平成23年度院内現任教育計画 - 稲沢市

平成23年度院内現任教育計画
看護部教育理念:看護師個々のキャリア開発を促し、看護の質の向上を図る。
稲沢市民病院看護部
平成 23 年 3 月 29 日作成
平成 23 年度看護部目標:1、医療チームの一員として、質の高い看護を提供する。
2、専門職として自己を管理し、役割モデルと実践力を発揮する。
研修テーマ
募集
対象/
人数
日時
場所
新入職員
オリエンテー
ション
新規
採用者
4/1
~4/8
講義室
看護局
但し、
4/1
13:00
16:30
4/4
終日
4/5
8:30
15:30
稲沢市
役所で
研修
事業管理者か
らのメッセー
ジ
全職員
病院長からの
メッセージ
看護部の方針
に沿って活動
しよう
4/8
(金)
17:30~
19:00
講義室
4/15
全看護
職員
希望者
(金)
17:30
~
18:30
一般目標:GIO
GeneralInstructional
Objectives
・ 当院の組織機構を理
解し、業務の円滑化
を図る。
・ 看護部の理念・方針
を知り積極的に看護
に参加する。
・ 地方公務員としての
自覚を促し信頼され
る社会人・組織人を
めざす。
行動目標:SBOs
Specific Behavioral
Objectives
① 当院の看護部の一員と
して協働するための心
構えを示すことが出来
る。
② 看護部の理念・方針を知
り、積極的に看護に参加
する姿勢を持つことが
できる。
③ 社会人・組織人としての
マナーについて述べる
ことができる。
学習方略:LS
Learning Strategies
講義
・稲沢市民病院の看護
・看護師の接遇
(個人情報含む)
・看護の安全性
・感染管理
・防災について
・緩和ケア、摂食・嚥下
・褥瘡予防
・看護基準手順について
・オーダリング
・固定チームナーシング
・現任教育について
・麻薬について
・基本的看護技術
新規採
用者
5名
5/25
(水)
9:00
~
17:00
組織の一員としての役割
を果たすために、事業管
理者・病院長の方針を理
解する。
① 事業管理者・病院長の方
針を受けて、看護部職員
としての役割と責任に
ついて考えを述べるこ
とができる。
② 組織の一員として自分
にできることを述べる
ことができる。
事業管理者講演
23 年度目標を理解し、看
護職員全員が力を合わせ
活動する。
① 23 年度の看護部目標に
沿った個人目標を立案
する。
② 立案した目標を計画的
に実施することができ
る。
看護部長講演
*23 年度看護部として目
指すこと
「看護部の方針」
1 年目看護師として基本
的看護技術を正しく理解
し、実施できる。
講義室
新
人
研
修
フォロー
アップ研
修 3 ヶ月
新規採
用者
5名
6/15
(水)
13:00
~
17:00
講義室
市民病院の
看護師とし
ての抱負や
心構えがし
っかりと表
現できる。
新人看護師として夜勤や
緊急時などのリアリティ
ーショックを乗り越えて
自己の役割と責任を果た
す事ができる。
担当者
(*講義)
*院長
*看護部長
*薬剤部長
*副看護部長
*管理師長
*師長
*認定看護師
教育委員
担当者
紹介
・各部署紹介
院内オリエンテーション
自己啓発
*事業管理者
*院長
院長講演
研修委員会
主催
終了後、アン
ケート調査
*看護部長
師長面接
教育委員会
目標管理
シート作成
講義室
フォロー
アップ研
修 1ヶ月
評価:EV
Evaluation
評価者
・レポート
① 日常生活に関する基本 講義:各 1 時間
的看護技術をマニュア デモンストレーション
ルに沿って行うことが ・口腔・鼻腔吸引
できる
・酸素吸入.インスピロン
② 基本的看護技術を安全 ・マウスケア
に行うことができる。
・シリンジ・輸液ポンプ
□口腔・鼻腔吸引
□酸素吸入・インスピロン グループワークと発表
□マウスケア
1 ヶ月の振り返り
□シリンジ・輸液ポンプ
□モニターの装着と管理
師長面接
評価表提出
①
師長面接
評価表提出
*
現場での実
践
教育担当者
基本的看護技術(侵襲的
処置)が正しく実施でき
る。
② 急変時も焦らず冷静に
先輩の指導を受けなが
ら看護を実施できる。
□救急時のABC
□BLS
講義:各 1 時間
「緊急時の看護」
デモンストレーション
・救急カート活用
グループワークと発表
3ヶ月の振り返り
現場での実
践
*臨床工学技
士
*歯科衛生士
教育担当者
・
・
・
フォロー
アップ研
修 6ヶ月
新規採
用者
5名
10/19
(水)
8:30
~
16:00
根拠に基づいた看護実践
ができ、自らの行った看
護を振り返りができる。
講義室
看護診断
新規採
用者
5名
11/16
(水)
13:00
~
17:00
看護診断の基礎的知識を
理解し、活用する。
講義室
フォロー
アップ研
修 1 年目
新規採
用者
5名
H24 年
2/22
(水)
固定チームナーシングに
おけるチームメンバーの
役割について知識を深め
実践する。
13:00~
17:00
□マニュアルに沿った血
液製剤の取り扱いがで
きる。
□麻薬の取り扱いができ
る。
□人工呼吸器の原理がわ
かる。
□人口呼吸器がマニュア
ル通りに始業点検がで
きる。
□経口挿管の手順が理解
できる。
① 受け持ち患者の看護診
断を理解し、データーを
もとに必要な情報収集
ができる。
② 看護診断名を活用し、看
護上の問題点をあげる
ことができる。
講義:各1時間
・血液製剤の取り扱い
・麻薬の取り扱い
・人工呼吸器の取り扱い
師長面接
評価表提出
*臨床工学技
士
現場での実
践
教育担当者
・
・
・
師長面接
評価表提出
*
グループワークと発表
6 ヶ月の振り返り
講義:1時間
「看護診断の基礎的
知識」
① リーダーに連絡・報告・ 講義:1 時間
相談が適切にできる。
「チームメンバーの役
② 受け持ち患者の初期計
割」
画を立案できる。
グループワークと発表
③ カンファレンスで意見
が言える。
教育担当者
師長面接
評価表提出
*
教育担当者
他者評価者
プリセプター
講義室
看護研究
に取り組
もう
全看護
職員
自己の看
護を振り
返ろう
全看護
職員
楽しい職
場つくり
全看護
職員
現場
看
看護の質を高める為に、
現場で発生する看護問題
に研究的視点をもって取
り組むことができる。
① 研究に取り組む姿勢と
能力を身につける。
② 研究計画書に沿って看
護研究をまとめ、発表す
ることができる。
各部署で看護研究に必ず
取り組む。
患者にとって快適な入院
生活を考える
ナイチンゲールの小管理を
読み起こし、現場の看護活動
を振り返る。
各部署単位で、ナイチン
ゲール小管理の排泄・環
境・安全・感染・清潔か
ら、患者管理について考
え自己の看護を振り返
る。
①
仕事を楽しむ組織につ
いて考えることができ
る。
③ 自由に意見を出し合え
る雰囲気をつくること
ができる。
各部署単位で「フイッシ
ュ」に取り組む。
① 積極的に取り組み 1 年
の成果を発表する。
② 他部署の発表を聞くこ
とにより、共有できる。
・看護研究発表
・看護の追及発表
・QC発表
・フィッシュ活動発表
・その他活動報告発表
護
実
践
能
現場
力
を
高
め
現場
看護師が活き活きと働く
職場環境を整える。
る
研
修
1年の成
果を発表
しよう
院外研修
報告
感染管理
Ⅰ
全看護
職員
全看護
職員
レベル
Ⅰ
対象
現場
H24 年
1/21
(土)
講義室
当院の看護の質の向上を
図るために、1 年間の各
部署での取り組みを発表
し、共有する。
2/22
(水)
17:30
~
18:30
専 門 職 と し て 必 要 な 知 ① 院外研修報告を受けて
識・技術・態度を習得し、
情報を共有できる。
安全な看護ができる能力 ② 共有した情報を現場で
を養う。
活用できる。
5/18
(水)
17:30
~
18:30
実践できるスタンダード
プリコーションを身につ
ける。
講義室
講義:1 時間
① 自己の看護業務を振り 講義:1 時間
返り、感染対策上の問題
点を述べることができ
る。
② 自己の感染対策上の問
題点について、解決策を
見つけることができる。
23 年 度 の 反
省時に評価
する。
各部署で振
り返りをす
る。
1 年の成果を
発表時に報
告する。
23 年 度 の 反
省時に評価
する。
各部署で振
り返りをす
る。
1 年の成果を
発表時に報
告する。
23 年 度 の 反
省時に評価
する。
各部署で振
り返りをす
る。
1 年の成果を
発表時に報
告する。
各部署で振
り返りをす
る。
部署単位
教育委員会
部署単位
教育委員会
部署単位
教育委員会
教育・業務合同
委員会
*各部署
自己啓発
*
*
教育委員会
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*認定看護師
住田師長
教育委員会
医療安全
Ⅰ
レ
ベ
ル
レベル
1
対象
6/24
(金)
17:30
~
18:30
医療倫理に基づき、医療
の質と安全について理解
できる。
講義室
Ⅰ
認
定
者
研
修
皮膚・排泄
ケア Ⅰ
レベル
1
対象
7/15
褥瘡予防ケアの必要性
(金)
17:30
~
18:30
講義室
摂食・嚥下
Ⅰ
レベル
1
認定者
9/16
(金)
17:30
~
18:30
口腔ケアの必要性と口腔
ケアの実際
① マニュアルの活用の仕
方がわかる。
② ヒヤリハット報告の意
義について知る。
③ 生活援助行為の中のリ
スクを知り、安全対策を
立案できる。
講義:1 時間
「医療安全の基本的な考
え方」
① 褥瘡予防ケアの必要性
が理解でき、説明でき
る。
② 褥瘡発生危険因子が理
解でき、説明できる。
③ 褥瘡発生危険因子を除
去するためのケアが理
解でき、説明できる。
④ 褥瘡予防ケア用品が理
解でき、実践できる。
講義:1 時間
経口摂取の有無に関わらず
口腔ケアの必要性が理解で
き、実践できる。
講義・演習
1 時間
・
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*石田副部長
兼
医療安全管理
教育委員会
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出。
*認定看護師
黒木さつき
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*認定看護師
加藤恵子
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*石田副部長
兼
医療安全管理
教育委員会
教育委員会
講義室
日々の
リーダー
の役割
Ⅰ
レベル
Ⅰ
認定者
12/14
(水)
17:30
~
18:30
日々のリーダーの役割を
理解し、実践できる。
講義室
医療安全
Ⅱ
レベル
Ⅱ
認定者
5/27
(金)
17:30
~
18:30
可能な限りリスクのレベ
ルを下げる為に、Medi
calSAFERの手法
を習得する。
① チーム内での役割を理
解し、他のメンバーとの
コミュニケーションを
円滑に図ることができ
る。
② 日々の業務が時間内で
できるように調整する
ことができる。
① ヒューマンエラーにつ
いて正しく理解ができ
る。
② MedicalSAFE
Rの手順を学ぶ。
講義:1 時間
・
① 臨地実習指導について
の役割を理解し、自分の
指導に対する考えや姿
勢を振り返り、今後の指
導に役立てる。
② 指導者に求められる基
本的態度とは何かにつ
いて考える機会とし、プ
リセプティが安心して
安全な看護を提供でき
るように支援する。
① 褥瘡発生時の対応が理
解でき、実践できる。
② 褥瘡の状態を理解でき、
DESIGNを採点で
きる。
③ 褥瘡治療に使用する薬
剤やドレッシング材の
特徴を理解し、説明でき
る。
① 細菌検査データーの見
方がわかる。
② 感染症発症時の患者の
対応が理解できる。
講義・グループワーク
:1時間
講義:1時間
「MedicalSAF
ERを用いてヒヤリハ
ット事例を分析する」
教育委員会
教育委員会
講義室
レ
ベ
ル
臨床指導
研修 Ⅱ
Ⅱ
レベル
Ⅱ
認定者
認
定
者
研
修
皮膚・排泄
ケア Ⅱ
レベル
Ⅱ
認定者
7/20
(水)
17:30
~
18:30
講義室
現場で効果的な指導をす
るために、自ら積極的に
人材・後輩育成にかかわ
り、役割モデルになる。
9/30
(金)
17:30
~
18:30
褥瘡の局所管理を理解
し、実践できる。
講義室
感染管理
Ⅱ
レベル
Ⅱ
認定者
10/26
(水)
17:30
~
18:30
講義室
スタンダードプリコーシ
ョン、感染経路別予防策
が現場で実践できる。
講義:1時間
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*認定看護師
黒木さつき
教育委員会
教育委員会
講義:1時間
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*認定看護師
住田師長
教育委員会
がん性疼
痛 Ⅱ
レベル
Ⅱ
認定者
摂食・嚥下
Ⅱ
レベル
Ⅱ
認定者
11/18
(金)
17:30
~
18:30
講義室
12/16
(金)
17:30
~
18:30
講義室
がん性疼痛緩和のための
医療用麻薬の使い方
医療用麻薬の特徴・作用・観
察ポイントを習得し、がん性
疼痛緩和における看護役割
を果たすことができる。
講義:1 時間
摂食・嚥下障害患者の病
態が理解でき摂食機能療
法患者が抽出することが
できる。
摂食機能療法を算定するた
めに摂食・嚥下障害患者を理
解することができる。
講義:1 時間
(事例を通して)
① メンバー間、他部門との
コミュニケーションを
円滑に行い、チームの調
整を図ることができる。
② メンバーに教育的かか
わりができる。
① 所属部署の日常業務を
振り返り、感染対策上の
問題点を述べることが
できる。
② 部署における感染対策
上の問題点について、解
決策を見つけることが
できる。
③ 解決策の実践に向けて
の調整や現場のスタッ
フの指導ができる。
① 教育ディベートを理解
する
① 情報を選択し論理的に
ものを考え、相手に説得
することができる。
① リスク感性を高め情報
遮断を防ぐことができ
る。
② 看護師として知ってお
くべき法的責任を述べ
ることができる。
③ 内部告発にひそむリス
クを知る。
アギユララ・フィンクの理論
を学んだ上で、臨床で自分が
直面した事例を振り返り、が
ん患者理解を促進する。
講義:1 時間
・教育ディベートを理解する
・情報を選択し論理的にもの
を考え、相手に説得するこ
とができる。
・まとめたものを発表できる
講義・発表
チームリ
ーダーの
役割 Ⅱ
レベル
Ⅱ
認定者
1/25
(水)
17:30
~
18:30
リーダーシップの要素を
理解し、チームリーダー
としての役割が実践でき
る。
感染管理
Ⅲ
レベル
Ⅲ
認定者
6/17
(水)
17:30
~
18:30
所属部署における感染対
策の問題点を明確にし、
改善ができる。
7/22
(金)
17:30
~
18:30
11/25
(金)
17:30
~
18:30
理性的ないし理論的思考
で人間関係能力を養う。
レ
ベ
ル
Ⅲ
認
定
者
研
修
ディベー
レベル
ト研修
Ⅲ
Ⅲ(前期) 認定者
医療安全
Ⅲ
がん性疼
痛 Ⅲ
レベル
Ⅲ
認定者
レベル
Ⅲ
認定者
ディベー
レベル
ト研修
Ⅲ
Ⅲ(後期) 認定者
1/27
(金)
17:30
~
18:30
2/17
(金)
17:30
~
18:30
情報遮断を防ぎ、リスク
に正面から向き合うこと
ができる。
がん患者が陥りやすい危
機的状況
~症例を通じて考える~
理性的ないし理論的思考
で人間関係能力を養う。
講義・グループワーク
事前レポート
実務研修(6ケ月)
講義:1 時間
講義:1 時間
「裁判事例から学ぶこ
と」
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*認定看護師
堀部恭子
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*認定看護師
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*認定看護師
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*石田副部長
教育委員会
加藤恵子
教育委員会
教育委員会
住田師長
教育委員会
教育委員会
兼
医療安全管理
教育委員会
講義:1 時間
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*認定看護師
終了後、認定
表と共に、規
定書式でレ
ポート提出
*
*認定はクリニカルラダー認定評価に必要となる。
(各レベルの認定基準参照)
*所定書式レポートによる報告は、参加終了後2週間以内に提出されたものを認定とする。
*平成 22 年度より看護部長講演(4 月)
、一年の成果を発表しよう(1 月)の認定はなしとする。
*平成 23 年度より全看護職員対象の研修は単位なしとする。
*トピックス・臨時認定看護師主催研修・各部署主催研修・業者主催研修なども単位なしとする。
*看護協会教育研修参加終了後も、所定の書式による報告と認定用紙を、各セクションの師長が
確認後副部長に提出する。(出張扱い)
*講師を行った場合は1単位認定とする。
(備考)
院外研修報告は、愛知県看護協会における平成23年度教育研修受講者(4月~12月)の中
から人選する。(したがって研修名・研修報告者は未定の為、後日報告する。
)
堀部恭子
教育委員会
教育委員会