絶滅危惧Ⅰ類 ラン科 植 セイタカスズムシソウ Liparis japonica (Miq.) Maxim. 物 【選定根拠】 ①全ての個体群で個体数が減少 ②全ての生育地で生育条件が悪化 ③全ての個体群で強い捕獲・採 取圧により減少 【形 態】 林床に生える多年草。偽球茎は卵球形、花茎は20∼40㎝。6∼8月に淡緑色または帯紫色の花を多くつ ける。がく片は線状披針形で長さ8∼9㎜。側花弁は線形でがく片と同長。唇弁は倒卵形で長さ7∼9㎜。 【分 布】 北海道∼九州、朝鮮・中国(東北部)・アムールに分布する。 【県内の分布、生育状況】 会津地方の山地の林床で確認されているが、今回のレッドデータブック調査では確認で きなかった。 【生育に影響を与えている要因】 産地局限、森林伐採、園芸採取 絶滅危惧Ⅰ類 絶 滅 危 惧 Ⅰ 類 ラン科 スズムシソウ Liparis makinoana Schltr. 【選定根拠】 ①全ての個体群で個体数が減少 ②全ての生育地で生育条件が悪化 ③全ての個体群で強い捕獲・採 取圧により減少 【形 態】 林床、時には樹上に生える多年草。偽球茎は卵茎。花茎は10∼20㎝。5∼7月に暗紫色で3㎝の花を10 個ほどつける。がく片は広線形で長さ10∼15㎜。側花弁は糸状でがく片と同長、下に垂れる。唇弁は倒卵形で長さ12 ∼17㎜。 【分 布】 北海道∼九州、朝鮮に分布する。 【県内の分布、生育状況】 会津地方の山地の林床で確認されているが、今回のレッドデータブック調査では確認で きなかった。 【生育に影響を与えている要因】 産地局限、森林伐採、園芸採取 87
© Copyright 2024 ExpyDoc