平成 27年12 月号(通巻第 117 号) 平成27年12 月24 日(木) 島高だより 平成 27 年 12 月号 (通巻第 117 号) 長崎県立島原高等学校 編集:研修広報部 校長随想 湧水抄 「 仕 事 」 に 打 ち 込 む 校 長 北 浦 剛 資 島高生の「S」は「Stoic」のS。地方大学出身の2人が今年のノーベル賞に輝いた。 ■人材の多様性 ノーベル賞受賞の2人については、研究内容や経歴、プライベートに至るまで各種 報道がにぎやかであったが、医学生理学賞の大村智さんが山梨大学、物理学賞の梶田隆章 さんが埼玉大学と、旧帝大などのいわゆる有名大学出身ではないことが話題になった。 そもそも、大学により人材の優务が決まるわけでもなく、 要は学ぶ側の学生が、どのように 取り組みどんな成果に到達できたかにかかっているわけだから、地方大学出身のノーベル賞 学者が出ても何の不思議もない。むしろ人材の多様性が功を奏した側面 があるかもしれない。 ■朝が待ち遠しい 梶田さんが進んだ東京大学の小柴昌俊研究室は、いろいろな大学から必ずしも優等生 ではない物理好きの卒業生を受け入れ、その実験を技術面で支えた「浜松ホトニクス」 も野武士集団のような会社という。朝日新聞『記者有論』からの受け売りであるが、小柴 さんが「浜ホトの技術があるので負けません」と語ったくらい、光関連技術では世界の トップを走る。その技術力の源泉は、出来高に応じて待遇を変える成果主義ではなく、 成果を上げようと上げまいと、基本的には年功序列の人事制度という。人類未知未踏を 追求するためには、現場で考 えるしかない。社員一人ひとりに研究開発で活躍してもらう ためには、評価を気にせず研究に没頭してもらいたい、という考えが背景にあるそうだ。 当時最大の5インチに比べ破格の 20 インチの電子増倍管の開発を託されたのは工業高校出身 の 31 歳、「朝が来るのが待ち遠しい」ほど夢中 で取り組み、世界をあっと 言わせる成果 を上げた。しかし報奨金を受 けたわけではなく、 あくまでも仕事の一つ。勲章よりも何か を成し遂げたという達成感の方がより大 きいのだろう。一途に仕事に打ち込む、その延長 線上にノーベル賞があったと言えなくもない。 1 月 の主 な行 事 予 定 4 日( 月 ) セ ン タ ー プ レ テ ス ト (3 年 ~5 日 ) 6 日( 水 )冬 季 補習 ( 全学 年 ~7 日 ) 8 日( 金 )始 業 式 学習 環 境調 査 ( 1・2 年) 9 日( 土 )土 曜 講座 ( 全学 年) 10 日 (日 ) 中地 区 学習 交 流 会( 2 年 ~ 11 日 ) 12 日 (火 ) 校内 実 力 ( 1・ 2 年 2 年 の み ~ 13 日 ) 15 日 (金 ) 大学 入 試セ ン タ ー試 験 出陣 式 16 日 (土 ) 大学 入 試セ ン タ ー試 験 (~ 17 日 ) 18 日 (月 ) セン タ ー試 験 自 己採 点 ( 3 年 ) 19 日 (火 ) 特別 編 成授 業 開 始( 3 年 ) 地 学講 座 研究 発 表( 理 数科 1 年) 20 日(水)登校指導(~22 日) 23 日(土 )出願校面談(3 年 ~24 日) 進研実力テスト (1・2 年 2 年のみ ~24 日) 25 日(月)早朝補習中断(~2 月末) 26 日(火)マラソン大会 ※PTA 炊き出し 30 日(土 )土曜講座(全学年) 学校ホームページアドレス http://www.shimabara-h.ed.jp/ 12 月7日(月)~18 日(金)に実施された「歳末たすけあい募金運動」の の一環とし まして、7日、 8日の 2日間、エレナ島原店・ イオン島原店・ ウィルビーの前で街頭募金活動を行いました。 集まった募金は校内での募金と合わせて、長崎新聞社を通じて 共同 募金会に寄付致します。 今年も厳しい経済状況が続く中、たくさんの募金をお寄せいただき ありがとうございました。 集計結果 (街頭+校内)168,324 円 ご協力くださった皆様に 心から感謝申し上げます。 主 な部 活 動 実 績 剣 道 部 第70回 少年男子 少年女子 国民体育大会剣道競技長崎県選抜チーム 県民表彰特別賞 蘇州国際オープン剣道大会 女子団体 第1位 敢闘賞(個人)竹中 美帆(3 年) レスリング部 県高等学校新人体育大会 レスリング競技 団体の部 個人の部 55kg 級 60kg 級 66kg 級 66kg 級 74kg 級 84kg 級 96kg 級 120kg 級 優 放 送 部 第37回九州高校放送コンテスト 長崎県大会 朗読部門 優秀賞 坂田 美穂(2 年) 優良賞 中村 蓮実(2 年) アナウンス部門 優秀賞 櫨本莉里花(2 年) 勝 優 勝 優 勝 優 勝 第2位 優 勝 優 勝 第2位 優 勝 金子 永石 金子 木下 岩永 大津 竹内 宮田 功誠(2 年) 奏(2 年) 将大(1 年) 慧(2 年) 昂樹(2 年) 拓馬(1 年) 裕哉(2 年) 大輝(2 年) ご案内と参加票は 12 月 24 日(木)にお子様を通じて配付しております。 多くの保護者の方にご参加いただければ幸いです。よろしくお願い致します。 携帯用サイト http://www.shimabara-h.ed.jp/k/ 平成 27年12 月号(通巻第 117 号) 平成27年12 月24 日(木) 12 月1日(月)~4日(金)の3泊4日、2年生は修学旅行で東京を訪れました。 初日はお台場・浅草を散策。2日目はクラス別研修でさまざまなコースを回りました。 1組は横浜の中華街を訪れ、2組は寛永寺にて、普段入れない篤姫ら将軍家の墓や慶喜の 謹慎部屋などを見学し、住職から直接お話をうかがいました。その後、早稲田大学を見学。 3組は 外国 の方 と英 語で 一 緒に観 光す るイ ング リッ シ ュスク エア で歯 痒い 思い を しながら も刺激を受け、東京大学本郷キャンパスの赤門を目に焼き付けました。4組は江戸切り子体 験に横浜ツアー、5組は上野のアメ横散策の後、筑波の JAXA で宇宙体験をしました。6組 はさすが理数科、筑波で JAXA 以外にも様々な科学技術を体験。その1つとして、脳の信号 でロボットを動かし、歩くことのできない人に希望を与える研究などを見てきました。 3 学年主任 松尾 健司 12 月7日(月)から 18 日(金)までの 10 日間、夜間学習会(通称「夜学」)を行いました。 約 90 名が参加し、夜 19 時から 22 時まで受験勉強に励みましたが、前回(10 月)以上に 真剣な表情で黙々と机に向かっていました。センター試験まで残り一 か月を切りました。 「感 フ ィ ナ ー レ 動の最終学年 」を実現させるため、最後まで精一杯頑張りましょう! 保護者の皆様、毎日遅い時間に迎えをしていただき、本当にありがとうございました。 生徒感想より ☆勉強に集中できる環境をつくってくれる先生、親に感謝します。 ☆一緒に勉強している人達の頑張りそのものが励みになりました。 ☆何が何でも第一志望に合格します!! 3日目は班別での企業訪問研修です。朝の通勤ラッシュ、駅の複雑さに戸惑いながらも、 各々の目的を遂げて帰ってきた生徒たちの顔には自信が溢れていました。そしてお楽しみの東京デ ィズニーランドでは雨も上がり、大いに盛り上がったようです。最終日には東京スカイツリーから 都心を一望したのち、帰路につきました。 12月の家庭科の授業で、1年生はクリスマスケーキを作りました。スポンジもクリーム もすべて自分たちで作る本格派! 班によっては「クリームに砂糖を入れ忘れた!」といった ハプニングもあったようですが、和気藹々とした実習になりました。 修学旅行を終えて 2 学年主任 田中 丸栄 小雨が降りましたが、大きな影響もなく、予定通りの研修ができました。特に、事業所訪問では、 事前学習の時間が十分に確保できないなか、生徒たちが班長を中心に質問を考え、電車での行き方 を調べるなど積極的に取り組み、今後の進路選択に繫がる学習を行うことができました。 また、島原では味わえない景色や文化などに触れ、見聞を大いに広め、貴重な経験を積んでくれ たと思います。保護者の皆様、ご協力くださった全ての皆様方に感謝申し上げます。 これから、69 回生もいよいよ進路実現に向けて学業充実の時期を迎えます。ご家庭におかれま しても、今後ともご協力をよろしくお願いいたします。 12 月 12 日(土)~13 日(日)、県立学校地域開放講座の一環として「島原高校パソコン 教室~パソコンでカレンダーや絵を制作する~」を実施しました。 1日目の午前中には、島原城近辺で島原独自の風景を撮影して 素材を集め、午後にはその写真のデータと Excel を用いて新年の カレンダーを作りました。2日目は PowerPoint の図形機能を使 い、イラストを作成しました。のべ 12 名の方々に参加していた だきました。ありがとうございました。 学校ホームページアドレス http://www.shimabara-h.ed.jp/ 携帯用サイト http://www.shimabara-h.ed.jp/k/
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