議会だより 2012 平成24年7月26日発行 No.149 子ども議会(7月18日開催)に備え、大樹小6年生が全員で第2回定例会の一般質問を傍聴 P2~3 6月定例会 P4~14 一般質問 P18 テレビ北海道(TVH)中継局設置に補助金 晩成温泉の指定管理者決まる 7 議員が 21 項目について質問 学校インタビュー 尾田小学校編 発行/北海道大樹町議会 編集/大樹町議会広報広聴特別委員会 〒089-2195 北海道広尾郡大樹町東本通33番地 ℡(01558)6-2111 平成 ~各会計補正予算を可決~ 年6月 日~ 日 46 10 ― 鳥獣被害対策、広尾町と広域で連携を ― 181 第2回定例会(6月) 平成24年度補正予算の主なもの (単位:万円) 設置し、シカ侵入防止柵の 設置、くくりわなの設置促 進や一斉駆除等の経費とし て445万円を増額。 ●家畜防疫対策資機材とし て、動力噴霧器、 防護服や消 石灰の購入に 万円を増額。 公衆浴場の修繕 「印鑑の登録と証明 に関する条例」と「手 数料徴収条例」の改 正を原案可決 畜産防疫対策に係る資機材購入費 60 外国語指導助手の帰国旅費 35 国民健康保険事業特別会計《17万円の追加》 水道事業会計《46万円の追加》 「大樹町印鑑の登録及び 証明に関する条例」と「大 樹町手数料徴収条例」の一 部改正について町長より提 出があり、全会一致で原案 どおり可決しました。 住民基本台帳法の一部を 改正する法律の施行に伴い、 住民基本台帳に外国人も登 録されることになるため、 各条例の必要な改正を行う ものです。 2 たいき議会だより(№149) 46 坂下浄水場の暖房機の購入 445 鳥獣被害対策に伴う経費 3 避難者の増加による生活支援一時給付金 46 パスポート発給事務に伴う経費 17 制度改正に伴うシステムの改修 1,001 テレビ北海道 (TVH) 中継局設置への補助金 定 例会 平成 15 15 12 12 21 る見込み。 ●本年 月からパスポート の発給事務が北海道から権 限移譲されることにより、 専用パソコンの設置費用等 に 万円を増額。 ●公衆浴場の温度管理制御 装置の故障と埋設している 排水管の修繕に181万円 を増額。 ●シカ等による農作物被害 防止対策として、大樹町と 広尾町による広域協議会を 15 24 14 31 年第 2回 24 平成 年第2回定例会が6月 日から 日まで 開催されました。 日は町長、教育委員長からの行政報告に続き、 条例の改正や補正予算などの審議を行い、すべて 原案どおり可決しました。 日は休会とし、 日と 日には7議員から 項目の一般質問を行い、付議された案件がすべて 終了し、閉会しました。一般質問の傍聴には、大 樹小から6年生が 名、また、今回で7回目とな るナイター議会には9名の方がお越しくださいま した 。 12 一般会計《1,771万円の追加》 60 12 13 6月 日に可決した一般 会計の補正予算では、17 71万円を追加する補正を 行いました。主なものは次 のとおりです。 ●テレビ北海道(TVH) が設置する広尾町の大丸山 中継局の設置に伴う補助金 として1001万円を増額。 受信エリアとなる大樹町と 広尾町が補助するもので、 年内に整備が完了し、平成 年1月から視聴可能とな 25 24 テレビ北海道 (TVH) 中継局を整備 平成25年1月から視聴が可能に 31 産 を 取 得 予算繰越2件を報告 て公の機関に対して要望する行為です。陳情も同様に扱われます。請願と陳情の違いは、 紹介議員の有無で、陳情は紹介議員がいない場合です。 ●議会運営委員会 ・議会の運営に関する事項 (所管事務調査) お問い合わせは、議会事務局まで TEL6-2111(内線402) 平成 年度一般会計繰越 明許費繰越計算書と平成 年度介護保険特別会計繰越 明許費繰越計算書について の報告がありました。 議員派遣を決定 ●北海道町村議会議員研修 会に議員全員を派遣 ●福島県相馬市で行われる 相馬野馬追祭に議長以下2 名を派遣 委員会の閉会中の継 続調査について決定 ●総務常任委員会 ・福祉、介護施設のあり方 について (所管事務調査) 議会は、住民の代表機関として、民意を広く行政に反映させるため、国や町の事務などに 関する請願を処理することになっています。請願とは、憲法に規定された国民の権利とし 23 (所管事務調査) どなたも議会に対し、請願・陳情することができます 財 多目的航空公園に隣接す る山林の樹木が、航空法に 基づく進入表面に支障をき たすことが予想されるため、 この山林を多目的航空公園 用地として取得し解消する もの。 土地の所在は、大樹町美 成で面積は4万8950平 方メートル。取得金額は8 07万6000円。 新たな指定管理者により営業がスタート 過疎計画の変更を 原案可決 大 樹 町 過 疎 地 域 自 立 促 進 市町 村 計 画 の 変 更 に つ い て 町長 よ り 提 出 が あ り 、 全 会 一致 で 原 案 ど お り 可 決 し ま した 。 財 政 的 に 有 利 な 過 疎 債 の 活用 を 図 る た め の 変 更 で 、 整備 す る 町 道 の 追 加 、 農 道 の整 備 の 追 加 、 地 上 デ ジ タ ル放 送 の 難 視 聴 対 策 や 放 送 施設 の 整 備 等 が 計 画 に 盛 り 込ま れ ま し た 。 24 23 ●経済常任委員会 ・公営牧場の運営状況につ いて たいき議会だより(№149) 3 晩成温泉の指定 管理者決まる 4 月 か ら 町 直 営 で 営 業 を 行っ て き た 晩 成 温 泉 と 学 童 農業 研 修 セ ン タ ー の 指 定 管 理者 が 決 定 し ま し た 。 新 た に 決 定 し た 指 定 管 理 者は、町内のヤスダリネン サプ ラ イ 株 式 会 社 で 、 指 定 期間は平成 年7月1日か ら平成 年3月 日まで。 29 用 語 解 説 過疎債 過疎地域自立促進市町村計画に基づく事業 について、事業費の100%を地方債(借金) で実施でき、その内70%が交付税(国の財源) で交付される起債 いっぱん質問 議会でいう「質問」とは、議員がまちの行財政全般にわたって、執行機関に 疑問点をただし、所信の表明を求めて、考え方を明らかにするものです。 平成24年第4回定例会の一般質問は、6月14日と15日に行い、7議員から21項目の質問があり、 町長、教育委員長の考えを問いました。24日の午後6時からは、今回で7回目となる『ナイター 議会』を開催しました。 ◆西田輝樹 議員(P4~6) ・学校給食について ・要援護者の把握について ・職員・町民の施策提案制度について ◆安田清之 議員(P6~7) ・大樹高校2間口維持、町としての新たな支援取り組みに ついて ・公共施設の設計と契約について ・学力向上に関する総合実践事業の実施に係る町としての 具体的な取り組みは ・都市計画について ・福祉計画について ◆志民和義 議員(P11~12) ◆杉森俊行 議員(P7~9) ・再生可能エネルギーについて ・町の節電計画について ・住宅リフォーム制度について ・エネルギー教育について ・小規模多機能型居宅介護施設・障害者自立支援法(グル ープホーム)について ・医師住宅の新築について ・病院の改築について ・北海道再生可能エネルギー振興機構について ・北海道水資源保全条例について ◆柚原千秋 議員(P13) ◆齊藤 徹 議員(P10~11) ・節電計画について ・自治体事務一律基準見直しについて ・大樹町の名木の指定について ◆福岡孝道 議員(P13~14) ・学校給食放射性物質・地産地消と栄養教諭の配置について 年2回、地場産品を使った 給食を提供している リームなどを「たいきまる ごと給食」として提供して いる。 食材の安全性は、児童生 徒のアレルギー対策として、 特に加工品については購入 前に納入業者から成分分析 表の提出を求め、アレルギ ー物質の有無を確認してい る。また、使用頻度が高い 食材を中心に微生物検査と 理化学検査を実施している。 放射能の問題については、 産地の自治体でサンプル調 査を行っているため、国の 基準を上回る食材は流通し ていないと考えているが、 北海道放射能分析センター 西田 輝樹 議員 たいき議会だより(№149) ふるさとを意識した給食の内容は 問(西田議員) 学校給食は単なる昼食の 提供ではなく、大切な教育 活動と考えるが、ふるさと を意識した給食はどのよう な内容か。食材の安全性の 確認方法は。ふるさと給食 など内容の充実にはコスト 高が考えられるが、現行の 給食費で今後も実施可能か。 答(辻本教育委員長) 大樹産の農産物や水産物 が多く出回る8月から 月 に年2回、地場産品を使い、 牛丼、豚丼、シシャモの南 蛮漬け、鮭の三平汁、ポテ トサラダ、納豆、アイスク 11 4 に依 頼 し て サ ン プ ル 調 査 を 行っ て い る 。 給 食 費 に つ い て は 、 平 成 年度に食材価格高騰のた め ・5パーセント増の改 定を 行 っ て お り 、 現 行 の 給 食費で大丈夫と考えている。 「た い き ま る ご と 給 食 」 に も毎 年 万 円 の 予 算 を 計 上 して お り 、 予 算 を 有 効 に 使 うこ と で 、 内 容 の 充 実 と 食 育の 推 進 を 図 り た い 。 12 21 50 要援護者の把握方は 本人からの相談や関係する団体・ 組織を通じで直接的・間接的に把握 問(西田議員) 要援護者の把握はどのよ うにされ、どのような考え 方で分類されているか。 答(伏見町長) う事態に陥らないよう、把 握に努めている。本人から の相談や民生児童委員、行 政区長、近隣住民、教育機 関、医療機関や福祉機関な ど関係する団体や組織など を通じて直接的、間接的な 方法で把握している。 支援対象の判断基準につ いては、障害や難病、生活 困窮、高齢独居老人、虐待 など多岐にわたり、これま での同様なケースを参考に して判断している。また、 新たな事例となる場合は、 担当課内での検討会を経て 判断している。 これからも町民の皆様や 関係機関のお力をお借りし ながら進めたい。 職員の提案制度、重要かつ必要では 答(伏見町長) 職員の提案制度は、数十 年前に「私の提言」と称し て、全職員からまちづくり に対するアイディアの募集 に取り組んだ実績があり、 一定の成果を得て終了した。 現在、このような提案制 度はないが、全課を対象と した事業執行打ち合わせや 予算編成打ち合わせ、個別 庁議など町施策に係わるさ まざまな協議の場が設けら れており、各課において施 策提案に関した協議が十分 されているものと思ってい る。また、職員とのコミュ ニケーションの場も十分に あり、直接職員からの提案 やパソコンのネットワーク を利用した提案もある。 職員の意識改革や政策形 成能力の向上、組織の活性 化にもつながると思ってお り、制度化について調査・ 検討してまいりたい。 町民からのアイディア募 集については、町長と語る 会や広聴手紙でご意見をい ただいており、こども議会 も実施され、その成果に大 変期待している。 今後とも町民の方や職員 からの提言等を広くお聞き し、一体となって取り組み たい。 たいき議会だより(№149) 5 組織の活性化につながるため、 今後調査・検討したい 問(西田議員) 多くの人々の人知を結集 して参画意識を高め、行財 政・生活様式の変化や産業 創生にアイディアを提案で きる制度が必要。特に職員 の提案制度は、行財政や町 の将来にとって重要かつ必 要なことと考えるが、町長 の考えは。また、児童生徒 を含めた町民に対してアイ ディア募集などの提案を促 す考えは。 私の提言 支援が必要な状況にある 方を把握できていないとい 昨年の「たいきまるごと給食」 ホエー豚のそぼろちらし、鮭の三平汁、アイスクリームなど 見直しの必要性は十分に感じている 工業などが適正に配置され、合理的な土地 面積合計の敷地面積に対する割合)、高さ などの制限かかかり、その制限に反する建 物は建築確認を受けることができません。 用途地域の種類は、第1種住居地域や商 業地域、工業地域など全部で12種類あり、 用途地域が指定されると、その目的に応 安田 清之 議員 大樹町ではこのうち9種類について指定さ れています。 11 利用を実現するための地域。 じて建ぺい率(建物の建築面積の敷地面積 域を指定して土地や建物の 用途に一定の制限を加えて いる。 都市計画の見直しについ ては、平成 年の変更から 年が経過しており、人口 の減少や少子高齢化への加 速、社会経済環境の変化に よって、都市計画としての 用途地域の位置付けに変化 が生じている可能性がある。 また、都市計画道路も長期 未着手の路線もあり、都市 計画の見直しの必要性は十 分感じている。 都市計画はまちづくりに は重要な事項と考えており、 都市計画審議会のご意見を 聞きながら順次とり進めて まいりたい。 6 たいき議会だより(№149) きない場所があるが、町長 の考えは。 答(伏見町長) 都市計画は市街地の無秩 序な乱開発を防ぎ、良好な 環境のもと道路や建物、施 設を整備するなど、適正な 土地利用を図るために設け られたものであり、用途地 大樹町の用途地域指定の状況 都市計画の見直しの考えは 建築物の用途の混合を防ぎ、住居、商業、 れておらず、都市計画の網 がかかっていることで建物 の改修や新築などが一切で に対する割合)や容積率(建物の各階の床 問( 安 田 議 員 ) 用途地域 都 市 計 画 は 平 成 年 に 変 更さ れ 、 そ の 後 見 直 し が さ 用 語 解 説 13 11 策定された福祉計画の中で特に 重要だという内容は 小規模多機能型居宅介護と グループホーム整備の検討 答(伏見町長) 計画では平成 年度に小 規模多機能型居宅介護、平 成 年度にグループホーム という答申を受けている。 答申は重く受け止めるが、 今後は町にどのような施設 が必要なのか見極めていか なければならないし、議会 や町民の皆様のご意見も伺 っていきたい。 特別養護老人ホーム増床 の考えはないが、小規模多 機能型居宅介護・グループ ホームに併設の試算はした い。 25 小規模多機能型居宅介護施設と グループホームの実施方法は 26 考えをお示しするまでには 至っていない 問(杉森議員) 小規模多機能型居宅介護 とグループホームに対する 実施方法や補助などの町の 考え方は。 たいき議会だより(№149) 7 26 福祉計画・介護保険計画策定委員会(木村委員長、 穀内副委員長)より町に対して計画を答申 答(伏見町長) 第5期の高齢者福祉計画・ 介護保険事業計画において、 平成 年度に小規模多機能 型居宅介護の整備が計画さ れており、士幌町や本別町 の施設の視察も行っている。 今後は設置場所や設置方法、 補助など町の支援の必要性 25 尊厳を保ちながら穏やかに 生活を送ることができる施 設で、併せて検討を進めて いる。 第3期障害福祉計画は、 上位計画の「障害者保健福 祉計画」の基本理念、障害 のある人もない人もともに 生活する「ノーマライゼー ション社会の実現」を踏襲 しつつ、目標をより具体的 に示した計画。障害のある 方々が自ら居住する場所を 選択し、必要とする支援を 受け、自立と社会参加の促 進が一層図られる計画と考 えている。 問(安田議員) 具体的な実施年が示され たが、費用や事業者など、 どのような形で進めていく のか。同様のサービスが行 われている特別養護老人ホ ームの増床も含めて検討し ては。 杉森 俊行 議員 問( 安 田 議 員 ) 第 5 期 高 齢 者 福 祉 計 画 ・ 介護 保 険 事 業 計 画 、 第 3 期 障害 福 祉 計 画 が 策 定 さ れ た が、 そ の 中 で 特 に 重 要 だ と いう 内 容 は 。 答( 伏 見 町 長 ) 第 5 期 高 齢 者 福 祉 計 画 ・ 介護 保 険 事 業 計 画 の 中 で 平 成 年度に小規模多機能型 居宅 介 護 、 平 成 年 度 に グ ルー プ ホ ー ム の 整 備 が 計 画 され て い る 。 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 は、ホームヘルプサービス、 デイ サ ー ビ ス 、 シ ョ ー ト ス テイ の 3 サ ー ビ ス を 一 つ の 事業 所 で 行 う も の 。 実 施 事 業者 は 公 募 を 基 本 と し 、 設 置場 所 や 方 法 に つ い て 検 討 を進 め て い る 。 グループホームについて は、 認 知 症 高 齢 者 が 少 人 数 で共 同 生 活 を 営 み 、 食 事 の 支度や入浴などの日常生活 をス タ ッ フ と と も に 行 い 、 25 を検 討 し て い く こ と に な る が、 現 時 点 で 考 え 方 を お 示 しす る ま で に は 至 っ て い な い。 グ ル ー プ ホ ー ム に つ い て も平 成 年 度 の 整 備 計 画 と なっ て お り 、 小 規 模 多 機 能 型居 宅 介 護 施 設 と 併 せ て 検 討を 進 め て い る 。 28 12 行政報告 (3月定例会~6月定例会) 町長 ○情報公開審査会委員3名 を 委 嘱。( 再 任 2 名、新 任1名)任期は平成 年 4月1日から平成 年3 月 日まで。 ○町営住宅運営委員7名を 委 嘱。( 再 任 7 名 )任 期 は平成 年4月1日から 平成 年3月 日まで。 リスクラム北海道がチー ズ製造を中止。機器の撤 収作業は完了し、原状回 復の作業中。 ◯2012年度の乳価が決 定。プール乳価でキロ2 円 銭値上げ。 教育委員長 ○「学力向上に関する総合 実践事業」の実践指定校 に大樹小学校が指定 ○学校評議員8名を委嘱。 任期は平成 年4月1日 から平成 年3月 日ま で ○社会教育委員 名を委嘱。 任期は平成 年4月1日 から平成 年3月 日ま で ○図書館運営委員3名を委 8 たいき議会だより(№149) 医師住宅の新築の内容は 5670万円で落札し契約 を終えている。建設時期は 9月 日まで。 旧医師住宅4戸の解体は、 予算額400万円を計上し ており、新しい住宅が完成 し、引っ越しが終わった後 着手、 月中旬までに完了 するよう進めたい。 医師とは位置や道路の関 係、また、除雪の関係など 十分に協議している。 車庫付住宅を2棟5670万円で 契約、工期は9月末まで 問(杉森議員) 医師住宅新築の場所や規 模、予算、旧住宅の解体の 時期や予算は。また、医師 とは話し合いを持たれたの か。 答(伏見町長) 建設場所は高齢者保健福 祉推進センター「らいふ」 の東側、車庫付住宅を2棟 建設。予算額は5800万 円で、入札を行った結果、 ○5月3日から4日の低気 圧に伴う大雨被害は、町 道で カ所が路面洗掘等 の被害、農業は9・59 ヘクタールが冠水や表土 流出等の被害。 ・1パーセ ◯大樹高校の入学者は 名 で、町内中学校からの進 名、 31 10 嘱( 補 充 )。任 期 は 平 成 年4月1日から平成 年3月 日まで(残任期 間) 25 学は ント。 ◯旧歴舟小でチーズ製造を 行っている株式会社アグ 31 24 25 24 26 52 24 31 52 26 31 24 31 24 31 26 12 25 問( 杉 森 議 員 ) 答申に沿って計画を早い 段階 で 実 施 し て も ら い た い と考 え て い る 。 双 方 の 事 業 は 民 間 事 業 者 に任 せ て 町 は 関 わ ら な い の か。 土 地 や 建 物 な ど の 提 供 の考 え は 。 答( 伏 見 町 長 ) サ ー ビ ス を さ れ て い る 方 にお 任 せ を し た い と 考 え て いる 。 国 の 補 助 金 を 活 用 し 、 補 填を 町 が 行 う と か 、 土 地 を 無償 提 供 す る と か 、 何 か 施 策は 講 じ て い か な け れ ば と は考 え て い る 。 改築される医師住宅 昭和46年築 26 られた歩行距離以内として おり、階段が使用不能の際 には、屋上への非難も一時 的なものとして想定してい る。 非常用発電機については、 2台設置した場合、初期投 資やランニングコストでデ メリット多いため、1台の 設置とし、電力供給期間は 5日間で想定している。 が制度化された。 水資源保全地域は、国有 地、道有地、町有地を除い た民間の所有地を対象とす るもの。 町では取水場のある2カ 所の水資源保全地域を設定 し、水資源保全地域指定提 案書を北海道に提出した。 北海道と十分な連携を取 りながら、水資源保全のた め、水源周辺の土地が適正 に利用されるよう努める。 取水場がある2カ所の 水資源保全地域を設定 北海道再水資源保全条例に 対する町の対応は 問(杉森議員) 北海道水資源保全条例に ついて、事前届出制が 月 1日に開始されるが、町は どのような対策を講じ、対 処するのか。 答(伏見町長) 北海道水資源の保全に関 する条例が4月1日に施行 され、水資源保全地域内の 土地取引行為の事前届出制 の導入と水資源保全地域内 の土地の公有地化への支援 10 病院改築、消防法や建築基準法の関係は 法に準拠されている た書類が提出されると思う。 避難場所と誘導では、院 内放送で避難方向を周知す るとともに、職員による避 難誘導を行う。避難経路と なる階段の位置は法で定め 加入を前提に、どのようなエネルギー 政策が望ましいか検討したい 北海道再生可能エネルギー 振興機構への町の対応は 問(杉森議員) 10 ルギー振興機構の設立発起 人会が5月 日に開催され ている。 今後は発起人の中から 名程度の検討会を組織し、 具体的な事業計画や年会費 額、定款、設立総会などに ついて案を作成し、7月頃 に設立総会の開催し、機構 を正式に発足と伺っている。 当町としても、この北海 道再生可能エネルギー振興 機構への加入を前提として、 どのようなエネルギー政策 が望ましいか検討したい。 たいき議会だより(№149) 9 北海道再生可能エネルギ ー振興機構への町の対応は。 答(伏見町長) 北海道において、再生可 能エネルギーの導入を拡大 し、地球環境の保全とエネ ルギー自給率の向上、そし て地域経済社会の発展に寄 与することを目的に、道民 の手による再生可能エネル ギー拡大に向けた取り組み をトータルにコーディネー トする北海道再生可能エネ 水資源保全地域を設定 坂下浄水場 (上) 住吉浄水場 (下) 問( 杉 森 議 員 ) 病 院 の 改 築 で 、 正 面 ロ ー タリ ー は ど の よ う に 利 用 す るの か 。 電 線 の 地 下 埋 設 の メリ ッ ト は 。 ま た 、 消 防 法 や建 築 基 準 法 の 関 係 、 避 難 場所 と 誘 導 、 非 常 用 発 電 機 の考 え 方 は 。 答( 伏 見 町 長 ) 正面ロータリーついては、 植栽 で 計 画 し て い た が 、 な い方 が い い と い う 意 見 も あ り、 車 両 の 運 行 に 支 障 が な く、 交 通 規 制 や 指 示 が で き るこ と を 考 慮 し て 、 実 施 設 計の 中 で 検 討 し て い る 。 電 線 の 地 下 埋 設 は 基 本 設 計で ご 提 案 し て い た が 、 メ リットはあまりないと考え、 架空 式 で 進 め た い 。 消 防 法 や 建 築 基 準 法 へ の 設計 は 、 確 認 申 請 時 に 必 要 とな り 、 こ れ ら の 業 務 は 実 施設計業務に含まれている。 ボイ ラ ー 室 や 地 下 タ ン ク な どの 位 置 関 係 も 法 に 準 拠 し 14 学校給食の導入も検討 高校2間口維持へ 新たな支援取り組みは 問(齊藤議員) 南十勝の近隣の中学生が 聞き取り調査では3年後に 名近い生徒の減少が見込 まれているが、大樹高校2 間口維持への新たな支援取 り組みは。 学校給食の導入について も検討していく。 て生徒の確保に努めたい。 大樹高校2間口維持に向け新たな支援を検討 設計段階で熟慮が 足りなかった えは。また、中学校教員住 宅の車幅が狭く、使い勝手 が悪いと聞いているが、設 計に問題は。 10 たいき議会だより(№149) 協力をいただき、利用の拡 大を図りたい。 問(齊藤議員) 4月から栄養教諭が配置 され、学力向上に関する教 育課程の実践における活動 の場は。 答(辻本教育委員長) 学校との連携を一層深め ながら、児童生徒が将来に わたって正しい知識に基づ く自己管理能力や食習慣を 身につけることができるよ う授業等を展開したい。 問(齊藤議員) 大樹中学校の体育館が完 成し、まだ周辺の外構工事 が残っているが、今後の考 公共施設設計の見直しで 町民負担の軽減を 答(伏見町長) 2学級維持が大変厳しい 状況。高校通学費の助成や 各種検定試験の受験料助成 は継続して実施する。 南十勝の中学校を対象に 大樹高校入学に向けての説 明会を実施しているが、今 後は広尾中学校も対象とし 40 学校給食の放射性物質に 対する取り組みは ントとなっている。まだま だ地場産品の利用割合は少 ない状況だが、関係機関の 齊藤 徹 議員 分析結果は不検出、今後の対応は 学校給食運営委員会で検討 問( 齊 藤 議 員 ) 学 校 給 食 の 食 材 の 放 射 性 物質 測 定 を 実 施 し て い る 市 町村 も あ る が 、 町 の 取 り 組 みは。また、原発事故以来、 地場 産 品 食 材 の 関 心 が 一 層 高ま っ て い る が 、 利 用 の 割 合は 。 答( 辻 本 教 育 委 員 長 ) 本 州 産 の 野 菜 を 分 析 し た 結果 、 不 検 出 だ っ た 。 今 後 の対 応 に つ い て は 、 学 校 給 食運 営 委 員 会 の 中 で 審 議 い ただき、検討していきたい。 地 場 産 品 の 利 用 割 合 は 、 金額 比 で 北 海 道 産 パ ー セ ント 。 大 樹 産 1 ・ 7 パ ー セ 62 本州産野菜のサンプル調査を実施 答( 小 林 教 育 長 ) 新体育館は学校開放事業 や地 域 住 民 の 一 時 避 難 所 に 指定 さ れ て い る た め 、 学 校 現場 や 関 係 部 署 と 協 議 し 、 9月 を 目 途 に 実 施 設 計 に 取 り組 み た い 。 答( 伏 見 町 長 ) 車 庫 の 幅 に つ い て は 、 施 設面 積 が 過 大 と な ら な い よ う必 要 最 小 限 の 車 庫 幅 で 設 計し て い る 。 今 後 、 設 計 段 階で 利 便 性 の 向 上 が 図 ら れ るよ う 検 討 し て い く 。 取り付けられている。平成 年度に改築した南十勝こ ども発達支援センターも同 様の位置に取り付けられ、 その後、排気筒を高い位置 に改修されており、このよ うな前例を踏まえ、なぜ今 回の設計を見直しできなか ったか。 問(齊藤議員) 学力向上に関する総合実 践事業の実践指定校として 指定されたが、指定期間と、 教育委員会として重点的な 事業は。また、特別支援を 要する児童への取り組みは。 れることから、暖房器具を 窓下に設置した。屋根の雪 の滑落飛距離や勾配、日さ しの長さも検討して設計し たが、雪が堆積して故障の 原因につながる恐れがある ことから、改修する方向で 検討している。 設計段階で熟慮が足りな かった。こういう形で費用 をかけることは大変申し訳 なく思っている。 ログラムも組んでいる。や はり家庭教育と小学校教育 が教育を進める上で基礎基 本と考えている。 支援を要する児童へのき め細かな指導として、個別 の教育指導計画と個別の教 育支援計画の作成、活用、 評価により、子ども一人ひ とりのニーズに応じた対応 を図る。 今後も関係団体がともに 連携を密にし、学校力の向 上に向けて取り組みたい。 家庭教育と小学校教育が 基礎基本 学力向上に関する総合実践事業の 重点的な取り組みは 答(伏見町長) 室内の暖房効果が向上さ 22 答(小林教育長) 具体的に何年間という期 限は設定されていない。 事業内容について、ある 程度の数値目標を立てて、 年度ごとに成果の検証のプ 積極的に取り組みたい バイオガス発電に強力に 取り組んでは 問(志民議員) 自然エネルギー促進のた め、町としても太陽光発電 に取り組んでいるが、他の バイオガス発電や水力発電 など、国や道も含めて補助 はどのようになっているか。 また、国や道に対して要望 書を提出していると聞いて いるが、その内容は。 家畜ふん尿対策からもバ イオガス発電に強力に取り 組んでほしいと考えている が、町長の考えは。 答(伏見町長) バイオガス発電や水力発 電に対する国や道による補 助はいくつかある。町の補 助制度については現在ない が、支援が必要と判断した 場合に検討していきたい。 北海道酪農振興町村長会 議(会長、伏見町長)にお いて、バイオガス発電の買 取価格、買取期間 年の設 定、発電における送電線架 設費用の事業者負担の軽減 を図るため、電力会社によ る2分の1の補助創設と電 力会社による送電線網の整 備義務化について要望して いる。 家畜ふん尿バイオガス発 電については、農村の環境 保全、臭気対策、有機肥料 たいき議会だより(№149) 11 志民 和義 議員 20 問( 齊 藤 議 員 ) 昨 年 建 設 し た 浜 大 樹 ・ 旭 行政 区 会 館 と 教 員 住 宅 の 暖 房機 の 排 気 筒 が 低 い 位 置 に 低い位置に排気筒が設置 (旭行政区会館) とし て 農 地 に 還 元 で き る と いっ た 循 環 型 社 会 の 構 築 、 また 、 永 続 的 な 畜 産 業 の 確 節電計画の検討は 立にも多大な貢献をする。 今後も普及促進に積極的に 取り組みたい。 道の集中対策、取り組み事例、 職員の提案など踏まえ進めたい は、緊急時の非常灯などに 使える程度。 町有施設の節電対策につ いては、対策案を作成し、 職員全員に指示を行った。 節電対策は、道の集中対 策や取り組み事例、職員の 提案などを踏まえ進めたい。 耐震診断と耐震改修を 最優先に進めたい 答(伏見町長) 住宅をリフォームする際 の自治体の助成については、 住環境の向上、地域経済の 活性化、雇用の確保、そし て地球温暖化対策というよ うな効果が見込まれ、道内 の一部の自治体において取 り組まれている。 大樹町も昨年度から住宅 用太陽光発電システムの導 入と住宅用内窓サッシの設 置者に対する助成、本年度 から戸建住宅の耐震診断と 耐震改修経費の一部助成を 実施している。 住民意向調査の結果を踏 まえ、住民の安全・安心を 図るため、耐震診断と耐震 改修を最優先として進めた い。 耐震以外についても引き 続き検討していく。 エネルギー教育の変更内容は 12 たいき議会だより(№149) 住宅リフォーム制度の検討結果は 問(志民議員) 住宅リフォーム制度につ いては、以前の質問で検討 すると答弁があったが、そ の後どうなったか。 住宅リフォームを地元業 者を対象にすれば地元経済 への効果、現在ある住宅の 利用により資源の有効活用 も図れるため、早急に制度 を創設してはどうか。 が書きかえられている。 中学校の教科書では、全 体の3割で訂正申請が出さ れ、原発の安全性の記述が 弱まり、負の側面を教える 記述が増えた。 副読本については、放射 線への基礎知識から人体へ の影響、事故が起きた時の 心構え、また、さまざまな 分野で利用されている放射 線の一面などについて解説・ 原発の安全性の記述が弱まり、 負の側面を教える記述が増えた 問(志民議員) 原発事故後、小中学生に 対するエネルギー教育の内 容が変更されたと聞いてい るが、その内容は。また、 教師用の副読本の変更内容 は。 答(辻本教育委員長) 東日本大震災と福島第一 原発事故を受け、平成 年 度の小中高の教科書の多く 24 問( 志 民 議 員 ) 北 海 道 か ら 節 電 計 画 の 策 定要 請 が あ る と 聞 い て い る が、 そ の 内 容 は 。 電 力 ピ ー ク時 に 非 常 電 源 を 利 用 し て は。 ま た 、 節 電 計 画 は ど の よう な こ と を 検 討 し て い る か。 答( 伏 見 町 長 ) 北 海 道 で は 、 こ の 夏 に 向 けた 集 中 対 策 を 実 施 す る こ とと し て お り 、 道 内 各 市 町 村に つ い て も 、 道 の 対 策 を 参考 と し て 、 計 画 の 策 定 及 び実 行 を 要 請 す る も の 。 集 中 対 策 の 基 本 的 な 考 え 方は 、 道 民 に 対 し 広 く 節 電 の取 り 組 み を 呼 び か け 、 道 自身 も 電 力 使 用 者 の 1 人 と して 、 率 先 し て 節 電 に 取 り 組む と い う こ と 。 町が所有している発電機 節電対策として庁舎内は原則、昼間は全灯消灯 説明 さ れ た も の で 、 学 校 教 育の 場 に お け る 放 射 線 等 に 関す る 教 育 へ の 取 り 組 み を 支援 す る た め 作 成 さ れ た も の。 子 供 た ち が 放 射 線 や 放 射 能、 放 射 性 物 質 に つ い て 学 び、自ら判断する力を育む ことができるよう、授業の 目標を明確にして、発達段 階や興味・関心・理解の程 度などの実態に応じて指導 していくことが大切と考え ている。 年輪を刻む大木を 大樹の名木として指定しては 町民の要望があれば、教育委員会 と協議して取り組みたい 問( 柚 原 議 員 ) 町内には歴史を感じさせ、 見て 感 動 さ せ ら れ る 名 木 が 残さ れ て お り 、 こ れ ら を 所 有者の同意のもと保存して、 観光 マ ッ プ や 学 校 教 育 に 活 用す る な ど 、 後 世 に 伝 え て いく こ と が 大 切 だ と 考 え る が、 年 輪 を 刻 む 大 木 を 名 木 に指 定 す る 考 え は 。 答(伏見町長) 柏林公園に樹齢200年 以上の貴重なかしわが生息 しており、町のシンボル、 町の一つの自慢だと思って いる。 開進地区には、北海道自 然環境等保全条例により記 念保護樹木に指定されてい るカラマツがある。 また、新聞社による後世 に残すべき十勝の名木百選 に、相川の入植林、浜大樹 の防風林、柏林公園のかし わ林が選ばれている。 名木の指定については、 文化財保護法に沿った町指 定文化財としての指定がよ いか、町独自の規則の制定 による指定がよいか、いず れにしても条例や規則の制 定が必要と考えている。 町民の要望があれば、教 育委員会とも協議して取り 組みたい。 次期議会までに 取り組んでいきたい 節電計画として、LED電球の 購入補助を検討しては 問(福岡議員) 北海道から要請された数 値目標を盛り込んだ節電計 画の内容は。基幹産業であ 記念保護樹木に指定のカラマツ る酪農においても相当な支 障が予想されるのでは。 また、太陽光発電や内窓 サッシへの補助は、設置に 多額の自己負担が発生し、 資金に余裕のある人しか利 用できない制度であるため、 補助枠が余っているのであ れば、一般家庭用のLED 電球の無料配布や購入助成 を行えないか。 答(伏見町長) 節電計画は、道の集中対 策、他自治体での取り組み 事例、職員からの提案など たいき議会だより(№149) 13 福岡 孝道 議員 柚原 千秋 議員 を踏 ま え 計 画 を 作 成 し て い く。 酪 農 分 野 で は 、 搾 乳 機 械 やバ ル ク ク ー ラ ー 、 畜 舎 の 換気 扇 な ど 節 電 に よ る 経 営 への 影 響 は 大 き い 。 J A 節 電対 策 本 部 で は 、 生 乳 冷 却 や小 麦 の 乾 燥 な ど 、 電 力 が 必須 な 部 分 以 外 で 節 電 に 積 極的 に 協 力 す る こ と し て お り、 今 後 、 農 協 と も 連 携 を した 中 で 町 民 に 周 知 徹 底 を 図り 、 節 電 に 努 め た い 。 L E D 電 灯 へ の 助 成 に つ いて は 、 補 正 予 算 の 対 応 と なる と 思 う が 、 次 期 議 会 ま でに し っ か り と 取 り 組 ん で 行き た い 。 用 語 解 説 LED 低消費電力と長寿命が特徴で、幅広く使用されて おり、街路灯などの照明や信号機、液晶テレビのバ ックライトなどにも使用されています。 電力不足による節電意識の向上により、LEDへ の関心が高まってきています。 町内の外灯の一部でLED化を実施 傍聴された皆さんの感想の一部 を掲載します。 近い時期に条例の制定、 改正をしたい 答(伏見町長) 地方公共団体に対する義 務付け、枠付けについては、 4月から地方自治体におい て新たに条例を制定するこ とになっている。 市町村における条例の施 行期日は平成 年4月1日 からとされているが、平成 年4月1までの経過措置 が設けられている。 地域の実情を十分に考慮 し、関係する機関とも協議 の上、近い時期に条例の制 定、改正を行いたい。 詳しい日程は議会事務局まで気軽にお問い合わせください。 TEL6-2111(内線402) 子ども議会の内容は特別号で 紹介します 議会を傍聴してみませんか です。ぜひ傍聴にお越しください。 9月 次の定例会は 24 14 たいき議会だより(№149) 国の自治体事務一律基準見直し、 条例など早急な対応が必要では 日の一般質問を傍聴しました。 25 ◦迫力があって国会みたいな話し 方ですごかった ◦自分たちの給食のことを一生懸 命話し合っていて嬉しかった ◦敬語をたくさん使っていた ◦町長さんが笑顔(優しい)で質 問に答えている ◦イメージしている議会と少し違 った ◦奥の人と手前の人とは違いがあ るのですか ◦人の名前を呼ぶときは「くん」 づけで呼んでいた ◦いろんな人がいて役割を分担し ていた ◦国語の討論会のように言い合い をしていた 大樹小学校の6年生31人が14 問(福岡議員) 地方自治体の事務を法令 で細かくしばる義務付け、 枠付けの見直しの法案が成 立し、公営住宅の入居基準 や保育所の面積基準、技術 管理者などの職員資格など、 国の条例を参酌し、大樹町 独自に条例を定めることが できる。 町民生活に直接かかわる ものであり、条例改正に向 け早急な対応が必要では。 大樹小6年生が 議会を傍聴しました 平成 年 第 2回 大樹町税条例の 一部を改正 24 平成 年5月 8 日 住宅地は富裕層のみなど というものではなく、一般 的な住宅は生活必需品であ り、改正により増税になる ということは認めることは できないと考えており、改 正に反対する。 国民健康保険税条例 の一部を改正 国民健康保険税条例の一 部改正について町長より提 出があり、全会一致で原案 どおり可決しました。 地方税法の一部を改正す る法律等の施行に伴い、関 連する条文の改正と文言の 整理を行うものです。 24 臨 時会 反対討論 大 樹 町 税 条 例 の 一 部 改 正 につ い て 町 長 よ り 提 出 が あ り、 原 案 ど お り 可 決 ( 賛 成 人・反対1人)しました。 地 方 税 法 の 一 部 を 改 正 す る法 律 等 の 施 行 に 伴 い 、 関 連す る 条 文 の 改 正 と 文 言 の 整理 を 行 う も の で す 。 改 正 の 主 な 内 容 は 、 全 国 的な 課 税 標 準 額 の ば ら つ き を解 消 す る た め 、 平 成 9 年 度よ り 負 担 調 整 措 置 が 図 ら れて お り 、 こ の 措 置 を 3 年 間延 長 す る も の 。 志民和義議員 住 宅 地 の 特 例 の 廃 止 に つ いて は 、 土 地 や 建 物 の 価 格 が下 落 し て も 課 税 が 増 額 と なる 部 分 が あ る 。 10 議 会 の う ご き (3月定例会~6月定例会) 【3月6日】総務常任委員会 委員会付託案件審議、閉会中の継続調査 【3月6日】経済常任委員会 閉会中の継続調査 【3月9日】議会運営委員会 議案の一部訂正、追加議案関係 【3月21日】広報広聴特別委員会 尾田中学校インタビュー取材 【3月23日】南十勝消防事務組合議会臨時会(広尾町、阿部議員・松本議員出席) 【3月29日】議員派遣 芽室町議会主催議員研修会(芽室町) 【4月10日】環境技術研究機構「メムメドウズ」視察 【4月12日】広報広聴特別委員会 議会だよりの編集、子ども議会に係る小学校との打ち合わせ 【4月23日】十勝町村議会議長会定例会(帯広市、議長出席) 【4月27日】経済常任委員会 所管事務調査 【5月8日】総務常任委員会 所管事務調査 【5月8日】議会運営委員会 第2回町議会臨時会関係 【5月9日】十勝圏活性化推進協議会文教福祉委員会(帯広市、議長出席) 【5月15日】大樹町ゆとり農業推進会議 【5月17日】南十勝町村議会正副議長懇話会(議長、副議長出席) 【5月21日】南十勝消防事務組合議会臨時会(広尾町、阿部議員・松本議員出席) 【5月21日】南十勝複合事務組合議会臨時会(志民議員、西田議員、杉森議員出席) 【5月21日】大樹町地域安全推進協議会総会 【5月22日】総務常任委員会 所管事務調査 【5月22日】十勝圏活性化推進協議会定期総会(帯広市、議長出席) 【6月5日】北海道町村議会議長会定期総会(札幌市、議長出席) 【6月7日】議会運営委員会 第2回町議会定例会関係 【3月5日、4月9日、5月7日、6月8日】 監査委員からそれぞれに実施した例月出納検査の報告があった。 15 たいき議会だより(№149) 総務常任委員会 「多 総務常任委員会では、 目的 航 空 公 園 の 管 理 と 実 験 支援 」 に つ い て 調 査 を し て きま し た 。 委 員 会 の 調 査 結 果 は 次 の とお り で す 。 ー 員 長 福岡 孝道 委 副委員長 西田 輝樹 委 員 阿部 良富 委 員 志民 和義 委 員 安田 清之 委 員 杉森 俊行 ◆ 多目的航空公園の管理と実験支援 20 ト 多目的航空公園の管理は 2つのエリアに分かれてお 建設された。 なお一層の拡充が求められる 多 目 的 航 空 公 園 は 平 成 7 年に 1 0 0 0 メ ー ト ル の 転 圧滑 走 路 を 核 と し て オ ー プ ンし 、 平 成 9 年 に は 航 空 宇 宙科 学 研 究 所 と 利 用 に 関 す る協 定 が 結 ば れ 、 翌 年 に 滑 走路 が 舗 装 さ れ た 。 当初は少なかった利用も、 平成 年 に は 成 層 圏 プ ラ ッ トホ ー ム 実 験 の た め の 大 型 格納 庫 を 建 設 。 平 成 年 に はJ A X A と 連 携 協 力 協 定 が結 び 、 岩 手 県 大 船 渡 市 で 行わ れ て い た 大 気 球 実 験 場 がこ の 多 目 的 航 空 公 園 に 移 され 、 大 気 球 指 令 管 制 棟 が り、1つ目のエリアは駐車 場とその角にある事務室兼 格納庫及び全長1000メ ートル余りの滑走路を大樹 町が管理。2つ目のエリア は飛行実験棟、飛行管制棟、 大型格納庫、大気球指令管 制棟4棟とハンドリングエ リア及び気象観測装置を含 む区域がJAXAの管理す る大樹航空宇宙実験場とな っている。 多目的航空公園の運営経 費は、JAXAからの土地 の賃貸料や町管理の滑走路 使用料、他の団体の滑走路 使用料が年間350~45 0万円あり、これらの収入 で大樹町が管理するエリア の維持管理を賄っている。 JAXA側のエリアについ てはJAXAが別に維持管 理を行っている。 JAXAの小型無人機の 開発目的は、災害発生後 に予め設定された複数地点 の速やかな画像撮影で、短 距離での発進、回収、自動 飛行の簡易操作、人体に当 たった場合の安全性などを 実験目的としている。 調査の結果、2つのエリ アからなる多目的航空公園 は、ともによく整備され、 施設管理は行き届いている と判断される。小型無人機 の実験については、このよ うな基礎基本の実験の積み 重ねの大切さと実験場の必 要性を感じた。 今後の課題として、町の 管理下にある事務室兼格納 庫が手狭なこと、設備がよ い状態ともいえないこと、 滑走路がクロス型にもう1 本必要なこと、現在の滑走 路の延長などが上げられる。 1985年、北海道宇宙 産業基地構想ではじめて大 樹町が候補地に上がってか ら 年。時間はかかってい るが今や全国的に知られる ようになった。銀河連邦共 和国をとおして加盟市町村 とも交流が始まった。また、 平成 年度の多目的航空公 園利用に関する大樹町の直 接的経済効果も9000万 円に上ると試算されている。 今後も、国や北海道から の補助金などを活用し、な お一層の拡充が求められる。 27 23 委 員 会 レ ポ 15 16 たいき議会だより(№149) 経済常任委員会 トップページ→注目のコンテンツ→大樹町議会→議会だより 「町 経済常任委員会では、 道の 整 備 計 画 」 に つ い て 調 査を し て き ま し た 。 行財政改革により町道整 備が見送られた時期もあっ たが、市街地においては順 調に整備が進められている 状況に見受けられる。しか し、市街地と比べて市街地 外においては、未改良の路 線が多いため、財政状況を 見極めながら補助事業等も 有効に活用し、整備を計画 的に進めるべきと考える。 http://www.town.taiki.hokkaido.jp/ 委 員 長 柚原 千秋 副委員長 松本 敏光 委 員 高橋 英昭 委 員 鈴木 千秋 委 員 斉藤 徹 委 員 加藤 明浩 ④なるべく1つの行政区に 集中しないこと などを勘案し、優先順位が 決定されていた。 調査の結果、整備する路 線はルールに基づいて決定 されており、計画に沿った 整備を進めるべきではある が、学校の統廃合等の社会 的変化も考慮し、数年ごと に整備計画を見直すことも 必要と感じる。 大樹町のホームページからも 議会だよりをご覧いただけます 委 員 会 の 調 査 結 果 は 次 の とお り で す 。 33 ◆町道の整備計画 49 20 23 り、また、完成には3年か ら 年程度の期間を要する ことから、未整備の 路線 のうち4路線のみの整備計 画にとどめられていた。 行政区からの整備要望は、 市街地で9行政区から 件 の要望があり、 件をこれ までに実施。市街地外では 行政区から 件の要望が あり、部分的な実施を含め て5件がこれまでに実施さ れている。 整備要望のあった路線に ついては、 ①古くから要望がある路線 ②人家が多く隣接している 路線 ③交通量・交通安全的に重 要な路線 たいき議会だより(№149) 17 計画的な整備を 補助事業を活用し、 町 道 の 現 状 は 路 線 数 が 4 07路線、総延長が541・ 3キ ロ メ ー ト ル で 、 こ の う ち、 2 6 7 ・ 7 キ ロ メ ー ト ル、 ・ 5 パ ー セ ン ト が 未 改良 と な っ て い る 。 ま た 、 舗 装 の 整 備 に つ い ては、舗装済延長が206・ 6 キ ロ メ ー ト ル、舗 装 率 ・2パーセントという状 況に あ る 。 現 在 の 町 道 の 整 備 計 画 は 平成 年 に 作 成 さ れ た も の で、 市 街 地 の 未 整 備 路 線 につ い て は 全 路 線 を 整 備 す る計 画 で 、 そ れ ぞ れ 整 備 す る順 位 が 付 け ら れ て い る 。 しかし、市街地外の路線 では 、 そ れ ぞ れ の 路 線 延 長 が長 く 、 事 業 費 が 膨 大 と な 38 41 12 10 10 25 尾田小学校編 子どもたちの日頃から感じている疑問や意見、まちづくりの アイデア等について取材しました (質問者:杉森委員) A みんなが元気に挨拶し ていることです。地域も とても仲良しです。 (2年 内田 愛さん) Q 平成 年3月で学校が 統合になることは。 A 閉校となるのはとても 悲しいです。これまでは 小さな学校なので、いろ いろな場面で9人が一緒 だったけど、ばらばらに なってしまうので、少し 不安です。 (2年 佐藤柚葉さん) 25 Q 統合後、大樹小学校で は何がしたいですか。 A 友達をいっぱいつくり たいです。サッカーをた くさんの友達とやってみ たいです。 (4年 仲澤雅也くん) Q 議会や議員はどのよう なイメージですか。 A 大樹町をより良くして くれいているイメージで す。将来なりたいかどう かは…大人にならないと わかりません。 (5年 山下航平くん) Q 大樹町の良いと思うと ころは。 A 元気があるところ。み んな明るいと思います。 (3年 佐藤由季さん) Q 大樹町の悪いと思うと ころは。 A ないです。それぐらい 良い町だと思います。 (4年 内田早紀さん) Q 大きくなっても大樹町 に住みたいですか。 A やりたい仕事が大樹町 になければ住めないけれ ど、気持ちとしては住み 続けたいです。 (5年 白石敦也くん) Q 大樹町のまちづくりに 望むことは。 A お店をたくさん増やし て、もっと賑やかな町に なってほしいです。 (5年 佐藤美咲さん) 次回は、大樹高校イン タビューです 広報広聴特別委員会 委員長 齊 藤 徹 副委員長 加 藤 明 浩 委 員 志 民 和 義 委 員 安 田 清 之 委 員 高 橋 英 昭 委 員 杉 森 俊 行 18 たいき議会だより(№149) Q 尾田小学校はどのよう な学校ですか。 A とても楽しい元気な学 校です。 授 業 で は 体 育 が 一 番 楽 しくて、走り幅跳びが得 意です。 (1年 鈴木翔大くん) タ ン ビ イ ュー 校 学 Q 学校や地域の自慢は何 ですか。 僕たち私たちからもひとこと
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