17.03.24 行革推進室 長野原町行政改革推進計画 平成17年3月 長野原町行政改革推進本部 目 第1章 次 はじめに 1.行政改革の必要性 2.行政改革の進め方 第2章 これまでの取り組みについて 1.長野原町行政改革大綱の経過 2.新・長野原町行政改革大綱の経過 第3章 行政改革の基本方針 情報の共有化により住民自治を実現し、エコ・ハートなまちづくりを目指す 第4章 財政の見通し 1.はじめに 2.平成15年度決算の経常収支 3.経常収支の予測 第5章 行政改革の施策 1.開かれた行政システムの確立 2.財政の健全化 3.事務事業の整理見直し 4.新たな行政ニーズへの対応 5.公共施設の適正管理及び整理統合 6.効率的な組織・機構の確立 7.職員管理の適正化と意識改革 8.広域連携の推進 第6章 資 実施計画 料 ○行政改革大綱の比較 ○一部事務組合・特別会計繰出金等の概要 ○各種補助金・負担金調べ ○事務事業(補助金等含む)見直し基準(指針) ○組織・機構の改革のイメージ図 1 1 1 2 2 3 4 4 5 5 6 8 11 11 12 14 16 17 17 18 20 22 28 28 31 32 38 39 第1章 はじめに 1.行政改革の必要性 本町では、平成8年3月に策定した長野原町行政改革大綱、さらに平成12年3月に 改定した新・長野原町行政改革大綱に基づき、事務事業の見直しや組織・機構の改革な ど、いくつかの施策に取り組み一定の成果を収めてきました。 しかしながら、近年の地方自治体を取り巻く環境は、地方交付税の削減、市町村合併 の推進など、過去に経験のない厳しい状況となっています。西吾妻4か町村では、法定 合併協議会を立ち上げて協議を進めてきましたが合意に至らず、平成16年10月に解 散となり、本町はいよいよ「自立」の道を模索することになりました。 こうした状況を踏まえ、従前の手法による経費の削減や事務事業の見直しではなく、 町職員が一丸となって知恵を振り絞り、議会及び住民との連携のもとで行政の抜本的な 改革を行うため 、「長野原町行政改革推進計画」を策定することになりました。 2.行政改革の進め方 この推進計画の計画期間は、平成17年度から平成21年度までの5年間とし、新・ 長野原町行政改革大綱に引き続いて実施します。 実施計画については、今後3年間の取り組みを示しています。特に計画初年度の平成 17年度については、個別計画の策定や細部の検討を行い、平成18年度予算に具体的 に反映するため、4半期毎に実施予定を確認できるようになっています。 なお、実施計画は毎年ローリングを行い、適切な進行管理を行います。 また、推進状況については、住民の代表者からなる「行政改革懇談会」に報告し、助 言を得るものとします。 - 1 - 第2章 これまでの取り組みについて 1.長野原町行政改革大綱(平成8年3月19日制定)の経過 平成7年11月13日 第1回長野原町行政改革推進本部会議 ★ ・長野原町行政改革推進本部設置について ・長野原町行政改革懇談会の設置について ・行政改革推進のための指針の策定について 平成7年12月 4日 第2回長野原町行政改革推進本部会議 ★ ・行政改革のための重点事項について 平成8年 1月 8日 第3回長野原町行政改革推進本部会議 ★ ・部会の構成と検討事項の確認 平成8年 1月10日 第二部会第1回会議 ☆ ・組織、機構の見直し ・効果的な行政運営と職員の能力開発の推進 ・効果的な行財政運営と職員の能力開発の推進 ・会館等公共施設の設置及び管理運営 平成8年 1月12日 第一部会第1回会議 ☆ ・事務事業の見直し ・定員管理及び給与の適正化の推進 ・行政の情報化の推進等による行政サ-ビスの向上 ・議会について 平成8年 1月18日 第1回 長野原町行政改革懇談会審議事項 ■ ・懇談会の運営について ・提出資料の説明 ・重点事項の説明 ・今後の日程について 平成8年 2月 5日 第一部会第2回会議 ☆ ・重点事項について 平成8年 2月 7日 第2回長野原町行政改革懇談会審議事項 ■ ・第一部会関係 ・事務事業の見直し ・定員管理及び給与の適正化の推進 ・行政の情報化の推進等による行政サ-ビスの向上 ・議会について 平成8年 2月19日 第二部会第2回会議 ☆ ・重点事項について 平成8年 2月20日 第3回長野原町行政改革懇談会審議事項 ■ ・行政改革推進のための重点事項 時代に即応した組織、機構の見直し 効果的な行政運営と職員の能力の推進 会館等公共施設の設置及び管理運営 平成8年 3月11日 第4回長野原町行政改革推進本部会議 ★ ・行政改革推進ための重点事項について ・長野原町行政改革大綱(案)検討 平成8年 3月19日 第3回長野原町行政改革懇談会審議事項 ■ ・長野原町行政改革大綱(案)について決定 記号の分類 ☆ 行政改革推進本部部会(助役以下課長職) ★ 行政改革推進本部(町長以下課長職) ■ 行政改革懇談会 - 2 - (各種団体の長等、民間委員10人) 2.新・長野原町行政改革大綱(平成12年3月制定)の経過 平成10年11月30日 長野原町行政改革推進本部 ★ (1)長野原町行政改革推進の経過について(今年度中にH8年に作成した大綱 を見直ししたい) (2)平成10年度行政改革システム改革実施計画について(H10.4.30制定) (3)本部構成委員及び部会検討事項の見直しについて ※発言要旨(11年度より実施したい項目) ・58歳より昇給停止 ・町内日当の廃止 ・特殊勤務手当の一部廃止 (庁用車及び給食センタ-運転手当、特殊車両運転業務手当、へき地診療所 医師の医療技術手当、国土調査業務手当、野犬捕獲業務手当、ボイラ −作業手当) ・各種非常勤職員の整理・統合、報酬改定の見送り 平成10年12月 9日 長野原町行政改革推進本部第一部会 ☆ ・検討のみ(12/21再度行う) 平成10年12月21日 長野原町行政改革推進本部第一部会 ☆ ・事務事業の見直し ・外郭団体の見直し ・人材の育成確保について ・公正の確保と透明性について ・公民館等公共施設 ・広域行政について ※意見 押印のあり方、民間委託、補助金の整理・統合、非常勤特別職の報酬、 介護保険の問題、国保と介護を一緒に、はみ出しは老人福祉センタ-で、 各種会議の構成メンバ-の見直し、経費の削減、例規集も各課一冊で、 食事代がまちまちである、課長の許可無く買い物をしている、 夜の会議は廃止、能力がないから残業する、特別職は年齢制限を、 課長が命令していないのに残業している、人事異動で事務職、 技術職について配慮を、 平成10年12月21日 長野原町行政改革推進本部第二部会 ☆ ・組織機構の見直し ・定員管理及び給与の適正化について ・情報化と住民サービスについて ・経費の節減合理化と財政の健全化について ・公共工事について ・議会について 平成11年12月24日 長野原町行政改革懇談会 ■ ・行政の諸問題について ・役場の一部機構改革について 平成12年 1月31日 長野原町行政改革懇談会 ■ ・新長野原町行政改革大綱(H12.3.制定・12年度∼16年度5年間) ※平成15年度に職員のプロジェクトチームによる検討が行われました。 平成15年11月 長野原町行政改革検討結果報告書(15.11.) 15年度の予算執行、16年度予算編成の資料とする - 3 - 第3章 行政改革の基本方針 行政改革を円滑に進めるためには 、住民 、議会 、町 、職員等すべての関係する人たちが 、 共通の認識を持って行動することが重要です。 その具体的な方法として、行政改革の基本方針をわかりやすいキャッチフレーズで表現 しました。 情報の共有化により住民自治を実現し、 エコ・ハートなまちづくりを目指す 「情報の公開」から 「情報の共有化」 へ これまで、町が持っている情報については、積極的に公開するという姿勢ではあ りませんでした。これでは本当の意味での情報公開とは言えません。個人情報を除 く役場の全ての情報は、住民と共有してこそ、その価値は無限の可能性を持つので す。 「住民サービスの向上」から 「住民自治の実現」 へ これまでの住民と役場は 、要望する側とサービスを提供する側という関係でした 。 しかし、役場は住民の血税で運営されている組織です。厳しい財政状況を乗り切る ためには、住民と役場が対等の立場でよく相談しながら、住民自治を進めることが 必要です。 「エゴ」から 「エコ」 へ 自分さえ良ければとか、自分の地区さえ良ければといったエゴは、人間である以 上どうしても持ってしまう感情です。しかし、ちょっとした発想の転換でもっと大 切な利益が見えるてくるものです。自分中心から町、日本、世界、地球といった広 い目で、経済や環境(エコ)のことを考えることが求められています。 「ハード」から 「ハート」 へ ハードとは、建物や施設のことを指します。日本は、高度経済成長の時代からつ い最近まで 、ハード中心の施策を展開してきました 。しかし 、バブル経済崩壊以降 、 景気は低迷し国の財政は危機的な状況となっています。私たちは今、本当の豊かさ とは何かを見つめ直すこころ(ハート)の時代を迎えています。 - 4 - 第4章 財政の見通し 1.はじめに 行政改革を進めるためには、町の財政状況について住民、議会、町、職員等関係するす べての人々が共通の認識を持つことが必要です。 そのため、この章では厳しい財政の現状と見通しをわかりやすく示すことに重点を置き ました。西吾妻4か町村では、合併協議を通じて財政シミュレーションを作成し検討して きた経緯がありますが 、内容がわかりにくいとか 、難しいといった指摘がありましたので 、 今回は以下のような視点で資料の作成を試みました。 (1)決算統計が終了している平成15年度の財政状況を検討し、その数値をもとに今後 の財政を予測しました。 (2)本町は、ダム関連事業を実施しているため、多額の事業費が予算のなかに入り込ん でいて本来の財政状況が見えにくくなっています。そのため、歳入・歳出の各項目か らダムの関連事業や臨時的な事業に係る経費を差し引き、町が通常の仕事を行うため にどうしても必要なお金(経常収支)を明確にしました。 (3)ダム関連事業は、原則として町の持ち出しはないものと考え、事業の実施にあたっ て経常収支に影響を与えないものとして取り扱っています。 ただし 、水没5地区以外の水特事業( 農集排 、公共下水道 、畜産環境 )については 、 一般財源充当分の約12%は町の持ち出しとなります。 (4)ダム関連事業以外の臨時的な投資的経費(例えば道路の改良や施設の建設など)に ついては、経常収支の金額を見ることによって、その年にどれくらいの事業ができた のか、またはできるのかを判断できるようにしました。 - 5 - 2.平成15年度決算統計の経常収支 臨時分:太字斜線 【 歳入 】 15年度決算額 内 訳 町税 1,205,830 町民税 379,883 固定資産税 732,311 その他 93,636 地方譲与税 67,373 各種交付金 199,315 地方交付税 1,306,233 普通交付税 1,108,555 特別交付税 197,678 使用料・手数料 80,611 国県支出金 694,887 経常分 165,126 臨時分 451,871 財産収入 222,875 町有地等貸付料 115,025 町有地等売却費 107,258 繰入金 2,132,605 生活再建特会繰入金 0←72,615 財調基金繰入金 118,131 その他基金繰入金 1,314,474 八ッ場生活基盤基金 700,000 繰越金 612,195 前年度繰越金 333,830 繰越明許 278,365 諸収入 1,233,083 八ッ場行政需用費 800,000 水源地域負担金 359,343 その他 73,740 町債 747,800 臨時財政対策債 314,100 減税補填債 34,700 一般事業起債 399,000 その他 8,921 分 担 金 ・ 負 担 金 、 寄 付 金 合計 8,511,728 【歳出】 人件費 933,470 扶助費 149,273 公債費 348,694 物件費 523,978 維持補修費 37,417 補助費等 2,624,140 吾妻広域圏組合 135,216 西吾妻特老ホーム 7,177 西あがつま福祉会 56,653 社会福祉協議会 18,369 西吾妻衛生組合 36,796 西吾妻環境組合 373,461 西吾妻福祉病院 316,516 消防団退職組合 4,241 浅間園補助金 900,000 ( 800,000 ) 生活再建支援 596,500 その他補助負担金 179,211 繰出金 613,129 国保特別会計 76,407 老保特別会計 10,575 へき地特別会計 0 ←19,150 介護特別会計 39,978 簡水特別会計 51,245 (内 7,341 ) 農集排特別会計 201,676 - 6 - (単位:千円) 経常収支 備考 1,205,830 67,373 199,315 1,306,233 80,611 165,126 115,025 0 0 73,740 348,800 8,921 3,570,974 933,470 149,273 348,694 523,978 37,417 1,227,640 222,977 積立金 投資・出資金等 投資的経費 合計 【収支 】 単年度収支( 1 ) 単年度収支( 2 ) 単年度実質収支 ※内 公共下水特別会計 土地開発基金 特会人件費充当 1,532,986 財調基金 減債基金 基本財産運用基金 八ッ場生活基盤基金 多目的基金 庁舎等基金 ダム周辺整備事業基金 ダム周辺施設管理基金 地域福祉基金 教育施設等整備基金 その他の基金 7,434 1,404,326 (補助事業) 町営住宅応桑団地 町道田通吾妻線 中央小屋体プール 第一小夜間照明 (単独事業) 町営住宅応桑団地 中央小屋体プール 単独事業臨時分 単独事業経常分 8,174,847 336,881 -275,314 -874,933 181,135 19,314 32,799 864,584 16,206 19,730 19,082 151,459 79,007 160,000 91,000 1,000 80,000 70,000 648 7,434 101,874 204,100 97,000 210,824 29,496 102,823 375,451 282,758 101,874 3,572,487 -1,513 容 平成15年度の決算統計の数値から臨時的なものを差し引き、経常的な歳入及び歳出 を抜き出し、さらに投資的経費を原則ゼロベース(投資的経費の中にもどうしても支出 しなければならない経常的な事業が約1億円ほどありました 。)で収支を出したところ 、 差引「-1,513千円」となりました。これは、町として最低限必要な仕事をするための経 費が収入を上回る状態で 、簡単に表現すれば「 赤字 」と言うことになります 。ですから 、 単年度収支を考えれば平成15年度はダム関連事業以外の新規の普通建設事業の実施に ついては大幅な縮小等慎重であるべきだったということを示しています。 実際には、町営住宅応桑団地、町道田通吾妻線、中央小屋体プール等、10億円を超 える多額の普通建設事業を実施していることから、単年度の実質的な収支は「-874,933 千円」となり、基金(貯金)取り崩しと起債(借金)を行ったため、後年度の財政運営 に支障をきたす要因となっています。 さらに、 浅間園に対する赤字補填の補助金9億円は、たまたま国土交通省からダム の行政経費として8億円の歳入があったため実質的な影響が少ないように見えますが、 町全体の財政運営の観点から見れば、浅間園の赤字経営は重大な問題であり、早急な改 善が必要です。 本町の特徴の一つとして、補助費が非常に高いことがあげられます。これは、平成1 3年度以降の顕著な特徴で、西吾妻4か町村の他の町村と比較するとよくわかります。 この原因は西吾妻福祉病院組合への負担金が主なものと考えられます。今後、毎年2億 5千万円程度の負担が続く(半永久的)ことになり、西吾妻福祉病院を存続させるため には、経費の節減をより一層進めるとともに、新規普通建設事業の中止もしくは大幅な 縮小を行わなければ、町本体の存亡にかかわる問題になると予想されます。 - 7 - 3.経常収支の予測 平成15年度普通会計( 一般会計・へき地診療所特別会計・生活再建支援事業特別会計 ) 決算統計の数値を基礎として、ある一定の条件を設定して平成17年度から今後5年間の 財政の推移、特に、経常収支を予測しました。 (1)前提条件 歳入の町税、地方交付税、臨時財政対策債については今後の減少を予測しました。 歳出については、行政改革による経費の削減を予定しない、このまま推移した場合を 想定しています。 経常収支の予測結果から、投資的経費を今後どのように考えるかによって歳出の削減 の方針が大きく変わる可能性がありますので、現状推移型の予測としました。 住民、議会、町、職員等関係する人々が皆で今後の町財政をどうするかを考え、共通 の認識を持って行政改革を推進するための一つの材料とするためのものです。 予測の前提条件は、以下のとおりです。 ■歳 入 ○町 税 平成17年度予算額を基準額として、税収の減少と三位一体の改革による増加で 今後5年間は均衡すると予測し、固定としました。 ○地方譲与税 平成17年度予算額を固定しました。 ○各種交付金 平成17年度予算額を固定しました。 ○地方交付税 平成17年度予算額を基準額として、平成21年度に16%程度減少すると予測 しました。 ○使用料・手数料 平成17年度予算額を固定しました。 ○国県支出金 平成15年度決算額、平成16年度見込額、平成17年度予算額を検討し、その 中の経常分を比較し、適切な額として165,000千円を固定しました。 ○財産収入 町有地等貸付料の115,000千円を固定しました。 ○繰入金 繰入金はないものとして固定しました。 ○繰越金 繰越金はないものとして固定しました。 ○諸収入 平成15年度決算額、平成16年度見込額、平成17年度予算額を検討し、その 中の臨時的な収入である水源地域整備事業負担金やダム行政需要経費等を差し引き 残りの経常分を比較し、適切な額として70,000千円を固定しました。 ○町債 臨時的な八ッ場ダム関連事業や普通建設事業に係る起債はないものと仮定して固 定しました。減税補てん債は平成17年度以降はないものとして固定しました。 臨時財政対策債は、平成17年度は150,000千円、平成18年度は100,000千円、 - 8 - 平成19年度から21年度は50,000千円と予測しました。 ■歳 出 ○人件費 平成15年度決算額、平成16年度見込額、平成17年度予算額を検討し、適切 な額として984,618千円を固定しました。 ○扶助費 平成15年度決算額、平成16年度見込額、平成17年度予算額を検討し、その 中の経常分を比較し、適切な額として169,187千円を固定しました。 ○公債費 平成15年度決算統計に基づく今後の償還額と新規発行の起債分を考慮して設定 しました。 ○物件費・維持補修費・補助費等・繰出金 平成15年度決算額、平成16年度見込額、平成17年度予算額を検討し、その 中の経常分を比較し、適切な額を固定しました。 ○積立金 積立金は原則ないものと仮定しましたが、基本財産運用基金とその他基金の利息 等の積立は経常分として取り扱い、20,000千円で固定しました。 ○投資・出資金等 平成17年度見込額の経常分30,499千円を固定しました。 ○投資的経費 臨時的な八ッ場ダム関連事業や普通建設事業はないものと仮定し、経常的な投資 的経費については平成15年度決算統計の検討結果から約1億円程度と見込まれる ことから固定しました。 ■収 支 ○単年度収支(1) (歳入合計)−(歳出合計) ○単年度収支(2) (歳入合計)−(歳出合計)−(繰越金) ○単年度実質収支 (歳入合計)−(歳出合計)−(繰越金)−(繰入金)+(積立金) (2)予測結果 予測結果については、次項の表のとおりです。 町が通常の仕事を行うためにどうしても必要なお金を見るための経常収支が、すべて の年度で赤字になることがわかります。しかも、年を追う毎に深刻な状況となって行き ます。経常的な仕事を行うために、少ない基金(貯金)を取り崩し、場合によっては起 債(借金)をしなければなりません。 このような状況のなかで、投資的経費である普通建設事業(道路の改良や施設の建設 等)が実施できる財政状況なのか、現実を直視しつつ検討するとともに、経常経費の削 減を含む行政改革の推進がいかに重要であるかを十分協議する必要があります。 - 9 - 経常収支の推移 【歳入】 町税 地方譲与税 各種交付金 地方交付税 使用料・手数料 国県支出金 財産収入 繰入金 繰越金 諸収入 町債 その他 合計 【歳出】 人件費 扶助費 公債費 物件費 維持補修費 補助費等 繰出金 積立金 投資・出資金等 投資的経費 合計 【収支】 単年度収支(1) 単年度収支(2) 単年度実質収支 平成15年度 決算額 経常収支 1,205,830 1,205,830 67,373 67,373 199,315 199,315 1,306,233 1,306,233 80,611 80,611 694,887 165,126 222,875 115,025 2,132,605 0 612,195 0 1,233,083 73,740 747,800 348,800 8,921 8,921 8,511,728 3,570,974 平成16年度 見込額 見込経常 1,145,834 1,145,834 77,315 77,315 189,816 189,816 1,069,852 1,069,852 75,879 75,879 1,119,214 165,000 115,830 115,830 1,354,265 0 308,271 0 1,571,551 70,000 388,102 217,800 6,284 6,284 7,422,213 3,133,610 (単位:千円) 平成17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 予算額 予算経常 経常額予測 経常額予測 経常額予測 経常額予測 1,015,189 1,015,189 1,015,189 1,015,189 1,015,189 1,015,189 88,500 88,500 88,500 88,500 88,500 88,500 166,244 166,244 166,244 166,244 166,244 166,244 1,007,225 1,007,225 966,936 926,647 886,358 846,069 75,081 75,081 75,081 75,081 75,081 75,081 826,842 165,000 165,000 165,000 165,000 165,000 116,184 115,000 115,000 115,000 115,000 115,000 1,041,995 0 0 0 0 0 61,619 0 0 0 0 0 2,455,109 70,000 70,000 70,000 70,000 70,000 426,802 150,000 100,000 50,000 50,000 50,000 18,028 14,028 14,028 14,028 14,028 14,028 7,298,818 2,866,267 2,775,978 2,685,689 2,645,400 2,605,111 933,470 149,273 348,694 523,978 37,417 2,624,140 613,129 1,532,986 7,434 1,404,326 8,174,847 933,470 149,273 348,694 523,978 37,417 1,227,640 222,977 19,730 7,434 101,874 3,572,487 982,081 165,039 477,006 536,199 112,242 1,447,597 636,855 1,340,334 9,163 1,459,170 7,165,686 976,145 164,639 477,006 473,886 50,000 1,115,213 265,802 20,000 5,463 100,000 3,648,154 1,007,139 169,287 465,365 552,922 97,997 1,242,790 840,335 485,306 34,201 2,403,476 7,298,818 984,618 169,187 465,365 475,132 50,000 1,028,342 151,057 20,000 30,499 100,000 3,474,200 984,618 169,187 435,446 475,132 50,000 1,028,342 151,057 20,000 30,499 100,000 3,444,281 984,618 169,187 448,800 475,132 50,000 1,028,342 151,057 20,000 30,499 100,000 3,457,635 984,618 169,187 469,544 475,132 50,000 1,028,342 151,057 20,000 30,499 100,000 3,478,379 984,618 169,187 490,360 475,132 50,000 1,028,342 151,057 20,000 30,499 100,000 3,499,195 336,881 -275,314 -874,933 -1,513 256,527 -51,744 -65,675 -514,544 0 -61,619 -618,308 -607,933 -668,303 -771,946 -832,979 -894,084 17.02.24 行革推進室 - 10 - 5章 行政改革の施策 1.開かれた行政システムの確立 (1)行政の透明性の確保 住民とともにまちづくりを進めるためには、役場がもっている情報を積極的に公開 し、情報の共有化を進めるとともに、各種行政手続の透明性・公平性を図ることが必 要です。 また、通信技術の進歩により、情報漏えいのリスクが世界的に高まりつつあること から、個人情報の厳格な管理と適正な運用を更に進めます。 【 重点項目 】 ①情報公開の積極的な推進 ②個人情報保護の充実 ③行政手続条例の適正な運用 (2)住民参加型まちづくりの推進 多様化する住民ニーズを的確に把握し、町行政に有効に反映するためには、様々な 場面での住民参加を促進し、住民と役場が対等の立場でよく相談しながら住民自治を 進めることが必要です。 【 重点項目 】 ①政策課題・政策意思形成過程の公開と公聴会の実施 ・この事業は、なぜ必要なのか、なぜこの場所なのか、なぜこの規模が必要 なのか、維持管理費がどれくらい必要か、どのような手順・手続きで進め られて行くのか等々、を地域住民に公表し意見を聴く場を設けることを検 討します。 ②各種審議会委員の住民公募 ③自主運営による(仮称)地区まちづくり委員会の設置の促進 (3)行政情報サービスの充実 地域に密着した行政情報や生活情報の内容を充実させ、広報誌やインターネット等 の積極的な活用を図ります。 【 重点項目 】 ①「広報ながのはら」の充実 ②ホームページの充実 ③行政防災無線の有効活用 ④電子自治体の実現 - 11 - 2.財政の健全化 本町の財政は 、日本経済の景気低迷の長期化や雇用環境の悪化などによる税収の減少 、 三位一体の改革に伴う地方交付税の大幅な削減により、歳入は減少の一途をたどってい ます。一方、歳出においては、補助費や扶助費、繰出金などの経常経費がここ数年で急 激に増加し、財政構造の弾力性を示す指標である「経常収支比率 」」が90%(平成1 5年度決算)を超える危機的な状況に陥っています。 このような深刻な財政状況の中で、多様化する住民ニーズに応えていくためには、徹 底した事務事業の見直しと経費の削減を進めながら、自主財源の確保と計画的な財政運 営を行う必要があります。 (1)計画的な財政運営 財政の健全化を図りながら、限られた財源の中で最大限の住民サービスを確保する ためには、長期的な視点を持った予算の執行が必要となることから、総合計画と緊密 に連携した財政計画を策定し、計画的な財政運営を行います。 【 重点項目 】 ①財政計画の策定 ・事務事業等の見直し結果を含めた計画とします。 ・補助金、負担金、繰出金、人件費等の削減効果を含めた計画とします。 ・今後(5年後)の交付税の削減率を予測、設定します。 ・臨時財政対策債(交付税減額分の補填)の取り扱いを明確にします。 ②総合計画との一体的な進行管理の推進 ・財政計画と総合計画は、緊密な連携のもとで策定します。 ・財政部門と企画部門を統合し、一体的な政策推進を行います。 (2)財政指標の公開と健全化 町の厳しい財政状況を住民が正確に把握し客観的に評価することができるよう、わ かりやすい資料を作成し、その情報を公開します。 また、硬直化を示す財政指標については、目標数値を定めて適正化に努めます。 【 重点項目 】 ①財政指標の公開 ②指標の適正化の推進(目標数値の設定) (3)事業評価の推進 限られた財源の中では、これまで実施してきた事業や要望のある事業をすべて行う ことはできません。事務事業の見直しと事業効果や優先度を明確にし、予算に応じた 事業の選択ができるよう、その仕組みを検討します。 - 12 - 【 重点項目 】 ①事務事業等見直し基準の作成 ・事務事業等(補助金、負担金等を含む)の見直し基準を作成し、これをも とに各課で総点検を行います。 ②事業予算概要調書の導入 ・事業の必要性、効果、経費等が一目でわかるA4版の様式を作成し、一定 金額以上の事務事業すべてについて、予算見積書作成前に調書提出を義務 付けます。 ・事業予算概要調書と事務事業等見直し基準をもとに、財政担当部署による 予算査定とヒアリングを強化します。 ③投資的経費の削減 ・財政状況が極めて厳しいことから、投資的経費を削減し、既存施設の有効 活用を進めながら、住民と時代のニーズに対応したソフト事業の充実を図 ります。 ・施設等の新たな整備は、総合計画や財政計画等の長期的な財政状況を展望 し、事業の効果や効率性について十分検討することとします。 (4)経常経費削減の推進 本町では、予算総額に占める経常経費の割合が極めて高く、財政が硬直化していま す。経常経費の個別の実態を調査検討し、積極的に削減を図ります。 【 重点項目 】 ①補助金削減の推進 ・事務事業等見直し基準により、各課で総点検を行います。 ・終期の設定や各種団体等の活動状況に応じた見直しを行います。 ②負担金削減の推進 ・事務事業等見直し基準により、各種団体等の負担金について各課で総点検 を行います。 ・西吾妻福祉病院の独立採算や、その他一部事務組合、吾妻広域等の合理化 を促進し、負担金の削減を推進します。 ③繰出金削減の推進 ・国保、農集排、公共下水、簡易水道等特別会計の財務状況を住民に公表す るとともに、積極的な健全化を推進し、繰出金の削減を図ります。 ④人件費削減の推進(数値目標の設定) ・特別職の報酬削減を早期に実施します。 ・議員報酬及び定数削減を早期に実施します。 ・5年後、10年後の削減目標を明確にします。 ・定員管理適正化計画を策定します。 ・ボランティア、NPOの育成を推進し、連携と活用を進めます。 ・シルバー人材の活用を進めます。 ⑤その他経費の削減の推進 ・物件費(需用費、委託料等)の現状を分析し、目標を定めて徹底した経 費の削減を進めます。 - 13 - ・会議の食事は原則出さないこととし、その基準を作成します。 ・各種委員会の研修等で食事を公費で負担する場合の基準を作成します。 ・各種団体の懇親会・新年会等に出す寸志を見直します。 (5)自主財源の確保 自主財源の根幹である町税の徴収率向上に努め、使用料・手数料の適正化を進める とともに、新たな自主財源の確保を検討します。 【 重点項目 】 ①町税の徴収率向上の推進 ②使用料・手数料の適正化の推進 ③公有財産処分の推進 ④新たな自主財源の検討 3.事務事業の整理見直し すべての事務事業について、事務事業等見直し基準に基づき総点検を行います。事業 の「公益性 」、「必要性 」、「行政が担当する領域か」などの視点に基づいた整理合理化 を進めると同時に、既存事業をゼロベースから見直し、厳しい財政状況のなかで施策の 選択を行います。 参 考 なお、以下の方向で各課において早急に見直しを進めることになりますが、行革ミーティン グ( 実務担当者による課題抽出のための会議 )の提案については 、関連する重点項目の中に 、 〈事 例〉として記載ありますので、見直し作業や内容を理解するための参考として下さい。 (1)事務事業等の見直し 事務事業、補助金・負担金、団体、イベント等の縮小・統合等を推進します。 また、継続する必要のない事業や継続することで町財政に多大な負担が予想される 事業については廃止を検討します。 【 重点項目 】 ①浅間園事業の見直し ・平成15年度に赤字補填として9億円の一般財源を投入しましたが、平成 16年度も再建の目途は立たず、浅間山の噴火も長期化すると予想される ことから、平成17年度末をもって廃止することを検討します。 ②事務事業の見直し 〈事例〉 ・投票区 ・投票時間 ・選挙ポスター掲示場の設置箇所 ・町有バス ・各種大会、研修会等への特別職等の出席 ・各種委員の委嘱(定年制等) - 14 - ・入札審査会要綱 ・庁用車(軽自動車へ )・町表彰条例、感謝状基準 ・燃料費入札 ・陳情行政 ・各地区補助金交付申請 ・子ども議会 ・観光写真展(モデル等 )・敬老写真事業 ・媒酌人褒賞事業 ・敬老祝金 ・金婚事業 ・老人デイサービス事業 ・特定疾患患者見舞金 ・温泉利用券 ・確定申告会場 ・固定資産税関係文書保存・工事事務支援体制 ・公営住宅管理体制 ・国調推進体制 ・町有林、林道管理 ・植樹祭 ・水没地域公営住宅建設 ・水特法事業及び基金事業(今後の進め方) ・長野原町汚水処理計画 ・下水道、農集排 ・ホームステイ事業 ・郡民祭 ・オープニグ祭・シーサイドスクール、ホワイトスクール ・社会教育事業 ・文化祭記念品配布 ・若人の館等ピンク電話 ・学校開放( 中央小プール ) ・幼稚園(延長保育 )・水道会計一本化 ・応桑住宅団地販売の規制緩和 等 ③補助金・負担金の見直し 〈事例〉 ・路線バス補助金 ・椎茸組合補助金 ・電牧柵補助金 ・微生物分解マルチ、ヘルパー利用、優良後継牛確保対策等補助金 等 ④団体等の見直し 〈事例〉 ・消防団の組織 ・婦人防火協力会 ・長野原町衛生組合 ・女性関係団体(婦人会、母子愛育班等) ・公民館運営審議会委員 等 ⑤イベント等の見直し 〈事例〉 ・長野原まつり ・町民号 ・スポーツ雪合戦 等 (2)民間委託・移管等の推進 行政が担当する必要性が低い事務事業の民間への委託・移管等を推進します。 【 重点項目 】 ①民間等への委託 〈事例〉 ・へき地診療所(西吾妻福祉病院へ) ・学校給食センター(調理部門、配送部門) ・選挙ポスター掲示場の設置 ・水道の検針業務 等 ②民間等への移管 〈事例〉 ・国際交流協会 ・文化の里づくりの会 ・吾妻漁協(西吾妻支部)事務局 ・スポーツ雪合戦運営 等 (3)適正な受益者負担の推進 本来 、受益者による負担で賄うべき事務事業については 、その適正化を推進します 。 【 重点項目 】 - 15 - ①国民健康保険税率の改正 ・医療費に見合った適正な税率でなく、郡内で最も低いレベルであることか ら、税率の見直しを進めます。 ・医療費の伸びが止まらず、国保会計が危機的な状況であるため、その対策 を検討します 。〔2.8億円/年(H10年度)から3.6億円/年(H15)〕 ・一般会計からの繰入も23,000千円/年(H10年度)から86,000千円/年(H15年 度)に増えている状況であることから、会計の健全化を推進します 。(H16年 度は120,000千円/年になると見込み) ②使用料・手数料の見直し (4)八ッ場ダム関連事業の推進 事務事業の廃止・見直しを進める中で、本町の最大懸案事項である八ッ場ダム関連 事業については、今後とも積極的に推進します。 しかし、事業完了後の町財政への負担とその対策については、十分な検討と事業へ の反映を行います。 【 重点項目 】 ①水特法事業及び基金事業の再検討と進行管理の充実 ・水特法事業及び基金事業の再検討と進め方を検討します。 ・ダム関連事業を見据えた総合計画と財政計画を策定します。 ・長野原町汚水処理計画の見直しを推進します。 ・下水道等の処理区域外について、合併浄化槽の導入を検討します。 ②推進体制の確立 ・ダム関連事業の推進体制の確立を検討します。 ・水特等事業の国・県への委託を検討します。 ③町財政への負担とその対策の検討 ・水特法事業及び基金事業の町財政への負担を検討します。 ・特に、下水道関連事業については、長野原町汚水処理計画の見直しを通じ てランニングコストを積算し、今後の計画に反映します。 4.新しい行政ニーズへの対応 事務事業等の見直しと既存施設の有効活用を進めながら、住民と時代のニーズに対応 したソフト事業の充実を図ります。 【 重点項目 】 ①男女共同参画の推進 ・男女共同参画について理解がえられるよう、その対策を検討します。 ・各種委員会等に女性委員を増やす施策を検討・促進します。 ②高齢者・障害者対策の充実 ・時代に対応した高齢者・障害者対策を検討します。 - 16 - ・外出支援等交通弱者対策を推進します。 ・障害者計画の策定による介護保険計画の見直しを行います。 ③少子化対策の充実 ・次世代育成支援事業を推進します。 ・保育所の設置を推進します 。(H17年度着工予定) ・幼保連携を推進します 。(保育園では0歳から2歳児を主に受け入れ、3歳 から5歳児は主として幼稚園で受け入れ、保育に欠ける子供については幼 稚園の延長保育で対応することを検討します 。) ④健康増進対策の充実 ・健康増進事業を重点的に実施し、国保医療費の削減を進めます。 ・老人福祉センターに保健センターとしての機能を取り入れることを検討し ます。 ⑤環境対策の充実 ・ゴミの減量化を推進します。 ・CO2 削減など地球環境対策を検討・推進します。 5.公共施設の適正管理及び整理統合 公共施設の新たな整備は、総合計画や財政計画等の長期的な財政状況を展望し、事業 の効果や効率性について十分検討するとともに、既存施設を可能な限り有効に活用する こととします。 公共施設の整理統合については、住民生活や地域間のバランスに考慮しつつ、検討を 進めます。 【 重点項目 】 ①新庁舎建設の検討 ・現庁舎の狭隘化と老朽化は深刻で、庁内LANや文書管理等行政改革を推 進するうえで大きな障害となっていることから、基金事業の住民総合セン ター(新庁舎)の建設を検討します。 ②学校統合の推進 ・2年以内に方針を決定し、統合する場合は計画期間内に実施します。 ③施設の有効活用 ・老人福祉センターに保健センターとしての機能を取り入れることを検討し ます。 ④施設の民間等への委託 〈事例〉 ・へき地診療所(西吾妻福祉病院へ) ・学校給食センター(調理部門、配送部門) 等 6.効率的な組織・機構の確立 社会情勢のうねりは年々その速度を速め、また複雑化しています。この「流れ」に対 - 17 - 応できない組織は、生き残ることができないのが現状です。このことは、自治体におい ても例外ではなく、従前の考え方にとらわれることなく、柔軟に対応できる組織が必要 です。本町では、あらゆる「枠」にとらわれることなく、必要に応じた体制がとれるよ う組織の改編を進めます。 【 重点項目 】 ①課の統合・削減の推進 〈事例〉 ・総務課・企画観光課・税務課の統合 ・建設課・農林課の統合 ・学校教育課、社会教育課、学校給食センターの統合 ・住民福祉課の総合窓口課への改編 ・上下水道事業課に下水道、農集排工事事務等を統合 ・浅間園事業の廃止 等 ②グループ制の導入(係制の廃止) ・課長補佐、係長を廃止し、グループリーダー制を導入します。 ③主担当・副担当制の導入 7.職員管理の適正化と意識改革 地方分権の推進により職員は今まで以上に高い能力が求められていると同時に、厳し い財政状況により定数削減も求められています。このような状況のなかで、いかにして 組織を活性化させ、質の高い人材を確保できるかが問われています。そのためには、職 員の意識改革を喚起するための研修や職務実績を評価する仕組みが必要です。 (1)定員管理 厳しい経済情勢が続く中で、本町を取り巻く環境も例外ではありません。定員管理 については、今後の八ッ場ダム関連事業の進捗状況と行政需要の動向を勘案しつつ、 計画的な定数削減を図ります。 【 重点項目 】 ①定員管理適正化計画の策定 ・人件費削減の数値目標を達成できるよう、具体的で実効性の高い計画を策 定します。 ・退職者に対する平均補充率を明記します。 ・現業職の新たな採用を控え、必要により臨時職員で対応することを検討し ます。 ・専門職(保健師・看護師・栄養士・幼稚園教諭・保育士等)を一般職とし て採用し、必要により専門部署に異動させることを検討します。 ②配置計画の策定 ・新たな組織・機構に対応した職員の配置計画を策定します。 ③退職者勧奨制度の見直し - 18 - ・人員削減を円滑に進めるため、勧奨制度の適用を40歳まで拡充すること を検討します。 (2)人事・給与管理 地方分権時代に対応できる執行体制を確立するためには、従来の常識にとらわれない 新たな人事管理システムが必要となっています。また、給与管理については、現制度の 職務実態と新しい組織・機構との整合性と課題を踏まえ、給与制度のあり方について検 討を行うとともに、職員の勤労意欲の高揚につながる制度運営に努めます。 【 重点項目 】 ①職員勤務評価制度の検討 ・従来の職務中心の人事管理の発想を転換し、職務遂行能力基準に基づき職 員の能力評価を行い、職員を等級に格付ける能力等級制度を研究・検討し ます。 ②自己申告制度の導入 ・人事異動について、事前に希望部署を申告できるよう検討します。 ・自己の都合により現状の職務を遂行できない場合、降任・降格を申し出る ことができるよう検討します。 ③給与制度の見直し ・新しい組織機構に対応した職務職階制度を導入します。 ④職員健康管理の適正化 ・職員の健康状態、特に精神衛生管理を充実します。 (3)意識改革 民間企業では、企業の存亡に係わることから社員の意識改革が進んでいます。自治体 についても、親会社である国家財政が危機的状況に陥り、仕送りの地方交付税は先行き の見えない削減が続き、町財政も急激に悪化する中で、これまで以上に職員の意識改革 が求められています。 このような状況の中で、職員自らが発想の転換を図り不要な常識・習慣を打ち破るこ とで 、新しい時代の行政システムを構築して行くしか自治体の生き残る道はありません 。 【 重点項目 】 ①職員研修の充実 ・政策決定プロセスを明確化できるKJ法の研修を行います。 ・ワークショップの技法による集団創造化プログラムの研修を行います。 ②職員倫理の向上 ・公共の仕事に携わっていることを強く自覚すると共に、不正には厳しい態 度で望むという意思を明確にするため、倫理規定の周知徹底を行います。 ・各種委員会・団体等の飲食を伴う会合・旅行等へ参加する場合の基準を作 成します 。(職員の公費参加は原則禁止) ③職員提案制度の充実 - 19 - ・事務改善、合理化、能率向上、経費の節減等に関するアイデアや方策を募 集し、勤労意欲や協働意識の向上を図ります。 ・政策課題への提案も導入します。 (4)事務改善 会議などの効率的な運営、事務処理の一元化などあらゆる事務の改善に取り組み、時 間・経費の削減に努め、簡素で効率的な町政運営を推進します。 【 重点項目 】 ①決裁権限の見直し ②文書事務の合理化 ③例規システムの導入 ④物品発注事務の整理合理化 ・管財担当を設けて、需用費や補助金附帯事務費の一括管理を検討します。 ⑤入札制度の見直し ・入札について、予定価格の公表を検討します。 ⑥庁内LANシステムの構築 ・財務会計システムを導入し、現在、予算・決算・例月監査等各課で対応し ている事務を統一できるよう検討します。 ・住民情報を各課で共有できる方策を検討し、農地管理システムや国土調査 土地情報システム等とのスムースな連携を進めます。 ・GIS化(地理管理システム)を推進し、航空写真、都市計画図、上下水 道管路図等のデジタル化と情報の共有化を検討します。 ⑦庁用車管理の見直し ・庁用車をコンピュータにより一括管理(配車・点検等)し、台数の削減を 行います。 ・庁用車は順次、軽自動車に替えて行きます。 8.広域連携の推進 広域での事務事業の実施は、町が単独で行うより効率的ではありますが、現在の広域 行政の仕組みでは、必ずしも期待通りにならないことが懸念されます。本町では、広域 化の今後の可能性を見出すため、これまでの形にとらわれない新たな広域の仕組みにつ いて検討を行います。 【 重点項目 】 ①一部事務組合の統合を推進 ・環境衛生組合 、病院組合 、衛生組合の統合を検討します 。 ( 広域連合に関連 ) ②広域連合の検討 ・吾妻8か町村の広域連合を検討します 。(4か町村ではメリットが少ない) ・吾妻広域圏の広域連合への統合を検討します。 - 20 - ・教育委員会や町税徴収事務等様々な事務を広域連合で運営できるか検討を 進めます。 ・国保事務を広域連合で運営することを検討します。 ・介護保険を広域連合で運営することを検討します。 ③町村合併の検討 ・吾妻8か町村の合併を検討します。 - 21 - 第6章 実施計画 この推進計画は5年間の計画ですが、実施計画については今後3年間の取り組みを示して います。特に計画初年度の平成17年度については、個別計画の策定や細部の検討を行い、 平成18年度予算に具体的に反映する大切な年度ですので、4半期毎に進行管理ができる様 式となっています。 また、重点項目毎に担当課を示しましたので、このスケジュールに沿って責任を持って実 施して下さい。 なお、実施計画は毎年ローリングを行い、進捗状況の適正な管理を行います。 凡 例 計画策定、検討、研究、準備 手続き、条例化、議会 等 実 施 年度 ・月 ・担当課 平成17年度 18年度 19年度 重点項目 等 担当課 4∼6月 7∼9月 10∼12月 1∼3月 1.開かれた行政システムの確立 (1)行政の透明性の確保 ①情報公開の積極的な 推進 ②個人情報保護の充実 総務課 総務課 ③行政手続条例の適正 な運用 (2)住民参加型まちづくりの推進 総務課 ①政策課題等の公開と 公聴会の実施 ②各種審議会委員の住 民公募 ③(仮称)まちづくり 委員会の設置の促進 (3)行政情報サービスの充実 企観課 ①「広報ながのはら」 の充実 ②ホームページの充実 企観課 総務課 企観課 企観課 ③行政防災無線の有効 活用 ④電子自治体の実現 企観課 企観課 - 22 - 年度 ・月 ・担当課 平成17年度 18年度 19年度 重点項目 担当課 4∼6月 7∼9月 10∼12月 1∼3月 2.財政の健全化 (1)計画的な財政運営 ①財政計画の策定 総務課 ②総合計画との一体的 な進行管理の推進 (2)財政指標の公開と健全化 総務課 企観課 ①財政指標の公開 総務課 ②指標の適正化の推進 総務課 (3)事業評価の推進 ①事務事業等見直し基 準の作成 ②事業予算概要調書の 導入 ③投資的経費の削減 総務課 総務課 総務課 (4)経常経費削減の推進 ①補助金削減の推進 総務課 ②負担金削減の推進 総務課 ③繰出金削減の推進 総務課 ④人件費削減の推進 総務課 ⑤その他経費の削減の 推進 (5)自主財源の確保 総務課 ①町税の徴収率向上の 推進 ②使用料・手数料の適 正化の推進 ③公有財産処分の推進 税務課 各 課 総務課 ④新たな自主財源の検 討 総務課 - 23 - 年度 ・月 ・担当課 平成17年度 18年度 19年度 重点項目 担当課 4∼6月 7∼9月 10∼12月 1∼3月 3.事務事業の整理見直し (1)事務事業の見直し ①浅間園事業の廃止 企観課 ②事務事業の見直し 各 課 ③補助金・負担金の見 直し ④団体等の見直し 各 課 各 課 ⑤イベント等の見直し 各 課 ①民間等への委託 各 課 ②民間等への移管 各 課 (2)民間委託・移管等の推進 (3)適正な受益者負担の推進 ①国民健康保険税率の 改正 ②使用料・手数料の見 直し (4)八ッ場ダム関連事業の推進 住福課 各 課 ①水特 ・基金事業の再検 討と進行管理の充実 ②推進体制の確立 ダム対課 ③町財政への負担とそ の対策の検討 ダム対課 ダム対課 - 24 - 年度 ・月 ・担当課 平成17年度 18年度 19年度 重点項目 担当課 4∼6月 7∼9月 10∼12月 1∼3月 4.新しい行政ニーズへの対応 ①男女共同参画の推進 総務課 ②高齢者・障害者対策 の充実 ③少子化対策の充実 住福課 住福課 ④健康増進対策の充実 住福課 ⑤環境対策の充実 住福課 企観課 5.公共施設の適正管理及び整理統合 ①新庁舎建設の検討 ②学校統合の推進 企観課 ダム対課 学教課 ③施設の有効活用 各 課 各 課 ④施設の民間等への委 託 6.効率的な組織・機構の確立 ①課の統合・削減の推 進 ②グループ制の導入 総務課 企観課 総務課 ③主担当・副担当制の 導入 総務課 - 25 - 年度 ・月 ・担当課 平成17年度 18年度 19年度 重点項目 担当課 4∼6月 7∼9月 10∼12月 1∼3月 7.職員管理の適正化と意識改革 (1)定員管理 ①定員管理適正化計画 の策定 ②配置計画の策定 総務課 総務課 ③退職者勧奨制度の見 直し (2)人事・給与管理 総務課 ①職員勤務評価制度の 検討 ②自己申告制度の導入 総務課 総務課 ③給与制度の見直し 総務課 ④職員健康管理の適正 化 (3)意識改革 総務課 ①職員研修の充実 総務課 ②職員倫理の向上 総務課 ③職員提案制度の充実 企観課 (4)事務改善 ①決裁権限の見直し 総務課 ②文書事務の合理化 総務課 ③例規システムの導入 総務課 ④物品発注事務の整理 合理化 ⑤入札制度の見直し 総務課 総務課 ⑥庁内LANシステム の構築 ⑦庁用車管理の見直し 企観課 総務課 - 26 - 年度 ・月 ・担当課 平成17年度 18年度 19年度 重点項目 担当課 4∼6月 7∼9月 10∼12月 1∼3月 8.広域連携の推進 ①一部事務組合の統合 の推進 ②広域連合の検討 企観課 企観課 ③町村合併の検討 企観課 - 27 - 行政改革大綱の比較 長野原町行政改革大綱 新・長野原町行政改革大綱 平成8年3月19日制定 平成12年3月制定 1.基本方針 第1 (1)多様化する行政需要の中で、地域社会の活性化と住民福祉増進のため、 地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的な行政システムを構築するため、 事務事業の見直しなど引き続き行政改革を強力に推進する。 (1)21世紀への扉も目前に控え、少子・高齢化、国際化等の一層の進展、 住民の価値観の多様化、環境に対する関心の高まり等社会経済情勢が大きく 変化する中で、平成11年7月地方分権推進法が公布され、地方自治は新し い時代を迎えた。 このような状況の下で本町としても多様化する行政需要の中で、地域社会 の活性化と住民福祉増進のため、地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的 な行政システムを構築するため、事務事業の見直し等引き続き行政改革を強 力に推進する (2)事務処理にあたっては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最小の経 費で最大の効果を挙げるように地方自治運営の基本原則に立ち、サ−ビス精 神と経営感覚に立脚した行政改革を進める (3)行政改革の推進に当たっては「長野原町行政改革懇談会」の提言を尊重 し、議会と連携しつつ全町が一体となって取り組むと共に、町民を始め関係 方面の理解と強力が得られるよう努める また、既存の枠組みや従来の発想にとらわれない柔軟な姿勢で住民へのサ −ビス向上、制度の企画立案に取り組む。今後、地方分権の推進に伴い、自 治体自ら判断する領域が拡大することから、各職員が自ら施策の方向や実施 方法等を考え、行政運営にあたる必要があり、職員一人ひとりの意識改革が 不可欠である。 (4)行政改革は、行政運営にかかわるすべての職員が自らの問題として取り 組むことが望まれるから、職員の意欲を高め、主体的な総意工夫を引き出す 仕組みを設けるよう努める (5)行政改革は本町の最重要課題として位置づける (行政改革大綱の見直し) (6)行政運営全般について不断の点検を実施しつつ、行政改革大綱の見直し を行い内容の充実を図る。その際、庁内に設置した行政改革推進本部を中心 に、各種行政委員会等を含めた全庁的な取り組みを進める (7)各年度の取り組み内容を具体的に示し、行政改革を進める 。(定員管理 の数値目標、組織管理、補助金等の整理合理化、取り組み内容が住民に理解 されるように努める。) (8)行政改革大綱の見直しに当たっては、住民の代表者等からなる「行政改 (2)地方自治の本旨に則り、住民一人一人が参加し協働出来る地域づくりを 推進し、行政の責任領域を点検し、主体性を発揮出来る公正な行政システム を構築する。 (3) 行政改革推進にあたっては 、「長野原町行政改革懇談会」の提言を尊 重し、議会と連携しつつ全庁が一体となって取り組むとともに、町民をはじ め関係方面の理解と強力が得られるよう努める。 2.当面の措置事項 (1)事務事業の見直し 行政需要や新たな行政課題に的確に対応するため、行政の横並び体質や前 例踏襲を排し、責任領域の再点検と受益と負担の公平確保をはかり、住民サ −ビス向上のための事務手続きの簡素化合理化を推進する。 当面次の諸点について見直しを進める。 イ.各種補助金の見直し 行政の責任分野、経費負担のあり方、行政効果等を精査し、零細補助金 及び目的を達した補助金の廃止統合等、整理合理化を行う ロ.学校給食センタ− 学校給食センタ−は、給食人員の減少と調理従事者の高齢化もあり、事 業の民間委託を含め抜本的に見直す。 ハ.納税奨励金の見直し 納税奨励のため、従来から納税組合に交付している補助金は、昭和62 年に千分の50を40に、平成2年に30と、5年に千分の10づつ引き 下げる改訂を行ってきたが、最近はかなり自主納税の原則が定着し、口座 振替も多くなってきており段階的に廃止の方向で推進する。 (2)時代に即応した組織・機構の見直し - 28 - 基本方針 本町の行政機構の特色として八ツ場ダム対策事務があり、いよいよ水特法 整備事業が始まることとなり、この先10年間位の間事務量が増大するため、 一段と組織・機構の見直しが必要となる。 農集排、特環下水道など、当面は工事担当課扱いとするが、施設の供用開 始に伴い、新たな人員配置の必要が生じる。 当面、事業実施に伴う用地登記事務は、嘱託を雇い対処する。 また、公営企業として浅間火山博物館を経営する浅間園があるが、現下の 厳しい経済情勢のもとで常勤職員を減じ、パ−ト等季節雇用に切り替え、経 費の削減など経営努力しているところである。 イ.各種行政委員会等付属機関の整理見直し 社会情勢の変化とともに、その設置目的が薄れたものや委員の数等、行 政運営の簡素合理化引き続いて推進する。 改善措置を実施するもの(非常勤特別職) 農業委員会委員・・・・・・・・・・・・定数削減 損害評価会委員及び評価員・・・・・・・廃止 保健推進委員・・・・・・・・・・・・・廃止 小口資金融資審査会委員・・・・・・ 統合 労働環境整備計画審査委員会委員・・ 納税組合長・・・・・・・・・・・・・・廃止の場合は伍長へ移行 ロ.外郭団体の見直し 行政事務と一線を画すべき団体には、行革の本旨に則り、行政関与を出 来るだけ少なくする必要がある。 (3)定員管理及び給与の適正化 住民ニ−ズの多様化に伴い、増加する行政需要に対応するため、スクラッ プアンドビルドの徹底により適正な定員管理に努める 特に、ダム整備事業により増大する事務事業あたっても、現定員の中で職 員の適性配置により対処する他、組織の流動化、応援体制の導入によって対 処する。 給与体系は国及び県に準じており、給与水準を示すラスパイレス指数は国 を下回っている状況にあり、本町の給与は、現在において特に問題はないが、 なお今後も適正化に努める (4)効果的な行政運営と職員の能力開発 職員参加による明確な目標設定と効果的な進行管理の徹底、提案制度の活 用等により、行政運営プロセスの改善、公務能率の向上を図るため、有能な 人材の育成と研修、定期的人事異動により能力開発はかる。 - 29 - 革懇談会」の審議や住民の意識調査等を通じて住民の意見が反映されるよう 努める。 また、行政改革大綱の見直しがされた段階で町の広報に登載し住民に周知 する。 第2 1 2 3 4 5 6 7 第3 行政改革の重点 事務事業の見直し 組織・機構の見直し 定員適正化及び給与適正化の推進 人材育成 公正の確保と透明性の推進 経費の節減合理化の推進 その他 大綱の実施期間 平成12年度から16年度までの間 第4 行政改革の施策 システム改革大綱にもとずき当面次の諸点について推進する 1.事務事業の見直し 住民ニ−ズの高度化、多様化する行政需要や新たな行政課題を的確に把 握し住民サ−ビスに努める」 (1)各種補助金の見直し 行政の責任分野、経費負担のあり方、行政効果等精査し、廃止、統合 等抜本的な整理合理化を図る (2)学校給食センタ− 給食人員の減少と調理従事者の高齢化等、事業の民間委託を含め抜本 的に見直す (3)納税奨励金の廃止 従来から納税組合に交付してきた納税奨励金が近年の情報公開等と相 まって、プライバシ−保護等、違法の判例が示された事から廃止する。 2.組織機構の見直し 本町の特色として、八ッ場ダム対策事務事業の中で、農業集落排水事業 が平成12年度の供用開始となり、また、公共下水道事業も推進中であり 管理運営は「上下水道事業課」で対応する。 また、公営企業として浅間火山博物館を経営しており、現下の厳しい経 済情勢のもとで、職員を減じ、パ−ト等季節雇用で対処している。 介護保険の実施に伴い、住民課と保健福祉課及び高齢者対策室3課を統 (5)行政の情報化の推進による住民サービスの向上 行政の情報化を推進するため、OA 機器の導入により情報のネット化をる。 窓口サ−ビスも、関係課の連携により申請事務の簡素合理化迅速化を推進 するほか、住民票の写しや印鑑登録証明書の自動交付機の導入を推進する。 行政手続き条例を制定し、より一層の公正の確保と透明性を高め、広報や 議会活動などで町民にわかりやすい行政を推進するほか、行政防災無線を利 用したタイムリ−な情報提供を行う (6)会館等公共施設の管理運営 山村開発センタ−、体育館、運動場は、管理委託方式で運営されているが、 公民館についても住民利用の効率化を推進する。 弓道場の利用が少ない現状から、多角的利用も検討推進する。 今後増加する公園、その他公共施設については、ボランティアの活用など が必要である (7)その他 議会は、定数22名を減じてきて平成7年4月から16名としたところで あるが、なお会議等経費節減努める。 - 30 - 合して「住民福祉課」1課とする。 (1)各種行政委員会等付属機関の整理見直し 農業委員会 (法)定数削減15名 納税組合長 廃止(行政連絡委員へ移行) (2)外郭団体の見直し 各種団体事務の統合を図り、行政関与の減少を図る 3.定員適正化及び給与適正化の推進 システム改革大綱に則り、機構改革の実施にあわせて職員の適性配置に より対処する また、ダム対策に要する事務事業の増大にあっても、適正配置により対 処する。 給与については、国及び県に準じており、なお、今後も適正化を維持す る。特殊勤務手当についても、平成11年度から国、県に準じて適正化を 図った。吾妻郡内旅費日当の廃止(平成12年度より) 4.人材育成 県の職員研修等に積極的に派遣するとともに、企業のOA研修等最大限 研修派遣に努めている。また技術職等中途採用も含め対処している。 5.公正の確保と透明性の推進 (1)行政手続き条例の執行 (2)情報公開条例の制定(平成12年度より) (3)監査機能の強化 (4)住民への情報提供 広報や行政無線及びインタ−ネット等含めて住民サ−ビスに努める 6.経費の節減合理化の推進 平成10年度より、町長交際費(社会参加費)等の縮減、需用費に対す る対前年比5%の縮減、各種行政委員等視察研修の隔年実施 7.その他 (1)公民館等の公共施設 山村開発センター、体育館、総合運動場は管理委託方式、公民館につ いても住民の利用効率化を推進する (2)公共工事 国、県の指針に基づきコスト縮減を図るとともに、入札手続きの透明 性と公平性の確保に努める。 (3)広域行政 行政事務事業の共同処理に努める (4)議会 新・行政改革大綱の趣旨に沿って経費の節減と定数及び兼職に伴う報 酬の見直し等、活性化を推進する。 一部事務組合負担金・特別会計繰出金等の概要 収入役資料 ◎一部事務組合負担金の概要 団 体 名/年 度 (単位:円) 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 消防団員退職者補償組合負担金 4,241,438 4,241,373 4,241,284 3,695,880 3,921,600 吾妻広域圏振興整備組合負担金 137,067,000 140,675,000 135,216,000 135,474,000 132,563,000 (2-1-6) 5,165,000 5,356,000 4,582,000 5,190,000 5,351,000 養護老人 ホーム (3-1-2) 2,303,000 2,866,000 3,276,000 6,834,000 9,621,000 一般経費負担分 介護保険経費分(特別会計) 火葬場負 担分(4-1-1) 海の家負 担分(10-6-1) 1,376,000 1,484,000 1,414,000 1,331,000 1,346,000 13,068,000 13,505,000 14,094,000 7,554,000 4,719,000 807,000 810,000 750,000 748,000 738,000 救急医療負担分 (4-1-1) 1,204,000 1,214,000 1,194,000 1,184,000 1,157,000 常備消防経費分 (9-1-1) 110,612,000 112,751,000 108,658,000 111,400,000 108,423,000 399,000 404,000 401,000 401,000 390,000 261,000 265,000 847,000 832,000 818,000 1,872,000 2,020,000 0 0 0 7,362,500 7,269,792 7,177,250 7,084,626 7,455,208 西あがつま福祉会委託事業費 62,820,680 55,833,000 56,653,000 59,385,340 51,241,000 町社会福祉協議会委託事業 13,614,163 18,038,000 18,368,776 18,368,000 4,647,977 西吾妻衛生施設組合経費 40,975,000 40,661,000 36,796,000 45,930,000 46,996,000 155,310,023 157,325,086 163,383,953 176,172,152 161,911,000 視聴覚教育経費分 (10-5-1) 生涯学習施設分 (10-5-1) 農業共済費負担分 (6-1-2) 西吾妻特別養護老人ホーム 西吾妻環境衛生施設組合経費 〃 (地方債分) 西吾妻福祉病院組合経費 〃 (六合村負担) 小 計 184,209,000 195,894,000 210,077,000 210,481,000 212,867,000 99,695,000 173,913,000 301,925,000 242,508,000 253,324,000 9,436,627 12,150,000 14,591,000 14,776,200 15,250,000 714,731,431 806,000,251 948,429,263 913,875,198 890,176,785 ◎特別会計への繰り出し金の概要 団 体 名/年 度 国民健康保険特別会計 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 2,157,964 32,793,276 76,407,345 106,232,000 78,534,000 老人保健特別会計 23,503,276 69,235,730 10,575,145 53,287,000 57,406,000 へき地診療所特別会計 17,500,000 48,000,000 19,150,000 20,676,000 21,000,000 介護保険特別会計 43,626,083 46,833,230 39,977,425 52,346,000 50,895,000 簡易水道事業特別会計 64,502,000 36,725,961 51,245,000 60,095,369 36,623,968 140,000,000 110,000,000 201,676,000 113,980,000 164,854,000 84,020,000 35,711,000 181,135,000 318,121,000 451,230,000 375,309,323 379,299,197 580,165,915 724,737,369 860,542,968 農業集落排水事業特別会計 公共下水道事業特別会計 生活再建支援事業特別会計 小 計 ◎各種預託金の概要 団 体 名/年 度 商業設備近代化資金預託金 平成13年度 1,412,000 平成14年度 755,000 平成15年度 63,000 平成16年度 平成17年度 0 0 労働環境整備資金預託金 1,864,500 1,460,000 1,207,500 5,953,500 5,722,000 商業活性化資金預託金 2,631,000 1,814,000 1,429,000 21,602,000 20,000,000 5,907,500 4,029,000 2,699,500 27,555,500 25,722,000 小 計 合 計 1,095,948,254 1,189,328,448 1,531,294,678 1,666,168,067 1,776,441,753 *平成16年度については、12月補正予算額に基づくものである。以下は、決算額である。17年は予算要求額 - 31 - 各種補助金・負担金調べ ( 主に団体) 17.2.18 太字斜線は県・郡法令外として承認を得たもの 款 項 目 別 1:1:1 議 会 費 2:1:1 一般管理費 2:1:2 広報費 2:1:4 会計管理費 2:1:6 企画費 15年度 397,430 金 支払い先団体名 84,550 吾妻郡議長会費 4,000 44,472 4,000 全国豪雪地帯所在町村議会議長会費 41,141 群馬県町村会負担金 435,000 387,900 吾妻郡町村会負担金 1,600 300,000 20,000 4,000 1,600 240,000 0 4,000 2,000 0 1,900 15,000 6,000 8,000 全国豪雪町村対策協議会負担金 町職員福利厚生費補助金 柔剣道大会補助金 社会保険協会会費 西吾妻地区ピ-スマインド連絡協議会(15年度は2−1−1−で支払) 3,000 吾妻労働基準協会 1,900 県広報協会負担金 15,000 (社)日本広報協会 0 出納事務研修会負担金 8,000 地域づくり協議会負担金 45,000 日本自然保護協会負担金 10,000 国立公園協会(15年度は7−1−3で支払い) 60,700 58,700 山村振興連盟負担金 50,000 50,000 高崎長野原秋山上越間国道整備促進期成同盟会費 66,500 66,500 上信自動車道建設期成同盟会負担金 50,000 13,000 40,000 0 80,000 35,000 65,000 40,000 24,700 70,000 19,000 19,000 群馬県景観形成連絡協議会負担金 8,403,315 500,000 300,000 2:1:9 自衛官募集費 2:1:10 ダム対策費 2:1:19 諸 費 助 89,000 45,000 2:1:7 交通安全対策 費 16年度 負 担 金・補 394,260 群馬県議長会費 262,300 1,786,000 50,000 11,000 1,500 20,000 35,000 15,000 44,000 588,320 52,708 70,000 5,000 17,000 6,000 10,000 3,000 上越中野嬬恋高崎間国道昇格整備促進期成同盟会費 東部湯ノ丸インター関連道路網整備期成同盟会費 国道146号軽井沢バイパス建設等期成同盟会費 渋川吾妻地域在来線活性化協議会 ぐんま都市交流実行委員会負担金 8,145,791 長野原まつり実行委員会負担金 400,000 長野原町国際交流協会補助金 210,000 北軽文化劇場補助金 260,500 西吾妻交通対策協議会負担金 1,741,500 50,000 11,000 1,500 0 31,500 西吾妻交通安全協会補助金 西吾妻交通安全協会長野原分会 西吾妻安全運転協議会会費 西吾妻ダンプ協会負担金 交通安全ケートボール大会負担金 長野原町自衛隊父兄会補助金 15,000 ダム所在市町村全国協議会県支部負担金 44,000 643,950 47,549 70,000 5,000 西吾妻暴力追放推進協議会負担金 群馬県防犯協会西吾妻支部負担金 群馬県防犯協会西吾妻支部広報車維持分担金 地域活性化センター会費 県行政相談員協議会負担金 16,150 行政相談員協議会吾妻支部負担金 6,000 西吾妻地区電信電話ユーザー協会費 0 群馬県内訴務担当者協議会費 (15年度会費廃止) 西吾妻地区ピースマインド連絡協議会費(16年度は 2-1-2で支払) - 32 - 17,000 2:1:21情報化対策費 2:1:22ダム地域整備 費 2:2:1 税務総務費 0 26,700 中之条たばこ販売協同組合助成金 0 19,000 吾妻職業安定協会 18,839 10,000 19,000 県広域行政ネットワ-ク連絡協議会負担金 10,000 県地域情報化推進協議会 26,500 公営住宅等整備協議会負担金 (15年度は 8-3-1で支払) 20,000 18,000 吾妻地区税務協議会負担金 30,000 30,000 資産システム評価研究センター会費 4,200 10,000 2:3:1 戸籍住民基本 台帳費 2:4:1 選挙管理委員 会費 2:5:1 統計調査総務 費 2:6:1 監査委員費 3:1:1 社会福祉総務 費 3:1:3 身体障害者福 祉費 3:2:1 母子福祉費 3:3:1 年金総務費 4:1:1 保健衛生総務 費 4:1:3 環境衛生費 4:1:4 保健推進事業 費 5:1:1 労働諸費 6:1:1 農業委員会費 4,200 吾妻郡租税教育推進協議会負担金 9,500 吾妻地区地方税対策会議 15,000 15,000 発電関係市町村協議会負担金 5,200 4,000 47,900 27,200 5,200 4,000 47,600 25,800 2,850 1,000 9,500 9,500 2,850 1,000 9,500 5,000 20,536,111 555,000 5,000 10,200 3:1:2 老人福祉費 9,000 市町村職員年金連盟吾妻支部助成金 400,000 1,232,000 4,275 100,000 480,000 250,000 2,150 24,890 4,000 24,000 15,000 1,000 1,000 34,500 250,000 30,000 300,000 201,000 2,500,000 200,000 県戸籍住民基本台帳事務協議会負担金 郡戸籍住民基本台帳事務協議会負担金 中之条人権擁護委員協議会助成金 県選挙管理委員会連合会吾妻郡支会負担金 県統計協議会負担金 郡統計事務研究会負担金 県農林統計協会負担金 吾妻郡監査員町村連絡協議会負担金 19,576,000 社会福祉協議会補助金 450,000 民生委員協議会補助金 5,000 県難病団体連絡協議会負担金 10,100 吾妻地域福祉推進会議事業拠出金 320,000 王湯利用補助金 1,077,600 老人クラブ助成補助金 4,275 県障害者雇用推進協会負担金 90,000 390,000 200,000 2,150 王湯利用補助金 長野原町身体障害者更生補助金 長野原町母子会運営費補助金 県年金福祉協会負担金 16,690 吾妻郡食品衛生協会負担金 8,000 県看護協会保健師職能中之条地区分会費 20,000 15,000 0 0 34,450 250,000 30,000 240,000 160,800 2,000,000 160,000 日本看護協会・群馬県看護協会費 県栄養士会 吾妻郡栄養士会 吾妻郡行政栄養士会 吾妻准看護学校補助金 長野原町簡易水道連合会補助金 全国保健健康センター連合会負担金 長野原衛生組合負担金 北軽井沢環境美化活動費補助金 川原湯環境整備補助金 母子愛育班活動費補助金 100,000 7,000 20,000 80,000 長野原町勤労者福利厚生体育補助金 0 吾妻労働基準協会補助金(16年度より2−1−19で支払) 19,000 吾妻職業安定協会補助金 201,000 423,000 201,000 県農業会議賛助員拠出金・農政活動資金 423,000 郡農業振興協議会拠出金・農政活動資金 - 33 - 6:1:2 農業総務費 6:1:3 農業振興費 100,000 100,000 100,000 95,000 20,000 1,650,000 200,000 150,000 40,000 50,000 40,000 20,000 40,000 20,000 6:1:4 畜産振興費 33,510 72,000 6:1:5 農地費 6:2:1 林業総務費 2,190,000 2,788,560 30,000 155,000 20,000 50,000 50,000 300,000 300,000 2,500 1,000,000 2,000,000 158,000 7:1:2 商工振興費 生活改善グループ助成金 花トピアぐんま推進協議会負担金 農業後継者育成対策事業(小中学校)(16年度廃止) 西吾妻農業研究会連絡協議会補助金(15年限り廃止) 吾妻地域廃プラ協議会運営補助金 環境保全型農業資材普及補助金(分解マルチ) 北軽井沢応桑野菜部補助金 若者産業開発研究試作グループ補助金 花木盆栽生産研究会 西吾妻農業研究会連絡協議会 (16年5月解散) 山菜生産研究会 わさび組合補助金 吾妻漁業組合補助金 吾妻西部漁業組合補助金 35,360 吾妻郡獣医師会負担金 68,400 吾妻郡乳牛共進会負担金 2,000,000 2,600,000 27,000 140,000 20,000 50,000 50,000 240,000 240,000 1,500 800,000 1,600,000 優良後継牛確保対策事業補助金(見込み額) 酪農ヘルパー補助金 (見込み額) 北軽井沢8・8ルスタイン協議会補助金 郡西部地区受精卵移植技術研究会補助金 JP都市農村交流推進協議会(関東支部) JP都市農村交流推進協議会 全国農村情報施設連絡協議会費 大津水利組合補助金 応桑水利組合補助金 県市町村農業農村振興対策協議会 農林水産振興事業補助金(山林保護管理) 長野原町森林組合事業振興補助金 152,000 群馬県治山林道協会負担金 2,500 2,500 群馬県森林土木研究会費 7,500 4,000 吾妻郡林業振興協会費 50,000 50,000 50,000 50,000 2,117,500 200,000 50,000 240,000 60,556 7,725,570 1,00,000 420,000 20,000 7:1:3 観光費 90,000 100,000 0 0 20,000 1,800,000 160,000 120,000 32,000 0 0 16,000 32,000 16,000 40,000 40,000 40,000 50,000 1,500,000 160,000 40,000 240,000 50,430 7,234,800 800,000 420,000 長野原町林生産森林組合育成補助金 長野原町椎茸生産出荷組合補助金 長野原町林産物生産加工販売組合炭焼部会 広域基幹道吾嬬山線推進協議会負担金 有害鳥獣駆除捕獲補助金 (見込み額) 長野原町猟友会振興補助金 みこしろ生産組合補助金 緑の少年団育成補助金 吾妻郡植樹祭負担金 長野原町商工会運営費補助金 商工会青年部外活動費補助金 西吾妻職業訓練校運営費補助金 20,000 吾妻物産振興協会負担金 50,000 850,000 50,000 商工講習会助成金 商品券印刷及び助成金 500,000 商品券助成金(印刷助成なし) 254,000 240,000 吾妻観光連盟負担金 6,000 10,000 69,000 6,000 県観光所在地町村協議会負担金 0 国立公園協会負担金 50,000 浅間山麓広域観光推進協議会負担金 - 34 - 40,000 30,000 303,000 41,800 680,000 50,000 10,000 10,000 770,000 1,900,000 500,000 1,129,000 0 800,000 770,000 190,000 150,000 2,900,000 289,750 410,276 770,000 82,000 50,000 50,000 8:1:1 土木総務費 8:1:2 8:3:1 8:5:1 費 9:1:3 国土調査費 住宅管理費 都市計画調査 非常備消防費 10:1:1 教育委員会費 10:1:2 事務局費 41,800 県観光協会負担金 680,000 50,000 10,000 0 616,000 1,370,000 400,000 903,000 500,000 640,000 616,000 152,000 120,000 3,000,000 289,750 410,276 616,000 80,000 50,000 50,000 群馬の旅特別宣伝協議会 日本ロマンチック街道協会負担金 上信越ふるさと街道負担金 高崎観光協会負担金 北軽井沢観光協会運営費補助金 北軽井沢高原まつり補助金 北軽井沢マラソン大会補助金 北軽井沢マラソン大会コンピューター補助金 〃 特別賞補助金 北軽井沢炎のまつり補助金 川原湯温泉観光協会運営費補助金 川原湯温泉湯かけ祭補助金 川原湯温泉夏祭り補助金 川原湯温泉駅運営費補助金 日本ロマンチック街道事業負担金 北軽井沢公衆便所管理組合補助金 長野原観光協会運営費補助金 ぐるりん吾妻号運行事業負担金 ウエルカム群馬国際観光推進協議会負担金 上信越国際観光テーマ地区推進協議会負担金 223,800 6,650 186,500 群馬県治水砂防協会費 6,650 県用地対策連絡協議会費 150,000 100,000 利根川水系砂防期成同盟会費 19,000 3,000 18,000 群馬県道路協会費 3,000 群馬県河川協会費 20,000 20,000 関東国道協会費 30,000 141,000 19,000 15,000 20,000 2,868,000 416,465 30,000 鯉沢バイパス建設促進期成同盟会費負担金 70,500 県国土調査推進協議会負担金 公営住宅等整備協議会負担金(ダム地域整備課支払 15,000 都市計画協会費(県) 20,000 雪合戦連盟負担金 3,305,000 各分団消防団運営費補助金 412,240 各地区婦人防火協力会運営費補助金 135,600 9,500 4,500 369,120 128,980 9,500 4,500 380,360 197,511 95,000 186,563 西吾妻へき地教育センター負担金 76,000 長野原町教育研究会補助金 31,000 31,000 75,000 200,000 10:2:1 小学校管理費 10:2:2 教育振興費 40,000 日本温泉協会負担金 30,000 県温泉協会負担金 303,000 浅間高原をきれいにする会負担金 7,000 86,492 66,000 24,280 消防協会吾妻支部負担金 県消防団長会費 県町村教育長会負担金 郡教育委員会連絡協議会負担金 8,300 公立学校施設整備期成会負担金 17,942 教科書採択協議会負担金 75,000 ALT自治体国際化協会費 0 長高スキー大会補助金(16年度中止) 7,000 84,864 66,000 23,040 吾妻危険物安全協会負担金 (中央・応桑・北軽) 県郡小学校長会負担金 県関東ブロ全国教頭会負担金 郡小中学校教頭会負担金 - 35 - 10:3:1 中学校管理費 10:3:2 教育振興費 10:4:2 幼稚園振興費 10:5:1社会教育総務 費 7,600 4,820 7,220 郡小中学校事務研究会負担金 4,820 郡養護教諭会負担金 4,000 8,000 2,000 4,000 西吾妻学校警察連絡協議会費 8,000 県・青少年赤十字指導者協議会負担金(JRC) 2,000 県統計教育研究会費 7,515 41,344 7,379 郡学校保健会負担金 39,276 郡小学校各部研究会連絡協議会 2,400 2,600 10,230 1,200 県特殊教育知的障害教育部会費 2,600 県特殊学級設置学校長協会負担金 11,550 県へき地教育振興会郡・市別分担金 18,975 3,519 2,850 5,000 15,000 3,000 18,000 33,600 12,140 33,000 2,410 3,800 16,050 3,270 0 5,000 15,000 3,000 18,000 27,960 11,520 33,000 2,410 3,610 県へき地教育研究会連盟負担金 郡へき地教育研究会 郡栄養士会(給食センタ-で支払) 吾妻危険物安全協会費 全国中学校長会負担金 関ブロ中学校長会負担金 県中学校長会負担金 郡中学校長会負担金 郡小中学校教頭会負担金 県・関ブロ・全国教頭会負担金 郡養護教諭会負担金 郡・小中学校事務研究会負担金 2,000 4,000 27,836 500 2,000 4,000 27,836 1,000 西吾妻学校警察連絡協議会費 県・郡青少年赤十字指導者協議会負担金(JRC) 郡中学校教育研究会連絡協議会負担金 群馬県統計教育研究協議会担金 6,325 1,173 5,885 県へき地教育研究連盟負担金 1,173 郡へき地教育研究会負担金 3,410 3,850 県へき地教育振興会郡市分担金 4,174 5,810 3,647 郡学校保健会負担金 5,890 郡公立幼稚園連絡協議会負担金 12,860 13,105 全国国公立幼稚園長会費 3,000 3,000 県国公立幼稚園長会費 1,000 1,000 関東甲信越国公立幼稚園長連協負担金 1,768 627,994 1,732 郡学校保健会負担金 592,247 郡社会教育振興会負担金 401,000 847,000 401,000 郡広域圏視聴覚負担金 832,000 郡広域圏生涯学習施設費負担金 6,500 60,000 90,000 1,000,000 450,000 1,900 10:5:2 公民館費 130,000 50,000 800,000 470,000 400,000 6,050 950 2,565 県社会教育委員連絡協議会負担金 48,000 72,000 800,000 360,000 PTA連絡協議会補助金 単位PTA育成補助金 長野原町文化協会補助金 長野原町婦人会補助金 1,900 公文書等保存活用連絡協議会負担金 104,000 0 640,000 370,000 320,000 文化祭協賛補助金 群馬交響楽団会費 分館運営費補助金 分館活動活性化補助金 町民スポーツ大会選手派遣費補助金 6,050 県公民館連合会負担金 0 郡公民館連絡協議会負担金 - 36 - 10:5:3 文化財保護費 10:5:4青少年育成費 6,900 2,500 6,900 移動図書館連絡協議会負担金 2,500 県図書館協会負担金 150,000 300,000 5,000 120,000 民俗芸能育成費補助金 240,000 青少年健全育成会補助金 5,000 県青少年育成推進会議負担金 6,459 10:6:1保健体育総務 費 10:6:2郡民体育費 10:6:3給食センター費 1,655,000 318,000 9,000 210,000 40,000 103,500 1,240,000 108,000 5,000 600 4,500 2,300 17,000 5,000 合 計 93,266,812 6,111 郡青少年問題協議会負担金 1,420,000 326,000 9,000 198,000 36,000 103,500 1,116,000 99,000 5,000 600 長野原町体育協会補助金 県スケート施設使用負担金 郡体育指導委員協議会負担金 体育クラブ育成補助金 審判部育成補助金 スポーツ少年団選手派遣費補助金 吾妻郡民体育祭選手強化費秋季大会費 〃 冬季大会費 全国栄養士会負担金 群馬県栄養士会負担金 2,850 郡学校栄養士会負担金(15年度は10-2-2で支払) 4,500 県学校給食共同調理場連絡協議会負担金 2,300 北毛ブロック連絡協議会負担金 17,000 ボイラー安全協会費 5,000 危険物安全協会費 86,138,367 - 37 - 事務事業(補助金等含む)見直し基準(指針) 項 目 内 容 廃 止 ・当初の目的が達成されたと考えられるもの ・開始当初と社会情勢や事情が変化し、事業の実益、効果が薄 れているもの ・町が直接執行するより、民間団体、住民団体、個人等の活動 に委ねることが適当であると考えられるもの 縮 小 ・事業効果のうえから判断して、対象を限定することが可能な もの ・民間団体等の自主性を尊重し、町の関与を縮小すべきである と考えられるもの ・必要性、重要性等から判断して、隔年または数年おきの実施 が可能なもの 統 合 ・同種の事務事業を必要以上に細分化しているもの ・類似の事務事業を異なった所属で実施しているもの ・大会、研修会等で一元的に実施することにより相乗効果が期 待できるもの 移 管 ・他の部課で処理したほうが適当であり、相乗効果が期待でき るもの ・事務事業の特殊性から、関係する公的団体等で処理したほう が効率的、効果的なもの 委 託 ・民間ノウハウの活用により事務の効率化につながるもの ・委託することにより、行政サービスを低下させることなく、 経費節減につながるもの 事務処理の 簡素化 ・事務処理の手順や方法、添付書類等について、廃止、変更等 の改善が可能なもの ・共同処理、集中処理を行うことにより、簡素化が図れるもの ・帳票の廃止または改善が可能なもの OA化 ・コンピュータ処理することにより効率化が可能なもの ・庁内LANシステムの導入により、集中処理による効率化が 可能なもの 決裁権限の 下位委譲 ・決裁権限を下位へ委譲することにより、事務の迅速化と職場 の活性化が期待できるもの 規制の緩和 ・目的の原点に立ち返り合理的な範囲、内容に限定する。 終期設定 ・原則として新規事業は全てに 、既存事業でも新たに設定する 。 - 38 - 備 考 組織・機構の改革のイメージ図 対応号級 議 8 会 級 議会事務局長 総 務 課 長 助 町 役 長 7・6級 6・5級 5∼1級 議会事務局GL 副GL 担 当 総 務GL 副GL 担 当 財政企画GL 副GL 担 当 税 務GL 副GL 担 当 総合窓口GL 副GL 担 当 保健福祉GL 副GL 担 当 農 林GL 副GL 担 当 観光商工GL 副GL 担 当 建 設GL 副GL 担 当 上 水 道GL 副GL 担 当 下 水 道GL 副GL 担 当 町民生活課長 産業建設課長 上下水道課長 教育委員会 17.03.04 行革推進室 - 39 - ダム助役 ダム対策課長 ダム対策GL 副GL 担 当 収 入 役 出 納 室 長 出 納GL 副GL 担 当 学校教育GL 副GL 担 当 学校給食GL 副GL 担 当 中央幼稚園GL 副GL 担 当 応桑幼稚園GL 副GL 担 当 社会教育GL 副GL 担 当 教 育 長 教 育 課 長
© Copyright 2024 ExpyDoc