ラサ工業株式会社 2015年3月期 第2四半期決算説明資料 2014年11月28日 証券コード:4022 目次 1.2015年3月期上期実績及び通期見通し 2.中期経営計画の進捗状況と下期の取り組み 1 1.2015年3月期上期実績及び通期見通し 2 2015/3期 上期決算概要 売上高は、2.0%増収。化成品事業は好調だが、機械事業が消費増税前の 駆け込み需要の反動減大きく、計画未達。 営業利益は、化成品事業の採算改善効果などで12.4%増益と計画を上回る。 経常利益は、為替差益計上もあり、21.6%増益。 (単位:百万円) 2014/3 上期 売 上 高 2015/3 上期 実績 期初計画 対計画比 増減 前年同期比 10,283 10,492 +2.0% 10,800 ▲308 営業利益 400 449 +12.4% 350 +99 経常利益 257 312 +21.6% 150 +162 当期純利益 232 280 +20.7% 130 +150 3 四半期業績の推移 四半期売上高と営業利益の推移 (百万円) 営業利益(右軸) 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 売 上 高(左軸) 8,000 1,000 800 5,895 6,000 5,374 4,673 4,976 4,853 4,892 4,909 5,509 5,183 4,983 600 4,000 274 258 2,000 161 184 139 126 4Q 1Q 349 306 400 255 200 100 0 0 1Q 2Q 3Q 2013年3月期 2Q 3Q 2014年3月期 4Q 1Q 2Q 2015年3月期 4 2015/3期 上期セグメント別概要 (単位:百万円) 2014/3 上期 化成品事業 機械事業 電子材料事業 その他 売 上 高 6,760 営業利益 264 売 上 高 2,042 2015/3 上期 7,209 (3.9%) 456 +449 (6.3%) 1,831 55 増減 +192 ▲211 営業利益 210 (10.3%) (3.0%) 売 上 高 858 営業利益 58 売 上 高 621 624 +3 営業利益 367 (59.1%) 372 (59.6%) +5 827 (6.8%) 40 ▲155 ▲31 (4.8%) ▲18 注1) カッコ内の数値は各セグメント別の売上高営業利益率 5 化成品事業 リン系製品は、半導体向けの高純度品が内・外とも好調に推移。 凝集剤は、官需、民需とも堅調で増収。 【化成品事業】 売上高と営業利益の推移(連結) 売上高 (百万円) 営業利益 8,000 6,270 6,760 売上高 7,209 6,000 4,000 営業利益 (百万円) 【化成品事業】 製品別売上高の推移(単独) 売上高 (百万円) 1,200 6,000 1,000 5,000 800 4,000 600 3,000 400 2,000 200 1,000 456 283 2,000 凝集剤 0 14/3上期 15/3上期 その他 1,357 1,491 1,552 1,989 1,795 1,897 1,801 1,919 13/3上期 14/3上期 264 0 13/3上期 リン系製品 2,334 0 15/3上期 6 化成品事業(四半期業績) 【化成品事業】 売上高と営業利益の四半期推移 (連結) 売上高 (百万円) 営業利益 営業利益 (百万円) 売上高 5,000 1,200 1,000 4,000 3,182 3,088 3,114 3,002 3,322 3,438 3,471 3,605 3,521 3,688 800 3,000 600 2,000 400 277 203 1,000 136 147 162 1Q 2Q 3Q 121 131 133 4Q 1Q 2Q 194 179 4Q 1Q 200 0 0 2013年3月期 3Q 2014年3月期 2Q 2015年3月期 7 機械事業 機械事業は、消費増税前の駆け込み需要の反動が大きく減収。 精密機械加工は、新規顧客開拓で増収。 【機械事業】 売上高と営業利益の推移(連結) 売上高 (百万円) 営業利益 営業利益 (百万円) 売上高 3,000 600 2,072 【機械事業】 製品別売上高の推移 (単独) 土木機械 建設機械 2,500 2,000 2,042 1,831 2,000 400 1,500 1,522 1,436 1,345 1,000 210 1,000 200 99 500 55 0 0 13/3上期 14/3上期 15/3上期 551 607 486 13/3上期 14/3上期 15/3上期 0 注) 13/3上期は新セグメントベースに修正 8 機械事業(四半期業績) 【機械事業】 売上高と営業利益の四半期推移 (連結) 売上高 (百万円) 営業利益 営業利益 (百万円) 売上高 2,000 800 1,585 600 1,500 1,240 1,247 1,227 1,068 1,106 960 1,000 825 725 187 83 500 400 815 16 118 81 153 200 96 74 23 0 ▲41 0 1Q 2Q 3Q 2013年3月期 4Q 1Q 2Q 3Q 2014年3月期 4Q 1Q 2Q 2015年3月期 注) 13/3期は新セグメントベースに修正 9 電子材料事業 ガリウム販売量は横ばい圏だが、インジウムは新規用途向けに拡販。 一部製品の市況下落により、収益低迷。 【電子材料事業】 売上高と営業利益の推移(連結) 売上高 (百万円) 営業利益 営業利益 (百万円) 売上高 600 1,200 858 900 827 768 400 600 200 300 120 58 40 0 0 13/3上期 14/3上期 15/3上期 注) 電子材料事業は、高純度無機素材の単独事業のため、サブセグメント別売上高(単体売上高推移)はありません。 10 電子材料事業(四半期業績) 【電子材料事業】 売上高と営業利益の四半期推移 (連結) 売上高 (百万円) 営業利益 営業利益 (百万円) 売上高 600 600 419 400 415 410 457 449 401 421 385 406 349 400 200 200 61 59 59 51 43 7 0 40 16 24 0 ▲1 1Q 2Q 3Q 2013年3月期 4Q 1Q 2Q 3Q 2014年3月期 4Q 1Q 2Q 2015年3月期 11 損益計算書(連結) (単位:百万円) 2014/3 上期 2015/3 上期 10,283 10,492 +209 +2.0% 売上原価 7,895 8,038 +143 +1.8% 販売費・一般管理費 1,988 2,004 +16 +0.8% 400 449 +49 +12.4% 営業外収益 180 151 ▲29 ▲16.1% 営業外費用 323 288 ▲35 ▲10.8% 経常利益 257 312 +55 +21.6% 特別利益 - 14 +14 - 特別損失 - 2 +2 - 税金等調整前当期純利益 257 324 +67 +26.1% 当期純利益 232 280 +48 +20.7% 売上高 営業利益 増減 伸び率 12 貸借対照表(連結) (単位:百万円) 2014/3月末 流動資産 計 2014/9月末 増減 14,865 13,513 ▲1,352 4,473 3,473 ▲1,000 6,854 3,057 6,210 3,339 ▲644 +282 固定資産 計 15,903 15,744 ▲159 有形固定資産 12,959 951 12,654 963 ▲305 +12 1,993 2,126 +133 15,523 14,730 ▲ 793 3,401 3,115 ▲286 10,444 9,629 ▲ 815 固定負債 計 7,467 6,505 ▲962 長期借入金 4,506 3,574 ▲932 退職給付に係る負債(引当金) 2,378 2,394 +16 7,778 8,022 +244 7,679 98 7,944 78 +265 ▲20 30,769 29,258 ▲1,511 現金及び預金 受取手形及び売掛金 たな卸資産 ※ 無形固定資産 投資その他の資産 流動負債 計 支払手形及び買掛金 短期借入金 純資産 自己資本 少数株主持分 総資産 ※ たな卸資産=商品及び製品+ 仕掛品+ 原材料及び貯蔵品 13 キャッシュフロー表(連結) (単位:百万円) 2014/3 上期 2015/3 上期 1,372 1,147 税金等調整前四半期純利益 257 324 減価償却費 544 499 売上債権の増減額(▲は増加) 419 630 64 ▲294 仕入債務の増減額(▲は減少) ▲65 ▲285 法人税等の支払額 ▲63 ▲48 投資キャッシュ・フロー ▲409 ▲396 ▲412 ▲ 247 753 ▲1,731 762 ▲1,723 現金及び現金同等物 期中増減額 1,767 ▲1,000 現金及び現金同等物 期末残高 5,785 3,473 営業キャッシュ・フロー たな卸資産の増減額(▲は増加) 有形固定資産の取得による支出 財務キャッシュ・フロー 有利子負債の純増減額 14 15年3月期の業績予想 下期は、機械事業中心に駆け込み需要の反動減解消を見込む。化成品は 半導体向け高純度品の好調持続の一方、電子材料の市況回復は遅れる。 上期の利益は計画を上回ったが、石油触媒再生事業の前倒し出荷があった こともあり、通期の利益予想を据え置く。 (単位:百万円) 売上高 化成品事業 機械事業 電子材料事業 その他 営業利益 化成品事業 機械事業 電子材料事業 その他 全社費用など 経常利益 当期純利益 2014/3期 21,361 2015/3期予想 22,500 +1,139 +5% 13,836 4,695 1,692 1,137 14,700 5,000 1,800 1,000 +864 +305 +108 ▲ 137 +6% ▲12% 961 1,000 +39 +4% 661 437 157 688 ▲ 982 800 450 150 600 ▲ 1,000 +139 +13 ▲7 ▲ 88 ▲ 18 +21% 567 421 600 500 +33 +6% +79 +19% 増減 前年比 +6% +6% +3% ▲4% ▲13% +2% 15 設備投資及び減価償却費推移 設備投資・減価償却費 (連結) (百万円) 研究開発費 (連結) (百万円) 16 2.中期経営計画の進捗状況と下期の取り組み 17 中期経営計画(2013/3~2015/3期)の概要 早 期 の 復 配 基本方針 次のステージに向け体力を蓄える期間 目 標 最終年度の営業利益 20億円 (繰越損失解消) ネットD/Eレシオ 1.0倍以下 (財務健全化) 選択と集中により、「安定した収益力」と 「財務健全化の達成」の両立を目指す コアビジネスの強化・ 領域拡大 事業戦略 グローバルビジネスの強化 成長ビジネスへの注力 18 安定収益の確保に向けた経営体制 営業部 大阪工場 伊勢崎工場 野田工場 三本木工場 新設 宮古工場 NCRI 営業部 化成品 事業部 海外営業統括課 開発部門 営業部 営業部 三本木工場 宮古工場 電子材料 事業部 機械 事業部 羽犬塚工場 東北整備センター 19 営業との連携を強化する開発体制 キーワードは 「電子」、「リサイクル」、「環境」 ・リン製品の高機能化 ・TMGの独自製法による製品化 化成品事業部 電子材料事業部 開発 ・環境リサイクル分野で特殊性能を 発揮する破砕・選別・分級装置開発 RECYCLE ・新規リサイクル事業の構築 ・放射性ヨウ素吸着剤の製造体制構築 機械事業部 (注) TMG:トリメチルガリウム 20 事業戦略の基本方針 化成品を中核とした「三本柱」の併進・強化 12/3期実績 15/3期目標 経営方針 営業利益 全社 15.5億円 20.0億円 コアビジネス強化 グローバルビジネス強化 成長ビジネスへの注力 施策 既存製品の拡販 海外市場への取り組み強化 製品開発と営業の連携強化 など 化成品事業 10.3億円 14.0億円 機械事業 4.6億円 4.0億円 電子材料事業 3.5億円 4.5億円 その他事業 6.3億円 8.0億円 高付加価値化推進 グローバルビジネス強化 TMG事業化の推進 など 粉体関連機器の拡販 部品営業強化 精密機械事業の拡販 など 新規リサイクル事業構築 21 財務健全化目標 選別投資の継続で筋肉体質への脱皮を図る (百万円) 中期経営計画(13/3-15/3) 有利子負債 ネットD/Eレシオ (倍) ネットD/Eレシオ 1.0倍以下 ・安定収益の確保 ・選別投資の継続 ネットD/Eレシオ:(有利子負債-現・預金)/純資産 有利子負債:短期借入金+長期借入金 22 重点施策の上期進捗状況① 化成品:(前期施策)TMG、消臭剤の開発加速及び出荷体制の早期構築 →TMGテストプラント稼働、消臭剤新製品開発 (今期の重点施策) (進捗状況) ・リン酸二次塩類の新規顧客開拓 ⇒輸出開始 ・新規用途開拓による消臭剤の拡販⇒ユーザー評価中 機械事業: (前期施策)復興需要取り込み継続と粉体機器の本格販売 →汚染土壌減容化システム実証試験 (今期の重点施策) (進捗状況) ・福島県の廃棄物処理受注 ⇒一部受注 ・汚染土壌減容化システムの受注 ⇒実証試験継続 ・掘進機の海外営業強化 ⇒海外受注増 23 重点施策の上期進捗状況② 電子材料: (前期施策) リサイクルビジネスの強化 →韓国のIGZOのスクラップ市場が立ち上がらず (今期の重点施策) (進捗状況) ・東アジア地域の新規顧客開拓 ⇒納入開始 ・放射性ヨウ素吸着剤の生産対応 ⇒原発再稼働審査の遅れ 全社を挙げた対応 (今期の重点施策) ・海外営業統括課の活用 ⇒リン酸2次塩類の海外顧客獲得 ・台湾子会社の基盤強化 ⇒増産対応開始 24 下期の重点取り組み 化成品事業 ・高純度リン酸の既存顧客向け営業強化 ・消臭剤の海外顧客開拓(海外営業統括課の活用) ・台湾子会社の増産対応 機械事業 ・受注獲得(福島県廃棄物処理、汚染土壌減容化システム) ・海外向け営業の強化(掘進機) 電子材料事業 ・東アジア地域の新規顧客深耕と開拓継続 ・放射性ヨウ素吸着剤の商業生産対応 25 化成品事業 新製品群の投入で用途拡大図る消臭剤 製品名:シュークレンズ ・ ・ ・ ・ 増産対応 検討 用途 特長 加工性、耐熱性 酸、塩基の両方の消臭可能 再放出がほとんどない 水洗可能、何度でも使用可 繊維関係(アパレル、新素材) フィルター関係(エアコンや空気清浄機) 樹脂成形品(ゴミ箱) 食品用容器 自動車シート KD-211 弱アルカリ性 KD-211A 弱酸性~中性 既存品 アルデヒド対策 (KD-311) ・ ・ ・ ・ ・ 4大悪臭対策 (KD-211) VOC対策 (KD-411) 新製品 4大悪臭対策 (KD-211A) + グレード拡充 ・低水分品 ・超微細加工品 汗臭対策 (KD-511) 4大悪臭:アンモニア・硫化水素・トリメチルアミン・メチルメルカプタン VOC :揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称。トルエン、キシレン、酢酸エチルなど多種多様な物質。 26 機械事業 動き始めた福島県の廃棄物(減容化)処理業務 【現在の対象市町村】 廃棄物処理事業の流れ 発注 発注 廃棄物処理業務 市町村(国) 受注 ゼネコン 受注 プラント・機械メーカー 南相馬市、葛尾村、飯舘村、 川内村、富岡町、浪江町、 楢葉町 当社の廃棄物処理プラント 【受注実績】 (12/3~13/3期) 岩手県 破砕機2台 選別機8台 (プラント2か所含む) 宮城県 破砕機13台、選別機26台 (プラント1か所含む) 27 機械事業 汚染土壌減容化システムの開発 汚染土壌専用洗浄機 「グラインドウォッシャー」 + 専用洗浄剤 「ハイロクス」 放射性物質などで汚染された土壌から汚染濃度が高い土砂分を分離・回収する装置。汚染土壌を1時間当たり 50立方メートル処理可能で、砂利や土壌の洗浄、サイズの異なる粒子の分離、ゴミの除去の3工程を集約。 現在、実証試験推進中 水中及び水面でシェルと撹拌翼のついたローターを逆回転させ、浮力が生じた状態で摩砕力を加える 原理 ことで汚染物を除去する。 解砕洗浄シェル 分離スクリーン 回転 「グラインドウォッシャー」試作機 解砕洗浄翼 回転 解砕洗浄ローター 洗浄液 分離 28 電子材料事業 リサイクル事業の拡充 新規リサイクル事業の早期スタートを目指す。 国内に加え、海外顧客獲得にも注力 電機・部品会社 高純度ガリウム 当社 リサイクル事業強化策 ・精密電化製品 ・LED ・太陽電池 など ①取引先の拡大 ②生産体制の拡充 製造時に発生するスクラップ 高純度インジウム ・白色発光ダイオード(LED)用などの窒化ガリウム(GaN)リサイクルは、国内、韓国に加えて台湾でも普及を図る。 ・液晶用などのインジウムガリウム亜鉛酸化物(IGZO)や薄膜太陽光電池用の銅インジウムガリウムセレン(CIGS)は、 インジウムも含めたリサイクル準備を進める。 29 電子材料事業 シビアアクシデント対策への対応 放射性ヨウ素吸着剤生産体制の構築 シルバーゼオライト 「AgX」 ® 安全審査中の原子力発電所 ゼオライトは放射性物質を吸着 泊 1~3 ゼオライトは、イオン交換作用という機能を持つ。この作用 で、セシウムやストロンチウムという放射性物質を吸着しま す。放射性物質に汚染された水や土壌の除染用物質として も利用された実績があります。 東通 1 当社品の特長 柏崎刈羽 6、7 志賀 2 大飯 3、4 ○高浜 3、4 島根 2 ・無機、有機放射性ヨウ素の吸着能力に優れる。 ・シビアアクシデント対策のベントフィルタ装置に適用。 ・非常用ガス処理装置にも適合。 当社実績 過去、同系統品を東海村の旧動力炉・核燃料開発事業団に納入 商業生産に向けた対応を開始 玄海 3、4 ◎川内 1,2 ◎基準適合 女川 2 東海 2 浜岡 4 伊方 3 ○審査ヒヤリング 30 (実用発電用原子炉及び核燃料施設等に係る新規制基準) (平成24年6月に法改正) 「AgX」 新設 放射性物質の拡散抑制対策 新設 格納容器破損防止対策 炉心損防止策 内部溢水に対する考慮(新設) 建屋 原子炉格納容器 電源の信頼性 耐震・耐津波性能 AgX 燃料 強化 その他の設備の性能 排気筒 ) 火災に対する考慮 強化又は新設 自然現象に対する考慮 (火山・竜巻・森林火災を新設) フィルタ付きベント設備 シ )(ビアアクシデント対策 意図的な航空機衝突への対応 使用例 ベント設備(格納容器圧力逃がし装置)のフィルタに吸着材 として組み込まれる。 テ (ロ対策 新規制基準 ® 制御棒 格納容器の閉込め機能 (BWRのフィルタベントなど) 圧力抑制プール (BWR型) 31 海外展開の現状と取り組み 現状 国内生産:下水道向け掘進機輸出、高純度無機素材輸出など 海外生産:台湾内需向け中心の高純度無機素材 グローバルな拡販強化 日本 海外売上比率 海外 14% 台湾 当面の重点取り組み (14/3期) 日本 86% 《アジア中心に顧客開拓》 海外営業統括課の活用 高純度リン酸やリン酸二次塩類の拡販 台湾子会社の増産対応 32 《参考資料》 33 <参考資料> 黄リン輸入の推移 (トン) (¥/kg) 2,500 400 輸入単価 350 2,000 300 輸入数量 250 1,500 200 1,000 150 100 500 50 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 2011 2012 2013 0 2014 (出所)財務省貿易統計 34 <参考資料> 化成品事業の戦略 3年間の基本方針 化成品事業の売上高計画 (単独) グローバル販売体制の確立 台湾子会社の活用 品質保証体制の確立 (百万円) 増産体制の確立 高純度リン酸塩 消臭剤 TMG事業化推進 パイロット設備の安定稼働 新規商品開発のスピードアップ 消臭剤の品揃え強化 35 <参考資料> 3年間の基本方針 機械事業の戦略 破砕機 セミシールドマシン 粉体機器 震災復興関連需要の取り込み 建機(瓦礫処理) 砕石部品(道路・橋の整備) 掘進機(下水道整備)など 高収益品の拡販 機械事業の売上高計画 (百万円) 部品営業の強化 海外需要の取り込み コスト削減で円高対応 新規分野の本格立ち上げ 粉体機器(エディーミル) 36 <参考資料> 本格販売を開始する粉体関連機器 スーパーエディーミル 木質系バイオマス製造に強み 特長及び用途例 ・粉砕室内に強力な回転流を発生させ、 この作用と システムの空気流路設計に より処理物を適切に粉 砕。 ・粉砕可能物は、木材、樹皮、竹、わら、ミネラル、プラス チック・化学物質・金属・食品等。 アルガイヤシフタ 低騒音、低振動で高精度分級 特長及び用途例 ・低騒音、低振動で高精度分級可能な揺動式円形ふるい機 ・目詰まりし難く、機械本体の寿命が長い。 ・樹脂:高吸水性樹脂、スチレンビーズ、ポバール粉、イオン交換樹脂など。 ・食品:アミノ酸、タンパク質、甘味料、育児用粉ミルク、粉乳など。 ・医薬品:生薬、アミノ酸、歯科材料、増粘剤など。 ・電子材料:シリカ粉、ハンダビーズ、金属粉など。 ・その他:各種金属粉、研磨剤、セラミックス、触媒ガラスビーズ、化粧品など 37 <参考資料> 電子材料事業の戦略 高純度酸化ホウ素 高純度赤リン 3年間の基本方針 海外販売強化 ガリウム、インジウム 三酸化ホウ素 赤リン など 電子材料事業の売上高計画 新規リサイクル事業構築 (百万円) 化合物半導体など コスト削減 生産工程見直し 在庫圧縮 など 高純度ガリウム 高純度インジウム 38 本資料に関する注意事項 本資料に記載されている内容は種々の前提に基づいたも のであり、将来の数値等に関する記載については、不確実 な要素を含んだものとご理解下さい。 -IRに関する問い合わせ窓口- ラサ工業株式会社 経理部 03-3278-3892 39
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