mail:[email protected] HP:www.sunfield.ne.jp/∼w-alice ℡(0276)49−2285 fax(0276)49−2286 〒373-0811 太田市安良岡町298−1 ワークショップありす 社会福祉法人杜の舎 〉 通信 ワークショップありす 〈 新設の作業場で活躍する木工班 今年度に入り、新たに支援費制度が開始されました。ありす においても﹁措置から契約へ﹂という変化はあるものの、利用 者のありすでの生活は、以前とほとんど変わりありません。 ﹁自 分の受けたいサービスを自分で選択する。﹂それはごく自然なこ とですが、 ﹁主体的に生きる﹂ということが現代において結構難 しいことだというのを最近強く感じます。だからこそ、私達に とって、 ﹁主役は利用者﹂だという意識は常に忘れてはいけない ことだと思うのです。そのことをありすは開所当初から掲げて きました。支援費制度になりましたが、今までの支援の姿勢そ のものは何も変わりありません。しかし、5年目を迎えた現在、 利用者の状況やニーズも少しずつ変化し、多様化してきている のも事実であります。それらの多様化するニーズに対し、どの ようなサービスを提供し、それらをどのような形で利用者の生 活に反映させていくのか・・・。私達は、本人はもちろん、家 庭や本人を取り巻く地域社会と意見を交わし合い、連携を深め ていくことが最大の課題になることと感じています。 今年度始め、ありすではそのさきがけとして、保護者を対象 に支援費制度説明会を開き、その後で保護者も含めた本人との 契約、個別支援計画を作成するための個別アセスメント等を実 施しました。読み書きや言語の理解が苦手な利用者との契約に おいても、本人との契約ということを第一に考え、本人同席を お願いしました。制度が変わり、不安を抱えながらも説明を聞 いて安心したという声も多く、改めて制度改正の重み、施設職 員としての責任の重さを痛感しました。制度のみが一人歩きし ないためにも、 ﹁主役は利用者﹂を胸に、これからも選ばれる施 設へと進化し続ける努力をしていきたいと思います 楽しんできたよ、グループ活動 7月4日︵ 金︶、曇りのち晴れ、梅雨の季 節ということで心配はありましたが、なんと かみんなの想いが空にも届いたようです。午 後は汗ばむくらいの陽気になりました。 さて、今回のグループ活動ですが、初めて の試みとして、作業班ごとの活動を行いまし た。今年度に入って作業班を変わった者も数 名おり、作業班の顔ぶれも多少変わっていま す。普段、一緒に作業をしている仲間ではあ りますが、作業以外の活動で新たな親交、結 びつきを深 めて もら い たいと いう のがこち ら側のねらいでした。実際に行った活動内容 としては、農耕班がパークレーンにてボウリ ング大会、木工班はコロナで癒しの温泉&カ ラオケ、そして、藍織り班と請負班とは普段、 同じ作業室で 作業して いると いうことから 今回は混合して3つの班を編成しました。1 班はサンド ウィッチを 作って のん びり公園 で昼食、2班は電車に乗ってカラオケでハッ スル、そして3班は程良いスリルと興奮を求 め、桐ヶ丘遊園地で楽しんできました。 ﹁ 今日は 作 業も 忘れて み んなで 楽しも う ﹂ そ んな声があちらこちらで 聞こえて きた今回 のグループ活動。作業とは一味違ったみんな の笑顔がはびこる楽しい一日となりました。 ありすに木工棟ができました! 昨 年 同 様 、 5 月 の小 雨 ぱ ら つ く あ い に く の 天 候で 幕 を 開 け た 親 子バ ー ベ キ ュ ー 。 終 始、 されました。今までは建物の通路で 付により、ありすの敷地内に新しく木工の作業場が増築 この度、郵政事業庁をはじめとする皆様の暖かいご寄 ﹁平成14年お年玉付郵便葉書等寄付金配分事業﹂ お腹も満たされ、おしゃべりにもいっそう華 ャン焼きに加え、今回はお好み焼きが初登場。 メ ニ ュ ー は 、 前 回 人 気の あ っ た 鮭 の チ ャ ン チ か ら 食 べ 物 の 調 理 ま で す べて を 行 い ま し た。 者 、 保 護 者 、 職 員 が 一 体 と な って 、 会 場 作 り あ り す が 和 や か な 空 気に 包 ま れ ま し た 。 利 用 の木工作業でしたが騒音が響き、隣 が咲いていたようです。 新しい作業場にみんなイキイキ!! 近所の方々には何かとご迷惑をおか をつくり歌やこれからの夢、作業での様子な ま た 、 今 回は 作 業 班 ご と の 催 し も の の 時 間 きたことで、みんなの意識も高まり、 ど を み ん な の 前 で 発 表 し ま し た 。な か で も 、 けしていました。新たな作業棟がで 毎日のびのびと仕事をさせてもらっ 藍織り班の女の子たちは、自分達の言葉でし 手 を も ら って いま し とがで き 、大きな 拍 っ か り と 発 表 す るこ ています。 自治会がはじまりましたよ! 癒し系オールスター た。保護者の皆さん 木暮豪さん、池島絵美子さん、山口真由美さん、 ズの演奏にみ んなが ﹁多くの利用者の声を大切にしたい。﹂そのような気持ち 尾島とき枝さん、岩谷朋樹さん、の5名です。 加わ り 、 お 腹 い っ ぱ からの歌のプレゼン 会長の木暮さんは、 ﹁自治会が発足し、はじめてのことで い、笑顔 いっぱいの がたくさん集まって自治会発足となりました。ここで中 ちょっとわからないこともありますが、メンバーと力を 楽し い雰囲 気のな か ト を 楽しんだ 後は 、 合わせてみんなのためにがんばります。よろしくお願い 閉幕となりました。 心となって活動してくれるメンバーを紹介します。 します。﹂と、新たなチャレンジに向けて意欲も充分です。 最初の活動として、グループ活動について意見を出し合 いました。 TOSHIさんの歌声にうっとり 去る3月18日、元Ⅹ︲japanのボー カル、TOSHIさんがありすにてミニコン サートを開いて下さいました。元Ⅹ︲jap anと言えば、日本音楽シーンのいち時代を 築いたカリスマ的ロックバンドです。そのボ ーカルを務 めて いたT OSHIさ んは今は ジャンルは違えども、昔と変わらない素敵な 指 導員 渡辺 靖 0277−46−4144 仕事,友達関係は順調ですか? 障害者福祉工場は現在も建設 お金は上手に使えてますか? 中です。開所してからの主な 8月8日(金) am10:00∼pm7:00 これらの問題について、会社訪問 事業内容としては①空き缶手 9日(土) am10:00∼pm7:00 や家庭訪問をして相談にのります 選別事業、②公共建物清掃事 (無料)。 業、③花弁・トマト栽培事業、 藍織り製品の展示、即売を予定し 《圏域》太田市・館林市・邑楽町 ④委託事業(リサイクルプラ ております。みなさん、ぜひともご 新田町・尾島町・大泉町 ザ)、⑤レストラン事業、⑥リ 来場ください。 千代田町・明和町・板倉町 サイクル品回収事業、などで ユニッツ もりのいえ ﹁一年を振り返って﹂ 昨 年 4月、家 庭、施 設から様 々な形で集 まった利用者 さ ん達。職員も経験者が3名、他は新卒や転職組で毎日が試 行錯誤の連続でした。そんなある日、利用者の一人が無外 をしてしまい、職員は捜 索、利用者 さんは日 課変 更と、皆 の心 配 をよそに時が過 ぎていきました。行 動 パターンや 興 味など解らないことも多 く、なかなか見つけられませんで したが、何とか無事発見され帰ってきた際、心配し玄関で 待っていた利用者や、息を切らし﹁大丈夫だったの﹂ と帰って くる職員達を見た時、40名の利用者と20数名の職員と 場所は太田市清掃センター 090―2153―9367 歌声を私たちに届けて下さいました。TOS HIさんの歌のプレゼントに、私たちも歌で の絆が生 まれたように感 じました。今、その利用者 さ んは 退所 されいませんが、これから始 まる“ユニッツもりのいえ” で私達が、助け合い共に生きる事を教えてくれる為に入所 してくれたように感じてならない今日この頃です。 受楽寺清掃頑張っています! 昨年10月から、農耕班の園外作業として新たに受 す。 《連絡先》 の近くです。 村松 生活支援ワーカー お礼をさせてもらい、最後にはTOSHIさ んを囲んで記念写真を撮らせて頂きました。 プロの歌手の方を目の前にしてみんなも 少々緊張気味でした。 TOSH Iさんの 奏でる柔 らかいギ 楽寺︵ 太田市金山町21の5︶ の霊園清掃を週1回のペ ースで行っています。園外作業を請け負わせて頂くとい うことで責任や緊張感を伴いますが、メンバーにとって はそれらも含め意識の向上、心身の成長に繋がること と願っています。 いる太田市外五町による知的 10日(日) am10:00∼pm6:00 ターと歌 声に包ま れながら 素敵なひ と 時を 過 この清掃を行わせて頂くようになり、メンバーの表情 もどこか凛々しくなっているように感じるのが嬉しい今 生活で何か困っていませんか? ★ ごしまし た。 日この頃です。よろしくお願いします! 桐生市本町 2 丁目6−32 日程 来春にも開所が予定されて 【地域で暮らしている皆さんへ】 桐生市有鄰館 場所 生活支援事業 【藍織り展示会のお知らせ】 上松 孝行さん この絵は、ありすの仲間達で、こ れからどこかに遊びにいくところ 今回、絵を描いてくれたのは、上松孝行さんです。農耕班で毎日 です。好きなことは絵を描くこと 作業を頑張っています。素直な絵を描いてくれる上松さんです。 です。 ご寄贈、誠にありがとうございました。 大切に使わせて頂きます。 ︻平成14年度、15年度現在︵敬称略︶ ︼ ・ 群馬県共同募金会様 ・ 太田市社会福祉協議会様 ・ 富士重工業︵株︶群馬製作所様 ・ 京和装備株式会社様 ・ 群馬県蒟蒻協同組合様 ・ 椎名菓子店様 香津恵様 ・ フラワー角田様 ・ 中村 ・ 東芝シリコン様 ・ 郵政事業庁様 ・ NHK歳末助け合い義援金様 ・ おに の 家 ︽編集後記︾ おかげ様で、この﹁わんだーらんど﹂も2回目の発 行となりました。1年があっという間に過ぎてしまっ たようです。毎日の現場では色々なことがあって、笑 ったり、喜んだり、怒ったり、頭を悩ませたり ・ ・ ・ 。 個性豊かな利用者のみんなと関わる毎日だから、私 達も色々なことを学ばせてもらい、心を動かされる瞬 間があるのだと思います。 これからも、この﹁わんだーらんど﹂、 そして、ありすをよろしくお願いします。
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