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2014 年 11 月分
環境法令改正情報
(公社)神奈川県環境保全協議会 作成
※ この情報は官報での公布内容に基づき、会員事業所に関連すると思われる改正事項を抜粋したもので、
全ての環境法令を網羅するものではありません。(公害、化学物質、廃棄物・リサイクル、エネルギー、
に関する法律及び県条例を対象にしています。)
今月の目次
1.『水質汚濁防止法』関係
(1)水質汚濁防止法施行規則等の一部を改正する省令
(平成 26 年 11 月 04 日 環境省令第 30 号)
2.
『有機溶剤中毒予防規則』関係
(1)有機溶剤中毒予防規則の規定により、掲示すべき事項の内容及び掲示方法の一部を改正する件
(平成 26 年 11 月 04 日 厚生労働省 告示第 401 号)
3.
『環境基本法関係』関係
(1)水質汚濁に係る環境基準についての一部を改正する件
(平成 26 年 11 月 17 日 環境省 告示第 126 号)
(2)地下水の水質汚濁に係る環境基準についての一部を改正する件
(平成 26 年 11 月 17 日 環境省 告示第 127 号)
4.
『下水道施行令』関係
(1)下水道法施行令の一部を改正する政令
(平成 26 年 11 月 19 日 政令第 364 号)
5.
『高圧ガス保安法』関係
(1)一般高圧ガス保安規則及びコンビナート等保安規則の一部を改正する省令
(平成 26 年 11 月 20 日 経済産業令第 58 号)
(2)液化石油ガス保安規則、一般高圧ガス保安規則並びにコンビナート等保安規則の規定により、
製造施設の位置、構造及び設備並びに製造の方法等に関する技術基準の細目を定める告示の一部を
改正する件
(平成 26 年 11 月 20 日 経済産業省 告示第 226 号)
6.
『神奈川県生活環境の保全等に関する条例』関係
(1)神奈川県生活環境の保全等に関する条例施行規則の一部改正
(平成 26 年 11 月 28 日 神奈川県 規則第 105 号)
7.
『神奈川県告示』関係
(1)特定有害物質又はダイオキシン類による土壌の汚染状態その他の事項の調査及び汚染土壌による人の健康
又は生活環境に係る被害を防止するために講ずべき措置に関する指針の一部を改正する件
(平成 26 年 11 月 28 日 神奈川県 告示第 596 号)
1
1.
『水質汚濁防止法』
官報号番
号外第 243 号
施行期日
水質汚濁防止法施行規則等の一部を改正する省令
(平成 26 年 11 月 04 日 環境省令第 30 号)
平成 26 年 12 月 1 日
改正概要
水質汚濁防止法第3条第1項、第14条の3第1項及び第27条の規定に基づき、水質汚濁防止
法施行規則等の一部を次の通り定めた。
関係条項
1.カドミウム及びその化合物の排水基準を0.1mg/Lから0.03mg/Lとし(排水基準を定める省
令の一部改正)
、地下水の浄化措置命令に関する浄化基準を0.01mg/Lから0.003mg/Lとす
る(水質汚濁防止法施行規則の一部改正)
。
2.改正後のカドミウム及びその化合物の排水基準に対応することが著しく困難と認められ
る一部の工場・事業場(4業種)に対しては、以下の暫定排水基準を設定する。
業
種
金属鉱業
非鉄金属第1次製錬・精製業
非鉄金属第2次製錬・精製業
溶融めっき業
暫定排水基準
0.08mg/L
0.09mg/L
0.09mg/L
0.1 mg/L
適用期間
平成28年11月30日まで
平成29年11月30日まで
平成29年11月30日まで
平成28年11月30日まで
【補足】
2.
『有機溶剤中毒予防規則』関係
有機溶剤中毒予防規則の規定により、掲示すべき事項の内容及び
掲示方法の一部を改正する。
(平成 26 年 11 月 04 日 厚生労働省 告示第 401 号)
施行期日
平成 27 年 01 月 01 日から適用
改正概要
関係条項
有機溶剤中毒予防規則第 24 条第 2 項の規定に基づき、昭和 47 年労働省告示第 123 号(有
機溶剤中毒予防規則の規定により掲示すべき事項の内容及び掲示方法を定める等の件)
の一部を改正する。
官報号番
改正前
第 6407 号
改正後
中毒にかかった者の頭を低くして横向き
中毒にかかった者を横向きに寝かせ、気道を
又は仰向きに寝かせ、身体の保温に努め
確保した状態で、身体の保温に努めること。
ること。
中毒にかかった者が意識を失っている場 中毒にかかった者が意識を失っている場合
合は、口中の異物を取り除くこと。
は、消防機関への通報を行うこと。
中毒にかかった者の呼吸が止まった場合や
中毒にかかった者の呼吸が止まった場合
正常でない場合は、速やかに仰向きにして心
は、速やかに人工呼吸を行うこと。
肺そ生を行うこと。
【補足】
2
3.『環境基本法関係』関係(1)
官報号番
施行期日
水質汚濁に係る環境基準についての一部を改正する件
(平成 26 年 11 月 17 日 環境省 告示第 126 号)
平成 26 年 11 月 17 日
改正概要
第 6416 号
関係条項
環境基本法第16条の規定に基づき、水質汚濁に係る環境基準(昭和46年環境庁告示
第59号)についての一部を次のように改正する。
別表1のトリクロロエチレンの項中
「0.03mg/L」を「0.01mg/L」に改める。
【補足】
3.『環境基本法関係』関係(2)
官報号番
施行期日
地下水の水質汚濁に係る環境基準についての一部を改正する件
(平成 26 年 11 月 17 日 環境省 告示第 127 号)
平成 26 年 11 月 17 日
改正概要
関係条項
第 6416 号
環境基本法第16条の規定に基づき、地下水の水質汚濁に係る環境基準(平成9年環境省
告示第10号)についての一部を次のように改正する。
別表1のトリクロロエチレンの項中
「0.03mg/L」を「0.01mg/L」に改める。
【補足】
4.
『下水道施行令』関係
官報号番
施行期日
下水道法施行令の一部を改正する政令
(平成 26 年 11 月 19 日 政令第 364 号)
平成 26 年 12 月 01 日
改正概要
号外第 255 号
下水道法第12条の2第1項(同法第25条の10第1項において準用する場合を含む。
)の規定に
基づき、下水道法施行令の一部を次のように改正する。
第9条の4第1項第1号中「0.1ミリグラム」を「0.03ミリグラム」に改める。
※第9条の4第1項第1号:カドミウム及びその化合物
【補足】
3
関係条項
5.
『高圧ガス保安法』関係(1)
官報号番
施行期日
号外第 257 号
一般高圧ガス保安規則及びコンビナート等保安規則の一部を改正する省令
(平成 26 年 11 月 20 日 経済産業令第 58 号)
平成 26 年 11 月 20 日
改正概要
関係条項
主な改正内容(詳細は経済産業省HPを参照:下記URL)
1.液化水素貯槽の設置について
液化水素の貯槽に関する技術基準として、液化水素の特徴を踏まえ、以下の技術基準を
設けることにより、圧縮水素スタンドに液化水素貯槽を設置することを可能とする。
①液化水素の貯槽に取り付けた配管に遮断措置を講ずること等の安全対策
②液化水素の貯槽及び蒸発器とディスペンサーとの間に障壁を設置すること等の
配置等に関する技術基準
③液化水素の通る部分から火気を取り扱う施設までの距離
及び液化水素タンクローリーから敷地境界までの距離等に関する技術基準
④圧縮水素スタンドの保安統括者に関する基準
2.付属冷凍設備(プレクール設備)の設置について
一定の条件(冷媒ガスが不活性ガスであること等)を満たす付属冷蔵設備については、
設備距離の確保を不要とする。
3.複合材料を使用した蓄圧器の設置
繊維強化プラスチック(複合材料)を使用した蓄圧器について、輻射熱、紫外線及び雨
水等による劣化を防止する措置等の技術基準を設け、複合材料を使用した蓄圧器の設置
を可能とする。
【補足】
燃料電池自動車及び圧縮水素スタンドの本格的な普及に向け、圧縮水素スタンドに、液化水素貯槽、付属冷
凍設備及び複合材料を使用した蓄圧器の設置に対応するため、高圧ガス保安法の省令(一般高圧ガス保安規
則)等を改正した。今後、液化水素貯槽を使用した圧縮水素スタンドの整備が促進されることが期待される。
http://www.meti.go.jp/press/2014/11/20141120002/20141120002.html
5.
『高圧ガス保安法』関係(2)
官報号番
施行期日
液化石油ガス保安規則、一般高圧ガス保安規則並びにコンビナート等保安規
則の規定により、製造施設の位置、構造及び設備並びに製造の方法等に関す
号外第 257 号
る技術基準の細目を定める告示の一部を改正する件
(平成 26 年 11 月 20 日 経済産業省 告示第 226 号)
平成 26 年 11 月 20 日
改正概要
関係条項
液化石油ガス保安規則第6条第1項第32号、一般高圧ガス保安規則第6条第1項第27号及び
第55条第1項第20号並びにコンビナート等保安規則第5条第1項第50号の規定に基づき、製
造施設の位置、構造及び設備並びに製造の方法等に関する技術基準の細目を定める告示
(昭和50年通商産業省告示第291号)の一部を次のように改正する。
第9条第1項第10号中「第7条の3第2項第10号」の下に「、第10号の2」を加える。
【補足】
4
6.
『神奈川県生活環境の保全等に関する条例』関係
官報号番
施行期日
神奈川県公報
神奈川県生活環境の保全等に関する条例施行規則の一部改正
号外第 60 号
(平成 26 年 11 月 28 日 神奈川県 規則第 105 号)
平成 26 年 12 月 01日
改正概要
主な改正内容(詳細は神奈川県HPを参照:下記URL)
1.水質汚濁防止法の排水基準を定める省令が改正され、カドミウム及びその化合物の一律
排水基準が0.1mg/L から0.03mg/L に強化された。(環境省令第30号)
2.土壌汚染対策法施行規則が改正され、1,1-ジクロロエチレンの土壌溶出量基準が0.02mg/L
から0.1mg/L に変更された。(環境省令第23号)
3.シアン化合物等の排水基準等に係る公定分析法が改正された。(環境省令 告示第41号)
◆以上のことから、神奈川県生活環境の保全等に関する条例施行規則に定める規制基準や
測定方法等、所要の改正を行う。
1.カドミウムに係る規制基準の改正
(1)改正内容
甲水域のうち水質保全湖沼以外の水域で、新設以外の事業所から排出される排水に適用さ
れる基準を0.05mg/L から0.03mg/L に変更し、乙水域及び海域に排水を排出する事業所か
ら排出される排水に適用される基準を0.1 mg/L から0.03mg/L に変更する。
表1 カドミウム及びその化合物の規制基準(単位mg/L)
甲水域
水質保全湖沼
水質保全湖沼以外の水域
区分
新設の
新設以外の
新設の
新設以外の
場合
場合
場合
場合
検出されない
検出されないこ
現行
―
0.05
こと
と
検出されない
検出されないこ
改正後
―
0.03
こと
と
※「―」は、排出禁止を示す。「検出されないこと」は、0.001mg/L を下回ることをいう。
※新設とは、昭和 46 年 9 月 11 日以後に設置された事業所をいう。
乙水域及び海域
新設の
場合
新設以外の
場合
0.1
0.1
0.03
0.03
(2)経過措置
既存の事業所に対しては、水濁法の経過措置の間は従前のとおり 0.05mg/L 若しくは
0.1mg/L を適用する。水濁法の暫定基準が適用される業種に属する事業所にあっては、水
濁法と同様の暫定基準を設ける。
2.1,1-ジクロロエチレンに係る土壌の汚染状態の基準の改正
1,1-ジクロロエチレンの土壌の汚染状態の基準を、0.02mg/L から0.1mg/L に変更する。
表2 1,1-ジクロロエチレンの土壌の汚染状態の基準
区 分
現 行
改正後
基準値
検液1リットルにつき0.02 ミリグラム以下であること。
検液1リットルにつき0.1 ミリグラム以下であること。
3.測定方法の改正
JIS 改正により公定分析法に「流れ分析」が追加されたことなどにより、県規則に定める
測定方法を改正する。
4.その他の改正
これまでの改正に伴い標記が不統一となってしまった箇所の修正や、標記の明確化などを
行う。
【補足】
http://www.pref.kanagawa.jp/pub/p833440.html
5
関係条項
7.
『神奈川県告示』関係
官報号番
施行期日
特定有害物質又はダイオキシン類による土壌の汚染状態その他の事項の調
神奈川県公報
査及び汚染土壌による人の健康又は生活環境に係る被害を防止するために
号外第 60 号
講ずべき措置に関する指針の一部を改正する件
(平成 26 年 11 月 28 日 神奈川県 告示第 596 号)
平成 26 年 12 月 01日
改正概要
関係条項
特定有害物質又はダイオキシン類による土壌の汚染状態その他の事項の調査及び汚染土壌
による人の健康又は生活環境に係る被害を防止するために講ずべき措置に関する指針(平成
24年 神奈川県 告示第510号)の一部を改正する。
別表第一種特定有害物質の項 1,1-ジクロロエチレンの項中、
「0.2」を「1」に、「0.02」を「0.1」に改める。
区 分
第二溶出量基準
(mg/L)
地下水質基準
(mg/L)
現 行
0.2 以下
0.02 以下
改正後
1以下
0.1 以下
【補足】
以上
6