IRYO6.8-P96-98 06.7.13 4:54 PM ページ 96 IT HOSPITAL REPORT 鹿児島県●湯田内科病院 IT化で情報共有化・業務効率化を図り、 安全な医療を推進する 鹿児島県日置市にある医療法人健誠会・ 湯田内科病院では、電子カルテシステム 「MegaOak-SyntheScope(NECシス テムテクノロジー製)」を導入、診療の効 率化を図っている。齊藤宏院長に病院の 概要とIT化についてインタビューした。 齊藤稔副院長とスタッフにシステムの概 要と運用の現況について取材した。 湯市大 1 齊 田今学 9 藤 内給大 3 宏 科黎学 5 ︵ 病総院年さ 院合内鹿い 開病科児と 業院系島う 内専県・ 科攻生ひ 部卒まろ 長。れし 、 69 。 ︶ 79 年 67 氏 年鹿年 よ児九 り島州 湯田内科病院のある東市来町は高齢者の割合が30%以上。同病院では高齢者医療に注力 い て は 他 院 に 依 頼 し て い ま す が 、 連 携 を し て 行 っ て い ま す 。 高 度 な 救 急 医 療 に つ い ま す 。 救 急 医 療 で は 、 一 次 救 急 を 主 と に ス タ ッ フ 約 1 4 0 名 で 診 療 に あ た っ て 現 在 、 常 勤 医 8 名 、 看 護 師 55 名 を 中 心 す 。 働 き や す い 環 境 づ く り を 行 い ス タ ッ り 、 医 師 不 足 に 悩 む 病 院 は 数 多 く あ り ま ま し た 。 臨 床 研 修 医 制 度 な ど の 影 響 も あ て も ら え る 施 設 に す る と い う 目 的 も あ り 増 築 や I T 化 は 、 優 秀 な ス タ ッ フ に 来 価 の 認 定 を 受 け て い ま す 。 ホ ー ム す こ や か ﹂ を 開 設 し 、 病 院 機 能 評 境 を 実 現 し ま し た 。 04 年 に は ﹁ グ ル ー プ 病 室 を 設 計 し て お り 、 ゆ っ た り と し た 環 基 準 で あ る 8 ・ 0 ㎡ を ク リ ア す る よ う に 、 を 超 え る だ け で は な く 、 老 人 保 健 施 設 の 養 型 医 療 施 設 の 面 積 基 準 で あ る 6 ・ 4 ㎡ な 療 養 環 境 を 実 現 す る こ と で す 。 介 護 療 ア し 、 バ リ ア フ リ ー 化 を 促 進 し て 、 快 適 ッ フ が 操 作 に 習 熟 し て い ま す 。 稼 働 し て い ま し た の で 、 ほ と ん ど の ス タ し た 。 以 前 か ら オ ー ダ リ ン グ シ ス テ ム が だ と い う 共 通 の 認 識 が す ぐ に 形 成 さ れ ま 医 療 の 効 率 化 を 図 る た め に は 必 要 な も の で 盛 り 上 が り ま し た 。 I T 化 に 対 し て も 、 病 院 に し よ う と い う 機 運 が ス タ ッ フ の 間 病 院 機 能 評 価 を 受 け た 際 に 、 よ り よ い 反 応 は い か が で し た か 。 安 全 性 を 高 め る た め に 耐 震 基 準 を ク リ ︱ I T 化 に あ た っ て 、 ス タ ッ フ の お 聞 か せ く だ さ い 。 ︱ 増 築 の 目 的 に つ い て に 大 き く 貢 献 す る と 考 え て い ま す 。 理 を 効 率 的 に 行 う こ と が で き れ ば 、 経 営 設 立 し 、 03 年 に は 新 病 棟 を 増 築 し ま し た 。 は 老 人 保 健 施 設 ﹁ ア ン ダ ン テ 伊 集 院 ﹂ を 嘱 託 医 療 施 設 契 約 を 結 び ま し た 。 98 年 に 年 に は 近 く に あ る 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム と で 、 高 齢 者 医 療 に 力 を 入 れ て き ま し た 。 97 ム を 導 入 す る 予 定 で 、 こ れ に よ り 在 庫 管 が 重 要 で す 。 将 来 的 に は 物 品 管 理 シ ス テ す と い う よ り も む し ろ 支 出 を 減 ら す こ と ン す る こ と が 予 想 さ れ ま す 。 収 入 を 増 や 診 療 報 酬 の 改 定 で 、 収 入 は 大 幅 に ダ ウ 院 で は 急 性 期 医 療 か ら タ ー ミ ナ ル ケ ア ま 市 来 町 で は 、 30 % 以 上 と な っ て い ま す 。 当 置 市 全 体 で は 高 齢 者 の 割 合 が 約 25 % 、 東 こ の 地 域 で は 高 齢 化 が 進 ん で お り 、 日 は ﹁ 健 誠 会 ﹂ と し て 医 療 法 人 化 し ま し た 。 ー ズ に 応 え る こ と が 目 的 で し た 。 89 年 に 域 に は 、 内 科 専 門 の 病 院 が な く 、 そ の ニ を 実 現 す る こ と で す 。 よ り よ い 医 療 を 提 供 し 、 さ ら に 経 営 改 善 業 務 の 効 率 化 、 医 療 安 全 の 高 度 化 を 図 り 、 ま し た 。 I T 化 の 目 的 は 、 情 報 の 共 有 化 、 06 年 に W e b 型 の 電 子 カ ル テ を 導 入 し 取 り 組 み に つ い て お 聞 か せ く だ さ い 。 ︱ 湯 田 内 科 病 院 の I T 化 の 病 院 と し て 開 院 し ま し た 。 以 前 は こ の 地 置 市 内 に あ る 東 市 来 町 ・ 湯 田 地 区 の 内 科 当 院 は 1 9 7 9 年 に 現 在 の 鹿 児 島 県 日 お 聞 か せ く だ さ い 。 と が 我 々 の 責 務 で す 。 し よ う と も 、 そ の ニ ー ズ に 応 え て い く こ え て い ま す 。 社 会 制 度 が ど の よ う に 変 化 慢 性 期 医 療 に 対 す る ニ ー ズ は 高 ま る と 考 齊 湯● 藤 田内 科 宏 病院 ︱ ﹁ 湯 田 内 科 病 院 ﹂ の 概 要 に つ い て さ ま ざ ま な 見 方 が あ り ま す が 、 今 後 も 氏 院 に 長 聞 く 今 回 の 改 定 を ど の よ う に 捉 え て い ま す か 。 型 の 病 院 に 対 し て 厳 し い 内 容 で す が 、 ︱ 06 年 4 月 の 診 療 報 酬 改 定 は 、 慢 性 期 新 医 療 2006年 8 月号 ( 96 ) ス ム ー ズ に 行 え る 体 制 が 整 っ て い ま す 。 IRYO6.8-P96-98 06.7.13 4:54 PM ページ 97 ●医療法人健誠会 湯田内科病院● 医療法人健誠会湯田内科病院は、 1979年4月、30床の病院として 開設。89年に医療法人化し、97 年には近くの特別養護老人ホーム 「秋光園」と嘱託医療施設契約を結 び、 98年には介護老人保健施設「ア ンダンテ伊集院」を設立。04年「グ ループホームすこやか」を開設し、 同年病院機能評価の認定を受ける など、急性期医療からターミナル ケアまで、高齢者医療に力を注ぐ。 電子カルテシステム「MegaOak-SyntheScope(NEC システムテクノロジー製) 」を導入、質の高い医療と経 営改善を目指す。齊藤稔副院長 介護老人保健施設「アンダンテ伊集院」 診療圏は日置市東市来町を中心に 人口1万3000人、外来患者は1 ︱ 湯 田 内 科 病 院 の 今 後 の 日約200名。 湯田内科病院受付 予 想 さ れ ま す 。 よ っ て 、 改 善 目 標 の 明 確 化 が 進 む こ と が ま せ ん で し た 。 I T に よ る 詳 細 な 分 析 に い の か と い う デ ー タ ま で 得 る こ と が で き 考 え る 必 要 が あ り ま す 。 う な 形 態 で 医 療 を 行 っ て い く の が よ い か 、 人 も い ま す 。 今 後 こ れ ら の 方 々 に ど の よ 入 院 患 者 の 中 に は 、 医 療 度 の 高 く な い そ の 実 現 に は I T の 活 用 が 不 可 欠 だ と 考 は 、 連 携 を 密 に し て い く 必 要 が あ り ま す 。 在 宅 医 療 を 質 の 高 い も の に す る た め に 医療法人健誠会 湯田内科病院 〒899-2201 鹿児島県日置市東市来町湯田2994 TEL:099-274-1252 FAX:099-274-1253 総 合 的 な 病 院 情 報 シ ス テ ム を 構 築 ス テ ム 化 を 検 討 し ま し た 。 健 誠 会 は 老 健 委 員 会 が 発 足 し 、 レ セ 電 算 化 を 含 め た シ ﹁ 04 年 1 月 に オ ー ダ リ ン グ シ ス テ ム 導 入 入 コ ス ト を 抑 え る こ と が で き ま し た ﹂ わ ざ 別 ベ ン ダ か ら 購 入 す る こ と な く 、 導 れ て い る の で 、 看 護 支 援 シ ス テ ム を わ ざ う に い う 。 パ ッ ケ ー ジ 内 に 病 棟 支 援 シ ス テ ム が 含 ま ﹁ 子 カ ル テ シ ス テ ム 導 入 の 経 緯 を つ ぎ の よ て 、 情 報 管 理 課 課 長 の 中 野 好 幸 氏 は 、 電 療 情 報 を 共 有 で き る 。 導 入 の 経 緯 に つ い 複 数 の 病 院 や 診 療 所 な ど の 医 療 機 関 で 診 機 能 、 オ ー ダ 機 能 、 病 棟 支 援 機 能 を 備 え 、 ス テ ム を 利 用 す る こ と が で き ま す 。 ま た 、 れ て い る の で 、 低 コ ス ト で 常 に 最 新 の シ の バ ー ジ ョ ン ア ッ プ は 保 守 契 約 中 に 含 ま た 、 端 末 の 増 設 も 簡 単 で す し 、 シ ス テ ム 短 期 間 で の シ ス テ ム 構 築 が 可 能 で す 。 ま な の で 、 イ ン ス ト ー ル な ど 設 定 が 容 易 で 、 ( 97 ) 新 医 療 2006年 8 月号 ー ﹂ は 、 診 察 記 録 病 院 情 報 シ ス テ ム ︵ H I S ︶ を 構 築 し た 。 C シ ス テ ム テ ク ノ ロ ジ ー ︶ ﹂ を 中 心 と し た ﹁ ﹃ 導 入 の メ リ ッ ト を つ ぎ の よ ﹄ う は に W い e b う 形 。 式 ー シ ス 湯 テ 田 ム 内 ﹁ 科 病 院 で は W e b 型 電 子 ︵ カ N ル E テ ー カ ル テ シ ス テ ム ﹁ 子 カ ル テ 運 用 を 開 始 し た 。 中 野 氏 は 、 電 ﹂ 子 ー 病W 院e 情b 報型 シ電 ス子 テカ ムル をテ 構で 築低 コ ス ト ・ 短 期 間 に よ る ● 電 子 カ ル テ シ ス テ ム ﹁ MegaOak-SyntheScope 湯 田 内 科 病 院 で は 、 電 子 カ ル テ シ ス テ 施 設 な ど 、 複 数 の 施 設 を 持 っ て お り 、 将 MegaOak SyntheScope ム を 中 心 に 、 医 療 事 務 シ ス テ ム 、 P A C 来 的 に は こ れ ら の 施 設 と の 連 携 を 考 慮 し MegaOak SyntheScope S 、 臨 床 検 査 シ ス テ ム 、 栄 養 管 理 シ ス テ た 上 で シ ス テ ム を 選 び ま し た ﹂ MegaOak SyntheScope 06 年 1 月 よ り オ ー ダ リ ン グ 機 能 か ら 順 MegaOak SyntheScope 次 稼 働 を 進 め 、 同 年 7 月 よ り 本 格 的 な 電 ﹂ 1 つ の 方 法 と し て 、 在 宅 医 療 を 増 や し え て い ま す 。 帰 し た 実 績 も あ り ま す 。 析 し て 、 ど こ を ど の よ う に 改 善 す れ ば よ 充 実 さ せ て い き ま す 。 で す ね 。 人 工 呼 吸 器 を つ け た 方 を 在 宅 に ト に 取 り 組 ん で き ま し た が 、 デ ー タ を 分 急 性 期 医 療 の み な ら ず 、 慢 性 期 医 療 も 得 て 、 在 宅 医 療 の 充 実 を 図 っ て い き た い 当 院 で は 、 以 前 か ら リ ス ク マ ネ ー ジ メ ン ン ト を 行 う ソ フ ト が 組 み 込 ま れ て い ま す 。 シ ス テ ム の 中 に は 、 リ ス ク マ ネ ー ジ メ ど の よ う な メ リ ッ ト が 生 ま れ ま し た か 。 ︱ I T 化 に よ っ て 、 具 体 的 に は 院 作 り に は 大 切 な こ と だ と 思 い ま す 。 フ を 確 保 す る こ と も 、 患 者 に 選 ば れ る 病 一 般 病 床 の 数 を 増 や し ま し た 。 た 救 急 医 療 に 力 を い れ る と い う こ と で 、 世 代 の 急 性 期 の 患 者 が 増 加 し た こ と 、 ま ま し た 。 設 備 を 充 実 さ せ た こ と で 、 若 い で し た が 、 7 月 よ り 一 般 50 、 療 養 60 と し こ れ ま で は 一 般 20 、 療 養 90 の 病 床 配 分 計 画 に つ い て お 聞 か せ く だ さ い 。 す 。 今 後 は 、 そ れ ら の ヘ ル パ ー の 協 力 を 老 健 施 設 の 方 で 、 多 く の 方 が 働 い て い ま ム ヘ ル パ ー の 養 成 も 行 っ て お り 、 当 院 や で き な い こ と も あ り ま す 。 当 院 で は ホ ー だ と 思 い ま す 。 た だ 、 家 族 だ け で は 対 応 で き る 方 は 可 能 な 限 り 在 宅 で 対 応 す べ き て お く こ と が 挙 げ ら れ ま す 。 在 宅 で 対 応 IRYO6.8-P96-98 06.7.13 4:54 PM ページ 98 IT HOSPITAL REPORT を各に① 閲所計病 覧 で 60 棟 で診台や き療の② る情端リ 報末ハ ・をビ 画置リ 像き室 デ、、 ー院外 タ内来 な お 、 音 声 認 識 シ 察 室 に 置 い て い る 。 モ ニ タ 4 台 を 外 来 診 P A C S 用 の 高 精 細 を 配 置 。 こ の ほ か 、 20 台 の 計 60 台 の 端 末 な ど に ノ ー ト 型 端 末 プ 型 端 末 40 台 と 、 病 棟 や リ ハ ビ リ 室 れ ば 、 電 子 カ ル テ は も っ と 広 ま る の で は 詳 し い ス タ ッ フ が シ ス テ ム に 精 通 し て い 関 係 ス タ ッ フ の よ う に 、 医 療 請 求 業 務 に も 、 情 報 管 理 的 な 部 門 が 必 要 で す 。 医 事 て も ら う に し て も 、 休 日 対 応 な ど の 面 で し 、 シ ス テ ム を ベ ン ダ に リ モ ー ト 管 理 し ス タ ッ フ が 中 心 と な っ て 行 う べ き で す 指 導 や 、 院 内 マ ス タ の 作 成 な ど は 、 院 内 電子カルテをはじめ、各部門 システムを支えるサーバ群 ス テ ム を 導 入 し 、 キ な い で し ょ う か ﹂ 。 院 内 に は 外 来 を 中 心 に デ ス ク ト ッ し い 人 材 が 不 可 欠 で す 。 ス タ ッ フ の 教 育 2 ペフ ーィ パル ーム レレ スス を・ 目 指 す 導 入 に は 、 医 療 と コ ン ピ ュ ー タ 関 係 に 詳 る こ と が で き ま す 。 た だ し 、 電 子 カ ル テ 最 も 問 題 と な る 導 入 ・ 運 用 コ ス ト を 抑 え す ﹂ と 語 る 。 ど 、 業 務 改 善 に 大 い に 貢 献 し て い ま 事 関 係 で も 請 求 漏 れ が な く な る な パ ッ ケ ー ジ 化 さ れ た シ ス テ ム の 導 入 は 、 用 を シ ス テ ム に 合 わ せ る こ と が 基 本 で す 。 と も か く 、 こ の 規 模 の 病 院 で あ れ ば 、 運 ミ ス な ど の ト ラ ブ ル を 防 ぎ ま す 。 医 ﹁ 大 規 模 病 院 は 1 は 字 が 見 や す く 、 シ ス テ ム 的 に 転 記 せ る こ と は で き ま せ ん 。 電 子 カ ル テ 公 開 す る に 当 た っ て は 、 そ の ま ま 見 る 恐 れ が あ る 上 に 、 患 者 さ ん に 情 報 字 が 読 み づ ら く 、 医 療 事 故 に つ な が あ る な ど 、 他 の ス タ ッ フ が 見 る と 文 き の 紙 カ ル テ は 、 表 記 に バ ラ つ き が べ 、 事 務 部 長 の 中 村 修 一 氏 は ﹁ 手 書 で 業 務 負 担 が 軽 く な り ま し た ﹂ と 述 ﹁ デ ー タ 転 記 は P C が し て く れ る の う に い う 。 野 氏 は つ ぎ の よ 入 に つ い て 、 中 情 報 シ ス テ ム 導 じ め と す る 病 院 電 子 カ ル テ を は 目 指 し て い る 。 パ ー レ ス 運 用 を ル ム レ ス ・ ペ ー 台 増 設 し 、 フ ィ 中野好幸課長 中村修一事務部長 棟 担 当 の 看 護 主 任 ・ 大 迫 史 代 氏 は 子 カ ル テ の 有 用 性 を 感 じ て い る 。 病 稼 働 に 合 わ せ 、 病 棟 に 高 精 細 モ ニ タ を 3 今 後 は 、 7 月 の 電 子 カ ル テ 機 能 の 本 格 ド ク タ ー 以 外 の ス タ ッ フ で も 、 電 用 を 行 っ て い る 。 テ ム が 貢 献 し て い ま す ﹂ 理 士 1 名 を お い て 、 シ ス テ ム の 管 理 ・ 運 ジ メ ン ト シ ス テ ム や 資 産 管 理 シ ス テ ム な ッ ト 事 例 を 集 計 ・ 分 析 す る リ ス ク マ ネ ー 当 院 で は 採 血 な ど 血 液 検 査 の ほ と ん ど を が 端 末 上 で 直 接 見 ら れ る の は 便 利 で す ね 。 較 読 影 が 容 易 で 、 診 療 の 質 の 向 上 に シ ス 内 端 末 で 閲 覧 で き ま す 。 モ ニ タ 上 で は 比 報 管 理 課 を 事 務 部 門 に 設 置 、 診 療 情 報 管 病 院 で は 、 H I S を 管 理 す る た め 、 情 索 支 援 シ ス テ ム 、 各 部 門 で の ヒ ヤ リ ・ ハ ﹁ 検 査 結 果 や レ ン ト ゲ ン な ど の 医 用 画 像 医 療 情 報 の 統 計 や 分 析 を 行 う 病 院 情 報 検 用 性 に つ い て 、 つ ぎ の よ う に い う 。 援 す る レ セ プ ト 院 内 審 査 支 援 シ ス テ ム 、 副 院 長 の 齊 藤 稔 氏 は 電 子 カ ル テ の 有 援 用 の シ ス テ ム 以 外 に も 、 医 事 会 計 を 支 ム 、 介 護 ト ー タ ル シ ス テ ム な ど の 診 療 支 を 構 築 し た ︵ 図 参 照 ︶ 。 ど 、 総 合 的 な 病 院 情 報 シ ス テ ム ︵ H I S ︶ 医 用 画 像 を す べ て P A C S で 統 合 し て 院 で な く 、 超 音 波 や 内 視 鏡 画 像 な ど 院 内 の 示 で き ま す 。 ま た 、 C T や C R 画 像 だ け 結 果 を 1 時 間 足 ら ず で す ぐ に 端 末 上 に 表 外 注 に 頼 る こ と な く 実 施 し て お り 、 検 査 ー タ を 情 報 共 有 し て い る 。 は 、 無 線 で 接 続 し て お り 、 介 護 関 連 の デ 隣 接 す る グ ル ー プ ホ ー ム ﹁ す こ や か ﹂ と が ス ム ー ズ に 行 え る よ う に な っ て い る 。 ー ボ ー ド 入 力 が 不 慣 れ で も 、 カ ル テ 記 載 新 医 療 2006年 8 月号 ( 98 )
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