製品安全データシート 製品名:L-α-Glycerophosphate oxidase (GPOSP) [T-60] MSDS整理番号:HC09-025 作成:1995/07/01 改訂:2008/05/20 1.製品及び会社情報 製品名 製品コード 会社名 住所 担当部門 電話番号 FAX番号 メールアドレス 緊急連絡先 緊急連絡先電話番号 推奨用途および使用上の制限 整理番号 :L-α-Glycerophosphate Oxidase (GPOSP) :T-60 :旭化成ファーマ株式会社 :東京都千代田区神田神保町一丁目105番地 :診断薬製品部 :03-3296-3618 :03-3296-3682 :[email protected] :診断薬製品部 :03-3296-3618 :臨床診断薬用酵素 :HC09-025 2.危険有害性の要約 最重要危険有害性及び影響 健康への有害性 環境影響 物理的及び化学的危険性 GHS分類 :通常の取扱いでは、有害性は低いと予測される。粉塵等の接触 および吸入により目、皮膚、呼吸器等を刺激したり、軽度な アレルギー反応を起こす可能性がある。 :生分解性があり、蓄積性はない。魚毒性は低いと考えられる。 :通常の取扱いでは、火災の危険性は極めて低い。 :分類基準に該当しない。 3.組成、成分情報 単一製品・混合物の区別 :混合物 化学名 :L-α-グリセロホスフェートオキシダーゼ 酵素番号 EC1.1.3.21 成分及び含有量 <組成> <主たる成分> <含有量> <その他> タンパク質 酵素蛋白 50~82% 添加物 FAD 0.1~0.2% 添加物 糖類 16~41% 添加物 無機塩類 0~1% 官報公示整理番号 <化審法> :- <安衛法> :- CAS No. :9046-28-0 1 / 6 ページ 製品安全データシート 製品名:L-α-Glycerophosphate oxidase (GPOSP) [T-60] MSDS整理番号:HC09-025 作成:1995/07/01 改訂:2008/05/20 4.応急措置 吸入した場合 皮膚に付着した場合 目に入った場合 飲み込んだ場合 応急措置をする者の保護 :多量に吸入し、症状が出た場合は、新鮮な空気の場所に移動させ 安静にし、必要に応じて医師の診断を受ける。 :多量の水および石鹸で洗い流す。アレルギーなどの症状が出た 場合は必要に応じて医師の診断を受ける。 :直ちに清潔な水で洗眼する。異常があれば医師の診断を受ける。 :水でよく口の中を洗浄する。症状があるときは、医師の手当を受 ける。 :特になし 5.火災時の措置 消火剤 特定の消火方法 消火を行う者の保護 :水、粉末消火薬剤、二酸化炭素、乾燥砂 :消火作業は可能な限り風上から行う。 移動可能な容器は、速やかに安全な場所に移す。 火災発生場所の周辺に関係者以外の立ち入りを禁止する。 火元への燃焼源を断ち、適切な消火剤を使用して消火する。 消火のための放水等により、環境に影響を及ぼす物質が流出し ないように適切な処置をする。 初期消火には、水、粉末消火剤を用いる。大規模火災の場合は、 耐アルコール泡で一挙に消火する。容器周辺が火災のときは、 容器を安全な場所に移動する。移動ができないときは、容器に 水を注水して冷却する。 :呼吸用保護具を着用する。 6.漏出時の措置 人体に対する注意事項 環境に対する注意事項 除去方法 二次災害の防止策 :多量の粉塵が舞うような処理作業の際は、保護メガネ、保護マス ク、保護手袋などの保護具を着用し、人体への付着を防止する。 :取扱い時は、細心の注意を図り、大量の製品飛散、流出を防ぐ。 製品を多量に含んだ排水が、直接河川等に排出されるなど環境 への影響を起こさないように注意する。 :大量の場合は、電気掃除機、ほうき等で掃き集め、袋または空容 器等に入れ、廃棄にそなえて保管する。 少量の場合は、多量の水で溶かしながら流失させる。 :付近の着火源となるものを速やかに取り除くとともに消火剤を準 備する。 2 / 6 ページ 製品安全データシート 製品名:L-α-Glycerophosphate oxidase (GPOSP) [T-60] MSDS整理番号:HC09-025 作成:1995/07/01 改訂:2008/05/20 7.取扱い及び保管上の注意 取扱い 技術的対策 注意事項 保管 技術的対策 適切な保管条件 混触禁止物質 安全な容器・包装材料 :冷暗所(-20~-80℃)より製品を取り出す場合は、吸湿を防ぐ ため、容器中の製品が室温に戻ったことを確認の上、開栓する。 吸い込んだり、目、皮膚及び衣類に触れないように適切な保護 具を着用する。 :湿気のないできるだけ換気の良い場所で取り扱う。 また、取扱場所の近くに、洗眼・手洗いを行うための設備を設置 する。取扱い後は手洗いを励行する。容器を転倒させ、落下させ、 衝撃を加え、また引きずるなどの粗暴な取扱いをしない。 :火気注意 :容器は直射日光を避け、乾燥剤の条件下で密閉した状態で、 冷暗所(-20~-80℃)で保管する。 :特になし :特に指定なし 8.暴露防止及び保護措置 設備対策 管理濃度 許容濃度 日本産業衛生学会(2006年度版) ACGIH(2006年度版) 保護具 呼吸器の保護具 手の保護具 目の保護具 皮膚及び身体の保護具 :取扱いについては、粉が軽く舞い上がりやすいので、製品扱い は風の当たらない場所で取り扱う。必要により密閉された装置、 機器、または局所排気装置(ドラフトなど)を使用する。 :設定なし :設定なし 3 3 :第3種粉塵 8mg/m (総粉塵) 2mg/m (吸入性粉塵) :一般粉塵 10mg/m3(総粉塵) 3mg/m3(吸入性粉塵) :必要に応じて防塵マスク :必要に応じて保護手袋 :必要に応じて保護メガネ :必要に応じて保護衣、保護長靴 3 / 6 ページ 製品安全データシート 製品名:L-α-Glycerophosphate oxidase (GPOSP) [T-60] MSDS整理番号:HC09-025 作成:1995/07/01 改訂:2008/05/20 9.物理的及び化学的性質 物理的状態 :固体 形状 :粉末(凍結乾燥品) 色 :黄色 臭い :わずかに特有の臭いあり 密度(比重) :データなし 溶媒に対する溶解性 :水に易溶、有機溶剤には難溶 物理的状態が変化する温度/温度範囲 沸点 融点 発火点 爆発特性 下限 上限 比重(又は密度) :データなし :データなし :データなし :データなし :データなし :データなし 10.安定性及び反応性 安定性 反応性 避けるべき条件 避けるべき物質 危険有害分解生成物 :冷暗所(-20℃)で一年間 :自己反応性なし :高温多湿および吸湿に注意(酵素活性の失活) :特になし :特になし 11.有害性情報 急性毒性 局所(皮膚、目等)影響 感作性 変異原性 生殖発生毒性 :データなし :データなし :データなし :データなし :データなし 4 / 6 ページ 製品安全データシート 製品名:L-α-Glycerophosphate oxidase (GPOSP) [T-60] MSDS整理番号:HC09-025 作成:1995/07/01 改訂:2008/05/20 12.環境影響情報 残留性/分解性 生体蓄積性 生態毒性 魚 :本物質は、生分解性良好である :データなし :データなし 13.廃棄上の注意 ・焼却処理するか、都道府県知事の許可を得た廃棄物処理業者に委託処理する。 ・本物質の水溶液は活性汚泥により処理することが出来る。 ・空容器を廃棄するときは、水洗し内容物を除去した後、処分する。 14.輸送上の注意 国内法規制 同法の規定に従った容器、積載方法により輸送する。 国際規制 IMDG(国際海上危険物規則)コード :特になし ICAO-TI(国際民間航空機関技術指針)、IATA-DGR(国際航空運送協会危険物規則) :特になし 国連分類 国連番号 国内規制 輸送の特定の安全対策及び条件 :- :- :特になし :冷凍保存 輸送前に容器の破損、腐食、漏れ等のないことを確かめる。 転倒、落下、損傷のないように積み込み、荷崩れ防止を確実に行う。 15.適用法令 化学物質管理促進法(PRTR)、安衛法および毒物・劇物取締法に於けるMSDS対象非該当。 (PRTR該当物質は含んでおりません) 5 / 6 ページ 製品安全データシート 製品名:L-α-Glycerophosphate oxidase (GPOSP) [T-60] MSDS整理番号:HC09-025 作成:1995/07/01 改訂:2008/05/20 16.その他の情報 記載内容の問い合わせ先 電話番号 FAX番号 改版の記録 :旭化成ファーマ株式会社 診断薬製品部 :03-3296-3618 :03-3296-3682 :作成 1995/07/01 :最新改訂 2008/05/20 本製品安全データシート( MSDS )は、現時点で入手できる最新の資料、 データに基づいて 作成しており、新しい知見により改訂されることがあります。また、 MSDS 中の注意事項は通常 の取扱いを対象にしたものです。 製品使用者が特殊な取扱いをされる場合は用途、使用法に 適した安全対策を実施の上、製品を使用して下さい。また、当社は、 MSDS 記載内容につい て十分注意を払っていますが、その内容を保証するものではありません。 6 / 6 ページ
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