2014年度 東京音楽大学 特別招聘演奏家 鈴木 秀美 ◆チェロ・指揮 神戸生まれ。チェロを井上頼豊、安田謙一郎ほか諸氏に、指揮を尾高忠明、 秋山和慶の各氏に師事。デン・ハーグ王立音楽院に留学、A.ビルスマに師事。 86年第1回バロック・チェロ・コンクール第1位。85年から93年まで、F.ブ リュッヘン率いる「18世紀オーケストラ」 に在籍。86年から2001年まで、S. クイケン率いる「ラ・プティット・バンド」のメンバー、92年からは首席奏者 として活躍。「バッハ・コレギウム・ジャパン」では創立以来首席チェロ奏者を 務めている。94年にブリュッセル王立音楽院バロック・チェロ科に教授とし て招聘され、2000年に日本へ帰国するまで務めた。 91年の《バッハ/無伴奏 チェロ組曲全曲》日本全国ツアーは各地で大好評を博し、同年度の村松賞大 賞を受賞。99年より2008年まで、ヴァイオリンの寺神戸亮、D.バディアロフ 及びS.ジェント、ヴィオラの森田芳子と共に弦楽四重奏団「ミト・デラルコ」を 結成、水戸芸術館の専属クァルテットとして活動した。 録音では、A.ビルスマ、有田正広、寺神戸亮他と数多く共演し、95年には、日本 人初めての、オリジナル楽器による《バッハ/無伴奏チェロ組曲全曲》を録音、 平成7年度文化庁芸術作品賞を受賞した。《ハイドン/チェロ協奏曲集》で は1998年、第36回レコード・アカデミー賞を、また2000年にはベートーヴェン の初期作品のCDでディアパゾン金賞を受賞。平井千絵との「メンデルス ゾーン: チェロとピアノのための作品集」で06年文化庁芸術祭優秀賞受賞。 2001年に古典派を専門とするオーケストラ・リベラ・クラシカを結成、ハイ ドンを中心としたプログラムで年に2、3回の公演を行っている。 指揮活動も活発になりつつあり、ポーランド、ベトナム、オーストラリアなどの各国に客演指揮として招かれたほか、名 古屋フィルハーモニー、山形交響楽団での客演指揮とチェロ独奏も好評を博している。 バッハの組曲を演奏しながらのレクチャー・コンサート・シリーズ「ガット・カフェ・スペシャル」の内容を記録し、解説 と校訂楽譜を加えた「無伴奏チェロ組曲」が2009年に出版され、反響を呼んでいる。その他の著書に「『古楽器』よ、 さらば!」、「ガット・カフェ」がある。 第37回サントリー音楽賞受賞。現在、東京藝術大学古楽科非常勤講師。 12月15日(月)17:30~20:00 東京音楽大学 A200 演奏とレクチャー ベートーベン:ピアノとチェロの為のソナタ 12月16日(火)17:30~20:00 東京音楽大学 Jスタジオ チェロ公開レッスン Beethoven: Piano and Cello Sonata No. 1 Op.5 ベートーベン:ピアノとチェロの為のソナタ チェロ: 土師 晋太郎(大4) チェロ: 河内 由衣子(院科2) ★お問い合せ : 東京音楽大学 国際交流センター ピアノ: 百武 惠子(本学講師) ピアノ: 渡邉 真司(院2) TEL:03(3982)2104 FAX:03(3982)331907 【聴講自由・入場無料】
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