Ver.1.02 PCI 対応 絶縁型デジタル出力ボード DO-64T2-PCI ¥31,500 (本体価格¥30,000) 本製品は、パソコンにデジタル信号の出力機能を拡張する PCI ボード です。 非絶縁オープンコレクタ出力 64 点を搭載しています。 Windows/Linux ドライバを添付しています。 専用ライブラリのプラグインで LabVIEW のデータ収録デバイスとし ても使用できます。別売の ActiveX コンポーネント集 ACX-PAC(W32) を使用すれば、高度なアプリケーションを短期間で開発できます。 製品の価格・仕様・色・デザインは、予告なしに変更することがあります。 特長 ■非絶縁オープンコレクタ出力 応答速度 200nsec の非絶縁オープンコレクタ出力 64 点を搭載していま す。出力定格は、1 点当たり最大 30VDC、40mA です。 仕様 項目 出力形式 ■Windows/Linux に対応したドライバライブラリを添付 添付のドライバライブラリ API-PAC(W32)を使用することで、 Windows/Linux の各アプリケーションが作成できます。また、ハードウ ェアの動作確認ができる診断プログラムも提供しています。 ■計測システム開発用 ActiveX コンポーネント集 ACX-PAC(W32)に 対応 当社製デジタル入出力デバイスを簡単に制御できるコンポーネントに 加え、計測用途に特化したソフトウェア部品集(各種グラフ、スイッチ、 ランプなど)を満載した、計測システム開発支援ツールです。また、デ ータの入出力表示が確認できるデジタルモニタなどの実例集(アプリ ケーションプログラム)が収録されていますので、プログラムレスでパ ソコン計測がすぐに始められます。 仕様 出力部 非絶縁オープンコレクタ出力(負論理 *1) 出力信号の点数 64 点(1 コモン) 定格 出力耐圧 最大 30VDC 出力電流 最大 40mA(1 点当たり) 応答時間 200nsec 以内(プルアップ抵抗値により変化) 共通部 外 部 供 給 可 能 電 流 5VDC 1A (Max.) 信号延長可能距離 ■専用ライブラリ VI-DAQ のプラグインで LabVIEW に対応 専用ライブラリ VI-DAQ を使用することで LabVIEW の各アプリケーシ ョンを作成できます。 *1 *2 1.5m 程度(配線環境による) I/O アドレス 8 ビット×32 ポート占有 割り込みレベル - 同時使用可能枚数 最大 16 枚 消費電流(Max.) 5VDC 310mA 使用条件 0 - 50℃、10 - 90%RH(ただし、結露しないこと) バス仕様 PCI(32bit、33MHz、ユニバーサル・キー形状対応 *2) 外形寸法(mm) 121.69(L)×105.68(H) 使用コネクタ 96 ピンハーフピッチコネクタ[F(雌)タイプ] PCR-E96LMD+[本多通信工業]相当品 ボード本体の質量 100g データ「0」が High レベル、データ「1」が Low レベルに対応します。 このボードは拡張スロットから+5V 電源の供給を必要とします(+3.3V 電源のみの環境で は動作しません)。 ボード外形寸法 105.68(H) 121.69(L) [mm] 標準外形寸法の (L) は、基板の端から スロットカバーの外側の面までのサイズです。 DO-64T2-PCI 1 Ver.1.02 ケーブル・コネクタ サポートソフトウェア ■ Windows 版 デジタル入出力ドライバ API-DIO(WDM)/API-DIO(98/PC) [添付 CD-ROM ドライバライブラリ API-PAC(W32) 収録] Win32 API 関数(DLL)形式で提供する Windows 版ドライバソフトウェア です。Visual Basic や Visual C++などの各種サンプルプログラム、動作 確認に便利な診断プログラムを付属しています。 ■ケーブル (別売) 96 ピン・ハーフピッチコネクタ用両端コネクタ付シールドケーブル : PCB96PS-0.5P (0.5m) : PCB96PS-1.5P (1.5m) 96 ピン・ハーフピッチコネクタ用両端コネクタ付フラットケーブル : PCB96P-1.5 (1.5m) <動作環境> 主な対応 OS Windows7、Server 2008、Vista、XP、Server 2003、2000 主な適応言語 Visual Basic、Visual C++、Visual C#、Delphi、C++ Builder 最新バージョンのダウンロード、対応 OS や適応言語の詳細は、 当社ホームページ http://www.contec.co.jp/apipac/ でご確認ください。 96 ピン・ハーフピッチコネクタ用片端コネクタ付シールドケーブル : PCA96PS-0.5P (0.5m) : PCA96PS-1.5P (1.5m) ■ Linux 版デジタル入出力ドライバ API-DIO(LNX) [添付 CD-ROM ドライバライブラリ API-PAC(W32) 収録] シェアードライブラリとカーネルバージョンごとのデバイスドライバ (モジュール)で提供する Linux 版ドライバソフトウェアです。gcc の各 種サンプルプログラムを付属しています。 96 ピン・ハーフピッチコネクタ用分配シールドケーブル(96P→37P×2) : PCB96WS-1.5P (1.5m) ■コネクタ (別売) <動作環境> 主な対応 OS 96 ピン・ハーフピッチ(メス)コネクタ 5 個セット : CN5-H96F RedHatLinux、TurboLinux (対応ディストリビューションの詳細は、 インストール後の Help を参照ください。) 主な適応言語 gcc 最新バージョンのダウンロード、対応 OS や適応言語の詳細は、 当社ホームページ http://www.contec.co.jp/apipac/ でご確認ください。 ■ 計測システム開発用 ActiveX コンポーネント集 ACX-PAC(W32) (別売) 本製品は、200 種類以上の当社計測制御用インターフェイスボード(カ ード)に対応した計測システム開発支援ツールです。計測用途に特化し たソフトウェア部品集で画面表示(各種グラフ、スライダ 他)、解析・ 演算(FFT、フィルタ 他)、ファイル操作(データ保存、読み込み)などの ActiveX コンポーネントを満載しています。 アプリケーションプログラムの作成は、ソフトウェア部品を貼り付け て、関連をスクリプトで記述する開発スタイルで、効率よく短期間で できます。 また、データロガーや波形解析ツールなどの実例集(アプリケーション プログラム)が収録されていますので、プログラム作成なしでパソコン 計測がすぐに始められます。 「実例集」は、ソースコード(Visual Basic 他)付きですので、お客様に よるカスタマイズも可能です。 詳細は、当社ホームページ(http://www.contec.co.jp/acxpac/)でご確認くだ さい。 ■ LabVIEW 対応データ集録用 VI ライブラリ VI-DAQ (当社ホーム ページよりダウンロード(無償)ができます) National Instruments 社の LabVIEW で使用するための VI ライブラリで す。LabVIEW の「データ集録 VI 」に似た関数形態で作成されている ため、複雑な設定をすることなく、簡単に各種デバイスが使用できま す。 詳細、および VI-DAQ のダウンロードは http://www.contec.co.jp/vidaq/ を参照してください。 96 ピン・ハーフピッチコネクタ用片端コネクタ付フラットケーブル : PCA96P-1.5 (1.5m) アクセサリ ■アクセサリ (別売) 圧着用中継端子台(M3 ネジ、96 点) : EPD-96A *1*4 圧着用中継端子台(M3.5 ネジ、96 点) : EPD-96 *1 導線用端子台(M2.5 ネジ、96 点) :DTP-64(PC) *1 デジタル入出力用信号モニタ/出力アクセサリ(64 点) :CM-64(PC)E *1 圧着用中継端子台(M3 ネジ、37 点) : EPD-37A *2*4 圧着用中継端子台(M3.5 ネジ、37 点) : EPD-37 *2 圧着端子用端子台(M3 ネジ、37 点) : DTP-3A *2 導線用中継端子台(M2.6 ネジ、37 点) : DTP-4A *2 デジタル入出力用信号モニタ/出力アクセサリ(32 点) : CM-32(PC)E *2 96 ピンハーフ→37 ピン D-SUB(メス)×2 変換ターミナル : CCB-96 *3 *1 オプションケーブル PCB96P または PCB96PS が別途必要。 *2 オプションケーブル PCB96WS が別途必要。 *3 オプションケーブル PCB96P または PCB96PS と 37 ピン D-SUB 用ケーブルが別途必要。 *4 端子ねじが脱落しない“ねじアップ端子台”採用。 * 各ケーブル、アクセサリの詳細は、当社ホームページでご確認ください。 商品構成 □本体[DO-64T2-PCI] …1 □ファーストステップガイド…1 □CD-ROM *1 [API-PAC(W32)]…1 □登録カード&保証書…1 □登録カード返信用封筒…1 *1 DO-64T2-PCI :CD-ROM には、ドライバソフトウェア、説明書、Question 用紙を納めています。 2 Ver.1.02 回路ブロック図 ボード上のコネクタの接続方法 PCIバス ◆コネクタの形状 TTL ドライバ 外部 デジタル出力ポート0 (8点, グループ0) TTL ドライバ 外部 デジタル出力ポート1 (8点, グループ1) TTL ドライバ 外部 デジタル出力ポート2 (8点, グループ2) TTL ドライバ 外部 デジタル出力ポート3 (8点, グループ3) TTL ドライバ 外部 デジタル出力ポート4 (8点, グループ4) このボードと外部機器との接続は、ボード上のインターフェイスコネ クタ(CN1)で行います。 インターフェイスコネクタ(CN1) B48 B47 A48 A47 ・ 使用コネクタ PCR-E96LMD+相当品 [本多通信工業製] ・ 適合コネクタ PCR-E96FA+相当品 [本多通信工業製] B02 B01 A02 A01 コントロール 回路 TTL ドライバ 外部 デジタル出力ポート5 (8点, グループ5) TTL ドライバ 外部 デジタル出力ポート6 (8点, グループ6) TTL ドライバ 外部 デジタル出力ポート7 (8点, グループ7) *対応するケーブル・アクセサリは、2 頁参照ください。 ◆コネクタの信号配置 ■インターフェイスコネクタ(CN1)の信号配置 +5V +7 port (Output) DO-64T2-PCI Vcc B48 A48 Vcc Vcc B47 A47 Vcc O-77 B46 A46 O-37 O-76 B45 A45 O-36 O-75 B44 A44 O-35 O-74 B43 A43 O-34 O-73 B42 A42 O-33 O-72 B41 A41 O-32 O-71 B40 A40 O-31 O-70 B39 A39 O-30 O-67 B38 A38 O-27 O-66 B37 A37 O-26 O-65 B36 +6 port (Output) O-64 B35 O-63 B34 [49] [1] A48 A31 O-20 A30 GND GND B29 A29 GND N.C. B28 A28 N.C. N.C. B27 A27 N.C. N.C. B26 A26 N.C. N.C. B25 A25 N.C. N.C. B24 A24 N.C. N.C. B23 A23 N.C. A21 N.C. Vcc B20 A20 Vcc Vcc B19 A19 Vcc Signal common *[ DO-64T2-PCI A16 O-15 A01 B01 [96] [48] A15 O-14 A14 O-13 O-52 B13 A13 O-12 O-51 B12 A12 O-11 O-50 B11 A11 O-10 O-47 B10 A10 O-07 O-46 B09 A09 O-06 O-45 B08 A08 O-05 O-44 B07 A07 O-04 O-43 B06 A06 O-03 O-42 B05 A05 O-02 O-41 B04 +5V A17 O-16 O-55 B16 +4 port (Output) N.C. A18 O-17 O-56 B17 O-53 B14 Signal common A22 N.C. N.C. B21 O-54 B15 +2 port (Output) A32 O-21 O-60 B31 O-57 B18 +5 port (Output) A34 O-23 GND B30 N.C. B22 +5V A35 O-24 A33 O-22 O-61 B32 N.C. +3 port (Output) A36 O-25 B48 O-62 B33 Signal common +5V +1 port (Output) +0 port (Output) A04 O-01 O-40 B03 A03 O-00 GND B02 A02 GND GND B01 A01 GND Signal common ]内は本多通信工業(株)指定の端子番号です。 O-00 - O-77 出力信号 64 点です。他の機器の入力信号に接続します。 Vcc +5V を出力します。供給可能な電流の総容量は、1A です。 GND スロットの GND に接続されています。 N.C. このピンはどこにも接続されていません。 3 Ver.1.02 ■PCB96WS と接続したときの信号配置 出力信号の接続 ●オプションケーブル PCB96WS A スイッチやトランジスタ出力の機器など電流駆動が可能な機器に接続 します。電流駆動が可能な機器の ON/OFF の状態をデジタル値として 入力します。 B ◆出力回路 CNA Signal GND common O-20 O-21 O-22 +2 port O-23 (output) O-24 O-25 O-26 O-27 O-30 O-31 O-32 +3 port O-33 (output) O-34 O-35 O-36 O-37 +5V Vcc CNB Signal common 20 1 GND 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 O-00 O-01 O-02 O-03 +0 port O-04 (output) O-05 O-06 O-07 O-10 O-11 O-12 O-13 +1 port O-14 (output) O-15 O-16 O-17 Vcc +5V N.C. Signal GND common O-60 O-61 O-62 +6 port O-63 (output) O-64 O-65 O-66 O-67 O-70 O-71 O-72 +7 port O-73 (output) O-74 O-75 O-76 O-77 +5V Vcc 20 1 GND 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 O-40 O-41 O-42 O-43 O-44 O-45 O-46 O-47 O-50 O-51 O-52 O-53 O-54 O-55 O-56 O-57 Vcc N.C. External device Vcc Board Vcc Signal common Un-connected PolySwitch +5V output +4 port (output) 10kΩ Output pin +5 port (output) 74LS07 (Open-collector) +5V Signal commmon ■CCB-96 と接続したときの信号配置 ●「オプションケーブル PCB96PS」 +「コネクタ変換ボード CCB-96」 GND DCLC-J37SAF-20L9 コネクタ 相当品(JAE製) * CN4(CNB) 1 20 GND 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 Signal common O-20 O-21 O-22 O-23 +2 port O-24 (output) O-25 O-26 O-27 O-30 O-31 O-32 O-33 +3 port O-34 (output) O-35 O-36 O-37 Vcc +5V Signal GND common O-40 O-41 O-42 +4 port O-43 (output) O-44 O-45 O-46 O-47 O-50 O-51 O-52 +5 port O-53 (output) O-54 O-55 O-56 O-57 +5V Vcc N.C. 1 20 GND 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 O-60 O-61 O-62 O-63 O-64 O-65 O-66 O-67 O-70 O-71 O-72 O-73 O-74 O-75 O-76 O-77 Vcc Signal common +6 port (output) ◆LED との接続例 Vcc (CN1 : B47 pin) +7 port (output) Board side Signal GND common O-00 O-01 O-02 +0 port O-03 (output) O-04 O-05 O-06 O-07 O-10 O-11 O-12 +1 port O-13 (output) O-14 O-15 O-16 O-17 +5V Vcc N.C. 出力端子は、O-xx です。 ポリスイッチは、全 Vcc(+5V 出力)端子に対して 1 個接続されています。 インターフェイス部の出力回路は、上図のとおりです。信号出力部は オープンコレクタ方式で、それぞれの出力信号は負論理として外部装 置に送出されます。なお、それぞれの信号出力部は内部でプルアップ されていませんので、外部装置側でプルアップしてください。 CCB-96 CN3(CNA) GND 2kΩ LED O-40 (CN1 : B03 pin) +5V 該当するビットに「1」を出力すると、対応する LED が「点灯」になります。 逆に該当するビットに「0」を出力すると、対応する LED は「消灯」になります。 保護機能について このボードの+5V 出力にはポリスイッチによる保護機能がついていま す。誤って+5V 出力と GND を短絡させてしまった場合などにはこの保 護機能が働き、ボードが一時的に動作不能の状態になることがありま す。その場合には、パソコンの電源を OFF にして数分間待った後、再 びパソコンの電源を ON にして使用してください。 DO-64T2-PCI 4
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