●ご使用の前にこのユーザーズマニュアルを よくお読みの上、正しくお使いください。 ●お読みになったあとは、 いつでもご覧になれる場所に 必ず保管してください。 情報処理装置など電波自主規制について 商標についてのお知らせ この装置は情報処理装置など電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラ ス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としています が、この装置がラジオやテレビジョン受信機などに近接して使用されると、受信障害 を引き起こすことがあります。 この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求さ れることがあります。 ● Microsoft、Windows、Windows 95、Windows 98、Windows 2000、 Windows NT、および Internet Explorer は、米国およびその他の国における Microsoft Corporation の商標もしくは登録商標です。 ● Macintosh、Mac は、アップルコンピュータ社の登録商標です。 ● NTT、INS ネット 64、OCN エコノミー、INS テレホーダイ、フレックスホンは、 日本電信電話株式会社の商標もしくは登録商標です。 ● Netscape、Netscape Navigator、Netscape Communicator は、米国 Netscape 社の商標もしくは登録商標です。 ● Adobe、Acrobat、Acrobat Readerは、米国およびその他の国におけるAdobe Systems Incorporated の商標もしくは登録商標です。 ● その他、本マニュアルに記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録 商標または商標です。 輸出する際のご注意 本製品は、外国為替および外国貿易管理法の規定により、戦略物資輸出規制品に該当 します。日本国外に持ち出す際には、日本国政府の輸出許可申請など、必要な手続き をお取りください。 本製品(ソフトウェア含む)は日本国内仕様であり、外国の規格などには準拠してお りません。本製品は日本国外で使用された場合、当社は一切責任を負いかねます。ま た、 当社は本製品に関し海外での保守サービスおよび技術サポートなどは行っており ません。 ネオの廃棄方法について ネオを廃棄するときは、地方自治体の条例に従って処理してください。詳細は、各地 方自治体にお問い合わせください。 ご注意 (1) 本書の内容の一部または全部を無断で転載することは禁止されています。 (2) 本書の内容については、将来予告なしに変更することがあります。 (3) 本書は内容について万全を期しておりますが、万一ご不審な点や誤り、記載もれ などお気づきのことがありましたら、 ご一報くださいますようお願いいたします。 (4) 当社では、本体の運用を理由とする損失、逸失利益等の請求につきましては、 (3) 項にかかわらずいかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。 (5) 本装置は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など、 人命にかかわる設備や機器、および高度な信頼性を必要とする設備や機器として の使用またはこれらに組み込んでの使用は意図されておりません。 これら設備や機器、制御システムなどに本装置を使用され、当社製品の故障によ り、人身事故、火災事故、社会的な損害などが生じても、当社ではいかなる責任 も負いかねます。 設備や機器、制御システムなどにおいては、冗長設計、火災延焼対策設計、誤動 作防止設計など、安全設計に万全を期されるようご注意願います。 (6) 乱丁、落丁はお取り替えいたします。 COMSTARZ ROUTER CMZ-RT-H1* ユーザーズマニュアル D0I-E10759 Copyright © 2000 NEC Corporation 2000 年 6 月 第 1 版 NEC(NEC ネットワークス) 東京都港区芝 5 丁目 33 番 7 号 03-3454-1111(大代表) (禁無断複製) neo_表2-3 1 00.5.31, 5:54 PM はじめに このたびは、コムスターズ・ネオ(以降ネオと称します)をお買い上げいただき、ありがとうござ います。 ネオは、ISDN 回線を使って、パソコンからのインターネットアクセスや、電話、ファクスなどをよ り便利に、快適にお使いいただくためのダイヤルアップルータです。 本書では、パソコンについての基本的な知識をお持ちの方を対象に、ネオの設置、接続するパソコ ンの設定、基本的な機能を使うために必要なネオの設定、インターネットへの接続方法などについ て説明しています。 パソコンの操作についてわからないことがあるときは、お使いのパソコンのマニュアルをお読みく ださい。 ネオを、安全に、また性能を十分に発揮させてご使用いただくため、必ず本書をお読みになり、お 読みになったあとも大切に保管してください。 はじめに i 重要なお知らせ(ネオをご使用になる前に必ずお読みください) ■ 不正な回線接続に関する注意 ネオは、データ通信をする際に ISDN 回線を必要に応じて自動で接続する、 「自動発信」機能を持つ ダイヤルアップルータです。 「自動発信」に関する設定をする場合は、本ユーザーズマニュアルや添付 CD-ROM に収録されてい る『詳細設定マニュアル』をお読みになり、十分にご理解いただいたうえで行ってください。 自動発信が有効になっていると、ネオの設定に誤りがあった場合や、お客様が気づかないうちにパ ソコンからデータが流れている場合などに、予想外の通話料やプロバイダ料金が請求されることが あります。特に以下の状態では、設定画面の課金情報ページの料金表示や接続 / 切断ランプの状態 (頻繁に点灯 / ランダム点滅している場合は注意が必要です)を確認するようにしてください。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 自動発信を許可する設定をしたとき ネオを使い始めたとき ネオの設定を変更したとき ネオのファームウェアをバージョンアップしたとき メール着信確認機能を設定したとき(チェック回数は 1 日に 1、2 回程度が適当です。チェック 間隔を短く設定しないようにしてください) マルチリンクPPP接続の設定をしたとき(マルチリンクPPP接続に対応していないプロバイダ に、マルチリンク PPP 接続の設定はしないでください) パソコンの設定を変更したとき(ダイヤルアップネットワークなど) パソコンに新しいアプリケーションや OS を導入したとき ネットワークに新しいパソコンや機器を導入したとき プロバイダの設定を変更したとき(不要になった接続先は必ず削除してください) ルータ機能による接続や TA 機能による接続を、併用したり、切り替えたりしたとき 不正な回線接続の情報や事例については「10. 困ったときには」(10-1 ページ)に記載しています ので参考にしてください 。 ま た ホ ー ム ペ ー ジ 『 み ん な の コム ス タ ー ズ ・ ラ ン ド( h t t p : / / ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/)』で最新の情報を公開していますので、定期的にごらんになることを 強くお勧めします。 ■ 修復ツールの取得について ファームウェア(ネオを動作させるためのプログラム)のバージョンアップに失敗するなどの理由 でネオのファームウェアが破損すると、正常に起動しなくなることがあります。この場合は、修復 ツールを使用して、USB ポートに接続したパソコンからネオを修復することができます。 ファームウェアをバージョンアップするときは、 『みんなのコムスターズ・ランド』から、あらかじ め修復ツールを取得してください。 なお、最新ファームウェアについての情報は『みんなのコムスターズ・ランド』をごらんください。 修復ツールがない場合、ファームウェアの破損時には販売店やサービスセンターにお持ち込みいた だいての修理となります。 ii 重要なお知らせ ■ 目 次 はじめに ........................................................................................................................... i 重要なお知らせ .............................................................................................................. ii 目 次 ............................................................................................................................ iii マニュアルの読み方 .................................................................................................... viii 添付 CD-ROM の主な収録内容 ................................................................................ viii 本書で使用しているマークについて ........................................................................ viii 本書の内容と使い方 ..................................................................................................... ix 安全にお使いいただくために ....................................................................................... x ネオの特長 ................................................................................................................... xix 1. 製品構成 ................................................................................. 1-1 1.1 製品パッケージの内容とオプション品 ...................................................... 1-2 2. 各部の名称とはたらき .......................................................... 2-1 2.1 前面 ................................................................................................................ 2-2 2.2 側面・底面 ..................................................................................................... 2-3 2.3 背面 ................................................................................................................ 2-6 2.4 ランプの点灯 ................................................................................................. 2-8 2.4.1 各ランプの点灯パターンと意味 ............................................................... 2-8 2.4.2 その他の点灯パターン .............................................................................. 2-9 3. ISDN(INS ネット 64)とプロバイダのご契約 ............. 3-1 3.1 INS ネット 64 に申し込む .......................................................................... 3-2 3.2 INS ネット 64 の主な付加サービス .......................................................... 3-5 3.3 プロバイダと契約する .................................................................................. 3-7 4. ネオの設置と準備.................................................................. 4-1 4.1 設置と設定の流れ ......................................................................................... 4-2 4.2 電池を入れる ................................................................................................. 4-4 4.3 設置する ......................................................................................................... 4-5 4.4 ISDN 回線と電話やファクスを接続する ................................................... 4-6 4.4.1 ISDN 回線と電話などのケーブルの接続 ................................................ 4-6 4.4.2 スイッチの設定 .......................................................................................... 4-7 目次 iii 目 次 目 次 4.5 電源を入れる ................................................................................................. 4-9 4.6 電話の確認をする ...................................................................................... 4-10 4.7 ポートを選択する ...................................................................................... 4-11 4.8 LAN ポートにパソコンを接続する ......................................................... 4-12 4.8.1 LAN ケーブルの接続 .............................................................................. 4-12 4.9 USB ポートにパソコンを接続する ......................................................... 4-13 4.9.1 USB ポート用ドライバのインストール .............................................. 4-14 4.9.2 USB ケーブルの接続 ............................................................................. 4-27 4.9.3 アンインストール ................................................................................... 4-28 5. 設定ウィザードを使った設定 .............................................. 5-1 5.1 設定ウィザードを使う前に .......................................................................... 5-2 5.2 設定ウィザードをインストールする .......................................................... 5-4 5.3 設定ウィザードを使う .................................................................................. 5-5 5.4 インターネットにアクセスし確認をする ................................................... 5-7 5.4.1 インターネットにアクセスする前に ....................................................... 5-7 5.4.2 インターネットへのアクセス ................................................................... 5-9 5.5 メールソフトを設定する ........................................................................... 5-11 6. 電話やファクスなどの設定 .................................................. 6-1 6.1 アナログポートの使い方 .............................................................................. 6-2 6.2 電話を使う ..................................................................................................... 6-3 6.2.1 電話のかけ方 .............................................................................................. 6-3 6.2.2 電話の受け方 .............................................................................................. 6-3 6.2.3 内線通話のしかた ...................................................................................... 6-4 6.3 ファクスを使う ............................................................................................. 6-5 6.3.1 ファクスの設定 .......................................................................................... 6-5 6.3.2 ファクスの送り方 / 受け方 ....................................................................... 6-5 6.4 ナンバーディスプレイ電話機を使う設定をする ....................................... 6-6 6.4.1 発信電話番号を表示する設定 ................................................................... 6-6 6.4.2 通話料金を表示する設定 ........................................................................... 6-6 iv 6.5 i・ナンバーの番号を設定する ..................................................................... 6-7 6.6 ダイヤルイン番号を設定する ...................................................................... 6-8 目次 目 次 6.7 TEL2 ポートを使わないときは .................................................................. 6-9 6.8 受話音量を調節する .................................................................................. 6-10 6.9 その他の便利な使い方 ............................................................................... 6-11 6.10 電話操作早わかりガイド ........................................................................... 6-14 7. 設定ウィザードを使わないパソコンとネオの設定 ........... 7-1 7.1 7.2 設定前の確認 ................................................................................................. 7-2 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする ......................................... 7-3 7.2.1 Windows® 98/Windows® 95 .............................................................. 7-4 7.2.2 Windows® 2000(Professional) ...................................................... 7-10 7.2.3 Windows NT® 4.0(Workstation) ..................................................... 7-14 7.2.4 MacOS ................................................................................................... 7-20 7.2.5 プラグ&プレイ(DHCP)機能を使わないときは ................................. 7-22 7.3 7.4 USB ポートに接続したパソコンに設定をする ...................................... 7-23 ネオの設定をする ...................................................................................... 7-26 7.4.1 USB ポートで通信する前に .................................................................. 7-27 7.4.2 ネオへのアクセス ................................................................................... 7-29 7.4.3 ネオの設定方法 ....................................................................................... 7-31 7.5 インターネットにアクセスし確認をする ................................................ 7-34 8. ネオの便利な使い方 .............................................................. 8-1 8.1 ネオを便利に使うために .............................................................................. 8-2 8.1.1 ネオの時刻設定方法 .................................................................................. 8-2 8.2 複数のプロバイダを使い分ける .................................................................. 8-4 8.2.1 プロバイダを手動で切り替えるには<接続先選択> ............................ 8-4 8.2.2 パソコンごとにプロバイダを変えるには <ソースアドレスルーティング> .......................................................... 8-6 8.2.3 URL やサービスでプロバイダを変えるには < DNS ルーティング> ........................................................................... 8-6 8.3 ネットワークゲームなどを使用する .......................................................... 8-7 8.3.1 LAN ポート接続のパソコンでの使い方< NAT > ................................ 8-8 目次 v 目 次 目 次 8.3.2 USB ポート接続のパソコンでの使い方< TA 接続> ........................ 8-13 8.4 メールを快適に楽しむ ................................................................................ 8-21 8.4.1 メール着信確認/取得/内容表示の設定<メール設定> ................. 8-22 8.4.2 メール着信確認/取得/内容表示のしかた<メール表示> .............. 8-27 8.4.3 メール転送のしかた<転送設定> ........................................................ 8-29 8.5 フロントボタンを使う ................................................................................ 8-35 8.6 テレホーダイ対応の設定をする ................................................................. 8-37 8.6.1 テレホーダイ時間帯だけ自動でアクセスする設定<自動発信> ...... 8-38 8.6.2 テレホーダイ時間帯だけ接続時間を長くする設定 <自動切断時間の変更> ....................................................................... 8-41 8.6.3 テレホーダイ時間帯だけ 128kbps で快適に使う設定 <マルチリンク PPP 接続> ................................................................ 8-44 8.7 外出先のパソコンからネオにアクセスする ............................................. 8-45 8.7.1 外出先のパソコンからのアクセスとは ................................................ 8-45 8.7.2 外出先のパソコンの設定 ........................................................................ 8-46 8.7.3 ネオの設定<接続先設定> .................................................................... 8-47 8.7.4 外出先のパソコンからのアクセスのしかた ......................................... 8-51 8.8 Windows のファイルを共有する ............................................................. 8-52 8.8.1 ネオのネットワークのパソコンの設定 ................................................ 8-52 8.8.2 外出先のパソコンの設定 ........................................................................ 8-46 8.8.3 ネオの設定<接続先設定> .................................................................... 8-56 8.8.4 外出先のパソコンからのファイルの閲覧 ............................................. 8-58 8.9 その他の便利な使い方 ................................................................................ 8-59 8.9.1 WWWブラウザで設定できる項目<詳細設定一覧> ......................... 8-59 8.9.2 ネオのファームウェアを新しくするには <バージョンアップ> ... 8-62 8.9.3 課金情報の確認<管理操作> ................................................................ 8-63 8.9.4 ネオの設定値のバックアップ<保存設定取得/反映> ..................... 8-63 9. 添付 CD-ROM ....................................................................... 9-1 vi 9.1 添付 CD-ROM を見る .................................................................................. 9-2 9.2 添付 CD-ROM の収録内容 .......................................................................... 9-3 目次 目 次 10. 困ったときには .................................................................. 10-1 10.1 ネオ起動時のトラブル ............................................................................... 10-2 10.2 ネオ設定時のトラブル ............................................................................... 10-3 10.3 インターネットアクセス時のトラブル ................................................... 10-5 10.4 ご使用のアプリケーションのトラブル ................................................ 10-15 10.5 TA 機能使用時のトラブル ..................................................................... 10-16 10.6 電話使用時のトラブル ............................................................................ 10-17 10.7 外出先パソコンからのアクセス時のトラブル ..................................... 10-19 10.8 USB ポート使用時のトラブル .............................................................. 10-20 付録 設定画面の基本的な操作 .................................................................................... 付録 -2 買ったときの設定(初期設定)に戻すには ..................................................... 付録 -4 複数の ISDN 機器の接続 ................................................................................... 付録 -7 AT コマンド一覧 ................................................................................................. 付録 -8 WAN 状態メッセージ ..................................................................................... 付録 -11 製品仕様 ............................................................................................................ 付録 -13 ポート仕様 ........................................................................................................ 付録 -16 アフターサービスについて ............................................................................. 付録 -18 各種情報のお問い合わせ先 ............................................................................. 付録 -19 設定に使用可能な WWW ブラウザ ................................................................ 付録 -20 用語集 ............................................................................................................... 付録 -21 索引 .................................................................................................................... 付録 -31 目次 vii 目 次 マニュアルの読み方 ネオには次の 2 種類のマニュアルを用意しています。 記載内容については以降の説明をごらんになり、目的に合わせてマニュアル をお読みください。 ■ ユーザーズマニュアル(本書) ■ 詳細設定マニュアル(添付 CD-ROM に収録) 添付 CD-ROM の主な収録内容 ○ 詳細設定マニュアル ユーザーズマニュアルに記載されていない、詳細な設定方法と使い方について説 明しています。 ○ FAQ 集 ネオの設定、機能等に関する、よくある質問を集め、解説しています。設定や操 作でわからないことがあるときにお読みください。 ○ USB 関連 ネオの USB ポートを使うために必要な各種ファイルを収録しています。 ※ USB ポートは、Windows 98 Second Edition/98/95 で使用できます(Windows 95 の場合は OSR2.1 以降) 。 ○ 設定ウィザード パソコンを使って対話方式で必要な項目を入力していくだけで、ネオを使用する ための、ネオとパソコンの基本的な設定ができるウィザードを収録しています。 ※ 設定ウィザードはWindows 98 Second Edition/98/95、MacOS8.5以降で使用できます。 本書で使用しているマークについて 用語の説明や、補足を示します。 気を付けていただきたい点を示します。 手順が続いている(次ページ)ことを示します。 手順はここで終了することを示します。 viii マニュアルの読み方 本書の内容と使い方 ● 基本的な設定をするために必要な内容です。必ずお読みください。 1章 製品構成 製品パッケージの同梱品、オプション品を説明しています。箱を開けたら、同梱品を確認し てください。 2章 マ ニ ュ ア ル の 読 み 方 各部の名称とはたらき ネオのボタンやランプなどの各部の名称、機能を説明しています。設定や操作に必要な知識 となります。 3章 ISDN(INS ネット 64)とプロバイダのご契約 ネオが接続するための、ISDN(INS ネット 64)のご契約方法、ネオで利用できる INS ネッ ト 64 の付加サービス、プロバイダとの契約方法について説明しています。 4章 ネオの設置と準備 ネオの設置方法、ネオとつなぐ機器とのケーブルの接続方法を説明しています。 5章 設定ウィザードを使った設定 ネオを使用するための基本的な設定ができる「設定ウィザード」 (添付の CD-ROM に収録) の使い方を説明しています。 ● 必要に応じてお読みください。 6章 電話やファクスなどの設定 ネオに接続した電話、ファクスの設定方法と使い方を説明しています。 設定ウィザードで設定した方は、わからないことがあるときや、設定を変更したいときにお 読みください。 7章 設定ウィザードを使わないパソコンとネオの設定 設定ウィザードを使わずにパソコンとネオを設定し、 インターネットにアクセスする方法を 説明しています。 8章 ネオの便利な使い方 ネオの便利な機能を使うための設定方法と使い方を説明しています。 9章 添付 CD-ROM 添付 CD-ROM の見方と収録内容について説明しています。 10 章 困ったときには トラブルがあったときの対処方法を説明しています。 付録 通信エラー時のメッセージについてや、ネオの仕様、製品情報やお問い合わせ先、用語集な どを記載しています。 マニュアルの読み方 ix 安全にお使いいただくために 本製品を安全に正しくお使いいただき、お客様やほかの人々への危害や財産 への損害を未然に防止するために、守っていただきたい事項を説明します。 ■ 安全マークについて 本文で使用している表示と図記号の意味は次のとおりです。内容をよく理解 してから本文をお読みください。 警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重 傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 注意 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可 能性が想定される内容および物的損害の発生が想定される内容を示 しています。 この記号は、人に危険を及ぼしたり、ネオ本体に障害を与えたり、 あるいはメモリ内のデータを消してしまう危険を侵す可能性が想定 される内容を示しています。 この記号は、誤った取り扱いをすると、感電の可能性が想定される 内容を示しています。 この記号は、誤った取り扱いをすると、発火の可能性が想定される 内容を示しています。 このしろぬき記号は、行為を強制したり指示したりする内容を告げ る表示です。(左図の場合はアース接続) この記号は、禁止行為を告げる表示です。 (左図の場合は分解禁止) x 安全にお使いいただくために ■ ネオを安全にお使いいただくために 警告 電源について 付属の専用電源コード以外のものは絶対に使用しないでください。 火災、感電、故障の原因となります。 ネオの電源は、A C 1 0 0 V ± 1 0 %( 5 0 / 60Hz)の電源以外では、絶対に使用しないで ください。 異なる電圧で使用すると、火災、感電の原因 となります。 安 全 に お 使 い い た だ く た め に AC アダプタは AC コンセントに確実に差し込んでください。 AC アダプタの刃に金属などが触れると火災、感電の原因となります。 ネオの AC アダプタの接続は、テーブルタッ プや分岐コンセント、分岐ソケットを使用し たタコ足配線にしないでください。 ACコンセントが過熱し、火災、感電の原因と なります。 電源コードを加工したり、傷つけたり、無理 に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしな いでください。 コードの破損による火災、感電の原因となり ます。 電源コードの上にものを載せないでください。 コードの破損による火災、感電の原因となります。 安全にお使いいただくために xi 設置場所について ネオをふろ場や加湿器のそばなど、湿度の高 いところ(湿度 90% 以上)では使用しないで ください。 火災、感電の原因となります。 装置について ネオに水などの液体が入ったり、 ネオをぬらしたりしないようご注意く ださい。 火災、感電、故障の原因となります。 ネオの上や近くに花びん、植木鉢、コップ、化粧 品、薬品など、液体の入った容器を置かないでく ださい。 液体がネオにこぼれたり、 ネオの中に入ったりした 場合、火災、感電、故障の原因となります。 ネオの配線は、必ず屋内配線としてください。 屋外にわたる配線は、感電の原因となります。 必ずアース線を接続してください。 アース線を接続しないと、感電の原因となりま す。 アース線は、絶対にガス管にはつながないでください。 火災の原因となります。 ネオ内部の点検、調整、清掃、修理は、危険ですから絶対にしないでく ださい。 ネオの内部には電圧の高い部分があり、感電の原因となります。 ネオの点検、調整、清掃、修理は、お買い求めの販売店または最寄りの サービスセンターに依頼してください。 xii 安全にお使いいただくために 装置について ネオの分解・改造は絶対にしないでください。 火災、感電、故障の原因となります。 こんなときは 電源コードが傷んだときは、すぐに装置の電 源スイッチを OFF にし、AC アダプタを AC コンセントから抜いて、お買い求めの販売店 または最寄りのサービスセンターに修理を依 頼してください。 そのまま使用すると、火災、感電の原因とな ります。 安 全 に お 使 い い た だ く た め に 万一、ネオから煙が出ている、変な臭いがするなどの異常状態のとき は、すぐに装置の電源スイッチを OFF にし、AC アダプタを AC コン セントから抜き、煙が出なくなるのを確認して、お買い求めの販売店ま たは最寄りのサービスセンターに修理を依頼してください。 そのまま使用すると、火災、感電の原因となります。 万一、ネオを落としたり、破損したりした場合は、すぐに装置の電源ス イッチを OFF にし、AC アダプタを AC コンセントから抜いて、お買 い求めの販売店または最寄りのサービスセンターにご連絡ください。 そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因となります。 万一、ネオの内部に水などの液体が入った場合は、すぐに装置の電源ス イッチを OFF にし、AC アダプタを AC コンセントから抜いて、お買 い求めの販売店または最寄りのサービスセンターにご連絡ください。 そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因となります。 安全にお使いいただくために xiii こんなときは 万一、異物がネオの内部に入った場合は、す ぐに装置の電源スイッチを OFF にし、AC ア ダプタを AC コンセントから抜いて、お買い 求めの販売店または最寄りのサービスセン ターにご連絡ください。 そのまま使用すると火災、感電、故障の原因 となります。 アルカリ乾電池ご使用の注意 アルカリ電池をショート、分解、加熱、火に入れるなどしないでくださ い。 アルカリ溶液がもれて、目に入ったり、発熱、破裂の原因となります。 万一、 アルカリ溶液が皮膚や衣服に付着した場合はきれいな水で洗い流 し、また、目に入ったときはきれいな水で洗ったあと、ただちに医師の 治療を受けてください。 xiv 安全にお使いいただくために 注意 電源について ACアダプタを抜くときは、必ずACアダプタ本体を持って抜いてください。 コードの破損による火災、感電の原因となることがあります。 ぬれた手で AC アダプタを AC コンセントに 抜き差ししないでください。 感電の原因となることがあります。 安 全 に お 使 い い た だ く た め に AC アダプタを AC コンセントに接続してあるときは、ぬれた手で本体 に触らないでください。 感電の原因となります。 設置場所について ネオを直射日光の当たるところや、温度の高いとこ ろ(40℃以上)に置かないでください。 内部の温度が上がり、 火災の原因となることがあり ます。 ネオを油飛びや湯気の当たるような場所、 ほこりの 多い場所に置かないでください。 火災、感電、故障の原因となることがあります。 ネオを不安定な場所(ぐらついた台の上や傾いた所 など)に置かないでください。 ネオが倒れたり、落ちたりして、けがの原因となる ことがあります。 安全にお使いいただくために xv 設置場所について ネオを振動、衝撃の多い場所に置かないでくだ さい。 ネオが倒れたり、落ちたりして、けがの原因とな ります。 ネオや電源コードを火気やストーブなどの熱器具に近づけないでくださ い。 キャビネットや電源コードの被覆が溶けて、火災、感電、故障の原因と なります。 気化した薬品が充満した場所や、 薬品に触れる場所に置かないでください。 火災、故障の原因となることがあります。 ラジオやテレビなどのすぐそばや、 強い磁界を発生する装置などが近く にある場所に置かないでください。 受信障害、誤動作の原因となることがあります。 高周波雑音を発生する高周波ミシン、 電気溶接機等が近くにある場所に 置かないでください。 受信障害、誤動作の原因となることがあります。 装置について ネオの通風孔など開口部から、内部に金属類 や燃えやすいものなどの異物を入れないでく ださい。 そのまま使用すると火災、感電、故障の原因と なることがあります。 USBポート以外のポートに機器を接続する場 合には、必ず装置の電源スイッチが OFF の状 態でACアダプタをACコンセントから抜いて ください。(USB ポートは電源が入った状態で 接続してもかまいません) ACアダプタをACコンセントに接続したまま、 機器を接続すると感電の原因となることがあり ます。 xvi 安全にお使いいただくために 装置について アース線の接続 / 取り外しをする場合には、必 ず AC アダプタおよび回線ケーブルを抜いてく ださい。 ACアダプタをACコンセントに接続、または回 線ケーブルを接続したまま、アース線の接続 / 取り外しをすると、感電の原因となります。 ネオをご使用にならないときは、装置の電源スイッチをOFFにし、AC アダプタを AC コンセントから抜いてください。 ネオをお手入れする際は、安全のため必ず装置の電源スイッチを OFF にし、AC アダプタを AC コンセントから抜いてください。 ネオの上にものを載せたり、ネオに乗ったりしないでください。特に、 小さなお子様のいるご家庭ではご注意ください。 壊れたりしてけがの原因となります。 ネオの通風孔をふさがないでください。 通風孔をふさぐと内部の温度が上がり、 火災の原因になることがあります。 ネオの各ポートには指や金属の棒を差し込まないでください。 感電や故障の原因となります。 こんなときは 落雷のおそれがあるときは、ネオの電源スイッチをOFFにし、必ずAC アダプタを AC コンセントから抜いてご使用をお控えください。雷に よって、火災、感電の原因となります。 雷が鳴っているときは、AC アダプタや本体に触れたり、機器の接続を しないでください。感電の原因となります。 安全にお使いいただくために xvii 安 全 に お 使 い い た だ く た め に アルカリ乾電池ご使用上の注意 電池の使い方を間違えると液漏れや破損のおそれがあり、 機器の故障や けがなどの原因となります。 ・ 保証期間内の単三アルカリ乾電池をお使いください。 (アルカリ乾電池 以外のマンガン乾電池などでの動作保証はしていません。) ・ (+)、(−)を正しく入れてください。 ・ 新しい電池と使用した電池、ほかの種類の電池をまぜて使わないでく ださい。 ・ 使い切った電池はすぐに装置から取り出してください。電池の液漏れ による装置の故障については当社は保証いたしかねます。 ・ 直射日光、高温、高湿の場所を避けて保管してください。 ・ 電池を取り外した場合は、小さなお子様が電池をなめたり、あやまっ て飲むことがないようにしてください。電池は幼児の手の届かないと ころへ置いてください。 ・ 乾電池は消耗品です。ネオを長期にわたり安定して使用していただく ために、1 年ごとに電池を交換してください。 ・ 電池の交換は、ネオの電源を切ってから行ってください。 ・ 使用直後は電池が熱くなることがありますので注意してください。 ときどきはACコンセントや AC アダプタの点検を ACコンセントにACアダプタを長い間差し込んだままにしておくと、 その間にほこりがたまり、さらに湿気が加わることで漏えい電流が流 れ、ACコンセントやACアダプタの絶縁物が劣化して火災に至る原因 (トラッキング現象)となることがあります。AC アダプタが抜けかけ ていたり、破損したりしている場合は特に危険です。 ACコンセントの周りにほこりをためないようときどき清掃し、ACア ダプタがしっかりと差し込まれているか、ACコンセントやACアダプ タに異常がないか確かめてください。 xviii 安全にお使いいただくために ネオの特長 ! メル着メロディ&イルミネーション ネオが自動的にインターネットサービスプロバイダに接続して新着電子メールの有無を確認し、新 着電子メールがあった場合はメロディやランプのイルミネーション表示でお知らせすることができ ます。 ! 楽しさ広がるEメールライフ 新着電子メールの確認時に、メールの内容を取得したり、メールを指定の宛先に転送したりするこ とができます。インターネットサービスプロバイダと特別な契約をする必要もありません。 また、フロントボタンを使って、インターネットへの接続、メールの着信、メールの転送の各設定 がワンタッチでできます。ランプがついているので、通信の状態や、新着メールがあるかなどもひ と目でわかります。 ! 電話帳機能を用意 WWW ブラウザから手軽に利用できる電話帳を用意しています。 ! USB ポートに対応 (Windows 98 SE/98/95 対応) USB ポートを使用して、インターネットや LAN ポートのパソコンと通信できます。また USB ポー トに接続したパソコンからは、ネオを 64kbps 通信が可能なターミナルアダプタ(TA)として使用 することもできます。 ※ Windows 95 で使用する場合はバージョンが OSR2.1 以降である必要があります。 ※ ターミナルアダプタ(TA)機能は 64kbps の PPP 通信のみです。ハイパーターミナルなどの通 信ソフトを用いたデータ通信は行えません。 ※ PC-9821 シリーズのパソコンではご使用になれません。 ! 多機能アナログ 2 ポートを装備 アナログポートを 2 系統装備しており、アナログ端末を 2 台接続して使用できます。ナンバーディ スプレイ、i・ナンバーなどの各種付加サービスにも対応しています。 ! 設定ウィザードでらくらく設定 Windows 98 Second Edition/98/95、MacOS のパソコンを使用している方のために、設定ウィ ザードを用意しました。これだけでパソコンとネオの基本的な設定を簡単に行うことができます。 ※ USB ポートで Windows 95 パソコンを接続する場合は、ダイヤルアップネットワーク 1.3 がイ ンストールされている必要があります。 ネオの特長 xix ご 安 全 に お 使 い い た だ く た め に ネ オ の 特 長 ! WWW ブラウザを使って“かんたん設定” 通信のための設定はパソコンの WWW ブラウザにてパソコンの機種や OS に関係なく行うことがで きます。装置ファームウェアのバージョンアップも WWW ブラウザから行えます。プラグ&プレイ 機能(DHCP 機能)により、パソコンを LAN ポートとつなぐだけでパソコンのネットワーク設定を 自動的に行なえます。 ※ WWW ブラウザとは、インターネット上に公開されているホームページ(ウェブページあるいは 単にページと呼ばれることもあります)を見るためのアプリケーションです。現在主に使われて いるWWWブラウザにはInternet ExplorerとNetscape Navigator (Communicator)があります。 ※ ネオにアクセスするさいに使用するWWWブラウザはNetscape Navigator2.02[Ja]以降または、 Internet Explorer4.0x 以降を推奨します。 ただし、MacOS では Internet Explorer は使用しないでください。 ! 複数プロバイダに対応 複数のプロバイダへの接続に対応しており、接続するプロバイダを簡単に切り替えることができま す。2 つの B チャネルを使用して、2 か所の接続先と同時に通信することもできます。また、一方の B チャネルでインターネットにアクセスしながら、もう一方の B チャネルでイントラネットにアク セスするといった使い方もできます。 ! 停電バックアップ機能を搭載 単三アルカリ乾電池(6 本)によってバックアップ動作をし、万が一の停電時でもアナログポート (1 ポート)が利用できます。 ! 128kbps マルチリンク PPP による高速通信が可能 インターネット標準のマルチリンク PPP(MP)、BACP 機能をサポートし、ISDN 回線をバルクした 128kbps で通信できます。また回線の通信トラフィックに応じて、チャネル数を自動的に変更でき ます。 ! テレホーダイに対応 テレホーダイの時間帯にだけ自動発信を行ったり、自動切断時間を変更したりするなど、テレホー ダイに便利な機能を搭載しています。 xx ネオの特長 1 1 製品構成 1-1 1.1 製品パッケージの内容とオプション品 製品パッケージの内容 次に示す製品構成を参考に箱の中身を確認してください。万一、不足のもの があったときは、お買い上げの販売店にお知らせください。 ○ コムスターズ・ネオ ○ 縦置き台 ○ 回線接続用モジュラケーブル (6 極 2 芯: 3m) ○ ユーザーズマニュアル(本書) ア ュ ニ マ ズ ー ザ ー ユ (コネクタの色は水色です。) ○ USB ケーブル (2m) ○ クイックセットアップガイド (コネクタの色は白色です。) ○ LAN ケーブル (8 極 4 芯: 3m) ○ サービス網一覧表 (コネクタの色は黄色です。) 1-2 製品パッケージの内容とオプション品 ○ 保証書 ○ CD-ROM 1 オプション ネオには以下のオプション品を用意しています。 必要に応じてご購入ください。 購入方法やオプションの詳細については、インターネットのホームページ 『みんなのコムスターズ・ランド』 (http://ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/) をごらんください。 ■ 配線オプション ○ ISDN ST 点ケーブルキット ○ 終端抵抗付 2 分岐ローゼット ○ ISDN ST 点+電話ケーブルキット ■ 無線オプション ○ ワイヤレスカード CMZ-RT-WP ○ ワイヤレスアクセスポイント CMZ-RT-WA ○ ワイヤレスセット CMZ-RT-WS 製品パッケージの内容とオプション品 1-3 1-4 製品構成 2 2 各部の名称とはたらき 2-1 2.1 前面 項目 表示 機能説明機能説明 TEL1 ランプ TEL1 TEL2 ランプ TEL2 TEL 1, TEL 2ポートに接続している機器を使用中のときに緑色 に点灯し、発信または着信中は点滅します。 メール転送ボタン メール転送 メールを指定先に転送するモードを設定 / 解除します。 メール確認ボタン メール確認 指定されたプロバイダにメール着信の有無を確認します。 接続 / 切断ボタン 接続 / 切断 ISDN 回線の接続 / 切断を行います。 USB ランプ USB USB ポートに USB 機器が接続されているときに緑色に点灯し、 通信中は点滅します。 LANランプ LAN LAN ポートにパソコンまたはハブが接続されているときに緑色 に点灯し、通信中は点滅します。 POWER ALARM 電源が入っているときに緑色に点灯します。 電池で動作している ときは点滅します。 POWER/ALARM ランプ • フロントボタンの使い方について、詳しくは「8.5 フロントボタンを使う」 (8-35 ページ)をご らんください。 2-2 前面 2.2 側面・底面 右側面 2 電池ホルダー 電池カバー 項目 機能説明 電池カバー 突起部に指を添えて左に回転させるとはずれます。 電池ホルダー 停電時に使用するための単三アルカリ乾電池(6本)を入れるホルダー です。 • ネオを安定して使用していただくために、1 年ごとに電池を交換してください。 側面・底面 2-3 左側面 通風孔 スピーカー穴 項目 機能説明 スピーカー穴 ここからメロディが流れます。 通風孔 ここから放熱します。 2-4 側面・底面 底面 2 品名ラベル 縦置き台差し込み口 項目 機能説明 品名ラベル 品名、認証番号、製造番号などが記載されています。 縦置き台差し込み口 縦置きで使用するときに、添付の縦置き台を差し込みます。 側面・底面 2-5 2.3 背面 LANポート USBポート ISDN端末用ポート(S/T点) 終端抵抗切り替えスイッチ TEL1 ポート DSU切り離しスイッチ TEL2 ポート アース端子 ISDN回線用ポート 電源スイッチ 電源コード ACアダプタ 2-6 背面 項目 LAN ポート 表示 LAN (X) USB ポート TEL1 ポート TEL2 ポート アース端子 電源 スイッチ ISDN 端末用 ポート(S/T 点) 終端抵抗 切り替え スイッチ DSU 切り離し スイッチ ISDN 回線用 ポート 電源コード AC アダプタ 機能説明 添付の LAN ケーブル、またはイーサネットケーブル(別途購入 要)を使用してパソコン、ハブ(カスケードポート付き)と接続 するポートです。 添付の USB ケーブルを使用してパソコンに接続するポートです。 TEL1 TEL2 電話機、ファクス、モデムなどを接続するポートです。 アース線(別途購入要)を取り付けるための端子です。 POWER ISDN S/T 終端 ON OFF DSU 内蔵 外付け 回線 DC IN - 本体の電源入 / 切に使います。 ネオ以外のISDN端末用のポートです。また、外付けDSUと接続 するときに DSU と接続するポートです。 終端抵抗(100 オーム)を設定するスイッチです。 外付け DSU と接続するときに「外付け」に切り替えます。 添付の回線接続用モジュラケーブルを使用して、INS ネット 64 などと接続するポートです。 AC アダプタに接続されているコードです。 この部分を AC コンセントに接続します。 • TEL ポートを外付けのコネクタなどでブランチ(二股に分岐)して使用することはできません。 • TEL ポートに接続できるコードの長さは 100 m以下です。 • 添付品の LAN ケーブルは ISDN モジュラケーブルとしては使用できません。 • 集線型ケーブルを用いる場合は、各ポートごとに対(より線)となるように配線してください。 • DP 信号(10pps、20pps)では、内線通話および電話機による装置の設定はできません。 背面 2-7 2 2.4 ランプの点灯 2.4.1 各ランプの点灯パターンと意味 各ランプの点灯のしかたと意味は次のとおりです。 ランプ ランプの付き方 緑:点灯 TEL1, TEL2 緑:点滅 1 ※ 緑:点滅 2 ※ 緑:点灯 メール転送 ボタン 緑:点滅 2 ※ メール確認 ボタン 緑、橙、赤:点滅 接続 / 切断 ボタン 緑:点灯 アナログポートの機器を使用しています。 アナログポートの機器が発信 / 着信しています。 アナログポートに着信転送が設定されています。 メール転送ボタンが押されています。 メール転送モードになっています。 メール確認ボタンが押されています。 新着メールがあります。(点滅色は選択できます) 緑:点灯 ISDN 回線に 1 回線がつながっています。 または接続 / 切断ボタンが押されています。 緑:点滅 ISDN 回線を 1 回線使ってデータ通信中です。 橙:点灯 ISDN 回線に 2 回線がつながっています。 橙:点滅 ISDN 回線を 2 回線使ってデータ通信中です。 緑、橙:交互点滅 接続 / 切断ボタンによる自動発信禁止中です。 赤:点滅 緑:点灯 USB 意味 ISDN 回線が異常(または未接続)です。 詳しくは「1 0 . 3 インターネットアクセス時のトラブル」 (10-5 ページ)をごらんください。 USB 機器が接続されています。 緑:点滅(ランダム) USB 機器が通信しています。 緑:点灯 LAN パソコンまたはハブが接続されています。 緑:点滅(ランダム) パソコンまたはハブが通信しています。 緑:点灯 緑:点滅 1 ※ POWER/ ALARM 緑橙:交互点灯 赤:点灯 AC100 ボルトの電源で動作しています。 バックアップ電池で動作しています。 詳しくは 「4.2 電池を入れる」 (4-4ページ) をごらんください。 自己診断をしています。 設定保存をしています。 バージョンアップをしています。 自己診断でエラーがありました。 詳しくは「10.1 ネオ起動時のトラブル」 (10-2 ページ)を ごらんください。 ※ 点滅 1:0.5 秒間隔で交互に点灯、消灯します。 点滅 2:0.2 秒間隔で点灯、消灯、点灯のあと、1.5 秒消灯します。 詳しくは「8.5 フロントボタンを使う」 (8-35 ページ)をごらんください。 2-8 ランプの点灯 2.4.2 その他の点灯パターン イルミネーション 2 特定の人からメールが来たときに、3つのボタンのランプでイルミネーション表 示をさせることができます。表示パターンは 3 パターンから選択できます。 メールに関する機能については、 「5.3 設定ウィザードを使う」 (5-5 ページ)ま たは「8.4 メールを快適に楽しむ」(8-21 ページ)をごらんください。 パターン2 上下に往復するように 点滅します パターン3 ランダムに点滅します パターン1 上から下へ順番に 点滅します ランプの点灯 2-9 2-10 前面 3 3 ISDN(INS ネット 64)と プロバイダのご契約 3-1 3.1 INS ネット 64 に申し込む INS ネット 64 を新規にお申し込みの場合は、NTT 各支店備え付けの「 『INS ネット 64』お申込票」に記入します。 なお、代表取り扱いやダイヤルインなど、各種付加機能を申し込む場合は、 「INS ネットサービス付加機能受付票」にも記入します。 • ネオでは INS-P(パケット通信)モードは利用できません。 • お住まいの地区などにより、掲載の見本とは異なるお申込み票に記入する場合もあります。その 場合でも記載する内容は同様です。 記入方法 申込票太線枠をご記入ください。また、各欄の該当する箇所の□を塗りつぶして ください。 細線枠の項目については、NTT の担当者がお尋ねして記入します。次のように ご指定ください。 必須項目 ○ インタフェース形態及びレイヤ 1 起動種別: 「P-MP 常時」 (推奨) ○ 発信者番号通知サービス: 「通常通知(通話ごと非通知)」 (推奨) ○ ユーザ間情報通知サービス: 「着信許可」 付加機能項目 「通信中着信通知サービス」 、その他ご利用になるサービスにチェックを付けます。 3-2 INS ネット 64 に申し込む 通信機器 ○ ○ ○ ○ 通信機器の名称 メーカ名 数量 機器工事 :CMZ-RT-H1( ) ( )内は L、P、Y のいずれか :「他社」 :お使いの数量 :「お客さま」 配線工事等 ○ 屋内配線 ○ 回線接続装置 DSU :「お客さま設置」 :ネオ内蔵の DSU を使用しない場合は「TA 別」 、使 用する場合は「TA 内蔵」 ○ TCP-14D ヒモ、接続用コネクタ、配線機器: 使用状態に合わせて選んでください。 i・ナンバー契約をしているときはご注意! i・ナンバー契約をしているときは、アナログポートに契約者回線番号と追加番号 を自己番号として登録してください。工場出荷時の設定では両方のポートに着信 してしまいます。「5. 設定ウィザードを使った設定」または「6.5 i・ナンバー の番号を設定する」 (6-7ページ)を参照して、TEL ポートに接続した電話機から 設定してください。 ダイヤルイン契約をしているときはご注意! ダイヤルイン契約をしているときは、アナログポートにダイヤルイン番号を自己番 号として登録してください。また、ダイヤルインをグローバル着信なしで契約して いるときは、 アナログポートに契約者回線番号を自己番号として登録してください。 工場出荷時の設定ではダイヤルイン番号、契約者回線番号への着信はしません。 「5. 設定ウィザードを使った設定」または「6.6 ダイヤルイン番号を設定する」 (6-8 ページ)を参照して、TEL ポートに接続した電話機から設定してください。 INS ネット 64 に申し込む 3-3 3 「INS ネット 64」お申込票例[基本機能版] 3-4 INS ネット 64 に申し込む 2000 年 5 月現在 3.2 INS ネット 64 の主な付加サービス ネオで利用できる INS ネット 64 の主な付加サービスです。 ここで紹介していないサービスや、 ネオでの設定が必要な項目の詳細などについ ては、添付 CD-ROM に収録の『詳細設定マニュアル』の「付録 F.INS ネット 64 の付加サービス」をごらんください。 インターネットでも情報を提供していますので、最新の情報についてはホーム ページ『みんなのコムスターズ・タンド』をごらんください。 http://ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/ 3 各欄の記号の意味は以下のとおりです。 ○ :利用できるサービス − :サービスなし ※ :ネオでのご利用時、特別な設定や条件が必要 2000 年 4 月現在 区別 サービス名 NTT のサポートする サービス 通話モード 通信中着信通知 付 加 サ ー ビ ス 通 信 モ ー ド ・ デ ィ ジ タ ル 通 信 モ ー ド コムスターズ ネオでの ディジタル通信 ご利用 ○ ○ ○ コールウェイティング (INS キャッチホン) ○ ○ ○※ 通信中転送 ○ ○ ○※ 切替モード ○ ○ ○※ ミキシング モード ○ − ○※ ○ ○ ○※ ダイヤルイン ○ ○ ○ ダイヤルQ 2(IP) ○ − ○ #ダイヤル(着信短縮ダイヤル) ○ ○ ○ メッセージイン ○ − ○ 迷惑電話おことわり ○ ○ ○※ INS ボイスワープ ○ ○ ○※ INS ボイスワープセレクト ○ ○ ○※ INS なりわけ ○ ○ ○※ INS ナンバー・ディスプレイ ○ ○ ○※ フ レ ッ ク ス ホ ン 三者通話 着信転送 次ページへ続く INS ネット 64 の主な付加サービス 3-5 区別 サービス名 NTT のサポートする サービス 通話モード デ ィ 付ジ通 加タ信 サルモ ー通ー ビ信ド スモ・ ー ド 3-6 コムスターズ ネオでの ディジタル通信 ご利用 INS ナンバー・リクエスト ○ − ○※ INS テレホーダイ ○ ○ ○ INS テレチョイス ○ ○ ○ テレワイズ・ワイド ○ ○ ○ スーパー・テレワイズ ○ ○ ○ i・ナンバー ○ ○ ○※ マジックボックス ○ ○ ○※ INS ネット 64 の主な付加サービス 3.3 プロバイダと契約する インターネットに接続するには、インターネットサービスプロバイダ(接続 事業者、以下プロバイダ)との契約が必要です。まだ契約をしていない場合 は ISDN(INS ネット 64)でのサービスを提供しているプロバイダと契約を してください。 サービス内容については各プロバイダにお問い合わせください。 • ネオでは雑誌の付録やパソコンに付属のプロバイダへのオンラインサインアップ、無料体験サー ビスを利用できない場合があります。これらを使用したい場合は、 「8.3 ネットワークゲームなど を使用する」 (8-7 ページ)をごらんください。 • 本製品ではインターネットサービスプロバイダBIGLOBEの入会をおすすめします。BIGLOBEに ついてのお問い合わせ先は次の通りです。 ○ サービス内容や事務手続に関するお問い合わせ先 BIGLOBE インフォメーションデスク:0120-86-0962 ○ サービス資料のご請求 BIGLOBE パンフレット請求ダイヤル:03-5972-6230 (営業時間 24 時間 365 日) ○ 操作方法や環境設定に関するお問い合わせ(会員様専用) BIGLOBE サポートデスク:03-5446-0962 (営業時間 9:00 ∼ 12:00 , 13:00 ∼ 18:00 365 日) • ネオは NTT 東日本 / 西日本の IP 接続サービス(仮称)に対応しています。IP 接続サービスを利 用される場合は、次の点を確認してください。 ○ サービス提供エリア内であるかどうか ○ 契約したプロバイダは IP 接続サービスに対応しているか(BIGLOBE は対応予定です。2000 年 5 月現在) 詳しくは NTT 東日本 / 西日本またはプロバイダに確認してください。 プロバイダと契約する 3-7 3 3-8 4 3 4 ネオの設置と準備 3-1 4-1 4.1 設置と設定の流れ 4 章以降の設置と設定の手順の流れは次のとおりです。お使いのパソコンに 合った参照先をごらんください。 3. ISDN (INSネット64) とプロバイダのご契約 4.2 電池を入れる 4.3 設置する 4.4 ISDN回線と電話やファクスを接続する 4.5 電源を入れる 4.6 電話の確認をする 4.7 ポートを選択する をよく読んで、接続したい ポートを選んでください USB接続 LAN 接続 Nぐ LAつな 4.8 LANポートにパソコンを接続する で 5.1 設定ウィザードを使う前に ウィザードを使う ウィザードを使わない Windows 98/95/MacOS8.5以降 Windows 2000/NT/左記以外のMacOS 5.2 設定ウィザードをインストールする 6. 電話やファクスなどの設定 5.3 設定ウィザードを使う 5.4 インターネットにアクセスし確認をする 4-2 設置と設定の流れ 7. 設定ウィザードを使わない パソコンとネオの設定 で SB ぐ U つな ※USBでの接続はWindows 98/95のみです。 4 4.9 USBポートにパソコンを接続する 5.1 設定ウィザードを使う前に ウィザードを使う ウィザードを使わない Windows 98/95 Windows 95 Windows 95で設定ウィザードを使うには ダイヤルネットワーク1.3がインストール されている必要があります。 6. 電話やファクスなどの設定 5.2 設定ウィザードを インストールする 5.3 設定ウィザードを使う TA接続をする場合はここで 設定することもできます。 5.4 インターネットに アクセスし確認をする 7. 設定ウィザードを使わない パソコンとネオの設定 8.3.2 USBポート接続のパソ コンでの使い方<TA接続> これでインターネットにアクセスするための設定は完了です。 必要に応じて「8. ネオの便利な使い方」や添付CD-ROMに 収録の『詳細設定マニュアル』をごらんください。 設置と設定の流れ 4-3 4.2 電池を入れる ISDN 回線でネオの TEL ポートに電話などのアナログ機器を接続して使用す る場合は、停電時に備えて電池ホルダーに単三アルカリ乾電池6本(市販品) を入れてください。これによって停電時は TEL1 ポートのアナログ機器で最 大約 60 分の待ち受け・通話が可能になります。 TEL2 ポート、LAN ポート、USB ポートに接続した機器は、停電時は使用で きません。 下図を参照して電池を入れてください。 凸部を本体の上にして はめ込みます 矢印方向に回して ロックします • ネオの電源を切るときは、必ず本体背面の電源スイッチを OFF にしてください。本体の電源ス イッチを ON にしたまま、AC コンセントから AC アダプタを抜くと、乾電池が装着されている場 合は自動的に電池でネオが動作します。 • 保証期間内の単三アルカリ乾電池をお使いください。また、新しい電池と使用した電池、他の種 類の電池を混ぜて使わないでください。液漏れや発熱のおそれがあります。 • 乾電池は消耗品です。ネオを長期にわたり安定して使用していただくために、1 年ごとに電池を 交換してください。 • 電池を交換するときはネオの電源を切ってください。電源を切った場合は必ず、時刻を設定し直し てください。時刻の設定方法は「8.1.1 ネオの時刻設定方法」 (8-2 ページ)をごらんください。 4-4 電池を入れる 4.3 設置する ネオを設置するときは、下記の注意事項を参考に、動作に影響を及ぼすおそ れのある場所を避け、適切な場所を選んでください。 次の注意事項を守って設置してください。 ★ ネオどうしを重ねて設置しないこと ★ 高温なものの上やほかの装置と重ねて設置しないこと ★ 水や薬品等の液体がかからないところ ★ ほこりや塵の入らないところ ★ 適切な温度・湿度環境のところ ★ 無線機やテレビなどの電磁波や磁気を受けないところ ★ 振動がなく安定したところ ★ ネオを本の間に挟むなどして通風孔をふさがないこと 4 縦置き台は下図を参照して取り付けてください。 縦置き台の凸部を上 にして本体にはめ込 みます この部分が前にくる ように縦置き台を回 します 矢印の方向に縦置き台を回 し、ロックします • ネオは横に倒して設置することもできます。横に倒して設置する場合は、スピーカー穴を上にし てください。 スピーカー穴 設置する 4-5 4.4 ISDN 回線と電話やファクスを接続する ご使用のパソコンに合わせてポートを選択し、ケーブルの接続とスイッチの 設定をします。ISDN回線とネオ、ネオと電話やファクスなどをケーブルで接 続します。 4.4.1 ISDN 回線と電話などのケーブルの接続 ※1 アナログ電話 ※2 電話接続用ケーブル (市販品) ※3 アース線 (市販品) ファクス 回線接続用 モジュラケーブル (水色、付属品) ISDN回線 アース ACコンセント ※ 1 アナログ電話またはファクスなど 停電時には TEL1 ポートに接続した機器のみが、電池によるバックアップで使用できます。 お使いの電話機が停電時に使用できるかどうかについては、お使いの電話機のマニュアルをご らんください。 ※ 2 ネオ以外にも ISDN 機器を接続し、ネオが終端でない場合は「付録 . 複数の ISDN 機器の接続」 (付録 -7 ページ)を参照し、終端抵抗切り替えスイッチを「OFF」にしてください。 ※ 3 外付けの DSU を使用する場合は、次ページ「4.4.2 スイッチの設定」を参照し、DSU 切り離 しスイッチを「外付け」にしてください。 4-6 ISDN 回線と電話やファクスを接続する 4.4.2 スイッチの設定 外付けの DSU や他の ISDN 機器をネオに接続する場合の、DSU 切り離しスイッ チと終端抵抗切り替えスイッチの設定について説明します。 ここで説明する以外の設定については、添付CD-ROMに収録されている『FAQ 集』をごらんください。 DSU 切り離しスイッチの設定 ネオ内蔵の DSU を使用するかしないかによってスイッチを切り替えます。 【ネオ内蔵の DSU を使う場合】 左ページの図のように内蔵DSUを使用して配線する場合は、 「内蔵」にしてくだ さい。 【外付けの DSU を使う場合】 配線の都合などで外付け DSU を使用するときには「外付け」にしてください。 「付録 . 複数の ISDN 機器の接続」もごらんください。 ISDN 回線と電話やファクスを接続する 4-7 4 終端抵抗切り替えスイッチの設定 ISDN 回線に接続する ISDN 機器の数によってスイッチを切り替えます。 【ISDN 機器がネオ 1 台だけの場合】 ISDN 回線に接続する ISDN 機器がネオ 1 台だけの場合は、 「ON」のまま設定は 変えないでください。 【複数の ISDN 機器を接続する場合】 ISDN回線に複数のISDN機器を接続する場合は「付録 複数のISDN機器の接続」 (付録 -7 ページ)をごらんください。 4-8 ISDN 回線と電話やファクスを接続する 4.5 電源を入れる 回線接続用モジュラケーブルや AC アダプタ、電話、ファクス、およびアー ス線などが正しく接続されていることを確認してください。 確認できたら下図を参照して電源を入れてください。 電源スイッチを押します 4 • ネオは回線の極性の自動検出を行います。もし接続 / 切断ランプが赤く点滅していたら、一度ネ オの電源を切って、やり直してください。 • 電源スイッチを入れたり切ったりする操作は、ネオに負担をかけるので、少なくとも 5 秒以上の 間隔を空けてください。 • 停電のため装置が乾電池で動作し、乾電池を完全に消耗すると、ネオは動作を停止し POWER/ ALARM のランプが消灯します。 この状態で停電が復旧した場合は、ネオ背面の電源スイッチを入れ直してください。 また、停電が復旧しているにもかかわらず、ネオ前面の POWER/ALARM のランプが緑色に点灯 しない場合も、ネオ背面の電源スイッチを入れ直してください。 • ネオの電源スイッチを入れ直したあとは、必ず時刻を設定し直してください。時刻の設定方法は 「8.1.1 ネオの時刻設定方法」 (8-2 ページ)をごらんください。 電源を入れる 4-9 4.6 電話の確認をする 117(時報)へ電話をかけて、アナログポートが機能していることを確認し ます。 つないだ電話機の受話器をとり、発信音が聞こえることを確 かめます。 と押します 約 5 秒後 時報が聞こえますか? いいえ はい 受話器を置きます 「10. 困ったときには」 をお読みください。 • i・ナンバー契約をしているとき 工場出荷時の設定では TEL ポートごとの鳴り分けができません。 「6.5 i・ナンバーの番号を設定する」 (6-7 ページ)を参照して TEL ポートに接続した電話機から 設定してください。 • ダイヤルイン契約をしているとき 「グローバル着信なし」でご契約の場合、工場出荷時の設定では、TELポートの電話機に着信しま せん。 「6.6 ダイヤルイン番号を設定する」 (6-8 ページ)を参照して TEL ポートに接続した電話機から 設定してください。 4-10 電話の確認をする 4.7 ポートを選択する ご使用のパソコンに合わせてポートを選択し、ケーブルの接続とスイッチの 設定をします。 ケーブルを接続する前に、ご使用のパソコンに合わせてLANポートでの接続 か、USB ポートでの接続かを選びます。 LANポートを使うと、設定や接続の操作が簡単です。LANポートがある場合 は、LAN ポートをお使いください。 LAN(10BASE-T 対応)ポートはありますか? 4 いいえ はい USB ポートは ありますか? パソコンは Windows 98 または Windows 95? いいえ はい いいえ LAN カード(10BASE-T 対応) などを購入してください はい はい LAN ポートを使う USB ポートを使う 選択したポートに合わせて次の手順に進んでください。 ● LAN ポートを使う場合 「4.8 LAN ポートにパソコンを接続する」 (4-12 ページ) ● USB ポートを使う場合 「4.9 USB ポートにパソコンを接続する」 (4-13 ページ) • LAN ポートと USB ポートの両方にパソコンを接続することもできます。 • インターネットで使用するアプリケーションによっては、USB ポートを使って TA 接続しないと 動作しないものがあります。アプリケーションを使うために TA 機能が必要かどうかについては アプリケーションの製造元にお問い合わせください。 ポートを選択する 4-11 4.8 LAN ポートにパソコンを接続する 4.8.1 LAN ケーブルの接続 下図を参照して LAN ケーブルを接続します。接続が終わったら、 「5.1 設定ウィ ザードを使う前に」(5-2 ページ)に進んでください。 LANポートに1台のパソコンを接続する場合 LANケーブル(黄色、付属品)または イーサネットケーブル(10BASE-T、市販品) パソコン ハブ (市販品) LANケーブル(黄色、付属品)または イーサネットケーブル(10BASE-T、市販品) LANポートに複数のパソコンを接続する場合 • ハブ(市販品)を LAN ポートに接続すると、複数のパソコンから LAN ポートでネオを利用できま す。ハブのカスケードポートと、ストレートケーブルで接続してください。カスケードポートが ない場合はクロスケーブルで接続してください。 • ケーブルの長さには以下の制限があります。制限を守って使用してください。 接続ポート ケーブル名 LAN 4-12 イーサネット ケーブル 最大の長さ、注意事項など 100m カテゴリー 3 以上のケーブルを使用してください。 添付の LAN ケーブルが使用できます。 LAN ポートにパソコンを接続する 4.9 USB ポートにパソコンを接続する パソコンのUSBポートを使ってネオを接続し通信するには、USBポート用ドラ イバのインストールが必要です。 ここではパソコンのUSBポートを使うための条件やUSBポート用ドライバをパ ソコンにインストールする方法について説明します。 以下の条件を満たしたパソコンの場合、ネオと USB ケーブルで接続して使用で きます。 Windows 2000/NT 4.0、MacOS では使用できません。 ● USB ポートがある (PC-9821 シリーズのパソコンを除く) ● OS が Windows 98 Second Edition/98/95 である (Windows 95 の場合、バージョン 4.00.950B 以降で USB Supplement to OSR2 がインストールされていること) ※ ご使用のパソコンに USB Supplement to OSR2 がインストールされ ているかどうかについては、パソコンのメーカーにお問い合わせください。 USB ポート用ドライバは、パソコンを起動させ、USB ケーブルを接続すると、 プラグ&プレイ方式でインストールが始まります。パソコンのOSに合ったイン ストールの説明をお読みいただき、同時に「4.9.2 USB ケーブルの接続」 (4-27 ページ)を参照してください。 ● Windows 98 Second Edition/98 の場合 「Windows 98 Second Edition/98 の場合」 (4-14 ページ) ● Windows 95 の場合 「Windows 95 の場合」(4-18 ページ) • 1 台のパソコンには 1 台のネオが接続できます(複数のネオの接続はできません) 。 • パソコンに 2 つ以上の USB ポートがある場合は、USB ドライバソフトウェアをインストールし たときにネオを接続したポートを使用してください。 • パソコンの電源管理(APM / ACPI)サスペンド機能は使用できません。これらを利用するには、 通信を行っていない状態で USB ケーブルをパソコンからはずしていただく必要があります。 • パソコンのUSBポートにネオやほかの周辺機器を複数台接続してなおかつ同時に使用している場 合、パソコンやネオの動作が不安定になることがまれにあります。このような場合、ほかの周辺 機器を取り外して動作を確認してください。 USB ポートにパソコンを接続する 4-13 4 4.9.1 USB ポート用ドライバのインストール Windows 98 Second Edition/98 の場合 Windows98でのUSBポート用ドライバのインストールについて説明します。 ■ Windows 95 から Windows 98 へのアップグレード Windows 95 において USB ドライバをインストールして USB ポートを使用し ていた場合、Windows 98 へのアップグレードをする前にUSB ドライバをアン インストールする必要があります。 「4.9.3 アンインストール」 (4-28 ページ)を参照して、USB ドライバをアンイ ンストールしてから、Windows のアップグレードを行ってください。アップグ レードの完了後、 「Windows 98へのUSBポート用ドライバのインストール」に したがって新たにドライバをインストールをしてください。 • 以降の説明でパソコンの画面を掲載していますが、ご使用のOSのバージョンや設定によっては、 本マニュアルで紹介している画面と若干異なる場合があります。 ■ Windows 98 への USB ポート用ドライバのインストール Windows 98 に USB ポート用ドライバをインストールします。 インストールの前に、添付の USB ケーブルと CD-ROM を用意してください。 パソコンの電源を入れてWindows 98を起動し、起 動中のアプリケーションをすべて終了します。 4-14 USB ポートにパソコンを接続する 「4.9.2 USB ケーブルの接続」 (4-27 ページ)を参 照し、ネオとパソコンを添付の USB ケーブルで接 続します。 「新しいハードウェアの追加ウィザード」が表示さ れたら、「次へ」ボタンをクリックします。 「使用中のデバイスに最適なドライバを検索する」 を選択して「次へ」ボタンをクリックします。 添付のCD-ROMをCD-ROMドライブにセットし、 「検索場所の指定」をチェックして「参照」ボタン をクリックします。 CD-ROM ドライブ内の「USB¥Win98」フォルダ を選択後、「次へ」ボタンをクリックします。 • USBケーブルは向きに 注意して、しっかりと 差し込んでください。 • パソコンに 2 つ以上の USBポートがある場合 は、USB ドライバをイ ンストールしたときの USBポートを使用して ください。ほかの USB ポートを使用する場合 は、使用していたポー トでUSBドライバのア ンインストールを行っ てから、新しく使用す るポートで再度インス トールしてください。 • 誤って「キャンセル」ボ タンをクリックしたと きは、 からやり直し てください。 • ドライバを指定するま で「完了」ボタンをク リックしないでくださ い。インストールされ ないままデバイスドラ イバウィザードも起動 しなくなります。この 場合「4.9.3 アンイン ストール」(4-28 ペー ジ)を参照して、アンイ ンストールを行い、 からインストールをや り直してください。 USB ポートにパソコンを接続する 4-15 4 「COMSTARZ neo USB Port Adapter」が検出さ れたことを確認してから、「次へ」ボタンをクリッ クし、関連ファイルのコピーを行います。 以下の画面が表示された場合はもう一度ファイルの 場所を指定し、 「OK」ボタンをクリックします。 「ユニバーサルシリアルバスコントローラ」への組 み込みが完了しました。 「完了」ボタンをクリックすると、 「モデム」の組み 込みが自動的に行われます。 4-16 USB ポートにパソコンを接続する •「C O M S T A R Z n e o USB Port Adapter」が 検出されない状態で 「完了」ボタンをクリッ クしないでください。 正しくインストールさ れません。この場合、 USBドライバのアンイ ンストールを行ってか ら、インストールをや り直してください。 アンインストールにつ いては「4.9.3 アンイン ストール」 (4-28 ペー ジ)をごらんください。 • 上記の手順でインス トールを行っているに も関わらず「このデバ イス用のドライバが見 つかりませんでした。」 というメッセージが表 示される場合は、ネオ が正しくシステムに認 識されていない可能性 があります。「新しい ハードウェアの追加 ウィザード」を閉じ、 USBケーブルをいった ん抜いてから接続し直 して、インストールを やり直してください。 インストールの確認を行います。 タスクバーの「スタート」ボタンをクリックして、 「設定(S)」→「コントロールパネル(C)」を選択し ます。 「コントロールパネル」の「システム」アイコンを ダブルクリックします。 「デバイスマネージャ」タブ内の「ユニバーサルシリ アルバスコントローラ」をクリックし 「COMSTARZ neo USB Port Adapter」が表示さ れていることを確認します。また、 「モデム」アイコ ンをクリックし「 (PPP 64Kbps)COMSTARZ neo USB」が表示されているかを確認します。 • これら U S B に対応し た「モデム」を削除して しまっても、USB ドラ イバのアンインストー ルを行わない限り、 USBケーブルの抜き差 し、またはパソコンの 再起動を行うことでモ デムは自動的に再登録 されます。 •「C O M S T A R Z n e o USB Port Adapter」に 「!」が表示される場合 は、インストールに失 敗した可能性がありま す。USB ドライバのア ンインストールを行っ たあと、再度インス トールしてください。 アンインストールにつ いては「4.9.3 アンイン ストール」(4-28 ペー ジ)をごらんください。 表示されていれば、インストールは終了です。 「OK」 ボタンをクリックして「システムのプロパティ」を 終了します。 次に「5.1 設定ウィザードを使う前に」(5-2 ペー ジ)に進んでください。 USB ポートにパソコンを接続する 4-17 4 Windows 95 の場合 Windows 95 での USB ポート用ドライバのインストールについて説明します。 Windows 95パソコンのUSBポートを使ってネオと接続するには、Windows 95 のバージョンが OSR2.1 以降である必要があります。 以降の手順に従って、インストールの準備とインストールを行ってください。 • 以降の説明でパソコンの画面を掲載していますが、 ご使用のOSのバージョンや設定によっては、 本マニュアルで紹介している画面と若干異なる場合があります。 • Windows 95で動作が不安定になるときは、ご使用のパソコンのOSをWindows 98にバージョ ンアップしてお使いください。 ■ Windows 95 のバージョン確認 パソコンの電源を入れて Windows 95 を起動しま す。 「スタート」ボタンをクリックして、 「設定(S)」→ 「コントロールパネル(C)」を選択します。 4-18 USB ポートにパソコンを接続する 「コントロールパネル」の「システム」アイコンを ダブルクリックし、「システムのプロパティ」画面 でバージョンを確認します。 4 「情報」タブ内に「システム:Microsoft Windows 95 4.00.950B」または「4.00.950C」と表示され ていることを確認します。 • W i n d o w s 9 5 のバー ジョンが「4.00.950」 「4.00.950a」では USB ポートは使用できませ ん。 •「4.00.950」 「4.00.950a」 がインストールされてい るパソコンに、ネオに添 付されている USB ソフ トウェアをインストール しないでください。 Windows 95 が動作し なくなる可能性があり ます。 USB ポートにパソコンを接続する 4-19 ■ USB ソフトウェアのインストールの確認 「スタート」ボタンをクリックして、 「設定(S)」→ 「コントロールパネル(C)」を選択します。 「コントロールパネル」の「アプリケーションの追 加と削除」アイコンをダブルクリックします。 4-20 USB ポートにパソコンを接続する 「セットアップと削除」タブ内に「USB Supplement to OSR2」と表示されていることを確認します。 「USB Supplement to OSR2」が表示されない場合 は、ご使用のパソコン製造メーカにお問い合わせく ださい。 (ただし、NEC製PC98-NXシリーズの場合、 「USB Supplement to OSR2」は表示されませんが、 USB ソフトウェアはインストールされています。 ) •「USB Supplement to OSR2」がインストー ルされていても、USB を使用するためには BIOS の設定が必要な 場合があります。BIOS 設定の方法はパソコン によって異なりますの で、使用しているパソ コンのマニュアルをご らんください。 USB ポートにパソコンを接続する 4-21 4 ■ USB ソフトウェアのバージョンの確認 「スタート」ボタンをクリックして、 「検索(F)」→ 「ファイルやフォルダ(F)」を選択します。 「名前と場所」タブで、 「名前」欄に「USBD.SYS」 を入力し、 「探す場所」欄では Windows 95 がイン ストールされているハードディスクを選択します。 「サブフォルダも探す」にチェックし、 「検索開始」ボ タンをクリックします。 検索されたファイル「USBD.SYS」を右クリックし、 プルダウンメニューから「プロパティ」を選択します。 4-22 USB ポートにパソコンを接続する • 検索されなかった場合 は使用しているパソコ ンの製造メーカーに問 い合わせてください。 「バージョン情報」タブをクリックし、ファイルバー ジョンが「4.03.1214」以降であることを確認し ます。 • ファイルバージョンが 古いと U S B ポートを 使用できません。 4 USB ポートにパソコンを接続する 4-23 ■ Windows 95 への USB ポート用ドライバのインストール Windows 95 に USB ポート用ドライバをインストールします。インストール前 に、添付の USB ケーブルと CD-ROM を用意してください。 Windows 95パソコン上で起動中のアプリケーショ ンをすべて終了します。 「4.9.2 USB ケーブルの接続」 (4-27 ページ)を参 照し、ネオとパソコンを添付の USB ケーブルで接続 します。 USB ケーブルを差し込むと、「デバイスドライバ ウィザード」画面が表示されるので、「次へ」ボタ ンをクリックします。 • USBケーブルは向きに 注意して、しっかりと 差し込んでください。 • パソコンに 2 つ以上の USBポートがある場合 は、USB ドライバをイ ンストールしたときの USBポートを使用して ください。ほかの USB ポートを使用する場合 は、使用していたポー トでUSBドライバのア ンインストールを行っ てから、新しく使用す るポートで再度インス トールしてください。 • 誤って「キャンセル」ボ タンをクリックしたと きは、 からやり直し てください。 「このデバイス用のドライバが見つかりませんでし た」と表示されたら、添付の CD-ROM を入れ、 「場 所の指定」ボタンをクリックします。 • ドライバを指定するま で「完了」ボタンをク リックしないでくださ い。ドライバを指定しな いで「完了」ボタンをク リックすると、インス トールされていないの にデバイスドライバ ウィザードが起動しな くなります。この場合、 アンインストールを行 い、 からインストール をやり直してください。 • アンインストールにつ いては「4.9.3 アンイン ストール」 (4-28 ペー ジ)をごらんください。 4-24 USB ポートにパソコンを接続する 「参照」ボタンをクリックし、CD-ROMを入れたドラ イブ内にある「USB¥Win95」フォルダを選択しま す。フォルダ選択後、 「OK」ボタンをクリックします。 以下の画面が表示された場合はもう一度ファイルの 場所を指定し、「OK」ボタンをクリックします。 「完了」ボタンをクリックすると「COMSTARZ neo USB Port Adapter」関連ファイルのコピーを行い、 引き続き自動的に「モデム」の組み込みが行われます。 •「C O M S T A R Z n e o USB Port Adapter」が 検出されない状態で 「完了」をクリックしな いでください。インス トールされない状態で デバイスドライバウィ ザードが起動しなくな ります。この場合、アン インストールを行って から、インストールを やり直してください。 アンインストールにつ いては「4.9.3 アンイン ストール」(4-28 ペー ジ)をごらんください。 • 上の手順でインストー ルを行っているにも関 わらず「このデバイス 用のドライバが見つか りませんでした。」とい うメッセージが表示さ れる場合は、ネオが正 しくシステムに認識さ れていない可能性があ ります。デバイスドラ イバウィザードを 「キャンセル」で閉じ、 USBケーブルをいった ん抜いてから接続し直 して、インストールを やり直してください。 インストールの確認を行います。タスクバーの「ス タート」ボタンをクリックして、 「設定(S)」→「コ ントロールパネル(C)」を選択します。 USB ポートにパソコンを接続する 4-25 4 「コントロールパネル」の「システム」をダブルク リックします。 「デバイスマネージャ」タブ内の「ユニバーサルシ リアルバスコントローラ」をクリックし、 「COMSTARZ neo USB Port Adapter」が表示さ れていることを確認します。 または、「モデム」をダブルクリックし「(P P P 64Kbps)COMSTARZ neo USB」が表示されてい るかを確認します。 表示されていれば、インストールは終了です。 「OK」 ボタンをクリックして「システムのプロパティ」を 終了します。 次に「5.1 設定ウィザードを使う前に」(5-2ページ) に進んでください。 4-26 USB ポートにパソコンを接続する •「C O M S T A R Z n e o USB Port Adapter」に 「!」が表示される場合 は、インストールに失 敗した可能性がありま す。アンインストール を行ったあと、再度イ ンストールしてくださ い。 アンインストールにつ いては「4.9.3 アンイン ストール」 (4-28 ペー ジ)をごらんください。 4.9.2 USB ケーブルの接続 下図を参照して USB ケーブルを接続します。 USBケーブル (白色、付属品) 4 パソコン • ケーブルは必ず添付の USB ケーブル(2m)を使用してください。 USB ポートにパソコンを接続する 4-27 4.9.3 アンインストール USB ポート用ドライバのインストールが正常に行えなかった場合や、パソコ ンをインストール前の状態に戻したい場合は、アンインストールを行います。 アンインストールは添付の C D - R O M 内のアンインストールプログラム 「UNINSTN.EXE」によって行います。 起動中のアプリケーションがあればすべて終了さ せます。 CD-ROM ドライブに添付 CD-ROM を入れている ことを確認し、「スタート」ボタンをクリックして 「ファイル名を指定して実行」を選択します。 「ファイル名を指定して実行」ダイアログが表示さ れます。 「参照」ボタンをクリックします。 「ファイル参照」ダイアログが表示されます。 CD-ROM ドライブの中のフォルダを選択して開き ます。 Windows 98 の場合は「USB¥Win98」 、Windows 9 5 の場合は「U S B ¥ W i n 9 5 」フォルダ内の 「UNINSTN.EXE」を選択し、 「開く」をクリックし てダイアログを閉じます。 • エクスプローラの設定に よっては「UNINSTN」と 表示されることがありま す。 「ファイル名を指定して実行」ダイアログに戻り、 「名前」欄に、選択した「UNINSTN.EXE」のパスが 表示されていることを確認したら、 「OK」ボタンを クリックしてアンインストーラを起動します。 アンインストーラが起動したら画面の指示に従って アンインストールを行います。 4-28 USB ポートにパソコンを接続する • Windows 98/95 でア ンインストーラが異な ります。OSに合ったも のを選んでください。 5 設定ウィザードを使った設定 5 5-1 5.1 設定ウィザードを使う前に 設定ウィザードとは、ネオとパソコンの基本的な設定を行うためのウィザー ドです。 設定ウィザードを使うと、パソコンとの対話方式で必要な項目を入力してい くだけで、簡単に「アナログポートの設定」と「インターネットへアクセス するための設定」をすることができます。 設定ウィザードは、ネオを初めて使うための「標準設定」と、設定変更をす るための「カスタム設定」の 2 通りの使い方ができます。 設定ウィザードの使用はプロバイダへのダイヤルアップ接続が前提です。OS によっては、設定ウィザードは使用できません。使用しているパソコンの OS に合った説明をお読みください。 【設定ウィザードが使用できる OS】 ● Windows 98/95 の場合 「5.2 設定ウィザードをインストールする」の「Windows 98/95の場合」 (5-4 ページ) ※ USB ポートで Windows 95 パソコンを接続する場合はパソコンにダイヤ ルアップネットワーク 1.3 以降が必要です。 ダイヤルアップネットワークはマイクロソフト社のホームページ 「http://www.microsoft.com/JAPAN」からダウンロードしてください。 ● MacOS8.5 以降の場合 「5.2 設定ウィザードをインストールする」の「MacOSの場合」 (5-4ページ) 【設定ウィザードが使用できない OS】 ● Windows 2000、Windows NT 4.0、MacOS7 など上記以外の OS の場合 「6. 電話やファクスなどの設定」(6-1 ページ)、 「7. 設定ウィザードを使 わないパソコンとネオの設定」(7-1 ページ) • 設定ウィザードが正常に動作しない、 またはインストールに失敗したなどの理由で、設定ウィザー ドが使用できなかった場合は、 「6. 電話やファクスなどの設定」 (6-1 ページ)、 「7. 設定ウィザー ドを使わないパソコンとネオの設定」(7-1 ページ)を参照して設定してください。 5-2 設定ウィザードを使う前に 設定ウィザードを使用する前に以下の情報を確認してください。 INS ネット 64 の契約 ○ i・ナンバーまたはダイヤルインサービスを契約しているか。契約している 場合は番号が何番か。 電話機やファクスなどの接続 ○ 2 つのアナログポートそれぞれにどんな機器を接続するか。 5 プロバイダとの契約内容 ○ ○ ○ ○ ユーザ ID パスワード 最寄りのアクセスポイントの電話番号 DNS サーバアドレス(DNS サーバアドレスを送信するプロバイダの場合 は不要です。) パソコンとの接続 ○ LAN ポート、USB ポートどちらで接続しているか。 • パソコンの機種や環境によっては、 「設定ウィザード」が正常に動作しない可能性があります。そ の場合は本書の「6. 電話やファクスなどの設定」 (6-1 ページ)、 「7. 設定ウィザードを使わない パソコンとネオの設定」(7-1 ページ)にしたがって各設定を行ってください。 •「設定ウィザード」を使用しトラブルが発生した場合であっても、当社では責任を負いかねますの でご了承ください。 設定ウィザードを使う前に 5-3 5.2 設定ウィザードをインストールする 設定ウィザードをパソコンにインストールします。 Windows 98/95 の場合 添付の CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブ にセットします。 メニューが起動します。 メニューの中から「設定ウィザードをインストール する」をクリックします。 インストールプログラムが起動します。 インストールが終了したら、インストーラの指示に したがってパソコンを再起動し、スタートメニュー から「プログラム」→「コムスターズ・ネオ設定ウィ ザード」→「コムスターズ・ネオ設定ウィザード」 を選択して設定ウィザードを起動してください。 MacOS の場合 添付の CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブ にセットします。 CD-ROM のアイコンをダブルクリックします。 「Wizard」フォルダをパソコンのハードディスクに コピーします。 コピーした「Wizard」フォルダ内の「NeoWizard」 アイコンをダブルクリックします。 設定ウィザードが起動します。 5-4 設定ウィザードをインストールする • パソコンにCD-ROMを 入れてもメニューが起 動しないときは次のよ うにしてください。 ・タスクバーの「ス タート」ボタンをク リックします。 ・「ファイル名を指定 して実行(R)」を選択 します。 ・「参照(B)」ボタンを クリックし、C D ROM のルートフォ ルダに収録されてい る「menu.exe」を指 定します。(例えば、 d:¥menu.exeと入力 します。) ・ファイルを指定した ら「OK」ボタンをク リックします。 5.3 設定ウィザードを使う 設定ウィザードは標準設定、カスタム設定の 2 通りの使い方ができます。 設定ウィザードで使用する主なボタンの意味は次のとおりです。 このほかのボタンについては設定ウィザードの指示に従って操作してください。 画面や設定項目の説明を表示します。 1 つ前の画面に戻ります。 1 つ先の画面に進みます。 設定ウィザードを中断します。中断すると設定がネオ に反映されない場合があります。 設定ウィザードを終了します。 標準設定 標準設定を使うと、 インターネットへアクセスするためのパソコンとネオの標準 的な設定と、アナログポートの基本的な設定ができます。 ネオを最初に使うときは標準設定を行ってください。 標準設定を行うと、 「5.4 インターネットにアクセスし確認をする」 (5-7ページ) の手順でインターネットへアクセスできます。 •「6. 電話やファクスなどの設定」 (6-1 ページ)、 「7. 設定ウィザードを使わないパソコンとネオの 設定」 (7-1 ページ)で設定を行った場合は標準設定は不要です。 設定ウィザードを使う 5-5 5 カスタム設定 ネオのさまざまな機能のうち、以下の機能を設定できます。 ここに記載している以外のネオの機能については、 WWWブラウザから設定でき ます。 「8. ネオの便利な使い方」 (8-1 ページ)と「付録 設定画面の基本的な操 作」(付録 -2 ページ)をごらんください。 名称 内容 装置基本設定 ネオの時刻などを設定します。 フロントボタン設定 フロントボタンを押したときの動作を設定します。 接続先設定 接続先の追加、設定変更をします。 メール確認設定 メール着信確認を行うアカウントの追加、設定変更をします。 メール転送設定 メール転送に関する設定をします。 アナログポート優先設定 アナログポートを優先させる設定をします。 TEL1 ポート設定 TEL1 ポートに関する設定をします。 TEL2 ポート設定 TEL2 ポートに関する設定をします。 TA 接続設定 TA 機能で接続するときの設定をします。 初期化設定 ネオの設定を工場出荷時の設定に戻します。 • TA 接続設定は USB ポートでパソコンを接続しているときに使用できます。 5-6 設定ウィザードを使う 5.4 インターネットにアクセスし確認をする インターネットにアクセスし、正しく設定され通信できるかどうかを確認し ます。USB ポートを使用している場合はまず、下記を参照してネオにアクセ スします。LANポートを使用している場合は、 「5.4.2 インターネットへのア クセス」 (5-9 ページ)に進んでください。 5.4.1 インターネットにアクセスする前に USB ポートを使用しているときは、最初にパソコンとネオを通信できるように します。以下の手順を実行してください。 • 以降の説明でパソコンの画面を掲載していますが、ご使用のOSのバージョンや設定によっては、 本マニュアルで紹介している画面と若干異なる場合があります。 「ダイヤルアップネットワーク」画面で作成したア イコンをダブルクリックします。 インターネットにアクセスし確認をする 5-7 5 「接続」画面が表示されるので、 「ユーザー名」と「パ スワード」を以下のとおりに入力し、 「電話番号」が 「000000」であることを確認して、 「接続」ボタン をクリックします。 ○ ユーザ名 :comstarz ○ パスワード:comstarz ※「パスワード」は画面では“********”と表示されます。 ネオへのダイヤルが開始されます。 このときはパソコンからネオにアクセスしているだ けで、実際に電話を使っているわけではないので、 電話代は発生していません。 ネオへの接続が成功すると「neo に接続」ダイヤロ グが表示されます。 「5.4.2 インターネットへのアクセス」に進みます。 5-8 インターネットにアクセスし確認をする • Windows のバージョ ンや設定によっては、 若干異なる画面が表示 されたり、タスクトレ イにアイコンが表示さ れることがあります。 5.4.2 インターネットへのアクセス 設定ウィザードの標準設定で「プロバイダに自動接続する」にチェックをし なかった場合、インターネットにアクセスするには、以下の手順で手動接続 を行います。 「プロバイダに自動接続する」にチェックをした方は に進んでください。 WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力して、ネオの「スタート 画面」を開きます。 5 「管理者(詳細設定)」をクリックします。 画面上部の「管理操作」をクリックします。 「手動接続」をクリックします。 「手動接続」画面が表示されます。 「手動接続」のプルダウンリストから、接続したい 接続先(プロバイダ)を選択します。 インターネットにアクセスし確認をする 5-9 「手動接続実行」ボタンをクリックします。 自動接続の場合はブラウザを起動します。 ブラウザの URL 入力欄に 「http://ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/」を入力 し、コムスターズホームページ「みんなのコムス ターズ・ランド」が表示されることを確認してくだ さい。表示に問題がなければ正常に通信が行われて います。 メールのしかたについては、次ページの「5.5 メー ルソフトを設定する」をごらんください。 5-10 インターネットにアクセスし確認をする • 工場出荷時の設定では 無通信の状態が 120 秒 続くと、自動的に切断 されますが、 ∼ の 手順を実行したあと、 で「手動切断実行」 ボタンをクリックして も切断できます。 5.5 メールソフトを設定する メールの設定方法を Netscape Messenger(Netscape Communicator 付 属のメールソフト / バージョン 4.5、Windows 用)を例に説明します。 その他のメールソフトも設定内容はほぼ同じです。 それぞれのメールソフトの マニュアル、ヘルプなどを参考に設定してください。 Netscape Communicatorを最初に起動すると「新しいプロファイルの作成」が 行われます。 ここで指示に従い設定するとメールを設定する準備が終了します。 この作業を途中で中断したり、設定を空欄にした場合、あるいは新しく設定 を行う場合などは以下の手順で設定を行ってください。 N e t s c a p e ブラウザの上部のメニューから、 「Communicator」→「Messenger」を選択します。 5 Netscape Messenger が起動します。 起動したウインドウ上部のメニューから「編集」→ 「設定」を選択します。 「設定」ウインドウが表示されます。 左側の「カテゴリ」で「メールとグループ」を開き ます。 「メールとグループ」に関する設定一覧が表示され るので、以下に関して設定してください。 ○ 個人情報 ・名前 ・電子メールアドレス ご自分の電子メールのアドレスを設定してく ださい。 ○ メールサーバ ・受信メールサーバ プロバイダから指示されたメールサーバ (POP3 サーバ)を「追加」あるいは「編集」 してください。 「ユーザ名」はプロバイダから指定されてい るメールサーバのユーザ名(多くの場合は メールアドレスの@より前の部分)を設定し てください。 メールソフトを設定する 5-11 ・送信メール(SMTP)サーバ プロバイダから指示されたメールサーバ (SMTP サーバ)を設定してください。 ○ 書式 ・メッセージの形式 通常は「メッセージ作成にテキストエディタ を使用する」にチェックしてください。 そのほかプロバイダからの指示がある場合な どは、その他の設定項目も設定してください。 設定が完了したら「OK」ボタンをクリックして「設 定」ウインドウを閉じます。 以降は Netscape Messenger などのヘルプを参照 して、メールの送受信の操作をしてください。 5-12 メールソフトを設定する 6 電話やファクスなどの設定 6 6-1 6.1 TEL(アナログ)ポートの使い方 ネオの TEL(アナログ)ポートには電話機、G3 ファクス、モデム等のアナロ グ機器を接続して使用することができます。ここではTELポートの基本的な 使い方を説明します。 設定ウィザードを使った場合は「6.3 ファクスを使う」∼「6.7 TEL2 ポー トを使わないときは」の内容の設定は済んでいるので、それ以外の設定や、設 定を変更したいときに本章をお読みください。 TELポートの詳細な情報については、添付のCD-ROMに収録されている『詳 細設定マニュアル』をごらんください。 疑問に思ったり、 うまく動かなかったりした場合には、 「10. 困ったときには」 (10-1 ページ)と添付の CD-ROM に収録されている『FAQ 集』の「アナロ グポート[トラブル]」をごらんください。 • i・ナンバー契約をしているときは、アナログポートに契約者回線番号と追加番号を自己番号として 登録してください。工場出荷時の設定では両方のポートに着信してしまいます。 「6.5 i・ナンバー の番号を設定する」 (6-7ページ)を参照して、TELポートに接続した電話機から設定してください。 • ダイヤルイン契約をしているときは、アナログポートにダイヤルイン番号を自己番号として登録 してください。また、ダイヤルインをグローバル着信なしで契約しているときは、アナログポー トに契約者回線番号を自己番号として登録してください。工場出荷時の設定ではダイヤルイン番 号、契約者回線番号への着信はしません。 「6.6 ダイヤルイン番号を設定する」 (6-8 ページ)を参照して、TEL ポートに接続した電話機か ら設定してください。 • 電話機などを使用する前に、 「4.4.1 ISDN 回線と電話などのケーブルの接続」 (4-6 ページ)を参 照し、電話機などが正しく接続されていることを確認してください。 • ディジタル電話機、G4 ファクス、TA 等の ISDN 端末は ISDN 端末用ポート(S/T 点)を使用し てください。 • TEL ポートに接続する機器は、PB(トーン)、DP(パルス)のどちらでも外部発信できますが、通 常は PB に設定してお使いください。DP では電話機からの各種設定ができません。 • TELポートを外付けのコネクタなどでブランチ(二股にする等)して使用することはできません。 • 停電時には TEL1 ポートに接続した機器だけが、電池によるバックアップで使えます。ただし停 電時に使用できるのは電源供給がなくても動作する機器だけです。 • このほかのTELポートの使い方については、添付のCD-ROMに収録されている『詳細設定マニュ アル』の「付録 A. アナログポートの使用方法」をごらんください。 • TEL ポートの設定は WWW ブラウザで行うこともできます。 WWW ブラウザからの設定については、添付の CD-ROM に収録されている『詳細設定マニュア ル』をごらんください。 6-2 TEL(アナログ)ポートの使い方 6.2 電話を使う 6.2.1 電話のかけ方 TEL1 または、TEL2 ポートに接続された電話機の 受話器をとります。 →受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 相手の電話番号を押します。 《例》 電話番号が 03-1234-1111 のとき • サブアドレスがある電 話番号にかける場合 は、電話番号に続けて、 、サブアドレスを 押してください。 通話が終わったら、受話器を戻します。 • 電話番号を押したあと を押すと、すぐにダ イヤルを開始します。 6.2.2 電話の受け方 電話機の呼び出し音が鳴ったら、鳴っている電話機 の受話器をとって相手と話します。 通話が終わったら、受話器を戻します。 • ダイヤルインサービス、 i・ナンバーやサブアド レスを設定している場 合は、指定したポート (TEL1またはTEL2)の 電話機等だけ呼び出し 音が鳴ります。 電話を使う 6-3 6 6.2.3 内線通話のしかた ネオの TEL ポートに接続された電話機どうしで通話ができます。 TEL1 または TEL2 ポートに接続された電話機の受 話器をとって を押します。 → 受話器から「プルル プルル...、プルル プルル...」 と内線呼び出し音が聞こえます。 通話が終わったら、受話器を戻します。 6-4 電話を使う • を続けて 2 回押す とすぐに内線発信しま す。 6.3 ファクスを使う ファクスを使うときは、下記の手順でネオに設定します。 設定ウィザードでアナログポートの設定をした場合は、この設定は必要あり ません。 6.3.1 ファクスの設定 TEL1 または TEL2 ポートに接続されたファクスの 受話器をとります。 →受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 ファクス専用に使う場合は、ボタンを 、 、 の順に押します。ファクスを電話としても使用 する場合は、ボタンを 、 、 の順に押し ます。 → 設定が終わると、受話器から「プー」と発信音が 聞こえます。 いったん受話器を戻し、 もう一度受話器をとります。 →受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 、 の順に押します(設定の保存) 。 → 設定を保存すると、受話器から「プー」と発信音 が聞こえます。 TEL ポートの下記の設定を変更している場合 は、下記の値に変更しなおしてください。 ・ 接続機器種別 :特定しない ・ 話中音切り替え :しない ・ コールウェイティング :なし • 相手が話し中のとき、 INSネット64は音声で お知らせすることがあ ります(インバンド)。 電話機能のないファク スやモデムは、音声を 認識できないため、誤 動作の原因になりま す。そこで、ネオが話し 中音を出す設定にしま す(アウトバンド)。 • アナログポートの設定 について、詳しくは添 付の CD-ROM に収録 されている『詳細設定 マニュアル』をごらん ください。 • 電話機からの設定方法 は「6.10 電話操作早わ かりガイド」(6 - 1 4 ページ)をごらんくだ さい。 • TEL1 ポートの設定を 電話機から行う場合に は、ネオのTEL1ポート につながれた電話機か ら設定を行います。 TEL2 ポートの設定を 電話機から行う場合に は、ネオのTEL2ポート に接続された電話機か ら設定を行います。 6.3.2 ファクスの送り方 / 受け方 ファクスの送り方、受け方は、お使いになる機器のマニュアルをごらんくだ さい。 ファクスを使う 6-5 6 6.4 ナンバーディスプレイ電話機を使う設定をする ナンバーディスプレイ機能のある電話機を使用するときは、下記の手順でネオに 設定します。 設定ウィザードでアナログポートの設定をした場合は、 この設定は必要ありません。 6.4.1 発信電話番号を表示する設定 設定したいポートに接続された、ナンバーディスプ レイ対応電話機の受話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 電話機のボタンを 、 、 の順に押します。 → 発信電話番号表示設定になると、受話器から 「プー」と発信音が聞こえます。 いったん受話器を戻し、 もう一度受話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 • ナンバーディスプレイ 機能を使用するとき は、対応電話機も、ナン バーディスプレイを使 用する設定にしてくだ さい。 設定のしかたはそれぞ れの機器のマニュアル をごらんください。 、 の順に押します(設定の保存)。 → 設定を保存すると、受話器から「プー」と発信音 が聞こえます。 6.4.2 通話料金を表示する設定 ナンバーディスプレイ対応電話機をネオにつないだ場合、通話が終わって受 話器を戻すと電話機に通話料金が表示されます。 設定したいポートに接続されたナンバーディスプレ イ対応電話機の受話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 電話機のボタンを 、 、 の順に押します。 → 通話料金を表示する設定になると、受話器から 「プー」と発信音が聞こえます。 いったん受話器を戻し、 もう一度受話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 、 の順に押します(設定の保存)。 → 設定を保存すると、受話器から「プー」と発信音 が聞こえます。 6-6 ナンバーディスプレイ電話機を使う設定をする • ナンバーディスプレイ 対応電話機でも、通話 料金を表示できない機 種があります。 詳しくは各機器のメー カーにお問い合わせく ださい。 6.5 i・ナンバーの番号を設定する i・ナンバーサービスの契約をしたときは、下記の手順でネオに契約者回線番号と 追加番号を設定します。 設定ウィザードでアナログポートの設定をした場合は、 この設定は必要ありません。 契約者回線番号で使いたいポートに接続された電話 機の受話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 電話機のボタンを 、 、 、 、[契約者回線 番号]、 、 の順に押します。 → 受話器から「プ、プ、プ、プ ...」と発信音が聞こ えます。 電話機のボタンを[契約者回線番号]、 、 の順に押します。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 6 受話器を戻します。 追加番号で使いたいポートに接続された電話機の受 話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 電話機のボタンを 、 、 、 、[追加番号]、 、 の順に押します。 → 受話器から「プ、プ、プ、プ ...」と発信音が聞こ えます。 電話機のボタンを[追加番号]、 、 の 順に押します。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 • 契約者回線番号と追加 番号の両方を 2 つの ポートで別々に使いた いときは、ここで 、 のかわりに 、 を押します。 いったん受話器を戻し、 もう一度受話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 の順に押します(設定の保存)。 → 設定を保存すると、受話器から「プー」と発信音 が聞こえます。 i・ナンバーの番号を設定する 6-7 6.6 ダイヤルイン番号を設定する ダイヤルインサービスの契約をしたときは、下記の手順でネオにダイヤルイン番 号を設定します。 設定ウィザードでアナログポートの設定をした場合は、 この設定は必要ありません。 ダイヤルイン番号で使いたいポートに接続された電 話機の受話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 電話機のボタンを 、 ン番号]の順に押します。 、 、 、[ダイヤルイ → 受話器から「プ、プ、プ、プ ...」と発信音が聞こ えます。 電話機のボタンで[ダイヤルイン番号]を押します。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 いったん受話器を戻し、 もう一度受話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 の順に押します(設定の保存) 。 → 設定を保存すると、受話器から「プー」と発信音 が聞こえます。 6-8 ダイヤルイン番号を設定する • 契約者回線番号は特に 設定しなくても着信し ます(グローバル着 信) 。グローバル着信を させたくない場合は、 「6.10 電話操作早わか りガイド」(6-14 ペー ジ)を参照し、設定して ください。 6.7 TEL2 ポートを使わないときは TEL1 ポートにだけ電話機を接続し、TEL2 ポートを使用しないときは TEL2 ポートを発信専用に設定します。こうすることで、かかってきた電話を機器 が接続されていない TEL2 ポートが受けてしまうことがなくなります。 設定ウィザードでアナログポートの設定をした場合は、この設定は必要あり ません。 一度 TEL2 ポートに電話機を接続し、受話器をとり ます。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 電話機のボタンを 、 、 の順に押します。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 いったん受話器を戻し、 もう一度受話器をとります。 6 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 、 の順に押します(設定の保存)。 → 設定を保存すると、受話器から「プー」と発信音 が聞こえます。 TEL2 ポートの電話機を外して、TEL1 ポートに接 続します。 TEL2 ポートを使わないときは 6-9 6.8 受話音量を調節する TEL1, 2それぞれのポートについて受話音量とトーンの音量を調節できます。 TELポートを使用していて音量が適当でないと感じた場合は、以下のように して調節してください。 受話音量を調節したいポートに接続された電話機の 受話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 電話機のボタンを 順に押します。 ○ ○ ○ 、 、 ∼ のいずれかの 「小さ目」 (初期値) 「普通」 「大き目」 → 受話音量が変更されると、受話器から「プー」と 発信音が聞こえます。 いったん受話器を戻し、 もう一度受話器をとります。 → 受話器から「プー」と発信音が聞こえます。 、 の順に押します(設定の保存)。 → 設定を保存すると、受話器から「プー」と発信音 が聞こえます。 6-10 受話音量を調節する • モデムやファクスがう まく通信できないとき は 「大き目」に設定 してください。 6.9 その他の便利な使い方 TEL ポートに接続した電話機やファクス等の機器を使い分けたり、通話中に 電話をかけたり受けたりする便利な機能について簡単に説明します。 以下の各種設定はWWWブラウザ上のネオの設定画面、電話機およびファク スから設定できます。 各機能についての詳細な説明および設定方法は、添付の CD-ROM に収録さ れている「詳細設定マニュアル」をごらんください。 • 電話機およびファクスは PB(トーン)の設定にしてください。 • 電話機およびファクスからの設定方法は「6.10 電話操作早わかりガイド」 (6-14 ページ)を参照 してください。 •「(有料) 」の機能を使うには INS ネット 64 とのサービス契約が必要です。 •「ネオの簡易機能あり」の機能は INS ネット 64 との契約をしなくても、ネオに設定するだけで同 様の使い方ができます。 三者通話 INS ネット 64 付加サービス(有料) ● ネオの簡易機能あり(切替モードのみ) 通話中の電話を切らずに、ほかへ電話をかけます。両方の相手と交互に話すこと (切替モード)や、同時に 3 人で話すこと(ミキシングモード)ができます。 コールウェイティング INS ネット 64 付加サービス(有料) ● ネオの簡易機能あり 通話中に電話がかかってきたときに、通話中の電話を切らずに、2番目の電話の 相手と話ができます。 アナログ回線のキャッチホンサービスと同様の機能です。 着信転送 INS ネット 64 付加サービス(有料) ● ネオの簡易機能あり 電話がかかってきたとき、 転送先として登録してある電話機に自動的に転送しま す。誰も電話に出ないときだけ転送させることもできます。 その他の便利な使い方 6-11 6 通信中転送 INS ネット 64 付加サービス(有料) 通話中の電話を第三者に転送します。三者通話中やコールウェイティング(INS キャッチホン)中の電話も転送できます。 自己電話番号通知 INS ネット 64 サービス(無料) INS ネット 64 には、電話をかけるとき、相手に自分の電話番号を通知する、発 信者番号通知サービスがあります。ネオのアナログポートの設定によって、この サービスを使用するかしないかを選択できます。 機器指定着信 INS ネット 64 サービス(無料) TEL1またはTEL2ポートに接続した機器をネオのアナログポートの設定で登録 しておくと、相手が INS ネット 64 を使って電話をかけてきたとき、相手と同じ 機器に自動でつながります。 話中音切り替え 次の理由で電話が使えないときは、 電話をかけると話中音を切り替えてお知らせ します。 ・ 別ポートで簡易三者通話中 (または、簡易コールウェイティング中、簡易着信転送中) ・ 別ポートとパソコンからの通信やパソコン通信などでBチャネルが2つと も使用中 ポート優先 着信時にあらかじめ優先設定したポートに接続した電話機だけが鳴ります。 優先設 定したポートが使用中の場合は、もう一方のポートに接続した電話機が鳴ります。 6-12 その他の便利な使い方 内線転送 かかってきた電話を一方のポートの電話機で受けたあと、 通話中の電話を切らず に、別ポートの電話機に転送します。 発着信専用 ネオのTEL1、TEL2の各ポートにファクスを2台つないで、片方を発信専用、片 方を着信専用として使用できます。 6 その他の便利な使い方 6-13 6.10 電話操作早わかりガイド アナログポートによる操作と設定コードの一覧表です。詳細な情報については、 添付の CD-ROM に収録されている『詳細設定マニュアル』の「付録 A. アナロ グポートの使用方法」と「TEL1/2 ポート設定ページ」をごらんください。 受話器を 受話器を 取る 戻す フッキング 枠内の番号 枠内の音が 切り替え時 (* 1) または記号 受話器から 間(* 2)内に次 ボタンを押す 聞こえる の手順に進む (* 1) フッキング 電話機のフックスイッチ (受話器を置くと下がるスイッチ) を短くポンと押す動作のことです。 (* 2) 切り替え時間 受話器から第 2 発信音「プ、プ、プ、プ _」が聞こえている時間のことです。使いたい機能 によっては、第 2 発信音が聞こえている間に何らかの操作をする必要があります。 電話の使い方 項 目 電話をかける 一時設定を使って 電話をかける か け 方 ・ 受 け 方 短縮番号を 使って電話をかける リダイヤル コールバック 電話を受ける 保 留 保留にする 保留を解除する 6-14 電話操作早わかりガイド 操 作 項 目 内 線 通 話 内 線 転 送 操 作 内線相手と話す 内線相手と話して から転送する 内線相手と 話さずに転送する 両方の相手と 交互に話す 三 《切替モード》 者 通 話 同時に 3 人で話す 《ミキシングモード》 6 ︵ INS コ ー ル キウ ャェ ッイ チテ ホィ ンン グ 通話中に かかってきた 電話を受ける ︶ C と話してから 転送する 通 信 中 転 送 Cと話さずに 転送する 三者通話中に 転送する 電話操作早わかりガイド 6-15 設定のしかた 項 目 操 作 (*1) 設定する 一 般 設 定 確認する 保存する 方 法 1 (* 2) 自 己 電 話 番 号 識 別 着 信 方 法 2 (* 2) 6-16 (*1) 登録する (*1) 削除する (*1) 登録する (*1) 削除する 単サ 独ブ ア 登録する ド レ ス 電識 登録する 話別 番着 簡易登録する 号信 用 削除する 発 信 規 制 (*1) 電発 話信 登録する 番規 号制 削除する 用 電話操作早わかりガイド (*1) (*1) (*1) (*1) (*1) (*1) 項 目 操 作 登録する 電着 話信 番転 号送 先 削除する 着 信 転 送 I P ア ド レ ス の 設 定 (*1) (*1) 設着 定 信 登録する 用転 パ送 スリ ワモ ー ー 削除する ドト (*1) (*1) 6 (*1) 設定する •(※ 1)設定がうまくいかなかった場合は、受話器から「プー、プー ...」と話し中の発信音が聞こ えます。そのときは、いったん受話器を戻して、もう一度設定してください。 •(※ 2)自己電話番号の設定をする場合、回線の契約内容や使用状態によっては方法1で登録でき ないことがあります。そのときは、方法 2 で登録してください。 メールの設定 項 目 新 着 メ ー ル 操 作 件数を確認する • 新着メールが 5 件以上の場合、トーンは 5 回となります。 電話操作早わかりガイド 6-17 TEL ポート設定項目一覧 TEL ポートによる設定項目の一覧表です。設定項目と設定値の詳細は、添付の CD-ROMに収録されている『詳細設定マニュアル』の「TEL1/2ポート設定ペー ジ」の同名設定項目をごらんください。 ★ 印の設定値は、工場出荷時の設定(初期値)です。 ■ 一般設定 ● 発着信の設定 設定項目 コード 設定値 ポート優先 10 ★ 1: なし 2: TEL 1 3: TEL 2 グローバル着信を 受ける 11 1: 受けない ★ 2: 受ける 自己電話番号通知 12 1: なし 2: あり ★ 3: INSネット 64 の契約に従う 接続機器種別 13 ★ 1: 特定しない 2: 電話 3: FAX 4: FAX(Fネット契約あり) 5: FAX(サイレント) 発信 / 着信 14 ★ 1: 両方 2: 発信専用 3:.着信専用 識別着信 15 ★ 1: 識別着信しない 2: 登録番号のみ着呼 3: 登録番号着呼拒否 匿名着信拒否をする 16 以下の電話番号で 発信規制をする 17 6-18 電話操作早わかりガイド ★ 1: 拒否しない 2: 公衆 / 圏外は拒否しない 3: 公衆は拒否しない 4: 全ての匿名着信を拒否する ★ 1: 規制しない 2: 規制する ● フレックスホン関連の設定 設定項目 コール ウェイティング (INS キャッチホン) コード 設定値 20 ★ 1: なし 2: あり 3: 簡易コールウェイティング 三者通話 21 ★ 1: なし 2: あり 3: 簡易三者通話 通信中転送 22 ★ 1: なし 2: あり 23 ★ 1: なし 2: あり(転送トーキ=なし/ 転送元トーキ=なし) 3: あり(転送トーキ=あり / 転送元トーキ=なし) 4: あり(転送トーキ=なし/ 転送元トーキ=あり) 5: あり(転送トーキ=あり / 転送元トーキ=あり) 6: 簡易着信転送 着信転送 ● ナンバーディスプレイサービス関連の設定 設定項目 コード 設定値 ナンバーディスプレイ 通知機能を使用する (発信電話番号表示) 60 ★ 1: しない 2: する(拡張情報なし) 3: する(拡張情報あり) モデムダイヤルイン 機能を使用する(着信 ダイヤルイン番号通知) 61 ★ 1: しない 2: する(拡張情報なし) 3: する(拡張情報あり) 課金通知をする 62 ★ 1: しない 2: する 電話操作早わかりガイド 6-19 6 ● 呼出音・話し中音の設定 設定項目 インバンド / アウトバンド コード 設定値 40 ★ 1: インバンド 2: アウトバンド 41 ★ 0: 契約者回線番号 1 ∼ 5:登録番号(省略時は 0) + ★ 1: 通常の呼び出し音 2: 追加音 1 3: 追加音 2 4: 追加音 3 42 ★ 1: しない 2: する 44 ★ 0: 発信電話番号通知がない電話 1 ∼ 9:登録番号(省略時は 0) + ★ 1: 通常の呼び出し音 2: 追加音 1 3: 追加音 2 4: 追加音 3 通話時間通知をする 45 ★ 1: しない 2: する リンガー周波数の 切り替え 46 呼出音 (自己電話番号用) 話中音切り替え 呼出音 (識別着信用) ★ 1: 16 Hz 2: 20 Hz 3: 25 Hz LINE ケーブル 未接続時のトーン 47 ★ 1: セカンドトーン 2: ダイヤルトーン 受話音量 48 ★ 1: 小さ目 2: 普通 3: 大き目 49 1: 通常音 2: 追加音 1 3: 追加音 2 4: 追加音 3 ★ 5: 内線音 内線呼出音 6-20 電話操作早わかりガイド ● 設定の保存・初期化 設定項目 コード 設定値 保存 90 − 初期化 99 − ● 時間設定 設定項目 コード 設定値 50 1: 1 秒 2: 3 秒 ★ 3: 5 秒 4: 10 秒 5: 15 秒 フック検出時間 51 0: 0.2 秒(フッキング検出なし) 1: 0.6 秒 2: 0.8 秒 3: 1.0 秒 ★ 4: 1.2 秒 5: 1.4 秒 6: 1.6 秒 7: 1.8 秒 切り替え時間 52 1: 2 秒 ★ 2: 3 秒 3: 5 秒 内線転送元 再呼び出し時間 53 ダイヤル待ち時間 6 1: 10 秒 2: 20 秒 ★ 3: 30 秒 4: 40 秒 5: 50 秒 着信転送待ち時間 54 ★ 0: 即時 1: 10 秒 2: 20 秒 3: 30 秒 2B 接続時優先(発信) 55 ★ 0: しない 1: する 2B 接続時優先(着信) 56 ★ 0: しない 1: する 電話操作早わかりガイド 6-21 ● ルータ関連の設定 設定項目 コード 設定値 新着メール件数確認 80 001 ∼ 032:メール設定番号 IP アドレス 81 IP アドレス(12 桁)+ メール転送 82 ★ 1: しない 2: する + サブネットマスクビット数 ■ 一時設定 1 回の電話に限って設定を変更するときに使います。 設定項目 コード コールウェイティングなし 01 アウトバンド 02 自己電話番号通知なし 03 自己電話番号通知あり 04 例えば123-4567にファクスを送りたいが、このときだけ「コールウェイティ ングなし、アウトバンド」としたいときには次のとおりダイヤルします。 6-22 電話操作早わかりガイド 7 設定ウィザードを使わない パソコンとネオの設定 7 7-1 7.1 設定前の確認 パソコンとネオに、インターネットへアクセスするための設定を行います。 設定を行う前に必ず「重要なお知らせ」 (ii ページ)をごらんください。 設定には以下の情報が必要です。契約したプロバイダから提供されている情 報を確認してください。 プロバイダとの契約内容 ○ ○ ○ ○ ログイン名(ユーザ ID) パスワード 最寄りの ISDN 用アクセスポイントの電話番号 DNS サーバアドレス(DNS サーバアドレスを送信するプロバイダの場合 は不要です。) ネオとパソコンとの接続で、LAN ポート、USB ポートのどちらを使用するかで パソコンの設定、操作が異なります。使用するポートに合った方法で設定してく ださい。 ● LAN ポートで接続する場合 「7.2 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする」(7-3 ページ) ● USB ポートで接続する場合 「7.3 USB ポートに接続したパソコンに設定をする」(7-23 ページ) パソコンの設定が終わったら「7.4 ネオの設定をする」 (7-26 ページ)に進み、 ネオへの設定をしてください。 • LAN ポートと USB ポートの両方にパソコンを接続できます。その場合はそれぞれのパソコンに 必要な設定を行ってください。 • 設定前に必ず「重要なお知らせ」(ii ページ)をよくお読みください。 • ネオは回線接続時に話し中だった場合は自動的に1回リダイヤルを行いますが、回線が接続された あとに認証などで失敗した場合はリダイヤルは行いません。ただし、インターネットへの接続要求 が続いている間は、いずれの場合も最初から接続手順を再開します(ルータがメール着信確認を実 施する場合は、最大で 3 回の接続要求を行います) 。したがって、接続時のユーザ ID、パスワードが 間違っている場合には、何度も回線接続が実施されて思わぬ課金が発生してしまう可能性がありま す。設定完了後は必ず「7.5 インターネットにアクセスし確認をする」 (7-34 ページ)にしたがって 接続試験を実施し、ユーザー名、パスワードが正しく設定されていることを確認してください。 7-2 設定前の確認 7.2 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする LANポートにつなぐパソコンの設定方法は使用するOS(オペレーティングシ ステム)によって異なります。使用するOSに合った方法で設定してください。 ● Windows 98 / Windows 95 の場合 「7.2.1 Windows® 98/Windows® 95」 (7-4 ページ) ● Windows 2000 (Professional)の場合 」 (7-10 ページ) 「7.2.2 Windows® 2000(Professional) ● Windows NT 4.0 (Workstation)の場合 「7.2.3 Windows NT® 4.0 (Workstation)」 (7-14 ページ) ● MacOS の場合 「7.2.4 MacOS」(7-20 ページ) ● プラグ & プレイ (DHCP) 機能を使わない場合 「7.2.5 プラグ & プレイ(DHCP)機能を使わないときは」 (7-22 ページ) • パソコンを設定する前にネオとパソコンが正しく接続されていることを確認してください。 • 正しく接続されていることが確認できたらネオを起動してください。POWER/ALARMボタンの ランプが緑色に点灯することを確認してください。 • 設定用パソコンはネオの起動を確認後に起動してください。また、LAN に接続されたほかのパソ コンはネオの設定完了後に起動してください。 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7-3 7 7.2.1 Windows® 98/Windows® 95 使用するパソコンのOSがWindows 98/95の場合の設定方法について説明します。 • 以降の説明でパソコンの画面を掲載していますが、ご使用のOSのバージョンや設定によっては、 本マニュアルで紹介している画面と若干異なる場合があります。 使用するパソコンとネオの接続を確認し、POWER/ ALARM ランプが緑色に点灯していることを確認し てから、設定するパソコンを起動します。 パソコンの起動が完了したら、ネオの前面の LAN ランプが点灯していることを確認してください。 パソコンの画面から、「スタート」ボタンをクリッ クして「設定(S)」→「コントロールパネル(C)」を 選択します。 7-4 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする コントロールパネルの「ネットワーク」アイコンを ダブルクリックします。 「ネットワーク」画面が表示されます。 「ネットワークの設定」タブをクリックし「現在の ネットワーク構成(N)」の内容に、使用する LAN ア ダプタ名と「TCP/IP」が表示されていることを確 認してください。どちらか一方でも表示されていな い場合は へ、表示されている場合は へ進んで ください。 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7 7-5 LAN アダプタをパソコンにインストールする方法 については、LAN アダプタのマニュアルを、TCP/ IP をパソコンにインストールする方法については Windows 98/95のマニュアルおよびヘルプを、そ れぞれ参照してください。インストールが終了した ら、 へ進んでください。 「ネットワーク」画面で「TCP/IP」を選択し、 「プ ロパティ」ボタンをクリックします。 「TCP/IP のプロパティ」画面が表示されます。 7-6 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする • でパソコンを再起 動した場合は、再び ∼ を行ってから へ進みます。 • パソコンのネットワー クの設定を変更する と、以前に設定した内 容は消去されてしまい ます。 • LANアダプタがパソコ ンに内蔵されている場 合のインストールにつ いては、パソコンのマ ニュアルをごらんくだ さい。 「IPアドレス」タブをクリックし、 「IPアドレスを自 動的に取得(O)」をチェックします。 「WINS 設定」タブをクリックし、 「WINS の解決を しない(D)」をチェックします。 7 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7-7 「ゲートウェイ」タブをクリックし、 「インストール されているゲートウェイ(I)」 は空白のままにします。 「DNS 設定」タブをクリックし、 「DNS を使わない (I)」にチェックします。 「TCP/IP のプロパティ」画面下部の「OK」ボタン をクリックして TCP/IP の設定を終了します。 7-8 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 「ネットワーク」画面下部の「OK」ボタンをクリッ クします。 「システム設定の変更」画面が開きます。 「はい(Y)」 ボタンをクリックしてパソコンを再起動します。 7 以上で、パソコンの設定は完了です。 「7.4 ネオの設 定をする」 (7-26 ページ)に進んでください。同じ ネットワークに接続する、設定用以外のパソコンの ネットワークの設定は、ネオの設定が完了したあと に行ってください。 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7-9 7.2.2 Windows® 2000 (Professional) 使用するパソコンの OS が Windows 2000(Professional)の場合の設定方法 について説明します。 • 以降の説明でパソコンの画面を掲載していますが、ご使用のOSのバージョンや設定によっては、 本マニュアルで紹介している画面と若干異なる場合があります。 使用するパソコンとネオの接続を確認し、POWER/ ALARMランプが緑色に点灯していることを確認し てから、設定するパソコンを起動します。 パソコンの起動が完了したら、ネオの前面の LAN ランプが点灯していることを確認してください。 パソコンの画面から、「スタート」ボタンをクリッ クして「設定(S)」→「ネットワークとダイヤルアッ プ接続(N)」を選択します。 「ネットワークとダイヤルアップ接続」画面が表示 されます。 「ローカルエリア接続」アイコンを右クリックして 「プロパティ」を選択します。 「ローカルエリア接続のプロパティ」画面が表示さ れます。 7-10 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 「接続の方法」に、使用する LAN アダプタ名が入っ ているか、また「チェックマークがオンになってい るコンポーネントがこの接続で使用されています」 で「インターネットプロトコル(TCP/IP) 」のチェッ クマークがオンになっているかを確認してくださ い。どちらか一方でもインストールされていない場 合は へ、インストールされている場合は へ進 んでください。 7 LAN アダプタをパソコンにインストールする方法 については、LAN アダプタのマニュアルを、TCP/ IPをパソコンにインストールする方法については、 Windows 2000 のマニュアルおよびヘルプを、そ れぞれ参照してください。インストールが終了した ら、 へ進んでください。 • でパソコンを再起 動した場合は、再び ∼ を行ってから へ進みます。 • LANアダプタがパソコ ンに内蔵されている場 合のインストールにつ いては、パソコンのマ ニュアルをごらんくだ さい。 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7-11 「ローカルエリア接続のプロパティ」 画面が開いた状 態で「インターネットプロトコル(TCP/IP) 」を選 択し、 「プロパティ(R) 」ボタンをクリックします。 「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパ ティ」画面が表示されます。 「IPアドレスを自動的に取得する(O) 」、 「DNSサー バーのアドレスを自動的に取得する(B) 」をチェッ クします。 7-12 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする • パソコンのネットワー クの設定を変更する と、以前に設定した内 容は消去されてしまい ます。 「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパ ティ」画面下部の「OK」ボタンをクリックしてTCP/ IP の設定を終了します。 「システム設定の変更」画面が開くので、 「はい(Y) 」 ボタンをクリックしてパソコンを再起動します。 7 パソコンの設定は完了です。 「7.4. ネオの設定をす る」 (7-26 ページ)に進んでください。同じネット ワークに接続する設定用以外のパソコンのネット ワークの設定は、ネオの設定が完了したあとに行っ てください。 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7-13 7.2.3 Windows® NT 4.0 (Workstation) 使用するパソコンの OS が Microsoft Windows NT 4.0 (Workstation)の場合 の設定方法について説明します。 • 以降の説明でパソコンの画面を掲載していますが、ご使用のOSのバージョンや設定によっては、 本マニュアルで紹介している画面と若干異なる場合があります。 使用するパソコンとネオの接続を確認し、POWER/ ALARM ランプが緑色に点灯していることを確認し てから、設定するパソコンを起動します。 パソコンの起動が完了したら、ネオの前面の LAN ランプが点灯していることを確認してください。 パソコンの画面から、「スタート」ボタンをクリッ クして「設定(S)」→「コントロールパネル(C)」を 選択します。 7-14 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする コントロールパネルの「ネットワーク」アイコンを ダブルクリックします。 「ネットワーク」画面が表示されます。 「アダプタ」タブをクリックし、使用する LAN アダ プタ名と、 「TCP/IP」が表示されていることを確認 してください。 また「プロトコル」タブをクリックし「TCP/IP」が 表示されていることを確認してください。 どちらか一方でも表示されていない場合は へ、 表 示されている場合は へ進んでください。 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7 7-15 LAN アダプタをパソコンにインストールする方法 については、LAN アダプタのマニュアルを、TCP/ IP をパソコンにインストールする方法については Windows NT 4.0のマニュアルおよびヘルプを、そ れぞれ参照してください。インストールが終了した ら、 へ進んでください。 「ネットワーク」画面で「TCP/IP」を選択し、 「プ ロパティ」ボタンをクリックします。 「Microsoft TCP/IPのプロパティ」画面が表示され ます。 7-16 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする • でパソコンを再起 動した場合は、再び ∼ を行ってから へ進んでください。 • パソコンのネットワー クの設定を変更する と、以前に設定した内 容は消去されてしまい ます。 • LANアダプタがパソコ ンに内蔵されている場 合のインストールにつ いては、パソコンのマ ニュアルをごらんくだ さい。 「IP アドレス」タブをクリックして「DHCP サーバー からIPアドレスを取得する(O)」をチェックします。 「DNS」タブをクリックして、 「ドメイン(O)」 、 「DNS サービスの検索順序(S)」 、 「ドメインサフィックス の検索順序(F)」のボックスに何も入力されていな いことを確認してください。 「ホスト名(H)」にはコ ンピュータ名など適切な名前を入れます。 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7 7-17 「WINSアドレス」タブをクリックして「プライマリ WINS サーバー(M)」、「セカンダリ WINS サーバー (S)」 、および「スコープ ID(D)」のボックスは空白 のままにし、「Windows 名前解決に DNS を使う (N)」 、 「LMHOSTS 参照を行う(B)」のチェックを 外します。 「ルーティング」タブをクリックして「IP 転送を行 う(E)」がチェックされていないことを確認してく ださい。 「Microsoft TCP/IPのプロパティ」画面下部の「OK」 ボタンを押して TCP/IP の設定を終了します。 7-18 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 「ネットワーク」画面下部にある「OK」ボタンをク リックします。 「システム設定の変更」画面が開くので、 「はい(Y)」 ボタンをクリックしてパソコンを再起動します。 7 以上で、パソコンの設定は完了です。 「7.4 ネオの設 定をする」 (7-26 ページ)に進んでください。同じ ネットワークに接続する、設定用以外のパソコンの ネットワークの設定は、ネオの設定が完了したあと に行ってください。 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7-19 7.2.4 MacOS 使用するパソコンの OS が MacOS の場合の設定方法について説明します。 • 以降の説明でパソコンの画面を掲載していますが、ご使用のOSのバージョンや設定によっては、 本マニュアルで紹介している画面と若干異なる場合があります。 使用するパソコンとネオの接続を確認し、POWER/ ALARM ランプが緑色に点灯していることを確認し てから、設定するパソコンを起動します。 パソコンの起動が完了したら、ネオの前面の LAN ランプが点灯していることを確認してください。 パソコンの画面から、 「アップルメニュー」をクリッ クして「コントロールパネル」から「TCP/IP」を 選択します。 7-20 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 「経由先:」を「Ethernet」に設定し、 「設定方法:」 を「DHCP サーバを参照」に設定して保存します。 • パソコンのネットワー クの設定を変更する と、以前に設定した内 容は消去されてしまい ます。 パソコンを再起動します。 以上で、パソコンの設定は完了です。 「7.4 ネオの設 定をする」 (7-26 ページ)に進んでください。同じ ネットワークに接続する、設定用以外のパソコンの ネットワークの設定は、ネオの設定が完了したあと に行ってください。 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7 7-21 7.2.5 プラグ & プレイ(DHCP)機能を使わないときは 本節で説明している、LAN ポートに接続したパソコンへの設定方法は、DHCP クライアント機能をサポートしているパソコンを前提に説明しています。 何らか の原因で DHCP 機能を使用できない場合や、DHCP クライアント機能をサポー トしていないパソコンを使用する場合は、 ネオのプラグ&プレイ機能を使用しな い設定にし、 手動で以下のとおりパソコンのネットワークの設定を行ってくださ い。 (設定例) IP アドレス: 192.168.1.100 サブネットマスク: 255.255.255.0 ゲートウェイアドレス:192.168.1.254 (出荷時設定) (デフォルトゲートウェイ、ルータアドレス) DNS サーバアドレス: 192.168.1.254 (ネームサーバアドレス) プラグ&プレイ機能の設定を変更する方法は、添付のCD-ROMに収録されてい る『詳細設定マニュアル』の「IP アドレス設定ページ」をごらんください。添 付の CD-ROM の参照方法については「9. 添付 CD-ROM」 (9-1 ページ)をごら んください。 7-22 LAN ポートに接続したパソコンに設定をする 7.3 USB ポートに接続したパソコンに設定をする USB ポートにつなぐパソコンの設定方法を Windows 98 での設定を例に説 明します。 • 以降の説明でパソコンの画面を掲載していますが、ご使用のOSのバージョンや設定によっては、 本マニュアルで紹介している画面と若干異なる場合があります。 「スタート」ボタンをクリックして「プログラム(P) 」 →「アクセサリ」→「通信」 (Windows 98 のみ)→ 「ダイヤルアップネットワーク」を選択します。 「ダイヤルアップネットワーク」 画面が表示されるの で、 「新しい接続」 アイコンをダブルクリックします。 7 接続名に「n e o 」と入力して、モデムは「(P P P 64Kbps)COMSTARZ neo USB」を選択します。 内容を確認したら「次へ」ボタンをクリックします。 USB ポートに接続したパソコンに設定をする 7-23 電話番号に「000000」を入力し、内容を確認した ら「次へ」ボタンをクリックします。 「完了」ボタンをクリックします。 「ダイヤルアップネットワーク」画面に戻ります。 新しく作成したアイコンが表示されます。 7-24 USB ポートに接続したパソコンに設定をする 作成したアイコンをクリックして選択し、 「ファイ ル」メニューの「プロパティ」を選択します。 「neo」のプロパティ画面が表示されます。 「サーバーの種類」タブをクリックします。 「サーバーの種類」で「P P P : W i n d o w s 9 5 、 Windows NT 3.5、インターネット」または「PPP: Windows NT Server、Windows 98」を選択しま す。 「詳細オプション」で「ネットワークへのログオン」 にチェックし、ほかのチェックは外します。 「使用できるネットワークプロトコル」では「TCP/ IP」をチェックし、ほかのチェックは外します。 7 「OK」ボタンをクリックします。 ダイヤルアップネットワークのプロパティに戻るの で、 「OK」ボタンをクリックすると「ダイヤルアッ プネットワーク」画面に戻ります。 以上で設定は終わりです。 USB ポートに接続したパソコンに設定をする 7-25 7.4 ネオの設定をする ネオにはWWWサーバ機能があり、WWWブラウザを使用してネオにアクセ スし、インターネットに接続するための設定をします。 また、WWW ブラウザ上の画面からは、設定のほかに運用状態、その他情報 を見ることもできます。使用するポートの種類に合った方法でネオの設定を してください。 • ネオにアクセスする際に使用する WWW ブラウザは Netscape Navigator(Communicator)2.02 [Ja]以降または、Internet Explorer4.0x 以降を推奨します。 ただし、MacOS では Internet Explorer は使用しないでください。 • Netscape Communicator は添付の CD-ROM に収録しています。 ● LAN ポートで使う場合 「7.4.2 ネオへのアクセス」(7-29 ページ) ● USB ポートで使う場合 「7.4.1 USB ポートで通信する前に」(7-27 ページ) 7-26 ネオの設定をする 7.4.1 USB ポートで通信する前に USB ポートでネオを使用するには、最初にパソコンとネオを通信できるように します。以下の手順を実行してください。 • 以降の説明でパソコンの画面を掲載していますが、ご使用のOSのバージョンや設定によっては、 本マニュアルで紹介している画面と若干異なる場合があります。 「ダイヤルアップネットワーク」画面で作成したア イコンをダブルクリックします。 7 「接続」画面が表示されるので、 「ユーザー名」と「パ スワード」を以下のとおりに入力し、 「電話番号」が 「000000」であることを確認して、 「接続」ボタン をクリックします。 ○ ユーザ名 :comstarz ○ パスワード:comstarz • Windows のバージョ ンや設定によっては、 若干異なる画面が表示 されたり、タスクトレ イにアイコンが表示さ れることがあります。 ※「パスワード」は画面では“ ********”と表示されます。 ネオの設定をする 7-27 ネオへのダイヤルが開始されます。 このときはパソコンからネオにアクセスしているだ けで、実際に電話を使っているわけではないので、 電話代は発生していません。 ネオへの接続が成功すると「neo に接続」ダイヤロ グが表示されます。 「7.4.2 ネオへのアクセス」に進みます。 7-28 ネオの設定をする 7.4.2 ネオへのアクセス パソコンからネオにアクセスし、 WWWブラウザを使ってネオの設定画面を表示 します。 W W W ブラウザを起動し、U R L 「h t t p :/ / setup.comstarz/」を入力してネオの「スタート画 面」を開いてください。 • WWW ブラウザのプロ キシ機能を使用すると きは、 “setup.comstarz” に対してはプロキシを 使用しないよう設定し てください。WWWブラ ウザの設定方法はブラ ウザのヘルプを参照し てください。 • 左記のURLアドレスで 設定画面にアクセスで きないときはネオの IP アドレスを使用してア クセスしてください。 「http:// 192.168.1.254/」 なお、ご購入時のネオ の IP アドレスは、 192.168.1.254 に設定されています が、変更した場合はそ のアドレスを使用して ください。 ネオの設定をする 7-29 7 WWW ブラウザに以下の「スタート」画面が表示さ れます。 この画面から他のページに移動し、ネオの機能を使 用したり、設定したりすることができます。 設定エリア ヘルプエリア 続けてネオの設定を行います。 「7.4.3 ネオの設定方 法」(7-31 ページ)へ進んでください。 7-30 ネオの設定をする 7.4.3 ネオの設定方法 INS ネット 64(ISDN 回線)を介して、プロバイダ経由でインターネットへアク セスする場合の設定方法を、次のネットワーク構成例に従って説明します。な お、このような構成の場合は、設定画面内の「かんたん設定」を使用して設定を 簡単に行うことができます。 neo ログイン名 パスワード DNSアドレス 接続先電話番号 :COMSTARZ :naisyo :133.***.***.*** :XX-XXXX-XXXX ネオのスタート画面で、設定エリアの「かんたん設 定(基本設定)」をクリックします。 7 設定エリアに「かんたん設定(基本設定) 」の設定 項目が表示されるので、各項目を次の表の設定例に ならって設定します。 ネオの設定をする 7-31 設定項目 設定値(例) 解説 kantan 接続するプロバイダ名を入力 します。 ባ 接続先 電話番号 xx-xxxx-xxxx 接続するプロバイダの最寄り の ISDN 用アクセスポイントの 電話番号を入力します。詳しく は契約されたプロバイダにおた ずねください。 ቤ ログイン名 COMSTARZ プロバイダから指示されたログ イン名(またはユーザー名)を 入力します。 ብ パスワード naisyo プロバイダから指示されたパス ワードを入力します。 − ご契約のプロバイダが DNS ア ドレス送信を行う場合はここに チェックしてください。 ቢ 接続先名 ቦ サーバから 取得 ቧ プライマリ 133.***.***.*** プロバイダから指示されたプラ イマリ DNS サーバの IP アドレ スを入力します。ご契約のプロ バイダが DNS アドレス送信を 行う場合はこの欄には何も記入 しないでください。 ቨ セカンダリ 133.***.***.*** プロバイダから指示されたセカ ンダリ DNS サーバの IP アドレ スを入力します。ご契約のプロ バイダが DNS アドレス送信を 行う場合はこの欄には何も記入 しないでください。 ቩ 自動発信 − インターネットに接続すると き、ネオに自動的に接続を行わ せたい場合はここにチェックし てください。チェックしない場 合は、手動で回線接続を行う必 要があります。 ቪ マルチリンク PPP − マルチリンク P P P による 128kbps の通信を行いたいと きはチェックしてください。 7-32 ネオの設定をする • マルチリンクPPPを使 用すると電話回線の使 用料金は 2 本分となり ます。またプロバイダ によってはマルチリン クPPP使用時のアクセ ス料金を別途定めてい る場合があります。詳 しくは、ご契約、または これからご契約になる プロバイダにお問い合 わせください。 • マルチリンクPPPを使 用するためにはプロバ イダのアクセスポイン トがマルチリンクPPP に対応している必要が あります。 詳しくはご契約、また はこれからご契約にな るプロバイダにお問い 合わせください。 • ネオのアクセスポイン ト簡単選択機能のうち BIGLOBE、InfoWeb、 so-netについてはマル チリンクPPP対応のア クセスポイントがわか るようになっていま す。アクセスポイント の一覧で(MP)と記載 されているのが、マル チリンクPPP対応のア クセスポイントです。 設定項目 ቫ アクセス ポイント 簡単選択 設定値(例) − 解説 ご契約のプロバイダによっては ここから①、②、⑤をより簡単 に設定できます。詳しくは添付 の CD-ROM に収録されている 『詳細設定マニュアル』の「アク セスポイント簡単選択ページ」 をごらんください。 各項目の入力が終了したら、 「設定」ボタンをクリッ クします。 設定されると「設定完了」画面が表示されます。自 動発信に関する注意が表示されるので、よく読んで から「OK」ボタンをクリックします。 「管理者(詳細設定)」画面が表示されます。 7 設定した値をネオに保存します。 設定エリアの右上に ある「保存」ボタンをクリックします。 正常に設定され「保存完了」のメッセージが表示さ れるまで絶対に本体の電源を切らないでください。 メッセージが表示されるとネオの設定は完了です。 「7.5 インターネットにアクセスし確認をする」 (734 ページ)にて接続を確認してください。 ネオの設定をする 7-33 7.5 インターネットにアクセスし確認をする インターネットへ接続してホームページを表示する方法を説明します。 「7.4.3 ネオの設定方法」にて「自動発信」にチェックをしなかった場合は、 以下の手順で手動接続をしてください。 「自動発信」にチェックをした場合は の手順を行ってください。 WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力して、ネオの「スタート 画面」を開いてください。 「管理者(詳細設定)」をクリックします。 「管理者(詳細設定)」画面が表示されます。 画面上部の「管理操作」をクリックします。 「手動接続」をクリックします。 「手動接続」画面が表示されます。 「手動接続」のプルダウンリストから、接続したい 接続先(プロバイダ)を選択します。 7-34 インターネットにアクセスし確認をする 「手動接続実行」ボタンをクリックします。 • 工場出荷時の設定では 無通信の状態が 120 秒 続くと、自動的に切断 されますが、 ∼ の 手順を実行したあと、 で「手動切断実行」ボ タンをクリックして切 断することもできます。 ブラウザの URL 入力欄に 「http://ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/」を入力 し、コムスターズホームページ「みんなのコムス ターズ・ランド」が表示されることを確認してくだ さい。表示に問題がなければ正常に通信が行われて います。 7 メールのしかたについては、 「5.5 メールソフトを設 定する」(5-11 ページ)をごらんください。 インターネットにアクセスし確認をする 7-35 7-36 8 ネオの便利な使い方 8 8-1 8.1 ネオを便利に使うために ネオは単にインターネットに接続するだけでなく、さまざまな便利な機能を 持っています。その一部を本章で紹介します。これらの機能の詳細やここで 紹介していない機能については添付の CD-ROM に収録されている『詳細設 定マニュアル』をごらんください。 これらの機能は、ネオに時刻が設定されていないと正常に動作しない場合が あります。これらの機能を使用する前には必ず時刻を確認してください。 • 本章で説明する設定のうち、下記の項目は設定ウィザードでも設定できます。詳しくは「5.3 設 定ウィザードを使う」のカスタム設定(5-6 ページ)をごらんください。 8.1.1 8.2.1 8.3.2 8.4.1 8.4.3 8.5 8.6.1 8.6.2 ネオの時刻設定方法 プロバイダを手動で切り替えるには<接続先選択> USB ポート接続のパソコンでの使い方< TA 接続> メール着信確認 / 取得 / 内容表示の設定<メール設定> メール転送のしかた<転送設定> フロントボタンを使う テレホーダイ時間帯だけ自動でアクセスする設定<自動発信> テレホーダイ時間帯だけ接続時間を長くする設定<自動切断時間の変更> 8.1.1 ネオの時刻設定方法 USB ポートを使用しているときは、あらかじめ「7.4.1 USB ポートで通信する前 に」 (7-27ページ)を参照して、パソコンとネオを通信できる状態にしてください。 WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http://setup.comstarz/」を入力し てネオの「スタート画面」を開いてください。 「時刻未設定」と表示されていたり、現在時刻と大きくずれている場合は時刻を 設定します。 • 一度電源を切ると、ネオに設定されている時刻は消えてしまいます。そのときは時刻を設定しな おしてください。 8-2 ネオを便利に使うために 以下の手順で時刻を設定します。 ネオの設定画面の設定エリアで「時刻設定」をク リックします。 設定エリアに「時刻設定」の設定項目が表示される ので、各項目を以下の例にならって設定します。 設定項目 設定値(例) 解説 ① 日付 2000/06/01 現在の日付を入力します。 ② 時刻 00:00 現在の時刻を入力します。 「設定」ボタンをクリックします。 管理者(詳細設定)画面が表示されるので、 「戻る」 をクリックして、ネオのスタート画面で時刻が設定 されたことを確認します。 •「自動設定」ボタンをク リックすると、現在の パソコンの日付と時刻 が自動的にネオに設定 されます。ただし一部 のブラウザではこの機 能は使用できません。 • プロバイダ経由でイン ターネットに接続した 時、時刻を自動取得し てネオに設定すること もできます。詳しくは 添付の CD-ROM に収 録されている『詳細設 定マニュアル』をごら んください。 ネオを便利に使うために 8-3 8 8.2 複数のプロバイダを使い分ける ネオには複数のプロバイダを使い分けるための便利な機能があります。 8.2.1 プロバイダを手動で切り替えるには<接続先選択> 新規プロバイダを登録し、切り替える方法を説明します。 WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力します。ネオの「スター ト画面」が表示されたら、設定エリアの「かんたん 設定(基本設定)」をクリックします。 「新規追加」をクリックします。 「7.4.3 ネオの設定方法」 (7-31 ページ) 以降に 従って、新しいプロバイダの設定をしてください。 ここでは、新しいプロバイダ名に「New」と登録し た場合を例に説明を進めます。 8-4 複数のプロバイダを使い分ける • USBポートを使用して いるときは、あらかじ め「7.4.1 USB ポート で通信する前に」を参 照して、パソコンとネ オを通話できる状態に してください。 新しいプロバイダの設定が終わったら「管理者(設 定) 」画面の「接続先選択」をクリックします。 新しく設定したプロバイダ名をクリックします。 8 これで使用するプロバイダが“kantan”から“New” に変更されました。再び“kantan”に戻したい場合 は、 以降の手順を行い、 で“kantan”をクリッ クしてください。 複数のプロバイダを使い分ける 8-5 8.2.2 パソコンごとにプロバイダを変えるには <ソースアドレスルーティング> 使用するパソコンごとに、 接続するプロバイダをルータが自動的に選ぶように設 定できます。詳しくは添付 CD-ROM に収録されている『詳細設定マニュアル』 の「ソースアドレスルーティング」をごらんください。 8.2.3 URL やサービスでプロバイダを変えるには < DNS ルーティング> 特定のドメイン名を持つURL、あるいはホームページ、FTPなどのサービスごと に、接続するプロバイダをルータが自動的に選ぶように設定できます。詳しくは 添付CD-ROMに収録されている『詳細設定マニュアル』の「DNSルーティング」 をごらんください。 8-6 複数のプロバイダを使い分ける 8.3 ネットワークゲームなどを使用する ネオによるインターネットへのアクセスでは、アドレス変換という機能が使 われています。ネオはこの機能によって、1 つの B チャネルを使って複数の パソコンから同時にインターネットへアクセスすることができます。 ただし、 アドレス変換を使用していると、一部のネットワークゲームなどのアプリ ケーションが使えないことがあります。 このようなアプリケーションを使うには設定が必要です。LAN ポート /USB ポートのどちらを使用しているかで設定方法が異なります。使用している ポートの種類に合った設定方法を参照してください。 ● LAN ポートでパソコンをつないでいる場合 「8.3.1 LAN ポート接続のパソコンでの使い方< NAT >」 (8-8 ページ) ● USB ポートでパソコンをつないでいる場合 「8.3.2 USBポート接続のパソコンでの使い方<TA接続>」 (8-13ページ) • アプリケーションやネットワークゲームの動作の詳細については、添付CD-ROMに収録されてい る『FAQ 集』の「アプリケーション」または「ネットワークゲーム」をごらんください。 8 ネットワークゲームなどを使用する 8-7 8.3.1 LAN ポート接続のパソコンでの使い方< NAT > LANポートでパソコンをつないでいる場合に、特別なアプリケーションを使 うときは、NAT によるインターネットへのアクセスを行います。 NAT によるプロバイダへの接続には制限があります。 ○ 複数のパソコンを接続している場合、インターネットにアクセスできるのは 最初にアクセスする 1 台のパソコンだけです。そのパソコンの回線を切断す れば、ほかのパソコンからインターネットにアクセスできます。 ○ ネオのプロキシ DNS 機能が働きません。プラグ & プレイ機能を使わないで パソコンの設定をしている場合は、パソコンの「DNS サーバアドレス(ネー ムサーバアドレス)」に、プロバイダから指定された DNS サーバアドレスを 設定してください。 ○ NATによる接続でもアプリケーションが使用できない場合があります。それ ぞれのアプリケーションの詳細についてはアプリケーションの作成元にお問 い合わせください。また添付 CD-ROM に収録されている『FAQ 集』の「ア プリケーション」で、NAT で動作するアプリケーションの情報を掲載してい ますのでごらんください。 以下の手順で NAT によるプロバイダへの接続の設定をします。 WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力します。ネオの「スター ト画面」が表示されたら、設定エリアの「管理者(詳 細設定) 」をクリックします。 8-8 ネットワークゲームなどを使用する • USBポートを使用して いるときは、あらかじ め「7.4.1 USB ポート で通信する前に」(7 2 7 ページ)を参照し て、パソコンとネオを 通信できる状態にして ください。 「IP アドレス設定」をクリックします。 設定エリアに「IPアドレス設定」の設定項目が表示 されるので、 「プライマリ DNS アドレス」 、 「セカン ダリ DNS アドレス」に、NAT による接続をしたい プロバイダから指定された DNS アドレスを設定し ます。 8 ネットワークゲームなどを使用する 8-9 設定項目 設定値(例) 解説 ① プライマリ 133.***.***.*** プロバイダから指示されたプライマ リDNSサーバのIPアドレスを入力し ます。 ② セカンダリ 133.***.***.*** プロバイダから指示されたセカンダ リDNSサーバのIPアドレスを入力し ます。 入力したら「IPアドレス設定」画面の右上にある「設 定ボタン」をクリックします。 「設定完了」画面が表示されるので、「OK」ボタン をクリックします。 「接続先設定」をクリックします。 8-10 ネットワークゲームなどを使用する N A T による接続をしたいプロバイダを選んでク リックします。 画面上部の「基本設定」をクリックします。 「アドレス変換」の「NAT」をクリックしてから、画 面上部の「設定」ボタンをクリックします。 設定されると「設定完了」画面が表示されます。自 動発信に関する注意が表示されるので、よく読んで から「OK」ボタンをクリックします。 「管理者(詳細設定)」画面に戻ります。 8 ネットワークゲームなどを使用する 8-11 設定した値をネオに保存します。設定エリアの右上 にある「保存」ボタンをクリックします。 正常に設定され「保存完了」のメッセージが表示さ れるまで絶対にネオの電源を切らないでください。 メッセージが表示されると NAT によるプロバイダ 接続の設定は完了です。 パソコンを再起動します。あとは「7.5 インター ネットにアクセスし確認をする」 (7-34 ページ)に したがって接続し、アプリケーションを使用してく ださい。 8-12 ネットワークゲームなどを使用する • 通常の接続と NAT に よる接続を切り替えて 使いたいときは、通常 の接続と NAT による 接続の2つの設定を用 意し、必要に応じて 「接続先選択」で通常 の接続と NAT による 接続を切り替えてくだ さい。接続先選択につ いては「8.2.1 プロバ イダを手動で切り替え るには<接続先選択 >」 (8-4 ページ)をご らんください。 8.3.2 USB ポート接続のパソコンでの使い方< TA 接続> USB ポートでパソコンをつないでいる場合に、特別なアプリケーションを使う ときは、TA 接続を行います。 ルータによる接続では、回線を接続するのはネオになりますが、ネオを TA とし て機能させた場合はパソコン自身が接続を行うため、ネオはISDN回線とパソコ ンをつなぐ役割だけを果たします。このためネオの設定内容は、TA 機能でのイ ンターネット接続には影響しません。 【ルータ機能による接続】 neo INSネット64 複数のパソコンで 1本を共有 ルータが 回線を接続 8 Bチャネル 【TA 機能による接続】 neo INSネット64 パソコンが 回線を接続 パソコン1台で 1本を占有 Bチャネル • TA 接続は Windows 98 Second Edition / Windows 98 / Windows 95 パソコンの USB ポート で使用できる機能です。パソコンの OS が Windows 2000 / Windows NT 4.0、MacOS の場合 や LAN ポートでの接続の場合は使用できませんのでご注意ください。 • 使用したいアプリケーションがルータによる接続で使えるかどうかは、アプリケーションの作成 元にお問い合わせください。 • TA 接続をした場合、1 台のパソコンは ISDN 回線の 2 つの B チャネルのうちの 1 つを占有します。 ネットワークゲームなどを使用する 8-13 ネオをTAとして使用し、プロバイダ経由でインターネットへアクセスするため の設定と接続について説明します。あらかじめ「4.9.1 USB ポート用ドライバ のインストール」 (4-14ページ)の手順でパソコンにUSBドライバをインストー ルしてあることを確認してください。そのあと、TA 接続するための接続先を設 定します。ここでは仮に、接続名を「biglobe TA」として説明します。 • Windowsのバージョンや設定によっては、若干異なる画面が表示されたり、タスクトレイにアイ コン が表示されることがあります。 「スタート」ボタンをクリックして「プログラム(P) 」 →「アクセサリ」→( 「通信」Windows 98 のみ)→ 「ダイヤルアップネットワーク」を選択します。 「ダイヤルアップネットワーク」 画面が表示されます。 「新しい接続」アイコンをダブルクリックします。 接続するプロバイダ名に「biglobe TA」と入力し て、モデムは「 (PPP 64Kbps)COMSTARZ neo USB」を選択します。内容を確認したら「次へ」ボ タンをクリックします。 8-14 ネットワークゲームなどを使用する プロバイダの電話番号を入力し、内容を確認したら 「次へ」ボタンをクリックします。 「完了」ボタンをクリックします。 8 「ダイヤルアップネットワーク」画面に戻ります。 新しく作成したアイコンが表示されます。 ネットワークゲームなどを使用する 8-15 作成したアイコンをクリックして反転させてから、 「ファイル」メニューの「プロパティ」を選択します。 「biglobe TA」のプロパティ画面が表示されます。 「サーバーの種類」タブをクリックします。 「サーバーの種類」で「P P P : W i n d o w s 9 5 、 Windows NT 3.5、インターネット」または「PPP: WindowsNT Server、 Windows 98」 を選択します。 「詳細オプション」で「ネットワークへのログオン」 にチェックし、他のチェックは外します。 「使用できるネットワークプロトコル」では「TCP/ IP」をチェックし、ほかのチェックは外します。 「TCP/IP の設定」ボタンをクリックします。 8-16 ネットワークゲームなどを使用する プロバイダの案内にしたがって「プライマリ DNS」 と「セカンダリ DNS」の IP アドレスを設定します。 プロバイダからネームサーバーアドレス(DNS ア ドレス)が指定されている場合は「プライマリ DNS」と「セカンダリ DNS」の IP アドレスを設定 します。指定されていない場合はそのまま「OK」ボ タンをクリックします。 8 ダイヤルアップネットワークのプロパティに戻るの で「OK」ボタンをクリックすると「ダイヤルアッ プネットワーク」画面に戻ります。 以上で接続先の設定は終わりです。 ネットワークゲームなどを使用する 8-17 次に、接続の方法を説明します。 「ダイヤルアップネットワーク」画面で作成したア イコンをダブルクリックします。 「接続」画面が表示されます。 プロバイダから指定された「ユーザー名」と「パス ワード」を入力し、 「電話番号」を確認して、 「接続」 ボタンをクリックします。 • Internet Explorer を使 用する場合は、オプ ションでダイヤル接続 が選択されていること を確認してください。 8-18 ネットワークゲームなどを使用する ダイヤルが開始されます。 ↓ ↓ プロトコル、ユーザー名、パスワードの確認が正常 に終わると、 「biglobe TA に接続」ダイアログが表 示され、接続時間などの接続情報を確認できます。 WWW ブラウザ(Netscape Navigator または Internet Explorer)を起動します。 • Windows のバージョ ンや設定によってはタ スクトレイのアイコン で切断を行う必要が あります。 ネットワークゲームなどを使用する 8-19 8 ブラウザでコムスターズホームページ「みんなのコ ム ス タ ー ズ ・ ラ ン ド 」( U R L 「 h t t p : / / ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/」 )が表示されること を確認してください。表示に問題がなければ正常に 通信が行えたことを表します。 通信を終了する場合は、WWW ブラウザを終了し 「biglobe TA に接続」ダイアログの「切断」ボタン をクリックします。 8-20 ネットワークゲームなどを使用する 8.4 メールを快適に楽しむ ネオはメールを便利に使うさまざまな機能を備えています。 次ページ以降で、これらの機能を使うための設定方法について説明します。 メール着信確認 ネオがあらかじめ指定した時刻に回線へ接続し、電子メールの受信を確認しま す。 新しい電子メールがあった場合はメール確認ボタンの点滅やイルミネーショ ン表示のほか、メロディでもお知らせします。 確認はネオが自動的に行うので、 パソコンを起動してプロバイダに接続しなくて も、メールの到着を確認できます。 • メール確認ボタンを押して手動でのメール着信確認もできます。詳しくは「8.5フロントボタンを 使う」 (8-35 ページ)をごらんください。 メール取得 / 内容表示 メール着信確認時に確認したメールの内容を取得し、表示します。 • メール確認ボタンを押して手動でのメール取得もできます。詳しくは「8.5 フロントボタンを使 う」(8-35 ページ)をごらんください。 メール転送機能 メール着信確認 / 取得、内容表示の対象となっているアカウント宛てに届いた メールを、指定の宛先に対し、ネオが自動的に転送します。 • メール転送ボタンを押すことで、メール転送する / しないを切り替えることもできます。詳しく は「8.5 フロントボタンを使う」 (8-35 ページ)をごらんください。 メールを快適に楽しむ 8-21 8 8.4.1 メール着信確認 / 取得 / 内容表示の設定<メール設定> 「8.1.1 ネオの時刻設定方法」 (8-2 ページ)を参照 して、ネオの時刻を確認します。 スタート画面で「管理者(詳細設定) 」をクリック します。 ネオの設定画面で、設定エリアの「メール設定」を クリックします。 • これらの機能を使う と、ネオが自動的にプ ロバイダにアクセスす るので、電話代とプロ バイダへのアクセス料 金が発生します。 設定を誤ると多量の課 金が発生することがあ りますのでご注意くだ さい。 詳しくは添付の C D ROM に収録している 『FAQ集』の「メール着 信確認/取得/転送」を ごらんください。 • ネオの設定によっては 若干異なる画面が表示 されることもあります。 設定エリアの「新規追加」をクリックします。 8-22 メールを快適に楽しむ 設定エリアに「メール設定:[新規]」の設定項目が 表示されるので、各項目を以下の例にならって設定 してください。 また、メール着信時に特別メール(特定の人からの メールなど)があった場合にメロディーが流れた り、イルミネーションで表示されたりするよう設定 するには、「特別メール設定」も行ってください。 8 メールを快適に楽しむ 8-23 設定項目 設定値(例) 解説 ● 基本設定 ቢ 名称 ባ 接続先 ቤ POP3 サーバ ብ ポート番号 ቦ ユーザ ID ቧ パスワード 日電太郎 メール着信確認機能の使用者の名前 などを入力します。 kantan 利用者のメールサーバのある接続先 をリストボックスから選択します。 pop3.biglobe.ne.jp プロバイダから指定された P O P 3 サーバ(またはメールサーバ)のアド レスを入力します。 110 プロバイダから指定された P O P 3 サーバ(またはメールサーバ)の使用 ポート番号を入力します。特に指定 がなければ、110 です。 nichiden POP3 サーバ(またはメールサーバ) へ接続するためのユーザIDを入力し ます。 (※) naisyo POP3 サーバ(またはメールサーバ) へ接続するためのパスワードを入力 します。確認のため下の欄に、もう一 度入力してください。 毎日 20:30 メール着信確認を行う時間間隔、ま たは時刻を入力します。項目先頭の チェックボックスがチェックされて いる設定が有効となります。 ● スケジュール ቨ チェック間隔 ● 特別メール設定(例:花子さんまたは次郎さんからのメールを特別メールとする場合) ቩ メール着信メ ቩ ロディを ቩ 使用する - ቪ メロディ選択 やぎさんゆうびん 8-24 メールを快適に楽しむ 特別メールを受信したときにメロ ディを鳴らしたい場合はチェック します。 メロディの選択を「やぎさんゆうび ん」 「ハレルヤコーラス」 「ワルキュー レ」から選択できます。 - 特別メールを受信したときにネオ前 面のランプでイルミネーション表示 されるようにしたい場合はチェック します。 パターン 1 イルミネーションを 3 パターンの中 から選ぶことができます。 条件一致のみ 以下の条件のメールを特別メールと するのか、あるいはしないのか、また はすべてのメールを特別メールとす る(すべてのメールに対して着信メ ロディやイルミネーション表示を行 えます)のかを決定します。この場合 は以下の条件設定にあてはまるメー ルを特別メールとするため " 条件一 致のみ " を選択します。 ቫ メール着信イル ቫ ミネーションを ቫ 使用する ቭ イルミネー ቭ ション ቮ メールの種類 ቯ 発信者 特別メールとしたい(着信メロディ やイルミネーション表示を行いたい) [email protected] メールの発信者のメールアドレスを または [email protected] 入力します。2つまで入力でき、その 場合は「または」と「かつ」の条件を 選択します。 (※) プロバイダに接続するためのユーザ ID ではありません。 • チェック間隔は 1 日に 1、2 回の確認を行うように設定するのが適当です。短い間隔を設定する と、多量の課金が発生します。 • 特別メール設定の詳細については、添付の CD-ROM の『詳細設定マニュアル』の「メール確認設 定」をごらんください。 〈メロディ一覧〉 表示 曲名 作曲者名 やぎさんゆうびん やぎさんゆうびん 團 伊玖磨 ハレルヤコーラス Hallelujah Georg Frederic Handel ワルキューレ RIDE OF THE VALKYRIES WAGNER RICHARD WILHELM 許諾番号:T-0040235 メールを快適に楽しむ 8-25 8 各項目の入力が終了したら「設定」ボタンをクリッ クします。 「設定完了」と表示されたら「OK」ボタンをクリッ クします。 「メール設定」画面に戻ります。 複数のメール着信の設定を行うときは り返します。 ∼ を繰 すべての設定が完了したら「戻る」をクリックします。 正常に設定されると「管理者(詳細設定) 」画面に 戻ります。 ネオが電子メールの着信を確認すると、本体前面の メール確認ボタンの点滅やイルミネーション、メロ ディなどでお知らせします。 8-26 メールを快適に楽しむ 8.4.2 メール着信確認 / 取得 / 内容表示のしかた<メール表示> WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力します。ネオの「スター ト画面」が表示されたら、設定エリアの「メール着 信」をクリックします。 メール着信確認で設定してあるアカウント一覧が表 示されます。メールを見たいアカウントをクリック します。 アカウントに届いているメールの一覧が表示されます。 • USB ポートを使用して いるときは、あらかじめ 「7.4.1 USB ポートで通 信する前に」 (7-27ペー ジ)を参照して、パソコ ンとネオを通信できる 状態にしてください。 8 • メール取得、表示でき るのは、No.1∼No.5ま での 5 つのアカウント だけです。 • 取得するメールの件数 は 1 アカウントにつき 20件取得でき、一覧表 示されます。内容を一 覧表示できるのは最初 の 10 件までです。ま た、内容は512文字、全 角 256 文字まで表示し ます。 • POP3 サーバ(メール サーバ)からはメール は削除されません。 メールを快適に楽しむ 8-27 内容を表示したいメールの「表示」をクリックしま す。 メールの内容が表示されます。 ここで「確認」ボタンを押すとネオ本体前面のメー ル確認ボタンの点滅が消えます。 「戻る」をクリックすると「メール着信(アカウン ト一覧) 」画面に戻ります。 このほかの詳細な操作については添付 CD-ROM に 収録している『詳細設定マニュアル』の「メール着 信ページ(全体) 」、 「メール着信ページ(個人) 」を ごらんください。 8-28 メールを快適に楽しむ •「メール確認設定」で、 “メール機能を上記 ID、 パスワードでアクセス 保護する”をチェック している場合は、各ア カウントごとに、メー ルの表示をする際にパ スワードを入力する必 要があります。 • 複数の方でネオを使用 しメール着信確認 / 表 示を行う場合は、必ず パスワードを設定して 使用してください。 8.4.3 メール転送のしかた<転送設定> メール着信確認 / 取得、内容表示の対象となっているアカウント宛てに届いた メールを、指定の宛先に対し、ネオが自動的に転送するように設定します。 転送の条件は宛先、発信者、表題で指定できます。 設定項目の詳細は添付の CD-ROM に収録されている『詳細設定マニュアル』の 「メール転送設定ページ」をごらんください。 WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力します。ネオの「スター ト画面」が表示されたら、設定エリアの「管理者(詳 細設定) 」をクリックします。 • USBポートを使用して いるときは、あらかじ め「7.4.1 USB ポート で通信する前に」(7 27)を参照して、パソ コンとネオを通信でき る状態にしてください。 8 メールを快適に楽しむ 8-29 設定エリアの「メール設定」をクリックします。 設定エリアの「転送設定」をクリックします。 8-30 メールを快適に楽しむ 設定エリアに「転送設定」の設定項目が表示される ので、各項目を設定してください。 例 1:花子さんと次郎さんからきたメールのうち、 表題に「至急」と書かれているものだけを転 送するとき <例 1 の設定> 設定項目 設定値(例) 8 解説 日電太郎 「メール設定ページ」 で設定してあるアカ ウントの中から転送するアカウントを指 定します。アカウントがない場合は設定 できないので、その場合はメール設定 ページで先にメール着信 / 取得機能を設 定してください。 ② 転送先アドレス taro_tensosaki @nec.co.jp 転送先のメールアドレスを入力します。 ③ 転送に使用する SMTP サーバ mail.nec.co.jp 転送元の SMTP サーバ(通常はメール設 定で行っている「POP3 サーバ」と同じ) のアドレスを入力します。 ④ メール転送を行う チェック ① 転送を行う アカウント チェックします。 次ページへ続く メールを快適に楽しむ 8-31 ⑤ 転送条件 ⑥ 発信者 ⑦ 表題 転送する条件 以下の条件で転送するのか、 あるいは以下 の条件で転送しないのかを選択します。 例 1の場合は条件に当てはまるメールを転送 するので“転送する条件”を選択します。 [email protected] または [email protected] 転送したいメールの発信者のメールアド レスを入力します。 2つまで入力できます。2つ入力した場合 は「または」の条件を選択します。 至急 転送したいメールの表題に含まれる文字 を入力します。 2つまで入力できます。2つ入力した場合 は「または」と「かつ」どちらかの条件 を選択します。 例 2:メーリングリストA とB のメールだけを除い て、ほかのメールすべてをiモードの端末に転 送するとき 8-32 メールを快適に楽しむ <例 2 の設定> 設定項目 設定値(例) 解説 日電太郎 「メール設定ページ」 で設定してあるアカ ウントの中から転送するアカウントを指 定します。アカウントがない場合は設定 できないので、その場合はメール設定 ページで先にメール着信 / 取得機能を設 定してください。 ② 転送先アドレス taro_imode@ docomo.ne.jp 転送先のメールアドレスを入力します。 ③ 転送に使用する SMTP サーバ mail.docomo.co.jp 転送元の SMTP サーバ(通常はメール設 定で行っている「POP3 サーバ」と同じ) のアドレスを入力します。 ④ メール転送を行う チェック ① 転送を行う アカウント ⑤ 転送条件 ⑥ 表題 ⑦ 転送する本文の ⑦ 文字数を指定する ⑧ 半角???文字 チェックします。 転送しない条件 以下の条件で転送するのか、あるいは以 下の条件で転送しないのかを選択します。 例 2 の場合は条件に当てはまるメールを 転送しないので“転送しない条件”を選 択します。 A-ML または B-ML 転送したいメールの表題に含まれる文字 を入力します。 2つまで入力することができます。2つ入 力した場合は「または」と「かつ」どち らかの条件を選択します。 チェック 500 チェックします。 転送先で受信するメールの文字数の制限 をしている場合は、その制限文字数を入 力してください。 i モードの場合は半角で 500 文字に制限 されているので、“500”を入力します。 メールを快適に楽しむ 8-33 8 各項目の入力が終了したら「設定」ボタンをクリッ クします。 「設定完了」と表示されたら「OK」ボタンをクリッ クします。「メール設定」画面に戻ります。 正常に設定され「設定完了」のメッセージが表示さ れるまで絶対に本体の電源を切らないでください。 メッセージが表示されるとネオの設定は完了です。 メール着信確認を行ったと同時に、メールの転送が 行われます。 8-34 メールを快適に楽しむ 8.5 フロントボタンを使う 3 つのフロントボタンにはネオを便利に使う機能があります。またボタン自 体にランプがついているので、ランプの点灯や点滅で、新しいメールの到着 や装置の状態を確認することができます。 ランプの点灯 / 点滅状態の詳細については、 「2.4 ランプの点灯」(2-8 ペー ジ)をごらんください。 メール転送ボタン ボタンを押すたびに TEL ポートの着信転送とメール転送の設定の有無を切り替 えることができます。 メール転送については「8.4.3メール転送のしかた<転送設定>」 (8-29ページ) を、TEL ポートの転送については添付の CD-ROM に収録されている『詳細設定 マニュアル』の「TEL1/2 ポート設定」をごらんください。 メール確認ボタン ボタンを軽く押してから1秒以内に離すと、メール着信確認/取得を開始します。 あらかじめ「8.4.2 メール着信確認 / 取得 / 内容表示のしかた<メール表示>」 (8-27 ページ)を参照し、設定してください。 新着メールがあると、ランプの点灯およびメロディで到着を知らせます。 メロディが鳴っているときにいずれかのボタンを押すと、 メロディが止まります。 • メール着信確認を行うと回線に接続するので、 電話代とプロバイダへのアクセス料金が発生します。 フロントボタンを使う 8-35 8 接続 / 切断ボタン ● 軽く押したときは データ通信をしていない状態(接続 / 切断ボタンのランプが消えている)で、 ボタンを軽く押してから 1 秒以内に離すと、 「接続先選択」画面で有効になっ ている接続先(優先接続先)に接続します。逆に回線接続中(接続 / 切断ボタ ンのランプが点灯、または点滅している)にボタンを軽く押してから 1 秒以 内に離すと、現在接続しているすべての回線を切断します。ただしTA機能で の通信時、電話やファクスでの接続時は回線は切断されません。 ● 押し続けたときは ボタンを3秒以上押し続けてから離すと、自動接続の禁止/許可を切り替えま す。自動接続が禁止になっているときは接続/切断ボタンのランプが緑と橙に 交互に点滅します。 または B チャネル 1 つによる通常のデータ通信と、マルチリンク PPP による B チャネル 2 つを使用した通信の切り替えができます。 設定ウィザードや「かんたん設定」で「プロバイダに自動接続する」にチェッ クしていても、このボタンを使って自動接続を禁止にした場合は、手動で接続 を行います。 • 手動接続機能およびマルチリンク増減機能は工場出荷時は無効の設定になっています。有効の設 定をするには添付の CD-ROM に収録されている『詳細設定マニュアル』の「フロントボタン」を ごらんください。 • 押し続けたときに、ボタンを使ってどちらの機能を切り替えるかの設定は、添付CD-ROMに収録 されている『詳細設定マニュアル』の「フロントボタン」をごらんください。 8-36 フロントボタンを使う 8.6 テレホーダイ対応の設定をする テレホーダイ時間帯だけにルータによる自動接続を許可したり、無通信切断 タイマーの自動切断時間を変更したりできます。 テレホーダイ対応の機能を使用するときは、正しい時刻を設定していないと 多量の課金が発生するおそれがあります。テレホーダイ対応の機能を設定す る前に「8.1.1 ネオの時刻設定方法」 (8-2 ページ)を参照して、ネオの時刻 設定を確認してください。 設定の内容によって、下記のページを参照し設定してください。 ● テレホーダイの時間帯だけ自動での接続を許可する 「8.6.1 テレホーダイ時間帯だけ自動でアクセスする設定<自動発信>」 (8-38 ページ) ● テレホーダイの時間帯の自動切断時間を変更する 「8.6.2 テレホーダイ時間帯だけ接続時間を長くする設定<自動切断時間 の変更>」 (8-41 ページ) ● テレホーダイの時間帯はマルチリンク PPP 接続をする 「8.6.3 テレホーダイ時間帯だけ 128kbps で快適に使う設定<マルチリン ク PPP 接続>」 (8-44 ページ) 8 テレホーダイ対応の設定をする 8-37 8.6.1 テレホーダイ時間帯だけ自動でアクセスする設定 <自動発信> WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力します。ネオの「スター ト画面」が表示されたら、設定エリアの「接続先設 定」をクリックします。 設定エリアに接続先設定の画面が表示されます。 設定したい接続先をクリックします。 設定エリアに接続先設定の設定項目が表示さます。 8-38 テレホーダイ対応の設定をする • USB ポートを使用して いるときは、 あらかじめ 「7.4.1 USBポートで通 信する前に」 (7-27ペー ジ)を参照して、パソコ ンとネオを通信できる 状態にしてください。 • ネオの設定によっては 若干異なる画面が表示 されることもあります。 「発信に関する設定」をクリックします。 設定エリアに「発信に関する設定」の設定項目が表 示されます。 各項目を以下の例にならって設定します。 設定項目 設定値(例) 解説 ● 発信に関するオプション設定 ① 自動発信 ② 次の時間 内は自動 発信しない チェック チェックボックスを チェックします。チェッ クしてあるとネオがこの 接続先に自動的に発信し ます。 チェック チェックボックスを チェックします。 チェックボックス右に設 定されている時間は、こ の接続先に対してルータ は自動発信をしなくなり ます。 8 • 時刻設定をしていない と、 「次の時間内は自動 発信しない」の機能は、 正しく動作せず、多量 の課金が発生するおそ れがあります。 テレホーダイ対応の設定をする 8-39 設定項目に入力したら、接続先別設定画面右上の 「設定」ボタンをクリックします。 正常に設定が終了すると「管理者(詳細設定) 」画 面に戻ります。 設定した値をネオに保存します。設定エリアの右 上にある「保存」ボタンをクリックします。 正常に設定され「保存完了」のメッセージが表示さ れるまで絶対に本体の電源を切らないでください。 メッセージが表示されるとネオの設定は完了です。 8-40 テレホーダイ対応の設定をする 8.6.2 テレホーダイ時間帯だけ接続時間を長くする設定 <自動切断時間の変更> ネオは工場出荷時の設定では無通信の状態が120秒続くと、自動的に回線を切 断します。この 120 秒の時間を自動切断時間といいます。ネオでは時間帯に よってこの時間を変更したり切断しないように設定できます。 WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力します。ネオの「スター ト画面」が表示されたら、設定エリアの「管理者(詳 細設定) 」をクリックします。 ネオの設定画面で、設定エリアの「接続先設定」を クリックします。 • USB ポートを使用して いるときは、 あらかじめ 「7.4.1 USBポートで通 信する前に」 (7-27ペー ジ)を参照して、パソコ ンとネオを通信できる 状態にしてください。 接続先設定の画面が表示されます。 8 設定したい接続先をクリックします。 接続先設定の設定項目が表示されます。 • ネオの設定によっては 若干異なる画面が表示 されることもあります。 テレホーダイ対応の設定をする 8-41 「自動切断設定」をクリックします。 「自動切断設定」の設定項目が表示されます。 各項目を以下の例にならって設定します。 設定項目 設定値(例) 解説 ● 自動切断設定 ① 自動切断無効 / 変更 ② この時間帯の 自動切断時間 8-42 チェック 0 チェックボックスをチェック します。チェックボックス右に 設定されている時刻の間は、 この接続先に対してネオは自 動切断を無効にするか自動切 断時間を変更します。工場出 荷時にはテレホーダイ時間帯 にあわせて“23:00-7:55”が設 定されています。 ①で設定した時間帯の自動切 断時間を設定します。自動切断 をしたくないときは 0 を入力 します。自動切断時間を変更 するときは希望の時間を入力 します。 テレホーダイ対応の設定をする • 時刻設定をしていない と、 「自動切断無効/変 更」の機能は正しく動 作せず、多量の課金が 発生するおそれがあり ます。 • 工場出荷時の自動切断 時間は 0 に設定されて います。 すべての設定項目に入力したら、接続先別設定画面 右上の「設定」ボタンをクリックします。 正常に設定が終了すると「管理者(詳細設定) 」画 面に戻ります。 設定した値をネオに保存します。設定エリアの右 上にある「保存」ボタンをクリックします。 8 • 自動切断無効/変更の 設定にかかわらず、プ ロバイダによっては、 一定時間無通信状態が 続くと、接続を切断さ れることがあります。 正常に設定され「保存完了」のメッセージが表示さ れるまで絶対に本体の電源を切らないでください。 メッセージが表示されるとネオの設定は完了です。 テレホーダイ対応の設定をする 8-43 8.6.3 テレホーダイ時間だけ 128kbps で快適に使う設定 <マルチリンク PPP 接続> マルチリンクPPP接続による通信(128kbps)では、通常のPPP接続(64kbps) より高速な通信が行えます。しかしその分、通話料が 2 回線分かかるため、テレ ホーダイの契約をしている場合は、通常の時間帯はPPP接続による通信を行い、 通話料金が固定の時間帯(テレホーダイの時間帯)にはマルチリンク PPP 接続 による通信を行うように設定すると、通常の通話料のまま、快適に高速な通信を 楽しむことができます。 テレホーダイの時間帯だけマルチリンク PPP 接続をするには、次の手順を行い ます。 • マルチリンク PPP 接続をするには、接続するプロバイダがマルチリンク PPP に対応している必要 があります。マルチリンク PPP に対応しているかどうかは、プロバイダにお問い合わせください。 あらかじめ「かんたん(基本設定) 」でマルチリン ク PPP で接続する設定と、通常の PPP 接続をする 2 つの接続先を設定します。 その後「管理者(詳細設定) 」画面から「接続先選 択」にアクセスし、PPP接続の接続先を通常使用す る接続先に設定します。 「時間帯による接続先変更」でマルチリンクPPP接続 の接続先を指定し、その後設定を保存します。 8-44 テレホーダイ対応の設定をする 8.7 外出先のパソコンからネオにアクセスする 8.7.1 外出先のパソコンからのアクセスとは 外出先のパソコンからの接続とは、ネオとは別の ISDN 回線に接続している パソコンからネオにダイヤルアップ接続し、ネオのネットワークに接続する ことです。外出先のパソコンなどからネオにアクセスできます。 • パソコンに限らず TCP/IP 通信に対応した通信機器からの接続が可能です。 ここではパソコンを例に挙げていますが、同様の設定をすれば TCP/IP 通信に対応した他の機器 からの接続もできます。 外出先のパソコン neo • ネオにリモート着信できるのは ISDN 回線からの発信だけです。アナログ回線や携帯電話、PHS などからは着信できません。 外出先のパソコンからネオにアクセスする 8-45 8 8.7.2 外出先のパソコンの設定 ネオとリモート端末との間で通信を行うためには、ネオだけでなく外出先の パソコン側にも設定が必要です。 以下の例を参考にして外出先のパソコンなどの設定をしてください。 設定項目 設定値(例) 解説 △△ - △△△△ - △△△△ ネオが接続している回線の電話番号を設定し ます。 ログイン名(発信) REMOTEPC 発信時にリモート端末から送信するログイン 名を入力します。 パスワード(発信) naisyo 発信時に外出先のパソコンから送信するパス ワードを入力します。 電話番号 • ここではネオから取得したIPアドレスを使用しての設定例を紹介していますが、IPアドレスを発 信側の機器に固定で設定しての通信も可能です。 • そのほかの外出先のパソコンの設定については、その機器のマニュアル、ヘルプなどを参照して ください。 8-46 外出先のパソコンからネオにアクセスする 8.7.3 ネオの設定<接続先設定> WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力します。ネオの「スター ト画面」が表示されたら、設定エリアの「管理者(設 定) 」をクリックします。 ネオの設定画面で、設定エリアの「接続先設定」を クリックします。 接続先設定の画面が表示されます。 • ネオの設定によっては 若干異なる画面が表示 されることもあります。 8 新規に外出先のパソコンからの接続用の接続先を登 録するには、「新規追加」をクリックします。 接続先設定の設定項目が表示されます。 外出先のパソコンからネオにアクセスする 8-47 各項目を以下の例にならって設定します。 8-48 外出先のパソコンからネオにアクセスする 設定項目 設定値(例) 解説 ● 基本設定 ① 接続先名 ② アドレス変換 ③ 接続先 IP アドレス REMOTEPC リモート端末の名前等を 設定します。 しない アドレス変換をしないで通 信する設定をします ( デ フォルト値は「NATe」で す) 。 172.16.1.1 リモート端末が使用する IPアドレスを入力します。 ● 着信に関するオプション設定 ④ ログイン名 ⑤ パスワード REMOTEPC リモート端末から送られ てくるログイン名を入力 します。 naisyo リモート端末から送られ てくるパスワードを入力 します。 8 すべての設定項目を入力したら、接続先設定画面右 上の「設定」ボタンをクリックします。 設定が正常に終了すると「管理者(詳細設定) 」画 面に戻ります。 外出先のパソコンからネオにアクセスする 8-49 設定した値をネオに保存します。設定エリアの右上 にある「保存」ボタンをクリックしてください 正常に設定され「保存完了」のメッセージが表示さ れるまで絶対に本体の電源を切らないでください。 メッセージが表示されるとネオの設定は完了です。 「8.7.4 外出先のパソコンからのアクセスのしかた」 (8-51 ページ)にて接続の確認を行ってください。 8-50 外出先のパソコンからネオにアクセスする 8.7.4 外出先のパソコンからのアクセスのしかた 外出先のパソコンからの接続方法について説明します。 外出先のパソコン IPアドレス :192.168.1.1 neo 電話番号 :△△-△△△△-△△△△ 外出先のパソコンからネオの電話番号(例△△ - △△ △△ - △△△△)に発信します。 回線が接続することを、ネオの接続 / 切断ボタンま たは、外出先のパソコンの表示などで確認してくだ さい。 回線が接続したら、 外出先のパソコンからネオのネッ トワーク内の機器のI Pアドレス(例192.168.1.1)に 通信してください。 通信の方法はご使用になるリモート端末やアプリ ケーション(例:PING)のマニュアル、ヘルプなど をごらんください。 ネットワーク内の機器から応答があれば、正常に通 信できたことを表します。 • 接続がうまくいかない 場合は「10.7 外出先パ ソコンからのアクセス 時のトラブル」 (10-19 ページ)をごらんくだ さい。 • ネオからは「PING 試 験」画面でPINGを実行 できます。 詳しくは添付の C D ROM に収録されてい るされている『詳細設 定マニュアル』をごら んください。 • 外出先のパソコンが Windows パソコンで、 Windows のファイル 共有をする場合は 「8.8 Windows のファ イルを共有する」(8 52ページ)をごらんく ださい。 外出先のパソコンからネオにアクセスする 8-51 8 8.8 Windows のファイルを共有する 外出先の Windows パソコンとネオの LAN ポートに接続したパソコンとで Windowsのファイル共有を行い、 外出先のパソコンからネオのネットワーク にある Windows パソコンのファイルを閲覧する方法について説明します。 • 紹介する構成でWindowsのファイル共有を行うには、ある程度 Windowsパソコンの知識が必要 になります。 十分な知識をお持ちでない場合は、 ここで紹介するWindowsのファイル共有は行わないでください。 あらかじめ以下の設定をしてください。 ○「8.7.2 外出先のパソコンの設定」 (8-46 ページ)∼「8.7.3 ネオの設定<接続先設定>」 (8-47 ページ) ○ ネオのネットワークのパソコンと外出先のパソコンの両方に次のように設定します。 「スタートボタン」をクリックし、 「設定」→「コントロールパネル」→「ネットワーク」の「ネッ トワーク設定」で、Microsoft ネットワーク共有サービスのインストールと、「ファイルとプリ ンタの共有」で、ファイルとプリンタを共有できるように設定します。 8.8.1 ネオのネットワークのパソコンの設定 ネオのネットワークにあるパソコンのコンピュータ名とワークグループを設定し ます。 「コントロールパネル」内の「ネットワーク」の「ユーザー情報」 (OS によっては 名称が異なります)を開いて、例を参考に設定してください。 パソコン 外出先のパソコン IP アドレス(例) ワークグループ(例) 名前(例) 172.16.1.1 PLANET-NET pluto ネオに接続して いるパソコン(1) 192.168.1.49 PLANET-NET EARTH ネオに接続して いるパソコン(2) 192.168.1.50 PLANET-NET VENUS • ワークグループと名前はお好きなものでかまいません。ただしワークグループはすべてのパソコ ンに同じものを設定してください。 8-52 Windows のファイルを共有する 8.8.2 外出先のパソコンの設定 外出先のパソコンのLmhostsファイルを編集し、ネオのネットワークにある パソコンの IP アドレスを設定します。ここでは仮に「EARTH」と「VENUS」 のアドレスを設定します。 \ Lmhosts ファイルを検索します。Lmhosts.sam と いうファイルが以下の場所にあります。 Windows 98/95 WINDOWS Windows 2000/NT4.0 WINNT¥SYSTEM32¥DRIVERS¥ETC Lmhosts.sam を同じディレクトリにコピーして ファイル名を“Lmhosts” (拡張子を削除)に変更 してください。 Lmhosts ファイルを編集します。 メモ帳などのテキストエディタで Lmhosts ファイ ルを以下のとおり編集してください。 また編集後は必ずファイルを保存してください。 8 Lmhosts ファイルの末尾に以下を追加します。 192.168.1.49 192.168.1.50 EARTH VENUS #PRE #PRE Windows のファイルを共有する 8-53 Lmhosts の設定を有効にします。 Windows 98/95はMS-DOSプロンプト、Windows 2000/NTはコマンドプロンプトから「>nbtstat -R」 を実行します。なお、この手順は LMHOSTS ファ イルを編集した直後に実行する必要があります。コ ンピュータを再起動した場合などは自動的に LMHOSTSファイルの内容が読み込まれるので、こ の手順を実行する必要はありません。 コマンドプロンプトが起動します。 C:\>nbtstat -R Successful purge and preload of the NBT Remote Cache Name Table. C:\> 8-54 Windows のファイルを共有する Lmhosts の設定が有効になったことを確認します。 Windows 98/95はMS-DOSプロンプト、Windows 2000/NTはコマンドプロンプトから「>nbtstat -c」 を実行します。 Node IpAddress: [] Scope Id: [] NetBIOS Remote Cache Name Table Name Type Host Address Life [sec] ----------------------------------------------------------EARTH<03> UNIQUE 172.168.1.49 -1 EARTH<00> UNIQUE 172.168.1.49 -1 EARTH<20> UNIQUE 172.168.1.49 -1 VENUS<03> UNIQUE 172.168.1.50 -1 VENUS<00> UNIQUE 172.168.1.50 -1 VENUS<20> UNIQUE 172.168.1.50 -1 C:\> 8 設定したパソコンのアドレスが図のように表示され ていれば、設定が有効になっています。表示されな い場合はもう一度 Lmhosts ファイルの設定を確認 してください。 また、Lmhosts ファイルに拡張子がついていない ことを確認してください。 Windows のファイルを共有する 8-55 8.8.3 ネオの設定<接続先設定> WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力します。ネオの「スター ト画面」が表示されたら、設定エリアの「管理者(詳 細設定) 」をクリックします。 ネオ設定画面で、設定エリアの「NetBIOS フィル タ」をクリックします。 NetBIOSフィルタの画面が表示されます。 「NetBIOS フィルタを解除する」ボタンをクリックします。 8-56 Windows のファイルを共有する • 工場出荷時には不正な 回線接続を確実に防ぐ ために、Windows の ファイル共有のプロト コル(NetBIOS)をフィ ルタしています。フィ ルタを解除すること で、ネオを介してファ イル共有の通信が可能 になります。 • NetBIOSによる不正な 回線接続の制御は各接 続先別でも設定されて いるので、各接続先の 設定で「NetBIOS によ る発信禁止」の項目を 解除しなければ、 NetBIOSフィルタを解 除してもNetBIOSによ る不正な回線接続は抑 制されます。 ただし一度接続すると NetBIOSパケットの定 期的な送受信(900 秒 間隔)によって回線が 切断されなくなる可能 性があります。自動切 断時間を(900 秒)よ り充分小さい値に設定 してください。 「現在 LAN 側 NetBIOS フィルタが解除されていま す。 」の表示を確認したら、NetBIOS フィルタ画面 左上の「戻る」をクリックします。 正常に設定が終了すると「管理者(詳細設定) 」画 面に戻ります。 設定した値をネオに保存します。設定エリアの右 上にある「保存」ボタンをクリックします。 8 正常に設定され「保存完了」のメッセージが表示さ れるまで絶対に本体の電源を切らないでください。 メッセージが表示されるとネオの設定は完了です。 Windows のファイルを共有する 8-57 8.8.4 外出先のパソコンからのファイルの閲覧 「外出先のパソコン」からファイルを閲覧するための操作を、ファイル名 「EARTH」を例に説明します。 外出先のパソコンから、ネオに接続します。 「8.7.4 外出先のパソコンからのアクセスのしかた」 (8-51 ページ)を参照してください。 外出先パソコンのWindowsのスタートボタン→検 索」の「ほかのコンピュータ」を選択します。 検索ダイアログで「EARTH」を検索します。正常 に検索されると、検索結果を表示するウインドウに 「EARTH」が表示されます。 検索結果のウインドウに表示された「EARTH」を ダブルクリックすると、 「EARTH」内のファイルを 閲覧できます。 8-58 Windows のファイルを共有する • あらかじめ、閲覧する フォルダは「プロパ ティ」→「共有」で、 「共 有する」に設定してく ださい。 • 閲覧できなかった場合 は外出先のパソコン に、Windowsのログオ ンする設定をしてくだ さい。Windowsのログ オンに関する設定はコ ントロールパネルの 「ユーザ」、「パスワー ド」で行えます。 8.9 その他の便利な使い方 8.9.1 WWW ブラウザで設定できる項目<詳細設定一覧> WWW ブラウザで「http://setup.comstarz/」にアクセスし、「スタート」 画面から「管理者(詳細設定)」をクリックすると「管理者(詳細設定)」画 面が表示されます。 「管理者(詳細設定)」画面には、ネオの詳細な設定などをするための各設定 画面へのリンクなどがあります。 これら設定画面の詳細については添付 CD-ROM に収録されている『詳細設 定マニュアル』をごらんください。また設定画面の操作方法については「付 録 設定画面の基本的な操作」(付録 -2 ページ)をごらんください。 名称 内容 ●設定 かんたん設定 インターネットへアクセスするための標準的な設定をします。 装置全体設定 装置全体に関わる項目について設定します。 IP アドレス設定 装置の IP アドレスおよびプラグ&プレイ(DHCP)用 IP アドレスを設定します。 接続先設定 接続先(プロバイダ)に対する詳細な設定をします。 接続先選択 通常使用する接続先(プロバイダ)を選択します。 フィルタ設定 装置のセキュリティに関する IP パケットのフィルタを 行います。 NetBIOS フィルタ設定 NetBIOS の通信で使用する TCP/UDP ポートのフィルタ リング使用を設定します。 独占機能設定 独占機能の設定をします。 WAN 側操作設定 WAN 側に接続された接続先から、WWW ブラウザで設定 画面にアクセスを許可するか許可しないかを設定します。 発信者番号認証 発信者番号認証について設定します。 アドレス変換テーブル設定 アドレス変換制御の設定で NAT を選択した場合のアド レス変換テーブルを設定します。 その他の便利な使い方 8-59 8 名称 内容 NATe 拡張設定 アドレス変換でNATeを使用しているときの拡張設定を します。 RIP 設定 RIP に関する設定をします。 プロキシ ARP 設定 プロキシ ARP を使用して通信するときに設定します。 端末名称設定 端末の名称を設定します。 DNS ルーティング ドメイン名やポート番号で接続先(プロバイダ)を 指定する設定をします。 ソースアドレスルーティング パケットの送信元(ソース)IP アドレスにより接続先 (プロバイダ)を指定する設定をします。 TA 機能関連設定 TA 機能に関連する設定をします。 時刻設定 日付と時間を手動または自動で設定します。 メール設定 メール着信確認 / 取得 / 転送機能の設定をします。 ボリューム設定 ネオが出す各種音のボリュームの設定をします。 フロントボタン設定 前面のボタンの設定をします。 省電力モード設定 省電力の設定をします。 パスワード設定 初期化設定 「管理者(詳細設定) 」画面のパスワードと、TELNET の パスワードを設定します。 設定を初期化します。 ●アナログポート アナログポート全体設定 TEL1/2 ポート両方に関する設定をします。 TEL1 ポート設定 TEL1 ポートの設定をします。 TEL2 ポート設定 TEL2 ポートの設定をします。 アナログポート通話履歴 アナログポートの通話履歴を表示します。 8-60 その他の便利な使い方 名称 内容 ●管理操作 手動接続 手動で回線を接続 / 切断する操作ができます。 PING 試験 ネオから PING を行います。 WAN 状態 WAN ポートの状況を確認できます。 課金情報 使用した電話料金、プロバイダ料金の累計と接続時間の 累計を表示します。 課金管理電話番号登録 アナログポートの課金情報を管理する電話番号を登録 します。 LAN 状態 LAN ポートに関する情報を表示します。 ルーティングテーブル ルーティングの情報を表示します。 ARP テーブル ARP 情報の一覧を表示します。 ログ表示 通信が正常にできない場合の解析などに使用するログを 表示します。また、ログをテキスト形式でパソコンに 取得できます。 リブート(再起動) ネオを再起動します。 ●その他 バージョン情報 現在のファームウェアのバージョンを表示します。 また、ここからファームウェアをバージョンアップする ためのページにジャンプします。 保存設定 取得/反映 設定内容をパソコンに取得したり、取得した設定内容を 装置に反映させたりすることができます。 その他の便利な使い方 8-61 8 8.9.2 ネオのファームウェアを新しくするには <バージョンアップ> 「管理者(詳細設定)」画面の「その他」メニューにある「バージョン情報」を クリックすると、現在のファームウェアバージョンを確認できます。また、弊 社 ホ ー ム ペ ー ジ 『 み ん な の コ ム ス タ ー ズ ・ ラ ン ド 』( h t t p : / / ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/)からダウンロードした新バージョンの ファームウェアをWWWブラウザからネオへアップロード(バージョンアッ プ)できます。 • バージョンアップの作業中にパソコンのサスペンド、スリープ、スクリーンセーバーの省電力な どの機能が働くと、バージョンアップに失敗することがあります。あらかじめこれらの機能は停 止させてからバージョンアップをしてください。 •「バージョンアップに失敗しました」と WWW ブラウザに表示された場合はネオの電源は切らず にもう一度バージョンアップをしてください。 • バージョンアップには数分かかります。途中で作業を中断したり、電源を切ったりすると、バー ジョンアップに失敗し、ファームウェアが破損します。 • バージョンアップに失敗した場合、ネオのファームウェアが破損し正常に起動しなくなることが あります。 この場合、修復ツールを使用して、USBポートに接続したパソコンからネオを修復することがで きます。バージョンアップの前に必ず、 『みんなのコムスターズ・ランド』から修復ツールを取得 してください。 修復ツールがない場合、ファームウェアの破損時には販売店やサービスセンターに持ち込んでの 修理となります。 8-62 その他の便利な使い方 8.9.3 課金情報の確認<管理操作> 使用した電話料金とプロバイダ料金、 および接続時間のそれぞれの累計をデータ 通信とアナログ通信にわけて表示します。 「管理者(詳細設定)」画面の「管理操作」メニューからアクセスできます。 • 表示される課金情報累計は、あくまでも目安としてください。実際に請求される料金とは異なる ことがあります。 8.9.4 ネオの設定値のバックアップ<保存設定取得 / 反映> 「管理者(詳細設定)」画面の「その他」メニューにある「保存設定 取得 / 反映 ページ」ではネオの設定値をファイルとして取得でき、また取得した設定値をネ オに反映できます。設定値のバックアップとして利用できます。 • 反映した設定を有効にするには一度ネオを再起動してください。 • 着信メールに関する情報(メール内容、着信の有無) 、ログ表示、時刻設定の内容は取得 / 反映さ れません。 • バージョンアップ機能または保存設定 取得/反映機能を使用するためには、 Netscape Navigator (Communicator) 2.0[ja]以降、または Internet Explorer 4.0x 以降を使用してください。 ただし MacOS では Internet Explorer 4.0 は使用できません。 その他の便利な使い方 8-63 8 8-64 9 添付 CD-ROM 9 9-1 9.1 添付 CD-ROM を見る 添付の CD-ROM にはネオを便利に使うための情報が掲載されています。添 付 CD-ROM の見かたについて説明します。 Windows 2000/98/95/NT4.0 の場合 添付 CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブに セットします。 メニューが起動します。 メニューの中から項目を選択しクリックします。 • 添付 CD-ROM をご使 用になる前に必ず、 C D - R O M に収録の 「readme.txt」をお読み ください。 参考 ● メニューが起動しない場合 添付 CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブに セットします。 • ご使用のパソコンのOS や WWW ブラウザの設 定によっては、違いが でることがあります。 マイコンピュータを開き、CD-ROM のアイコンを ダブルクリックします。 「index.htm」をダブルクリックします。 WWW ブラウザが開いてメニュー画面が表示されるの で、 メニュー画面の中から項目を選択しクリックします。 MacOS の場合 添付 CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブに セットします。 CD-ROM のウインドウが表示されます。 「index.htm」をダブルクリックします。 WWW ブラウザが開いてメニュー画面が表示されるの で、 メニュー画面の中から項目を選択しクリックします。 9-2 添付 CD-ROM を見る • ウインドウが自動的に 表示されないときは CD-ROM のアイコン をダブルクリックして ください。 9.2 添付 CD-ROM の収録内容 本マニュアル 本書と同じ内容を PDF ファイル形式で収録しています。 詳細設定マニュアル ネオの設定に関する詳細な説明を収録しています。 本マニュアルに記載していな い詳細な設定をする場合にお読みください。 FAQ 集 ネオの設定、機能等に関するよくある質問を集めてあります。ネオの操作で、わ からないことがあれば、まずこちらを参照してください。 USB 関連(Windows 98/95 対応) ネオの USB ポートを使った通信を行うための情報と、そのアンインストーラを 収録しています。 USBポート用ドライバのインストールとアンインストールについては 「4.9 USB ポートにパソコンを接続する」(4-13)をごらんください。 ※ USBポートはWindows 98SE/98/95で使用できます。ただしWindows 95 の場合、バージョンが OSR2.1 以降である必要があります。 9 設定ウィザード(Windows 98/95、MacOS 対応) ネオとパソコンの設定を行うためのウィザードを収録しています。 使い方につい ては「5. 設定ウィザードを使った設定」 (5-1 ページ)をごらんください。 その他 そのほかにも Netscape Communicator、Acrobat Reader などを収録してい ます。 • 添付 CD-ROM をご使用になる前に必ず、CD-ROM に収録の「readme.txt」をお読みください。 • PDF ファイルを参照するには Adobe Acrobat Reader が必要です。Adobe Acrobat Reader は 添付 CD-ROM の reader フォルダに収録しています。readme.txt ファイルを参照してパソコンに インストールしてください。 添付 CD-ROM の収録内容 9-3 9-4 10 困ったときには 10 10-1 10.1 ネオ起動時のトラブル ネオを使用して、思ったように動作しないときにごらんください。また添付の CD-ROM に収録している『FAQ 集』にも、よくある質問を掲載しています。 用語がわからない場合は「付録 用語集」 (付録 -21 ページ)をごらんください。 ? 前面の POWER/ALARM ランプなどが点灯しない ■ AC アダプタが AC コンセントに接続されていることを確認してください。 ■ 電源スイッチがオンになっていることを確認してください。 ■ 電源コードが断線などしていないことを確認してください。 • 設定保存、バージョンアップ時には緑 / 橙で交互に点灯します。 ? 前面の POWER/ALARM ランプが赤色に点灯している ■ 赤色点灯で止まるときは再起動しても同じ状態になるかどうか確認してください。 • 改善されないときはお買い求めの販売店またはお近くのサービスセンターまでお 持ちください。 10-2 ネオ起動時のトラブル 10.2 ネオ設定時のトラブル ? パソコンの TCP/IP の設定がうまくいかない ■ DHCP クライアント機能を有効にしてパソコンを再起動してみてください。 ■ DHCP クライアント機能がないとき、使いたくないときは、IP アドレス、サブネットマス クを正しく(工場出荷時のままのときの例:192.168.1.100、255.255.255.0)設定して パソコンを再起動してください。 ■ ネットワークの設定に TCP/IP が 2 つ見つかるときは、ダイヤルアップ表示のないほう (LAN ボード名が表示されていることが多い)を選んでください。 ■ ネットワークの設定に TCP/IP がないときはインストールしてください。インストールの 方法はパソコン、OS のマニュアルをごらんください。 ? WWW ブラウザ起動がうまくいかない ■ 接続ウィザードが表示される(パスワードなどを要求される)ときは、ブラウザの設定を 確認してください。 ■ W W W ブラウザがないときは、添付の C D - R O M に収録されている「N e t s c a p e Communicator」をインストールしてください。インストールの方法は、 「readme.txt」を ごらんください。 ? ネオの設定画面が表示されない ■ WWW ブラウザで URL(アドレス)を正しく設定しているか確認してください。 (工場出荷 時のままのときの例:http://192.168.1.254/) ■ WWWブラウザの設定を確認してください(Proxyサーバを「使用しない」にしてください) 。 ■「モデムが接続されていない」というメッセージが表示されるときは、WWWブラウザの設 定を確認してください。 (モデム接続ではなく LAN で接続する設定に変更してください。) ■「オフラインのため接続できません」というメッセージが表示されるときは、WWWブラウ ザの設定を確認してください。(オフライン作業をしないに変更してください。) ■ LAN ボートのインストールを確認してください。確認の方法は LAN ポートのマニュアル をごらんください。 ネオ設定時のトラブル 10-3 10 ? ネオに設定した IP アドレスを忘れてしまった ■ 添付の CD-ROM に収録されている『詳細設定マニュアル』の「電話機から IP アドレスを 設定する」をごらんください。 ■ 設定を初期化して再設定しください。設定を初期化する方法は付録の「買ったときの設定 (初期設定)に戻すには」(付録 -4 ページ)をごらんください。 ? ネオに設定したパスワードを忘れてしまった ■ 設定を初期化して再設定してください。設定を初期化する方法は付録の「買ったときの設 定(初期設定)に戻すには」(付録 -4 ページ)をごらんください。 ? 設定を保存できない ■ 保存ボタンで設定を保存していないと、 再起動したときに、 設定した内容が反映されません。 • 改善されないときはお買い求めの販売店またはお近くのサービスセンターまでお 持ちください。 10-4 ネオ設定時のトラブル 10.3 インターネットアクセス時のトラブル ? プロバイダにダイヤルされない ■ 前面の「接続/切断」ボタンが緑点灯または橙点灯しているか確認してください。 ■ 回線ケーブルが正しく接続されているか確認してください。 → 接続 / 切断ボタンのランプが赤く点灯していたら、一度ネオの電源を切って、5 秒以上 待ってから電源を入れ直してください。また、DSU 切り離しスイッチ、終端抵抗の有 無などを「4.4.2 スイッチの設定」 (4-7 ページ)をごらんのうえ、確認してください。 ■ 電話をかけられるか確認してください。 ■ パソコンを再起動してみてください。 ■ ネオにプロバイダ情報(電話番号)が正しく設定されているか(「かんたん設定(基本設 定)」など)確認してください。 ■ ネオを TA として使っている場合は、Windows ではダイヤルアップネットワークの設定、 Macintosh では FreePPP(あるいは OpenTransport PPP など)の設定保存が正しくで きているか確認してください。 ■ 電話局側の回線が開通しているか確認してください。 ? プロバイダにダイヤルしているが、つながらない ■ ネオにプロバイダ情報(電話番号)が正しく設定されているか(「かんたん設定(基本設 定)」など)確認してください。 ■「WAN 状態」画面を開いて電話番号、切断理由、PPP ステータスを確認してください。 → 同期 64kbps のアクセスポイントに電話をかけているか確認してください。 → 認証で失敗するときはログイン ID(ユーザ ID)、パスワードを確認してください。 ? プロバイダにはつながるが、ホームページが表示されない ■ ネオの DNS アドレスが正しく設定されているか確認してください。 → 「サーバから取得」に設定しているときは手動で設定してみてください。 ■ DHCP 機能を使っているときはパソコンを再起動(DHCP 機能を使っていないときはパソ コンの DNS 設定にルータの IP アドレスを設定してパソコンを再起動)してください。 インターネットアクセス時のトラブル 10-5 10 ■ プロバイダの DNS アドレスに応答試験(PING)を行ってみてください。 → 「応答試験(PING)を行う」については、添付の CD-ROM に収録されている『詳細設 定マニュアル』をごらんください。 → プロバイダから案内されたDNSアドレスが2つあったときは両方行ってみてください。 サーバが運休していることもありますのでプロバイダに確認(あるいは、しばらく時 間をおくなど)してください。 ■ ヘッダ圧縮を使うに設定しているときは、設定を戻す(あるいは、変えてみる)などして ください。 ? WWW ブラウザで「モデムが接続されていない」 「ダイヤルアップ接続 できない」と表示されインターネットに接続できない ■ WWWブラウザがモデムで接続する設定になっているため、アクセスできない可能性があ ります。WWW ブラウザのヘルプなどを参考に、LAN を使用して接続する設定に変更して ください。 10-6 インターネットアクセス時のトラブル ■ 予期せぬ接続が発生する場合の対応 ネオの設定を誤った場合や、使用環境や運用方法によっては、長時間 ISDN 回線 に接続し続けたり、頻繁に回線の接続 / 切断を繰り返す場合があります。 これらの現象は、 何らかの理由で回線の外へ向けたパケットが発生しているため に発生します。 ここではその代表的な例と、対処方法について説明します。 • 設定方法の詳細については添付のCD-ROMに収録されている『詳細設定マニュアル』をごらんく ださい。 Windows 98/Windows 95/Windows 2000/ Windows NT 4.0 でファイル共有を行っている Windows 98/95/2000/NT4.0でファイル共有を行うと15分ごとに発呼するとい う問題が発生します。ネオではこれの対策として NetBIOS フィルタがあります。 設定画面から「NetBIOS フィルタ設定」にアクセスし、NetBIOS フィルタの設 定が有効になっているかを確認してください。 • NetBIOSフィルタが有効になっている場合はリモートネットワークとファイル共有ができなくな ります。 WWWブラウザが、終了時にFIN/リセットパケット を出している WWWブラウザが、終了時にFINパケット、リセットパケットと呼ばれるパケッ トを出しているため、 WWWブラウザの終了時にネオが回線を接続してしまうこ とがあります。 これを防ぐためには設定画面から回線接続をさせたくない接続先の 「接続先詳細 設定」にアクセスし、 「発信に関する設定」の「FIN、リセットパケットによる発 信禁止」をチェックします。 インターネットアクセス時のトラブル 10-7 10 特定の設定で NAT を使用している アドレス変換テーブルで使用できるすべてのグローバルアドレスに対して、 プラ イベートアドレスを1対1に割り当てている場合、アドレス変換テーブルに記述 のないプライベートアドレスの機器からのパケットに対して、 ネオは回線を接続 してしまいます。この場合は、アドレス変換の対象となっていない機器のパケッ トを遮断することで回線接続を防ぐことができます。 設定画面から「フィルタ設定」にアクセスし、下記の例を参考にして接続先に対 するフィルタを設定してください。 例) IPアドレス“192.168.1.3”の機器がアドレス変換の対象となっていない場合 • 方向: “アウト” • 種類: “不許可” • 送信元アドレス:“192.168.1.3” • 送信元マスク: “255.255.255.255” アプリケーションがパケットを出している 以下のアプリケーションは、 場合によっては回線接続の原因となるパケットを出 すことがわかっています。 これらのアプリケーションについての詳細は各作成元にお問い合わせください。 ● Real Player G2 Real Networks のサーバの内容を自動的にチェックする機能があり、これが 予期しない回線接続の原因となる場合があります。以下の手順でこの機能を 停止できます。 1. Real Player G2 を起動します。 2. メニューから「オプション」→「環境設定」を開きます。 3.「一般」タブをクリックします。 4.「Smart Start をシステムトレイで実行させる」のチェックを外します。 10-8 インターネットアクセス時のトラブル ● Windows NT 4.0 Workstation Remote Access Autodial Manager Remote Access Autodial Manager の「スタートアップの種類」が“自動” になっていると、起動時に回線を接続してしまう場合があります。以下の手 順で“手動”に切り替えてください。 1.「スタート」ボタンから「コントロールパネル」を開きます。 2.「サービス」を開きます。 3.「Remote Access Autodial Manager」を選択します。 4.「スタートアップの種類」を“自動”から“手動”にします。 ● Windows の重要な更新の通知 Windowsの更新を自動的にチェックする機能があり、これが予期しない回線 接続の原因となる場合があります。Windowsの重要な更新の通知をアンイン ストールするか、以下の手順の作業を行ってください。 1.「スタート」ボタンから「ファイル名を指定して実行」を選択します。 2. 表示されたダイヤログに“msconfig”と入力して「OK」ボタンをクリック します。 3. 表示されたダイヤログの「スタートアップ」タブで“CriticalUpdate”の チェックを外します。 10 インターネットアクセス時のトラブル 10-9 ネットワークプリンタなどの LAN 内の機器が パケットを出している ネットワークプリンタなどのLAN内の機器が回線側へのパケットを出している 場合があります。 パケットを出している機器の IP アドレスがわかる場合は、そのパケットを遮断 することで回線接続を防ぐことができます。 設定画面から「フィルタ設定」にアクセスし、下記の例を参考に接続先に対する フィルタを設定してください。 例)IP アドレス 192.168.1.10 の機器の場合 • 方向: “アウト” • 種類: “不許可” • 送信元アドレス:“192.168.1.10” • 送信元マスク: “255.255.255.255” メール着信確認を行う設定をしている ネオのメール着信確認機能はプロバイダに接続して新着メールを確認するため、 1 回確認を行うごとに課金が発生します。詳しくは添付の CD-ROM に収録され ている『FAQ 集』の「メール着信確認 / 取得 / 転送」をごらんください。 10-10 インターネットアクセス時のトラブル その他何らかの理由でLAN内から回線の外へ向けた パケットが発生している 回線接続の理由がわからない場合や、 「アプリケーションがパケットを出してい る」でアプリケーションの使用しているポート番号が不明な場合などは、ネオの フロントボタンで自動発信を禁止することによって不正な回線接続を防ぐことが できます。 この場合、回線接続は接続 / 切断ボタン、または「手動接続ページ」から手動で 行ってください。 接続 / 切断ボタンに関しては添付 CD-ROM に収録されている『FAQ 集』の「フ ロントボタンに関する質問」をごらんください。 Windows 98 からデータを受信している Windows 98 は PPP 接続時にマルチキャストパケットと呼ばれる IP アドレス “224.0.0.2”宛てのパケットを送出します。ネオのルーティング情報にしたがっ て、このパケットをルーティングするため回線が接続される場合があります。 「フィルタ設定ページ」で、下記の例を参考に接続先に対するフィルタを設定し てください。 例) • 方向: “アウト” • 種類: “不許可” • 送信先アドレス:“224.0.0.2” • 送信先マスク: “255.255.255.255” インターネットアクセス時のトラブル 10 10-11 Windows 2000 ProfessionalでDynamic DNSを 使用している Windows 2000 ProfessionalにはDynamic DNS機能が搭載されています。こ の機能が OS 起動時に DNS サーバに対して自分の名前と IPアドレスを登録しよ うとするため、回線が接続される可能性があります。 以下の手順でWindows 2000 Professionalの設定を変更することで、OS起動 時の回線接続を防止できると思われます。 1. マイネットワークのプロパティから、ローカルネットワークのプロパティを 表示します。 2. TCP/IP のプロパティを表示します。 3.「詳細設定」ボタンをクリックします。 4. DNS タブを選択します。 5.「この接続のアドレスを DNS に登録する」のチェックを外します。 一定時間ごとに内容を更新するホームページを開 いている 一部のホームページ(例えば広告が含まれているページなど)は一定時間ごとに 内容が更新されるようになっているため、これらのページを WWW ブラウザで 開いていると、更新の時間ごとに回線を接続してしまうことがあります。回線を 切断したままでこれらのページをWWWブラウザ上に表示しておきたい場合は、 WWW ブラウザをオフラインにしてください。 Netscape Communicator、Internet Explorer とも 4.x 以降では「ファイル」 メニューからオフラインにできます。詳細については各 WWW ブラウザのヘル プをごらんください。またオフラインの機能がない WWW ブラウザを使用して いる場合は、WWW ブラウザを終了してから回線を切断してください。 10-12 インターネットアクセス時のトラブル Windows 2000からファイル共有をしているパソ コン(「近くのコンピュータ」)にアクセスしている Windows 2000 からファイル共有をしているパソコンにアクセスする場合に、 IP アドレス“127.0.0.1“のドメイン名の逆引きを行うために、ネオが回線を接 続してしまいます。 これを防ぐためにはネオの「管理者(詳細設定)」画面から「端末名称設定ペー ジ」にアクセスして以下を設定してください。 ● IP アドレス “127.0.0.1” ● 端末名称“localhost.” (最後の“.”を忘れずにつけてください) MacOSの「TCP/IPの設定」→「検索ドメイン名:」 に設定している MacOSのパソコンをネオに接続している場合、DNS問い合わせに対する不正な 応答メッセージによって不正な回線接続をする場合があります。「アップルメ ニュー」→「コントロールパネル」→「TCP/IP の設定」→「検索ドメイン名:」 の設定が本現象を引き起こすので、この場合は「検索ドメイン名:」を空欄にし てください。 so-net ではモデムや TA のための「TCP/IP + Open Transport/PPP の設定 方法」で「検索ドメイン名:」の設定を推奨していますが、ネオを使用する場合 は「検索ドメイン名:」は空欄にしてください。 10 インターネットアクセス時のトラブル 10-13 TA 接続と同時にルータも回線を接続する 1 台のパソコンを TA 接続とルータ機能の接続で使い分けている場合、優先接続 先が自動発信を許可する設定になっていると、TA 接続時に、ルータ機能で優先 接続先に接続してしまう場合があります。 TA機能を使用しているときだけ、ルータの自動発信を禁止することができます。 「管理者(設定) 」画面→「TA 機能関連設定」→「TA 使用時ルータ自動発信禁 止」で設定してください。 10-14 インターネットアクセス時のトラブル 10.4 ご使用のアプリケーションのトラブル ? 使いたいアプリケーションが動かない ■ ネオの設定によっては一部のアプリケーションが使えないことがあります。このときは、 「8.3 ネットワークゲームなどを使用する」 (8-7ページ)または添付 CD-ROMに収録され ている『FAQ 集』をごらんください。 ? メールが送受信できない ■「モデムが接続されていない」というメッセージが出るときなど、メールの送受信がうまく いかない場合は、メールソフトの設定を確認してください。 (LAN を使ってメールをする 設定に変更してください。 ) 10 ご使用のアプリケーションのトラブル 10-15 10.5 TA 機能使用時のトラブル ? プロバイダに接続できない ■ 同期 64kbps のアクセスポイントに電話をかけているか確認してください。 ? 着信できない ■ TA 機能関連設定ページの自己電話番号にダイヤルインサービスや i・ナンバー、サブアド レスの設定が必要です。 ■ TA として着信させたい場合で自動着信させたいときは、 AT コマンドで次の自動着信の 設定が必要です。 例:ATS0=1 ? AT コマンドを入力できない ■ ネオの USB ポートとパソコンが正しく接続されているかを確認してください。 (接続方法 は「4.9.2 USB ケーブルの接続」(4-27 ページ)をごらんください) ■ 本製品に添付されているケーブルを使っているか確認してください。 ■ ネオを接続しているパソコンの USB ポートを正しく設定してください。 10-16 TA 機能使用時のトラブル 10.6 電話使用時のトラブル ? 電話がかけられない ■ 電話機との接続や回線接続を確認してください。 (DSU 切り離しスイッチ、終端抵抗の有 無など「4.4 ISDN 回線と電話やファクスを接続する」 (4-6 ページ)をごらんのうえ、確認 してください。) ■ 電話機を PB(トーン)に変更してみてください。 ■ 電話局側の回線が開通しているか確認してください。 ? 電話が受けられない ■ ダイヤルインサービスやサブアドレスを使うときは設定が必要です。 ■ 着信設定の内容を確認してください。添付のCD-ROMに収録されている『詳細設定マニュ アル』をごらんのうえ、着信転送機能、接続機器種別などの設定を確認してください。 ? ISDN の付加サービスがわからない ■ ネオが対応している付加サービスについては、添付の CD-ROM に収録されている『詳細 設定マニュアル』や『FAQ 集』をごらんください。 ■ サービス内容や申し込みの有無などは、NTT へお問い合わせください。 ? ナンバーディスプレイが表示されない ■ NTT付加サービス「INSナンバーディスプレイ」に契約していることを確認してください。 ■ ネオにナンバーディスプレイの設定をしているか確認してください。 ■ 電話機がナンバーディスプレイに対応しているか確認してください。 電話使用時のトラブル 10-17 10 ? 受話器からガーガーと音がして TEL ポートが着信しない ■ ネオ、電話機両方のナンバーディスプレイの設定が一致しているか確認してください。 • 異常があるときは、お買い求めの販売店またはお近くのサービスセンターまでお持ちくだ さい。 ? ダイヤルイン契約をしているが、電話が着信しない ■ グローバル着信なしで契約をしている場合、TEL ポートに、自己電話番号としてダイヤル イン番号を設定しないと着信できません。TELポートに接続した電話機から自己電話番号 を設定してください。 ■ 設定方法は「6.10 電話操作早わかりガイド」 「設定のしかた」 (6-16 ページ)の「自己電 話番号」をごらんください。 ? 内線転送時にナンバーディスプレイ機器が誤動作する ■ ナンバーディスプレイ対応の機器が内線呼び出し音をナンバーディスプレイ起動信号と誤 検出するため、誤動作する場合があります。TEL ポートに接続した電話機から内線呼び出 し音を変更してください。 ■ 変更方法は「6.10 電話操作早わかりガイド」 「TEL ポート設定項目一覧」の「内線呼出音」 (6-20 ページ)をごらんください。 ? i・ナンバー契約をしているのに TEL1、TEL2 両方が着信する ■ i・ナンバーの機能を使うには TEL ポートに自己電話番号の設定が必要です。 「6.5 i・ナン バーの番号を設定する」(6-7 ページ)を参照して、i・ナンバーの設定をしているか確認 してください。 ■ 自己電話番号を設定しているのにi・ナンバーがうまく動作しない場合は、サブアドレスを 設定しているか確認してください。ネオで i・ナンバーサービスを利用するには、自己電話 番号にサブアドレスとして「0001」または「0002」を設定してください。 10-18 電話使用時のトラブル 10.7 ? 外出先パソコンからのアクセス時のトラブル ネオにアクセスできない ■ 正しい電話番号(ネオのつながっている電話番号)にかけていることを確認してください。 ■ ネオと外出先のパソコンに設定してある、ユーザIDとパスワードが同じであること確認し てください。 10 外出先パソコンからのアクセス時のトラブル 10-19 10.8 USB ポート使用時のトラブル ? Windows 95 で使う場合の制限はありますか? ■ ネオのUSBポートは、Windows 95のバージョンがOSR 2.1以降である必要があります。 Windows 95 のバージョン OSR 2.1 の確認方法は、次のとおりです。 • コントロールパネルの中の[システム]をダブルクリックし、 [システムのプロパティ] 画面で「Microsoft Windows 95 4.00.950B」が表示されている。 • コントロールパネルの中の「アプリケーションの追加と削除」ボタンをダブルクリッ クし、 ソフトウェアの一覧に「USB Supplement to OSR2」が表示されている。 お使いのパソコンによっては「USB Supplement to OSR2」が表示されないことがありま す。この場合、USB が使えるかどうかをパソコンのマニュアル等でご確認ください。 ■ お使いのパソコンの USB ソフトウェア(USBD.SYS)のバージョンが 4.03.1212 または 4.03.1213 の場合は使用できません。 ■ ケーブルの抜き差しでパソコンが停止することがあります。 ■ そのほか、 動作が不安定になるときは、 Windows 98にバージョンアップしてお使いください。 ? システムのプロパティに[デバイスマネージャ]のタブがない コントロールパネルに[モデム]のアイコンがない ■ お使いのパソコンが PC98-NX シリーズの場合、誤った設定変更からパソコンを守るため の仕組みとして、CyberTrio-NX が入っています。 CyberTrio-NX のモードを「アドバンスモード」に切り替えてお使いください。 ? PC-9821 シリーズと USB 接続できますか? ■ PC-9821 シリーズとの USB 接続はサポートしていません。 ? U S B を使用した通信アプリケーションを動作させた状態で、ネオの USBケーブルを抜き差し(プラグアウト・プラグイン)やネオの電源OFF → ON を行うと Windows が不安定になる ■ お使いのパソコンによっては、Windows の動作中、USB を使用した通信アプリケーショ ンを動作させた状態でUSBケーブルの抜き差し(プラグアウト・プラグイン)またはネオの 電源 OFF → ON を行うと Windows が不安定になることがあります。 お使いのパソコンでこの現象が発生する場合には、通信アプリケーションを終了してから USB の操作(ケーブル抜き差し、ネオの電源 OFF → ON)を行ってください。 10-20 USB ポート使用時のトラブル ? USB ポートで通信中にパソコンのスタンバイ、サスペンド機能が使えない ■ USBポートでの通信時は、 一時的にパソコンの動作を停止するこれらの機能は使えません。 使用する場合は USB ポートでの通信を終了してください。 ? 通信中にファイルをダウンロードしている状態で長時間放置したら、 ダウンロードが止まる ■ パソコンの機種によっては省電力機能によりUSBの使用が制限されることがあります。コ ントロールパネルのパワーマネジメントあるいは電源の管理で示される、省電力機能を停 止させてください。またはパソコンによっては起動時の BIOS 設定で省電力の設定を行う ものもありますので、ご使用になっているパソコンのマニュアルをごらんになり、省電力 の機能を停止させてください。 10 USB ポート使用時のトラブル 10-21 10-22 付録 付録 付録 -1 設定画面の基本的な操作 WWW ブラウザを起動し、URL 入力欄に「http:// setup.comstarz/」を入力します。ネオの「スター ト画面」が表示されたら、設定エリアの「管理者(詳 細設定) 」をクリックします。 ブラウザの左側(設定エリア)に設定画面へのリン クの一覧が表示されるので、設定したい画面へのリ ンクをクリックしてください。 間違えて別の設定画面を表示してしまったときは、 画面左上の「戻る」をクリックすると「管理者(詳 細設定) 」画面に戻ります。 設定画面が表示されるので必要な設定項目を入力し てください。設定項目の意味がわからないときは、 [?]をクリックするとブラウザの右側(ヘルプエリ ア)にその項目の説明が表示されます。 入力した内容を修正したいときは、設定エリア右上 の「取消」ボタンをクリックすると、入力した値を 取り消すことができます。 入力した内容をもう一度確認してから設定エリア右 上の「設定」ボタンをクリックしてください。 設定が正しければ、 「設定完了」 画面が表示されます。 「設定完了」画面で「OK」ボタンをクリックすると、 「管理者(詳細設定)」画面に戻ります。 付録 -2 設定画面の基本的な操作 • ページによっては、こ こでの紹介と異なる動 作をするものがありま す。その場合は画面の 指示に従ってくださ い。 • ブラウザの「戻る」 「進 む」ボタンを使用する と、設定画面が正常に 表示されないことがあ ります。 設定画面を操作すると きは、これらのボタン を使わないでください。 ほかの設定画面でも設定を行う場合は 繰り返してください。 ∼ を • 設定が終了したら設定エリア右上の「保存」ボタン をクリックしてネオに設定を保存します。数秒後 「設定保存完了」画面が表示されます。 「設定保存完了」画面で「OK」ボタンをクリックす ると、「管理者(詳細設定)」画面に戻ります。 、 で「設定保存」 を行わないと、ネオの 電源が切れた際に設定 が工場出荷の値に戻っ てしまいます。ただし、 ヘルプエリア上部に設 定保存を促すメッセー ジが表示されない場合 は 、 の操作は必 要ありません。 これで設定は完了しました。設定エリア左上の「戻 る」をクリックするとスタートページに戻ります。 付録 設定画面の基本的な操作 付録 -3 買ったときの設定(初期設定)に戻すには ネオには 3 つの設定初期化機能があります。 各設定初期化の方法を説明します。 本体の設定すべてを工場出荷状態に戻す設定初期化 (スーパーリセット) ネオ本体の電源を OFF にします。 本体前面の「メール転送ボタン」と「メール確認ボ タン」を押しながらネオの電源を入れます。 パソコンを再起動してWWWブラウザを起動し、ネ オにアクセスしてください。 ネオへのアクセス方法は、「7.4.2 ネオへのアクセ ス」(7-29 ページ)を参照してください。 ブラウザ上の各設定値は工場出荷状態になっていま す。この状態をネオに保存します。 ネオへの保存方法は、 「付録. 設定画面の基本的な操 作」(付録 -2 ページ)を参照してください。 付録 -4 買ったときの設定(初期設定)に戻すには • スーパーリセットでネ オを起動すると、全ラ ンプがいっせいに 0.5 秒間隔で点滅(ボタン ランプは緑 / 橙が交互 に点滅)します。 • フラッシュメモリへの 保存を行うと、それま での設定内容は消去さ れます。設定初期化を やめたい場合は を 行わずに、一度ネオの 電源を切ってから、入 れ直してください。 ルータ部の設定だけを工場出荷状態に戻す設定初期化 管理者パスワード、TELNET パスワード、装置の IP アド レス、装置のサブネットマスク、プラグ&プレイ機能の割 り当て用 IP アドレス、DNS アドレス、TA 機能関連設定 ページの IP アドレスを除いたルータ部すべての設定値を 工場出荷状態に戻します。 (アナログポートの設定は初期 化されません。 ) パソコンを起動してWWWブラウザを起動し、ネオ にアクセスしてください。 ネオへのアクセス方法は、「7.4.2 ネオへのアクセ ス」(7-29 ページ)を参照してください。 「管理者(詳細設定)」画面が表示されたら、設定エ リア内の「初期化設定」をクリックします。 「初期化設定」の画面が表示されたら、 「ルータ部設 定初期化」ボタンをクリックします。 「初期化完了」の画面が表示されたら、「OK」ボタ ンをクリックします。 「管理者(詳細設定)」画面が表示されたら、 「保存」 ボタンをクリックし、ルータ部の設定だけを初期化 した状態をネオに保存します。 ネオへの保存方法は、 「付録. 設定画面の基本的な操 作」(付録 -2 ページ)を参照してください。 これでルータ部の設定だけを工場出荷状態に戻す設 定初期化が完了しました。 • ネオへの保存を行うと、 それまでの設定内容は 消去されます。設定初 付録 期化をやめたい場合は を行わずに、一度ネ オの電源を切ってから、 入れ直してください。 • T A 機能関連設定ペー ジのDNSアドレスは装 置の IP アドレスと同じ 値に初期化されます。 買ったときの設定(初期設定)に戻すには 付録 -5 アナログポートの設定だけを工場出荷状態に戻す設定初期化 アナログポートに関する設定内容を、 すべて工場出荷状態 に戻します。(ルータ部の設定は初期化されません。) パソコンを起動してWWWブラウザを起動し、ネオ にアクセスしてください。 ネオへのアクセス方法は 「7.4.2 ネオへのアクセス」 (7-29 ページ)を参照してください。 「管理者(詳細設定)」画面が表示されたら、設定エ リア内の「初期化設定」をクリックします。 「初期化設定」の画面が表示されたら、「アナログ ポート設定初期化」ボタンをクリックします。 「初期化完了」の画面が表示されたら、「OK」ボタ ンをクリックします。 「管理者(詳細設定)」画面が表示されたら、 「保存」 ボタンをクリックし、アナログポートの設定だけを 初期化した状態をネオに保存します。 ネオへの保存方法は、 「付録. 設定画面の基本的な操 作」(付録 -2 ページ)を参照してください。 これでアナログポートの設定だけを工場出荷状態に 戻す設定初期化が完了しました。 付録 -6 買ったときの設定(初期設定)に戻すには • ネオへの保存を行うと、 それまでの設定内容は 消去されます。設定初 期化をやめたい場合は を行わずに、一度ネ オの電源を切ってから、 入れ直してください。 複数の ISDN 機器の接続 ISDN 回線には最大で 8 台の ISDN 機器(ネオや TA など)を接続することが 可能です。 複数の ISDN 機器を接続する場合、DSU から最も遠い位置にある機器には終 端抵抗を入れる必要があります。 DSU ※1 ローゼット ローゼット ローゼット ISDN機器 ISDN機器 ISDN機器 ISDN機器(最大8台)※2 ※ 1 この位置のローゼットか、ISDN 機器の終端抵抗を入れてください。ネオは背面の終端抵抗切 り替えスイッチを「ON」にすると入り、「OFF」にすると入りません。 ※ 2 DSU 内蔵 ISDN 機器(ネオや TA)の内蔵 DSU を使用している場合は、接続できる ISDN 機器 の残りは最大 7 台となります。また、この位置にネオを接続する場合は、ISDN 端末用ポート に接続してください。 ISDN端末用ポート モジュラケーブル(8極4芯用) (市販品) 複数の ISDN 機器の接続 付録 -7 付録 AT コマンド一覧 USB ポートにつないだパソコンから、ネオに通信指示や設定をするための、 AT コマンドの一覧です。 ★印は、工場出荷時の設定値です。 コマンド名 はたらき パラメータ:内容 ATA 手動で着信する なし ATDn 電話をかける/発信する 電話番号 ATEn 入力したコマンドを表示 (エコーバック)「する/し ない」を設定する n = 0 パソコン画面に表示しない ★ n = 1: パソコン画面に表示する ATH 回線を切る なし ATIn 製品タイプ、バージョンを 表示する ★ n = 0: 装置タイプを表示する n = 1: 装置バージョンを表示する ATO エスケープモードから通信 状態へ戻す なし ATQn リザルトコードを「表示す る / しない」を設定する ★ n = 0: リザルトコードを表示する n = 1: リザルトコードを表示しない ATS 0=x 自動着信するまでの呼び出し ★ x = 0:(自動着信しない) 回数を設定する x = 0 ∼ 255(単位:回) ATS 0? 自動着信するまでの呼び出し なし 回数を表示する ATS 2=x エスケープコードに使う文 字コードを設定する ATS 2? エスケープコードに使う文 字コードを表示する なし ATVn リザルトコードの表示形式 を設定する n = 0: 数値で表示する ★ n = 1: 英語で表示する 表示するリザルトコードを 選択する n = 0: ベーシックセット ★ n = 1: 拡張セット ATXn 付録 -8 AT コマンド一覧 x = 0 ∼ 128 ★ x = 43(' + ') x = 128:エスケープしない ★印は、工場出荷時の設定値です。 コマンド名 はたらき パラメータ:内容 ATコマンドの設定値をAT&W コマンドでバックアップし たときの設定に戻します。 なし AT&Dn ER 信号によるネオの 動作を設定する n = 0: パソコンからの ER 信号に関 わらず、ネオは常に ER 信号 がオンになっていると判断 します ★ n = 1: 通信中にパソコンの ER 信号 がオフになると、ネオは回線 を切り、コマンドを入力でき る状態になります(注 1) AT&F AT コマンドの設定値を購入時 なし の設定(出荷時設定)に戻す AT&Sn DR信号をONにするタイ ミングを設定する AT&V コマンドとレジスタの設定 値を表示する なし コマンドとレジスタの設定 値をメモリにバックアップ する なし ATZ AT&W ATDコマンドで発呼する AT¥Nn 呼の通信モードを設定する ★ n = 0: DR信号を常にON にする n = 1: 通信中、DR信号をONにする ★ n = 0: 非制限デジタル n = 11:G 2 / 3 FAX AT#R 相手からの着信を拒否する なし +++ 通信中にコマンドが入力で きる状態(エスケープモー ド)にする なし 付録 AT コマンド一覧 付録 -9 • 次の一般的なコマンドに対してはリザルトコード“O K”だけを返します。 AT¥Qn(n=0 ∼ 3),AT%Xn(n=6 ∼ 8,10) •(注1) : USB ポートによる接続の場合(TA 機能による接続は除く)は、パソコンからのATコ マンドによる通信指示で回線に接続しているわけではないので、 ERオフによって回線が 切断されることはありません。 付録 -10 AT コマンド一覧 WAN 状態メッセージ BRI ポート回線切断理由 切断理由 理由値 備考 正常に切断されました 16 正常手順で接続先に接続され、正常手順で 切断された場合に表示されます。 相手が話し中でした 17 接続先が話し中であったため接続できない 場合に表示されます。 相手先に装置が 接続されていません 18 接続先から応答がない場合に表示されます。 接続先に装置が接続されていないことが 考えられます。 相手からの応答が ありません 19 接続先を呼び出しているが、着信しない 場合に表示されます。 相手に着信を拒否 されました 21 接続先から着信を拒否された場合に表示さ れます。接続先が非制限ディジタル通信を 行うことができる装置以外の装置(例えば 電話、ファクス等)の場合が考えられま す。 現在使用できる回線 がありません 34 ISDN回線の2つのBチャネルとも使用中の ため接続できない場合に表示されます。 不明 上記以外 の番号 ISDN 回線網の網障害等が考えられます。 付録 WAN 状態メッセージ 付録 -11 PPP ステータス 番号 LCP 認証 IPCP 1 切断され ています 切断され ています 切断され ています 2 待機して います 3 開始し ました 4 要求を確 認してい ます 7 接続から LCP のパケットを受信できま せんでした。 待機して います 待機して います 8 確立し ました 付録 -12 LCPを確立しましたが、認証フェーズを 開始できませんでした。 認証を確立しましたが、アドレスフェー ズを開始できませんでした。 確立し ました 10 接続先と、PPP通信を行うための設定が 合いませんでした。接続先に関する設定 を確認してください。 接続先から認証が拒否されたか、または 接続先の認証を拒否しました。接続先に 関する設定の認証方式、ログイン名と、 パスワードを確認してください。 開始し ました 9 PPP 通信を行う前に、回線が切断され ました。回線の切断理由を確認して ください。 回線は接続されましたが、LCPフェーズ を開始できませんでした。 5 6 備考 開始し ました ネオと互換のあるアドレスフェーズ に使われるプロトコル(IPCP)を、接続先 がサポートしていない可能性があります。 要求を確 認してい ます 接続先と IP に関する設定が合いません でした。接続先の、特にIP アドレスに関 する設定を確認してください。 確立し ました アドレスフェーズまで正常に確立され、 PPP 通信ができる状態です。 WAN 状態メッセージ 製品仕様 基本仕様 項目 仕様 COMSTARZ neo コムスターズ ネオ 品名 型名 CMZ-RT-H1L 装置カラー ラベンダー 回線 インタ フェース ISDN インタ フェース (S/T 点) LAN インタ フェース USB インタ フェース アナログ インタ フェース (※注 1) CMZ-RT-H1Y CMZ-RT-H1P マンゴーイエロー コーラルピンク 適用回線 INS ネット 64(回線交換サービス) 接続コネクタ RJ11(6 ピンモジュラジャック) そのほか 自動回線極性切り替え機能、内蔵DSU折り返し 機能有り、DSU 切り離しスイッチ有り ポート数 1 ポート 接続コネクタ RJ45(8 ピンモジュラジャック) そのほか 終端抵抗内蔵(切り離しスイッチ有り) ポート数 1 ポート インタフェース IEEE802.3 10BASE-T 通信速度 10Mbps 接続コネクタ RJ45(8 ピンモジュラジャック) ポート数 1 ポート 通信速度 12Mbps 接続コネクタ USB シリーズ B コネクタ そのほか Windows 98SE/98/95 のみ対応 ポート数 2 ポート 供給電源 − 48V (無負荷時)、極性反転有り 呼出信号 PB(DTMF)信号、DP 信号(10pps、20pps) 接続コネクタ RJ11(6 ピンモジュラジャック) 製品仕様 付録 付録 -13 項目 基本機能 ルータ機能 TA 機能 付録 -14 仕様 停電バックアップ機能、省電力モード、BOD機 能(スループット、リソース、マニュアル)、 WWW ブラウザ設定、電話帳機能、ファーム ウェアバージョンアップ、設定値バックアップ LAN 側 プロトコル TCP/IP (RIP、STATIC) WAN 側 プロトコル PPP、マルチリンク PPP、BACP フィルタリング IP アドレス、ポート番号、プロトコル、URL セキュリティ PAP/CHAP、発信者番号チェック、パスワード アドレス変換 NAT、NATe (アドレス変換 +TCP/ UDP ポート変換) プラグ&プレイ DHCP データ圧縮 IP ヘッダ圧縮 メール機能 メール確認ボタン、メール転送ボタン、着信 メール自動確認/取得/転送、メロディ通知、 イルミネーション表示 そのほか 接続/切断ボタン、自動接続/切断機能、簡易 LAN 機能(USB ポート経由)、リモートアクセ スサーバ機能、複数プロバイダ接続、DNS(DNS サーバ機能、DNS自動取得、ProxyDNS)、DNS ルーティング、ソースアドレスルーティング、 課金制御、課金累計、接続時間制限、テレホー ダイ対応、インターネット接続時自動時刻設定 機能、プロキシ ARP 機能 基本機能 非同期/同期PPP変換(同期64kbps接続のみ)、 AT コマンド 製品仕様 項目 アナログ ポート機能 付加機能 仕様 ナンバーディスプレイ対応、・ i ナンバー対応、フ レックスホン対応(コールウェイティング(INS キャッチホン) 、三者通話、通信中転送、着信転 送)、モデムダイヤルイン対応、INS なりわけ サービス対応、INS ボイスワープ対応、簡易フ レックスホン機能 (簡易コールウェイティング、 簡易三者通話、 簡易着信転送) 、 リダイヤル、 コー ルバック、短縮ダイヤル、自己番号通知、発信 規制、ポート優先、ポート指定着信、呼び出し 音種別設定、発信者電話番号確認、識別着信、機 器指定着信、内線通話、内線転送 寸法 56.6mm(W)×165mm(D)×165mm(H)(突起部を除く) 重量 約 0.6kg(乾電池を除く) 電源 AC100V ± 10%、50/60Hz 単 3 アルカリ乾電池(6 本)バックアップ 消費電力 最大約 8W、待機時約 5W 環境条件 温度: 0 ∼ 40℃ 湿度: 5 ∼ 90% (結露無きこと) VCCI VCCI クラス B 添付品 縦置き台、回線接続用モジュラケーブル(6 極 2 芯:3 m) 、LAN ケーブル(8 極 4 芯:3 m) (※ 注2) 、USBケーブル(2m) 、クイックセットアッ プガイド、ユーザーズマニュアル、CD-ROM(詳 細設定マニュアル、FAQ 集、設定ウィザード、 Netscape Communicator など) 、サービス網一 覧表、保証書 注 1: DP 信号(10pps,20pps)では内線通話および電話機による装置の設定はできません。ブ ランチ接続をすることはできません。各ポートに接続する最大線長は 100m 以下としてく ださい。集線型ケーブルを用いる場合は、各ポートと対(より線)となるように配線して ください。 注 2: ISDN モジュラケーブルとしてはお使いになれません。 製品仕様 付録 -15 付録 ポート仕様 LAN ポート ピン 略称 意味 1 2 3 4 5 6 7 8 TD+ TDRD+ NC NC RDNC NC 送信データ 送信データ 受信データ 未使用 未使用 受信データ 未使用 未使用 + − + − ISDN S/T 点 ポート(S/T 点) ピン 略称 意味 1 2 3 4 5 6 7 8 NC NC TA+ RA+ RBTBNC NC 未使用 未使用 送信データ信号 受信データ信号 受信データ信号 送信データ信号 未使用 未使用 ISDN 用回線ポート /TEL ポート 付録 -16 ポート仕様 ピン 意味 1 2 3 4 5 6 未使用 未使用 L2 L1 未使用 未使用 USB ポート ピン 1 2 3 4 略称 Vcc −D +D GND 付録 ポート仕様 付録 -17 アフターサービスについて 保証書 保証書は必ず保証期間、ご購入店名、記載事項を確認のうえ、大切に保管してく ださい。万一装置に故障が発生した場合は、保証書とともにご購入いただいた販 売店またはお近くのサービスセンターまでご持参ください。 修理費用 当社規定の費用をお支払いいただきます。ただし、ご購入されてから1年以内の 故障につきましては、保証書ご持参の場合、保証書に記載された保証規定に従 い、無料にて修理いたします。この製品の補修用性能部品(性能維持のために必 要な部品)は、製造打ち切り後約 5 年間保有しております。 ご購入者登録 インターネットのホームページ『みんなのコムスターズ・ランド』 (http://ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/)にてご購入者登録を行っています。 ファームウェアバージョンアップのお知らせをしているほか、 ご登録された方の み利用できるページもありますので、ぜひご登録ください。 付録 -18 アフターサービスについて 各種情報のお問い合わせ先 ネオのお問い合わせ先 データコムインフォメーションサービスセンター ○ フリーダイヤル:0120-498563 ○ 受付時間 :9:00 ∼ 12:00、13:00 ∼ 17:00(土・日・祝日 休み) ○ e-mail :[email protected] インターネットでも情報を提供いたしております。 ○ ホームページ『みんなのコムスターズ・ランド』 http://ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/ 添付の CD-ROM に収録されている『詳細設定マニュアル』や『FAQ 集』などの 内容も随時更新して最新版を掲載するほか、 新バージョンのファームウェアなど の掲載も行っていますので定期的にごらんください。 付録 各種情報のお問い合わせ先 付録 -19 設定に使用可能な WWW ブラウザ ネオでの使用の可否を確認している WWW ブラウザの一覧です。インターネッ トでも情報を提供していますので、 最新の情報については以下のページをごらん ください。 『みんなのコムスターズ・ランド』 http://ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/ • 68K 用の MacOS については Netscape Navigator2.02 以降をご使用ください。 ● 使用できることを確認しているブラウザ WWW ブラウザ 名称 バージョン OS 3.01[ja] 3.03[ja] 4.04[ja] 推奨 Netscape Communicator 4.5[ja] 4.6[ja] 4.7[ja] 推奨 Internet Explorer 4.0 4.01 4SP1 5 推奨 Netscape Navigator Windows (2000/98/95/ NT4.0) MacOS (PPC) 備考 Netscape Navigator 3.01[ja] 4.03 WWWブラウザのバージョンによっ てはファイルを参照する[Brows] ボタンが文字化けを起こしますが、 使用には問題ありません。 Netscape Communicator 4.06[ja] 4.5[ja] WWWブラウザのバージョンによっ てはファイルを参照する[Brows] ボタンが文字化けを起こしますが、 使用には問題ありません。 Internet Explorer 5 設定エリアとヘルプエリアが別の ウィンドウに表示されます。 ● 使用できないことを確認しているブラウザ OS MacOS (PPC) 付録 -20 WWW ブラウザ 名称 バージョン Internet Explorer 4.0 4.01 4.5 設定に使用可能な WWW ブラウザ 備考 バージョンアップ、設定保存取得 / 反映機能が使えません。 用語集 ここでは、ユーザーズマニュアルなどの文書の中に出てくる専門用語の一部 を紹介します。TCP/IP通信は大変広範な概念と利用形態を持っているため、 この用語集では簡単に概要を解説するに留めています。 これらについて詳細を理解したい場合は、市販のダイヤルアップルータや TCP/IP 通信の入門書をごらんください。 数字 B 10BASE-T ツイストペアケーブルを使った Ethernet の接続 方式です。10Mbps伝送速度をもち、接続コネク タには RJ45 のモジュラジャックを使用します。 BACP(Bandwidth Allocation Control Protocol) マルチリンク PPP で通信中に、使用するチャネ ル数を自動的に変更するとき、チャネル数を変 更してもよいかを接続先に問い合わせたり、接 続先からチャネル数の変更を要求された場合に 変更を許可するかどうかを接続先に知らせたり するプロトコルです。BACP のプロトコル自体 は、接続時に BACP に対応しているかどうかの 確認だけに使用されます。実際に、使用するチャ ネル数の変更を接続先に要求したり、接続先か らの要求に答える場合は、BAP(Bandwidth Allocation Protocol)が使用されます。 A ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)モード パソコン本体や周辺機器の電源の管理を、 BIOS やデバイスドライバなどのソフトウェアで行う モードです。 APM(Advanced Power Management) モード パソコン本体や周辺機器の電源の管理を、OSや デバイスドライバなどのソフトウェアで行う モードで、Windows 98 で使用可能です。 ARP(Address Resolution Protocol) IP アドレスを MAC アドレスにマッピングする 伝送制御プロトコルです。T C P / I P をイーサ ネットで使用する場合に必要となります。 AT コマンド モデムや TA などの制御のために開発されたコ マンドです。コマンドの先頭文字がATから始ま ることからこのように呼ばれます。 BAP(Bandwidth Allocation Protocol) マルチリンクPPPで実際にチャネル数の増減を 行ったり、接続先の要求に応えるプロトコルで す。 bps(Bit Per Second) 通信の速度の単位です。1 秒間に送信できるビッ ト数を示します。 BRI(Basic Rate Interface) INS ネット 64 に使用されているインタフェー スです。 B チャネル INS ネット 64 の情報チャネルです。64kbps の通信速度を持ち、WANを介したネットワーク の通信は、このチャネルを通じて行われます。 用語集 付録 -21 付録 C CCP(Compression Control Protocol) PPP通信に使用されるデータ圧縮の方式を、接 続先と取り決めるのに使用するプロトコルです。 CCPを使用して接続先も同じ圧縮方式をサポー トしている場合には、データ圧縮を使用した通 信を行います。接続先が同じ圧縮方式をサポー トしていない場合には、データ圧縮を使用しな いで通信を行います。 CHAP (Challenge Handshake Authentication Protocol) PPP通信における認証フェーズで使用されるプ ロトコルです。サーバから送られた乱数をもと に、クライアントはユーザ名とパスワードを暗 号化してからサーバに送信します。暗号化しな いでユーザ名とパスワードを送信してしまう PAP より、セキュリティの面で優れています。 D DA64(Digital Access 64)、DA128 (Digital Access 128) NTT が提供している 30Km 以下の長さの専用 線による高速ディジタル転送サービスです。 DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol) ネットワークに接続された各端末は IP アドレ ス、DNS サーバなど、各種の設定を行う必要が あります。これらに関する情報をDHCP サーバ に登録しておくと、LAN ポートに接続された機 器の設定を DHCP サーバが自動的に行います。 DNS(Domain Name System)サーバ ドメイン名と IP アドレスの対応を示すデータ ベースを持ち、端末からのドメインネームによ る問い合わせに対して、IP アドレスを返答する 機能です。 DNS サーバアドレス DNS サーバの IP アドレスのことです。 DNS (Domain Name System)ルーティ ング 覚えにくい IP アドレスではなく、ドメイン名に よる経路選択をする機能です。 DSU (Digital Service Unit) ディジタル回線の終端装置です。ディジタル回線 用の機器はDSUに接続して使う必要があります。 D チャネル INSネット64の制御用チャネルです。16kbps の通信速度を持ち、回線接続・切断などの制御 情報や、電話料金の通知など付加サービスの提 供に利用されます。 E Ethernet ゼロックス社、DEC 社、インテル社によって開 発されたLANの通信方式です。使用するケーブ ルや速度によって、10BASE-T、100BASETX、10BASE-5、10BASE-2などのタイプが あります。 F F ネット NTTの提供するファクシミリ専用の通信網です。 いったん文書を F ネット内に蓄積して送信する システムによって一斉同報、一斉受信、ファクス 情報案内などのサービスを提供します。 H HSD(High Super Digital) →高速ディジタル専用線 I IETF(Internet Engineering Task Force) インターネットの各種のプロトコルについて提 言を行っている組織です。 INS ネット 64 NTTのISDNサービスです。データ用のBチャネ ル(通信速度64kbps)を2つと、制御用のDチャ ネル(通信速度 16kbps)を持っています。 付録 -22 用語集 IP(Internet Protocol) ネットワーク間でのデータの中継経路を決定す るためのプロトコルです。通信プロトコルの体 系において、TCP と IP は非常に重要なので、こ れら 2 つを合わせて TCP/IP とも呼ばれます。 IP(Internet Protocol) アドレス TCP/IP 通信においてネットワーク上の各端末 の位置を特定するために使用される 32 ビット のアドレスです。通常は 8 ビットずつ 4 つに区 切って 0 ∼ 255.0 ∼ 255.0 ∼ 255.0 ∼ 255 という 10 進数の数字列で表されます。 例)130.158.60.5 IPCP(Internet Protocol Control Protocol) PPP は LCP(Link Control Protocol)と NCP (Network Control Protocol)の 2 つの部分か ら構成されています。NCP は LCP に続くデー タ通信の次段階(IPなど)の準備を行います。IP のためのNCPがIPCPです。PPPのNCPフェー ズにおいて、IP のリンクを確立するためのプロ トコルです。 ISDN(Integrated Services Digital Network) 電話やデータなど異なるサービスを、同じディ ジタル回線で行う総合回線網です。NTT では INS ネットとしてサービスを行っています。 J JPNIC (JaPan Network Information Center) 日本の IP アドレス管理機関です。グローバルア ドレスはここから割り当てられたものを使用す る必要があります。 L LAN(Local Area Network) 同一フロアや敷地内の比較的小さな規模のネッ トワークのことをいいます。 LMHOSTS ファイル Windows のファイル共有で IP アドレスとコン ピュータの名前の対応を記述するファイルです。 W I N S サーバを使用しないでリモートのコン ピュータとファイル共有をするときに、この ファイルを作成 / 編集する必要があります。 M MAC (Media Access Control)アドレス ネットワークで機器の区別をするためにネット ワークインタフェース(LAN ボード / カード、 PPPアダプタなど)につけられる固有のアドレ スです。利用者がこのアドレスの値を決めるこ とはできません。 MP (Multilink PPP) →マルチリンク PPP N NAT(Network Address Translator) ルータなどの装置でIPパケットのIPアドレスに 関する情報を変換する機能です。NAT の考え出 された背景に IP アドレスの枯渇問題があったこ とから、主にインターネットで使用されている グローバルアドレスと、社内 LAN などの閉じら れたネットワークで使用されるプライベートア ドレスを変換するのに使用されます。ネオでは、 特定のグローバルアドレスを固定的に特定のプ ライベートアドレスに割り当てるスタティック 変換方式と、空いているグローバルアドレスを 必要に応じてプライベートアドレスに割り当て るダイナミック変換方式があります。 NATe (NAT Extension) NAT を NEC が独自に機能拡張したものです。 付録 NAT が IP アドレスに関する情報だけを変換の 対象にするのに対して、NATe ではポート番号 も変換の対象とします。この機能拡張により、複 数のプライベートアドレスを持つ端末からの データを 1 つのグローバルアドレスに変換する ことも可能です。 用語集 付録 -23 NATe (NAT Extension)拡張設定 NATe 使用時にネオの LAN 内のサーバなどを 外部に公開するための機能です。 通常 NATe 使用時はネオの LAN 内の機器を特 定できないため、リモートからはアクセスでき ません。しかし、NATe拡張設定では特定のポー ト番号を使用した通信を特定の端末に接続する ように設定できるため、リモートからのアクセ スが可能になります。 NetBIOS IBM が開発した、ネットワーク上でアプリケー ション間の通信を行うためのインタフェースです。 NTP(Network Time Protocol) ネットワーク上のサーバから時刻を取得するた めのプロトコルです。NTPはRFC1305で仕様 が規定されており、RFC868で規定されている TP (Time Protocol)とは異なるプロトコルです。 Numbered 接続 WAN に接続する際に、ネオの LAN 側ポートと WAN 側ポートに異なる IP アドレスを設定して 行う接続法です。 O OCN(Open Computer Network) NTT によるデータ通信回線のサービスです。イ ンターネットへの接続が可能で、常時接続環境 を専用線感覚で実現する「OCN常時接続サービ ス群」と、電話または ISDN 回線で使用時のみ 接続する「OCN ダイヤルアクセスサービス」が あります。 OCN エコノミーサービス OCNの常時接続サービスのなかでもっとも安価 なサービスで、128kbps の専用線を用いてい ます。 P PAP(Password Authentication Protocol) PPP通信における認証フェーズで使用されるプ ロトコルです。ユーザ名とパスワードを暗号化 せずに送信します。 付録 -24 用語集 PIAFS (PHS Internet Access Forum Standard) PHS の 64kbps/32kbps 非制限デジタルベア ラを用いたデータ伝送手順です。 PING (Packet InterNet Groper) ある端末からほかの端末への接続が正常に行え るかどうかを試験するプログラムです。 POP3 (Post Office Protocol Version3) メールサーバにある電子メールを自分のパソコ ンに持ってくるプロトコルです。通常、POP3 サーバとは受信したメールを格納しているサー バを指します。 PPP(Point to Point Protocol) WAN において端末が 1 対 1 で通信を行うため のプロトコルです。 R RFC(Request For Comments) IETF が発行している公開文書です。インター ネットに関する技術、提案が記載されています。 RIP(Routing Information Protocol) ダイナミックルーティング時にルーティング テーブルの情報をルータ間でやり取りするため のプロトコルです。 RS-232C パソコンなどで普及しているシリアル通信用の ポートです。 S S/T 点 DSU と TA の接続や、ISDN 機器の増設に使用 されるインターフェイスです。接続コネクタは RJ45 のモジュラジャックを使用します。 syslog システムが作成する動作記録などの情報をネッ トワーク上で転送したり、記録を行う機能です。 syslogデーモンと呼ばれるプログラムと組み合 わせて使用されます。 T TA (Terminal Adaptor) ISDN や高速ディジタル専用線などにパソコン などを接続するための機器です。ダイヤルアッ プルータと違って通常は 1 台のパソコンしか ISDN に接続できませんが、アドレス変換を使 用しないため、ルータで動作しないアプリケー ションも動作します。 TCP(Transmission Control Protocol) 事実上インターネット標準となっている TCP/ IP プロトコルの基礎をなすプロトコルです。IP の上位プロトコルとして位置づけられ、IP がコ ネクションレス型の配送サービスだけを提供す るのに対して、TCP はコネクション型の配送 サービスを提供します。 TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol) 狭義には TCP と IP のことを、広義にはそれら を含んだ各種通信プロトコル群のことを指しま す。TCP/IP は一般的なコンピュータの通信プ ロトコルとなっており、インターネットでも採 用されています。TCP と IP は別々のものです が、両者をともに使用することが多いので、こ のようにまとめて記述されることもあります。 TELNET 遠隔地のパソコン、ルータなどの通信機器にア クセスする際などに使用するプロトコルです。 TP (Time Protocol) ネットワーク上のサーバから時刻を取得するため のプロトコルです。TPはRFC868で仕様が規定 されており、RFC1305 で規定されている NTP (Network Time Protocol)とは異なります。 U UDP (User Datagram Protocol) TCP/IP 標準のトランスポートレベルのプロト コルです。コネクションレスの IP データグラム 通信をサポートします。 Unnumbered 接続 ルータにおいて、WAN ポートに IP アドレスを 付加しないで、WANポートの対向装置と通信を 行う機能です。通常のルータでは、2つのインタ フェースを持つ場合には、それぞれのインタ フェースにネットワークが存在し、そのネット ワークに属する IP アドレスを付加してネット ワーク内の転送先端末を識別します。しかし、 WANで使用されるISDNまたは HSDのような 1 対 1 で接続されるインタフェースの場合には 転送先は 1 つしか存在しないため、必ずしも IP アドレスで転送先端末を識別する必要がありま せん。そこで WAN ポートに付加する IP アドレ スの節約が可能です。 URL(Uniform Resource Locator) インターネット上に公開されているホームペー ジなどの位置を示す記述様式です。これを指定 することで、WWW ブラウザでホームページを 見ることができます。 USB (Universal Serial Bus) 従来のシリアル、パラレルポートに変わるパソ コンの周辺機器用インタフェースです。R S 232C などに比べて速度が速く、電源を投入し たままでのケーブルの抜き差しができるなど扱 いが簡単です。 U点 INSネット64回線とDSUの接続に使用される インターフェイスです。接続コネクタには RJ11 のモジュラジャックを使用します。 V VCCI(Voluntary Control Council for Information Technology Equipment) 情報処理装置等電波障害自主規制協議会のこと です。またその自主規制そのものを指すことも あります。 VJ 圧縮 TCP/IP のヘッダ圧縮の方式の一種です。 用語集 付録 -25 付録 W WAN(Wide Area Network) LAN 同士を一般電話線、ISDN、専用線などで 結ぶことによってできる比較的規模の大きな ネットワークです。 WWW ブラウザ インターネット上に公開されているホームペー ジ(ウェブページあるいは単にページと呼ばれ ることもあります)を見るためのアプリケー ションです。現在主に使われている WWW ブラ ウザには Internet Explorer と Netscape Communicator(Navigator)があります。 あ行 アウトバンド 話中音や呼出音を端末から送出することをアウ トバンドといいます。 アドレス変換 IPパケットのヘッダ部中のIPアドレスに関する 部分を、別の IP アドレスに関する情報に変換す る機能です。 インバンド 話中音や呼出音を INS ネット 64 から送出する ことをインバンドといいます。相手が話し中の とき、INSネット64は、音声でお知らせするこ とがあります。電話機能の無いファクシミリや モデムは音声を認識できないため、誤動作の原 因となります。その場合はアウトバンドの設定 にします。 か行 簡易 LAN 機能 パソコンをRS-232CまたはUSBポート経由で LAN に接続する機能です。LAN ボード / カード を持たないパソコンもLANに接続することがで きます。ただし通信速度は RS-232C ポートま たは USB ポートの速度の上限に制限されます。 クライアント ネットワークにおいて、 サーバに対し情報の提供 などの何らかのサービスを要求し、 その返答を受 ける機器またはアプリケーションの総称です。 付録 -26 用語集 グローバルアドレス 日本ではJPNICから渡されるIPアドレスです。 インターネット上の特定端末を指定するのに必 要なIPアドレスで、ほかに重複するもののない、 世界で唯一のアドレスです。 グローバル着信 INS ネット 64の契約者回線番号で着信すること です。ネオではポートごとに、グローバル着信を するかどうかを設定できます。 ゲートウェイアドレス デフォルトルートとなっている機器のIPアドレ スのことです。 高速ディジタル専用線 毎月一定の料金で電話やデータ伝送などに利用で きる高速ディジタル転送サービスの専用線です。 コネクション型 パケットを送信するに先立って、送信先に仮想 的な通信経路を確立してから、パケットを送信 する通信形態です。 コネクションレス型 パケットの送信先との接続を確認しないで、送 信先にパケットを送信する通信形態です。 コールウェイティング 通話中に電話がかかってきたときに、通話中の 電話を切らずに 2 番目の電話の相手と話すこと ができるINSネット64・フレックスホンのサー ビスです。 コールバック 一般に、一度かかってきた電話に対してかけ直す ことを指します。 「最後に電話をかけてきた相手に電話をかけ直す コールバック機能」と「データ通信時のセキュ リティ手段としてのコールバック機能」との 2 つのコールバック機能があります。 さ行 サスペンド パソコンなどの機器で、CPU やメモリの状態を 保存して一時的に電源供給を停止することです。 サーバ ネットワークにおいて、クライアントに対し何 らかのサービスを提供する機器のことをいいま す。提供するサービスごとに、ファイルサーバ、 DNS サーバといった名称で呼ばれます。 三者通話 通話中の電話を切らずに、ほかの電話へかけら れる INS ネット 64・フレックスホンのサービ スです。両方の相手と交互に話すモード(切り替 えモード)と同時に 3 人で話すモード(ミキシン グモード)があります。 終端 ISDN 回線では S/T 点の機器に数珠つなぎに 8 台までの機器を接続することができます。この とき最も回線から遠い機器を終端といいます。 サブアドレス INSネット64では最大で8台の機器を1つの回 線番号で管理できます。これら8台の中から、特 定の機器を指定するために使用するのがサブアド レスです。 回線番号に続けてサブアドレスを指定 すれば特定の機器をつなぐことができます。 スタティック DHCP D H C P 機能を使用しているときに、特定の MAC アドレスの機器に対して、必ず同じ IP ア ドレスを割り当てる機能のことです。NATe 拡 張設定やソースアドレスルーティングを使うと きに便利な機能です。 サブネット IPアドレスの範囲内で管理者は自分の管理する ネットワークをサブネットマスクを使用して、 いくつかの小ネットワークに分割できます。こ うしてできた小ネットワークを、サブネットと 呼びます。 スタティックルーティング 経路の情報をあらかじめ固定的に設定しておく経路 選択方式です。 サブネットマスク IPアドレスにはネットワークの情報と端末の情 報が含まれています。このため IP アドレスのう ちどこまでがネットワークの情報で、どこから が端末の情報かを識別する必要があります。サ ブネットマスクはそのために必要なものです。 IP アドレス同様に 0 ∼ 255.0 ∼ 255.0 ∼ 255.0 ∼ 255 という 10 進数の数字列であら わします。またこれの値で管理者はサブネット を設定できます。 例)サブネットマスク 255.255.255.0 は 8 ビットの 2 進数では 11111111.11111 111.11111111.00000000となります。 IPアドレス192.168.60.5 のうち 1 で覆わ れている部分がネットワークを、0 の部分が ネットワーク内の端末をあらわします。この 場合、192.168.60.0 がネットワークを、5 はその中の端末のことをあらわします。 セッション ネットワーク上の 2 つの端末間での通信のこと です。個々の端末は、同時に複数のセッション を持つことができます。 切断理由 ISDN回線が切断されるときに、ISDN回線から 切断の原因を示す数値が送られてきます。これ を切断理由値と呼び、ISDN 回線を使用しての 通信に障害が発生したときには、障害の原因を 究明する手がかりとして使用されます。 ソースアドレスルーティング 発信元の IP アドレスで通信経路を決めることで す。ネオではこれによって、使用するパソコンご とに通信に使う接続先を決めることができます。 用語集 付録 -27 付録 た行 ダイナミックルーティング 経路情報を自動的に(障害経路を迂回する等)更 新する経路選択方式です。ダイナミックルー ティングを行うためには、RIP などのルーティ ングプロトコルと呼ばれるプロトコルを使用し て、ルーティングのための情報をルータ間や端 末で交換する必要があります。 タイムプロトコル → TP ダイヤルアップルータ ISDN回線や高速ディジタル専用線などのダイヤ ルアップ回線を使用してルーティングを行うこ とができるルータのことです。必要に応じて外 部ネットワークとの回線を接続する機能を持っ ています。 ダイヤルイン 1 回線に複数の通信機器が接続されている場合 に、その中の特定の通信機器に直接着信させる ことを可能にする、INSネット64のサービスで す。一般の電話回線からの着信時にも利用でき ます。ダイヤルインサービスを契約すると、本来 の契約者回線番号とは別に、複数の追加番号が 利用できるようになります。 ターミナルアダプタ → TA 端末型ダイヤルアップ接続 パソコンがモデムやTAを使用して、遠隔のネッ トワークに接続する方法です。一般的にパソコ ンの IP アドレスは、接続時に遠隔のネットワー クから割り当てられます。 着信転送 電話がかかってきたときに、転送先として登録 してある電話機に自動で転送する INS ネット 64・フレックスホンの機能です。 通信中転送 通話中の電話を第三者に転送する INS ネット 64・フレックスホンの機能です。 付録 -28 用語集 データ圧縮 圧縮という作業でデータのサイズを小さくする ことです。サイズを小さくすれば回線にかかる 負担も小さくなります。 デフォルトルート 宛先が不明のパケットが存在した場合の送信先 のルータのことです。"デフォルトゲートウェイ あるいは " 単に " ゲートウェイ " または " ルータ " と呼ぶ場合もあります。 テレホーダイ 特定の時間帯だけ、回線の使用料が定額制にな る INS ネット 64 の料金体系です。午後 11 時 から朝 8 時までは基本使用料だけで回線を使用 することができます。 転送トーキ INSネット64・フレックスホンの着信転送を契 約していると、電話がかかってきた際に、かけ てきた相手に「ただいま電話を転送しますので、 そのままお待ちください。 」とアナウンスを流し ます。転送トーキとは、そのアナウンスのこと です。 転送元トーキ INSネット64・フレックスホンの着信転送を契 約していると、転送電話をつなぐ前に、転送先 電話機の受話器をとった相手に「電話が転送さ れますので、そのままお待ちください。 」とアナ ウンスを流します。転送元トーキとは、そのア ナウンスのことです。 独占機能 独占機能を有効にした端末だけに通信の許可を 与える機能です。装置の設定中にほかの端末の 通信を排他する、特定端末の通信帯域を確保す る等の必要が生じた場合に便利です。 ドメイン名 ネットワークに接続されている端末などには、 例 えば、192.168.60.5といったIPアドレスがつ けられています。 しかしこれでは人間には理解し にくいので、 IPアドレスの所属グループをドメイ ンとしてドメイン名が割り当てられます。 例)[email protected] という電子メールア ドレスがある場合、abc.nec.co.jp がドメイン 名です。 な行 ナンバー・ディスプレイ アナログ電話回線から電話がかかってきた時に、 電話機等のディスプレイに相手の電話番号を表 示する NTT のサービスです。 ネクストルータ パケットは複数のネットワークにまたがって移 動する場合、次々とルータを介して送信されま す。あるルータから見て次にパケットを送るこ とができるルータを、隣接しているルータとい います。複数ある(一つの場合もあります)隣 接しているルータのうち、次にパケットを送る ルータをネクストルータといいます。 ネットワークタイムプロトコル → NTP ネームサーバアドレス DNS サーバの IP アドレスのことを MacOS で はこう呼んでいます。 は行 ハイスーパーディジタル回線 →高速ディジタル専用線 パケット データが送受信される際の単位です。送受信に 必要な情報を持つヘッダ部と、送りたいデータ そのものであるデータ部からできています。 パケットフィルタリング パケットに含まれた送信元などの情報を基に、 そのパケットを通過させてよいかどうかの選別 を行うセキュリティの手段です。 発信者番号認証 発信してきた相手の電話番号によって、着信を 認めるか認めないかを決定するセキュリティの 手段です。あらかじめ、着信を許可する電話番 号を登録しておき、未登録の相手からの着信を 拒否することで、不正なアクセスを防ぎます。 ハブ 複数の LAN ポートを集合させた機器のことで す。Ethernet の信号を中継します。 ファームウェア フラッシュメモリなどのシリコンデバイスによ り記憶される、装置を動作させるためのプログ ラムのことです。 フィルタ →パケットフィルタリング プライベートアドレス ネットワークの管理者が独自に設定するIPアド レスです。アドレス管理機関やプロバイダに申 請を行う必要はありませんが、RFC1918 に 従って割り振らなければなりません。外部の ネットワークと接続する場合にはアドレス変換 を行い、グローバルアドレスに変換する必要が あります。 ブラウザ → WWW ブラウザ プラグ&プレイ機能 接続した機器の設定を自動的に行う機能です。 フラッシュメモリ 書き込みが可能な記憶装置です。ここに貯えら れた情報は電源を切っても消えないで保存され ます。 フレックスホン INS ネット 64 のコールウェイティング、通信中 転送、三者通話、着信転送の 4 つの機能の総称で す。通常の契約に対する付加サービスとして契約 が必要です。 プロキシ ARP リモートから(あるいは簡易 LAN 機能で)接続 付録 をしている端末を、ネオのローカルに存在して いるように見せるために、LAN側からのARPリ クエストに対し代理応答を行う機能です。これ によりプロキシ ARP を受けた端末に対するパ ケットは、代理応答した機器のMACアドレスに 送出されるようになり、通信が可能となります。 リモートアクセスをしてきた端末にネオのLAN 側ネットワークのIPアドレスを設定した場合に 有効です。 用語集 付録 -29 プロキシ DNS 端末からのドメイン名の問い合わせに代理で答 える機能です。ネオはこの機能を持っているた め、異なるプロバイダへの接続を行う場合に、そ の都度パソコンの DNS アドレス設定を変える 必要はありません。 プロトコル 端末間で通信を行うには一定の手順にしたがっ て行わなければなりません。この手順のことを プロトコルと呼びます。 ヘッダ圧縮 パケットには送受信に必要なさまざまな情報を 持つヘッダという部分があります。複数のパ ケットに共通するヘッダ部分を省略することで 送信するパケットのサイズを小さくすることが できます。これをヘッダ圧縮と呼びます。 ポート番号 TCP や UDP の通信で、アプリケーションや サービスの識別に使われる番号です。 ま行 マルチリンク PPP 複数のチャネルを使用してPPP通信する方式の ことです。 メトリック ダイナミックルーティングの経路選択に用いら れる指標です。 ら行 リモート あるLANとは異なるネットワーク内にあること を指します。 例)リモートのパソコン、リモートのネットワー ク ルータ 複数のLANを接続する機器です。ネットワーク とネットワークの接点に設置され、パケットを どのネットワークを介して、最終目的地のネッ トワークに届けるかという送信経路を決定しま す。 付録 -30 用語集 ルータアドレス デフォルトルートとなっている機器の IP アドレ スのことを MacOS ではこう呼んでいます。 ルーティングテーブル ルータがパケットの送信において、そのパケッ トをどのルータまたは端末に配送すべきかの情 報をまとめたものです。 レジューム サスペンドしたパソコンなどの機器に再び電力 を供給し、動作を再開することです。またサス ペンドとレジュームの 2 つの動作を合わせてレ ジューム機能と言うこともあります。 ローカル あるLANと同じネットワーク内にあることを指 します。 例)ローカルのパソコン ログ 装置などの動作の記録あるいはその機能のこと です。トラブル発生時の原因解析などに使用さ れます。 索引 数字・英字 F ネット ........................................ 付録 -22 10BASE-T .................................... 付録 -21 G4 ファクス ......................................... 6-2 ACPI ............................................. 付録 -21 IETF .............................................. 付録 -23 AC コンセント ..................................... 4-6 INS-P(パケット通信)モード ................. 3-2 Adobe Acrobat Reader ..................... 9-3 INS ネット 64 ....................... 3-2, 付録 -23 APM モード .................................. 付録 -21 付加サービス ................................ 3-5, 6-11 ARP .............................................. 付録 -21 IP .................................................. 付録 -23 テーブル ................................................... 8-61 アドレス ............................................. 付録 -23 AT コマンド .................... 付録 -8, 付録 -21 アドレス設定 .......................................... 8-59 BACP ........................................... 付録 -21 アドレスのトラブル .............................. 10-4 BAP .............................................. 付録 -21 IPCP ............................................. 付録 -23 BIOS .................................................. 4-21 ISDN ............................................. 付録 -23 bps ............................................... 付録 -21 ST 点ケーブルキット .............................. 1-3 BRI ............................................... 付録 -21 ST 点+電話ケーブルキット .................. 1-3 ポート ................................................. 付録 -11 S/T 点 ................................................. 付録 -16 B チャネル ......................... 8-13, 付録 -21 回線 .............................................................. 4-6 CD-ROM ..................................... 1-3, 9-2 回線用ポート .......................... 2-7, 付録 -16 CHAP ........................................... 付録 -22 端末 .............................................................. 6-2 DHCP ................................ 7-22, 付録 -22 端末用ポート ............................ 2-7, 付録 -7 DNS 複数の ISDN 機器 ............................... 付録 -7 Dynamic DNS ....................................... 10-12 サーバ ................................................. 付録 -22 i・ナンバー 契約 ............................................... 3-3, 10-18 サーバアドレス ................................ 付録 -22 番号を設定 .................................................. 6-7 ルーティング ............. 8-6, 8-60, 付録 -22 JPNIC ........................................... 付録 -23 DP(パルス)........................................ 6-2 LAN .............................................. 付録 -23 DP 信号 ................................................. 2-7 簡易 LAN 機能 ................................... 付録 -26 DSU ................................ 付録 -7, 付録 -22 ケーブル ......................................... 1-2, 4-12 切り離しスイッチ ..................................... 2-7 状態 ........................................................... 8-61 切り離しスイッチの設定 ......................... 4-7 パソコンの設定 ......................................... 7-3 Dynamic DNS .................................. 10-12 ポート ....................................... 2-7, 付録 -16 D チャネル .................................... 付録 -22 ランプ ................................................ 2-2, 2-8 Ethernet ....................................... 付録 -22 Lmhosts ファイル .............................. 8-53 FAQ 集 .......................................... viii, 9-3 MAC アドレス .............................. 付録 -23 FIN パケット ...................................... 10-7 MP ................................................ 付録 -23 索引 付録 -31 付録 NAT ........................... 8-8, 10-8, 付録 -23 TEL2 NATe ............................................ 付録 -23 ポート .......................................................... 2-7 拡張設定 ................................ 8-60, 付録 -24 ポート設定 ..................................... 5-6, 8-60 NetBIOS ............................ 8-56, 付録 -24 ポートを使わない ..................................... 6-9 フィルタ ................................................... 8-56 ランプ ................................................ 2-2, 2-8 フィルタ設定 .......................................... 8-59 TELNET ........................................ 付録 -25 NTP .............................................. 付録 -24 TEL ポート .................................... 付録 -16 PAP .............................................. 付録 -24 設定項目一覧 .......................................... 6-18 PB(トーン) ................................ 6-2, 6-11 TP ................................................. 付録 -25 PDF ..................................................... 9-3 UDP .............................................. 付録 -25 PING ............................................. 付録 -24 Unnumbered 接続 ......................... 付録 -25 試験 .................................. 8-51, 8-61, 10-6 URL .............................................. 付録 -25 POP3 ............................................ 付録 -24 USB .............................................. 付録 -25 POWER/ALARM ランプ .............. 2-2, 2-8 関連 ...................................................... viii, 9-3 PPP .............................................. 付録 -24 ケーブル ......................................... 1-2, 4-27 ステータス ......................................... 付録 -12 ソフトウェアのバージョン ................. 4-22 接続 ........................................................... 8-44 通信する前に .......................................... 7-27 Real Player G2 ................................. 10-8 ドライバ ................................................... 4-14 RFC .............................................. 付録 -24 ドライバのアンインストール ............. 4-28 RIP ............................................... 付録 -24 パソコンの設定 ...................................... 7-23 設定 ........................................................... 8-60 ポート ....................................... 2-7, 付録 -17 S/T 点 .................. 2-7, 付録 -16, 付録 -24 ランプ ................................................ 2-2, 2-8 syslog .......................................... 付録 -24 U 点 ............................................... 付録 -25 TA ....................................... 6-2, 付録 -25 VCCI ............................................. 付録 -25 機能関連設定 .......................................... 8-60 WAN ............................................. 付録 -26 接続 ........................................................... 8-13 状態 ........................................ 8-61, 付録 -11 接続設定 ...................................................... 5-6 操作設定 ................................................... 8-59 TCP .............................................. 付録 -25 Windows 95 のバージョン ................ 4-18 Windows 95 から Windows 98 への TCP/IP ......................................... 付録 -25 トラブル ................................................... 10-3 TEL1 ポート .......................................................... 2-7 ポート設定 ..................................... 5-6, 8-60 ランプ ................................................ 2-2, 2-8 付録 -32 索引 アップグレード .................................. 4-14 Windows NT 4.0 Workstation Remote Access Autodial ................ 10-9 Windows の重要な更新の通知 ............ 10-9 WWW ブラウザ ............. 付録 -20, 付録 -26 起動のトラブル ...................................... 10-3 あ か アウトバンド ........................ 6-5, 付録 -26 回線接続用モジュラケーブル ................. 1-2 アクセス 課金 USB ポート使用の場合 ........................... 5-7 管理電話番号登録 .................................. 8-61 インターネット ......................................... 5-9 情報 ............................................... 8-61, 8-63 ネオへのアクセス .................................. 7-29 カスタム設定 ........................................ 5-6 アース端子 ........................................... 2-7 簡易 LAN 機能 ............................... 付録 -26 アップグレード .................................. 4-14 かんたん設定 ............................ 7-31, 8-59 アドレス変換 ........................ 8-7, 付録 -26 管理操作 .................................. 8-61, 8-63 テーブル設定 .......................................... 8-59 アナログポート .................................... 6-2 設定の初期化 ...................................... 付録 -6 全体設定 ......................................... 5-6, 8-60 通話履歴 ................................................... 8-60 き 機器指定着信 ...................................... 6-12 基本仕様 ....................................... 付録 -13 キャッチホンサービス ........................ 6-11 切替モード ......................................... 6-11 アフターサービスについて ............ 付録 -18 アプリケーション ................................. 8-7 トラブル ................................................. 10-15 アンインストール ............................... 4-28 い く クイックセットアップガイド ................. 1-2 クライアント ................................. 付録 -26 グローバルアドレス ...................... 付録 -26 グローバル着信 .......... 4-10, 6-8, 付録 -26 イーサネットケーブル ................ 2-7, 4-12 イルミネーション ....................... 2-9, 8-25 インターネット アクセス ...................................................... 5-9 アクセスし確認する .................... 5-7, 7-34 アクセスする前に ..................................... 5-7 インバンド ........................... 6-5, 付録 -26 お お問い合わせ先 BIGLOBE .................................................... 3-7 け 契約者回線番号 .................................... 6-7 ゲートウェイアドレス ................... 付録 -26 ケーブル ISDN ST 点ケーブルキット ................... 1-3 ISDN ST 点 + 電話ケーブルキット ...... 1-3 LAN .............................................................. 1-2 USB .............................................................. 1-2 イーサネット .......................................... 4-12 回線接続用モジュラケーブル ................ 1-2 ネオ ..................................................... 付録 -19 オプション ........................................... 1-3 オフライン ....................................... 10-12 索引 付録 -33 付録 こ 省電力モード設定 ............................... 8-60 ご購入者登録 ................................. 付録 -18 初期化 個人情報 ............................................ 5-11 アナログポート .................................. 付録 -6 コネクション型 ............................. 付録 -26 設定 ................................................. 5-6, 8-60 コネクションレス型 ...................... 付録 -26 本体すべて ........................................... 付録 -4 コールウェイティング ........ 6-11, 付録 -26 ルータ部 ............................................... 付録 -5 初期設定 ......................................... 付録 -4 さ サスペンド .................................... 付録 -27 書式 ................................................... 5-12 サーバ ........................................... 付録 -27 す サービス網一覧表 ................................. 1-2 スイッチ .............................................. 4-7 サブアドレス ................................. 付録 -27 DSU 切り離し .................................. 2-7, 4-7 サブネット .................................... 付録 -27 終端抵抗切り替え .......... 2-7, 4-8, 付録 -7 サブネットマスク .......................... 付録 -27 電源 .................................................... 2-7, 4-9 三者通話 ............................ 6-11, 付録 -27 スタティック DHCP .................................................. 付録 -27 し ルーティング .................................... 付録 -27 時刻 設定 ........................................................... 8-60 設定方法 ...................................................... 8-2 スーパーリセット ............................ 付録 -4 スピーカー穴 ........................................ 2-4 自己電話番号通知 ............................... 6-12 せ 自動切断時間の変更 ........................... 8-41 製品 自動発信 ....................... 7-32, 7-34, 8-38 仕様 ..................................................... 付録 -13 集線型ケーブル .................................... 2-7 パッケージの内容 ..................................... 1-2 終端 .............................................. 付録 -27 セッション .................................... 付録 -27 抵抗 ....................................................... 付録 -7 設置 ..................................................... 4-5 抵抗切り替えスイッチ ... 2-7, 4-8, 付録 -7 設定 抵抗付 2 分岐ローゼット ........................ 1-3 修復ツールの取得 ..................................... ii 修理費用 ....................................... 付録 -18 ウィザード ............ viii, 5-2, 5-4, 5-5, 9-3 保存できない .......................................... 10-4 接続 手動接続 ............................................ 8-61 不正な回線接続 .............................................. ii 受話音量 ............................................ 6-10 予期せぬ接続 .......................................... 10-7 仕様 .............................................. 付録 -13 詳細設定 設定 ........................ 5-6, 8-47, 8-56, 8-59 一覧 ........................................................... 8-59 マニュアル .......................................... viii, 9-3 付録 -34 接続先 索引 選択 ................................................. 8-4, 8-59 接続 / 切断ボタン .............. 2-2, 2-8, 8-36 電源 ..................................................... 4-9 切断理由 ....................................... 付録 -27 切る .............................................................. 4-4 そ コード .......................................................... 2-7 装置基本設定 ........................................ 5-6 装置全体設定 ...................................... 8-59 ソースアドレスルーティング .................................. 8-6, 8-60, 付録 -27 た ダイナミックルーティング ............ 付録 -28 タイムプロトコル .......................... 付録 -28 ダイヤルアップルータ ................... 付録 -28 ダイヤルイン ................................. 付録 -28 契約 ............................................... 3-3, 10-18 番号 .............................................................. 6-8 縦置き台 ...................................... 1-2, 4-5 差し込み口 .................................................. 2-5 ターミナルアダプタ ...................... 付録 -28 端末型ダイヤルアップ接続 ............ 付録 -28 端末名称設定 ...................................... 8-60 ち 着信転送 ............................ 6-11, 付録 -28 つ スイッチ ...................................................... 2-7 転送 設定 ........................................................... 8-29 トーキ ................................................. 付録 -28 元トーキ ............................................. 付録 -28 電池 ..................................................... 4-4 カバー .......................................................... 2-3 ホルダー ...................................................... 2-3 点灯パターン ........................................ 2-8 添付 CD-ROM ....................................... viii 収録内容 .............................................. 9-3, viii 電話 ..................................................... 6-3 確認 ........................................................... 4-10 かけ方 / 受け方 .......................................... 6-3 接続 .............................................................. 4-6 操作早わかり .......................................... 6-14 便利な使い方 .......................................... 6-11 と 独占機能 ....................................... 付録 -28 設定 ........................................................... 8-59 追加番号 .............................................. 6-7 特別メール設定 ........................ 8-23, 8-24 通信中転送 ......................... 6-12, 付録 -28 ドメイン名 .................................... 付録 -28 通風孔 .................................................. 2-4 トーンの音量 ...................................... 6-10 通話料金を表示 .................................... 6-6 な て 内線 停電 ............................................. 4-4, 4-9 通話 .............................................................. 6-4 ディジタル電話機 ................................. 6-2 転送 ........................................................... 6-13 デフォルトルート .......................... 付録 -28 ナンバー・ディスプレイ ................ 付録 -29 テレホーダイ ...................... 8-44, 付録 -28 機器 ......................................................... 10-18 対応の設定 ............................................... 8-37 電話機を使う設定 ..................................... 6-6 索引 付録 -35 付録 ファクス ね 送り方 / 受け方 .......................................... 6-5 ネオ アクセス ................................................... 7-29 接続 .............................................................. 4-6 簡易機能 ................................................... 6-11 設定 .............................................................. 6-5 設定 ............................................... 7-26, 7-31 ファームウェア .................. 8-62, 付録 -29 特長 ................................................................ xix フィルタ ....................................... 付録 -29 ネットワークに接続する ...................... 8-45 設定 ............................................... 10-8, 8-59 ネクストルータ ............................. 付録 -29 複数の ISDN 機器 ............................ 付録 -7 ネットワークゲーム ............................. 8-7 プライベートアドレス ................... 付録 -29 ネットワークタイムプロトコル ..... 付録 -29 ブラウザ ....................... 付録 -20, 付録 -29 ネームサーバアドレス ................... 付録 -29 プラグ & プレイ機能 ........... 7-22, 付録 -29 フラッシュメモリ .......................... 付録 -29 は 配線オプション .................................... 1-3 パケット ... 10-8, 10-10, 10-11, 付録 -29 フィルタリング ................................ 付録 -29 バージョンアップ ............................... 8-62 バージョン情報 .................................. 8-61 パスワード 設定 ........................................................... 8-60 トラブル ................................................... 10-4 バックアップ ...................................... 8-63 発信者番号認証 .................. 8-59, 付録 -29 フレックスホン ............................. 付録 -29 プロキシ ARP ..................................................... 付録 -29 ARP 設定 ................................................. 8-60 DNS ........................................... 8-8, 付録 -30 プロトコル .................................... 付録 -30 プロバイダ ................................. 3-7, 10-5 接続のトラブル ...................................... 10-5 フロントボタン .......................... 2-2, 8-35 設定 ................................................. 5-6, 8-60 発信電話番号を表示 ............................. 6-6 へ 発着信専用 ......................................... 6-13 ヘッダ圧縮 .................................... 付録 -30 話中音切り替え .................................. 6-12 ほ ハブ ........................... 2-7, 4-12, 付録 -29 保証書 .................................. 1-3, 付録 -18 ひ 保存設定 取得/反映 ................ 8-61, 8-63 標準設定 .............................................. 5-5 ポート 品名ラベル ........................................... 2-5 選択 ........................................................... 4-11 ふ 番号 ..................................................... 付録 -30 ファイル 閲覧 ........................................................... 8-58 共有 ............................................... 8-52, 10-7 付録 -36 仕様 ..................................................... 付録 -16 索引 優先 ........................................................... 6-12 ホームページ .......... xx, 付録 -19, 付録 -26 ボリューム設定 .................................. 8-60 ま り マルチキャストパケット ................... 10-11 リセットパケット ............................... 10-7 マルチリンク PPP .............. 7-32, 付録 -30 リブート(再起動)............................. 8-61 接続 ........................................................... 8-44 リモート ....................................... 付録 -30 み る ミキシングモード ............................... 6-11 ルータ ........................................... 付録 -30 みんなのコムスターズ・ランド ..... 付録 -19 アドレス ............................................. 付録 -30 む ルーティングテーブル ........ 8-61, 付録 -30 無線オプション .................................... 1-3 れ め レジューム .................................... 付録 -30 メトリック .................................... 付録 -30 ろ メール ローカル ....................................... 付録 -30 快適に楽しむ .......................................... 8-21 ログ .............................................. 付録 -30 確認設定 ...................................................... 5-6 表示 ........................................................... 8-61 確認ボタン ........................... 2-2, 2-8, 8-35 ローゼット ............................. 1-3, 付録 -7 確認ボタンの点滅やイルミネーション わ .................................................................... 8-21 個人情報 ................................................... 5-11 サーバ ....................................................... 5-11 取得 / 内容表示 ....................................... 8-21 ワイヤレスアクセスポイント CMZ-RT-WA ............................................................. 1-3 ワイヤレスカード CMZ-RT-WP .......... 1-3 ワイヤレスセット CMZ-RT-WS .......... 1-3 書式 ........................................................... 5-12 設定 ............................................... 8-22, 8-60 設定方法 ................................................... 5-11 ソフト ....................................................... 5-11 着信確認 ................................................... 8-21 付録 転送機能 ................................................... 8-21 転送設定 ...................................................... 5-6 転送ボタン ........................... 2-2, 2-8, 8-35 特別メール設定 ...................................... 8-24 メロディ .................................. 8-21, 8-24 よ 用語集 ........................................... 付録 -21 予期せぬ接続 ...................................... 10-7 索引 付録 -37 Memo Memo Memo Memo Memo 情報処理装置など電波自主規制について 商標についてのお知らせ この装置は情報処理装置など電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラ ス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としています が、この装置がラジオやテレビジョン受信機などに近接して使用されると、受信障害 を引き起こすことがあります。 この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求さ れることがあります。 ● Microsoft、Windows、Windows 95、Windows 98、Windows 2000、 Windows NT、および Internet Explorer は、米国およびその他の国における Microsoft Corporation の商標もしくは登録商標です。 ● Macintosh、Mac は、アップルコンピュータ社の登録商標です。 ● NTT、INS ネット 64、OCN エコノミー、INS テレホーダイ、フレックスホンは、 日本電信電話株式会社の商標もしくは登録商標です。 ● Netscape、Netscape Navigator、Netscape Communicator は、米国 Netscape 社の商標もしくは登録商標です。 ● Adobe、Acrobat、Acrobat Readerは、米国およびその他の国におけるAdobe Systems Incorporated の商標もしくは登録商標です。 ● その他、本マニュアルに記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録 商標または商標です。 輸出する際のご注意 本製品は、外国為替および外国貿易管理法の規定により、戦略物資輸出規制品に該当 します。日本国外に持ち出す際には、日本国政府の輸出許可申請など、必要な手続き をお取りください。 本製品(ソフトウェア含む)は日本国内仕様であり、外国の規格などには準拠してお りません。本製品は日本国外で使用された場合、当社は一切責任を負いかねます。ま た、 当社は本製品に関し海外での保守サービスおよび技術サポートなどは行っており ません。 ネオの廃棄方法について ネオを廃棄するときは、地方自治体の条例に従って処理してください。詳細は、各地 方自治体にお問い合わせください。 ご注意 (1) 本書の内容の一部または全部を無断で転載することは禁止されています。 (2) 本書の内容については、将来予告なしに変更することがあります。 (3) 本書は内容について万全を期しておりますが、万一ご不審な点や誤り、記載もれ などお気づきのことがありましたら、 ご一報くださいますようお願いいたします。 (4) 当社では、本体の運用を理由とする損失、逸失利益等の請求につきましては、 (3) 項にかかわらずいかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。 (5) 本装置は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など、 人命にかかわる設備や機器、および高度な信頼性を必要とする設備や機器として の使用またはこれらに組み込んでの使用は意図されておりません。 これら設備や機器、制御システムなどに本装置を使用され、当社製品の故障によ り、人身事故、火災事故、社会的な損害などが生じても、当社ではいかなる責任 も負いかねます。 設備や機器、制御システムなどにおいては、冗長設計、火災延焼対策設計、誤動 作防止設計など、安全設計に万全を期されるようご注意願います。 (6) 乱丁、落丁はお取り替えいたします。 COMSTARZ ROUTER CMZ-RT-H1* ユーザーズマニュアル D0I-E10759 Copyright © 2000 NEC Corporation 2000 年 6 月 第 1 版 NEC(NEC ネットワークス) 東京都港区芝 5 丁目 33 番 7 号 03-3454-1111(大代表) (禁無断複製) neo_表2-3 1 00.5.31, 5:54 PM ●ご使用の前にこのユーザーズマニュアルを よくお読みの上、正しくお使いください。 ●お読みになったあとは、 いつでもご覧になれる場所に 必ず保管してください。
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