JBグループ - JBCCホールディングス株式会社

株
主
の
皆
様
へ
第 42期 事 業 報 告 書
平成17年4月1日→平成18年3月31日
iGUAZU
CIS
JBCC
APTi
JBDK
JBグループ
JBSS
SBC
JBTS
NSISS
JBCCホールディングス株式会社
証券コード:9889
平成18年4月1日をもって日本ビジネスコンピューター株式会社
からJBCCホールディングス株式会社に商号変更いたしました。
ト ッ プ メ ッ セ ー ジ
株主の皆様へ
株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は暖かいご支援をいただきまして、心より感謝いたしております。
平成18年3月期(第42期)が終了いたしましたので、事業の概況ならびに決算に
つきましてご報告するため、ここに第42期事業報告書をお届けいたします。
当社は、平成18年4月1日をもちまして商号を「JBCCホールディングス」に変
更し、純粋持株会社へと移行いたしました。当グループ(JBグループ)のビジョ
ンとして、お客さまの経営課題をITによって解決すること、そのための的確なソ
リューションをご提案し、真にお客さまにご満足いただけるサービスをご提供す
ることを実現すべく「ITの可能性を、経営の可能性に。
」を実現するベスト・サー
ビスカンパニーと掲げ、新たな経営体制の下で、グループ各社の社員が一丸とな
ってお客さまの満足度の向上と企業価値の最大化、社会への貢献をめざしてまい
ります。
なお、第42期の配当につきましては、通期で20円(期末10円)とさせていただ
きました。
皆様におかれましては、なにとぞ倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い
申し上げます。
平成18年6月
代表取締役社長
1
JBCCグループは純粋持株会社 JBCCホールディングスのもと、
新生JBグループとして新たな一歩を踏み出しました。
■JBグループ経営理念
ビジョン
CSR基本理念
行動規範
「 IT の可能性を、経営の
可能性に。
」を実現する
ベスト・サービスカンパニー
JBグループはベスト・サービ
スカンパニーとして、よき
企業市民をめざし社会およ
び環境との調和をはかります
「自らマインド」
自らベストを考え自ら行動
をおこす
「JBグループ行動基準」
■JBグループ経営方針
1)透明性の高いグループ経営
2)企業価値の増大
3)日本のIT活用促進に貢献
新しいロゴのご紹介
「赤」
= 社員の強い情熱
「グレー」
= IT企業として必要な知性
「JとBの一体化」
= お客さまや社会、パートナーとの「繋がり」を想起
「J上部丸いポイント」 = 「個人の人格の尊重」や「自立した姿勢」を表現
全体
= 「信頼感」「王道感」あるイメージで構成
また、JBにフォーカスしたデザインによって、グループ全体への連動感と統一感をもたせました。
2
JBグループのめざす方向性
JBグループは企業の成長を
支援してまいります。
グループの連携をさらにすすめ、経営体質を強化。
たゆまざる成長と利益創出を実現し、企業価値を向上させ、
ITソリューションプロバイダーからの変革を図り、
「企業の成長を支援するサービスカンパニー」
「ビジネスパートナーさまの成長を支援するサービスカンパニー」
をめざしております。
企業の成長を支援するサービスカンパニー
● ビジネスモデル革新のパートナー
● 業務革新のパートナー
アウトソーシング
(IPO、BPO)
コンサルティング
運用管理マネジメント
サプライ
システム・インテグレーション
ビジネスパートナーさまの成長を支援する
ITソリューションプロバイダー
IT要素技術の提供、導入、保守
・ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク
・技術開発力、独自開発製品
・ベストセレクション製品
3
サービスカンパニー
付加価値ディストリビューション
JBグループ事業会社について
お客さまの、いままで以上のご満足のために。
JBグループ各社は、ソリューション&サービスの各分野において、
お客さまの経営、IT活用の課題を解決するためのソリューションを備えています。
いままで以上にご満足していただくために、
これらのソリューションを連携し、総合力を高めてまいります。
JBグループ事業会社得意分野一覧表
ソリューション&サービス
機器
開発
製造
SW開発
HW・SW
販売
導入
コンサル
ティング
SI
ネットワーク
構築
サービス
保守
運用
アウト
サービス
サービス
ソーシング
リサイクル ヘルプデスク
BPO
サプライ
付加価値
ディストリ
ビューション
事業会社
APTi
JBCC
JBTS
プリンティング、セキュリティ等
ソリューション
機器
インテグレーション
独自SW
お客さまの経営・IT課題をフルスコープで解決
導入
JBDK
介護
システム
保守
リサイクル
国際開発
NSISS
お客さまの経営・IT課題を解決(生産・販売管理/ERP、iSite)
CIS
お客さまの経営・IT課題を解決(中部地区、エンジニアリング、ERP)
業務情報
システム
JBSS
SBC
iGUAZU
OA機器
ITによる調達代行
ビジネスパートナーさまのワンストップショッピング
商品提供
営業
技術支援
お客さま向け
ビジネスパートナーさま向け
4
T O P I C S
災害・セキュリティ対策ソリューションを強化
IT経営の実践、すなわち“情
JBCCのシステム運用マネージメント・サービス
報システムの高度利用”が進む
確実なシステム運用を強力に支援
中、災害・セキュリティ対策は、
24時間、365日監視の強固な災害・セ
企業にとって極めて重要な課題
キュリティ対策によりシステム運用をサ
となってきています。このよう
ポートする「データセンターサービス」
、
なお客さまのニーズに応えるた
お客さまのシステムの運用監視を24時
め、災害・セキュリティ対策の
間、365日で実施し、システムの復旧を
的確に支援する「システム運用監視サー
ソリューションを拡充いたしま
ビス」などを提供しています。
した。右に当グループの災害・
セキュリティ対策ソリューショ
ンをご紹介します。
除震装置 ISO-Base
地震による振動や衝撃から大切な基幹サーバーを保護
地震等の強烈な振動や衝撃を除去し、コンピューターを
保護します。阪神淡路大震災に相当する振動を除振し、上
下振動にも対応しています。
APTiのSecure Terminal Note
情報漏洩対策や、
ウイルス感染などのセキュリティ対策が万全
個人データや会社の機密データが格納されず、また、情報
をコピーして外部へ持ち出すことができる装置も搭載してい
ません。IBMエミュレーターを標準装備し、ホストコンピュ
ーターにそのまま接続できるシンクライアントとしてコンパ
クトにまとめました。
5
NSISSがJBグループに参加
ソリューションの取り揃えおよび顧客基盤の拡大、システ
ム構築力強化をはかるため、平成17年12月28日にエヌエスア
ンドアイ・システムサービス株式会社(現NSISS株式会社、
略称NSI)の株式100%を取得し、連結子会社といたしました。
NSIは生産管理システム、販売・物流システム、ERP
(Enterprise Resource Planning)システムなどにおいて、多
くの実績と高い技術力を有しており、また、オープン系のス
キルに加え、当社と同様にIBMのSystem i5に詳しい技術者
(SE)も数多く有しており、JBグループの強みとの相乗効果
NSISS株式会社の概要
所 在 地: 東京都江東区冬木11-17
イシマビル
主な事業所: 東京、大阪、名古屋
事 業 概 要: 1)システムに関するコンサルティング、
ソリューションのご提案
2)システム設計及びソフトウェア開発
3)インフラ構築及び保守・運用支援サービス
4)コンピューター・ハードウェアのご提供
売 上 高: 137.5億(平成18年3月期)
従 業 員: 310名(平成18年3月末現在)
によるビジネスの拡大を期待しております。
環境対応「ごみなしプリンタ」を販売開始
ビジネス用プリンタ並びに、関連するソフトウェア開発および周辺機器
メーカーである株式会社アプティは、平成18年1月5日より、連続式両面ラ
ベルに同時印刷が可能な、世界最高速の両面サーマルプリンタ
「PowerEcoT(パワーエコット)R2412」の販売を開始いたしました。
「PowerEcoT R2412」は、剥離紙(台紙)の無い連続帳票型両面ラベ
ルなどを使用することで、(1)森林資源の保護、(2)剥離紙分のコスト削
減、(3)ラベル印刷後に発生する剥離紙ごみの処分費用削減、(4)作業品
質および、作業効率のアップがはかれます。プリンタやラベルからも一切
廃棄ごみを出さず、製品そのものも有害化学物質規制に対応した環境配慮
型のプリンタです。初年度販売目標は2,000台を計画しています。
Power EcoT R2412
6
連 結 営 業 の 概 況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業の業績回復
により個人消費も増加基調にあり、底堅い動きが続いてお
大、システム構築力強化を図りました。
さらに、平成17年10月に会社分割による純粋持株会社体
制への移行を決定、順次移行準備を進め、平成18年4月1
ります。
当連結会計年度におきましては、連結ベースでの効率的
日純粋持株会社体制に移行いたしました。
事業運営を進め、連結子会社における事業展開力を強化す
ビジネス面におきましては、SLCC、SMACの機能強化
るために、平成17年4月1日付けをもって、ジェイビーシ
を図ったほか、災害対策ソリューションを拡充、また
ーサプライ株式会社(JBCS)
、株式会社ビー・エス・シー
APTiにおいてはシンクライアントやごみなしプリンタ等、
(BSC)
、および株式会社アイキャス(ICAS)を統合し、新
新製品の開発・発売を行いました。
社名をサプライバンク株式会社(SBC)とし、また、株式
財務面におきましては、平成18年3月23日に898,800株
会社ジェイ・ビー・ティー・エス(JBTS)およびユニコス
の自己株式の取得を行いました。これを踏まえ、平成18年
株式会社(UNICOS)を統合し、新社名を株式会社ジェイ
4月14日の取締役会決議に基づき、平成18年4月28日に
ビーシーシー・テクニカル・サービス(JBTS)といたしま
900,000株の自己株式の消却を行いました。
した。一方、事業の選択と集中を進めるため、連結子会社
である株式会社シーアイエス(CIS)におきましては、平成
17年7月29日をもって金融ソリューション事業をニイウス
株式会社に売却いたしました。これに伴い、営業譲渡益4
億22百万円を特別利益として計上いたしております。
加えて、グループ戦略においては、平成17年12月にエヌ
エスアンドアイ・システム サービス株式会社(現NSISS株
式会社、略称NSI)を連結対象子会社とし、顧客基盤の拡
財務ハイライト
売上高
売上高
863億63百万円
(前年比3.7%増)
23億56百万円
(前年比11.4%増)
当期純利益
12億22百万円
(前年比25.7%増)
当期純利益
(百万円)
3,000
2,356
2,000
経常利益
7
経常利益
(百万円)
96,000
100,000
86,363
83,310
81,382
81,070
80,000
1,887
2,550
2,115
1,222
1,200
1,280
972
1,832
60,000
900
40,000
1,000
20,000
0
(百万円)
1,500
600
485
537
300
H15/3 H16/3 H17/3 H18/3 H19/3
(予想)
0 H15/3 H16/3 H17/3 H18/3 H19/3
(予想)
0
H15/3 H16/3 H17/3 H18/3 H19/3
(予想)
当連結会計年度における事業分野別の状況は、次の通りです。
情報ソリューション
ソリューション・プロバイダーとして、IT活用に関するト
ータル・サービス(コンサルティング、ソフトウェア、アプリ
汎用機システムからのコンバージョン案件への取り組み、運
ケーション開発、システム・インテグレーション、運用、保
用支援サービス(マネージメント・サービス)の強化を進めま
守、監視、アウトソーシング等)を行っております。
した。一方、保守サービスおよびシステム機器の売上の伸び
当連結会計年度においては、ソリューション・メニューの
強化のため、JBCCソフトウェアの拡充、基幹業務向け統合
システム・
ディストリビューション
付加価値ディストリビューターとして、情報機器
(サーバー、
悩み等もあり、売上高は584億42百万円(前年比0.5%減)と
なりました。
おいては、パートナー企業様の支援策の充実、諸販売促進策
パソコン、プリンタ等)
、ソフトウェア、サービス等のパート
の実施、新規パートナー企業様の開拓等が奏功し、売上高は
ナー企業様への卸売りを行っております。当連結会計年度に
110億92百万円(前年比34.1%増)となりました。
ITサプライ
Webを活用しITサプライから文具、オフィス生活用品にい
きました。加えて、期中の株式取得により前連結会計年度に
たるまで、企業様向けにサプライ品を販売するとともに、情
おいては第2四半期以降のみが計上されたBSC(現在はSBC
報技術の活用による調達代行を行っております。平成17年4
に統合されている)の売上が、当連結会計年度においては通
月1日にサプライ系の子会社3社を統合し、SBCを設立、事業
年で寄与したこともあり、売上高は101億34百万円(前年比
統合によるメリットを活かしながらビジネスの拡大を進めて
19.6%増)となりました。
情報機器製造
ワークステーション・プリンタおよび周辺情報機器の開
プリンタなどセキュリティ分野や環境分野を中心に新製品の
発・生産・販売、ならびにプリンティング・ソリューション、
開発に注力いたしましたが、大口案件の減少や価格下落等も
セキュリティ・ソリューションの提供を行っております。
あり、売上高は66億93百万円(前年比14.7%減)となりまし
当連結会計年度においては、シンクライアントやごみなし
1株当たり当期純利益
総資産
(百万円)
50,000
(円)
80
60.29
55.49
60
ソリューション「EnterpriseVision」の充実を図るとともに、
44.32
42,600
41,758
39,085
40,000 35,515
36,593
た。
株主資本
15,000
16,000
14,828
14,282
14,745
14,043
30,000
10,000
40
21.87 24.57
20
0 H15/3 H16/3 H17/3 H18/3 H19/3
(予想)
20,000
10,000
0 H15/3 H16/3 H17/3 H18/3 H19/3
(予想)
事業分野別売上高構成比(当連結会計年度)
(百万円)
20,000
5,000
0 H15/3 H16/3 H17/3 H18/3 H19/3
(予想)
売上高
86,363百万円
(100.0%)
■情報ソリューション
………………… 67.7%
■システム・ディストリビューション
………………… 12.8%
■ITサプライ
………………… 11.7%
■情報機器製造
…………………… 7.8%
8
連 結 決 算 の ご 報 告
連結貸借対照表
(単位:百万円、端数切捨て)
科目
資産の部
流動資産
現金および預金
受取手形および売掛金
たな卸資産
その他
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
資産合計
負債の部
流動負債
支払手形および買掛金
短期借入金
その他
固定負債
退職給付引当金
その他
負債合計
少数株主持分
少数株主持分
資本の部
資本金
資本剰余金
利益剰余金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
自己株式
資本合計
負債、少数株主持分および資本合計
9
当連結会計年度 前連結会計年度
平成18年3月31日現在
平成17年3月31日現在
『(1株当たり)当期純利益』は、55.49円となりました。(前
年度は44.32円)
33,472
5,416
19,413
5,832
2,810
8,285
1,249
1,941
5,094
41,758
29,086
5,629
15,635
5,031
2,789
7,506
1,509
1,384
4,612
36,593
22,266
13,386
3,039
5,840
4,746
4,726
19
27,012
17,606
11,730
494
5,381
3,821
3,797
23
21,427
─
337
4,687
4,760
6,830
169
0
△1,702
14,745
41,758
4,687
4,760
6,084
113
0
△817
14,828
36,593
『短期借入金』の増加は、平成17年12月28日に行ったNSISS
の株式取得等によるものです。
平成18年3月23日に『自己株式』898,800株の買付を行いまし
た。なお、平成18年4月28日をもって、900,000株の自己株式
を消却いたしております。
連結損益計算書
連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円、端数切捨て)
科目
売上高
売上原価
売上総利益
販売費および一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税および事業税
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益
当連結会計年度
前連結会計年度
平成17年4月 1 日から
平成18年3月31日まで
平成16年4月 1 日から
平成17年3月31日まで
86,363
70,220
16,143
13,777
2,365
59
68
2,356
706
331
2,730
1,254
129
123
1,222
83,310
67,818
15,491
13,405
2,085
81
51
2,115
20
212
1,923
1,262
△357
44
972
(単位:百万円、端数切捨て)
科目
当連結会計年度 前連結会計年度
平成17年4月 1 日から
平成18年3月31日まで
平成16年4月 1 日から
平成17年3月31日まで
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,473
3,639
投資活動によるキャッシュ・フロー
△2,854
△1,271
財務活動によるキャッシュ・フロー
1,173
△773
現金及び現金同等物に係る換算差額
△4
0
現金及び現金同等物の増加額(△は減少額)
△212
1,594
現金及び現金同等物の期首残高
5,629
4,034
現金及び現金同等物の期末残高
5,416
5,629
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動による資金の増加は14億73百万円となりました。
増加要因としては、主として税金等調整前当期純利益27億30
百万円、減少要因としては、主として売上債権の増加2億35
百万円、法人税等の支払い11億49百万円などによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フロー
連結剰余金計算書
(単位:百万円、端数切捨て)
科目
(資本剰余金の部)
資本剰余金期首残高
資本剰余金期末残高
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高
利益剰余金増加高
当期純利益
利益剰余金減少高
配当金
自己株式消却額
自己株式処分差損
利益剰余金期末残高
当連結会計年度
前連結会計年度
平成17年4月 1 日から
平成18年3月31日まで
平成16年4月 1 日から
平成17年3月31日まで
投資活動による資金の減少は28億54百万円となりました。
増加要因としては、主として株式の売却7億8百万円、減少要
因としては、主としてNSISSの株式の取得32億32百万円、
APTiおよびCISの100%子会社化のための株式の追加取得3億
4,760
4,760
4,760
4,760
6,084
1,222
1,222
476
385
─
91
6,830
6,734
972
972
1,623
548
1,004
70
6,084
79百万円などによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動による資金の増加は11億73百万円となりました。
増加要因としては、主として短期借入25億83百万円、減少要
因としては、主として自己株式の取得10億70百万円、配当金
の支払い3億85百万円などによるものです。
10
単 体 決 算 の ご 報 告
貸借対照表
損益計算書
(単位:百万円、端数切捨て)
科目
資産の部
流動資産
現金および預金
受取手形
売掛金
たな卸資産
関係会社短期貸付金
その他
固定資産
有形固定資産
建物および構築物
工具器具備品等
土地
建設仮勘定
無形固定資産
投資その他の資産
資産合計
負債の部
流動負債
支払手形
買掛金
短期借入金
その他
固定負債
退職給付引当金
その他
負債合計
資本の部
資本金
資本剰余金
利益剰余金
その他有価証券評価差額金
自己株式
資本合計
負債および資本合計
第42期
第41期
平成18年3月31日現在
平成17年3月31日現在
20,986
3,681
306
11,898
2,504
281
2,314
12,138
1,028
703
78
237
8
450
10,659
33,125
22,441
4,953
640
10,954
2,865
548
2,479
7,754
1,305
792
248
237
26
573
5,875
30,195
(単位:百万円、端数切捨て)
科目
12,924
991
7,091
─
4,841
3,508
3,508
─
16,433
4,687
4,760
5,487
131
△1,702
13,363
33,125
4,687
4,760
5,044
87
△ 817
13,762
30,195
第41期
平成17年4月 1 日から
平成18年3月31日まで
平成16年4月 1 日から
平成17年3月31日まで
売上高
61,625
61,353
売上原価
50,035
49,981
売上総利益
11,590
11,372
販売費および一般管理費
9,740
9,593
営業利益
1,849
1,778
45
45
営業外収益
営業外費用
51
37
経常利益
1,843
1,786
特別利益
244
12
特別損失
288
170
1,799
1,628
税引前当期純利益
法人税、住民税および事業税
法人税等調整額
当期純利益
前期繰越利益
15,924
1,119
7,515
3,000
4,289
3,836
3,831
5
19,761
第42期
808
70
1,092
△
294
920
831
4,434
5,227
自己株式処分差損
91
70
自己株式消却額
─
1,004
中間配当額
当期未処分利益
220
384
5,042
4,599
利益処分
(単位:百万円、端数切捨て)
摘要
金額
当期未処分利益
5,042
これを次のとおり処分いたしました。
利益配当金
212
1株につき10円
次期繰越利益
4,830
(注)平成17年12月9日に1株につき、10円の中間配当を実施しております。
11
JBグループ事業会社のご紹介
株式会社アプティ
(社員数117人 当社の持株比率100.0%)
スピードとテクノロジーを追求し、
製品力/提案力No.1企業を目指す
プリンティングやセキュリティ等ソリューション
の機器およびソフトウェアの開発・製造を推進し、
環境配慮型サーマルプリンターやシンクライアン
ト等によりお客さまのニーズに応えています。ま
た、機器インテグレーションにも注力しています。
日本ビジネスコンピューター株式会社
(社員数1,064人 当社の持株比率100.0%)
株式会社シーアイエス
(社員数140人 当社の持株比率100.0%)
基本は
「お客さま第一」
「堅実な実行力」
中部地区を中心として、情報システムの販売、導
入、保守、ソフトウェアの開発を推進。エンジニ
アリング、ERPソリューションをはじめとして、
製造業、流通業、金融機関など、さまざまな業種
のお客さまに最適なソリューションをご提供して
います。
ジェイ・ビー・ディー・ケー株式会社
(社員数25人 JBCCの持株比率60.0%)
株式会社イグアス
(社員数20人 当社の持株比率100.0%)
バリューチェーンの構築による
新たなビジネスの創出
ビジネスパートナー企業へシステムおよび各種ソリ
ューション&サービスのディストリビューター事業
を展開。IBMハードウェア&ソフトウェアに加え、
オリジナルな商材やソリューション等を組み合わせ
ることで差別化を図り、ビジネスパートナー企業の
各種ニーズに、ワンストップで対応します。
株式会社ジェイ・ビー・エス・エス
(社員数207人 当社の持株比率100.0%)
経営の可能性を拡げる
高品質なシステムを
スタッフ専門集団として、
ソリューションを提案
適正価格でご提供
質の高いサービスの提供を目指す
コンサルティングから企画、販売、構築・導入、運用・
保守、マネージメント・サービスまで、トータルなサー
ビスを全国68拠点からフルスコープでご提供していま
す。プリンティングやCRM等のJBCCオリジナルなソ
フトウェアソリューションに加えて、ソリューション・
コンピテンシー・センター(SLCC)、ソリューション・
マネージメント&アクセスセンター(SMAC)を2大セ
ンターとして、より具体的にソリューションを提案し
ています。
JBCCと中国・大連海輝科技開発有限公司(DMK)
との合弁企業。設立以来、日本・中国間での国際
開発体制を推進。IT業界の中でも先駆的な取り組
みを行っています。
各種スタッフ業務(総務・経理・財務・庶務・人
事・労務・福利厚生・教育研修・営業関連サポー
ト・事務処理・情報システムの開発運用など)を
グループ各社を中心に提供しています。
株式会社ジェイビーシーシー・テクニカル・サービス
(社員数122人 JBCCの持株比率100.0%)
NSISS株式会社
(社員数313人 当社の持株比率100.0%)
サプライバンク株式会社
(社員数109人 当社の持株比率100.0%)
4R(Re-Pair, Re-Manufacturing, Re-Use, Re-Cycle)
を推進
信頼され、頼りにされ、任される
ベストパートナーを目指す
コンセプトは、
One Stop Service On Demand
JBグループが提供するコンピューターおよび情報関連
機器のプリセットアップ、インストール業務、コンピ
ューターの修理、再生などのテクニカル・サービスに
加えて、介護システムの分野でも活動しています。
生産管理、販売管理、ERPなど、製造・流通分野
のソリューション提供を通じて、お客さまの経営
改革・業務改善に貢献しています。また、インフ
ラ構築分野では、最新技術を取り入れ、設計・構
築・運用・保守に至るまでのトータルサービスを
お客さまに提供しています。
コンピューター用サプライ商品を中心に、お客さま
が必要とされる商品・サービスを、いつでも、どこ
でも、より安くご提供するとともに、お客さまが真
に求められるビジネスプロセスの改善/ITによる調
達代行など、問題解決に向けたソリューションもご
提案します。
12
会 社 の 概 況
会社概要(平成18年4月1日現在)
役員(平成18年6月14日現在)
社 名
代表取締役社長
石 黒 和 義
代表取締役副社長
根 岸 英 典
取 締 役
藤 井 実
JBCCホールディングス株式会社
(JBCC Holdings Inc.)
本社所在地
〒144-8721 東京都大田区蒲田5-37-1
ニッセイ アロマ スクエア
山 田 隆 司
電話 03-5714-5171(大代表)
山 野 誠
設立年月日
昭和39年4月1日
山 本 健 治
資
46億8,769万円
本 林 理 郎(社外取締役)
本
金
グループ社員数
2,117名
事業の内容
純枠持株会社
常 勤 監 査 役
三 h 克 巳
監 査 役
和 才 烝 也(社外監査役)
今 村 昭 文(社外監査役)
■組織体制
株主総会
監査役会
取締役会
コンプライアンス委員会
経営会議
CSR委員会
役員人事報酬委員会
情報セキュリティ委員会
グループ経営会議
収益向上委員会
コンプライアンス
内部監査
広報IR
13
人事総務
経理財務
経営企画
IT企画
法務
株 式 情 報
(平成18年3月31日現在)
株式の状況
■株主数の推移
(名)
発行可能株式総数
90,000,000株
発行済株式の総数
12,000
10,026
22,611,543株
10,000
9,216名
8,000
株主数
(注1)上記の発行可能株式総数は、第42期定時株主総会における定
款一部変更により86,000,000株となっております。
(注2)上記の発行済株式の総数は、平成18年4月28日の自己株式の消
却に伴い21,711,543株となっております。
8,272
8,621
H15/9
H16/3
10,648
9,186
9,216
H17/9
H18/3
6,000
4,000
2,000
■大株主(上位10位)
株主名
0
所有株式数
H16/9
千株
%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
1,243
5.50
■1株当たり配当金の推移
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
927
4.10
(円)
日本ビジネスコンピューター社員持株会
610
2.70
30.0
メロンバンクエヌエーアズエージェントフォーイッツ
クライアントメロンオムニバスユーエスペンション
572
2.53
25.0
エー・アンド・アイシステム株式会社
456
2.02
株式会社ビジネスブレイン太田昭和
455
2.02
15.0
野 村 信 託 銀 行 株 式 会 社( 投 信 口 )
358
1.59
10.0
資産管理サービス信託銀行株式会社(年金信託口)
356
1.58
谷 口 君 代
349
1.54
勝 山 佐 恵 子
341
1.51
(注1)上記には、当社名義の自己株式1,385千株は含まれておりません。
なお、1,385千株のうち当社が実際に所有する株式は1,381千株であ
り、残り4千株についてはストックオプションの権利行使を受けた
名義書換未了株式、200株については名義書換失念株式であります。
(注2)上記の比率は「発行済株式の総数に対する所有株式数の割合」です。
■株主分布状況
H17/3
■中間配当 ■期末配当
12.5(予定)
7.5
10.0
20.0
7.5
17.5
10.0
12.5(予定)
7.5
5.0
0.0
H16/3
H17/3
H18/3
H19/3
*平成17年3月期の中間配当には創立40周年記念配当10円が含まれております。
■株価の推移
株価
(円)
1,500
1,200
■証券会社
189千株 ( 0.84%)
■外国法人等
2,259千株 ( 9.99%)
■金融機関
4,892千株 ( 21.64%)
■その他の法人
2,173千株 ( 9.61%)
900
出来高
(千株)
600
6,000
300
3,000
■個人・その他 13,099千株 ( 57.92%)
0 04/4
05/1
06/1 06/3
0
14
株 主 メ モ
決 算 期
株主名簿管理人
3月31日
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社
同事務取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
( 連 絡 先 ) 〒171-8508
東京都豊島区西池袋一丁目7番7号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
電話:0120-707-696(テレホンセンター)
0120-864-490(各種用紙請求)
同 取 次 所 三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店
公 告 方 法 電子公告の方法により行います。
ただし、電子公告によることができない
場合は、日本経済新聞に掲載いたします。
単 元 株 式 数 100株
JBグループを
より知っていただくために、
インターネットのホームページも
ご活用ください。
w w w. j b c c h d . c o . j p
商品、サービスなどの事業活動、決算などの財務内容、
プレスリリースなどを紹介しております。ご質問、ご意見
などをお寄せいただくコーナーもございます。また、最
新のIR関連ニュースを投資家の皆様に配信するメール配
信サービス
(無料)
も実施しております。
商号変更に伴う株券引換え手続きについて
すでにご案内の通り、平成18年4月1日をもちまして、当社の商
号は、JBCCホールディングス株式会社に変更となりました。旧商号
(日本ビジネスコンピューター株式会社)の株券は、平成19年4月2日
(月)受渡分(平成19年3月27日(火)売買成立分)以降、証券取引所で
の売買ができなくなります。株券をお手許にお持ちでまだ新商号
(JBCCホールディングス株式会社)株券への引換えがお済みでない株
主様は、お早めに引換え手続きをおとりいただくか、お取引証券会社
にて株券保管振替制度をご利用いただくことをお勧めいたします。
なお、引換え手続きについてご不明な点がございましたら、上記、
株主名簿管理人宛に直接ご照会いただきますようご案内申しあげます。
決算などの財務情報に関するご質問は
tel:03−5714−5172,fax:03−5714−5179,eーmail:[email protected]
までお問合わせください。
JBCCホールディングス株式会社