12月号 - 井原市

第51号 平成22年 12 月
井原市議会基本条例制定を記念して11月6日に講演会を開催(講師 北川正恭氏)
平 成 年 月 市 議 会 定 例 会 を、 去 る 月
4日から 月 日までの 日間の会期で開
きました。
一 般 質 問 は 6、7、8 日 に 行 い 名 の 議 員
が質問に立ちました。 本 定 例 会 で 審 議 さ れ た 案 件 は、 平 成 年
度井原市一般会計補正予算等3会計補正予
算、 平 成 年 度 井 原 市 一 般 会 計 等 会 計 決
算、 ま た 条 例 改 正 等 の 8 議 案 と 請 願 2 件、
陳 情 2 件、 議 員 発 議 5 件 で、 慎 重 に 審 議 し
ました。
22
10
19
審
議
日
程
22
17
12
10
22
(一般質問4人)
6日 〃
〃
(一般質問4人)
7日 〃
(一般質問4人)
8日 〃
(議案審議)
日 〃
(決算審議)
日 〃 常任委員会(予算決算委員会)
日 〃 (市民福祉委員会・分科会)
〃 (建設水道委員会・分科会)
日 〃 (総務文教委員会・分科会)
日 〃 (予算決算委員会)
日 日 本会議 (議案審議、採決、閉会)
13 12
22 20 18 15 14
(1)
10
21
月4日 本会議(開会、市長の提案説明等)
10
いばら市議会だより
平成 22 年 12 月
井原市議会基本条例
(前文)
国と地方公共団体(以下「自治体」という。
)は、対等・協力の関係へと変化するなど地
方分権の進展に伴い、自治体の権限は一層拡大し、議会の役割もより重要となった。自治体
の長と議会の議員は住民が直接選挙する二元代表制で選ばれており、それぞれが市民の負託
にこたえる責務を負っている。
「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」井原市が生んだ木彫界の巨匠、平
櫛田中翁の座右の銘にならい、今こそ井原市議会は合議制の機関として、自治体の重要事項
を審議、議決することはもとより、政策立案、行政監視、会議や情報の公開、議会への住民
参加と交流を重んじる役割と機能を最大限に発揮しなければならない。また、様々な市政の
課題に対する市民の意向を的確に把握し、議員間の活発な議論を通じ、議員自らが創意と工
夫を積み重ね、井原市の新しいまちづくりと市民福祉の向上に努めていく必要がある。さら
に公正及び透明性を確保した市民にわかりやすい「真に開かれた議会」を深く追求する努力
によって一層の議会改革を推進し、議会の活性化及び市民とともに考える議会の実現を目指
す決意である。
井原市議会は、高い政治倫理を追求するとともに、議会、議員の責務と議会運営の基本的
事項を定めた井原市議会基本条例を制定する。
第1章 総則
第1条 目的
第2条 最高規範性
第2章 議会の活動原則
第3条 議会の活動原則
第4条 議決責任
第3章 議員の活動原則
第5条 議員の活動原則
第6条 会派
第4章 市民と議会との関係
第7条 市民と議会との関係
第8条 議案に対する賛否の公表
第5章 議会と執行機関の関係
第9条 議会と執行機関との関係
第 10 条 議会審議における論点情報の形成
第 11 条 予算及び決算における政策説明
第 12 条 議会が求める報告及び資料の要求
第6章 議員間討議
第 13 条 議会の合意形成
第7章 委員会の活動
第 14 条 委員会の活動
第8章 議会機能の強化
第 15 条 調査機関の設置
第 16 条 議会図書室
第 17 条 議員研修の充実強化
第 18 条 広聴広報活動の充実
第 19 条 議会事務局
第9章 政治倫理・議員定数・議員報酬 第 20 条 議員の政治倫理
第 21 条 議員定数
第 22 条 議員報酬
第 10 章 雑則
第 23 条 条例の検証及び見直し手続
第 24 条 委任 附則
この条例は、平成 23 年4月1日から施行する。
(詳しくは井原市議会ホームページへ掲載しています。)
井原市議会では、議会及び議員に係る基本的事項を定めることにより、議会の活性化を図り、
市民の負託にこたえられる真に開かれた議会運営を実現し、市民福祉の向上と市政の発展を目指
すことを目的に10月定例会において、全会一致で県下初となる井原市議会基本条例を制定しま
した。また、基本条例の運用体制及び議員政治倫理条例策定に関する調査研究のため、正・副議
長を除く全員(20名)を委員とする議会活性化特別委員会を設置しました。
(2)
二期目の市 政 に つ い て
宏芳
ワクチン、子宮頸がんの予防接種
費用の一部助成を行う。
健 康 づ く り と し て、
『笑顔の食卓
パワーアップ事業』と名づけ食育
の普及啓発を図る。受診率の向上
を図り、医療費の抑制のため、健
診の自己負担無料化を進める。
問 三 環境にやさしい住みよいま
ちづくりについて
答 三 小 田 川 を き れ い に す る た
め、河川のしゅんせつや樹木伐採
を実施し、維持管理を地元ボラン
ティアと連携していきたい。環境
対策として街路灯を年次的にLE
D照明に更新していきたい。その
他の公共施設については照明器具
の更新時に検討したい。太陽光発
電システムは学校関係では耐震化
が完了したところから導入し、そ
の他の公共施設も今後導入に向け
検討したい。
市長の二期目に向けて
の市政方針について
井原
井口 勇
星和会
問一 活気あふれる住みよいまち
づくりについて。
答一 地域活力は人、企業が元気
が前提条件です。まず、定住促進
のため芳井さくら団地の早期整
備、分譲と、美星にはモデル分譲
地2カ所程度整備を考え、起業支
援は新たな事業、雇用創出のため
新分野への進出、新製品、新技術
の開発の方へ積極的に支援し、雇
用の場の確保のため私みずから誘
致活動を行います。農業活性化と
して農産物のブランド化をめざし
私がトップセールスに努め推進し
ます。
問二 安全・安心の住みよいまち
づくりについて。
答 二 住んでみたい、住 み 続 け た
い町をめざし生活基盤の整備は重
要であり、通学路、歩道整備は喫
緊の課題であり早期着手整備して
いきます。次に安全、安心の観点
から災害情報等の緊急状況を配信
する告知端末機を市内全戸へ配布
し緊急告知配信システムを整備し
たいと考えております。次に既存
の公共交通体系の利用が困難な地
域のために予約型乗合タクシーの
試験運行を3地区で実施予定です。
問 三 み ん な で つ く る 住 み よ い
まちづくりについて。
答 三 こ の 柱 は、 協 働 の ま ち づ
くりと行財政改革に関する施策で
す。市民と行政がお互いの自主性
を尊重し、適切な役割分担のもと
に協力し合う協働の推進が重要と
なります。地域づくりに取り組む
団体に、市職員を派遣していきた
い。行財政改革について、自主財
源 比 率 が 5 割 を 切 る 市 と し て は、
事 業 の 効 果 的 な 実 施 を 図 る た め、
徹底した経費節減により限られた
財源を効率的に配分いたします。
地域福祉計画
策定について
豊
公明党 佐藤
問一 地域福祉計画策定について
本市は未策定の状況にあるが今後
の取り組みは。
答一 福祉の推進には、市民と行
政、関係機関との協力の取り組み
が欠かせない、今後地域福祉計画
の策定に向け、社会福祉協議会を
初めとし、関係機関との協議など
(3)
五人会 馬越
問一 人を育てる住みよいまちづ
くりについて
答一 子供たちの学力を向上させ
るため、少人数指導の拡大や英語
指導助手の増員などを行い、安全
快適な教育環境のため、学校施設
の耐震補強工事、老朽化した幼稚
園の建てかえを実施する。地区公
民館の計画的な整備を進める。郷
土の偉人を広く情報発信し、地域
の 伝 統 文 化 を 次 世 代 に 継 承 す る。
健康づくり、体力づくり、仲間づ
くりのため、四季が丘にグラウン
ドゴルフ場を建設する。
問 二 元気で笑顔あふれる住みよ
いまちづくりについて
答二 子育て支援として、中学校
卒業までの医療費全額無料化を実
施するため医師会等と協議を重ね
る。 保 育 料 を 更 に 軽 減 し て い く。
小児用肺炎球菌ワクチンやHib
県道笠岡井原線(歩道整備)
平成 22 年 12 月
いばら市議会だより
の取り組みを始めたいと考えてい
ます。
問 二 市 長 選 公 約 に つ い て ① 子
ども医療費、特定検診無料化と助
成制度について。②いばら地場産
業育成支援事業について。
答 二 ① 中 学 校 卒 業 ま で の 医 療
費全額無料化の拡大、特定検診の
無料化、任意の予防接種費用を助
成する「いばらっ子元気応援事業」
について、早い時期の実施に向け、
進めてまいります。②本市で新た
に事業等をされる方に、起業支援
事業補助金、新分野進出支援事業
補助金、新製品、新技術開発等支
援事業補助金の3つの支援を考え
ております。
問 三 不 育 治 療 の 助 成 制 度 に つ
いて。
答 三 不 育 症 は 学 会 で も 定 義 が
決まっておらず、いまだ不明な点
が多い疾患で、治療費の助成には
今後、情報の収集に努めるととも
に、国や地域の動向を踏まえ、検
討したいと考えています。
問 四 地 上 デ ジ タ ル 放 送 移 行 対
策について。国の補助制度や助成
制度の積極的な周知活動を。
答 四 平 成 年 度 か ら、 市 町 村
民税非課税世帯まで支援が拡充さ
れ、総務省を初め、各関係機関に
より行われます、市としても情報
シー料金の助成や、住宅設備改良
費助成など、市独自の事業であり
ますが、今後とも、高齢者の方や
皆様からのご提言や要望を踏まえ
て、対応を図ってまいりたいと考
えております。
問 二 介護保険法による認定を外
れた高齢者への福祉サービスの対
応はどのように進めているか。ま
た市独自の施策を考えておられる
か伺う。
答 二 要介護認定に非該当となっ
たすべての方について、地域包括
支援センターから訪問または電
話、いずれかの方法により連絡を
とり、日常生活において困られて
いることなどを聞き取り、ニーズ
の 把 握 に 努 め て お り ま す。 こ の
ニーズに基づき、本市が任意で実
施している地域支援事業の高齢者
生活管理指導員派遣事業や市一般
財源での軽度生活援助サービス事
業など、必要なサービスが提供さ
れ る よ う 相 談 に 努 め て お り ま す。
ま た、 こ れ ら の 人 は、 将 来 的 に、
要介護状態となるおそれが高いた
め、介護予防講座や教室への参加
を勧め、住みなれた地域で必要な
福祉サービスを受けながら、自立
した生活が続けられるよう、引き
続き支援に努めてまいりたいと
思っております。
水道料金の格差
是正について
武徳
無所属 川上
問一 美星地区の水道料金は他地
区に比べ、いまだに高い水準にあ
り、水道料金の体系を市内で統一
すべきであると考えるが市長の考
えを伺う。
答一 美星地区の美星簡易水道は
上水を岡山県広域水道企業団から
購入しており、料金設定は市内で
高額となっている。これは建設年
次、事業規模や施設の状況により
独立採算の見地から、各事業で基
本水量や超過料金等を設定してい
るため、市内の水道料金は水道事
業ごとに異なっている。美星簡易水
道は施設整備のため企業債を借り
入れており、毎年1億4,000万
円から1億5,000万円を一般
会計から繰り入れて企業債の償還
を行っている。国は平成 年度ま
でに1市1水道を目標としており、
本市も美星地区の3簡易水道を美
星簡易水道への管路統合について
検討しているが、多大の費用を要
するため慎重な対応が必要である。
料金統一というのは非常に難しい
問題ではあるが、経営 の 動 向 や 統
(4)
を 取 り ま と め、 広 報 紙 や ホ ー ム
ページを活用し、周知に取り組ん
でまいります。
高齢者福祉サービスの
充実について
安是
無所属 上野
問一 ひとり暮らしの高 齢 者 へ の
生活支援等の福祉サービスをどの
ように進められているか。また市
独自の施策を考えておられるか伺
う。
答一 ひとり暮らしの高 齢 者 へ の
生活支援等の福祉サービスの代表
的なものとしては、軽度生活援助
サ ー ビ ス 事 業、 寝 具 類 乾 燥 消 毒
サービス事業、救急医療情報キッ
ト作成配付事業、緊急通報装置設
置 事 業 が ご ざ い ま す。 福 祉 タ ク
28
平成 22 年 12 月
いばら市議会だより
23
問 六 安全・安心を阻害する歩道
の改修・整備を
答 六 歩 道 の 起 伏 が 大 き い 箇 所
については、現地調査を行い、改
善の可能性について検討する。岡
山県で管理している同様な箇所に
ついても強く要望していきたい。
公共下水道事業と合併
処理浄化槽について
久志
無所属 西田
76 37
19
建志
総括について
市長選挙の
21
問一 市長は有効投票の %の支
持を得て再選された。誠実な人柄
(5)
合に要する事業費、加入者数を見
きわめながら料金の一元化に向
け、段階的な料金の改定、実施時
期等について検討し、将来的には
市内で統一すべき課題だと考えて
いる。また、現在の契約日水量は
2,200立方メーターだが、使
用量は1日約650立方メーター
で約3分の1、普及率は約 %で
あり、普及促進に努め契約水量に
近づいていくと料金もいい方向に
進むと考えている。
ヘクタールが使用可能区域となり
進捗率は .1%である。普及率
に つ い て 井 原 市 全 体 で . 7 %、
水 洗 化 率 は 井 原 処 理 区 . 5 %、
芳 井 処 理 区 . 0 %、 市 全 体 で
.9%である。 年度の整備計
画は井原処理区の約 .8ヘク
タール、芳井処理区の約8.2ヘ
クタールであり、現在工事中であ
る。今後の整備計画は井原処理区
の認可期間が平成 年度末までで
あ り、 引 き 続 き 認 可 を 受 け る た
め、事業計画の変更を策定してい
る。芳井処理区は 年度末までで
あり、引き続き認可を受け、整備
を促進する。合併処理浄化槽につ
いて井原市では国の補助基準に基
づき補助金を交付している。補助
実績数は平成 年度 基、 年度
基、 年度 基、平成 年度末
の総補助数は1,924基である。
年度では 基の支出を見込んで
いる。
17
84 19
無所属 河合
20
22
22
23
96
通院も中学卒 業 ま で
医 療 費 無 料 に
81
問一 現在も工事が進んでいる井
原市街地の公共下水道事業及び芳
井町の特定環境保全公共下水道事
業の進捗状況と今後の計画につい
て伺います。あわせて、合併処理
浄化槽の普及状況及び今後の計画
について伺います。
答一 公共下水道事業の平成 年
度末までの進捗状況について、井
原処理区は665ヘクタールの事
業認可を受け、546ヘクタール
の整備を終わり進捗率は .1%、
芳井処理区は ヘクタールの事業
認可を受け、 .6ヘクタールの
整備を終わり進捗率は .1%で
ある。供用開始の状況について井
原処理区は543.7ヘクタール
が使用可能区域となり進捗率は
.8%で、芳井処理区は .6
48
90
74
90
22
日本
森本 典夫
共産党
12
太陽光発電システム
問 三 太 陽 光 発 電 装 置 設 置 に 対
する助成の更なる充実を
答 三 現 行 の 補 助 金 1 キ ロ ワ ッ
ト当たり3万円の補助で上限4キ
ロワット 万円を維持することと
しておりますので、ご理解をいた
だきたいと思います。
問 四 井 原 地 方 の 方 言 を 後 世 に
伝えるため「方言辞典」の作成を
答 四 井 原 市 内 に 伝 わ る 方 言 を
伝承保存していくことを前提とし
て、どのような手法で取り組んで
いくか、あるいは、どのような形
に仕上げていくのかなどを検討し
てまいりたい。
問 五 地 上 デ ジ タ ル に 対 応 す る
ための助成制度の創設を
答五 国、県の動向もしっかりと
注 視 し な が ら、 市 と し ま し て も、
テレビ難民をつくらない方策等も
検討、研究してまいりたいと思っ
ております。
21
22
21
66
82
48
85
問一 子どもの医療費を通院も中
学校卒業まで無料に
答一 安心して子育てができる環
境をつくっていくため、医師会と
早急に協議を進め、私といたしま
しては、来年度当初からその思い
でおります。
問 二 住 宅 リ フ ォ ー ム 補 助 制 度
の創設を
答 二 大変関心がある事例であり、
その事業効果や本市の財政状況等
勘案しながら今後の経済状況や国、
県の動向を踏まえて、調査研究し
てまいりたいと考えております。
22 47
平成 22 年 12 月
いばら市議会だより
と堅実な行政手腕が評価されたと
思う。相手候補者の %の批判票
も含めて、市長はこの度の選挙を、
どのように総括されているか。
答一 市 長 選 挙 の 総 括 で す が、 引
き続き市政のかじ取りをさせてい
ただき光栄に存じ、改めて責任の
重 さ に 身 の 引 き 締 ま る 思 い で す。
とはいえ、相手候補者の得票数も
% あ り、 市 政 推 進 に 関 し て は、
批判あるいは叱咤激励に対し真摯
に受けとめ、こうした声にもしっ
かりと耳を傾けながら、おごるこ
となく、市政運営をしていくとと
もに、井原市第6次総合計画を着
実に前進させ井原市の発展と市民
福祉の向上、市政は市民のために
あることを基本に、情熱と実行力
を持って誠心誠意まちづくりに取
り組んでまいります。
問二 サル、イノシシの被害は増
えるばかりである。農家の人は被
害金額より、精神的に参って、や
る気や、生きがいを無くしてしま
う。市長は被害現場を視察して廻
り、抜本的対策を講じるべきだ。
答 二 丹 精 を 込 め た 農 作 物 が 被 害
に遭うことは、精神的なダメージ
が大きい、大変心が痛むところで
す。有害鳥獣の問題は、全国的な
課題で、近隣市町と有害鳥獣対策
は情報も含め連携をとって、対策
15
地域包括支援センター
否や所在が確認できない乳幼児の
把握について伺う。
答 三 妊 娠 届 け 出 時 か ら 妊 婦 面
接相談等の継続支援。さらに3歳
児まで定期健康診査を市直営で実
施し、常に把握を行っており安否
や所在が確認できない乳幼児はお
りません。
問 四 井 原 鉄 道 の 経 営 状 況 に つ
いて今後の展望と市職員の利用状
況を伺う。
答 四 経 費 削 減 を 盛 り 込 ん だ 新
中期経営見通しを策定し、4年間
で約1億6,890万円の経費の
削減を予定している。市職員の出
張は、井原線利用を周知徹底して
いる。
問 五 職員の人材育成は具体的に
どのようなことを行うのか伺う。
答 五 年 度 当 初 に 自 己 啓 発、 職
場研修、職場外研修など研修計画
を策定し、職員の能力開発を図っ
て い る。 ま た、 接 遇 面 も 指 導 し、
ぬくもりのある市役所を目指す。
利昭
無所属 簀戸
市内福祉施設の
充実について
21
問一 重 度 障 害( 児 )者 の 相 談 窓
口等の現状について伺う。
答一 主に市の福祉課、井笠圏域障
害者相談支援センターとなっており
ます。井笠圏域障害者相談支援セン
ターでの重度障害者の相談件数は、
平成 年度6件、本年度は8月末ま
でで7件で、相談内容は、介護者の
体調不良と今後について、福祉サー
ビスの利用方法、利用できる施設等
の情報提供など。また、市の福祉課
の窓口でも各種の申請手続きや同様
のご相談をお受けし、ご支援、情報
提供等行っている。
問 二 日中一時支援事業に つ い て
伺う。
答 二 井笠管内や倉敷市、福山市等
にある の事業所と事業の委託契
約 を 行 い、 利 用 い た だ い て い る。
このうち、市内は3事業所となっ
ております。また、利用者のご希
望があれば現在委託している事業
所以外でもその事業所と委託契約
22
を講じていかなければならないと
考えています。精神的な被害は難
しい問題でもあり、私も機会ある
ごとに、中山間地域の方々と直接
お話をさせていただき、少しでも
精神的な支えになるよう努める所
存です。
浩司
指定ごみ袋、
収集体制の
拡充について外四件
(6)
無所属 藤原
問一 指定ごみ袋の市民の要望で
ある リットル袋の作製、収集体
制の拡充について伺う。
答一 ごみを出しやすい環境づく
りが必要であり、 リットル袋よ
り小さい リットル袋を作製する。
収集体制につきましては資源ごみ
の収集回数の拡充を来年度から実
施する方向で検討する。
問 二 地域包括支援センターの実
態及び高齢者の状態、状況の把握
について伺う。
答 二 高齢者を対象とした介護予
防教室、権利擁護事業、介護予防
ケアプランの策定など行っている。
状況把握は民生委員さんにご協力
いただき毎年、要援護者実態調査
をしている。
10
問三 住民票を移さず転居し、安
10
平成 22 年 12 月
いばら市議会だより
34
34
を結び、ご利用いただくことにし
ております。しかしながら、重度
障害者に関しましては受け入れを
していただける施設が非常に少な
いのが現状であります。
問 三 今 後 の 施 設 整 備 計 画 に つ
いて伺う。
答 三 市 内 に 福 祉 施 設 が 少 な い
ためやむなく近隣市町村の施設を
利 用 せ ざ る を 得 な い 状 況 で あ り、
距離的、時間的な面で十分な利用
ができないという問題もございま
す。今後、当事者の皆様方、また
関係各方面の皆様方からご意見を
お聞きするとともに、市内の既存
の事業所との協議や先進的な事例
の調査研究など、さまざまな角度
から解決策を見出していきたいと
考えている。
の達成とは決して思っておりませ
ん。② 時間の救急対応には 名
の医師の増員が必要であり直ちに
救急体制の強化は困難であるが努
力いたしたい。
問 二 ① 新 規 企 業 誘 致 に つ い て、
今後4年間でどう取り組むか伺う。
②「産業創造センター」について
答 二 ①四季が丘団地への企業誘
致を最優先課題として柔軟に対応
したい。また(仮称)井原市企業
用地情報連絡会議を設置する。 ②企業相談のワンストップ窓口機
能を整備し、行政手続等に関する
相談や国・県等の各支援策、大学
の研究機関の紹介を行う。
問 三 ①パートナーシップ・プロ
ジェクト事業の概要について伺う。
②協働の今後の進め方等について
答 三 ① 市 民 と 行 政 が 共 通 の 目
標を掲げ、対等で協力し合える関
係をパートナーシップと位置づけ、
各小学校区を単位として地域づく
りに取り組む団体に市職員をパー
トナーシップ推進員として派遣す
るもの。②当面は現在の進め方を
継続し必要に応じて見直しを行う。
問 四 ①国保税の平成 年度負担
額の市民周知時期等について伺う。
②「健康寿命日本一」について
答 四 ① 正 確 な 積 算 を す る に は
月中旬以降でないと把握でき
23
ないことから、議会へは 月中に
説明し市民の皆様には議会での決
定後、広報紙等でお知らせしたい。
②市民一人一人が健康で、生活の
質を高め満足できる人生を目標に、
健康寿命の延伸に一層努める。
ごみの収集体系の
見直しについて
公治
ていることとしている。当面、稲
倉公民館が平成 年度に耐用年数
が 到 達 し ま す。 し た が い ま し て、
稲倉公民館につきましては本年度
中に地元代表者を含めた、(仮称)
稲倉公民館建設準備委員会を設置
し、地域の皆様のご意見、ご要望
をお聞きしながら施設の規模、機
能等の概要を固め、平成 年度で
詳細設計、平成 年度で新公民館
の建築を行い平成 年度当初から
供用開始を計画している。このほ
か大江公民館や出部公民館、荏原
公民館も耐用年数到達年度が迫っ
ており、要件が整い次第整備する
こととしております。
次に公民館を幼稚園等の教育施
設との複合施設として整備するこ
とに当たりましてはメリット、あ
るいはデメリットをもとに慎重に
検討をする必要があると考える。
(7)
無所属 坊野
15
24
24
25
11
問一 アンケート調査の結果を受
けて、ごみ袋の細分化と収集体系
の見直しについて伺う。
答一 井原市廃棄物減量等推進審
議会のご意見を尊重し、指定ごみ
袋は今の3種類に加えて リット
ル袋より小さい リットル袋を作
製することとし、また収集体制に
つきましても資源ごみの収集回数
の拡充について来年度から実施す
る方向で検討していきたいと考え
ております。
問 二 老 朽 化 し た 公 民 館 の 今 後
の改築計画と、複合施設を含めた
生涯学習の場所としての今後の方
針について伺う。
答二 整備方針としては、建物の
耐用年数が経過していること。次
に、地元の合意形成が図られてい
ること。そして用地の確保ができ
複合施設(西江原公民館)
瀧本市長の二 期 目 の
政策・ビジョンについて
順治
無所属 三輪
問一 ① 市民病院の4年間の成果
と、公約に対する自己評価を伺う。
②夜間救患対応等について伺う。
答一 ① 公約を実現するため医師
派遣に努め、内 科 医 1 名 と 皮 膚 科
の新設、院内保育所の開所等がで
きた。しかし、十分な成果、公約
10
平成 22 年 12 月
いばら市議会だより
10
24
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16
月 〜 日、 、 日で議案・
予算・決算等の審査を行いました。
日 ) に 委 員 会 を 開 き、 6 月 定
る陳情書
度」新規 歳からの適用に関す
所得制限基準の変更を求める陳
情書
◇「岡山県医療費公費負担補助制
◇岡山県医療費公費負担補助制度、
陳 情
案件の審査結果は以下のとおり
です。
の審査を行いました。
例会で継続審査となっていた案件
月
また、市民福祉委員会は閉会中(9
20
【以上2件 不採択】
条 例
条 例
◇井原市長等の給与に関する条例
の一部を改正する条例について
◇井原市美星天文台条例について
【以上2件 原案可決】
請 願
人以下学級実現、教員賃金改
請する請願書
充を求める意見書」の提出を要
◇国・県に対して「私学助成の拡
◇
善、義務教育費国庫負担制度拡
充に係る意見書の採択要請につ
いて
【以上2件 採択】
予 算
◇一般会計補正予算(第2号)
◇介護保険事業特別会計補正予算
(第2号)
◇病院事業会計補正予算(第1号)
【以 上 平 成 年 度
3会計補正予算原案可決】
◇特別会計決算(
件)
国民健康保険事業・簡易水道事
業・食肉センター事業・住宅新
築資金等貸付事業・老人保健医
療事業・後期高齢者医療事業・
公共下水道事業・介護保険事業・
芳井住宅団地開発事業・美星地
区畑地かんがい給水事業
◇財産区会計決算(3件)
大倉財産区・東水砂財産区・宇
戸財産区
◇企業会計決算(3件)
水道事業・病院事業・工業用水
道事業
【以上平成 年度 会計決算認定】
◇ 井原市議会基本条例について
◇「岡山県心身障害者医療費公費
負担制度」新規 歳からの適用
に関する意見書の提出について
◇私学助成の充実と私立高校の無
償化を求める意見書の提出につ
いて
◇私学助成施策の充実を求める意
見書の提出について
◇ 人以下学級実現、教員賃金改
善、義務教育費国庫負担制度拡
原案可決】
充に係る意見書の提出について
【以上5件
師走に入り早いもので今年も
残 り 少 な く な り ま し た。 今 年 は
定例会の他に議会基本条例の策
定 に 多 く の 時 間 を 費 や し、 県 下
初の条例となりましたが全国的
に見ると一三〇を超える議会が
す で に 制 定 し て お り ま す。 早 い
か 遅 い か は 別 に し て も、 社 会 環
境が大きく変化し市民ニーズが
多様化する中で井原市議会とし
て は、 議 会 改 革 の 大 き な 一 歩 と
なりました。キーワードは、
「情
報公開」
「市民参加」
「自由討議」
の 3 つ の 点 で す。 今 後 も 議 会 だ
よ り を 更 に 充 実 し、 わ か り や す
い紙面となるよう努力してまい
ります。
(鳥越孝太郎)
委 員 長 鳥越孝太郎
副 委 員 長 宮 地 俊 則
委 員 川 上 泉
〃 水 野 忠 範
〃 藤 原 浩 司
議会の傍聴にお気軽にお越し
下 さ い。 傍 聴 の お 申 込 み は、 会
議当日市役所5階で受付いたし
ます。
(8)
10
17
65
12
◇ 井原市美星リーディング・プロ
決 算
◇一般会計歳入歳出決算(1件)
21
10
27
ジェクト施設条例の一部を改正
する条例について
22
18
【原案可決】
30
30
15
65
平成 22 年 12 月
いばら市議会だより