ナガボノワレモコウ(バラ 科) Sanguisorba tenuifolia Fisch. et Link 兵庫県: Aランク 環境省: - 種の概要 湿地生の無毛の多年草。根茎は太く、葉を根生する。茎は高 さ80-130cm、上部であらく分枝を繰り返す。根出葉は11-15個 さ80 130cm、上部であらく分枝を繰り返す。根出葉は11 15個 の小葉からなり、小葉は線形で幅が狭く、長さ2-8cm、幅1020mm、そろった3角形のあらい鋸歯がある。花穂は細い枝の先 ごとにつき、円柱形で細く、長さ2-7cmで垂れ下がる。花は小 さく、白色で緑色を帯び、ときに一部淡紅色を帯びるものが ある。8-9月に咲く。雄蕊は4個、長く花外に出る。花糸は白 く、扁平で、上部は幅が広くなり、葯は暗紫色。花床は低い 半球形。 写真提供:小林禧樹 国内分布 本州(関東以西) 県内分布 西播、東播、摂津 選定理由 人為性 生 育 環 境 破 壊 ○ 観 賞 用 等 採 取 特殊性 特 殊 生 育 環 境 ○ 特 異 な 生 態 学術性 特 殊 な 分 布 分 布 の 限 界 詳細は非公開 希 少 ○ 特記事項 新たな産地もみつかったが、耕作の放棄で無くなったところ もある。 保護上の留意点 自生地の保全が重要。状況によって人為的な管理も必要。
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