県費奨学生配置センター - MedBB.net

県費奨学生配置センター
ごあいさつ
奈良県立医科大学
地域医療学講座教授兼
副センター長
奈良県立医科大学
学長兼センター長
細 井 裕 司
松 村 雅 彦
奈良県と奈良県立医科大学は、医療の地域偏在、診療科偏在を解消するため、その不足する診療科等の医師を確保するとともに、
奈良県に愛着を持ち、県内で活躍する医師を一人でも多く養成することを目指しています。緊急医師確保修学資金・医師確保修
学研修資金の貸与を受けた方(県費奨学生)には、奈良県の地域医療に貢献しつつ、志望する診療科の修練を積んでもらい、将
来的には県内地域医療の中核を担う人材になってもらいたいと考えています。そのため、本センターでは、地域医療学講座で作
成したキャリアパスに基づいて県費奨学生(医師)の方々のキャリア構築をサポートします。
県費奨学生配置センターについて
奈 良 県
県立医大地域医療学講座
奈良県地域医療支援センター(事務局)
・へき地医療研修
プログラム医師
25 年 10 月設置
○ 情報発信(HP運営・UI事業)
○ 奈良県ドクターバンク外医師確保事業
◯医療需給・医療提供体制を踏
・自治医大学卒医
まえた必要医師数、適正医師
数の研究
補助
○医 師 修 学 資 金 貸
付・債権管理事務
○県 費 奨 学 生 医 師
の人事管理事務
○県 費奨学生等のキャリアパ
ス、支援策の研究
など
県費奨学生医師
業務委託
県立医大医師派遣センター(26 年 4 月設置)
○県費奨学生、県費奨学生医師のキャリア形成支援
調整
派遣等
要請
大
学病院と公立・公的病院をローテイトし、キャリア形成と地域の医療へ
の貢献が両立するキャリアプログラムを運営する。
○県費奨学生医師配置案の策定
奨
学生医師のキャリア形成や要望等を踏まえ、医療機関、奈良医大の講座・
センターとの調整を行う。
運営委員会(奈良県、県立医大)
県費奨学生医師の配置についての事前審議、配置に対する助言・協力
報告
医師配置評価委員(県・有識者)
派遣等
公立・公的医療機関
奈良医大 講座・センター等
県費奨学生配置センター(25 年 10 月設置)
(奈良県地域医療支援センター キャリア支援部門)
キャリアパス策定の要点
Point 01
医師の確保が困難な医療領域に従事する医師を早期に養成する
▶「特定診療科一貫コース」や「地域型総合医コース」を設定します
*ここで言う特定診療科とは、小児科、産婦人科、麻酔科、救急科を指します
Point 02
幅の広い専門医を育成する
▶他 の特定診療科を組み込んだコース(「特定診療科拡大コース」)や複数の特定診療科を回るコース
(「アラカルトコース」)を設定します
Point 03
総合医および『まず診る』と言う姿勢を持ち全人的医療ができる医師を育成する
▶貸与金返還免除要件の特定診療科に総合診療科を加え、病院型総合医コースを設定します
▶平成 24 年度以降に貸与開始となった人たちには、初期臨床研修終了後1年間の「総合医療研修」また
は「地域医療研修」(へき地医療希望者のみ)を義務付けます
Point 04
地域と生活に根付いた医療ができる医師を育成する
▶各特定診療科の理解と協力を得て、地域医療学講座や総合診療科での勉強会や検討会などに参加してい
ただきます
利用者の推移
▋緊急医師確保修学資金貸与者の義務履行者数
150
125
100
75
■ 臨床研修修了後勤務(延数)
■ 臨床研修医数
50
25
0
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 H39 H40 H41 H42 H43 H44 H45
▋医師確保修学資金(両制度)貸与者の義務履行者数 150
125
100
75
■ 医師確保修学研修資金
■ 緊急医師確保修学資金
50
25
0
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 H39 H40 H41 H42 H43 H44 H45
【奈良県緊急医師確保修学資金】
(入学枠、奈良県立医科大学 13 名、近畿大学医学部 2 名)
貸与要件:卒 業後、県内の臨床研修病院で研修を行い、へき地医療機関又は特
定診療科等※で勤務を行うこと。知事が指定する医療機関で貸与期間
(6 年間)の 1.5 倍の期間(9 年間)勤務した場合には債務を免除
※特 定診療科等:産婦人科、小児科、麻酔科、救急科、総合診療科、救命救急センター
【奈良県医師確保修学研修資金】
貸与要件:臨 床研修修了後、へき地医療機関又は特定診療
科等で勤務を行うこと。知事が指定する医療機
関で貸与期間の 1.5 倍の期間勤務した場合には
債務を免除(研修資金の場合は債務免除の際に
免除額が所得とみなされ課税される場合がある)
現在 13 名他、義務履行修了者 1 名の医師が県内の医療機関で勤務しており、緊急医師確保枠では初の卒業生 5 名が県内臨床
研修病院で研修医として勤務しています。平成 36 年には約 130 名の医師が県内で勤務することになります。
緊急医師確保修学生のキャリア形成先病院(臨床研修病院)
◦奈良県総合医療センター ◦市立奈良病院 ◦奈良県西和医療センター ◦天理よろづ相談所病院 ◦近畿大学医学部奈良病院 ◦奈良県立医科大学附属病院 ◦済生会中和病院 ◦大和高田市立病院 ◦土庫病院
奈良県には 9 つの研修病院があり、各病院には魅力的な指導医の先生方、先輩方が多くおられます。また、患者さんと向き合う地域医療
から高度な専門性を持つ医療まで多彩なプログラムが用意されています。
奈良県内の配置先公立・公的病院 *この他にへき地の市村立診療所(16か所)も指定従事医療機関となっています。
奈良県総合医療センター
至京都
至大阪港
JCHO 大和郡山病院
至天王寺
布施
JR 大和路線
王寺
国保中央病院
王寺
新王寺
大和八木
曽爾村国民健康保険診療所
至名古屋
至鳥羽 賢島
JR 桜井
御杖村国民健康保険診療所
JR 高田
橿原神宮前
JR 御所
飛鳥
近鉄御所
宇陀市立病院
吉野口
JR 吉野口
JR 和歌山線
町立大淀病院
済生会中和病院
近鉄吉野線
高田市
至和歌山
宇陀市国民健康保険田口診療所
JR 三輪
近鉄桜井
八木西口
近鉄南大阪線
済生会奈良病院
近鉄天理
JR 天理
平端
田原本
大和高田
済生会御所病院
市立奈良病院
尼ヶ辻
東山
近鉄大阪線
大和高田市立病院
宇陀市国民健康保険東里診療所
近鉄奈良
JR 奈良
近鉄奈良線
至大阪阿部野橋
奈良県西和医療センター
山添村国民健康保険東山診療所
山添村国民健康保険豊原診療所
大和西大寺
生駒
近鉄生駒線
至大阪難波
上本町
山添村国民健康保険波多野診療所
JR 五條
町立吉野病院
大和上市
下市口
吉野
県立五條病院
黒滝村国民健康保険診療所
川上村国民健康保険川上診療所
天川村国民健康保険直営診療所
野迫川村国民健康保険診療所
上北山村国民健康保険診療所
五條市立大塔診療所
下北山村国民健康保険診療所
十津川村国民健康保険上野地診療所
十津川村国民健康保険小原診療所
至西大寺・京都
至高田・王寺
県費奨学生
配置センター
24
号
八木西口駅
至伊勢・名古屋
国道
近鉄大阪線
近鉄橿原
線
至大阪難波
至奈良
大和八木駅
(奈良県立医科大学内)
●橿原市役所
〶 ●南都銀行
JR桜井線
至桜井
畝傍駅
医大病院前
バス停
グラウンド
奈良県立
医科大学
165 号
バイパ
ス
運動施設
至橿原神宮前
公立大学法人奈良県立医科大学 県費奨学生配置センター
〒 634-8521 奈良県橿原市四条町 840
TEL : 0744-23-9111 FAX : 0744-23-9966
mail : [email protected]
正門
169
号
至橿原神宮
附属
病院
国道 24 号
国道
至高田
至桜井
至吉野