家具調トイレHS (スライドくん) 〈快適脱臭〉 〈暖房・快適脱臭〉 取扱説明書 このたびは家具調トイレHSをお求めい ただきまして、まことにありがとうご ざいます。 正しくお使いいただくため、ご使用前 に必ずお読みください。 もくじ 安全上のご注意 1∼3 各部のなまえと仕様 3∼5 特長 5・6 組み立てかた 6∼9 使いかた 10∼12 お手入れの方法 13 故障かな?と思ったら 14 ARONKASEI CO.,LTD. 安全上のご注意 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他人への危害を未然 に防止するためのものです。いずれも安全に関する重要な内容ですので、必ず守ってください。 警告 注意 誤った使いかたをすると「死亡または重傷などを負う可能性が想定される」内容 を説明しています。 誤った使いかたをすると「傷害または財産への損害が発生する可能性が 想定される」内容を説明しています。 ■お守りいただきたい内容の種類を、次の絵表示(図記号)で区分し、説明しています。(下記は絵表示の例です) 必ず実行していただく「強制」内容を 説明しています。 してはいけない「禁止」内容を 説明しています。 警告 ACアダプターは、根元まで確実に差し込むこと 差し込みが不完全ですと、感電や発熱に よる火災の原因になります。 ●傷んだACアダプター、ゆるんだコン セントは、使用しないでください。 絶対に分解・修理・改造をしないこと 本体が正常にはたらかず、けがの原因にな ります。 ぬれた手でACアダプターの抜き差しを しないこと 感電の恐れがあり大変危険です。 ACアダプター・コードを破損するよう なことをしなこと 傷つけたり、加工したり、熱器具に近づ けたり、無理に曲げたり、ねじったり、 引っ張ったり、重い物を載せたり、束ね たりしないこと 傷んだまま使用すると、感電・ショー ト・火災の原因になります。 お手入れの際は、必ずACアダプターを コンセントから抜くこと ACアダプターのほこり等は、定期的に 取り除くこと ACアダプターにほこりがたまると、湿 気等で、絶縁不良となり、火災の原因に なります。 ●長期間使用しないときは、ACアダプ ターを抜いてください。 ひじ掛けを前方に出した状態で、ひじ掛け先 端部に座ったり、手すりがわりに使うなど過 度の力をかけないこと 本体が転倒したり、ひじ掛けが破損し、 けがの原因になります。 注意 ACアダプターを抜くときは、コードを 持たずに必ずACアダプターを持って引 き抜くこと 折れ座面の開閉は、必ず持ち手部を持っ て行うこと 別の部分を持って行う と指をはさむ原因に なります。 ひじ掛けがしっかり固定されているか確 認すること 身体が不安定な状態となり、けがの原因 になります。 使用者が用便等の際、自分自身の身体を 十分に安定させられない場合は、介助者 が必ず付き添うこと ひじ掛けは必ず両側を取り付けた状態で 使うこと 1 安全上のご注意 注意 便座面の角度調節を行う際、本体後ろ板 と可動枠との間に指をはさまないよう注 意すること 脱臭器は、水洗いしないこと 脱臭器の内部に水が入ると故障の原因に なります。 便座面の角度調節を行ったあと、ボルト 2本でしっかり固定されているか確認す ること ボルトがゆるんで破損したり、便座面が 動いてけがの原因になります。 脱臭器に小便や水をかけないこと 落としたり、強い衝撃を与えないこと 脱臭器の排気口に物や手を入れないこと 回転するファンにまきこまれ、けがの原因にな ります。また、ファンの故障の原因になります。 補高脚を調節して使用する場合、左右の 脚が同じ高さになるようにし、ボルトで 確実に固定すること 本体が不安定になり、転倒したり、けが の原因になります。 センサーを引っ張 らないこと 故障、破損をする 恐れがあります。 必ず平たんな場所で使うこと ボルトがゆるんでいないか、定期的に点 検すること 不安定になり、けがの原因になります。 専用のACアダプター以外は使用しない こと 故障の原因になります。 直射日光を避けて、室内でのみ使用する こと 変色やソリ・ひび割れの原因になります。 キャスターでの移動は、無理な段差や凹 凸面では行わないこと 本体が引っかかり、転倒やけがをしたり 故障の原因になります。 ひじ掛けのスライドは、ノブを持って行 うこと 別の部分を持って行うと指をはさむ原因 になります。 体重が100kg以上の方は使用しないこと 本体が破損する恐れがあります。 本体を移動させるときは、背もたれを持 って行うこと 他の部位を持って移動させると故障やけ がの原因になります。 直接水をかけて洗わないこと 変形や故障の原因となります。 バケツ内に水や汚物を入れたまま、本体 を移動させないこと 内容物がこぼれ、本体や服・床などを汚 す恐れがあります。 各部の調節(高さ調節など)については、 お買い上げの販売店かケアマネジャーな ど専門家に相談すること 人や物をのせたまま移動させないこと 故障やけがの原因になります。 使用者の身体状況によっては、介助者が 付き添ったり、お買い上げの販売店か ケアマネジャーなど専門家に相談するこ と 背もたれを手すりがわりに持たないこと 転倒し、けがの原因になります。 2 安全上のご注意 注意 熱器具の近くや 湿気の多い場所に は設置しないこと 座面やひじ掛けの上に 立ったりしないこと 転倒し、けがの原因 になります。 火災や変形の原因 になります。 補高脚を取り外した状態で使用しないこ と 本体が不安定になり、転倒したり、けが の原因になります。 子供・幼児を遊ばせる等、他の用途では 使用しないこと 各部のなまえと仕様 ■サイズ(単位はcm) 背もたれ 4.5 ひじ掛け 受け板 57 42・45cmの5段階で調節できます。 単位:cm 61(59) 57 2 6 2.5 39.5 61 77.5(75.5) ダクト 脱臭器 33∼45 81.5∼93.5 18・21・24 ●側面図 61(59) ※( 1 6 ※便座高は3cm間隔で33・36・39・ 補高脚 ●上面図 81.5∼93.5 18・21・24 バケツ ソフト便座 33∼45 折れ座面 38∼50 ノブ 吸引口 61 )内は背もたれ前位置 3 各部のなまえと仕様 ソフト便座 ソフト便座 便座ベース板 ティッピング部 後面図 キャスター ※暖房便座仕様には、ソフト便座はついていません。 ■部材・付属品 本体のバケツ内 ●軸受け1個 ●ペーパーホルダー1個 ●ACアダプター1個 ●軸受け固定ボルト2本 (M6×15mm) ●プレフィルター ●脱臭器 ●目隠しシール2枚 (便座面角度調節穴用) ●レンチ1本 (4mm) 付属品 ●消臭剤フォームタイプ 4 各部のなまえと仕様 ■仕様 ※暖房便座については別紙「暖房便座取扱説明書」をご参照ください。 品名 家具調トイレHS快適脱臭 本 体 脱臭器 材質 構造部材/天然木(ラバーウッド) 表面加工/ウレタン樹脂塗装 張り材/合成皮革 クッション材/ウレタンフォーム 受け板・バケツ・便座ベース板/ポリプロピレン ソフト便座/EVA(抗菌加工) 本体/ポリプロピレン 接続ダクト/ポリエチレン プレフィルター/ポリウレタン 吸着材/触媒配合ハニカム活性炭 寸法 61×61×高さ81.5∼93.5cm (便座までの高さ:33・36・39・42・45cm) 幅13.5×奥行8.5×高さ19cm 重量 バケツ容量 約19kg(暖房便座仕様 約20kg) 約10i 約0.7kg ー 電源 ー AC100V(50/60Hz共用) DC12V(ACアダプター使用) 消費電力 脱臭方法 吸着材寿命 ー ー ー 約5W 吸着脱臭方式 約7年(1日1時間使用した場合) 動作 ー 人体を感知し自動的に起動 最終感知から5分後に停止 コード長 ー 約1.9m 特長 トイレの特長 ●ひじ掛けが前方にスライドするので、排泄時には前方で排泄姿勢をサポートでき座位が安定します。 ●ひじ掛けは、高さを3段階に調節可能です。(便座から18・21・24cm) ●脚後部にはキャスターが付いているので移動が楽にできます。 また、キャスター外側のティッピング部を踏みながら背もたれを持って本体を起こすと動作が楽で腰へ の負担も減ります。 ●背もたれは前後2段階(2cm間隔)の位置調節が可能です。 ●十分な足引きスペースがあるので立ち上がりが楽にできます。 ●椅子として使えるソフト素材で軽量な折れ座面を採用しています。 開閉時も静かなので周囲に気がねなく使用でき、握力の弱い方も楽々開閉できます。 ●ソフト便座には、着座時の痛みや冷たさを緩和するやわらかい素材を使用(抗菌加工) 。 汚れた時は、分解して洗えます。 ●便座は、使われる方の体格に合わせて5段階の高さ調節が可能です。 (33∼45cm) ●便座面を後ろ上がり・前上がりに約4度(±3.5cm)ずつ調整できるので、一番楽な排泄や着座姿勢が 選べます。 ①立ち上がりと排泄しやすさを考慮すると後ろ上がりに設定します。さらに、前へ尿がこぼれにくくな ります。 ②ズレ落ちの傾向のある人には、前上がりに設定します。 ●便座・受け板を外して掃除できるから、いつも清潔です。 ●便座はゆっくり閉まるオイルダンパーを採用しています。 ●受け板は汚れや臭いがしみ込みにくいプラスチック製で、しかも底付きになっているので汚水がこぼれ ても床を汚すことがなく衛生的です。 ●ペーパーホルダーは左右どちらにも取り付け可能です。 5 特長 快適脱臭の特長 ●吸引構造 便座の下後方2ヶ所の吸引口から臭いを強力に吸い取ります。 ●自動運転 センサーが、ポータブルトイレに近づく人に反応して自動で運転を開始します。また、人が離れてから 5分後に停止するタイマーつきです。 ●吸着材 吸着材は、触媒配合ハニカム活性炭で、悪臭を吸着して取り除きます。吸着材の寿命は、1日1時間の 使用で約7年間使用することができます。 組み立てかた 1 便座高(座面)を調節する 注意 はじめにボルトを完全に締め付けずに取り付け、 最後に増し締めすると効率よく組み立てられます。 ご使用になる方の体格にあわせて、便座の高さを5段階 (3cm間隔/33∼45cm)に調節できます。 ※本体を箱から取り出した時は、座面高41cm・便座 高36cmに設定されています。 高さ調節の方法は、本体を横倒しにして、補高脚を固定 しているボルトをゆるめ、取り外します。 設定したい高さの穴にピンを差し込んで位置決めし、 ボルト各2本(合計8本)で確実に固定します。 注 意 C補高脚を調節して使用する場合、左右の脚が同じ高 さになるようにし、ボルトで確実に固定すること C補高脚を取り外した状態で使用しないこと 本体が不安定になり、転倒したり、けがの原 因になります。 ボルト 高さ目盛り 補高脚 ピン 本体の高さ目盛 りに補高脚のピ ンをあわせてく ださい。 2 ひじ掛け高さを調節する ひじ掛けの高さは、3段階(3cm間隔)に調節できます。 ご使用になる方の症状や体格に応じて、ひじ掛けの取り 付けを行なってください。 片側のひじ掛けは3本のボルトで取り付けることができ ます。 6 ⎫ ⎪ ⎪ ひじ掛け用 ⎬ ⎪ ボルト3本 ⎪ ⎭ 組み立てかた 3 便座面角度を調節する 便座面角度を、ご使用になる方の目的にあわせて後ろ上がり・水平・前上がりの3段階(±4度)に調節 ) できます。 (本体側左右各2ケ所の内、ボルト固定しない穴には付属の目隠しシールを貼ってください。 ※本体を箱から取り出した時は、水平位置に設定されています。 (快適脱臭仕様) 注意 便座面36cmに設定した場合は便座面を後ろ下がりにしないでください。脱臭器が床に当たり 破損したり、脱臭機能を果たさない原因になります。 〈後ろ上がり状態〉 ボルト +4度 (3.5cm) 〈水平状態〉 〈前上がり状態〉 ボルト ボルト 立ち上がりと排泄しやすさを 考慮した場合 注 意 4 注意 −4度 (−3.5cm) 背もたれを前後の前 位置で固定すると、 便座が立たないの で、後位置で使用し てください。 前方へのズレ落ち傾向のある 場合 便座面の角度調節を行う際、本体後ろ板と可動枠との間に指を はさまないよう注意すること ペーパーホルダー ペーパーホルダーを取り付ける ひじ掛け側面に、ペーパーホルダー取り付け用ナッ トが取り付けられています。ご使用状況に応じて、 取り付け位置を右側か左側から選んでください。 軸受け ①軸受け固定ボルトで軸受けをひじ掛けに取り付けます。 上下の向きに注意して取り付けてください。 軸受け固定ボルト ※つばのあるほうが下側 ②軸受けにペーパーホルダーを取り付けます。 ペーパーホルダー 取り付け用ナット 5 背もたれの位置調節をする 必要に応じて背もたれの位置を前後に2cmずらすことができます。 背もたれクッションの穴位置を選んでボルトで確実に固定してください。 箱から取り出した状態は後側に付いています。 前側 2cm 7 後側 組み立てかた 6 脱臭器を取り付ける ①折れ座面を開けて、受け板を本体から外してください。 ②脱臭器をトイレ本体の内側に取り付けます。 脱臭器の吸引口を上方に向け、センサーコードが向か って左側にくるようにトイレ本体内部に取り付けられ た金属製の枠に脱臭器を差し込んでください。 センサーコード 脱臭器 取り付け用枠 脱臭器 受け板 ③センサーを片手で持ちながら、受け板をトイレ本体に 取り付けます。その際、センサーコードが受け板のセ ンサーコード用の溝を通るように注意してください。 はじめに、受け板の後方を本体に当ててから取り付け ると簡単に取り付けることができます。この時、接続 ダクトの中央の穴と、脱臭器の吸引口が接続されてい るか、確認してください。 本体後ろ側の隙間から中が確認できます。 注 意 センサーコード用の溝 マジックテープ ※接続ダクトは、しっかり接続してあることを 確認すること ※異物等を挿入したり、はさみ込まないこと 吸引力を低下させたり、故障の原因になります。 接続 ダクト 脱臭器 8 組み立てかた 6 脱臭器を取り付ける(つづき) マジックテープ ④センサーを受け板のセンサー取り付け位置に取り付け てください。 センサーとセンサー取り付け位置にはマジックテープ が付いており、簡単に着脱することができます。 センサーコード 受け板 ジャック穴 ⑤ACアダプターの端子を脱臭器本体の 横にあるジャック穴に差し込み、AC アダプター本体を家庭用(100V 50/60Hz)コンセントに差し込んで ください。約30秒後、センサーが待 機状態となり、人体を感知すると脱臭 器が運転を開始します。 脱臭器 ジャック穴 ACアダプター の端子 AC100V ⑥センサーは人の動きを感知し続けると運転を継続しま すが、人の動きを感知しなくなってから約5分後に運 転を停止します。ご使用中でも長時間一定の姿勢で着 座されたときは、センサーが使用者の動きを感知しな いため停止することがありますが故障ではありませ ん。このようなときは、お体を前後に軽く動かすかセ ンサーの前に手をかざして、センサーが人体の動きを 感知するようにしてください。 9 使いかた 1 快適な使い方 本製品には、防臭消耗品が入っております。ご活用いただき、快 適にお使いください。 #防臭消耗品の使い方 バケツに約2iの水(バケツ内側の2と表示のある線まで)を 入れ、消臭剤フォームタイプを入れておくと泡が臭いをしゃ断 します。 注 意 当社指定の防臭消耗品以外は使用しないこと 脱臭器の吸着材は、臭いの成分を吸着するため、香料を含む薬剤を 使用すると吸着材の寿命が短くなる恐れがあります。 $便座に座る前に用便されてしまう場合もあります。あらかじめ ポータブルトイレ用消臭・防水シート(別売)を敷いておくと、 より快適にお使いいただけます。 ③折れ座面を開け、便座を上げて、バケツの蓋を外してご使用く ださい。 ※バケツ内へは、ティッシュペーパーなど、トイレットペーパー 以外のものは入れないこと。 トイレで処理する際、詰まる原因になります。 ④使用後はポータブルトイレ本体からバケツを取り出して、汚物 をトイレに流してください。 こんな使い方ができます ●立ち上がって移乗ができる場合 ひじ掛けを収納した状態でベットの移動用バーを持ちながら立ち上がって移乗し、便座に座った後ひじ 掛けのノブを持って、前方にスライドさせて前傾姿勢をサポートします。 10 使いかた ●介助される方が補助して移乗される場合 ひじ掛けを収納した状態で身体を支えてトイレに移乗させ、ひじ掛けを前方にスライドさせて前傾姿勢 をサポートさせます。 便座の分解・組立て方法 ●お手入れや便座の取りかえを行う時 1 折れ座面を開け、便座を上げる 2 軸カバーの溝にuドライバー等を入れ、 上に引き上げる 便座 軸カバー uドライバー 11 使いかた 3 止めピンをぬき、便座を軸受けから 外す 止めピン 4 最後に受け板の軸穴からオイルダンパー をぬき、便座を分解する (オイルダンパーが軸受に残った時は、4の作業はいりません) ※組立てる場合は、4から逆の手順で行ってください。 オイルダンパー ソフト便座は 便座ベース板から分解できます。 裏面の凸部を押して分解してください。 ソフト便座と便座ベース板に分解する際、 無理にひっぱらないこと 注 意 強く引っぱると、ソフト便座が破損します。 12 お手入れの方法 普段のお手入れ・接続ダクト、脱臭器のお手入れ 1 普段のお手入れは いつまでも気持ちよくお使いいただくために、小マメに汚れを落としてください。 汚れは、スポンジかやわらかい布に住居用洗剤(弱アルカリ性・中性)をふくませてふきとってくだ さい。 注 意 ※タワシや磨き粉、研磨剤入りのスポンジ等は使用しない こと ※塩素系洗剤、酸・アルカリ性洗剤、シンナー、クレゾー ル、殺虫剤等は絶対に使用しないこと 木部の塗装がはがれたり、プラスチックが劣化または破 損し、けがの原因になります。 2 少しひどい汚れには 便座・受け板は、本体から取り外すことができます。汚れがひどくなった時は、取り外して、水洗い してください。 センサーコードを引張ったり、折り曲げたりしないこと 注 断線して故障の原因になります。 意 3 プレフィルター 脱臭器のお手入れ #ACアダプターを取り外し、センサーを受け板から外してください。 $脱臭器をトイレ本体から引き上げ取り外してください。 %受け板内のダクト及び接続ダクトは、汚れやほこりが溜りや すいので、時々ブラシ等でほこりを取り除いてください。 また、落ちにくい汚れは、水で洗い流してください。 &接続ダクトと脱臭器の間にあるプレフィルターは、ほこりが たまりやすいので、月に1度は取り外して、やわらかいブラ シ等でほこりを取り除いてください。 13 故障かな?と思ったら ●修理などを依頼される前に、本書をよくお読みの上、次の点をお調べください。 においが取れない センサーに手をかざ しても動作しない 人がいないのに作動 し続ける プレフィルターにほこりがつまっていませんか プレフィルターの掃除をする →P13 受け板の吸引口、脱臭器排水口をふさいで いる物はありませんか ふさいでいるものを取り除く 受け板カバー・接続ダクト・脱臭器がしっ かり接続されていますか 正しく接続する →P8、9、13 センサーが汚れていませんか センサーを掃除する ACアダプターはしっかり差し込まれていま すか ACアダプターを差し込みなおす →P9 座面は開いていませんか 座面を閉じる 14 暖房便座取扱説明書 ●ポータブルトイレ用 このたびは暖房便座付ポータブ ルトイレ・サニタリエースをお 求めいただきまして、まことに ありがとうございます。正しく お使いいただくため、ご使用前 に、この暖房便座取扱説明書並 びにポータブルトイレ・サニタ リエースの取扱説明書を必ずお 読みください。 なお、この取扱説明書は大切に 保管してください。 KX暖房便座 もくじ 安全上のご注意 FX暖房便座 ●サニタリエース用 1∼2 各部のなまえ 3 使いかた 4 お手入れの方法 4 故障かな?と思ったら 5 ARONKASEI CO.,LTD. 安全上のご注意 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他人への危害を未然 に防止するためのものです。いずれも安全に関する重要な内容ですので、必ず守ってください。 警告 注意 誤った使いかたをすると「死亡または重傷などを負う可能性が想定される」内容 を説明しています。 誤った使いかたをすると「傷害または財産への損害が発生する可能性が 想定される」内容を説明しています。 ■お守りいただきたい内容の種類を、次の絵表示(図記号)で区分し、説明しています。(下記は絵表示の例です) 必ず実行していただく「強制」内容を 説明しています。 してはいけない「禁止」内容を 説明しています。 警告 分解・修理・改造は絶対にしないこと 感電や発火の原因になります。分解・修 理が必要なときは、お買い求めになった お店か裏面の支店・ 営業所にご相談くだ さい。 電源プラグの差し込み部分のほこりは取 り除くこと 火災の原因になります。 焦げ臭いなど異常がある場合は、すぐ電 源プラグを抜くこと 感電や火災の恐れがありますので、お買 い上げの販売店または、裏面の支店・営 業所にご連絡ください。 電源プラグを抜くときは、コードを持た ずに先端の電源プラグを持って引き抜く こと 電源コードが破損 し、火災・感電の 原因になることが あります。 電源は配線工事に関する法令・規程に従 った「有資格者」による配線工事の電源 を使用すること 火災や感電の原因になります。 配線器具の定格を超える使いかたや、交 流100V以外では使用しないこと 他の器具と併用し、定格を超えると、分 岐コンセント部が異常発熱して、発火の 原因になります。 お手入れの際は必ず電源プラグをコンセ ントから抜いておくこと。また、濡れた 手で電源プラグを抜き差ししないこと 感電の恐れが あり大変危険 です。 交流100V 1 警告 電源コードや電源プラグが傷んだり、コ ンセントの差し込みがゆるいときは、使 用しないこと 火災・感電の原因になります。 便座・スイッチボックスには水をかけな いこと 感電やショートの原因になります。 電源コードや電源プラグを無理に曲げた り、引っ張ったり、ねじったり、束ねて 使用したり、重いものを載せたり、はさ み込んだりしないこと 破損して、 火災・感電の原因になります。 便座・スイッチボックスは表面に結露を 生じるような湿気の多い場所(浴室等) では使用しないこと 感電やショートの原因になります。 注意 長期間使用しないときは、必ず電源プラ グをコンセントから抜いておくこと 絶縁劣化により、 火災感電の原因 になります。 便座を倒すとき、乱暴に扱わないこと 故障の原因になります。 便座や上蓋(座面)の上に、立たないこ と 便座や上蓋(座面)が割れたり、けがや 故障の原因になります。 使用者が、自分の身体 を十分に安定させられ ない場合は、介助者が 必ず付き添うこと 便座カバーはつけずに使用すること 直射日光が当たる場所や火気に近づけな いこと 火災や変形の原因になります。 ※イラストはポータブル トイレ使用時です。 お子様・お年寄り・身体の不自由な人・ 皮ふ感覚の弱い人などが使用するとき は、周囲が十分注意すること 低温やけどをおこすことがあります。 下半身マヒなど温度感覚のない方が暖房 便座を長時間ご使用になる時は、スイッ チボックスの電源スイッチを「切」にし てご使用ください。 2 各部のなまえ ■仕様 KX暖房便座 便座 品 名 スイッチボックス KX暖房便座 便座・裏板:ポリプロピレン 材 質 ホルダー 435×360×38mm 定 格 交流100V-53W 表面温度 温度調節範囲約30∼40℃ 発 熱 体 チュービングヒーター コ ー ド 電源プラグ 裏板 電源コード ビニールコード (長さ本体側約0.9m、電源側約1.6m) 安全装置 温度ヒューズ 重 量 約1.2kg ■仕様 FX暖房便座 品 名 便座 スイッチボックス・ホルダー:ABS樹脂 寸 法 FX暖房便座 スイッチボックス 便座・裏板:ポリプロピレン 材 質 寸 法 ホルダー 電源コード 電源プラグ サニタリエース暖房便座 435×360×36mm 定 格 交流100V-53W 表面温度 温度調節範囲約30∼40℃ 発 熱 体 チュービングヒーター コ ー ド 裏板 スイッチボックス・ホルダー:ABS樹脂 ビニールコード (長さ本体側約0.9m、電源側約1.6m) 安全装置 温度ヒューズ 重 量 約1.0kg ■仕様 品 名 便座 スイッチボックス 材 質 ホルダー 裏板 電源コード 便座・裏板:ポリプロピレン スイッチボックス・ホルダー:ABS樹脂 寸 法 436×348×42mm 定 格 交流100V-53W 表面温度 温度調節範囲約30∼40℃ 発 熱 体 チュービングヒーター コ ー ド 電源プラグ サニタリエース暖房便座 ビニールコード (長さ本体側約0.9m、電源側約1.6m) 安全装置 温度ヒューズ 重 量 約1.1kg 電気代について ●標準消費電力は、室温10℃・便座温度35℃(便座温度調節ランプの中央点灯)で平均約18Wh。 1日24時間通電した場合、1日当たり約10円。 1ヵ月(30日)当り約360円が目安となります。(1kwh=25円39銭で計算) 便座表面温度について 室温5℃のとき、便座温度調節ランプの左端点灯(最低設定、黄色ランプ点灯)で約30℃、右端点 灯(最高設定、赤ランプ点灯)で約40℃となります。 3 使いかた 組立て方法 ●ポータブルトイレの場合 1 ポータブルトイレを組み立てる 2 暖房便座のスイッチボックスを固定する ①添付のポータブルトイレの取扱説明書に従ってトイレ部を組み立ててください。 ①スイッチボックスは、ポータブルトイレ本体の左右どちらにでも固定できます。 ②ホルダーからスイッチボックスをスライドさせ外し、ホルダーの両面テープ側が、トイレ本体の側面に合 うようにします。 ③ホルダーの離型紙をはがし、本体の側面にしっかりと固定してください。 この際、本体のポケット、ヒジかけ固定ピンなどの作動のじゃまにならないよう注意してください。 ④スイッチボックスをホルダーに差し込んでください。 ●サニタリエースの場合 1 サニタリエースを便器へ取りつける 2 暖房便座のスイッチボックスを固定する ①添付のサニタリエースの取扱説明書に従ってサニタリエースを便器へ取りつけてください。 ①電源コードが届く範囲の壁面にスイッチボックスの取りつけ位置を決めます。 ②ホルダーからスイッチボックスをスライドさせ外し、ホルダーをスイッチボックス取りつけ位置に両面テープで固定してください。 ③スイッチボックスをホルダーに差し込んでください。 使用方法 電源ランプ ①電源プラグをコンセントに差し込むと、スイッチが入り電源ランプと便座温 度調節ランプの中央ランプが点灯します。 ② 高 低 ボタンを押すとランプ表示が切換わり、便座表面の温度調節ができます。 ③お好みの温度に調節してください。 ※最低約30℃、最高約40℃(室温5℃のとき)の範囲で5段階に調節できます。 電源 便座温度調節 低 注 意 長期間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセントから 抜いておくこと 切/入 電源 スイッチ 便座温度 調節ランプ 高 温度調節 ボタン スイッチボックス お手入れの方法 ●普段のお手入れは いつまでも気持ちよくお使いいただくために、小マメに汚れを落としてください。 汚れはスポンジかやわらかい布に、住居用洗剤(弱アルカリ性・中性)をふくませてふきとってください。 ※便座・スイッチボックスには水をかけないこと 注 意 感電やショートの原因になります。 ※タワシや磨き粉、研磨剤入りのスポンジ等は使用しないこと ※塩素系洗剤、酸・アルカリ性洗剤、シンナー、クレゾール等は絶対に 使用しないこと プラスチックが劣化または破損し、けがの原因になります。 4 故障かな?と思ったら ●修理などを依頼される前に、本書をよくお読みの上、次の点をお調べください。 こんなとき 電源スイッチを押しても ランプが点灯しない 便座があたたかくない 便座があつい 電源ランプが点滅し、 便座面があたたかくない 調べるところ 電源プラグが確実に差し込まれていますか? 電源が 「切」 になっていませんか? 設定温度が低くなっていませんか? 設定温度が高くなっていませんか? 自動回路遮断が働きました。販売店に相談してください。 5
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