枚P協発第71号 平成 17 年 12 月 21 日 各学校園PTA会長 様 枚方市PTA協議会 会長 福川 妃路子 枚方市PTA協議会からの緊急アピール文について 平素は枚方市PTA協議会へのご理解・ご協力をいただきありがとうございます。 さて、最近小学生が巻き込まれる事件が相次いで起こりました。また、子どもたち が亡くなる事件も多発しています。幸い枚方では、新聞報道になるような事件は少な いですが、いつ自分の身近で起こるかわかりません。事件が起こってから騒いでも遅 いのではないでしょうか。 PTAの皆様は、きっとそれぞれの単Pで、いろいろ頭を悩ませて子どもを守る活 動を行っていらっしゃると思いますが、一方で他人事と思ってる保護者もおられるの も事実のようです。 先日、日本PTA連絡協議会や枚方市生活安全推進協議会から緊急アピール文が出 されました。各単Pへ送付させていただきましたが、見ていただけましたでしょうか。 それを受けて、やはり市Pとしても何かしたい、何かしなくては・・・と思い、保護 者へ向けてのアピール文を、作成することにしました。私達は子どもの親です。やは り私たちが子どものために動かなくてはならないと思います。 年末年始という、ややこしい時期で申し訳ありませんが、少しでも早く皆様へお届 けしたいと思いましたので、終業式の前日ではありますが、学校便でお送りさせてい ただきます。 このアピール文を、保護者全員へ配布されるかどうかは各単Pの会長様のご判断に お任せいたします。 子どもたちや保護者が安心して暮らせる枚方に皆でしていきましょう。 ご理解・ご協力よろしくお願いいたします。 平成 17 年 12 月 21 日 保 護 者 の 皆 様 へ 枚方市PTA協議会 会長 福川 妃路子 子どもたちの安全について 先日、日本PTA全国協議会及び枚方市生活安全推進協議会より、子どもの安全に ついて緊急アピール文が出されました。 毎日のように子どもたちが巻き込まれる事件が起こっていますし、枚方でも不審者 情報が後を絶ちません。保護者の皆様も不安な毎日をお過ごしのことと思います。 子どもたちを守るためにはどうしたらいいのか、学校も教育委員会も枚方市もいろ いろな知恵を出し合って最良の方法を模索して頂いています。そして保護者の皆様も、 それぞれの単Pで、下校時のパトロールなど苦心されながら子どもたちを守る活動を 行われていると思います。また「地域の子どもは地域で守ろう」と云われる事も多く なっています。 ですが、それだけでいいのでしょうか。地域の方々には普段からふれ愛フリースク エアや子ども安全見守り隊で子どもたちに関わっていただいています。また2学期よ り始まりました安全監視ボランティアでも多くの地域の方にお世話になっておりま す。 学校や地域、教育委員会や市、そして保護者の皆様も、それぞれが子どもたちの安 全のため協力しあっておられますが、これはここまでやればいい、と言うものではあ りません。皆が無理なく続けられるように、私たち保護者も、一丸となって子どもた ちを守る体制を作っていくべきではないでしょうか。 また、大人が守るだけではなく、子どもたち自身に自分の身は自分で守ることを教 えていくことも大事です。いつでも大人がいるとは限りません。 「自分のことを守れ る子ども」を育てる、それは親の義務でもあると思います。 学校・地域・PTAが手をつなぎ、知恵を出し合いながら、未来の財産である子ど もたちが楽しく過ごせるような環境を作っていきませんか。そして、私たち保護者は 「教育委員会や市が子どもを守るのは当然」というばかりではなく、自分の子ども は自分が守るという気持ちで活動しましょう。何かが起こってから、どこかに責任 を追及しても遅いのです。傷つくのは子どもたちです。 私たちの子どものためにボランティアしてくださる地域の方々に感謝し、協力し合 い安全なまちづくりを実現しましょう。 保護者の皆様、ご理解・ご協力、よろしくお願いいたします。
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