学校法人 駿河台学園 駿台予備学校 Oracle Customer Snapshot 業界で一歩先を行くWeb活用で駿台予備学校のブランド 強化や会員向け教育サービス拡充を実現し、 サイト訪問者数を 30%、イベント申し込みの利用率を10%向上 “今回のリニューアルで資料請求、模擬試験や講習などの申し込みサービスで、利用率が対前年比で約 10 %増え、サイト訪問者数も約 30 %増加 しています。 効果が目に見えるので、学内での Web 利用が活性化していることもOracle WebCenter Sites の導入効果の 1 つでした。” – 学校法人 駿河台学園 広報部 広報課 課長 井上光氏 学校法人駿河台学園 (以下、駿河台学園) は、 • Webサイトは、利用者に最終的に選択しても 2018年に創立100周年を迎える。創立以来、 らうための最初のタッチポイントという位 置づけであり、Webサイトが起点になり、教 育サービスを理解し、入学決定、その後の手 続きまでの一連の処理が円滑に実施できる ことを目指していたが、これまでのWebサイ トは、画一化された情報をすべての利用者に 一方的に発信する紙芝居的なものになって いた • 教育サービス分野はWebの活用が遅れてお り、業界に先駆けてWebサイトを有効活用 し、個々の利用者のニーズに最適化した情報 発信やサービスを提供することで、教育サー ビスの向上に生かし、Webを今後の事業の 発展の武器にしていきたい 「愛情教育」という理念に基づき、 「伝統と実績 の100周年。未来へつなぐ愛情教育」 というス ローガンにより、予備学校をはじめ、幼稚園か ら大学、さらに専門学校まで、総合的な教育機 関へと発展、常に「質の高い教育サービス」を 提供している。 グループ企業にIT関連企業を 擁しており、教育現場へのIT活用にも熱心に 取り組んでいる。また、教育のグローバル化 も推進。米国、中国、東南アジアにおける進学 受験指導をおこなうほか、米国、欧州、アジア の大学との提携など世界的な視野で教育活動 を拡大している。 課題 •利用者は若年層が多いことから、情報収集の 手段としてインターネットやスマートフォ ンを活用する割合がきわめて高く、Webサ イトを通じた情報やサービスの提供が重要 になるが、従来のWebサイトは、ユーザーが 探している情報がみつかりにくく離脱率も 高かった • 基幹システムとWebシステムが連携されて いないために、Webサイトの更新において 手作業が多く発生し、Webサイトの更新業 務が煩雑化、 属人化する傾向にある 導入効果 • これまでは、駿河台学園のシステム開発を 担うグループ企業のSATTに紙ベースで依 頼し、承認プロセスに基づいてWebサイト の更新をおこなっていたが、CMS(Oracle WebCenter Sites)の導入により、駿河台学 園の担当者がWebサイトの更新ができるよ うになり、サイト効率が大幅にアップした • 従来は、依頼書がメールやFAXで届き、承 認印をもらいながら作業を進めていたの で ス ピ ー ド 感 を 出 せ な か っ た が、Oracle WebCenter Sites のワークフロー機能を 活用することで、承認プロセスを短期化す ることができ、業務効率が向上し、企画か ら公開まで迅速なコンテンツ展開が可能 になった • 予備校業界ではあまりみられないWebによ る模擬試験結果の返却、マイページによる 会員向け情報の拡充、パーソナライズによ り利用者ごとに最適化された情報・サービ スの提供が可能になり、リニューアル後2年 目のサイト訪問者数が対前年比で約30%増 加し、資料請求や模擬試験、講習などの申し 込みサービスでは、利用率が対前年比で約 10%増えた • 導入効果が目に見えて分かるので、駿河台 学 園 お よ びSATTと も にOracle WebCenter Sitesの利用が活性化し、従来の紙文化から 脱却しWebサイトを使って効果的な情報発 信をするという意識改革も進んだ オラクル選定理由 30あまりのCMSを検討した結果、Oracle WebCenter Sitesの操作性の高さ、リニュー アルの要件に最適なマイページ機能とワー クフロー機能を評価した。また、事前に確 認済みのコンテンツを指定日にアップでき る「未来日プレビュー機能」もコンテンツ展 開のスピードアップに役立つと高く評価で きた。 ■ WebCenter Sites 構成イメージ図 Webユーザ パーソナライズ ・一般性 ・校内生 ・保護者 ・高校教員 インターネット エンドユーザ部門 ・窓口担当 ・営業担当 ・教務担当 HP担当 外部システム 複数サイト管理 ワークフロー コンテンツ承認 コンテンツ制作 プレビュー メール送信ASP 新基幹システム 基幹連携 (申込履歴) 基幹システム 会員制度Webサイト 統合基盤 移行 既存Webシステム メール送信 決済代行会社 基幹DB WebCenter Sites 基幹連携 (申込データ) WEBサービス WEBサービス 決済情報 新SOA 基盤 窓口 システム FAX送信サービス FAX送信 学校法人 駿河台学園 広報部 広報室 課長 井上 光氏 エスエイティーティー株式会社 取締役 宮本 宏志氏 “CMSの導入は、駿河台学園にとって大きな 投資であり、社内合意が重要でした。CMSの 選択において、社内に自信を持って提案でき ることが必要でした。そこでCMSを幅広く 調査し、機能比較を行い、要件に適合するか を検証して、実運用をイメージしながら検討 した結果、Oracle WebCenter Sitesの採用を 決定しました。”―エスエイティーティー株 式会社 取締役 宮本宏志氏 “マイページの作成、充実したワークフロー、 容易な操作性など、リニューアルの要件に最 適な製品は何かという観点で検証を行った 結果、Oracle WebCenter Sitesの採用を決定 しました。特に、未来日プレビュー機能に より、事前に確認済みのコンテンツを指定日 にアップできることに注目しました”―エ スエイティーティー株式会社 IT推進事業部 学園システム設計実装担当 課長代理 横山 賢氏 エスエイティーティー株式会社 IT推進事業部 学園システム設計実装担当 エスエイティーティー株式会社 IT推進事業部 学園システム開発担当 エスエイティーティー株式会社 IT推進事業部 学園システム開発担当 課長代理 課長代理 主任 横山 賢氏 彦坂 正氏 島田 奈穂子氏 パートナー SCSKが 豊 富 なCMS導 入 経 験 で 培 わ れ た 知 Oracle Customer 識、技術力、プロジェクト推進能力を活か し、Web サ イ ト の 現 状 分 析 か ら 基 本 構 想、 CMSの選定、構築、その後の運用まで一貫し て携わっている。 オラクル製品とサービス •Oracle WebCenter Sites (本事例は2014年8月のものです。) 学校法人 駿河台学園 駿台予備学校 ・URL:www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/index.html ・業種:Education and Research エスエイティーティー株式会社 ・URL:satt.jp/ Oracle Partner SCSK株式会社 ・URL:www.scsk.jp/ 導入プロセス 2011年夏から秋までの約3カ月間で、現 状分析から基本構想までを策定。同年 12月 より基本設計を開始した。約 30社の CMS を 検 討 し、Oracle WebCenter Sites の 採 用 を 決 定。2012年9月 に Web サ イ ト の リ ニ ュ ー アルを実施した。 Oracle WebCener Sitesで構築したWebページ Copyright © 2014, Oracle. All rights reserved. *Oracle と Java は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。 Published December 2014
© Copyright 2024 ExpyDoc