LIGNA 2015 スマート・オートメーションに注目 - ドイツ産業見本市・日本

LIGNA
国際木工林業機械見本市
会期:2015 年 5 月 11 日~15 日
会場:ハノーバー国際見本市会場
プレスリリース 1
2014 年 12 月
LIGNA 2015
スマート・オートメーションに注目
- 木工林業、家具産業向けの統合型製造システム
- プラスチック、複合材などの非木材材料の加工
- 木材産業サミットを初めて開催
木工林業分野をリードする国際木工林業機械見本市 LIGNA(リグナ)は、2015 年 5 月 11 日(月)
から 15 日(金)まで、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催され、新たな基調テーマやハ
イテクソリューションを幅広く取り上げる。ドイツメッセ株式会社取締役副社長 Dr. Jochen
Köckler(ヨッヘン・ケックラー)はこう述べる。「LIGNA 2015 は製造の未来をハイテクの視
点から見ていく。伝統的な製造技術と情報通信技術の統合は拡大を続けている。これに焦点をあ
て、木材のバリューチェーンの、連鎖していく各分野に向けた機械イノベーションを紹介する。」
さらに「現在、『第 4 次産業革命』が木工林業と家具産業を席巻しており、新たな製造環境が
生まれている。この環境では、製造過程の製品、機械、ロジスティクスシステムが互いに『会話』
するほか、IT、通信技術、製造が一体となってシームレスな統合型システムを形成する。この新
しい製造パラダイムは、関係者全員に極めて多くの機会をもたらす。材料効率向上と個別のニー
ズを満たす製品の拡大を可能にし、木材加工業者と家具メーカーのビジネスの成長と競合に対す
る優位性維持に貢献する」と語った。この統合型製造分野は LIGNA 2015 の非常に多くの分野で
中心テーマとなり、独自のガイドツアーも開催される。
LIGNA 2015 で関心の高い新たな「進化」の一つが、木工/木材加工機器の出展社の中に、非木
材対応機能を有する機器を紹介する企業があることだ。すなわち来場者は、木材だけでなくプラ
スチック、複合材パネル、複合材、断熱材、建築材料にも対応できる機械を目にすることになる。
展示される工作機械の中には、軽合金の加工までも可能な製品もある。こうした新たな非木材加
工機器の用途として、特にトレーラーハウスやボートの製造、車両のカスタム化、船や航空機の
内装工事、プラスチック製品の製造・加工などさまざまな分野がある。
その他の主要な新しい「進化」として、WOOD INDUSTRY SUMMIT(木材産業サミット)を初
開催する。これは、展示エリア、マッチングプラットフォーム、意見交換フォーラムから成る、
統合型プラットフォームである。このサミットは、大型林業用機械や木材一次加工技術などを提
供する国際企業や経済地域の出展社をターゲットにしている。パルプ/製紙、林業、丸太/材木
加工などの分野で活動する統合型企業の来場者と出展社がネットワークを直接構築できる。また、
ロシア、中国、東欧、北米、南米などの木材資源が豊富な地域の森林所有者、材木商、投資家、
リサーチャー、政府代表などにも出会える。このように、WOOD INDUSTRY SUMMIT は成長
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市場での新たな機会を創出する助けとなるだろう。展示エリアとフォーラムでの意見交換とネッ
トワーク構築にはマッチングプラットフォームが付随し、ロシア、中国、北米、南米、東欧の代
表団、政府代表、企業や科学分野の代表が特別招待される予定である。
また、パルプ/製紙業界のグループパビリオン「Fibers in Process」も設営され、業界で使用さ
れているさまざまなプロセスや技術と、木工林業との関連性が紹介される。パビリオンでは同業
界の全資源サイクルの概要を集約的に紹介するとともに、計測/制御システム、自動化における
プロセスの最適化、業界サービスとアセットマネジメント、資源/エネルギー効率にもフォーカ
スする。
国際的な大企業が参加
Köckler は「LIGNA 2015 は多彩な本物のイノベーションを取り上げる。国際的でハイレベルな
企業が出展を予定しており、その展示プログラムは木工林業技術市場の供給面を網羅する。これ
らの要素と、専門家と意思決定をもつ者が来場者に占める割合の高さから、すでに多企業が出展
を申し込んでいる。我々は特に、初出展の企業数が多いことを大変喜ばしく思っている。こうし
た企業は、建具業/家具製造業向けソリューションのプロバイダ、家具産業向け機械メーカーや、
オートメーション技術のスペシャリストなどで、国際色が極めて豊かであり、視野も非常に国際
的だ」と述べ、さらに「LIGNA は世界中からヒト、イノベーション、アイディア、企業が集結
し、
業界全体の未来を形作るユニークな舞台なのだ」と語った。
来年はおよそ 50 か国から約 1,600
社が出展を予定しており、来場者は最新の家具産業プラントや機器のほか、革新的な木工林業技
術に大いに驚くことになるだろう。展示プログラムでは林業、製材業から無垢材加工、家具産業、
木質材料、化粧板製造、木工業、さらには木材ベースのバイオエネルギーに至るまで、木材のバ
リューチェーンのあらゆる分野を取り上げる。前回の LIGNA 2013 には 90 を超える国々から約
90,000 名が来場した。
現在、既に出展を決定している日本からの企業・団体は以下の通りです(順不同)。
日本木工機械工業会、名古屋大学農学部、名南製作所、太平製作所、キクカワエンタープライズ、
山本ビニター、兼房。
現在出展社を募集中です。お問い合わせは下記までお願い致します。
ハノーバーフェアーズジャパン株式会社
〒102-0074 東京都千代田区九段南 2-5-1 Tobunsha BLDG. 1 階
Tel: (03) 5215-7121
Fax: (03) 5215-7122
www.hannovermesse.co.jp
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