野崖塾ぺ™ア - 絵本と童話の店 おおきな木

野崖塾ぺ™ア
Vol.207 2011. 7. 1 発行
絵本と童話の店
おおきな木
〒500-8043 岐阜市伊奈波通3-11
TEL. 058-264-2393
いろんなのがあみに入ってきたぞ(6月5日、水の生き物採集)
とれたてのクロダイ、カキ、アサリなどがならぶバーベキュー。 お父さんたちもカキと格闘。
さて、次の日。雨はほぼ上がり、朝6時ごろから
釣り好きは釣りに出発。またまた大漁。でも、釣れ
すぎても困ってしまうので、小さいのはリリース
し、大きめのものだけをバーベキュー用にキープす
ることに。
この日の午前中は、30分ほど歩いて白浜海岸まで
磯遊びに出かけます。この時間はまだあまり潮が引
いてなくて、磯遊びというより、まずは海水浴を楽
しんでいます。大きなエイを見たという子もいまし
た。そして、11時ころになると岩場がだんだん現れ
てきて、カニやヤドカリさがしが始まりました。
ふしぎなことに、昨年あんなにたくさんいたムー
ル貝がほとんど見あたりません。ときどきこういう
年があるんですが、「ムール貝のなぞ」ですね。で
野崖塾
今後のスケジュール
夏のプログラム申込み状況
• 締切となったプログラムは、キャンセル待ちとして
の受付となります。詳しくは電話でお尋ね下さい。
• 参加申込みの方には、「さんかのしおり」を1部同
封しました。追加ご希望の方はお申し出ください。
昆虫採集キャンプ IN 三田洞
<宿泊コース> 7月9日(土)∼10日(日)
※締め切りました。
<日帰りコース> 7月9日(土)
●申込受付中 ●締切日:7月7日(木)
無人島サバイバルキャンプ
7月28日(木)∼8月1日(月)
※締め切りました。
サマーキャンプ IN 福地
8月5日(金)∼7日(日)
※締め切りました。
沖縄ざまみツアー
8月19日(金)∼22日(月)
●追加募集をします ●締切日 7月11日(月)
骨までしゃぶってます。
も、岩ガキはたくさんありました。毎年佐久島のカ
キは半端じゃありません。しかし、大きなものとな
ると、今年はイマイチでしたね。
さて、お楽しみの海鮮バーベキュー。カキ、アサ
リ、イカ、大アサリに大きなクロダイなどの魚いろ
いろ。これに朝釣ったサバや執念でとった岩ガキな
どもいっしょに焼いて食べました。また、自分が
とったガザミを生きたまま網の上で焼いて食べてい
た子もいました。きっとおいしかったと思います。
バーベキューの仕上げは焼きそば。海に遊びに
行っていた子たちももどってきて、行列ができまし
た。結局バーベキューは2時間半ほど続き、その後
急いで風呂に入ったりして、帰りじたくをし、4時
の船に乗り込みました。
毎年恒例の水の生き物採
集。お天気はくもり。暑すぎ
ず寒すぎず、まあ、ちょうど
いいお天気です。伊自良川の
昨年と同じ場所で、80名ほど
の親子が集まってきました。
講師は、おなじみ河川環境楽
園自然発見館のイワちゃんこ
と岩井辰水さんです。
さて、川べりのいい場所に
荷物を置いて、いよいよ川遊
びのはじまりはじまり。2∼3
日前まで雨が降り続いていた
ので、水は若干多め。ですか
ら深いところはちょっとさけ
て、浅いところで生き物採集
を始めました。
9月以降の野外塾の日程
詳細未定ですが、日程のみ決定させていただき
ます。みなさんの予定を空けておいて下さい。
9月11日(日)
秋のデイキャンプ その1
場所未定
10月9日(日)
秋のデイキャンプ その2
こんなにとれたぞー!
場所未定
10月22日(土)∼23日(日)
紅葉温泉キャンプ
合掌の森中尾キャンプ場にて
●申込受付開始日 9月1日(木)
11月3日(祝)※予備日11月6日(日)
大いも煮会
長良川河原にて
11月27日(日)
秋のデイキャンプ その3
場所未定
さあ、何が網に入ったかな?
ヨシがしげる伊自良川には、珍しい魚や虫たちがたくさん住んでいる。
網でがさがさやると、必ず
とれるのがエビとヤゴ。エビ
はスジエビとヌマエビ。卵を
かかえているのもたくさんい
ます。ヤゴはトンボの種類に
よってどれも形がずいぶんち
がいます。
ザリガニもけっこうとれる
んですが、大きくりっぱなや
つはあまりいません。昆虫で
は、タイコウチをとっていた
子が何人かいました。
魚はというと、けっこうと
れるのがカワヨシノボリやシ
マドジョウ、スジシマドジョ
ウなどのドジョウの仲間。近
年ほんとに数が少なくなった
メダカをとっている子もいま
した。メダカぐらいのサイズ
の小魚がたくさんとれました
が、カワムツやオイカワなど
の子どもなんでしょうね。
また、絶滅危惧種に指定さ
れているヤツメウナギの仲間
大きなナマズの死体を見つけ
て歓声が上がる。
こんな大きなイシガメもいた。
海そーめんともよばれるアメ
フラシの卵。
今回のお料理は、スジエビのえびせん(?)とから揚げ。
スナヤツメも結構いました。ですが、サイズはもの
すごく小さくて、イトミミズにまちがえそうなくら
いです。他にも、ドンコ、カマツカ、アブラボテ、
ヤリタナゴ、タイリクバラタナゴなど、貴重な魚た
ちもとれてました。
いつもいつも大漁のエビは、今日はエビせんべい
にしてみようということで、片栗粉を用意してきま
した。まだ一度もやったことのないメニューですの
で、本をたよりにやってみたのですが、これがなか
なか難しい。パリッとした感じにならなくて、ベ
チョッとした感じになってしまうんですね。でもま
あ子どもたちは喜んで食べてましたね。小さくて
も、焼けばちゃんとエビの味しますからね。
昼からもまだまだ川遊びは続き、魚やザリガニな
どを追い求める子、泳ぐのに夢中になっている子な
とった魚はイワちゃんに鑑定してもらいました。
どいろいろ。水があるだけで退屈することなんてな
いんですね。時間が来ても、もっと遊んでいたーい
と叫んでる子たちもいました。
さて、今回の収穫ですが、種類は豊富でしたが、
あまり大物はとれませんでした。でも、小物も飼育
すれば少しずつ大きくなっていくんですよ。三ちゃ
んは2∼3年前にここでとって大きく育ったオイカワ
やカワムツ、ギンブナなどを家から持って来たの
で、みんなに見てもらいました。そして最後にこれ
の争奪戦。野外塾のみんなにもらってもらえてうれ
しかったです。
川の生き物についてもっと知りたい人は、河川環
境楽園のアクアトトや自然発見館にも行ってみてく
ださい。そして、イワちゃんに会ったらぜひ声をか
けてくださいね。
これはクモヒトデ。
島のなかにも大島という小さな島があるんです)へ。そして、すっ
かり引き潮となった大島のまわりで、磯遊び。とにかくいろんな
生き物がいます。
岩にへばりついているヒザラガイやマツバガイ、びっしりとかた
まっているイボニシやタマキビガイなどの貝類。イソギンチャク
はふれると、ぎゅっと口を閉じるので、みんなおもしろがって手
を出します。アメフラシやナマコもいました。ヌメヌメの感触を楽
しんでいます。そして人気はやはりカニ。小さなイソガニにまじっ
て、たまにガザミ(ワタリガニ)もとれます。これはちょっとでか
い。他にはヒトデやヤドカリもいるし、魚ではハゼやギンポの仲
間をけっこう網ですくってました。
このころちょっと雨が降ってきて、「寒ーい!」とふるえてる
子もいたりで、いったん民宿へ引き上げました。雨は結局すぐに
上がり、夕食までの時間は、釣りコースとおさんぽコースに分かれ
て行動しました。
釣りコースでは、今年もサバがよく釣れました。しかけはさび
き。かごにアミエビを入れてこれで小魚を集めます。サイズはそれ
海の幸いっぱいの島だー!(6月18日∼19日、佐久島磯遊びツアー)
梅雨どきとあって微妙なお天
気のなか、これまた人気プログ
ラムとなった佐久島磯遊びツ
アーに行ってきました。
名鉄電車で河和まで行き、そ
こからは60人乗りの海上タク
シー。船の後部にあるデッキに
20人ほどの子どもたちが集ま
り、潮風を受けて大喜び。です
が、水しぶきをあびて、びしょ
ぬれになっています。
そして30分ほどで佐久島に到
着。船を下りたところに、クラ
ゲがいるとかカニがいるとかさ
わいでますが、まずは2軒の民宿
に分かれて身じたくをととの
え、お弁当を持って大島(佐久
なぜか島にはネコがよく似合うのだ。
潮が引くにしたがって広大な岩場があらわれてきて、カニやカキさがしがはじまる。
甲羅のもようがおもしろいカニがいろいろいました。
これはどれもヒライソガニか。
こんな感じの弘法さんが島のあちこちに。
釣れた魚にびっくり。おそるおそる手を
出してつかまえていました。
ほど大きくはありま
せんが、豆アジもふ
くめて、おそらくみ
んなで50匹ぐらいは
釣ったんじゃないで
しょうか。大漁大
漁、みんな大喜びで
した。釣った魚は、
民宿魚増のご主人が
唐 揚 げ に してく れ
て、夕食の時に出し 小ぶりのサバが50匹ほどは釣れたのでは。
てもらいました。
さて、おさんぽコースですが、島の展望台へとつながる弘
法道の弘法さんめぐりをしたり、ネコと遊んだりしてたっぷ
り佐久島を楽しんできました。大人は、昭和時代の看板や建
物などが目に止まり、タイムスリップをしたような気分に
なったようです。
夕食は、いつものように海の幸がいっぱい。お魚好きには
たまらないメニューでしたね。
夜のプログラムは残念ながら雨がけっこう降り出し、予定
変更。短い時間でしたが、民宿の大部屋にみんな集まり、
ゲームなどをして遊びました。