レッドデータブックふくしまⅠ 植物・昆虫類・鳥類 - 087/451page

 絶滅危惧Ⅰ類
ラン科
植
セイタカスズムシソウ
Liparis japonica (Miq.) Maxim.
物
【選定根拠】 ①全ての個体群で個体数が減少 ②全ての生育地で生育条件が悪化 ③全ての個体群で強い捕獲・採
取圧により減少
【形
態】 林床に生える多年草。偽球茎は卵球形、花茎は20∼40㎝。6∼8月に淡緑色または帯紫色の花を多くつ
ける。がく片は線状披針形で長さ8∼9㎜。側花弁は線形でがく片と同長。唇弁は倒卵形で長さ7∼9㎜。
【分
布】 北海道∼九州、朝鮮・中国(東北部)・アムールに分布する。
【県内の分布、生育状況】 会津地方の山地の林床で確認されているが、今回のレッドデータブック調査では確認で
きなかった。
【生育に影響を与えている要因】 産地局限、森林伐採、園芸採取
絶滅危惧Ⅰ類
絶
滅
危
惧
Ⅰ
類
ラン科
スズムシソウ
Liparis makinoana Schltr.
【選定根拠】 ①全ての個体群で個体数が減少 ②全ての生育地で生育条件が悪化 ③全ての個体群で強い捕獲・採
取圧により減少
【形
態】 林床、時には樹上に生える多年草。偽球茎は卵茎。花茎は10∼20㎝。5∼7月に暗紫色で3㎝の花を10
個ほどつける。がく片は広線形で長さ10∼15㎜。側花弁は糸状でがく片と同長、下に垂れる。唇弁は倒卵形で長さ12
∼17㎜。
【分
布】 北海道∼九州、朝鮮に分布する。
【県内の分布、生育状況】 会津地方の山地の林床で確認されているが、今回のレッドデータブック調査では確認で
きなかった。
【生育に影響を与えている要因】 産地局限、森林伐採、園芸採取
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