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炭素税導入にあたって
実際に3000円/tC,30000円/tCの炭素
税を導入すると光熱費等の単価はどの 程
度上昇するか ?
o 3000円/t
Cの場合
電力1kWhあたり・・・0.26円 現在約18円・・・
約1.4%増
都市ガス1? あたり・・・1.76円 現在約120円・・・約1.5%増
040229G 鰐口豪太
ガソリン1?あたり・・・1.9円増 現在約100円・・・約1.9%増
o 30000円/t
Cの場合
電力1kWhあたり・・・2.6円 現在約18円・・・約14%増
都市ガス1? あたり・・・17.6円 現在約120円・・・約15%増
ガソリン1?あたり・・・19円増 現在約100円・・・約19%増
産業部門の負担格差
図1
1事業所平均負担額
結論1
図2
o 3000円/t
Cと30000円/t
Cの二者択
一の場合3000円/t
Cを採用すべき
対売上げ比
鉄鋼業
1.8
16000
パルプ紙製造業
商業 12
0
o 理由:30000円/t
Cの場合・・・
・産業における部門間格差が大
0.75
3000
0.004
5000 10000 15000 20000
0
0.5
1
1.5
2
・税の逆進性の問題
%
万円
総理府統計局資料(2000年)より作成
例えば電気料金などの 光熱費の場合、
結論2
まとめ
電力従量料金単価(1kWh)
40
o 民生および商業部門などには炭素税
35
30
以外の環境税導入を
25
円 20
15
10
5
0
o 炭素税は他の環境税より導入が容易
という利点がある
新たな課税(
案)
∼
30
0
kW
h
kW
h
30
0
∼
12
0
∼
12
0
kW
h
現在の料金単価
o 理由:3000円/t
Cの税率では税負担
が少なすぎ、インセンティブ効果がな
い
o しかし、炭素ベースの課税方式には限
界があり各分野、部門の問題点を補
完する別の施策が必要
1