「バイオコンテンツ投資事業有限責任組合」による 第一号投資実施の

平成19年6月8日
各
位
会 社 名
代表者名
問合せ先
プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
代表取締役社長 田島 秀二
(コード番号:7707 大証ヘラクレス)
取締役業務本部長 秋本 淳
(TEL 047-303-4800 http://www.pss.co.jp/)
「バイオコンテンツ投資事業有限責任組合」による
第一号投資実施のお知らせ
プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下PSS)の 100%出資子会社 PSSキ
ャピタル株式会社(以下PSSキャピタル)と、株式会社トランスサイエンス(本社:東京都
千代田区、代表取締役社長 井上 潔)が共同で運営・管理を行う「バイオコンテンツ投資事業
有限責任組合」(ファンド総額 20 億円、以下ファンド)による、第一号投資案件がまとまり、
出資が完了いたしました。
投資対象となったのは、株式会社ニッポンジーン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長
米田祐康、以下ニッポンジーン)が設立した試薬の開発・製造を手がけるジェネテイン株式会
社(以下ジェネテイン)で、ファンドに対する第三者割り当て増資として、ファンドから 5 月
31 日に 6 千万円(資本金及び資本準備金にそれぞれ 3 千万円)出資されました。ファンド側
がジェネテインの事業育成を全面的に支援する目的から、ジェネテインの代表取締役社長には
PSSキャピタル代表取締役社長 秋本 淳が就任いたしました。
ファンドでは、昨年 7 月の設立以来、本年 2 月の独立行政法人中小企業整備基盤機構による
出資 10 億円を得て、ファンド総額を 20 億円と拡大し、投資候補先となるシーズやベンチャー
企業の開拓を行って参りましたが、今回の投資は、記念すべき第一号投資となるものです。P
SSとニッポンジーンでは、これまでも試薬製造を委託する提携関係にありましたが、今回の
ジェネテイン設立とファンドによる出資により、その関係はより強固なものとなりました。新
会社のジェネテインは、PSSのシステム化技術とニッポンジーンの試薬開発技術をもちより、
それらの技術を融合することで、細菌検出やメチル化 DNA 解析などの分野において、独自の新
製品を開発し、市場投入していくことを予定しています。
本ファンドは、SNPs 解析、遺伝子発現解析、感染症診断などを、主な投資対象分野として、
産業上有用な「バイオコンテンツ」や、これらを解析する優れた技術を保有する創業段階・成
長段階の未公開企業に集中的に投資・育成(ハンズオン)を行うことを予定しております。投
資先企業の新たな製品・サービスを通じて、予防医療やテーラーメード医療などの早期実現を
目指し、バイオ産業全体の活性化を目的として設立されたものです。
以
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上
ジェネテイン株式会社概要
会
社
名:
ジェネテイン株式会社
所
在
地:
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町一丁目 5 番地
代
表
者:
代表取締役社長
設
立
日:
2007 年 4 月 25 日
資
本
金:
45 百万円(出資完了後)
株 主 構 成:
秋本
淳
(2007 年 6 月 1 日現在)
バイオコンテンツ投資事業有限責任組合
株式会社ニッポンジーン
66.7%
33.3%
バイオコンテンツ投資事業有限責任組合概要
ファンド名:
バイオコンテンツ投資事業有限責任組合
所
在
地:
〒100-0011
東京都千代田区内幸町一丁目1番1号
設
立
日:
2006 年 7 月 21 日
無限責任組合員:
株式会社トランスサイエンス
代表取締役社長 井上 潔、東京都千代田区
PSSキャピタル株式会社(PSS100%出資子会社)
代表取締役社長:秋本 淳、千葉県松戸市
出 資 期 間:
10 年間(ただし、2 年間の延長あり)
投 資 対 象:
各種生体物質や生体情報のうち、測定・計測・検体加工処理装置等のシステ
ムインフラに搭載できる産業上有用な、いわゆる「バイオコンテンツ」や、
これらを解析する優れた技術を保有する創業段階・成長段階の未公開企業
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