(開館時間等)、フロア案
エントランス(1F)
多
内、施設利用方法、環境データ、交通
目
的
情報、市内観光地案内、新刊案内、イ 47型縦置き×2
47型縦置き両面表示×1
ベント案内などを一定間隔で切り替
表
え、繰り返し表示する。
(※)
示
タッチパネ
上記と同じ内容を利用者の操作(タッ 各フロア入口部
ル
チ)で選択可能な表示とする。
(2F~4F)
27型タッチディスプレイ×3
マニュアル表示
自動貸出機、OPACなどの設置場所 自動貸出OPAC等周辺
に設置し、操作のわからない利用者向
10型タブレット×3
けに動画で手順などを案内する。
室内利用表示
子育て支援室、お話コーナー、健康支 10型タブレット×9
援室、グループ学習室の利用状況につ
いて表示する。
※47型縦置き両面表示とは、ひとつの筐体にディスプレイを2面収納し、筐体の
表面と裏面からそれぞれ内容を確認できるようにした表示端末である。
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表5-2
種別
表示端末の仕様
仕様
コンテンツを表示するディスプレイ及
構成
び表示を制御するSTBまたはPCで
構成する。
画面サイズ等 47インチ液晶ディスプレイ
ディスプレイ
設置向き
縦置き
最大解像度
1920×1080以上
表示専用
動画コンテンツを表示するのに十分な
処理能力を有し、またコンテンツサー
STBまたはPC
多
バーからダウンロードしたコンテンツ
目
を蓄積するのに十分な記録容量を有す
的
ること。
上記ディスプレイ及びSTBまたはP
表
筐体
Cが収納可能なこと。
示
コンテンツを表示するタッチパネルデ
構成
ィスプレイ及び表示を制御するSTB
またはPCで構成する。
タッチパネ
ル式
ディスプレイ
画面サイズ
27インチ程度
設置向き
横置き
最大解像度
1920×1080以上
STBまたはPC
表示専用と同様
筐体
表示専用と同様
構成
タブレット端末を利用する。
表示部
マニュアル表示
画面サイズ
10インチ程度
設置向き
横置き
最大解像度
2048×1536以上
上記タブレット端末が収納可能であ
筐体
り、画面のタッチ操作が容易に可能な
位置に配置できること。
室内利用表示
表示部
画面サイズ
10インチ程度
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設置向き
横置き
最大解像度
2048×1536以上
取り付け
3
各室の壁面に取り付けのこと
システムの要件
(1)システムの構成及び設置
ア
電子案内表示システムは、表示端末、コンテンツサーバー、管理端末で構
成すること。
イ
表示端末は、コンテンツを表示するためのディスプレイ、コンテンツを決
められたスケジュールに従って表示するための制御部、それらを収納する筐
体で構成すること。
ウ
また、コンテンツサーバーは表示するコンテンツを登録・蓄積・配信する
機能を有するための管理ソフトウェア及びハードウェアで構成すること。管
理端末は、コンテンツのスケジュールや配信先を管理するソフトウェアおよ
びハードウェアで構成すること。
エ
コンテンツサーバー及び管理端末は問題なく運用が可能な性能を備えてい
ること。
オ
電子案内表示システムは、安城市図書情報館館内のみで運用し、表示端末
及びコンテンツサーバー間は館内の有線LANまたは無線LANによって接
続すること。
カ
電子案内表示システムは、操作性、デザイン性に優れたものを提案するこ
と。
(2)コンテンツ作成に関する要件
ア
多目的表示(表示専用)
(ア)コンテンツを表示するのみとし、タッチ操作等には対応しない。
(イ)表示内容については、施設案内(開館・閉館時間等)、フロア案内、施
設利用方法、環境データ、交通情報、市内観光地案内、新刊案内、イベン
ト案内などとし、スケジュールに従い表示すること。
表示内容については、利用者へのサービス向上、図書情報館の効率的な
運営に役立つものを含め提案すること。
イ
多目的表示(タッチパネル)
表示内容についてはア(イ)と同様のものとするが、タッチ操作により内
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容を切り替えて表示可能なものとすること。
ウ
マニュアル表示
自動貸出機、OPACなどの設置場所に設置し、操作のわからない利用者
向けに動画で手順などを案内できること。操作手順の詳細については図書情
報館業務システムの受注者の提供する情報に基づいて作成すること。
エ
室内利用表示
子育て支援室、お話コーナー、健康支援室、グループ学習室の利用状況に
ついて表示すること。表示内容の詳細については発注者と協議の上、決定す
ること。
4
デザインの提案
(1)筐体のデザインについては、表5-3にある設置フロアのイメージと調和し、
かつ幅広い年齢層での利用が考えられるため安全で快適に利用できるものを提
案すること。
(2)提案の内容については、業務内容に直接関わるものに限ることとし、間接的
なサービスの提案や受注者の営業行為に繋がることは除くこと。
表5-3
階層
フロアイメージ
フロアイメージ
1階(大地)
交流のフロア:にぎわいの場を設け、来館者の交流を促す
2階(光)
子どもたちを育むためのフロア:知識や物語が訪れた子どもたちを
包み込む
3階(水)
今あなたに役立つフロア:利用者の目的を明確にする
4階(森)
人類の知的遺産フロア:来館者は本の森で人類の知的遺産のシャワ
ーに満たされる
5
運用方法の提案
(1)専門的な機材の導入を行うため、想定できる利用者別に利用者ニーズとそれ
に対応する機材を用いた運用方法について提案すること。
(2)提案の内容については、業務内容に直接関わるものに限ることとし、間接的
なサービスの提案や受注者の営業行為に繋がることは除くこと。
6
その他
電子案内表示のうち、図書情報館以外の施設に設置するものについては、図書
情報館閉館時の運用・保守についても想定すること。