富士宮市介護保険サービス提供基盤整備事業 公募要項 (平成27年度整備着手分) 平成26年12月 富士宮市保健福祉部福祉企画課 - 0 - 1 公募の目的 富士宮市では、介護保険サービスの量を確保するため、第6期高齢者福祉計画・介護 保険事業計画(暫定計画)において生活圏域ごとの介護保険サービス提供基盤の整備目 標を定め、施設整備(整備事業)を推進しております。 今回は、平成27年度整備事業及び平成28年度整備事業のうち平成27年度から準 備着手する必要がある事業について、公募を行い整備事業者を選定します。 2 基本方針 整備事業の実施にあたっては、サービス提供量の確保に加え、サービスの質の確保が 重要な課題です。 ま た 、生 活 圏 域 の 現 状 に 応 じ た 多 様 な 介 護 保 険 サ ー ビ ス の 提 供 や 、障 害 福 祉 サ ー ビ ス 、 児童福祉サービス、異世代交流拠点など、介護保険サービス以外のサービスとの連携も 重要な要素です。応募者は、これらを考慮したうえで整備事業の計画立案をお願いしま す。 な お 、整 備 目 標 に な い 介 護 保 険 施 設( 特 養・老 健・介 護 療 養 型 )、特 定 施 設 入 居 者 生 活 介護事業所、地域密着型特定施設入居者生活介護事業所、認知症対応型共同生活介護事 業所及び地域密着型介護老人福祉施設は、認可及び指定を受けることはできませんので ご注意ください。 3 公募する整備目標 生活圏域 大宮中・ 大宮東 大宮西 ・富丘 芝川 サービス種別 定員 摘 要 着 手 /完 了 年度 ア 複合型サービス 25 1 事 業 所 27/ 27 イ 小規模多機能型居宅介護 25 1 事 業 所 27/ 27 ウ 小規模多機能型居宅介護 25 1 事 業 所 27/ 27 エ 小規模多機能型居宅介護 25 ・ 一 体 整 備 と す る 。 ・特 定 施 設 は ケ ア ハ ウ ス( 定 員 40人 ) 20 を母体とする混合型に限る。 27/ 28 富士根北 オ 特定施設入居者生活介護 ※ア、イの整備は2つの生活圏域の中で1事業所とする ※オの整備事業者は社会福祉法人又は社会福祉法人を設立する予定の者に限る (1) 整 備 の 目 的 ①複合型サービス 医療ニーズに対応できる在宅サービスとして必要性が高いため、市南部の大宮中 又は大宮東圏域での整備を図ります。 ②小規模多機能型居宅介護 在宅介護を支えるサービスとして地域における介護の拠点として期待できるた - 1 - め、空白地域となっている大宮西又は富丘圏域、芝川圏域、富士根北圏域での整備 を図ります。 なお、富士根北圏域では地域の中核拠点を目指し、特定施設入居者生活介護との 一体整備とします。 ③特定施設入居者生活介護 経済的問題などを抱えた高齢者を支援する施設として、軽費老人ホームを母体と する混合型施設を富士根北圏域で整備します。 な お 、地 域 の 中 核 拠 点 を 目 指 し 、小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 と の 一 体 整 備 と し ま す 。 (2) 富 士 宮 市 社 会 福 祉 施 設 整 備 補 助 金 の 取 り 扱 い に つ い て ( 補 助 内 容 は 後 記 の と お り ) ・ア ~ エ の 整 備 は 、富 士 宮 市 社 会 福 祉 施 設 整 備 費 等 補 助 金 、オ の 整 備 は 県 補 助 金 の 対 象となる可能性があります。 ・ア ~ ウ に つ い て は 、補 助 金 の 対 象 と す る 整 備 事 業 を 選 定 し ま す が 、選 定 さ れ な い 場 合であっても事業者の自主事業として整備することができます。 4 応募資格 整備希望者は、次の要件を全て満たすことが必要です。 (1) 法 人 で あ る こ と 、 又 は 地 域 密 着 型 サ ー ビ ス 事 業 所 の 指 定 ま で ( 補 助 金 を 活 用 す る 場 合は補助金交付決定の前日まで)に法人登記が完了することが確実である者。 (2) 事 業 所 を 整 備 す る 土 地 ・ 建 物 に つ い て 、 所 有 権 を 有 す る こ と 若 し く は 取 得 が 見 込 ま れること又は賃貸借契約の締結が確実であること。 (3) 整 備 希 望 者 ( 法 人 の と き は 法 人 の 役 員 等 を 含 む ) が 介 護 保 険 法 の 規 定 に よ る 事 業 者 の欠格事項に該当しないこと。 (4) 法 人 の 役 員 等 が 富 士 宮 市 暴 力 団 排 除 条 例 ( 平 成 24 年 7 月 13 日 条 例 第 25 号 ) 第 2 条第3号に該当する者でないこと。 (5) 整 備 希 望 者 ( 法 人 の と き は 法 人 の 代 表 者 を 含 む ) が 租 税 、 公 課 及 び 社 会 保 険 料 の 滞 納がないこと。 5 応募条件 (1) 応 募 申 請 書 は 、 整 備 事 業 ご と に 作 成 し て く だ さ い 。 た だ し 、 複 数 の 整 備 事 業 に 係 る 施設を併設する場合は1つの応募申請書にまとめてください。 (2) 1 つ の 整 備 事 業 に 対 し 、 2 つ の 応 募 申 請 書 を 提 出 し た 整 備 希 望 者 は 理 由 の 如 何 を 問 わず失格とします。 (3) 提 出 期 限 以 降 に 整 備 事 業 の 実 施 予 定 地 を 変 更 す る こ と は で き ま せ ん 。 (4) 富 士 宮 市 社 会 福 祉 施 設 整 備 費 等 補 助 金 を 活 用 す る 場 合 は 、 次 の 事 項 を 遵 守 し な け れ ばなりません。 ① 補助金の交付決定を受けた年度中に事業が完了すること。 ② 整備希望者が法人でない場合は、補助金の交付決定の前日までに法人登記が完了 する見込みであること。 ③ 建設工事施行業者との契約は、富士宮市契約規則並びに関連例規に準拠して行う - 2 - こと。 (5) 介 護 保 険 制 度 に 関 す る 資 料 の 調 達 を 含 め 、 応 募 に 要 す る 費 用 は 全 て 整 備 希 望 者 が 負 担してください。 (6) 他 法 令 で の 手 続 き 、 土 地 利 用 関 係 等 の 手 続 き に つ い て は 、 整 備 希 望 者 が 確 認 し て く ださい。 (例:都市計画法、建築基準法、農業振興地域の整備に関する法律、農地法、消防 法等) (7) 整 備 事 業 に 採 用 さ れ た 整 備 希 望 者 は 、 市 が 別 途 指 定 す る 日 ま で に 施 設 整 備 に 関 す る 基本設計審査を受審する必要があります。受審できない場合は選考を取り消します。 6 応募方法 (1) 応 募 を 予 定 す る 方 は 、 ま ず 整 備 希 望 者 登 録 依 頼 票 ( 別 添 様 式 。 以 下 「 登 録 票 」 と い う )を 平 成 2 6 年 1 2 月 1 5 日 か ら 平 成 2 7 年 2 月 1 3 日 ま で に 提 出 し て く だ さ い 。 追加提出資料や応募方法のQ&Aは登録票をもとにお知らせしますので、必ず登録 してください。 (2) そ の 後 、 別 に 定 め る 「 応 募 申 請 書 作 成 要 領 」 に 従 い 応 募 申 請 書 を 作 成 し 、 平 成 2 7 年3 月 2 0日ま で に提出し てくだ さ い。な お、提 出期 限後 の問い 合わせ に は一切応じられませんのでご承知置きください。 (3) 応 募 申 請 書 の 様 式 は 、 富 士 宮 市 ホ ー ム ペ ー ジ に 掲 載 し ま す 。 (4) 整 備 希 望 者 へ の お 知 ら せ は 、 全 て 電 子 メ ー ル に よ り 行 な い ま す 。 整 備 希 望 者 は 、 電 子メールの使用が可能であり、かつ、PDF、ワード、エクセルにより作成された 資料を閲覧できる環境を整備してください。 7 選考方法 (1) 審 査 の 方 法 ① 選考は、書類審査及び応募者からのヒアリングにより行ないます。 ② 整備事業者は、外部の方を交え行なう評価に基づき市長が決定します。 ③ 審査の結果、選定事業者なしとすることがあります。 (2) 審 査 の 視 点 ① 利用者に適正かつ良質なサービス提供を行うことが可能であること。 ○ 法人の理念・姿勢 ○ 法人の安定性・継続性 ○ 運営実績 ○ 利用者への対応方針・・・ など ② 計画が具体的で実現性が高いこと。 ③ 指定地域密着型サービス事業者の指定要件に適合すること。 ④ 整備目標への適合性 ⑤ 立地条件 ⑥ その他 - 3 - (3) 審 査 結 果 は 、 応 募 者 に 対 し 書 面 に よ り 通 知 し ま す 。 ま た 、 市 ホ ー ム ペ ー ジ で 公 表 す る予定です。 8 補助金 整備事業に採用された整備希望者が補助金の活用を希望する場合、補助事業の対象と なる経費を予算の範囲内において補助金交付します。 補 助 金 の 活 用 に 当 た っ て は 、工 事 の 契 約 に 係 る 入 札 手 続 き に 入 る 前 に 、基 本 設 計 審 査 、 実施設計審査を受審し、補助金の交付決定を受ける必要があります。 なお、応募申請書類に記載する市からの補助額は下表の金額としてください。 【表 補助基準額】 施 設 種 補 助 額 施設整備 開設準備経費 1施設あたり 宿泊定員1人あたり 30,900,000 円 618,000 円 1施設あたり 1施設あたり 21,900,000 円 3,090,000 円 別 小規模多機能型居宅介護拠点 複合型サービス事業所 ※ こ こ に 示 す 補 助 額 は 平 成 26 年 度 事 業 に お け る 金 額 で す 。 補 助 金 は 、国 又 は 県 の 予 算 を 財 源 に 交 付 さ れ る 予 定 で す が 、今 後 の 予 算 編 成 に よ っ て 、 補助金の有無又は金額が変更される場合がありますので、予めご了承ください。 9 整備に係る設計審査、契約手続き 補 助 金 を 活 用 し 整 備 事 業 を 実 施 す る に 当 た っ て は 、多 額 の 公 金 が 交 付 さ れ る こ と か ら 、 その使途には透明性、公平性が求められるため、以下のとおり取り扱ってください。 (1) 設 計 審 査 、 工 事 検 査 整備事業への採用が決まり次第、速やかに基本設計、実施設計を行い、それぞ れ設計審査を受けていただきます。工事施工後は中間検査及び完成検査を行いま す。 書類作成、審査・検査の実施方法等については、静岡県作成の「社会福祉施設 等整備事業の手引き」に基づき行います。事前の閲覧を希望される方は、市担当 までお問い合わせください。 (2) 工 事 請 負 契 約 、 備 品 購 入 契 約 契 約 手 続 き は 公 共 事 業 に 準 じ た 取 り 扱 い を し て い た だ き ま す 。静 岡 県 作 成 の「 老 人福祉施設整備の手引き(※)」及び市が別途作成する契約処理マニュアルによ り実施してください。 なお、工事請負契約に係る入札方式、参加資格及び指名者数については以下の とおりです。 - 4 - 入札方式 参加資格 及び 指名者数 制 限付 き一 般競争 入札 を原 則とする 。ただし、指 名競 争 入 札 を認める。 落 札 者 の 決 定 に お い て 、最 低 制 限 価 格 制 度 及 び 低 入 札 調 査 価 格制度は原則適用しない。 予 定 価 格 3,000万 円 以 上 : 市 A 等 級 〃 1,200万 円 以 上 : 市 B 等 級 以 上 〃 1,200万 円 未 満 : 市 C 等 級 以 上 ※等 級と は、富士宮 市建設工 事競争入札 参加資格 登録 者 の格 付 けをいう。 ただし、入札方式が指名競争入札の場合、指名者数は以下の とおりとする。 ◎ 予 定 価 格 3,000万 円 以 上 : 12者 以 上 〃 1,500万 円 以 上 、 3,000万 円 未 満 : 10者 以 上 〃 500万 円 以 上 、 1,500万 円 未 満 : 8者 以 上 〃 130万 円 以 上 、 500万 円 未 満 : 6者 以 上 〃 130万 円 未 満 : 3者 以 上 ※…静岡県のホームページで参照できます。 ( http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-220/sisetuseibi/tebiki.html) 10 事業所指定 事業所の開設予定日の概ね前々月までに、各事業の指定権者へ事業所の指定申請を行 っていただきます。この申請において、人員、設備基準等指定に係る基準を満たしてい ない場合は指定ができません。特に、指定に必要な資格者の確保や修了が義務付けられ ている研修等に留意して準備を進めてください。 11 公募から選定、開設までのスケジュール 平 成 26年 12月 15日 ~ 平 成 27年 2月 13日 登録票受付期間 平 成 27年 2月 16日 ~ 平 成 27年 3月 20日 書類受付期間 平 成 27年 3月 23日 ~ 平 成 27年 4月 中 旬 一 次 審 査 ( 補 正 を 指 示 す る こ と が あ り ま す 。) 平 成 27年 4月 下 旬 二次審査(選考委員会による選考) ~ ~ ~ ※(下記参照) ~ ~ ~ 平 成 27年 6月 上 旬 基本設計審査/補助金交付申請☆ 平 成 27年 8月 上 旬 実施設計審査/補助金交付決定☆ 平 成 27年 8月 下 旬 建設業者選定・入札公告☆ 平 成 27年 9月 中 旬 入札☆ 平 成 27年 10月 上 旬 契約締結・工事着手 平 成 28年 2月 上 旬 指定申請書提出 平 成 28年 3月 上 旬 工事完了・補助金実績報告 平 成 28年 3月 中 旬 地域密着型サービス運営委員会審議 平 成 28年 4月 1日 事業者指定・サービス提供開始 - 5 - ※ 整備目標におけるエ、オの施設(特定施設等)については、基本設計以降のスケ ジュールが概ね半年~1年後にスライドされます。 ☆ 補助金を活用しない場合は、補助金手続き、設計審査及び入札に関する手続きは 不要となります。 書類受付期間以後の予定は現時点で想定されるものであり、諸事情により変動す る可能性があります。 12 連絡先・書類提出先 富士宮市 保健福祉部 福祉企画課 福祉総務係(富士宮市役所1階) 電 話 メール 0544-22-1114 [email protected] - 6 -
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