災 害 公 営 住 宅 通 信 - 東松島市

7. 家賃について(続き)
野蒜地区復興協議会 高台移転部会
災 害 公 営 住 宅 通 信
仮設住宅とは違い月々の家賃を納めることになります。収入によっては民間賃貸住宅と変わらないような金
野蒜地区災害公営住宅についてお知らせします。
額となる場合もあります。
下表は、世帯構成別の参考例です。
想定世帯
タイプ A
1LDK
約 40 ㎡
H25.12 月
1. 仮申込みの状況
タイプ B
2LDK
(3DK)
約 60 ㎡
タイプ C
3LDK
約 70 ㎡
タイプ D
4K
約 80 ㎡
世帯員分合算
年間収入
家賃
区分
120 万円
1-a
4,500
200 万円
1-d
13,900
300 万円
4
22,000
200 万円
1-b
7,700
11,500
13,400
15,400
300 万円
2
17,000
25,600
29,900
34,200
戸建
121
119
なし
移転元地区
400 万円
6
29,000
43,600
50,800
58,100
集合
17
17
なし
野蒜地区
136
94%
200 万円
1-b
7,700
11,500
13,400
15,400
2戸1
32
9
なし
宮戸地区
5
3%
300 万円
1-d
13,900
20,900
24,400
27,900
合計
170
145
その他
4
3%
400 万円
3
19,500
29,300
34,200
39,100
65 歳以上単身
(年金生活)
65 歳以上夫婦
(年金生活)
夫婦(40 歳程度)
+子 2 人
① 災害公営仮申込み状況
② 災害公営仮申込み世帯内訳
計画数と希望数は下表に示すとおりです。現時点では希
移転元が野蒜地区で同じく野蒜地区を希
望数が計画数を下回っているため、希望者は野蒜地区内の
望する世帯が占める割合が94%を占めて
住宅に入居できる見通しです。
います。
住宅タイプ
計画数
希望数
抽選の有無
計
タイプ別計画戸数は必要に応じ可能な範囲で調整を行う予定。
希望世帯数
構成比
145
※災害公営住宅の仮申込み数は 11/25 時点の集計です。
『東日本大震災特別家賃低減事業とは』
特に収入の低い(政令月収8万円以下。前項表で太線囲みの部分)入居者について、円滑に恒久住宅に移行し、
速やかに生活再建ができるよう、災害公営住宅の家賃を10年間にわたり入居者が無理なく負担しうる水準まで低
減するものです。前項の表は低減された後の額です。
建物の管理開始から5年間は家賃が低減され、6年目から10年目は段階的に家賃の低減額が減少し、11年目
以降は本来の家賃となります。
例)政令月収が 10 年間 0 円の場合で、家賃区分1-a に該当し、2LDK(約 60 ㎡)に住む場合の想定家賃
25,000
本来家賃
20,000
10 年目家賃
③ 移転先エリアの希望状況
6~7 年目家賃
④ 移転先エリアの希望世帯内訳
移転エリア別の計画区画数と希望区画数は下表に示
被災前コミュニティと同じ移転先のエリ
すとおりです。現時点では希望区画数が計画区画数を
アを希望する世帯が占める割合が約8割を
下回っているため、希望するエリアに入居できる見通
占めており、旧コミュニティが移転先でも維
しです。
(希望エリアの抽選が発生しない見通しです。
)
持できると考えられます。
移転先エリア
21,300 円
8~9 年目家賃
15,000
↓下の赤の枠内は、移転先エリアに自身で家を建てる方の希望状況です。(参考)
計画区画数
希望区画数
移転先エリア
の抽選の有無
エリア
被災前コミュニティと同じ
移転先エリアの希望世帯
構成比
東部エリア
69
66
なし
東部エリア
46/
66
70%
中央エリア
114
107
なし
中央エリア
88/107
82%
西部エリア
95
61
なし
西部エリア
57/
61
93%
278
234
191/234
82%
17,700 円
10,000
1~5 年目家賃
14,000 円
5,000
10,400 円
6,800 円
合計
0
1年目
2年目
3年目
4年目
5年目
6年目
7年目
8年目
9年目
10年目
11年目以降
計
(経年減価考慮)
8. 公営住宅の払下げ
公営住宅の管理上、必要に応じて土地建物を時価で払下げを行うことがあります。但し、公営住
宅の管理上必要がなくなった時を要件とするため、相当の期間を要する場合もあります。
(払下げ
の時期は未定です。)
将来払い下げを見込まれている方は十分ご注意ください。
※希望区画数は 12/3 時点の意向を集計したものです。
※震災前コミュニティとは、移転エリアに近い旧行政区で、東部(中下・新町)
、中央(亀岡・洲崎)、西部(東名・新東名)が該当します。
災害公営住宅から集団移転に意向変更をお考えの方は平成 26 年 1 月 10 日までに生活再建支援課までご相談ください。
発
行:野蒜地区復興協議会
事務局:東松島市
高台移転部会
移転対策部
部会長 和泉 勝夫
災害公営住宅に関する問い合わせ
生活再建支援課
建設部
建設課
(TEL:0225-82―1111)
復興住宅班
所得の計算について
所得の計算について
2-1. 高台移転部会現場見学会の実施について
■給与所得者の場合
⇒源泉徴収票がある場合
⇒
〃
ない場合
戸建住宅が建設されている小野駅前北地区の災害公営住宅建設現場の見学を行います。
日時
平成25年12月22日(日)
24日(火)
【給与所得の速算表】
午前10時~12時
午前10時~12時
給与収入(A)
下記担当へ12月19日(木)までにご連絡ください。
建設途中であり見学できる建物が限られますので、各日ともに20名程度とさせていただきます。
なお、当該地区の正式な現場見学会は、完成間近となる2月ごろに別途予定されています。
担当
建設課
復興住宅班
(TEL:0225-82―1111
内線2224,2225)
給与所得の計算
650,999 円以下
651,000 円~1,618,999 円
1,619,000 円~1,619,999 円
1,620,000 円~1,621,999 円
1,622,000 円~1,623,999 円
1,624,000 円~1,627,999 円
1,628,000 円~1,799,999 円(※)
1,800,000 円~3,599,999 円(※)
3,600,000 円~6,599,999 円(※)
6,600,000 円~9,999,999 円
10,000,000 円以上
部会員対象の見学会ですが、現在集団移転先での自己建設と災害公営住宅入居を迷っている方でご希望の
ある方は
給与所得控除後の金額が所得金額です
以下の表にて給与収入額を所得金額に換算します。
計算(例)
0
(A)-650,000
969,000(定額)
970,000(定額)
972,000(定額)
974,000(定額)
(ア)×0.6
(ア)×0.7-180,000
(ア)×0.8-540,000
(A)×0.9-1,200,000
(A)×0.95-1,700,000
(1)表の左側の「給与収入(A)欄に
あてはめたら、表の右側の「給与所
得の計算」をします。
(※)印が付いているところは、次の
計算をした(ア)を「給与収入」と
して「給与所得の計算」をします。
(「給与収入(A)」÷4000(小数点以
下切捨て))×4000=(ア)
■年金所得の方⇒ 次の表により計算した年間総所得金額
<65 歳以上の方>
<65 歳未満の方>
公的年金等の
収入金額(A)
年間総所得金額
の計算方法
公的年金等の
収入金額(A)
年間総所得金額
の計算方法
120 万円未満
120 万円~330 万円未満
330 万円~410 万円未満
410 万円~770 万円未満
770 万円以上
0 円とする
(A)-120 万円
(A)×0.75-37 万 5 千円
(A)×0.85-78 万 5 千円
(A)×0.95-155 万 5 千円
70 万円未満
70 万円~130 万円未満
130 万円~410 万円未満
410 万円~770 万円未満
770 万円以上
0 円とする
(A)-70 万円
(A)×0.75-37 万 5 千円
(A)×0.85-78 万 5 千円
(A)×0.95-155 万 5 千円
■事業所得者の場合 ⇒ 確定申告書又は市県民税課税証明書の「所得金額」
建築中の小野駅前北地区災害公営住宅の様子
家賃一覧
3. 集団移転先地への希望の変更について
平成26年1月から集団移転先地の区画決めの手続きが始まるため、住宅再建方法を野蒜北部丘陵地区で
平成26年1月10日までに生活再建支援課に相
の自己建設に変更しようとする場合、
談いただき、意向表明変更の手続きを行ってください。
(希望するエリアによっては調整が必要となる場合が
左ページの政令月収と部屋のタイプにより家賃が決まります。(家賃額は目安です。)
左例の家族の場合 政令月収が 126,666 円なので 家賃区分3 の家賃となります。
家 賃
区 分
特 別
低 減
家 賃
あります。)
1 LDK
政 令 月 収
約 40㎡
2 LDK
( 3 DK)
約 60㎡
3 LDK
4 K
約 70㎡
約 80㎡
1-a
0円
4,500
6,800
7,900
9,100
1-b
1円 ~ 40,000円
7,700
11,500
13,400
15,400
1-c
40,001円 ~ 60,000円
10,800
16,200
18,900
21,700
1-d
60,001円 ~ 80,000円
13,900
20,900
24,400
27,900
なお、意向変更の期限を過ぎると、区画決めの手続き(抽選会)に参加することができなくなります。
1
80,001円 ~ 104,000円
14,800
22,200
25,900
29,600
※上記期日以降に意向変更する際は、区画が決まった後に空いている区画からの選択となります。
2
104,001円 ~ 123,000円
17,000
25,600
29,900
34,200
※野蒜北部丘陵地区での自己建設に変更できる方は、震災時に津波防災区域内に居住していた方です。
3
123,001円 ~ 139,000円
19,500
29,300
34,200
39,100
4
139,001円 ~ 158,000円
22,000
33,000
38,500
44,100
5
158,001円 ~ 186,000円
25,100
37,700
44,000
50,300
6
186,001円 ~ 214,000円
29,000
43,600
50,800
58,100
7
214,001円 ~ 259,000円
34,000
51,000
59,500
68,000
8
259,001円 ~ 259,000円
39,200
58,800
68,600
78,400
『集団移転地の区画利用の考え方について』
(詳細は別紙参照)
(概要) 52 年間の定期借地契約
・当初 30 年間は申請により借地料免除
・減免要件は①移転対象者であること。または移転対象者の 3 親等以内の親族で移転当初から
移転対象者と同一の住民基本台帳に登録した者。
②区画上の建物に居住しかつ住民基本台帳に登録すること。
・借地上の建物や定期借地権は相続の対象となります。
(但し借地料減免は要件に該当することが必要)
・ 政令月収が 15 万 8 千円を超える世帯は、一定期間入居後には、明け渡しの努力義務が生じます。
・ 家賃の目安は現時点での想定であり、この額で決定するものではありません。
・ 住戸の形式により家賃に違いが生じます。戸建形式は 2 戸 1、集合形式に比べ割高となる見込みです。家賃の
詳細は災害公営住宅の完成に合わせて決定します
6.家賃について
家賃は
2-2. 小野駅前北地区間取り例
政令月収(世帯の収入)
と
部屋
により決まります。
間取りプラン一例
政令月収の計算方法(例)
夫婦 40 歳程度+子 2 人、年収(給与)400 万円の場合
Q1 世帯全員の所得を計算してください。
(所得の計算については右ページ上段参照)
NO
入居する方の名前
所得の種類
年収
年間の所得金額
1
夫
給与・年金・事業
4,000,000円
2,660,000円
2
妻
給与・年金・事業
0円
0円
3
子
給与・年金・事業
0円
0円
4
子
給与・年金・事業
0円
0円
5
給与・年金・事業
円
円
6
給与・年金・事業
円
円
A=
2,660,000円
年間所得金額の合計
2階
2LDK 平屋 戸建タイプ(4 戸)
夫の所得計算内訳 4,000,000 円×0.8-540,000 円=2,660,000 円(給与所得の速算表より)
1階
Q2 各種控除の合計を計算してください
控除対象
一人当たりの
対象人数
控除額
控除額①
②
①×②
親族(入居しようとする親族及び遠隔地扶養親族。世帯主は除く)
38 万円
老人扶養親族(控除対象配偶者及び扶養親族のうち 70 歳以上の方)
10 万円
特定扶養親族(扶養親族のうち 16 歳以上 23 歳未満の方)
25 万円
特別障害者(重度障害、身体障害者手帳 1 級、2 級)
40 万円
障害者(特別障害者以外の障害者の方)
27 万円
寡婦、寡夫
27 万円
各種控除の合計
3LDK 2 階建て 戸建タイプ (1 戸)
3人
1,140,000円
人
円
人
円
人
円
人
円
人
円
B= 1,140,000円
Q3 政令月収を計算します。
(
A
2,660,000円
世帯全員の所得合計
―
B
1,140,000円
各種控除の合計
)÷12 カ月=
126,666円
1LDK 平屋 2 戸 1 タイプ(2 戸)
政令月収
(世帯全員の所得合計 ― 各種控除の合計)÷ 12カ月 = 政令月収
間取りは例であり、土地の形状等により各地区においてそれぞれ異なります。
平成 25 年 12 月撮影
4. 土地利用計画図(案)
現在の土地利用計画図(案)は下図のとおりです。
今後、事業の進捗等により変更する可能性があります。
西部エリア
中央エリア
福祉施設ゾーン
東部エリア
医療施設ゾーン
公益的施設ゾーン
病院・クリニック等
小学校・保育所・駐在所等
(仮)新野蒜駅
消防署
立体交差
小学校
駐在所
観光拠点ゾーン
保育所
観光交流センター・市民センター等
立体交差
集会所
災害公営住宅
入居開始 H29.11 予定
郵便局
生活拠点ゾーン
観光滞在ゾーン
災害公営住宅
(仮)新東名駅
入居開始 H29.6
H29.6予定
予定
集会所・郵便局・店舗サービス施設等
(10/16 時点)
5. 今後のスケジュール
平成28年度
入居
~
今後の予定
住戸の決定
平成 26 年度
本申込み
・住戸決定ルール
・居住ルール策定
仮申込み
現在
住戸配置検討
。
●現場見学会
(12 月 22、24 日)
●災害公営住宅説明会
(年度内予定)
平成 29 年度
予定時期
完成する地区ごとに入居 3
平成 29 年 6 月(西部)
カ月前ごろから
平成 29 年 11 月(中央・東部)
※説明会の開催については、別途、案内
通知を発送します。
【野蒜北部丘陵地区の宅地造成完成時期の見込み】