ROOM B ~管理者のための次期 Office ~ クラウドになった Office の展開と管理 日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト 高添 修 はじめに 当セッションは、製品リリース前のカスタマープレビューの情報に基いており、 内容については予告なく変更される可能性がございます。 ワークスタイルのトレンド 10億 2016 年までに利用される スマートフォンの数 そのうち 3.5億台が ビジネス利用 50% の大企業ユーザーが クラウドへ移行中 39% 82% 全世界のインターネット利用 者のうち、ソーシャルネット ワークを利用する人の割合 の中小企業ユーザーが3年 以内にクラウドを利用 3 プロダクティビティ ビジョン ハイブリッド オンプレミス あらゆるデバイスで快適に利用 オンライン 用途に合わせたクラウド活用 メッセージング 音声とビデオ コンテンツ管理 エンタープライズ レポーティング と分析 ソーシャル 統合された最高のソリューションをご提供 4 新しい時代の Office ここも重要 ! 様々なフォーム ファクターへ対応 パーソナライズ SNS との統合 クラウドの活用 タッチ、ペン、 マウス、キーボード 新しいクラウド 新しい 展開モデル アプリケーションモデル エンタープライズ ソーシャル 情報閲覧、デジタル ノート サブスクリプション 多拠点間 オンライン HD 会議 互換性対策 新認証基盤対応 5 アジェンダ • • • • • • はじめに クラウドから始まる Office の展開 次期 Office 展開時の支援機能 次期 Office のライセンス認証 まとめ 補足資料 6 クラウドから始まる Office の展開 “これまで通り” が通用しない世界へ クラウドとの PC にマルチデバイス Office をインストールして、 利用者主導 時は金なり への対応 (無視できない声) (更なる生産性) 密な連携 その PC を配布して、あとは使ってもらうだけ ? クラウドを利用すると答えが見えてくる 8 新しい Office の 新しい展開方法 Company 従来 社内の展開サーバーから Office を 配布 複雑な展開作業と膨大な導入期間 以前のバージョンの Office と 共存不可能 デバイス単位のライセンス Cloud Service 新規 クイック実行 クラウド上から最新の Office を ストリーミング配信 迅速なインストールと利用開始 以前のバージョンの Office と 共存可能 ユーザー単位のライセンス 今後主流の展開方法 9 新しい展開方法 クイック実行 DEMO これから アプリケーションの仮想化技術 App-V 5.0 で Office を仮想化 Office 365 からストリーミング配信 ローカル アプリケーションと連携 以前のバージョンの Office との共存 アドインもクラウドから 更新プログラムの適用も差分転送で 実現 17 5858 6969 474 1 8 Δδ 96 Δδ 7474 Δδ 95 8 895 968 21 2 3 4 43 3 131 213 32 22 1 8 22 1 Office 2010 with App-V これまで 5 EXE 1 9 6 2 EXE 7 3 4 クイック実行 整備されている環境をお持ちならば・・・ デバイスは管理性まで 考慮して展開している Office 365 サービス アプリケーション展開の 仕組みも用意している エンド ユーザーの PC オプションのアドイン 依存アプリケーション Office ファイルなど 12 Office 365 サービス エンド ユーザーの PC インストール時点で Config.xml による カスタマイズが可能 (詳細は補足資料に記載) Config.xml によるカスタマイズが可能 グループ ポリシーによるカスタマイズが可能 展開後 Active Directory からの グループ ポリシーによるカスタマイズ可能 13 仮想化された Office の展開パターン (その他) ファイル共有 グループポリシー 概要 メリット ソフトウェア 配信サーバー App-V サーバー 仮想 Office パッケージを インストールポイント用 ファイル共有に格納し、 そこから展開 仮想 Office パッケージを System Center などの ソフトウェア配信機能を 持つサーバーで強制配布 仮想 Office パッケージは シーケンス済みなので、 App-V サーバーから そのまま配信 • 構築作業が容易 • 既存の配信システムを 利用して、管理者が 強制的にインストール • シーケンス作業がなく、 既存の App-V サーバー で簡単に展開可能 • 特別なサーバーが不要 14 Office は仮想化だけなのか・・・ クイック実行 概要 メリット 留意点 カスタマイズ Office オンデマンド Windows インストーラ クラウドから仮想化された アプリケーションとして ストリーミング配信 次期 Office をクライアント PC に インストールせずに、完全な サービスとして利用 Windows インストーラ形式で 社内へ展開 • 迅速な展開 • クライアント PC へ情報が残らな い。共有端末などで使用 • 既存の配信システムを利用して、 管理者が強制的にインストール およびカスタマイズ • Office 365 の利用ユーザーを登録 が必要 • 配信するための配信サーバーが 必要な場合がある • オフラインでの利用不可 • 旧バージョンと共存不可能 • カスタマイズ不可能 • カスタマイズ可能 (Config.xml ファイル、グループ ポリシー、OCT ツール) • 仮想化アプリケーションのため 旧バージョンと共存可能 • Office 365 への利用ユーザー 登録が必要 • カスタマイズ可能 (Config.xml ファイル、 グループポリシー) 15 次期 Office 展開時の支援機能 ~ Office テレメトリ ~ 展開支援を語る前に・・・ はい、ご利用いただけます。 OpenXML をサポート/互換モードを搭載 しかし Office は、 ミッション クリティカル システムだという声もある 17 そこで、新しいツールが登場 最新の Office を安心して使ってもらうために ! 最新の Office を素早く活用してもらうために ! Office テレメトリ ダッシュボード Office 展開支援 利用状況のデータ収集と分析 互換性問題の可視化 18 運用モニタリング 次期 Office 展開後の問題を監視 18 Office 展開の課題とテレメトリの効果 これまで:ビジネス上優先度が高いファイルの抽出が困難 これから:互換性検証の精度を一気に向上 抽出すべきファイルの漏れ 今までの分析 (手動) 不必要なファイルを抽出 優先度が高い ファイル検知 テレメトリ ダッシュボード を利用した分析 利用実態をデータ化 ビジネス上優先度が高い ファイルの抽出が可能 19 19 環境構成イメージ Office 2010 以前のクライアント システム要件 次期 Office クライアント 20 20 【ビデオ】情報収集能力の確認 21 21 Office テレメトリ ダッシュボードのおさらい インベントリ収集 問題・エラー収集 Office ファイルの利用状況を収集 最近使用した ファイル インストール 済みアドイン システム情報 OM (オブジェクト モデル) 変更 ※ 利用できない アドイン ※ 実行時 イベント ※ 次期 Office 利用時に発生した 問題・エラーの収集 Office アプリ ※ ※ 次期 Office のみ収集可能 Office テレメトリ ダッシュボード 22 22 【ビデオ】注意すべきファイルの検知 23 23 これからの Office 運用 Office テレメトリ ダッシュボード によるモニタリング 運用リスク軽減・予防を実現 !! 24 次期 Office の ライセンス認証 Office ライセンス認証 クイック実行 Office 365 認証 Windows インストーラ ボリュームライセンス認証 Active Directory ベース Windows インストーラ Windows インストーラ ボリュームライセンス認証 KMS ボリュームライセンス認証 MAK 26 26 1 ユーザーがインストール時または アプリケーションの初回起動時に資格情報を提供 2 Office がユーザーに代わって資格情報を渡し プロダクト キーを取得 3 Office がプロダクト キーをライセンス認証し 30 日間の使用を許可 4 Office は 1 日 1 回、アカウントの変更の 有無をチェック 5 サブスクリプションが有効である間は Office が 15 日ごとにキーを再認証 マイクロソフトの ライセンス認証サーバー 資格情報 + コンピューター名 サブスクリプ ション ステータス = OK 30 日間有効な ライセンス認証 プロダクト キー ID まとめ 新しい展開プロセスで差がつく 互換性検証 トレーニング 展開 ・インベントリ収集(手動) ・検証と調査 ・テスト ・改修 ・概要 ・活用トレーニング ・互換性テスト ・パイロット ・イメージ作成 ・インストール 互換性検証 Office テレメトリを 利用した検証 3 - 9ヶ月 トレーニング 展開 モニタリング ・概要 ・活用 トレーニング ・クイック実行 ・更新は自動化 ・エラー、問題検知 ・利用状況確認 2-3 ヶ月 1ヶ月 優先度の高いファイルの特定、検証 ①ファイル 利用状況の 分析 1 - 2ヶ月 ②利用実態 に伴った ファイル 検証 2 - 4ヶ月 0.5 - 1ヶ月 以前のバージョンと共存可能(クイック実行) ③改修 29 29 次期 Office は IT 管理者にとっても魅力的 クラウドや仮想化を 取り込みながら 進化を続ける。 それが 次期 Office 是非お試しを! (http://office.com/preview) 製品情報はこちら http://aka.ms/mod 30 30 次期 Office 製品群 展示ブース 展示会場 Office / Office 365 のタッチ&トライコーナー 入口 入口から左手奥 次期 Office 製品群 関連セッション 13:00-13:50 14:00-14:50 15:10-16:00 16:10-17:00 17:10-18:00 Room B Room C Room E PT-011 PT-016 PT-021 ~ 次期 Office はここが違う ~ 新しい Office のコンセプトと新機能解説 ~「人」が起点のユニファイド コミュニ ケーション基盤 ~ 次期 Lync のご紹介 ~ 革新的デザイン力の向上 ~ 次期 Visio のご紹介 PT-012 PT-017 PT-022 管理者のための次期 Office 365 Enterprise 入門 ~ 人とビジネスをつなぐ統合基盤 ~ 次期 SharePoint のご紹介 ~ 真に柔軟なプロジェクト管理の実現 ~ PT-013 PT-018 PT-023 ~ どこからでもよりスマートに ~ 次期 Exchange のご紹介 ~ 企業内コミュニケーションの要、電話を統合 ~ 次期 Project のご紹介 Lync で実現するエンタープライズ ボイス のご紹介 Office 365 for Education 概要 と最新事例の紹介 PT-014 PT-019 PT-024 ~ 管理者のための次期 Office ~ 加速するクラウド サ-ビス : クラウドになった Office の展開と管理 マイクロソフトの実践事例にみる、 次世代企業内ソーシャルの展開手法 Office 365 の中小組織へのインパクト PT-015 PT-020 PT-025 ~ 次期 Office はここが違う ~ 次期 Office 製品群でさらに強化された 競合製品との差別化ポイント 次期 Office 製品群の 新しい開発モデルの解説 新しい Office のコンセプトと新機能解説 © 2012 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION. 補足資料 Config.xml 詳細 オプション AddProduct RemoveProduct 説明 インストールする Office 製品のリスト。 (インストールされている場合) 削除する Office 製品のリスト。 値の例 AddProduct=“PROPLUS;VISIO” RemoveProduct=“STANDARD” ある製品をインストールと削除の両方にリストした場合、インストールが RemoveProduct=“ALL” 優先されます。 AddLanguage RemoveLanguage “ALL” を指定すると、すべての Office 15 クイック実行 (C2R) 製品が削除さ れます。 インストール済みの製品に追加する言語のリスト。 AddLanguage=“en-us;ja-jp” (インストールされている場合) 削除する言語のリスト。 RemoveLanguage=“ja-jp” クライアントに 1 つの言語しかインストールされていない場合、その言語は 削除されません。 DisplayLevel AcceptEULA ある言語を削除と追加の両方にリストした場合、追加が優先されます。 タスク中にどの程度詳細な UI を表示するかを指定します。既定の設定 DisplayLevel=“Full” (既定) “Full” では、コンシューマー向けクイック実行インストールのすべての UI DisplayLevel=“Basic” が表示され、ウェルカム ドキュメントも起動されます。 DisplayLevel=“None” “Basic” に設定すると、キャッシュおよび統合時間も含めた、タスク全体の 完了率をトラッキングする単純な進行状況バーのみが表示されます。 “None” に設定すると、UI はまったく表示されません。 DisplayLevel を “None” 以外に設定すると、このオプションは、EULA を自 AcceptEULA=“Yes” 動的に承認するかどうかを指定します。 AcceptEULA=“No” DisplayLevel “None” に設定すると、このオプションは無効となり、EULA が自動的に承認されます。 35 35 Config.xml 詳細 オプション LogLevel 説明 ログのレベル。 値の例 LogLevel=“Off” LogLevel=“Standard” (既定) LogPath 作成するログ ファイルのパス。 UpdateMode ログ ファイルが既に存在する場合、そのファイルは上書きされます。 クイック実行の更新におけるクライアント動作を指定します。 LogLevel=“Verbose” LogPath=“%temp%¥SetupExe(*).l og” UpdateMode=“Enabled” “Enabled” に設定すると、コンピューターが更新プログラムを探索します。(推奨) 更新プログラムのソースは次のいずれかになります。 1) マイクロソフトのサーバーにある最新バージョン UpdateMode=“Disabled” 2) 管理者が作成したソースにある最新バージョン 3) 管理者がポータルで選択したバージョン ForceVersion “Disabled” に設定すると、クイック実行の更新システムは無効となり、 バージョンはインストール時のまま維持されます。 管理者はこのオプションを使用して、クライアントがインストールする バージョンを強制的に指定できます。 指定しない場合、既定の動作は Enabled です。 ForceVersion=“15.1.2.3” 指定しない場合、インストール 指定したバージョンより古い (または新しい) バージョンが既にクライアン ソースにある最新のバージョンが トにインストールされている場合、このオプションで指定したバージョン 使用されます。 への更新がトリガーされます。 36 36 Config.xml 詳細 オプション SourcePath 説明 値の例 製品をストリーミングするためのインストール ソースを示す完全修飾パス。 SourcePath=“c:¥precache¥O15” ローカルの場所、ネットワーク上の場所、または http パスを指定できます。 SourcePath=¥¥server¥share PersistSourcePath この値は現在の処理にのみ使用され、今後の修復や更新には使用されませ SourcePath=http://apps/office/ ん。修復や更新用のソースは引き続きオンラインで取得されます。 指定しない場合、インターネット ソースが使用されます。 設定したソース パスを、今後の更新およびオンライン修復処理でも継続し PersistSourcePath=“Yes” て使用するかどうかを指定します。 PersistSourcePath=“No” (既定) AllowInternetFallback インストール ソースで現在の処理または今後の処理に必要なリソースが見 AllowInternetFallback= “Yes” つからない場合、クライアントが代替手段としてインターネット ソースを (既定) チェックできるかどうかを指定します。 AllowInternetFallback= “No” このオプションを “Yes” に設定すると、クライアントは指定されたインス トール ソースで見つからなかったリソースをインターネットで探索します。 “TRUE” に設定すると、特定のタスクで Office 2013 プロセスを終了する必 ForceOperation=“TRUE” ForceOperation 要がある場合、タスクがブロックされないよう、プロセスが強制的に終了 されます。 このオプションを使用しない場合 (既定)、次回の再起動時までタスクが完 了しないことがあります。 37 37 © 2012 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
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