平成 26 年度 和歌山ビッグホエール音響設備（クラスタ等）修繕 仕様書 １．修繕概要 平成 9 年に竣工した和歌山ビッグホエールの音響設備の機能性能を維持するため、老朽 化したクラスタユニット群や仮設モニタ群、再生機器群を後継機または同等以上の性能を 持つ製品へ取替修繕を行う。 ２．修繕内容 （１）老朽化した既存のクラスターユニットを新品に取り替えること。 □メインクラスター用低域ウーハーユニット 20 本（ALTEC 515-16GHP） □メインクラスター用高域ドライバーユニット 11 枚（ALTEC 299-8A） □サブクラスター用低域ウーハーユニット 12 本（ALTEC 515-16GHP） □サブクラスター用高域ドライバーユニット 6 枚（ALTEC 299-8A） （２）既存のはね返り系スピーカー群を以下の機器群に取り替えること。 □はね返り系スピーカー 8 台（以下の仕様を満たすこと） ・パワーアンプ内蔵 ・LF ユニット 12inch 以上 ・最大音圧レベル 132dB SPL 以上 ・消費電力 アイドル時：35W 程度、1/8 出力時：110W 程度 ・スピーカースタンドに立てることも可能であること ・スタンド使用時にダウンアングルポジションが可能であること ・ミラーモードが使用可能であること □はね返り系低域拡張用スピーカー 4 台（以下の仕様を満たすこと） ・上記仮設ステージモニタースピーカーに準じたスピーカーであること ・パワーアンプ内蔵 ・LF ユニット 15inch 以上 ・最大音圧レベル 132dB SPL 以上 ・消費電力 アイドル時：35W 程度、1/8 出力時：120W 程度 ・ポールマウントソケットを装備していること （３）（２）のスピーカーの付属品として使用可能な以下の機器を用意すること。 □スピーカースタンド 8 本 □ポールジョイント 4 本 □スピーカードーリー 3 台（スピーカー用 2 台、低域用 1 台 ※各 4 台搭載） □平行電源ケーブル（10m） 8 本 （VCT･2sq、プラグ 3P、コンセント 3P 横型 OA 用抜け止め設置タップ 4 個口） □平行電源ケーブル（15m）8 本 （VCT･2sq、プラグ 3P、コンセント 3P 1 個口） （４）既存の再生機器群を以下の機器群に取り替えること。 □ MDCD 再生機 4 台（以下の仕様を満たす機器） ・MP3 ファイル、WAV ファイルが再生可能であること ・MD 録音規格 LP2、LP4 が再生可能であること ・バランス入出力を実装してあること □ソリッドステートレコーダー 2 台（以下の仕様を満たす機器） ・CD-R に録音可能なこと ・USB メモリや CF、SD、SDHC 等の録音再生が可能であること ・バランス入出力を実装してあること □４ U ラックマウントケース 4 台 ※再生機器をマウントし、XLR にて入出力可能なパッチ盤も用意すること □防湿庫 2 台（W400 × D400 × H700 以内、内容量 76L 以上） ※その他記載はなくとも修繕設備の運用に必要なケーブル類等も用意し、設置・埋設・ラ ックマウント・パッチ盤作成等を行い機器を接続し、エージングを行い、正常動作を確 認すること。 ※正常動作確認後、スポーツ課担当者立ち会いの下で施設運営に支障のない音響調整を行 うこと。 ３．修繕場所 和歌山ビッグホエール 和歌山市手平 2 丁目 1 － 1 ４．修繕期限 平成 27 年 3 月 31 日（火）までとする。 ※和歌山ビッグホエールを開館しながらの修繕となるため、施設の指定管理者と綿密な調 整を行い修繕スケジュールを決定することが必要なことに留意すること。 ５．品質保証 （１）取り替えた機器等は、既存音響機器を考慮した上で調整を行い、稼働に関して問題 が無いことを保証すること。 （２）引き渡しの日から起算して 1 年間は品質保証期間中とし、その期間中、正常な管理 のもとで生じた当該修繕設備の不良化、変質もしくは、故障又は発見された損傷等に ついては、良品と取り替え、又は修理しなければならない。 ６．その他 （１）発生する廃材や取り外した既設品等は、関係法令に照らして適切に処理すること。 また、処分に際してはマニフェスト票の写しを提出すること。 （２）本修繕を着工するときは、着工届を出し、着工を完了したときは、完了届を提出し、 速やかに検査を受けること。また、着工前、修繕中、完成時の写真を完了時に提出す ること。 （３）本仕様書に記載無き事項については、スポーツ課の担当職員と別途協議のうえ決定 する。 ７．担当者 和歌山県教育庁生涯学習局スポーツ課 企画振興班 （TEL：073-441-3690、FAX：073-433-4408） 武野（ぶの）
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