全市共通ノーレジ袋ポイント事業「カンパスシール」の事業延長 - 北九州市

報道発表資料 : 平成 24 年 3 月 8 日(木)
、
環境局環境政策部総務課 電話:582-2182
課長:佐藤(さとう) 係長:中村(なかむら)
全市共通ノーレジ袋ポイント事業「カンパスシール」の事業延長等について
市民の皆さんに浸透している「カンパスシール」事業は、事業期間を3年間延長すること
となりました。北九州市では、さらなるレジ袋削減を目指し、カンパス事業に取り組みます。
1 事業の概要
北九州市ではレジ袋削減策として、平成 18 年 12 月から「全市共通ノーレジ袋ポイン
ト事業『カンパスシール』
」を開始しています。消費者が参加店舗でレジ袋を辞退した場合
にポイントシールを交付し、台紙に 20 ポイント分貯まると、参加店舗共通で 50 円割引
券として使用できる仕組みで、身近な環境活動(マイバッグ運動)となっています。
事業開始から約5年が経過し、現在の参加店は開始当初の 147 店舗から約 280 店舗に達
しました。目標のレジ袋お断り率※1も 20%をほぼ維持して推移しており、これまで削減で
きたレジ袋の枚数は約 9,000 万枚にのぼっています。※2
※1 レジでのシール発行枚数 ÷ レジ通過客数× 100
※2 シール1ポイントをレジ袋1枚として換算し、現在発行された
シール全てが使用された場合の推計(平成 23 年 12 月現在)
2 事業の延長について
(1) 期間
参加店でのシール交付期間
参加店での割引券利用期限
当 初
平成 24 年 3 月 31 日
平成 24 年 4 月 30 日
延長後
平成27年 3 月 31 日
平成27年 4 月 30 日
(2) 理由
・
「カンパスシール」事業が市民に定着し、お断り率も目標の 20%で推移するなど
一定の効果が認められること。
・カンパス事業は、本市のリデュース推進の柱のひとつとしている。
・参加事業者及び消費者団体等から延長することについて、概ね賛同を得ている。
また市民からも延長を望む声が多い。
・近年、都道府県規模でレジ袋削減対策(有料化・特典・声かけ等)を選択できる
方法など多様な展開がなされ、その状況を見極めることが必要である。
(3) 手法
現在流通している台紙、台紙付きチラシには、利用期限を「平成24年3月31日
まで」と記載していますが、
「平成27年3月31日」まで使用可能できます。
3 広報について
● 市HP、カンパスセンターHP(http://www.kanpass.jp/)に掲載
● 参加店舗の店頭にて、チラシの掲示(3月中旬)
● 市政だより4月1日号掲載、総合環境情報誌「かえるプレス」39号掲載(3/15 頃配布) 等
裏面有り
カンパス事業のキャラクター
トリッチャー
4 啓発イベント
「トリッチャー」によるカンパスシールPRイベント
● 期日 平成24年3月10日(土)午前11時~
● 場所 イオン若松ショッピングセンター1階セントラルコート(若松区二島一丁目)
おおとりい
● 内容 若松区の大鳥居保育園の園児による合唱コンサートに「トリッチャー」が参加
し園児とふれあいながら、カンパス事業と環境の大切さをPRします。
※ トリッチャー:カンパス事業のキャラクターで、シールポイントを
「取りっちゃ~」という北九州弁をもじっています。