「リバロ」後発品に対する 特許権侵害訴訟の提起について - 日産化学工業

2014年12月26日
各位
会社名
代表者名
問合せ先
日産化学工業株式会社
取締役社長 木下小次郎
(コード番号 4021 東証第 1 部)
経営企画部主席 松岡健
(℡ 03-3296-8320)
高コレステロール血症治療剤「リバロ」後発品に対する
特許権侵害訴訟の提起について(第 5 報)
日産化学工業株式会社は、高コレステロール血症治療剤「リバロ」の後発品製造販売会社であるキョー
リンリメディオ株式会社、株式会社三和化学研究所に対し、当社が保有する当該有効成分の結晶形につ
いての特許権侵害行為の差し止めを求める訴訟を、12月25日付で大阪地方裁判所に提起いたしました
のでお知らせいたします。
なお、当社は、2013年12月25日付でダイト株式会社、持田製薬株式会社、小林化工株式会社、Meiji
Seika ファルマ株式会社、東和薬品株式会社、鶴原製薬株式会社、科研製薬株式会社、2014年1月15
日付で相模化成工業株式会社、日医工株式会社、寿製薬株式会社、2014年2月13日付で株式会社陽
進堂、日新製薬株式会社、日本ケミファ株式会社、2014年3月4日付で沢井製薬株式会社に対し、同様
の訴訟を提起しており、今回が5回目の措置となります。
今後も、当社は「リバロ」に係る知的財産権を侵害する行為または侵害するおそれのある行為を 確認次
第、直ちに法的措置を講じてまいります。
■リバロについて
「リバロ」は、 当社が原薬を創製、製造し、興和株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:
三輪芳弘以下「興和」)が独占的にグローバル展開(開発、製剤製造、販売、他社提携など)している
医薬品です。国内では、興和が商品名「リバロ錠1mg・リバロ錠2mg・リバロ錠4mg / リバロOD錠1mg・リバ
ロOD錠2mg・リバロOD錠4mg」として製造販売し、興和創薬株式会社が販売しています。本医薬品は、強力
なLDLコレステロール低下作用を示すHMG-CoA還元酵素阻害剤としてストロングスタチンに位置づけられ、
その優れた脂質異常改善効果以外にも数多くの知見により、長期使用での安全性、薬物相互作用発現の
低減、糖尿病合併時の有用性等が確認され、日本国内をはじめ海外でも多くの脂質異常症患者向けに処
方されています。
以上
本件に関するお問い合わせ先
日産化学工業株式会社
経営企画部
TEL:03-3296-8320