第102期 中間報告書 - 住友精化

株主メモ
事
業
年
度 毎年4月1日から翌年3月31日
定 時 株 主 総 会 毎年6月開催
基 準 日 定時株主総会・期末配当 毎年3月31日
中間配当 毎年9月30日
その他必要あるときは、あらかじめ公告して定めた日
株 主 名 簿 管 理 人 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
および特別口座の 三井住友信託銀行株式会社
口 座 管 理 機 関
株主の皆様へ
株 主 名 簿 管 理 人 大阪市中央区北浜四丁目5番33号
事 務 取 扱 場 所 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
郵 便 物 送 付 先 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
電 話 照 会 先
U
公
R
告
方
R
0120-782-031
L http://www.smtb.jp/personal/agency/index.html
法 電子公告により行います。
(下記の当社ホームページに掲載いたします。)
http://www.sumitomoseika.co.jp/zaimu/index.html
ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告が
できない場合は、日本経済新聞に掲載して行います。
上場金融商品取引所 東京証券取引所市場第一部
株式に関する住所変更等のお届出および
ご照会について
証券会社の口座をご利用の場合は、三井住友信託銀行株式会社
ではお手続きができませんので、取引証券会社へご照会ください。
証券会社の口座のご利用がない株主様は、左記の電話照会先ま
でご連絡ください。
第102期 中間報告書
2 014 年 4 月1 日
▶
2 014 年 9 月 30 日
特別口座について
株券電子化前に「ほふり」
(株式会社証券保管振替機構)を利
用されていなかった株主様には、株主名簿管理人である左記の
三井住友信託銀行株式会社に口座(特別口座といいます。)を
開設しております。特別口座についてのご照会および住所変更
等のお届出は、左記の電話照会先にお願いいたします。
住友精化株式会社
〒541-0041 大阪市中央区北浜四丁目5番33号(住友ビル)
TEL : 06-6220-8508 FAX : 06-6220-8541
URL : http://www.sumitomoseika.co.jp/
この印刷物には植物油インキを使用しております。
証券コード:4008
株主の皆様へ
連結決算ハイライト
平素は格別のご支援を賜り厚く御礼申しあげます。
第99期(12/3月期) 第100期(13/3月期) 第101期(14/3月期) 第102期(15/3月期)
当社第102期中間報告書をお届けするにあたり、一言ご挨拶申しあげます。
2014年12月
住友精化株式会社
社 長
当中間期のわが国経済は、政府および日銀による金
融緩和と財政政策によって緩やかな回復基調にあると見
られた景気動向も消費税率引き上げ前の駆け込み需要
からの反動などにより実体経済の好循環には至らず、景
気の足取りは総じて弱い状況が続きました。また、海外
経済も米国の景気は底堅く推移しているものの、地政学
的な要因も含め欧州経済は持ち直し傾向に弱さが見ら
れること、および中国など新興国の成長率が鈍化してい
ることなど、世界景気の先行きには依然として不透明感
が残る状況が続きました。
このような状況のもとで、当中間期の当社グループの売
上高は472億8千8百万円(前年同期比0.3%減)
、営業
利益は34億9千7百万円(前年同期比3.6%減)
、経常利
益は37億9千1百万円(前年同期比6.3%減)
、純利益は
27億6千8百万円(前年同期比10.9%減)となりました。
なお、2014年3月期より、当社グループの業績をより適
切に管理・開示するために、順次、海外連結子会社の
会計年度終了日を12月31日から連結会計年度と同じ3月
31日へ変更していることに伴い、前中間期に3社、当中
間期には2社が1月1日から9月30日までの9ヶ月間の実績
を連結しています。
これらの海外連結子会社に係る連結期間差異の影響
を除いた当中間期の業績は前年同期比で、売上高は43
1
上田雄介
億6千5百万円増(10.4%増)
、営業利益は3億9千6百万
円増(12.9%増)
、経常利益は3億3千5百万円増(9.7%
増)となります。
また、当期の中間配当は、1株につき7円50銭とさせ
ていただきます。中間配当金を含めた当期の年間配当
金は、前期と同じく1株につき15円を予定しております。
当社を取り巻く事業環境につきましては、金融政策に
依存する先進国経済、成長率が鈍化してきている新興
国、加えて中東などでの地政学的問題など、多くの懸
念事項により引き続き先行き不透明な状況が続くものと考
えられます。このような状況において、今後当社グルー
プは、中期経営計画「SEIKA PLAN 2015」の課題達
成に取り組むとともに、既存製品の拡販とコストダウン、な
らびに原燃料価格に見合った売価是正等により、収益の
確保に努めてまいりたいと存じます。
当社グループは、社会との共存共栄を基本方針とし
て、化学の分野で世界に通じる独創的な技術を開発し、
特色ある、質の高い製品を国内外に供給することにより、
社会に貢献してまいります。また、コンプライアンス、内
部統制システムの充実、製品の品質維持・向上、環境
の保護と安全の確保に取り組んでまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支
援、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。
中間期
通期
中間期
通期
中間期
通期
中間期
売 上 高(百万円)
34,089
68,194
33,384
70,591
47,411
94,911
47,288
営 業 利 益(百万円)
1,784
4,271
1,976
4,182
3,627
8,056
3,497
経 常 利 益(百万円)
1,573
4,062
1,760
4,692
4,046
8,815
3,791
純 利 益(百万円)
1,078
2,090
1,054
3,121
3,107
5,656
2,768
1株当たり純利益(円)
15.64
30.32
15.29
45.26
45.05
82.02
40.15
総 資 産(百万円)
68,048
73,255
75,358
85,594
89,055
95,050
99,297
純 資 産(百万円)
34,302
34,451
34,968
38,900
44,502
47,866
51,057
自 己 資 本 比 率(%)
48.8
45.4
44.9
43.8
47.9
48.5
49.4
「四半期連結財務諸表規則」による用語では、
「中間期」を「第2四半期」
、
「第2四半期累計期間」と表記しますが、本資料では従来との比較の
便宜上、
「中間期」と表記しています。
売上高
(百万円)
中間期
120,000
94,911
68,194 70,591
60,000
40,000
通期
中間期
47,411 47,288
34,089 33,384
2,000
12/3月期 13/3月期 14/3月期 15/3月期
0
(百万円)
通期
中間期
通期
5,656
5,000
8,000
4,000
純利益
6,000
8,815
4,000
6,000
20,000
0
(百万円)
10,000
100,000
80,000
経常利益
4,062
4,692
4,046
3,791
2,000
1,573
1,760
12/3月期 13/3月期 14/3月期 15/3月期
3,121
3,000
1,000
0
3,107
2,768
2,090
1,078
1,054
12/3月期 13/3月期 14/3月期 15/3月期
2
事業別概況
連結財務諸表
■ 連結貸借対照表
■化学品
売上高/営業利益
売上高
当事業では、工業薬品、微粒子ポリマーなどの販売が増加し、
売上高は97億2百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益は3億3
千3百万円で、数量増および経費の減少等により前年同期比6億
6千9百万円改善し、前年同期比増収増益となりました。
なお、当事業での海外連結子会社の決算期変更の影響は軽
10,000
9,702
8,854
減)
、営業利益は27億9千7百万円(前年同期比21.8%減)となり
ました。
なお、当事業での海外連結子会社の決算期変更の影響を除
き、前年同期と比較しますと、売上高は27億5千万円増
(9.9%増)
、
営業利益は2億6百万円減(6.9%減)であります。これは、高吸
水性樹脂がアジアを中心に販売は増加したものの、価格が軟化し
たことおよび原燃料の価格が高騰したことなどによるものです。
■ガス・エンジニアリング
333
0
のの、エンジニアリング事業で厳しい状況が続いていることなど
から、売上高は69億2千1百万円(前年同期比13.6%増)、営業
利益は3億6千4百万円(前年同期比2.5%減)
となりました。
なお、当事業での海外連結子会社の決算期変更の影響は軽
微であります。
△336
-500
当中間期
当中間期
売上高
営業利益
32,466
3,579
30,664
30,000
2,797
(百万円)
4,000
3,000
2,000
10,000
1,000
0
前年中間期
当中間期
売上高/営業利益
営業利益
(百万円)
5,000
750
6,921
6,090
373
364
2,500
250
0
0
当中間期
37,195
37,134
売上総利益
10,215
10,154
販売費及び一般管理費
6,588
6,656
営業利益
3,627
3,497
営業外収益
578
460
営業外費用
159
167
経常利益
4,046
3,791
特別利益
492
19
41,605
無形固定資産
981
731
3,580
3,420
95,050
99,297
流動負債
30,151
31,982
特別損失
固定負債
17,031
16,257
税金等調整前中間純利益
負債合計
47,183
48,239
法人税等
少数株主損益調整前中間純利益
43,218
45,779
資本金
9,698
9,698
資本剰余金 7,539
7,539
26,237
28,799
△ 256
△ 257
2,880
3,304
395
401
2,864
3,245
△ 380
△ 343
1,768
1,974
純資産合計
47,866
負債純資産合計
95,050
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
500
売上原価
40,833
自己株式
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
少数株主持分
( 2014年4月1日から
2014年9月30日まで)
47,288
有形固定資産
株主資本
( 2013年4月1日から
2013年9月30日まで)
47,411
45,757
純資産の部
当中間期
売上高
45,395
利益剰余金
7,500
53,539
負債の部
20,000
0
49,654
(単位:百万円)
前年中間期
科 目
(2014年3月31日現在) (2014年9月30日現在)
固定資産
投資その他の資産
売上高/営業利益
40,000
流動資産
資産合計
前年中間期
3
500
0
売上高
当事業では、エレクトロニクスガスの販売は底堅く推移したも
前期
■ 連結損益計算書
1,000
5,000
前年中間期
当事業では、売上高は306億6千4百万円(前年同期比5.5%
科 目
(百万円)
資産の部
微であります。
■吸水性樹脂
営業利益
(単位:百万円)
少数株主利益
中間純利益
198
110
4,340
3,699
972
843
3,368
2,856
261
87
3,107
2,768
■ 連結キャッシュ・フロー計算書
科 目
(単位:百万円)
前年中間期
当中間期
( 2013年4月1日から
( 2014年4月1日から
2013年9月30日まで)
2014年9月30日まで)
営業活動によるキャッシュ・フロー
9,262
2,936
投資活動によるキャッシュ・フロー
△7,235
△ 2,932
財務活動によるキャッシュ・フロー
△1,647
2,523
821
356
現金及び現金同等物の増加額
1,200
2,884
51,057
現金及び現金同等物の期首残高
9,325
9,479
99,297
現金及び現金同等物の中間期末残高
10,526
12,364
現金及び現金同等物に係る換算差額
4
株式の状況
会社概要
2014年9月30日現在
・発行可能株式総数 …… 200,000,000 株 ・発行済株式の総数 …… 69,864,854 株 ・株主数 …… 6,939 名
■ 株式分布状況
証券会社
1,738( 2.5%)
1万株未満
12,088( 17.3%)
合計
その他の国内法人
25,406( 36.4%)
合計
個人その他
20,078( 28.7%)
69,864
20,978
株式会社三井住友銀行
2,800
三井住友信託銀行株式会社
2,417
三井住友海上火災保険株式会社
1,600
住友生命保険相互会社
1,551
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信託口)
1,278
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口)
1,172
多木化学株式会社
1,032
金融機関
17,610( 25.2%)
5万株以上100万株未満
17,149( 24.5%)
持株数(千株)
住友化学株式会社
外国法人等
5,032( 7.2%)
1万株以上5万株未満
7,799( 11.2%)
69,864
株主名
所有者別状況(単位:千株)
住友精化社員持株会
871
野村信託銀行株式会社(投信口)
721
国 内 拠 点
スミトモ セイカ ヨーロッパ
(アルケマ・フランス)
住友精化貿易
(上海)
住精ケミカル
・資本金 9,698百万円
事業区分
主要製品
工業薬品、医薬製品、水溶性ポリマー、微粒子ポリマー、機能製品等
吸水性樹脂事業
高吸水性樹脂
ガス・エンジニアリング事業
医療用ガス、ケミカルガス、標準ガス、エレクトロニクスガス、酸素・窒素・水素等のガス発生装
置(PSA方式)、 一般化工機等
べふ
本 社 大阪、東京
工 場 別府工場(兵庫)、姫路工場、千葉工場
営業所 大阪、東京
研究所
精密化学品研究所
(兵庫)
、吸水性樹脂研究所
(兵庫)、機能化学品研究所
(兵庫)、
ファインガスシステム研究所(兵庫)
会社名
国内
資本金
セイカテクノサービス株式会社
セイカエンジニアリング株式会社
スミトモ セイカ ポリマーズ コリア
台湾住精科技
生産拠点
研究拠点
スミトモ セイカ アジア パシフィック
スミトモ セイカ シンガポール
販売拠点
会社名
スミ
トモ セイカ シンガポール プライベート リミテッド
スミ
トモ セイカ アジア パシフィック プライベート リミテッド
台湾住精科技(股)有限公司
住精ケミカル株式会社
スミ
トモ セイカ ポリマーズ コリア カンパニー リミテッド
住友精化貿易(上海)有限公司
住精科技(揚州)有限公司
スミ
トモ セイカ ヨーロッパ S.A./N.V.
同上製造委託(アルケマ・フランス)
スミ
トモ セイカ アメリカ インコーポレーテッド
5
国名
シ ン ガ ポ ー ル
シ ン ガ ポ ー ル
台
湾
韓
国
韓
国
中
国
中
国
ベ
ル
ギ
ー
フ
ラ
ン
ス
ア
メ
リ
カ
主な業 務 内 容
高吸水性樹脂の製造
高吸水性樹脂・化学品等の販売 エレクトロニクスガスの製造・販売
エレクトロニクスガスの製造・販売
高吸水性樹脂の製造・販売
高吸水性樹脂・ガス製品等の販売
エレクトロニクスガスの製造
高吸水性樹脂・化学品等の販売 高吸水性樹脂の製造
高吸水性樹脂・化学品等の販売
員
持株比率(%)
主要な事業内容
100 各種サービス業務
45 百万円
100 各種化学装置の製作
64,885 千ユーロ
100 高吸水性樹脂・化学品等の販売
スミトモ セイカ シンガポール プライベート リミテッド
43,013 千シンガポールドル
住精ケミカル株式会社(韓国)
20,782 百万ウォン
80 高吸水性樹脂の製造
100 エレクトロニクスガスの製造・販売
スミトモ セイカ ポリマーズ コリア カンパニー リミテッド
20,100 百万ウォン
100 高吸水性樹脂の製造・販売
1,200 百万円
取締役および監査役
代表取締役社長
社長執行役員
100 エレクトロニクスガスの製造・販売
800 千 米ドル
100 高吸水性樹脂・化学品等の販売
300 千 米ドル
上 田 雄 介
代 表 取 締 役
常務執行役員
足 立 巳津二
取
締
役
常務執行役員
廣 野 泰 三
取
締
役
常務執行役員
河 本 二 郎
取
締
役
常務執行役員
山 本 恭 史
取 締 役
常務執行役員
宮 竹 賢 一
取 締 役
執 行 役 員
村 瀬 繁 樹
取 締 役
羽多野 憲 一
取 締 役
勝
監 査 役( 常 勤 )
辻 谷 敏 秀
監
査
役
赤 坂 貴 夫
監
査
役
岡 村 一 美
監
査
役
三 浦 州 夫
木
保
100 エレクトロニクスガスの製造
220 百万台湾ドル
80 百万円
スミトモ セイカ アメリカ インコーポレーテッド
役
50 百万円
スミトモ セイカ ヨーロッパ S.A./N.V.(ベルギー)
海外 住精科技(揚州)有限公司
台湾住精科技(股)有限公司
スミトモ セイカ アジア パシフィック プライベート
リミテッド(シンガポール)
住友精化貿易(上海)有限公司
スミトモ セイカ アメリカ
・従業員数 1,143名(連結ベース)
化学品事業
連結子会社
■ 当社グループのグローバルネットワーク
住精科技
(揚州)
・設立 1944年(昭和19年)7月20日
営 業 品 目
■ 大株主
所有株数別状況(単位:千株)
100万株以上
32,828( 47.0%)
会 社 概 要
2014年9月30日現在
執行役員
100 高吸水性樹脂・ガス製品等の販売
100 高吸水性樹脂・化学品等の販売
常務執行役員
荒 木 英 一
常務執行役員
白 井 秀 樹
執
行
役
員
五 田 博
執
行
役
員
辻 安 彦
執
行
役
員
濱 谷 和 弘
執
行
役
員
重 田 裕 基
美
6