平成18年3月期 決算説明会資料 平成18年5月29日 証券コード 5456 会社概要 1. 2. 3. 4. 5. 6. 沿革 売上高の割合(18年3月期) 農業資材事業 鉄鋼建設資材事業 環境サービス事業 その他事業 1.沿革 事業展開 S.42 配 合 飼 料 事 業 開 始 農業資材事業 S.10 朝 日 化 学 肥 料 (当 社 肥 料 事 業 前 身 )創 立 鉄鋼建設資材事業 S.11 日 本 ニ ッ ケ ル (当 社 鉄 鋼 事 業 前 身 )創 立 S.58 園 芸 事 業 、 種苗事業開始 S.23 大 同 砂 利 (現 上 武 エ コ ・ク リ ー ン )創 立 環境サービス事業 その他事業 S.63 乾 牧 草 事 業 開 始 S.47 環 境 分 析 セ ン タ ー (現 環 境 科 学 コ ー ポ レ ー シ ョン )創 立 H .2 秩 父 環 境 リ サ イ ク ル セ ン タ ー (現 テ イ ・ア ン ド ・ア イ )創 立 S.23 若 泉 通 運 (現 上 武 産 業 )創 立 食品事業 H .17 上 場 S.35 朝 日 化 学 肥 料 、 日 本 ニ ッケルの S.20∼ 22 西武グループ入り 鉄鋼部門を吸収、 西武化学工業に 事業基盤整備 S .10 S .30 H .15 西 武 百 貨 店 S.60 西 武 化 学 工 業 、 H .18 グ ル ー プ か ら 独 立 指 定 他 2社 が 合 併 し、 朝日工業に H .4 食 品 事 業 を H .17 環 境 科 学 コ ー 会社分割 ポ レ ー シ ョン が グ ル ープ入 り S .50 H .5 H .15 2.売上高の割合(18年3月期) 肥料事業 その他事業 (砕石・砕砂事業) 園芸事業 3% 2% 19% 環境サービス事業 全社(連結)計 5% 種苗事業 46,147百万円 71% 鉄鋼事業 乾牧草事業 3.農業資材事業 3-1 肥料事業 • 需要が伸びている有機肥料を 中心に展開。 • 未利用資源(食品工場活性 汚泥、水産加工場排水、皮革屑 等)を活用した有機肥料原料を 自社生産。 • コープケミカル㈱と生産・販売・ 研究で提携。 水産加工場の排水処理場 3-2 肥料工場所在地 滋賀県甲賀市 関西工場(肥料) 関東工場・千 葉工場の主要 販売圏 関西工場の主 要販売圏 埼玉県児玉郡神川町 関東工場(肥料) 埼玉工場(鉄鋼) 千葉県旭市 千葉工場(肥料) 3-3 園芸事業 • 家庭園芸肥料など園芸資材を販売。 • 農業生産者向けの高品質有機肥料 Organic を家庭園芸向け容量に品揃え。 Handmade Lifeの 肥料(上)と ガーデニング・ツール(右・下) • 園芸資材ブランド シリーズからガーデニング・ツール類を発売。 3-4 種苗事業 自社生物工学研究所 育成および内外種苗 会社からの導入品種 の野菜種子の販売。 小玉スイカ 「キューティーサン」 トウモロコシ「ピクニックコーン」 4.鉄鋼建設資材事業 4-1 鉄鋼建設資材事業の特徴 • 鉄スクラップを原料に、 鉄鋼製品を製造する鉄 鋼電炉業。 • 1工場で異形棒鋼、構造 用鋼、ねじ節鉄筋を製造。 鉄スクラップ • コストダウン10億円/年 (平成14年度上期比)を 推進。 圧延ロール 4-2 異形棒鋼 • 異形棒鋼は細物から太物まで全サイズを生産 する関東唯一のフルサイズ一貫メーカー。 4-3 構造用鋼 • 普通鋼から特殊鋼(SC、 SCM)まで生産。 4-4 ねじ節鉄筋 異形棒鋼を使用した 建築現場 構造用鋼から加工 された製品 • 安全性の向上、施工の省力化、工期短 縮が図れることから、市場が拡大中。 • 高張力鋼SD590により拡販。 ねじ節鉄筋「ネジエーコン」 5.環境サービス事業 5-1 環境計量証明・コンサルタント事業 • 環境の保全・改善・浄化対策等のコンサ ルタント、環境アセスメント、環境調査・分析 事業を実施。 • 特定物質計量証明業資格を保有。 • 現地調査から分析、解析、評価、対策 湖沼の水質調査 まで一貫したコンサル技術を持つ調査系 コンサルタント会社。 5-2 再生骨材事業 • コンクリート・アスファルト廃材を路盤材にリサイクル。 • 木屑をチップ加工し、堆肥原料、果樹園・ 牧場の路盤材として使用された 木屑チップ 公園等のマルチング材に販売。 6.その他事業 6-1 砕石・砕砂事業 • 硬質砂岩を原料に、コンクリート用・アスファルト 用骨材、路盤材用の砕石・砕砂を製造。 • 生産出荷量は埼玉県トップ。 砕砂プラント 砕砂製造装置(竪型ミル) 平成18年3月期決算概要 1. 2. 3. 4. 5. 6. 18年3月期の総括 損益計算書(連結) セグメント別売上高・営業利益 営業利益の増減要因 貸借対照表(連結) 株主資本比率・借入金比率・売上高経常 利益率の推移(連結) 7. キャッシュ・フロー計算書 1.18年3月期の総括 1. 当期業績は設立後最高の収益。 2. 肥料事業は、OEM受託生産の増加等により、 売上高が拡大。 3. 鉄鋼事業は、価格優先販売により売上高・利益と も前期比増。高張力鋼・特殊鋼の数量拡大。 4. ㈱環境科学コーポレーションの株式取得。 5. ジャスダック証券取引所に上場。 6. 財務体質の改善。 2.損益計算書(連結) (百万円) 17年3月期 売上高 18年3月期 前期比(%) 45,800 売上原価 41,244 29,843 46,147 32,119 111.9 107.6 売上総利益 11,401 14,027 123.0 6,030 6,603 109.5 5,370 7,424 138.3 営業外収益 86 75 87.9 営業外費用 360 275 76.3 特別利益 5,095 10 7,225 3 141.8 36.4 特別損失 797 179 22.5 4,308 7,049 163.6 販売費一般管理費 営業利益 経常利益 税引前当期純利益 当期純利益 7,200 4,100 2,362 4,227 179.0 *平成18年3月期の売上高、経常利益、当期純利益の小文字は18年2月13日発表の予想数字 3.セグメント別売上高・営業利益 セグメント別売上高 (百万円) 50,000 46,147 1,657 760 41,244 8,000 5,370 31,852 1,708 6,000 32,377 19,844 10,357 -10,000 107 10,499 11,434 -57 -82 -59 16年3月期 17年3月期 18年3月期 2,000 5,640 1,000 0 -1,000 1,160 環境サービス 事業 鉄鋼建設資材事業 *環境サービス事業 は18年3月期から新 たに区分。 7,946 4,000 10,000 その他事業 農業資材事業 消去 5,000 3,000 0 166 3 7,000 28,988 20,000 7,424 1,817 40,000 30,000 セグメント別営業利益 (百万円) 9,000 153 1,347 338 281 231 -621 -716 -923 16年3月期 17年3月期 18年3月期 4.営業利益の増減要因 (百万円) 9,000 8,000 売上総利益 増加分 2, 626 7,000 運賃 販売手数料 28 -122 人件費 -230 その他 -248 営業利益 7,424 6,000 5,000 4,000 営業利益 5,370 3,000 +2,054 ∼ ∼ 17年3月期 18年3月期 平成18年3月期の 売上総利益の主な 増益要因 鉄鋼建設資材事業 ①製品数量要因 △ 45百万円 ②製品価格要因 3,465 百万円 ②コスト要因 △1,009百万円 計 2,410百万円 5.貸借対照表(連結) (百万円) 17年3月期 構成比(%) 18年3月期 構成比(%) 資産の部 流動資産 14,768 52.9 16,577 54.7 固定資産 13,132 47.1 13,694 45.2 繰延資産 6 0.0 16 0.1 資産合計 27,907 100.0 30,288 100.0 流動負債 16,358 58.6 12,952 42.8 固定負債 4,730 17.0 3,399 11.2 負債合計 21,089 75.6 16,351 54.0 資本金 1,000 3.6 2,190 7.2 その他資本 5,817 20.8 11,746 38.8 資本合計 6,817 24.4 13,936 46.0 負債・資本合計 27,907 100.0 30,288 100.0 負債の部 資本の部 当期は、 ①流動資産は 利益の増加により 現金及び預金が 増加し増。 ②負債は 借入金の返済促進 により減少。 ③資本金は 上場に伴う公募増資 により増加。 資本剰余金、利益 剰余金等も増加。 6.株主資本比率・借入金比率 ・売上高経常利益率の推移(連結) 株主資本比率 ( %) 借入金比率 (%) 60.0 50.0 売上高経常利益率 (%) 20 50.0 40.0 15 40.0 30.0 30.0 10 20.0 20.0 5 10.0 10.0 0.0 0 .0 1 6 年3 月期 1 7 年3 月期 1 8 年3 月期 0 16年3月期 17年3月期 18年3月期 16年3月期 17年3月期 :製造業平均(財務省 18年3月期 法人企業統計による) 7.キャッシュ・フロー計算書 (百万円) 9,000 営業活動による キャッシュ・フロー 5,209 8,000 7,000 6,000 現金及び 5,000 現金同等物の 期首残高 2,663 4,000 投資活動による キャッシュ・フロー 財務活動による △681 キャッシュ・フロー 現金及び 現金及び 現金同等物の △3,724 現金同等物の 期末残高 換算差額 3,483 15 3,000 2,000 +819 1,000 0 17年3月期 18年3月期 投資活動による キャッシュ・フロー: 各工場の生産設備 の維持更新投資 財務活動による キャッシュ・フロー: 公募増資等により 得られた資金を もって借入金返済を 実施したことにより 減少 平成19年3月期決算見通し 1. 19年3月期の取り組み 2. 損益計算書(連結)予想 3. セグメント別売上高・営業利益予想 1.19年3月期の取り組み • 肥料・鉄鋼事業は製品の高付加価値化や コストダウンなど競争力強化。 • 園芸・種苗事業、環境サービス事業の拡大。 • 新規環境関連事業の検討。 2.損益計算書(連結)予想 (百万円) 18年3月期 (予想) 前期比 (%) 19年3月期 19年3月期中間 前中間期比 (%) (予想) 売上高 46,147 46,800 101.4 22,000 98.1 営業利益 7,424 5,200 70.0 2,700 65.9 経常利益 7,225 5,000 69.2 2,600 65.3 当期(中間) 純利益 4,227 2,900 68.6 1,500 64.5 3.セグメント別売上高・営業利益予想 セグメント別売上高 (百万円) ( 百万円) 50,000 46,147 41,244 40,000 セグメント別営業利益 1,592 234 46,800 1,657 1,600 760 1,200 9 ,0 0 0 7,424 8 ,0 0 0 166 3 環境サービス 事業 鉄鋼建設資材事業 7 ,0 0 0 農業資材事業 5,370 6 ,0 0 0 30,000 その他事業 32,377 31,900 28,988 3 ,0 0 0 10,000 *17年3月期の事業 区分は、環境サービ ス事業を加えた変更 後の事業区分によっ た場合のもの。 7,946 5 ,6 4 0 5590 2 ,0 0 0 10,499 11,434 12,100 1 ,0 0 0 0 -10,000 -69 -82 17年3月期 18年3月期 19年3月期 0 -1,000 消去 100 5 ,0 0 0 4 ,0 0 0 20,000 5,200 2 0 0 104 3 310 338 231 -1000 -716 -923 1 7 年3 月期 1 8 年3 月期 1 9 年3月期 今後の取り組みと課題 1. 2. 3. 4. 5. 6. 当社を取り巻く環境 中国が当社事業に与える影響 今後の方向性 戦略事業の推進イメージ 経営理念 株主還元について 1.当社を取り巻く環境 鉄鋼事業 国内需要は伸び悩みだが、 急激な市況下落はない見込み。 種苗事業 産地間競争の激化に伴い、 特徴ある品種の要望。 朝日工業 肥料事業 安価、安全、環境に根ざした 肥料需要の台頭。 園芸事業 団塊の世代のリタイアにより 需要回復傾向。 2.中国が当社事業に与える影響 国内価格が 上昇 世界的な価格 高騰 肥料原料 鉄スクラップ 当面は 影響なし 資源保護のため 輸出減少 肥料原料(リン鉱石) △ 中国 無機肥料 低価格品の 流入 × 有機肥料 国産と品質的に差 × 異形棒鋼 鉄鋼製品 汎用品の流入で 値下がり 3.今後の方向性 肥料事業 OEM受託生産の拡大 有機肥料トップへ成長 有機肥料原料の自社生産の拡大 園芸・種苗事業 業務提携、M&Aの検討 事業規模の拡大・成長 高張力鋼・特殊鋼・ねじ節鉄筋の拡大 鉄鋼事業 電炉ダスト処理設備導入 環境サービス事業 その他資材事業 事業基盤整備 収益の安定 ねじ節鉄筋の周辺商材の開発 圧延工場の改善・更新 業務提携、M&Aの検討 新砿区採掘開始 コーポレート・ガバナンス体制整備 ゼロ・エミッション達成 事業規模の拡大・成長 量から質への販売戦略 企業体制整備と充実 環境経営の推進と確立 4 .戦略事業の推進イメージ 環境関連事業 +α 肥料事業 3割 業務提携やM&Aなども検討 環境関連事業 鉄鋼事業 6割 園芸事業・種苗事業 肥料事業 約2割 園芸・種 苗事業 2% 肥料・鉄鋼事業 鉄鋼事業 約75% 現在 肥料・鉄鋼事業を基盤に、園芸・種苗事業、 新規事業を戦略事業として拡大 園芸・種 苗事業 1割 5年後 5.経営理念 ずっと環境。変わらないから新しい。 鉄は何度も再生できます。肥料は知恵の結晶です。 緑は暮らしをやさしくします。 地球で生まれたものは、地球にかえす。 私たちの理念は、循環社会の実現。 エコロジーやリサイクルが注目される前から環境をみつめてきました。 私たちは朝日工業です。 −経営方針− 循環社会の実現のために、すべての事業を環境事業としてとらえます。 健全な経営を示すために、積極的な情報開示(ディスクロージャー)をすすめます。 新技術の開発をすすめ、お客さまのニーズに応える商品、サービスを提供します。 安全に配慮し、一人一人が働きがいのある職場をつくります。 地元に根ざした企業として、地域とのコミュニケーションをはかります。 6.株主還元について • 安定配当・・・年間配当:1株当たり3,400円 • 利益に応じた株主還元について考える。 プロフィール • 商号 • 住所 • 事業所 • • • • • • 創立 設立 資本金 従業員数 代表者 事業内容 朝日工業株式会社 東京都豊島区東池袋三丁目1番1号 埼玉事業所、埼玉工場、関東工場、千葉工場、 大阪事業所、関西工場、生物工学研究所、農業相談室 昭和10年8月16日 平成3年10月29日(*) 21億90百万円 372名 赤松清茂 農業資材事業、鉄鋼建設資材事業、環境サービス事業、 その他事業 *平成4年4月1日の朝日食品工業㈱との会社分割に先立ち、受皿会社として設立した日 本資料お取扱上のご注意 本資料は当社をご理解いただくために作成されたもので、 当社への投資勧誘を目的としておりません。 本資料を作成するに当たっては、正確性を期すために慎重 に行なっておりますが、完全性を保証するものではありません。 本資料中の情報によって生じた障害や損害については、当社 は一切責任を負いません。 本資料中の業績予想ならびに将来予測は、本資料作成時 点で入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、潜 在的なリスクや不確実性が含まれています。そのため、事業 環境の変化等の様々な要因により、実際の業績は言及また は記述されている将来見通しとは大きく異なる結果となること があることをご承知おきください。
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