氷見市は、富山県の西北、能登半島の東側付け根部 分に位置し、人口54,000 人程の地域てす。 市域の大部分は山々に囲まれていますが、海岸線か らは海原遥かに雄大な北アルプスが一望できるとい う、豊かな自然と共に、初夏の「マグロ」 、出世魚でも 有名な冬の「寒ぶり」 、そして「氷見いわし」は広辞苑 にも掲載されるほど有名です。 市内には、224区の自治会があり、旧小学校区を 単位に21の地区社会福祉協議会が組織されており、 小地域ごとに地域特性や住民のニーズに合った地域福 祉活動が住民主体により展開されています。 地域福祉の推進機関である氷見市社協が法人化さ れ、42年が経過し、その間富山県独自の助成金事業、 全社協モデル事業の指定を積極的に受け、個人(家族) のニーズを大切にすることを基本として、「シルバー 談話室」「ふれあいランチサービス」などの地域福祉 活動の支援、専門職が担うべき部分であるサービス開 発、地域住民による個別支援である「ケアネット活動」 主催 社会福祉法人氷見市社会福祉協議会 共催 日本地域福祉研究所 日本地域福祉学会東海北陸地方部会 後援 氷見市(申請中) 富山県社会福祉協議会(申請中) の推進に取り組んできました。 今回のセミナーでは、地域の成長とそれに関わって きた氷見市社協の支援方法を振り返り、今後の地域福 祉推進のあり方について考える機会とします。 《プログラム》 【1日目】-11月22日(日)- 時 間 内 12:00~13:00 受 付 13:00~13:10 開 会 容 (主催者あいさつ、来賓あいさつ) 氷見市社協検証への導き「氷見市社協との関わりを通じて」 日本社会事業大学 学長 大橋 謙策 氏 13:10~13:40 これまで、長年に渡り氷見市社協に関わってきた大橋先生から見た、氷見市社協 の動きや特長について、お話しいただきます。 13:40~13:50 休 憩(会場レイアウト変更) 鼎談「地域福祉推進機関としての使命と役割」 法政大学 13:50~15:50 教授 宮城 孝氏 全国社会福祉協議会 地域福祉部長 渋谷 篤男氏 氷見市社会福祉協議会 事務局長 晶美 中尾 地域福祉を推進する機関である社協事務局職員に求められる資質と理想とする 組織体制及び人材育成術など氷見市社協の取り組みと全国各地の社協事務局職員 (組織)の現状を比較しながら、地域福祉推進機関としての使命と役割を考えてい きます。 15:50~16:00 休 憩 シンポジウム:氷見の実践紹介 「氷見の地域福祉実践の特長と課題」 -地区社協活動展開とケアネット活動事例、そして市社協職員体制- コーディネーター 日本福祉大学 16:00~17:30 シンポジスト コメンテーター 准教授 氷見市社会福祉協議会 地域福祉部長 原田 正樹氏 森脇 俊二 〃 老人福祉センター施設長 山崎 伸行 〃 ボランティア総合センター所長 山田 哲也 伊賀市社会福祉協議会 事務局長 平井 俊圭氏 氷見市における実践の紹介からコミュニティソーシャルワーク概念の本質を探 ると共に、その機能を考えていきます。 17:30~18:00 懇親会会場へ移動(送迎バスを運行します) いそ っ ぷ 懇親会(氷見灘浦温泉元湯 磯波風) 18:30~20:30 氷見自慢の海の幸をはじめ、地元の食材をご堪能いただき、情報交換をしま しょう! 【2日目】-11月23日(月)- 時 間 内 容 分科会(氷見市社協職員事例担当) 1.地域自立生活支援とケアネット活動(会場:未定) コーディネーター 立正大学 教授 国光 登志子氏 事例提供 氷見市社協 老人福祉センター施設長 山崎 伸行 公的サービスを利用する個人(世帯)と地域の結びつきから生まれた新たな絆とそれに対する 専門職の気づきとケアマネジメントの視点について考えていきます。 2.地区社協の組織化と主体的発展(会場:未定) コーディネーター 日本福祉大学 准教授 原田 正樹氏 事例提供 氷見市社協 ボランティア総合センター 所長 山田 哲也 地区社協組織化から20年の間に実践してきた小地域福祉活動を振り返り、その時社協事務局職員はどう 動いたのか、それによって地域の福祉力がどのように向上したかを分析し、今後の地区社協支援のポイント を整理します。 3.地域福祉活動計画と社協経営戦略(会場:未定) コーディネーター 田園調布学園大学 教授 小野 敏明氏 事例提供 氷見市社協 地域福祉部長 森脇 俊二 氷見市において第1次から現在の第3次地域福祉活動計画を策定したことによる地 9:30~12:00 域・市社協・行政・専門機関の関係の変化や新たなつながりなど、策定意義を検証する と共に、市社協として「社協基盤強化計画」の必要性の確認及びそれに基づいた「社協 経営」の在り方について考えていきます。 4.地域福祉学会東海北陸地方部会特別分科会(会場:未定) 座 長 富山県地域福祉研究会 会長 宮田 伸朗氏 ① 地方部会の活動報告 各県の活動状況等報告 ② 「富山の地域福祉~その歩みと展望~」 パネラー 富山県障害福祉課 課長 小林 明夫氏 〃 富山県地域福祉研究会 副会長 〃 NPO法人わくわく小矢部 理事長 加藤 邦子氏 コーディネーター 坂田 克司氏 富山県地域福祉研究会 企画幹事 野田 智氏 富山県では平成元年から県・県社協・市町村社協が主体となり「地域総合福祉推 進事業」に取り組み、現在「コミュニティケアネット21事業」として継続されています。 また、一方では地域で高齢者・障害者等が一つ屋根の下でサービスをうける「富山型 民間ディサービス事業」 (小規模共生型福祉サービス)が展開されています。 この2事業を組み合わせて新たな「地域福祉の形」を作ることが求められており、今 回新たな「富山型地域福祉のあり方」について検討を行います。 12:00~13:30 昼食・休憩 ◎氷見市社協各種事業紹介ブースを設置します! 総括講演「地域福祉とこれからの社協への期待」 日本社会事業大学 学長 13:30~15:00 大橋 謙策氏 昨年3月に出された「これからの地域福祉のあり方に関する研究会報告」を基に、氷 見市における地域福祉実践の検証を踏まえた上で、今後の社協組織の進む方向性につい て考えていきます。 15:00~15:10 閉 会 ◆定 員 200名程度(定員に届き次第締め切らせていただく場合があります) ◆参加費 一般 10,000円(全体資料集含む) 院生・学生 4,000円( 〃 ) 特別分科会のみ参加 2,000円(全体資料集含みません) *全体資料集を希望される方は、別途2,000円で販売いたします) ◆懇親会 6,000円(磯波風以外宿泊者及び懇親会のみ参加者) ◆昼 食 2日目のみ 1,000円(お茶付き)◎要事前予約 *初日は、事前に食事を取ってお越し下さい。 ◆参加申込締切 平成21年10月30日(金) ◆宿泊のご案内 宿泊設定日:11月22日(日) 宿泊先 部屋タイプ 氷見灘浦温泉元湯 和室 いそ っ 磯 波 ぷ 風 富山県氷見市泊1760 TEL0766-74-1560 (4~9名程度) * 部屋 割 り につ い て は、当会で調整させて 代金 定員 宿泊場所立地 セミナー会場 よ り 9,000円 100名 車 で 1 5 分 程 度 いただきます *表示の代金には、夕食(懇親会)、朝食、税金、サービス料を含んだ1名1泊あたりの金額です。 ◎定員を超えた場合は、別途斡旋します! (氷見市の宿泊情報 http://www.city.himi.toyama.jp/kankozyouhou/kanko.html も参考にして ください) ◆参加申込 別紙申込書に必要事項をご記入の上、平成21年10月30日(金)まで に、FAX(0766-74-8055)にてお申し込み下さい。 申込後、申込事項の確認をさせていただきます。その後、費用の送金をお 願いいたします。 (費用の送金完了を持って、正式受付とさせていただきます) 申込後の変更・取消については、速やかご連絡ください。尚、参加費につ いては、ご返金いたしません。 宿泊の取消については、別途の料率の金額を取消料として申し受けます。 7日前から3日前まで 前日 当日 無連絡 30% 40% 50% 100% 宿泊 ◆申込方法/問い合せ先 氷見市社会福祉協議会 〒935-0011 氷見市ボランティア総合センター(担当:森脇、山田、飯田) 富山県氷見市中央町12-21 TEL:0766-74-1800 FAX:0766-74-8055 ◆セミナー会場アクセス ・車の場合 名古屋方面からは、東海北陸自動車道、関西・関東方面からは、北陸自動車道「小矢 部砺波J.C.T」から能越自動車道「氷見I.C」より県道415号線を東へ5分。 ・電車の場合 東海・関西・関東方面から、高岡駅から氷見線に乗り換えて、氷見駅下車(終着駅) 徒歩20分。
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