別紙3 - 近畿財務局

利用者へのメッセージ
(別紙3)
【まず勧誘業者の登録等のご確認を!】
○ 金融商品取引業や貸金業を行うには、国(財務局)等の登録を受けなければなりません。疑わしいと思われる業者から勧誘を受け
た場合には、まず登録の有無を確認してください。
○ 依然として、未公開株・社債や無登録ファンド等の悪質な勧誘に関する情報が寄せられ、高齢者を狙った詐欺的な投資勧誘が目
立っています。また、ヤミ金融業者に関する情報も寄せられています。
○ 登録業者を騙る無登録業者や、海外の無登録業者(※)の情報も多く寄せられています。近畿財務局などに登録しているとの説明
をすぐに信用せず、ホットライン等で登録の有無を確認してください。
(※)海外所在業者であっても日本居住者のために又は日本の居住者を相手方として金融商品の取引を行う場合は、金融商品取引業上の登録が必要です。
【手口は益々巧妙化! ウマい話にはワナが! 】
◎ 未公開株等の詐欺的な投資勧誘における代金の支払い方法について、現金の手渡しやレターパック・宅配便などで送金を求める
手口が多発しています。
○ 簡単に儲かるようなウマい話はありません。ウマい話には必ずワナがあります。少しでも不審に思った場合には、取引を見合わせ
ることも含めて慎重に対応することをお勧めします。
○ 振込みを急がされても、「すぐに振り込まない!1人で振り込まない!」。取引の事実関係を確認し、身近な人や、最寄の交番・警
察署、金融機関等に相談してください。
万が一、振り込んでしまった場合は、すぐに警察署と振込先の金融機関に連絡し、振込口座の利用停止を申し出てください。
「振り込め詐欺救済法」に基づき、振込口座の残高や被害額に応じて、被害回復分配金(被害額の全部又は一部) を受けることが
できる場合があります。
【インターネットの通販詐欺などにご注意を!】
◎ インターネット上のHPでブランド品などを注文し、代金を振り込んでも商品が届かない、粗悪品が届いた、などのトラブル情報が寄
せられています。悪質な業者は、①運営者情報(住所・氏名・電話番号)の記載がない又は不正確ではないか、②正規品に比べ大幅
に安価となっていないか、③日本語の表現が不自然ではないか、④支払方法が振込のみとなっていないか、などの特徴があります
ので、購入前に業者のウェブサイトをチェックし、トラブルに巻き込まれないよう十分に注意してください。
【周囲の方の目配りが重要です!】
○ 高齢者の被害に関する相談等が多く寄せられています。高齢者の家族の方や、ホームヘルパーなど周囲の方が目配りするなどし
て、被害の未然防止や拡大防止に努めるような配慮が大切です。
◎ 聞きなれない業者から投資や融資の勧誘を受けた場合は、近畿財務局(又は都道府県)に当該業者の登録の有無をお問い合わ
せください。 また、無登録業者の疑いのある情報(怪しい業者)に接した場合にも、近畿財務局「きんざい金融ホットライン」まで情報
提供をお願いします。(TEL:06-6949-6259)
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【相談等窓口】
■ きんざい金融ホットライン
電話 : 06-6949-6259 (受付時間 :平日9:00~17:00)
FAX : 06-6949-6790
M a i l : [email protected]
http://kinki.mof.go.jp/riyoushahogo-hotline.html
■ 金融庁 金融サービス利用者相談室
電話 : 0570-016811 (受付時間 :平日10:00~17:00)
http://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/index.html
【お知らせ】
○「金融トラブルハンドブック」
○「きんざい金融ホットライン 相談事例&金融取引Q&A」
近畿財務局では、ホットラインに寄せられた実際の相談事例に加え、金融取引
に関する基本的な知識をQ&A方式で掲載するなど、被害の未然・拡大防止を図
るため、一般の方々にわかりやすい情報をまとめた「金融トラブルハンドブック」
「きんざい金融ホットライン相談事例&金融取引Q&A」を作成しています。
ご希望があれば無償でお届けしますので、悪質な業者の勧誘に引っかかり、簡
単に大切なお金を失うことのないよう、是非ご利用ください。
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