東芝パソコンシステム株式会社 - Microsoft

Partner Standard
パートナー様向けテクニカル サポート基本パッケージ
「パートナー スタンダード 」サポート 導入活用事例
Partner Standard
東芝パソコンシステム株式会社
のサポートを受けることが、
こうした高品質を中心としたビジネスのサイクル
「パッケージ ソフトウェアを作る上での技術的なバックボーンとして、
マイク
を下支えする効果を生んだことは確かですね。今はパッケージを始め
ロソフトという大きなプラットフォームの支えがあることは大きいですね。
パソコン システムの分野で独自性を確立することが非常に難しい時代
Windows の開発元であるマイクロソフトによって検証されたという事実、
になっています。そうした状況下で『PC引越ナビ™』を出せたことで、当社
すなわち 『マイクロソフトによるいわば“お墨付き”』 があることで、当社
のソフトウェアに特色を打ち出せるようになってきた手応えを感じています」。
の製品の魅力がさらに拡がっていく可能性が大いにあると思います」。
ここから生まれたソフトウェア開発力を基盤に、今後はさらに多彩なソフト
もはやこの 「パートナー スタンダード」 サポートなしには、安全で迅速な
ウェア パッケージを開発して、東芝はもちろんグループ内外の企業に提供
開発は不可能と語る両氏からは、高品質の裏付けを得た自信と、早くも
していくまでに成長できれば嬉しいと、花渕氏も語ります。
新たなプロダクト開発に向けて思いを巡らせる熱気が伝わってきます。
「パートナー スタンダード」サポート 導入活用事例
東芝パソコンシステム株式会社
PC バンドルの移行ツール 「PC 引越ナビ ™」 開発に
「パートナー スタンダード」を導入して品質向上に大きな成果
東芝パソコンシステム様 ソリューション紹介
ご使用の
ª
PC 環境をお引っ越し!「PC引越ナビ 」 Ver 2.0
今お使いのデータを新しい
PC へカンタン移行。使い慣れた環境をスピーディに実現します
東芝パソコンシステム株式会社は、パソコン システムの開発提案から導入、運用、教育、保守、アフター フォローまでをトータルに
サポートする専門家集団です。同社では、2005 年 12 月からマイクロソフトのパートナー企業向けサポート プログラムの 1 つである
「パートナー スタンダード」を導入し、オリジナルのソフトウェア開発を進めてきました。
「パートナー スタンダード」 は、マイクロソフト製品を使用してビジネスを展開しているパートナー企業に、
システムの評価/計画段階から
●ナビ画面のガイドに合わせて、初心者でも操作がカンタン!
●市販のLANクロスケーブルで大量データを高速に移行
●フラッシュ メモリや CD-R など多彩なデータ移行メディアが選べる
設計、構築、運用すべてのフェーズにおいて、ニーズに合わせたサポートを提供するプログラムです。同社ではこの 「パートナー スタン
ダード」を、東芝パソコン向けの PC 移行ソフトウェアである「PC引越ナビ™」の開発に活用して、大きな成果を挙げています。
パソコンを新しく買い替えても、以前の使い慣れた環境は引き継ぎたいものです。「PC引越ナビ™
Ver 2.0」 は、今お使いの PC に保存してあるデジカメの写真データや、
メール/インターネットの設
定情報などを新しい PC へカンタンに引越できるデータ移行ソフトです。Outlook のデータ移行に
も対応。さらに、面倒なネットワーク設定なしに市販の LAN クロスケーブルやフラッシュ メモリ、CD-
R などを使って、貴重なデータをスピーディに移行できます。
http://www.dynabook.com/pc/dyna_sp/dyna0608/software/hikkoshi.htm
Partner Standard
「マイクロソフトのサポートを受けて品質の高い製品を提供する。
それが新たな発注につながるというサイクルが生まれました」
東芝パソコンシステム株式会社
ソリューション事業部
サポート ソリューション営業グループ
部長
パートナー様向けテクニカル サポート基本パッケージ
パートナー スタンダード
兵頭 信様
「パートナー スタンダード」は、企業システムの構築や運用などに携わるパートナー様のための技術サポート サービス プログラムです。
対象パートナー様
契約形態
サポート対象製品
サービス提供形態
価 格
マイクロソフト製品でシステム構築、開発、運用支援サービスをご担当の部署またはプロジェクト チーム
年間契約(年間を通じて契約、追加されたインシデントと時間サポートをご利用いただけます。)
日本国内で販売しているマイクロソフト製品(日本語版/英語版)
:
サーバー製品群、言語/開発ツール製品群、オペレーション システム製品群、アプリケーション製品群
®
※「Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition」などの Datacenter Server 製品、
および OEM メーカー様の専用ハードウェアで動作する
「Microsoft Windows Storage Server 2003」などの特殊な製品ついてはサポート対象外となります。各 OEM メーカー様へお問い合わせください。
東芝パソコンシステム株式会社
(TOSHIBA PERSONAL COMPUTER SYSTEM CORPORATION)
周辺機器装置の販売、設計、生産、保守サービスまでを一貫して手がける、パソコン
東京事業所 〒 103-0023 東京都中央区日本橋本町 3-5-11
システムの草分け的存在として知られています。現在は、東芝パソコン向けを中心に、
テクニカル サービス コーディネータによる 基本サービス / 時間制サポート / インシデント制サポート
共同ビル(本町通り)4 F
システムの提案から導入、運用、教育、保守、アフターフォローまでをジャスト イン タイム
最小パッケージ 900,000円(税別)∼
■設立 1970 年 4 月 15 日 資本金 4 億 9900 万円
でトータルにサポートする 「PC サーバ ソリューション事業」 、顧客ニーズに応じたパソ
■代表者 矢島 勝美(やじま かつみ)社員数 405 名
コン本体の開発やカスタマイズ、周辺機器の評価、 CTO(受注
最新情報は、http://www.microsoft.com/japan/partner/Support/PartnerStandard.mspx をご覧下さい。
●上記のサポート サービスに関するお問い合わせ、
お申し込みは
マイクロソフト サポート契約センター
フリーダイヤル:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253
営業時間:9:30 ∼ 12:00 、13:00 ∼ 19:00(土日祝日、弊社指定休業日を除く)
© 2006 Microsoft Corporation. All rights reserved.
* Microsoft、Internet Explorer、Outlook、Windows、Windows Server、Windows Vista は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
*その他、記載されている会社名、
製品名は、各社の登録商標または商標です。
*このカタログ内容は、2006 年 11 月現在のものです。
*製品内容については予告なく変更する場合があります。
■事業内容 コンピュータ
(ハードウェア、
ソフトウェア)および応用機器、
仕様生産)および BTO(受注生産)、
周辺機器装置の販売、設計、生産、保守サービス
さらに保守サービスまでをトータルで
■事業所 本社 千葉市
展開する「組込みシステム開発事業」、
東京事業所 中央区
〒 151-8583 東京都渋谷区代々木 2 丁目 2 番 1 号小田急サザンタワー
企業のネットワーク システムに関する
大阪支店 大阪市
提案から、設計/ハード ソフトにわたる
名古屋支店 名古屋市
各種ソリューションの提案、設置/施工、
札幌支店 札幌市
運用/教育、保守/アフター フォローま
新潟支店 新潟市
でをトータルにサポートする 「サービス
サポート事業」を事業の 3 本の柱と
http://www.toshiba-tops.co.jp
m
1970 年 4 月 15 日設立。コンピュータ
(ハードウェア、
ソフトウェア)および応用機器、
■所在地 本社 〒 261-8580 千葉市美浜区真砂 5-20-7
して展開しています。
セキュリティ
設置
保守
サポート
システム
設計
ソリューション
インテグレー
ション
(ハード・ソフト)
運用/教育
設置/施行
「パートナー スタンダード 」サポート 導入活用事例
Partner Standard
東芝パソコンシステム株式会社
確実な開発を行う上で 「パートナー スタンダード」 による技術的裏付けが不可欠。
「PC 引越ナビ™」製品開発の背景とコンセプト
「テクニカル サービス コーディネータ
(以下 TSC)」と時間制サポート
「アドバイザリー サービス」を活用していました。
同社がオリジナルの PC 移行ソフトウェア「PC引越ナビ™」の開発に着手
して、課題の整理や情報提供、各種サービスのコーディネート サービスを
「このソフトウェア開発の背景には、
すでに当時から始まっていたパソコン
提供します。アドバイザリー サービスは開発段階でのコード レビューなどの
の販売環境の変化がありました。個人ユーザーの 2 台目需要や、企業
サポートを提供します。同社が 「パートナー スタンダード」 の採用を決め
ユーザーのリプレース需要などが高まり、市場では買い替えユーザが中心
た背景には、
これらの特典サポートを活用しシステム案件の技術サポート
になってきました。そして買い替えユーザのニーズは、面倒な設定や複雑
として評価をしていたことがありました。
技術は作り出せるからです」と花渕氏は語ります。
◆メリット 3:調査時間の短縮
「質問を受けてから第一次回答までが非常に速いですね。電話で聞いて
『パートナー プログラム特典サポート』
そこへちょうど 「PC引越ナビ™」 の開発が始まりました。「この開発では
®
「PC引越ナビ™」ソフトウェア
開発の専用サポートとして
マイクロソフト 案件の不明確事項やトラブルに
対応する社内のヘルプ デスク サポートとして
『パートナー スタンダード』
A部署
B部署
開発
プロジェクト
チーム
C部署
®
などのデータを新しい PC へと移行させたいというものでした。」と、同社
Outlook Express と Internet Explorer の移行の開発案件を含む
もので、「パートナー スタンダード」のサポート内容は、
まさに当時の作業
氏は語ります。ここで販売戦略上の大きなポイントになるのが、『いかに簡
にうってつけでした」 と、同社ソリューション事業部 ソリューション技術
単に次のパソコンに移行できるか』だったと言います。パソコンの移行は、
グループ 担当課長 花渕隆志氏は語ります。
個人にとっても企業にとっても面倒な作業です。この手間を減らすことが、
「パートナー スタンダード」は TSC と時間制サポート
(アドバイザリー サー
スムーズな自社製品への買い換え需要につながるというマーケティング上
ビス)
とインシデント制サポート
(プロフェショナルサポート 24)
で構成され、
の判断が、2 台目パソコンへのバンドル ツール開発の要請になりました。
統合的なサポートを提供するものです。
「マイクロソフト パートナー プログラム特典サポート」 の活用
「パートナー スタンダード」 の活用
いでくれるので、無駄に疑問を抱えて時間を浪費することもなくなりました」。
「こちらから提示した『やりたいこと』に
質問から回答までを迅速化して開発効率を向上。
さらに双方向型のコミュニケーションも実現
ひと口にバンドル ツールといっても、
その開発は生やさしいものではありま
パ
ー
ト
ナ
ー
様
ご相談
お問い合わせ
せん。とりわけアフター マーケットでのソフトウェアと異なり、東芝パソコン
テクニカル サービス
コーディネータ (TSC)
基本サービス
でも大きな成果やメリットをもたらした項目が 3 つあると花渕氏は語ります。
を逸して開発を進めてしまってからの手
戻りでは、無駄な工数がかさんでしまいま
●課題の整理
●既知情報からの情報提供
●サービス コーディネート
時間制サポート
●コードレビューなどの
開発支援
インシデント制サポート
●製品トラブル対応
など
スタンダードでした。東芝製パソコンは Windows を採用しています。そこ
「パートナー スタンダード」 の決め手は 『マイクロソフトによる保証を受
でバンドル ツール開発に当たっても、
マイクロソフト自身によるサポートが
けた情報にもとづいて開発すべきだ』 ということです。もちろん情報だけ
あれば、OS のスペックに依存する様々な検証作業も難しくないと考えた
ならば、世の中には Windows 関連のドキュメントなども数多くあります。
のです」と兵頭氏は導入のきっかけを語ります。
しかし、何十万というユーザーにメーカーとして提供するツールを、
そうした
脆弱な情報基盤の上で作るわけにはいかないという考えがありました。
パートナープログラム特典サポートの利用を通じて、
「パートナースタンダード」の必要性を認識
同社ではかねてから、
マイクロソフト パートナープログラム特典サポートの
「特典サポートを通じてすでにその内容も必要性もよく解っていました
ので、改めて検討うんぬんということは不要でした。やはり、開発してい
る技術の裏付けをマイクロソフト自身から取れるというのは大きいですね。
確実な開発を行うバックボーンとしては、
もはや不可欠だと感じています」
(花渕氏)。
なっていた時期でした。そこで 『何か情報を出してもらえないか』と尋ねた
待できます」
(花渕氏)。
花渕 隆志様
ところ、
テクニカル ベータ プログラムへの登録や早期導入プログラムの
受付窓口などを紹介してもらうことができました」(花渕氏)。
「そこで着目したのが、
ちょうど開発が始まった当時に発売された、パートナー
サポート導入の経緯
した方がいい』 といった、
アドバイスが期
東芝パソコンシステム株式会社
ソリューション事業部
ソリューション技術グループ
担当課長
今後の展望
製品エキスパートによる対応が必要な場合
制作りが大いに問われてくるところです。
®
す。その点、TSC からは『こうアプローチ
「ちょうど当時は、当社でも Windows Vista™ への対応が重要なテーマに
情報提供
回答
のバンドル ソフトウェアともなれば、数十万台単位での出荷数が見込まれ
てきます。それだけに、
いかに質の高いソフトウェアを開発できるか、
その体
せん』とダメ出しをもらったことがあります。
ることは非常に大事です。そのタイミング
◆メリット 1:TSCからの有効な情報入手
マーケット インパクトの強いソフトウェア開発に、
技術面での確実な裏付けを目指す
対して、TSC から『その方法ではできま
「パートナー スタンダード」の具体的な導入効果はいくつかありますが、中
マイクロソフト
受付
質問を受けた人では回答しきれない難問はバックにいるエンジニアにつな
この、早い時点で“ No ”を言ってもらえ
「パートナー スタンダード」のサービス構成
サポート導入の背景
回答が来るまでその件については、待っていなければなりません。そうした
意味で、
この速さは作業の進捗ペースに大きく貢献してくれます。また、
パートナー様
サポート導入の効果
「そうしたユーザーの利便性を高めるバンドル ツールへのニーズが、当社
がったのだと考えています」(兵頭氏)。
わかることならば即答してもらえるし、
いったん預かりになっても他の従来
のサポートに比べると格段に速いです。私たち開発者は、質問してから
ソリューション事業部 サポート ソリューション営業グループ 部長の兵頭信
の技術力にマッチした結果が、『PC引越ナビ™』という製品の開発につな
こうした根気強い問題への取り組みができてこそ、本当に新しい知識や
マイクロソフト
TSC は認定ゴールド パートナー様に提供される総合的な技術相談窓口と
したのは、2005 年 4 月のことでした。
な操作をすることなく、従来使っていた PC の中にあるメールやお気に入り
レベルでの技術を積み上げていくフローを作れたことは大きな成果でした。
東芝パソコンシステム様におけるサポート活用
◆メリット 2:対話形式による問題解決
確立された高品質のソフト開発基盤をもとに、
さらに魅力あるパッケージ製品の提供を
「開発者とサポート側の間にインタラクティブな関係が持てることも大きな
メリットがありました。たとえば一度質問しただけで解決しない問題でも、何
自社のソフトウェア開発サイクルに「パートナー スタンダード」を組み込む
か 1 つヒントをもらうことができれば、
そこを手がかりに検証を行って、
その
ことで、品質の高いプロダクトを提供する体制が整ったと兵頭氏は語ります。
結果を再度マイクロソフトに投げて……という質疑のキャッチボールを
「この結果、親会社である東芝やお客様の信頼を得て、次の製品への
経て掘り下げていくことが可能です。こうした質疑の繰り返しの中で、深い
リクエストにつながるといった良循環が生まれてきています。マイクロソフト
「パートナー スタンダード」 の
パ
ー
ト
ナ
ー
様
課題解決のご相談
課題に対する有効な情報提供
検証後の不明確事項の確認
提供情報
による検証
解決の為の情報提供
インシデント制や時間制サポート
による問題解決(必要に応じて)
T
S
C
ここに注目!
﹁マ
パイ
ー
トク
ナロ
ソ
ーフ
スト
タ
ン
ダ
ー
ド
﹂
キャッチ ボール形式でのコミュニケーションで、難問にもじっくり取り組める
「パートナー スタンダード」 の特長の 1 つが、TSC との対話形式よるコミュニケーション型の問題解決です。難問やど
こから取り組んでよいか見当のつかない課題でも、「パートナー様からのご相談→有効な情報提供→パートナー様側で
の検証→再度、不明事項のご確認」といった、
キャッチ ボール形式で TSC とのコミュニケーションを積み重ねていくこと
により、
トライ & エラー型で解決していくことが可能です。従来の 1 問ごとに課金されるようなサポートでは実現できな
かった、息の長い取り組みが可能になり、
プロジェクトを通じてパートナー様と TSC とのパートナーシップが築けます。ま
た、
インシデント制や時間制サポートでの問題解決が必要な場合も、TSC が最適なサポートをコーディネートをします。