SOKA INTERNATIONAL HARP FESTIVAL 2007 The 19th Nippon Harp Competition 第 19 回日本ハープコンクール 日本ハープコンクールは、日本のハープ音楽の振興と若いハーピスト育成のために、草加市の協力のもと、1989年より毎年開催されています。 今回は、11月14日 (水) から18日 (日) まで、プロフェッショナル部門が開催されます。 First Prize Winners 日本ハープコンクール歴代優勝者 第1回 第2回 第3回 第9回 1997年 P J エルシー ベドゥレーム(仏) 柄本舞衣子 梅津三知代 松岡 雅 大竹香織 第10回 1998年 P A J 松村衣里 千田悦子 津野田 圭 早川利佐子 遠藤弓子 佐藤いずみ 第11回 A D 1989年 P A J 安楽真理子 山本朋子 遠藤弓子 1990年 P A J P A J 1991年 第12回 2000年 第13回 2001年 P 大竹香織 第14回 2002年 A J 高野麗音 荒木美佳 第15回 2003年 P シャウ ジー(中) 第16回 2004年 A J 柄本舞衣子 ユ シンヨン(韓) 第17回 2005年 P 該当者なし 第18回 2006年 A J 景山梨乃 トン チンヤ(中) 1992年 第5回 1993年 P J マリアンヌ ル モンテック(仏) 竹松 舞 第6回 1994年 A キルステン エッケ(独) 1995年 P A J ラッシェル ムンロ(仏) 大竹香織 稲川美穂 A D グウィーネス ウェンティンク(蘭) 近藤敬一・Fl ベネディクト ロスタン・Hp(仏) 1996年 ユン ジェン(韓) 景山梨乃 該当者なし ベアトリス ル プロヴォ(仏) 篠崎和子 第4回 第8回 L A J P A J 第7回 1999年 田村真優 池ノ谷光洋・Fl 片岡詩乃・Hp 本間美貴子 P:プロフェッショナル部門 A:アドバンス部門 J:ジュニア部門 D:フルートとハープのデュオ部門 L:レバーハープ部門 Qualification 参加資格 このコンクールには、国籍に関わりなく、2007年11月14日現在、次の年齢に該当する方が参加できます。ただし、過去の日本ハープコンクー ルの優勝者は、その部門以下には参加できません。 【プロフェッショナル部門】 35歳以下 【ア ド バ ン ス 部 門】 22歳以下 【ジ ュ ニ ア 部 門】 13歳以下 ※2008年の第20回から、次のとおり変更になります。 アドバンス部門:20歳以下 ジュニア部門 :12歳以下 The competition is open to harpists of all nationalities. The previous winner of the Nippon Harp Competition is not qualified to compete in the same division. The only qualification is the age requirement. Professional Division : The applicants must be under 35 years old. Advanced Division : The applicants must be under 22 years old. Junior Division : The applicants must be under 13 years old. The qualification wil be changed from The 20th Competition as follows: Advanced Division : under 20 years old Junior Division : under 12 years old Repertoire 課題曲 課題曲は次のとおりです。すべての曲は暗譜。各ステージにおけ るプログラムの演奏順は各自の自由です。 All works are to be performed from memory. The order of the required and free choice pieces may be decided by the contestant. 第1次予選 ① G.F.ヘンデル:ハープ協奏曲 変ロ長調 作品4-6 ② H.ルニエ:いたずら子鬼の踊り First Stage 1 G.F.Händel:Concerto B-dur op.4-6 2 H.Renié:Danse des Lutins 第2次予選 下記の2曲を含む35分以内のソロ・リサイタル。 ① 17 ∼ 18世紀のバロック作品を1曲 ② G.タイユフェール:ソナタ、または、P.ヒンデミット:ソナタ Second Stage 1 One baroque piece(17 ∼ 18th century) 2 G.Tailleferre:Sonata or P.Hindemith:Sonata 本選 ① M.ラヴェル:序奏とアレグロ ② G.フォーレ:塔の中の王妃 作品110 Final Stage 1 M.Ravel:Introduction et Allegro 2 G.Fauré:Une châtelaine en sa tour op.110 Awards 賞 8 上位6位以内を入賞として表彰し、あわせて次の副賞を授与しま す。また、優勝者には、トロフィー(草加市長賞)が授与され、「国 際ハープフェスティバル2007─草加市」のファイナルコンサート(11 月18日)で演奏します。 Up to 6 prize winners will be selected to be awarded with a certificate of merit. In addition, the top three winners will be awarded with the following prizes: The First prize winner will be awarded with Soka City Mayor’ s Award trophy and will perform at“Soka International Harp Festival 2007”on November 18. 第 1 位 賞金 30 万円 第 2 位 賞金 20 万円 第 3 位 賞金 10 万円 1st prize : ¥300,000 2nd prize : ¥200,000 3rd prize : ¥100,000 国際ハープフェスティバル 2007-草加市 The 19th Nippon Harp Competition Juries 審査員 審査委員長 谷戸基岩(音楽評論家) 吉野直子(ハープ奏者) Motoiwa Yato, Music Critic Naoko Yoshino, Harp 1976年から約18年半レコード会社にてクラシック音楽の編集・ 編成・プロモーションなどを担当。 「リリー・ラスキーヌ・エラー ト録音集大成」の制作などを手がける。1995年から音楽評論 家。12年間で3,000のコンサートに通うとともに、毎年600 ∼ 800枚の海外盤CDソフトを蒐集。 「レコード芸術」 、 「コンサートなび」などで執筆活 動を行っている。共著に「古楽CD100ガイド」 「女性作曲家列伝」など。また「知ら れざる作品を広める会」を主宰し、 第1回「レベッカ・クラークとアンリエット・ルニエ」 を皮切りに、これまで6シリーズで20のコンサートを開催した。 マリア・ローザ・カルボ = マンザーノ(ハープ奏者) Maria Roza Calvo-Manzano, Harp (プロフィールは前掲) マリオ・ファルカオ(ハープ奏者) Mario Falcao, Harp (プロフィールは前掲) ロンドン生まれ。6歳よりロサンゼルスでスーザン・マクドナルド 女史のもとでハープを学び始める。1981年「第1回ローマ国際 ハープ・コンクール」第2位入賞。1985年「第9回イスラエル国 際ハープ・コンクール」に参加者中最年少で優勝。これまでに ©Akira Muto ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、チューリヒ・トーンハレ 管、フィルハーモニア管、フィラデルフィア管、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスな ど、欧米の一流オーケストラおよび日本国内の主要なオーケストラと共演を重ね、共 演した指揮者には、アーノンクール、メータ、シノーポリ、サヴァリッシュ、メニューイン、 小澤征爾などがいる。また、優れた室内管弦楽団にもソリストとして招かれ、リサイ タルもニューヨーク、ウィーン、ロンドン、東京などで数多く行っている。特に、1994 年ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂での修復記念コンサートは大きな注目を集めた。 また、世界の主要音楽祭にも度々招かれ、常に好評を博している。室内楽の交流も 幅広く、ヴァイオリンのクレーメル、ヴィオラのハーゲン、今井信子、フルートのニコレ、 ランパル、シュルツ、パユ、工藤重典、佐久間由美子など世界の優れたアーティスト たちと定期的に共演。レコーディング活動も活発で、これまでにテルデック、フィリッ プス、ソニー・クラシカル、ヴァージン・クラシックスなどに録音。また、ハープの新 作も数多く紹介しており、武満徹『そして、それが風であることを知った』 、高橋悠冶 『Insomnia』 、細川俊夫『ハープ協奏曲』などは、その代表作品である。1985年ア リオン賞、1987年村松賞、1988年芸術祭賞、1989年モービル音楽賞奨励賞、1991 年文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、エイボン女性芸術賞をそれぞれ受賞している。 国際基督教大学卒業。 本莊玲子(ピアニスト) Reiko Honshoh, Piano 木村茉莉(ハープ奏者) Mari Kimura, Harp 9歳からハープをヨセフ・モルナール氏に師事。東京芸術大学 音楽学部附属高校ハープ科在学中に渡仏。1963年パリ国立音 楽院ハープ科に入学。ジェラール・デヴォス教授に師事。1965 年同科をプルミエプリ首席で卒業。1965 ∼ 1967年フランス政 府給付留学生となる。この間、パリをはじめフランス各地で演奏活動を行う。1969 年に帰国、第1回リサイタルを行う。以後、オーケストラのメンバーやソリストとして 活躍。1977年アンサンブル・ヴァンドリアンに参加。この他、 “MUSIC TODAY” 「民 音現代作曲音楽祭」 「インターリンクフェスティバル」等、多くの音楽祭に参加。東 京芸術大学および附属高校、作陽音楽大学にて後進の指導にあたっている。 杉山敦子(ハープ奏者) Atsuko Sugiyama, Harp 洗足学園高等学校音楽科、洗足学園音楽大学弦楽器コース (ハープ)卒業後、 ドイツ国立ケルン音楽大学へ留学。3年後、 同大学を首席で卒業。ハープを野畑潤子、メヒテルト・ロール ムス、ヘルガ・シュトルクの各氏に師事。ケルン音楽大学卒業 後、同オーケストラと共演。その後、演奏家資格試験に合格。在学中、全西ドイツ 学生コンクール3位。その後、ケルン市立歌劇場オーケストラ(ギュルツニッヒオーケ ストラ)にハープ奏者として在籍。ドイツ・フランス・イタリア等の演奏旅行に参加。 帰国後、東京・横浜でリサイタルを数回開催。東宮御所にてモーツァルト「フルート とハープのための協奏曲」を御前演奏。NHK FM「午後のリサイタル」 「現代の 音楽」に出演。現在は、 フリーのオーケストラ奏者(来日オーケストラ等にも)として、 また、ソリストとして演奏活動を行っている。現在、洗足学園音楽大学講師。 田渕順子(ハープ奏者) Junko Tabuchi, Harp 桐朋学園短大音楽科を首席で卒業。その後、ウィーン音楽ア カデミー、ライプツィヒ・メンデルスゾーン音楽院に学ぶ。寺西 昭子、ヨゼフ・ディヒラー、ヨゼフ・フィッシャー、伊達純、中 村紘子の各氏に師事。第25回音楽コンクール、第5回文化放 送音楽賞、第6回福山賞をそれぞれ受賞。アンサンブルの非凡な才能を学生時代か ら多くの指揮者に認められ、高校1年生の時から東京の各オーケストラや放送局で 活躍を始めた。日本フィルハーモニー交響楽団に在籍後、NHK交響楽団に入団、 40年間にわたり、 世界の著名な指揮者、 ストラヴィンスキー、 カラヤン、 サヴァリッシュ、 マタチッチ、シュタインたちから、卓越したテクニックとオールマイティな音楽性を絶 賛されている。室内楽奏者としても、彼女自身が「数え切れない」と言う程の日 本人、外国人演奏家と共演し、 「いつも自分と同じ呼吸をしてくれるピアニスト」との 名声が高く、ホンショウとの共演を望む演奏家は世界各国にあり、国内外を飛び回っ ている。また、テレビ、ラジオ、レコード録音にその活躍はめざましい。多彩な才能 に恵まれて多方面に活躍する、日本の音楽界における重鎮である。 峰岸壮一(フルート奏者) Soichi Minegishi, Flute 東京生まれ。フルートを林リリ子氏、マルセイ・モイーズ氏に 師事。慶応義塾大学法学部卒業。大学在学中より東京交響 楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー 交響楽団など、オーケストラ奏者、ソリストとして活躍する。世 界各国のフルーティストとも活発な交流をもち、日本のフルート界を国際的な水準に 高めることに貢献している。1968年より桐朋学園大学、1972 ∼ 1988年東京音楽大 学で後進の指導にあたり、教育面にも力を注いでいる。2001年に楽壇生活50周年 記念演奏会を開き、神戸、ジュネーブ、ミュンヘン国際フルートコンクール、日本音 楽コンクール等国内外の多くのコンクールの委員・審査員もつとめる。現在、新日本 フィルハーモニー交響楽団名誉主席フルート奏者、桐朋学園大学音楽名誉教授、日 本フルート協会会長。 上野学園中学校ピアノ科に入学後、ハープを学ぶ。芝尚子、 ヨセフ・モルナール両氏に師事。国立音楽大学ハープ科卒業。 在学中より、ソロ、アンサンブル、オーケストラにて活躍。その アンサンブル能力は高く評価されている。卒業後、大阪フィル ハーモニー交響楽団に入団。その後、 ドイツのデトモルト音楽大学に留学。ドラ・ワー グナー氏に学ぶ。大阪フィル、東京フィル、テレマンアンサンブルその他と共演。幅 広い活動を行っている。現在、関西フィルハーモニー管弦楽団ハープ奏者。相愛大 学、相愛学園高校ハープ科講師。 ●コンクール実行委員長 ヨセフ・モルナール ●コンクール委員会 音楽委員 コンクール委員長 井上美江子 コンクール副委員長 柏原靖子 木村茉莉、宮原真弓、吉野篤子、篠崎史子(休職) 事 務 局 事務局長 和田知彦 メンバー 青山真、下田正久、矢野陽一 ●本選(M.ラヴェル:序奏とアレグロ)共演者 フルート :小池郁江 クラリネット :重松希巳江 1st ヴァイオリン :水谷 晃 2nd ヴァイオリン :宮原理紗 ヴィオラ :長崎紗矢 チェロ :中西哲人 Committee, Chairman : Josef Molnar Committee Music section Principal superintendent : Mieko Inoue Deputy superintendent : Yasuko Kshihara Mari Kimura, Mayumi Miyahara, Ayako Shinozaki Secretariat Principal Secretariat : Tomohiko Wada Member : Shin Aoyama, Masahisa Shimoda, Yoichi Yano Final Stage "M. Ravel : Introduction et Allegro" Accompaniment Flute:Ikue Koike Clarinet:Mikie Shigematsu 1st Violin:Akira Mizutani 2nd Violin:Risa Miyahara Viola:Saya Nagasaki Violincello:Tetsujin Nakanishi 9 SOKA INTERNATIONAL HARP FESTIVAL 2007 The 19th Nippon Harp Competition Contestants コンクール出場者 プロフェッショナル部門 Professional Division チェ・コニ チェン・ユイイン 瀨川 真未 近石 瑠璃 原 日向子 チョン・ヨンファ ホァン・チェン 津野田 圭 操 美穂子 窪田 ひとみ 宇野 友基子 エヴァ・デボンヌ イ・ウニル イェ・ジョイ クリスティナ・モンテス-マテオ 岩城 晶子 チャン・チン Ko-Ni Choi Korea(20歳) Ruri Chikaishi Japan(25歳) Kei Tsunoda Japan(23歳) Eva Debonne France(24歳) Akiko Iwaki Japan(24歳) Hinako Hara Japan(15歳) Mihoko Misao Japan(27歳) Eunile Lee Korea(22歳) Yu Ying Chen China(24歳) Yeon-Hwa Chung Korea(19歳) Hitomi Kubota Japan(27歳) Joy Yeh Taiwan/Canada(22歳) Mami Segawa Japan(23歳) Chen-Yu Huang Taiwan(24歳) Yukiko Uno Japan(34歳) Cristina Montes-Mateo Spain(22歳) Jing-I Jang Taiwan(28歳) フェスティバルに関するお問い合わせ ㈶草加市文化協会 〒 340-0013 埼玉県草加市松江 1-1-5 TEL(048)931-9325 FAX(048)936-4690 10
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